JP2012075276A - ランデル型回転機 - Google Patents

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Abstract

【課題】回転子に作用する軸方向の力を低減させることができるとともに、界磁鉄心を通過する磁束の低減を抑制することができるランデル型回転機を得る。
【解決手段】固定子鉄心9に対向する爪状鉄心11および爪状鉄心11と回転軸3とを連結する端板12を有した回転子5と、爪状鉄心11より内側に設けられた界磁鉄心15および界磁鉄心15に設けられた界磁コイル16を有した界磁子6とを備え、界磁鉄心15は、界磁コイル16より内側に位置する第1の界磁鉄心部17と、第1の界磁鉄心部17より端板12から離れた第2の界磁鉄心部18とを有し、第1の界磁鉄心部17の第2の界磁鉄心部18側の部分における断面の面積は、磁気飽和が発生する面積以上であり、第1の界磁鉄心部17の端板12に対向する端面の面積は、第1の界磁鉄心部17の第2の界磁鉄心部18側の部分における断面の面積より小さい。
【選択図】図1

Description

この発明は、界磁起磁力で回転子の爪状鉄心を励磁するランデル型回転機に関する。
ランデル型回転機は、界磁起磁力で回転子の爪状鉄心を励磁する回転機であり、界磁起磁力を調整することにより、回転軸の回転速度等に応じて爪状鉄心を通過する磁束の調整を容易に行うことができる。
従来、ランデル型回転機として、フレームと、このフレームに回転自在に設けられた回転軸と、フレームに設けられた円筒形状の固定子鉄心およびこの固定子鉄心に設けられた固定子コイルを有した固定子と、固定子鉄心に対向する爪状鉄心および爪状鉄心と回転軸とを連結する連結鉄心を有した回転子と、回転軸の径方向について爪状鉄心よりも内側に設けられフレームに対して固定された界磁鉄心および界磁鉄心に設けられた界磁コイルを有した界磁子とを備えたブラシレスタイプの自動車用ランデル型発電機が知られている。界磁鉄心は、回転軸の径方向について界磁コイルよりも内側に位置する円筒形状の第1の界磁鉄心部と、第1の界磁鉄心部よりも回転軸の軸線に沿って連結鉄心から離れて位置し爪状鉄心に対向する円筒形状の第2の界磁鉄心部とを有している。回転軸の径方向についての第1の界磁鉄心部の肉厚は、回転軸の径方向についての第2の界磁鉄心部の肉厚よりも小さくなっている。この自動車用ランデル型発電機には、ベルトを介してエンジンの動力が伝達されるようになっている。
従来の自動車用ランデル型発電機では、回転子と界磁鉄心との間には、軸方向および径方向に延びた磁束が発生し、この磁束に起因する磁気吸引力が発生する。径方向に作用する磁気吸引力は、互いに反対方向に作用する磁気吸引力同士によりキャンセルされるため、回転子には、径方向への力が作用しない。一方、軸方向に作用する磁気吸引力により、回転子には、軸方向への力が作用する。しかしながら、従来のランデル型回転機では、回転軸の径方向についての第1の界磁鉄心部の肉厚は、回転軸の径方向についての第2の界磁鉄心部の肉厚よりも小さくなっているので、界磁鉄心から回転子へ流れる軸方向の磁束が低減されて、回転子に作用する軸方向の力が低減される。これにより、回転子の軸方向への振動が抑制され、回転軸を支持するベアリングや回転軸に連結される機器の長寿命化が図られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平5−199707号公報
しかしながら、回転軸の径方向についての第1の界磁鉄心部の肉厚は、回転軸の径方向についての第2の界磁鉄心部の肉厚よりも小さくなっているので、第1の界磁鉄心部には、磁気飽和が発生しやすくなる。これにより、界磁鉄心を通る磁束が低減してしまう。その結果、従来のランデル型回転機を発電機として用いた場合には、発電効率が低下してしまい、従来のランデル型回転機を電動機として用いた場合には、出力トルクが低下してしまうという問題点があった。
