JP2012075007A - 車載画像記録装置 - Google Patents

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Hirotatsu Kawakami
弘起 川上
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Abstract

【課題】 撮影した画像の記録状態を指示する記録パラメータを、自動的に変更できる車載画像記録装置を提供することである。
【解決手段】 この発明の車載画像記録装置は、自動車から車外を撮影した撮影画像3を、記録状態を指示する記録パラメータ31により加工して記録画像データ30として記憶装置11に記憶する車載画像記録装置1において、自動車の走行状態2が変化したか否かを判定する車両状態判定手段20と、車両状態判定手段20により自動車の走行状態2が変化したと判定したとき記録パラメータ31を変更する記録パラメータ変更手段21と、記録パラメータ変更手段21により変更された記録パラメータ31により撮影画像3を加工して記録画像データ30として記憶装置11に記憶する画像記録手段22と、を備えるものである。
【選択図】 図1

Description

この発明は、自動車に搭載され、車外を撮影した画像を記録する車載画像記録装置に関する。
自動車にカメラを搭載して走行中の車外の風景を撮影し、撮影した画像を記録するドライブレコーダが存在する。その中には、事故発生後、記録した画像を解析することで、自動車の事故原因の解析に使用されるものがある。
ドライブレコーダは、撮影した画像を記録する状態として、画面サイズの変更、画像圧縮率の変更及びフレームレートの変更などを指示して、撮影画像を加工して、記録媒体に記録する。この画面サイズの変更、画像圧縮率の変更及びフレームレートの変更などの設定項目を、記録パラメータと呼ぶ。
特許文献1には、事故情報取得手段により事故情報の取得時点から所定の範囲内に撮影した画像を消去しないように設定することで、事故発生時点の画像を記録する車両用ドライブレコーダが記載されている。
また、事故発生時点のような短時間の画像を記録するドライブレコーダとは別に、稼動している期間は連続して長時間の画像を記録する消防車などの特殊車両向けのドライブレコーダもある。
特開2003−69936号公報(第2頁、第1図)
従来のドライブレコーダは、撮影した画像を記録する状態を指示する記録パラメータを、予め設定しておき、変更しないものであり、記録パラメータを事前に調整する必要があった。
したがって、高画質の画像で記録するように記録パラメータを設定すると、記録サイズが大きくなる問題があり、画質を下げた画像で記録するように記録パラメータを設定すると、記録サイズは小さくなるが、記録した画像に利用価値がなくなる問題があった。
この発明は、撮影した画像の記録状態を指示する記録パラメータを、自動的に変更できる車載画像記録装置を提供することを目的とする。
この発明の車載画像記録装置は、自動車から車外を撮影した画像を、記録状態を指示する記録パラメータにより加工して記憶媒体に記録する車載画像記録装置において、自動車の車両状態が変化したか否かを判定する車両状態判定手段と、車両状態判定手段により自動車の車両状態が変化したと判定したとき記録パラメータを変更する記録パラメータ変更手段と、記録パラメータ変更手段により変更された記録パラメータにより撮影画像を加工して記録媒体に記録する画像記録手段と、を備えるものである。
この発明の車載画像記録装置は、自動車から車外を撮影した画像を、記録状態を指示する記録パラメータにより加工して記憶媒体に記録する車載画像記録装置において、自動車の車両状態が変化したか否かを判定する車両状態判定手段と、車両状態判定手段により自動車の車両状態が変化したと判定したとき記録パラメータを変更する記録パラメータ変更手段と、記録パラメータ変更手段により変更された記録パラメータにより撮影画像を加工して記録媒体に記録する画像記録手段と、を備えるもので、撮影した画像の記録状態を指示する記録パラメータを、自動的に変更でき、利用価値のある画像を効率的に記録できる車載画像記録装置を提供できる。
この発明の実施の形態1における車載画像記録装置の構成図である。 この発明の実施の形態1における自動車の走行状態を判定する動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1における撮影した画像を記録装置に記録する動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2における車載画像記録装置の構成図である。 この発明の実施の形態2における自動車の車速を判定する動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2における撮影した画像を記録装置に記録する動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態3における車載画像記録装置の構成図である。 この発明の実施の形態3における地図情報の説明図である。 この発明の実施の形態3における自動車の位置情報を判定する動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態3における撮影した画像を記録装置に記録する動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態4における車載画像記録装置の構成図である。 この発明の実施の形態4における記録した画像を自動車からセンターへ送信する動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態5における記録した画像を自動車からセンターへ送信する動作を示すフローチャートである。
実施の形態1.