この発明は、回転子に作用する軸方向の力を低減させることができるとともに、界磁鉄心を通過する磁束の低減を抑制することができるランデル型回転機を提供するものである。
この発明に係るランデル型回転機は、フレームと、前記フレームに回転自在に設けられた回転軸と、前記フレームに対して固定された固定子鉄心および前記固定子鉄心に設けられた固定子コイルを有した固定子と、前記固定子鉄心に対向する爪状鉄心および前記爪状鉄心と前記回転軸とを連結する連結鉄心を有した回転子と、前記回転軸の径方向について前記爪状鉄心よりも内側に設けられ前記フレームに対して固定された界磁鉄心および前記界磁鉄心に設けられた界磁コイルを有した界磁子とを備え、前記界磁鉄心は、前記回転軸の径方向について前記界磁コイルよりも内側に位置する第1の界磁鉄心部と、前記第1の界磁鉄心部よりも前記回転軸の軸線に沿って前記連結鉄心から離れて位置し前記爪状鉄心に対向する第2の界磁鉄心部とを有し、前記第1の界磁鉄心部の前記第2の界磁鉄心部側の部分における前記回転軸の軸線に垂直な断面の面積は、磁気飽和が発生する面積以上であり、前記第1の界磁鉄心部の前記連結鉄心に対向する端面の面積は、前記第1の界磁鉄心部の前記第2の界磁鉄心部側の部分における前記回転軸の軸線に垂直な断面の面積よりも小さい。
この発明に係るランデル型回転機によれば、第1の界磁鉄心部の第2の界磁鉄心部側の部分における回転軸の軸線に垂直な断面の面積は、磁気飽和が発生する面積以上であるので、第1の界磁鉄心部の第2の界磁鉄心部側の部分における磁気飽和の発生を抑制することができ、その結果、界磁鉄心を通過する磁束が低減することを抑制することができる。また、第1の界磁鉄心部の連結鉄心に対向する端面の面積は、第1の界磁鉄心部の第2の界磁鉄心部側の部分における回転軸の軸線に垂直な断面の面積よりも小さいので、界磁鉄心から回転子へ流れる軸方向の磁束を低減させることができ、その結果、回転子に作用する軸方向の力を低減させることができる。
この発明の実施の形態1に係るランデル型回転機を示す断面図である。 図1の界磁子および円板部を示す斜視図である。 図2の界磁子の分解斜視図である。 図1の回転子と界磁子とを示す拡大図である。 この発明の実施の形態2に係るランデル型回転機を示す断面図である。 図5の界磁鉄心および界磁コイルを示す分解斜視図である。 この発明の実施の形態3に係るランデル型回転機の界磁コイルおよび界磁鉄心を示す斜視図である。 この発明の実施の形態4に係るランデル型回転機の界磁コイルおよび界磁鉄心を示す分解斜視図である。 この発明の実施の形態5に係るランデル型回転機の界磁コイルおよび界磁鉄心を示す分解斜視図である。
以下、この発明の各実施の形態を図に基づいて説明するが、各図において、同一または相当の部材、部位については、同一符号を付して説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係るランデル型回転機を示す断面図である。図において、ランデル型回転機は、フレーム1と、フレーム1に設けられた一対の軸受2と、軸受2を介してフレーム1に回転自在に取り付けられた磁性体製の回転軸3と、フレーム1に固定された固定子4と、回転軸3に取り付けられた回転子5と、フレーム1に取り付けられた界磁子6とを備えている。
フレーム1は、軸方向両端部に開口部が形成された円筒形状の円筒部7と、円筒部7の各開口部を塞ぐように円筒部7に接続された一対の円板部8とを有している。各円板部8には、円板部8に垂直な方向に延びた貫通孔が形成されている。円板部8の貫通孔は、円板部8に垂直な方向から円板部8を視たときに、円板部8の中心に配置されている。各円板部8は、円板部8に垂直な方向からフレーム1を視たときに、円板部8の貫通孔の中心と円筒部7の中心とが重なるように円筒部7に対して配置されている。軸受2は、各円板部8の貫通孔に取り付けられている。