この発明の実施の形態1は、車両情報として入力する自動車の走行状態に対する変化の有無を判定して記録パラメータを変更し、変更した記録パラメータにより自動車から車外を撮影した画像を加工して記録媒体に記録するものである。
図1は、この発明の実施の形態1における車載画像記録装置の構成図である。図2は、この発明の実施の形態1における車両状態判定手段20と記録パラメータ変更手段21との動作を示すフローチャートである。図3は、この発明の実施の形態1における画像記録手段22の動作を示すフローチャートである。
この発明の実施の形態1における車載画像記録装置の構成について、図1をもとに説明する。
車載画像記録装置1は、記憶装置12に記憶された車両状態判定手段20、記録パラメータ変更手段21及び画像記録手段22のプログラムを演算装置11に読み込み、動作する。
自動車の走行状態2は、例えば、運転手がキーボードから入力して、又は自動車に搭載されたパトライトやサイレンの動作を自動検出して、設定される情報であり、入力装置10を経由して、車載画像記録装置1に取り込まれる。
撮影画像3は、自動車に搭載されたカメラが走行中の車外を撮影したものであり、例えば、NTSC方式でフレームレート「30/秒」の画像信号として、入力装置10を経由して、車載画像記録装置1に取り込まれる。
記録パラメータ31は、車載画像記録装置1に取り込まれた画像信号を加工する際に使用されるパラメータであり、記憶装置12に記憶されている。
記録画像データ30は、記録パラメータ31に基づき画像信号から加工されたデジタルデータであり、記憶装置12に記憶されている。
自動車の走行状態2は、パトロールなどの通常対応時の走行状態を示す「通常」、又は事故・災害などの緊急対応時の走行状態を示す「緊急」という2つの状態がある。
記録パラメータ31は、画面サイズ、画像圧縮率、フレームレートが、走行状態2に応じて夫々異なる設定値により構成されている。
画面サイズは、撮影画像の解像度を示す。
画像圧縮率は、撮影画像を、JPEG方式などの画像のデジタルデータへ圧縮する際の圧縮率を示す。
フレームレートは、撮影画像を、1秒間に何度書き換えるかを示す。
なお、記録パラメータ31の設定値は、この発明の実施の形態1に限定されず、他の設定値を加えても良い。
この発明の実施の形態1における記録パラメータ31の設定値を表1に示す。
Figure 2012075007
表1において、走行状態「緊急」の記録パラメータ31の設定値は、画面サイズ「大(640x400)」、画像圧縮率「きれい(圧縮率=小)」、フレームレート「30/秒」となる。
また、走行状態「通常」の記録パラメータ31の設定値は、画面サイズ「小(320x200)」、画像圧縮率「ふつう(圧縮率=大)」、フレームレート「5/秒」となる。
なお、記録パラメータ31の設定値パターンは、この発明の実施の形態1に限定されず、種々のパターンがあることは言うまでもない。
この発明の実施の形態1における車載画像記録装置の動作について、図1をもとに説明する。
まず、自動車の走行状態が、「通常→緊急」に変化する場合を説明する。

最初に、自動車の走行状態2を示す情報が、「通常」であったとする。
車載画像記憶装置1において、予め、走行状態2を示す「通常」という情報を記憶装置12に記憶しておく。
自動車の走行状態を判定して、記録パラメータを変更する動作について、図2をもとに説明する。
緊急事態が発生し、運転手がキーボードから入力して、走行状態2を示す「緊急」という情報を設定する。
ステップ101では、入力装置10を経由して、車載画像記録装置1に「緊急」という走行状態2を示す情報を取り込む。
ステップ102では、記憶装置12に記憶された走行状態2を示す「通常」という情報と、ステップ101で取り込まれた走行状態2を示す「緊急」という情報は、情報が違うので、「変化が有る」と判定して、ステップ103を実行する。
ステップ103では、ステップ101で取り込まれた走行状態2を示す「緊急」という情報を、記憶装置12に記憶する。