固定子4は、円筒部7の内壁面に固定された円筒形状の固定子鉄心9と、固定子鉄心9に設けられた固定子コイル10とを有している。
回転子5は、回転軸3の径方向について固定子鉄心9よりも内側に配置されている。回転子5は、固定子鉄心9に対向する複数の爪状鉄心11と、爪状鉄心11と回転軸3とを連結する円板形状の端板(連結鉄心)12と、爪状鉄心11よりも回転軸3側に設けられた円板形状の内側鉄心13とを有している。爪状鉄心11、端板12および内側鉄心13は、磁性体から構成されている。
端板12には、端板12に垂直な方向に延びた貫通孔が形成されている。端板12の貫通孔は、端板12に垂直な方向から端板12を視たときの端板12の中心に配置されている。端板12は、端板12の貫通孔に回転軸3が挿入されるように、回転軸3に焼き嵌め等で固着されている。
爪状鉄心11は、端板12の一方の面にボルト等を用いて固定されている。爪状鉄心11は、端板12に垂直な方向から端板12を視たときの端板12の周縁部に配置されている。爪状鉄心11は、端板12から回転軸3の軸線に沿って延びている。爪状鉄心11は、回転軸3の周方向に並べて配置されている。隣り合う爪状鉄心11は、励磁されたときに互いに異なる種類の磁極となるように形成されている。
内側鉄心13は、爪状鉄心11が固定されている端板12の面と同一の面に設けられている。内側鉄心13は、端板12の内径側部分に接続されている。内側鉄心13には、内側鉄心13に垂直な方向に延びた貫通孔が形成されている。内側鉄心13の貫通孔は、内側鉄心13に垂直な方向から内側鉄心13を視たときの内側鉄心13の中心に配置されている。内側鉄心13は、内側鉄心13の貫通孔に回転軸3が挿入されるように、回転軸3に焼き嵌め等で固着されている。
図2は図1の界磁子6および円板部8を示す斜視図、図3は図2の界磁子6を示す分解斜視図である。図において、界磁子6は、一方の円板部8に固定された円柱形状の支持部材14と、支持部材14に支持され回転軸3(図1)の軸線に沿って端板12に向かって延びた磁性体製の界磁鉄心15と、界磁鉄心15にボビン(図示せず)を介して設けられた円筒形状の界磁コイル16とを有している。
支持部材14は、円板部8から端板12(図1)に向かって延びて配置されている。界磁鉄心15は、回転軸3の径方向について界磁コイル16よりも内側に位置する円筒形状の第1の界磁鉄心部17と、第1の界磁鉄心部17よりも回転軸3の軸線に沿って端板12から離れて位置する円筒形状の第2の界磁鉄心部18とを有している。界磁コイル16は、第1の界磁鉄心部17に取り付けられている。
第1の界磁鉄心部17は、反第2の界磁鉄心部18側の端部が端板12に対向するように配置されている。第2の界磁鉄心部18は、外周面が爪状鉄心11に対向するように配置されている。回転軸3から第1の界磁鉄心部17の内周面までの距離と、回転軸3から第2の界磁鉄心部18の内周面までの距離とは、互いに等しくなっている。回転軸3から第2の界磁鉄心部18の外周面までの距離は、回転軸3から第1の界磁鉄心部17の外周面までの距離よりも大きくなっている。つまり、界磁鉄心15は、段付円筒形状に形成されている。
端板12から第1の界磁鉄心部17までの距離と、端板12から界磁コイル16までの距離とは、互いに等しくなっている。
図1に示すように、爪状鉄心11と第2の界磁鉄心部18との間には、第1の空隙19が設けられている。第1の界磁鉄心部17と端板12との間には、第2の空隙20が設けられている。界磁鉄心15と内側鉄心13との間には、第3の空隙21が設けられている。回転軸3は、ランデル型回転機をハイブリッドカーや電気自動車の動力発生装置として用いる場合、エンジンや車軸と連結される。回転軸3の振動によるランデル型回転機の損傷防止およびランデル型回転機の製造容易化を図るため、回転子5と界磁子6との間のギャップである、第1の空隙19、第2の空隙20および第3の空隙21は、十分大きくなっている。