ステップ104では、ステップ101で取り込まれた走行状態2を示す情報が「緊急」なので、記録パラメータ31として、画面サイズ「大(640x400)」、画像圧縮率「きれい(圧縮率=小)」、フレームレート「30/秒」を夫々設定値とする。
ステップ105では、ステップ104で設定された設定値として、画面サイズ「大(640x400)」、画像圧縮率「きれい(圧縮率=小)」、フレームレート「30/秒」を記憶装置12に夫々記憶する。
自動車から車外を撮影した画像を記憶装置に記憶する動作について、図3をもとに説明する。
ステップ1101では、車外を撮影したカメラの撮影画像3を、例えば、NTSC方式でフレームレート「30/秒」の画像信号として、入力装置10を経由して、車載画像記録装置1に取り込む。
ステップ1102では、前記のステップ105で記憶装置12に記憶された記録パラメータ31の設定値として、画面サイズ「大(640x400)」、画像圧縮率「きれい(圧縮率=小)」、フレームレート「30/秒」を夫々読み込む。
ステップ1103では、ステップ1101で取り込まれた画像信号を、ステップ1102で読み込まれた記録パラメータ31の設定値により、画面サイズ「大(640x400)」に変更し、画像圧縮率「きれい(圧縮率=小)」で画像圧縮し、フレームレート「30/秒」に変更し、デジタルデータに加工する。
ステップ1104では、ステップ1103で加工されたデジタルデータを、記録画像データ30として、記憶装置12に記憶する。
次に、自動車の走行状態が、「緊急→通常」に変化する場合を説明する。

最初に、緊急事態が発生中で、自動車の走行状態2を示す情報が、「緊急」であったとする。
車載画像記憶装置1において、予め、走行状態2を示す「緊急」という情報を記憶装置12に記憶しておく。
自動車の走行状態を判定して、記録パラメータを変更する動作について、図2をもとに説明する。
緊急事態が収まり、運転手がキーボードから入力して、走行状態2を示す「通常」という情報を設定する。
ステップ101では、入力装置10を経由して、車載画像記録装置1に「通常」という走行状態2を示す情報を取り込む。
ステップ102では、記憶装置12に記憶された走行状態2を示す「緊急」という情報と、ステップ101で取り込まれた走行状態2を示す「通常」という情報は、情報が違うので、「変化が有る」と判定して、ステップ103を実行する。
ステップ103では、ステップ101で取り込まれた走行状態2を示す「通常」という情報を、記憶装置12に記憶する。
ステップ104では、ステップ101で取り込まれた走行状態2を示す情報が「通常」なので、記録パラメータ31として、画面サイズ「小(320x200)」、画像圧縮率「ふつう(圧縮率=大)」、フレームレート「5/秒」を夫々設定値とする。
ステップ105では、ステップ104で設定された設定値として、画面サイズ「小(320x200)」、画像圧縮率「ふつう(圧縮率=大)」、フレームレート「5/秒」を記憶装置12に夫々記憶する。
自動車から車外を撮影した画像を記憶装置に記憶する動作は、自動車の走行状態が、「通常→緊急」に変化する場合と同様のため、説明を省略する。
この発明の実施の形態1によれば、自動車の走行状態に応じて、記録パラメータを自動的に変更でき、利用価値のある画像を効率的に記録できる車載画像記録装置を提供できる。
また、消防車などの特殊車両の運転手に対して、緊急対応時に、記録パラメータの変更操作を不要とするので、作業負荷を軽減できる。
この発明の実施の形態1では、自動車の走行状態に応じて、記録パラメータを自動的に変更したが、自動車の業務状態に応じても、同様である。
例えば、「通常(パトロール)」又は「事案対応(緊急出動)」という2つの業務状態があるならば、「通常(パトロール)」の場合は、走行状態が「通常」の場合と同じ設定値を設定し、「事案対応(緊急出動)」の場合は、走行状態が「緊急」の場合と同じ設定値を設定しても良い。
実施の形態2.