図4は図1の回転子5と界磁子6とを示す拡大図である。回転軸3の軸線と爪状鉄心11との間の距離Rと、回転軸3の軸線と界磁鉄心15との間の距離Rと、界磁鉄心15を構成する材料の飽和磁束密度Bとを用いると、第1の界磁鉄心部17の第2の界磁鉄心部18側の部分における回転軸3の軸線に垂直な断面における飽和磁束は下記の式(1)から算出される。
π(R −R )×B (1)
回転軸3の軸線方向についての界磁コイル16の寸法Lと、回転軸3の軸線方向についての界磁鉄心15の寸法Lと、回転軸3の軸線から界磁鉄心15の外周面までの距離Rと、界磁鉄心15の磁束密度Bを用いると、爪状鉄心11から界磁鉄心15へ入る磁束は下記の式(2)から算出される。
2πR(L−L)×B (2)
界磁子6が上記の式(1)および上記の式(2)から算出される下記の式(3)を満たすように構成される場合には、第1の界磁鉄心部17における磁気飽和の発生が防止される。
π(R −R )×B≧2πR(L−L)×B (3)
界磁鉄心15は、第1の界磁鉄心部17の第2の界磁鉄心部18側の部分における回転軸3の軸線に垂直な断面の面積が上記の式(3)を満たし、かつ、回転軸3の径方向についての第1の界磁鉄心部17の肉厚(R−R)が最も小さくなるように形成されている。なお、第1の界磁鉄心部17の第2の界磁鉄心部18側の部分における回転軸3の軸線に垂直な断面の面積は、上記の式(3)を満たさない場合であっても、磁気飽和が発生する面積以上であればよい。
次に、動作について説明する。界磁コイル16に直流電流が流れると、界磁鉄心15、内側鉄心13、端板12および爪状鉄心11を通る磁束が発生する。発生した磁束は、界磁鉄心15、第3の空隙21、内側鉄心13および端板12を経て爪状鉄心11へ向かう経路と、界磁鉄心15、第2の空隙20および端板12を経て爪状鉄心11へ向かう経路との2種類の経路を経て爪状鉄心11に入る。爪状鉄心11に入った磁束は、固定子鉄心9を経由して再び爪状鉄心11に戻り、第1の空隙19を経て界磁鉄心15に入る。
ランデル型回転機を電動機として用いる場合には、固定子コイル10には、交流電流が流され、これにより、固定子鉄心9には、磁束が発生する。回転子5には、固定子4の磁束と回転子5の磁束との相互作用により、回転子5に回転トルクが発生する。これにより、回転軸3を中心とした回転力が発生する。
界磁鉄心15は、上記の式(3)を満たすように形成されているので、第1の界磁鉄心部17における磁気飽和の発生が防止される。第1の界磁鉄心部17を通る磁束の一部は、第3の空隙21を通って内側鉄心13に入る。これにより、界磁鉄心15から第3の空隙21を経て内側鉄心13に入る磁束が増大する。その結果、界磁鉄心15から内側鉄心13へ入る磁束が増大し、爪状鉄心11を通る磁束が増大して、回転子5に発生する回転トルクが増大する。また、爪状鉄心11を通る磁束が増大するので、第1の空隙19、第2の空隙20および第3の空隙21を大きくしても、回転子5に発生する回転トルクが低減することが抑制される。
界磁コイル16に電流が流れることにより発生する磁束は、第1の空隙19、第2の空隙20および第3の空隙21を介して回転子5に入るので、爪状鉄心11と界磁鉄心15との間と、端板12と界磁鉄心15との間と、界磁鉄心15と内側鉄心13との間とには、磁気吸引力が発生する。
単位面積当たりの磁気吸引力Pと、磁気吸引力が発生する面の表面積Sと、磁気吸引力が発生する物体の磁束密度Bと、空隙の透磁率μと、磁気吸引力が発生する物体の透磁率μとを用いると、空隙を介して物体同士に発生する磁気吸引力Fの強さは、下記の式(4)から算出される。
F=PS=B/2×(1/μ−1/μ) (4)
第1の空隙19を介して界磁鉄心15と爪状鉄心11との間に発生する磁気吸引力は、回転軸3の軸線を中心として、互いに反対方向に作用する磁気吸引力が存在するので、互いに相殺される。第3の空隙21を介して界磁鉄心15と内側鉄心13との間に発生する磁気吸引力も、回転軸3の軸線を中心として、互いに反対方向に作用する磁気吸引力が存在するので、互いに相殺される。
第2の空隙20を介して界磁鉄心15と端板12との間に発生する磁気吸引力は、相殺されないものの、界磁鉄心15は、上記の式(3)を満たしつつ、回転軸3の径方向についての第1の界磁鉄心部17の肉厚が最も小さくなるように形成されているので、第1の界磁鉄心部17から第2の空隙20を経て端板12に入る磁束が低減される。その結果、回転子5に作用する軸方向の力が低減される。
以上説明したように、この発明の実施の形態1に係るランデル型回転機によれば、第1の界磁鉄心部17の第2の界磁鉄心部18側の部分における回転軸3の軸線に垂直な断面の面積は、磁気飽和が発生する面積以上であるので、第1の界磁鉄心部17の第2の界磁鉄心部18側の部分における磁気飽和の発生を抑制することができ、その結果、界磁鉄心15を通過する磁束が低減することを抑制することができる。また、界磁鉄心15は、回転軸3の径方向についての第1の界磁鉄心部17の肉厚が最も小さくなるように形成されているので、第1の界磁鉄心部17から第2の空隙20を経て端板12に入る磁束が低減される。その結果、回転子5に作用する軸方向の力を低減させることができる。
実施の形態2.
図5はこの発明の実施の形態2に係るランデル型回転機を示す断面図、図6は図5の界磁鉄心15および界磁コイル16を示す分解斜視図である。図において、第1の界磁鉄心部17の形状は、第2の界磁鉄心部18から端板12に向かうにつれて回転軸3の軸線に垂直な断面の外径が小さくなるテーパー形状となっている。これにより、第1の界磁鉄心部17の回転軸3の軸線に垂直な断面の面積は、第2の界磁鉄心部18から端板12に向かうにつれて小さくなっている。
界磁コイル16は、第1の界磁鉄心部17の外周形状に合わせて、界磁コイル16の端板12側の部分における回転軸3の軸線に垂直な断面の面積が、界磁コイル16の第2の界磁鉄心部18側の部分における回転軸3の軸線に垂直な断面の面積よりも大きくなるように形成されている。界磁コイル16を保持するボビンは、第1の界磁鉄心部17および界磁コイル16の形状に合うように形成されている。その他の構成は、実施の形態1と同様である。
上記の式(4)により、磁気吸引力Fは、磁気吸引力の発生する面の表面積Sに比例する。したがって、表面積Sを減少させることにより、第2の空隙20を介した界磁鉄心15と端板12との間に発生する磁気吸引力Fが低減される。
以上説明したように、この発明の実施の形態2に係るランデル型回転機によれば、第1の界磁鉄心部17の形状は、第2の界磁鉄心部18から端板12に向かうにつれて回転軸3の軸線に垂直な断面の外径が小さくなるテーパー形状となっているので、第2の空隙20を介した界磁鉄心15と端板12との間に発生する磁気吸引力をさらに低減させることができる。その結果、回転子5に作用する軸方向の力をさらに低減させることができる。
また、界磁コイル16の端板12側の部分は、界磁コイル16の第2の界磁鉄心部18側の部分よりも、回転軸3の径方向についての肉厚がより厚いので、実施の形態1に係るランデル型回転機と比較して、界磁コイル16を界磁鉄心15に容易に取り付けることができ、また、太い導線を用いて界磁コイル16を形成したり、界磁コイル16を構成する導線のターン数を増加させたりすることができる。太い導線を用いて界磁コイル16を形成することにより、界磁コイル16の発熱を抑制することができる。
また、第1の界磁鉄心部17の形状がテーパー形状となっているので、ボビンに導線を巻いて界磁コイル16を形成した後にボビンに界磁鉄心15を挿入して界磁鉄心15に界磁コイル16を組み付ける場合には、界磁コイル16の界磁鉄心15への組み付けが容易となり、ランデル型回転機の組立性を向上させることができる。
実施の形態3.