この発明の実施の形態2は、車両情報として入力する自動車の車速が、所定の範囲内に含まれるか否かを判定して記録パラメータを変更し、変更した記録パラメータにより自動車から車外を撮影した画像を加工して記録媒体に記録するものである。
図4は、この発明の実施の形態2における車載画像記録装置の構成図である。図5は、この発明の実施の形態2における車両状態判定手段20と記録パラメータ変更手段21との動作を示すフローチャートである。図6は、この発明の実施の形態2における画像記録手段22の動作を示すフローチャートである。
この発明の実施の形態2における車載画像記録装置の構成について、図4をもとに説明する。
この発明の実施の形態1と同様の構成の説明は、省略する。
自動車の車速4は、自動車に搭載された車速センサで検出される速度に関する情報であり、車速センサから入力装置10を経由して、車載画像記録装置1に取り込まれる。
記録パラメータ31は、フレームレートが、車速4に応じて異なる設定値により構成されている。
なお、記録パラメータ31の設定値は、この発明の実施の形態2に限定されず、他の設定値を加えても良い。
この発明の実施の形態2における記録パラメータ31の設定値を表2に示す。
Figure 2012075007
表2において、車速「0〜60km/h」の記録パラメータの設定値は、フレームレート「5/秒」となる。また、車速「60〜100km/h」の記録パラメータの設定値は、フレームレート「15/秒」となる。車速「100km/h以上」の記録パラメータの設定値は、フレームレート「30/秒」となる。
なお、記録パラメータ31の設定値パターンは、この発明の実施の形態2に限定されず、種々のパターンがあることは言うまでもない。
この発明の実施の形態2における車載画像記録装置の動作について、図4をもとに説明する。
自動車の車速が、「50km/h→70km/h」に変化する場合を説明する。

最初に、自動車が、「50km/h」で、走行中であったとする。
車載画像記録装置1において、予め、車速4を示す「50km/h」という情報を記憶装置12に記憶しておく。
自動車の車速を判定して、記録パラメータを変更する動作について、図5をもとに説明する。
自動車が、スピードを上げて、「70km/h」で、走行中となる。
ステップ201では、車速センサから入力装置10を経由して、車載画像記録装置1に「70km/h」という車速4を示す情報を取り込む。
ステップ202では、記憶装置12に記憶された車速4を示す「50km/h」という情報と、ステップ201で取り込まれた車速4を示す「70km/h」という情報は、情報が違うので、「変化が有る」と判定して、ステップ203を実行する。
ステップ203では、ステップ201で取り込まれた車速4を示す「70km/h」という情報を、記憶装置12に記憶する。
ステップ204では、ステップ201で取り込まれた車速4を示す「70km/h」という情報が、「60〜100km/h」に含まれると判定されるので、記録パラメータ31として、フレームレート「15/秒」を設定値とする。
ステップ205では、ステップ204で設定された設定値として、フレームレート「15/秒」を記憶装置12に記憶する。
自動車から車外を撮影した画像を記憶装置に記憶する動作について、図6をもとに説明する。
ステップ2101では、車外を撮影したカメラの撮影画像3を、例えば、NTSC方式でフレームレート「30/秒」の画像信号として、入力装置10を経由して、車載画像記録装置1に取り込む。
ステップ2102では、前記のステップ205で記憶装置12に記憶された記録パラメータ31の設定値として、フレームレート「15/秒」を読み込む。
ステップ2103では、ステップ2101で取り込まれた画像信号を、ステップ2102で読み込まれた記録パラメータ31の設定値により、フレームレート「15/秒」に変更し、デジタルデータに加工する。
ステップ2104では、ステップ2103で加工されたデジタルデータを、記録画像データ30として、記憶装置12に記憶する。
この発明の実施の形態2によれば、自動車の車速に応じて、記録パラメータを自動的に変更でき、利用価値のある画像を効率的に記録できる車載画像記録装置を提供できる。
実施の形態3
この発明の実施の形態3は、車両情報として入力する自動車の位置情報が、基準の範囲内にあるか否かを判定して記録パラメータを変更し、変更した記録パラメータにより自動車の車外を撮影した画像を加工して記録媒体に記録するものである。
図7は、この発明の実施の形態3における車載画像記録装置の構成図である。図8は、この発明の実施の形態3における地図情報32の説明図である。図9は、この発明の実施の形態3における車両状態判定手段20と記録パラメータ変更手段21との動作を示すフローチャートである。図10は、この発明の実施の形態3における画像記録手段22の動作を示すフローチャートである。
この発明の実施の形態3における車載画像記録装置の構成について、図7をもとに説明する。
この発明の実施の形態1と同様の構成の説明は、省略する。
自動車の位置情報5は、自動車に搭載されたGPS端末で検出される位置に関する情報であり、GPS端末から入力装置10を経由して、車載画像記録装置1に取り込まれる。
地図情報32は、運転手がキーボードから入力して設定される基準の範囲に関する情報であり、記憶装置12に記憶されている。
地図情報32に設定される基準の範囲について、図8をもとに説明する。
基準の地点「交差点a1、交差点b1」の位置情報を設定して、基準の地点から、例えば、半径30m以内「範囲A、範囲B」を基準の範囲とする。
また、基準の地点「基準c1、基準c2、基準c3、基準c4」の位置情報を設定して、基準の地点で囲まれる範囲「範囲C」を基準の範囲とする。
この発明の実施の形態3における記録パラメータ31の設定値を表3に示す。
Figure 2012075007
表3において、位置情報「基準の範囲内」の記録パラメータ31の設定値は、画面サイズ「大(640x400)」、画像圧縮率「きれい(圧縮率=小)」、フレームレート「30/秒」となる。
また、位置情報「基準の範囲外」の記録パラメータ31の設定値は、画面サイズ「小(320x200)」、画像圧縮率「ふつう(圧縮率=大)」、フレームレート「5/秒」となる。
なお、記録パラメータ31の設定値パターンは、この発明の実施の形態3に限定されず、種々のパターンがあることは言うまでもない。
この発明の実施の形態3における車載画像記録装置の動作について、図7をもとに説明する。
自動車の位置情報が、図8の「位置1→位置2」に変化する場合を説明する。

予め、基準の範囲として、図8の「範囲A、範囲B、範囲C」の情報が、地図情報32に設定されて、記憶装置12に記憶されている。
最初に、自動車の位置情報5を示す情報が、図8の「位置1」であったとする。
車載画像記録装置1において、予め、自動車の位置情報5を示す「位置1」という情報を記憶装置12に記憶しておく。
自動車の位置情報を判定して、記録パラメータを変更する動作について、図9をもとに説明する。
自動車が移動して、自動車の位置情報5を示す情報が、図8の「位置2」となる。
ステップ301では、GPS端末から入力装置10を経由して、車載画像記録装置1に「位置2」という自動車の位置情報5を示す情報を取り込む。
ステップ302では、記憶装置12に記憶された自動車の位置情報5を示す「位置1」という情報と、ステップ301で取り込まれた自動車の位置情報5を示す「位置2」という情報は、情報が違うので、「変化がある」と判定して、ステップ303を実行する。
ステップ303では、ステップ301で取り込まれた自動車の位置情報5を示す「位置2」という情報を、記憶装置12に記憶する。
ステップ304では、ステップ301で取り込まれた自動車の位置情報5を示す「位置2」という情報が、図8の「範囲A」に含まれるため、「基準の範囲内」と判定されるので、記録パラメータ31として、画面サイズ「大(640x400)」、画像圧縮率「きれい(圧縮率=小)」、フレームレート「30/秒」を夫々設定値とする。
ステップ305では、ステップ304で設定された設定値として、画面サイズ「大(640x400)」、画像圧縮率「きれい(圧縮率=小)」、フレームレート「30/秒」を記憶装置12に夫々記憶する。
自動車から車外を撮影した画像を記憶装置に記憶する動作について、図10をもとに説明する。
ステップ3101では、車外を撮影したカメラの撮影画像3を、例えば、NTSC方式でフレームレート「30/秒」の画像信号として、入力装置10を経由して、車載画像記録装置1に取り込む。
ステップ3102では、前記のステップ305で記憶装置12に記憶された記録パラメータ31の設定値として、画面サイズ「大(640x400)」、画像圧縮率「きれい(圧縮率=小)」、フレームレート「30/秒」を夫々読み込む。
ステップ3103では、ステップ3101で取り込まれた画像信号を、ステップ3102で読み込まれた記録パラメータ31の設定値により、画面サイズ「大(640x400)」に変更し、画像圧縮率「きれい(圧縮率=小)」で画像圧縮し、フレームレート「30/秒」に変更し、デジタルデータに加工する。
ステップ3104では、ステップ3103で加工されたデジタルデータを、記録画像データ30として、記憶装置12に記憶する。
この発明の実施の形態3によれば、自動車の位置情報に応じて、記録パラメータを自動的に変更でき、利用価値のある画像を効率的に記録できる車載画像記録装置を提供できる。