図7はこの発明の実施の形態3に係るランデル型回転機の界磁コイル16および界磁鉄心15を示す斜視図である。図において、界磁コイル16を保持するボビン22の端板12側の端部は、界磁鉄心15の第1の界磁鉄心部17よりも端板12側に突出している。回転軸3の軸線方向についての端板12と第1の界磁鉄心部17との間の距離は、回転軸3の軸線方向についての端板12と界磁コイル16との間の距離よりも大きくなっている。その他の構成は、実施の形態1と同様である。
界磁鉄心15、第2の空隙20、端板12および爪状鉄心11の経路を磁束が通る場合、第2の空隙20の透磁率μと、界磁鉄心15と端板12との間の距離dと、界磁鉄心15の端板12に対向する面の面積Sとを用いると、第2の空隙20の磁気抵抗Rは、下記の式(5)により算出される。
R=1/μ×d/S (5)
上記の式(5)により、例えば、界磁鉄心15と端板12との間の距離dを2倍にすることにより、界磁鉄心15と端板12との間の磁気抵抗は2倍となり、界磁鉄心15から第2の空隙20を介して端板12に入る磁束が低減され、界磁鉄心15から第3の空隙21を介して内側鉄心13に入る磁束が増大する。つまり、界磁鉄心15を通る磁束を低減させずに、回転子5に作用する軸方向の磁気吸引力を低減させることができる。
以上説明したように、この発明の実施の形態3に係るランデル型回転機によれば、回転軸3の軸線方向についての端板12と第1の界磁鉄心部17との間の距離は、回転軸3の軸線方向についての端板12と界磁コイル16との間の距離よりも大きいので、界磁鉄心15を通る磁束を低減させずに、回転子5に作用する軸方向の磁気吸引力を低減させることができる。また、界磁コイル16の空気に触れる面積が増大するので、熱拡散による界磁コイル16の冷却効果を向上させることができる。
実施の形態4.
図8はこの発明の実施の形態4に係るランデル型回転機の界磁コイル16および界磁鉄心15を示す分解斜視図である。図において、第1の界磁鉄心部17および第2の界磁鉄心部18のぞれぞれは、互いに透磁率等の磁気特性が異なる材料から構成されている。第1の界磁鉄心部17は、ボルト等を用いて、第2の界磁鉄心部18に固定されている。その他の構成は、実施の形態1と同様である。
第1の界磁鉄心部17を構成する材料が、第2の界磁鉄心部18を構成する材料よりも透磁率が高い場合には、第1の界磁鉄心部17を通る磁束が増大する。これにより、界磁鉄心15により多くの磁束を通すことができる。
第2の界磁鉄心部18を構成する材料が、第1の界磁鉄心部17を構成する材料よりも透磁率が高い場合には、第1の界磁鉄心部17を通る磁束が低減し、第2の界磁鉄心部18を通る磁束が増大する。これにより、回転子5に作用する軸方向についての磁気吸引力を低減させることができる。
以上説明したように、この発明の実施の形態4に係るランデル型回転機によれば、第1の界磁鉄心部17および第2の界磁鉄心部17のぞれぞれは、互いに透磁率が異なる材料から構成されているので、磁気飽和の度合いと回転子5に作用する軸方向の磁気吸引力とを調整することができる。
実施の形態5.
図9はこの発明の実施の形態5に係るランデル型回転機の界磁コイル16および界磁鉄心15を示す分解斜視図である。図において、第1の界磁鉄心部17および第2の界磁鉄心部18は、両方とも、磁性体製の板部材が回転軸3の軸線方向に積層されることにより構成されている。第1の界磁鉄心部17および第2の界磁鉄心部18は、板部材が積層され、軸方向に打ち抜かれた後、かしめ等によって固定される。なお、第1の界磁鉄心部17および第2の界磁鉄心部18のそれぞれは、板部材を軸方向に接着した後、積層された板部材を円筒形状に加工することにより形成してもよい。その他の構成は、実施の形態1と同様である。
板部材を軸方向に積層すると、隣接する板部材間には、空気や絶縁物や接着剤等により薄い空隙が形成される。これにより、積層方向への透磁率は、板部材の面に沿った方向への透磁率と比較して、小さくなる。爪状鉄心11から第2の界磁鉄心部18へ入る磁束は、透磁率の大きい、回転軸3についての径方向に多く通るので、界磁鉄心15から内側鉄心13へ向かう磁束が増大し、界磁鉄心15から端板12へ向かう磁束が減少する。その結果、回転子5に作用する軸方向への磁気吸引力を低減させることができる。
以上説明したように、この発明の実施の形態5に係るランデル型回転機によれば、界磁鉄心15は、磁性体製の板部材が回転軸3の軸線方向に積層されることにより構成されているので、回転子5に作用する軸方向への磁気吸引力を低減させることができる。また、界磁鉄心15に発生する渦電流を低減させることができ、界磁鉄心15の発熱を抑制することができる。
なお、上記実施の形態5では、第1の界磁鉄心部17および第2の界磁鉄心部18の両方とも、磁性体製の板部材が回転軸3の軸線方向に積層されることにより構成されている例について説明したが、界磁鉄心15の少なくとも一部が磁性体製の板部材が回転軸3の軸線方向に積層されることにより構成されていればよい。
また、各上記実施の形態では、内側鉄心13を有した回転子5の構成について説明したが、内側鉄心13を有さない回転子5であってもよい。
1 フレーム、2 軸受、3 回転軸、4 固定子、5 回転子、6 界磁子、7 円筒部、8 円板部、9 固定子鉄心、10 固定子コイル、11 爪状鉄心、12 端板(連結鉄心)、13 内側鉄心、14 支持部材、15 界磁鉄心、16 界磁コイル、17 第1の界磁鉄心部、18 第2の界磁鉄心部、19 第1の空隙、20 第2の空隙、21 第3の空隙、22 ボビン。

Claims (5)

  1. フレームと、
    前記フレームに回転自在に設けられた回転軸と、
    前記フレームに対して固定された固定子鉄心および前記固定子鉄心に設けられた固定子コイルを有した固定子と、
    前記固定子鉄心に対向する爪状鉄心および前記爪状鉄心と前記回転軸とを連結する連結鉄心を有した回転子と、
    前記回転軸の径方向について前記爪状鉄心よりも内側に設けられ前記フレームに対して固定された界磁鉄心および前記界磁鉄心に設けられた界磁コイルを有した界磁子とを備え、
    前記界磁鉄心は、前記回転軸の径方向について前記界磁コイルよりも内側に位置する第1の界磁鉄心部と、前記第1の界磁鉄心部よりも前記回転軸の軸線に沿って前記連結鉄心から離れて位置し前記爪状鉄心に対向する第2の界磁鉄心部とを有し、
    前記第1の界磁鉄心部の前記第2の界磁鉄心部側の部分における前記回転軸の軸線に垂直な断面の面積は、磁気飽和が発生する面積以上であり、
    前記第1の界磁鉄心部の前記連結鉄心に対向する端面の面積は、前記第1の界磁鉄心部の前記第2の界磁鉄心部側の部分における前記回転軸の軸線に垂直な断面の面積よりも小さいことを特徴とするランデル型回転機。
  2. 前記第1の界磁鉄心部の形状は、前記第2の界磁鉄心部から前記連結鉄心に向かうにつれて前記回転軸の軸線に垂直な断面の外径が小さくなるテーパー形状となっていることを特徴とする請求項1に記載のランデル型回転機。
  3. 前記回転軸の軸線方向についての前記連結鉄心と前記第1の界磁鉄心部との間の距離は、前記回転軸の軸線方向についての前記連結鉄心と前記界磁コイルとの間の距離よりも大きいことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のランデル型回転機。
  4. 前記第1の界磁鉄心部および前記第2の界磁鉄心部のぞれぞれは、互いに透磁率が異なる材料から構成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載のランデル型回転機。
  5. 前記界磁鉄心の少なくとも一部は、磁性体製の板部材が前記回転軸の軸線方向に積層されることにより構成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項4の何れか1項に記載のランデル型回転機。
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