実施の形態4
この発明の実施の形態4は、車両情報として入力する自動車の走行状態に応じて、自動的に記録媒体に記録した画像を自動車からセンターへ送信するものである。
図11は、この発明の実施の形態4における車載画像記録装置の構成図である。図12は、この発明の実施の形態4における車両状態判定手段20と通信手段23との動作を示すフローチャートである。
この発明の実施の形態4における車載画像記録装置の構成について、図11をもとに説明する。
この発明の実施の形態1と同様の構成の説明は、省略する。
車載画像記録装置1は、記憶装置12に記憶された車両状態判定手段20、記録パラメータ変更手段21、画像記録手段22及び通信手段23のプログラムを演算装置11に読み込み、動作する。
通信装置13は、センター6の通信装置101と通信して、情報を送受信する。
この発明の実施の形態4における車載画像記録装置の動作について、図11をもとに説明する。
まず、自動車の走行状態が、「通常→緊急」に変化する場合を説明する。

最初に、自動車0の走行状態2を示す情報が、「通常」であったとする。
自動車の走行状態を判定して、記録された画像を自動車からセンターへ送信する動作について、図12をもとに説明する。
緊急事態が発生し、運転手がキーボードから入力して、走行状態2を示す「緊急」という情報を設定する。
ステップ401では、入力装置10を経由して、車載画像記録装置1に「緊急」という走行状態2を示す情報を取り込む。
ステップ402では、ステップ401で取り込まれた走行状態2を示す「緊急」という情報が、「緊急」と同じなので、ステップ403を実行する。
ステップ403では、記憶装置12に記憶された記録画像データ30のデジタルデータを、読み込む。
ステップ404では、ステップ403で読み込まれた記録画像データ30のデジタルデータを、通信装置13を使って、自動車0からセンター6へ送信する。
センター6は、通信装置101を使って、自動車0から送信された記録画像データ30のデジタルデータを受信する。
次に、自動車の走行状態が、「緊急→通常」に変化する場合を説明する。

最初に、緊急事態が発生中で、自動車0の走行状態2を示す情報が、「緊急」であったとする。
自動車の走行状態を判定して、記録された画像を自動車からセンターへ送信するのを止める動作について、図12をもとに説明する。
緊急事態が収まり、運転手がキーボードから入力して、走行状態2を示す「通常」という情報を設定する。
ステップ401では、入力装置10を経由して、車載画像記録装置1に「通常」という走行状態2を示す情報を取り込む。
ステップ402では、ステップ401で取り込まれた走行状態2を示す「通常」という情報が、「緊急」と違うので、終了する。
この発明の実施の形態4によれば、自動車の走行状態に応じて、自動的に記録媒体に記録した画像を自動車からセンターへ送信できる車載画像記録装置を提供できる。
また、消防車などの特殊車両の運転手に対して、緊急対応時に、記録した画像を自動車からセンターへ送信する操作を不要とするので、作業負荷を軽減できる。
また、この発明の実施の形態4では、自動車の走行状態に応じて、自動的に記録媒体に記録した画像を自動車からセンターへ送信したが、自動車の業務状態に応じても、同様である。
例えば、「通常(パトロール)」又は「事案対応(緊急出動)」という2つの業務状態があるならば、「事案対応(緊急出動)」のとき、記録媒体に記録した画像を自動車からセンターへ送信しても良い。
実施の形態5
この発明の実施の形態5は、センターからの「画像取得要求」を受信すると、記録媒体に記録した画像を自動車からセンターへ送信するものである。
図13は、この発明の実施の形態4における通信手段23の動作を示すフローチャートである。
この発明の実施の形態5における車載画像記録装置の構成は、この発明の実施の形態4と同
様である。
この発明の実施の形態5における車載画像記録装置の動作について、図11をもとに説明する。
最初に、センター6は、通信装置101を使って、センター6から自動車0へ「画像取得要求」という情報を送信する。
センターからの「画像取得要求」を受信して、記録した画像を自動車からセンターへ送信する動作について、図13をもとに説明する。
ステップ501では、通信装置13を使って、センター6から送信された「画像取得要求」という情報を受信する。
ステップ502では、記憶装置12に記憶された記録画像データ30のデジタルデータを読み込む。
ステップ503では、ステップ502で読み込まれた記録画像データ30のデジタルデータを、通信装置13を使って、自動車0からセンター6へ送信する。
センター6は、通信装置101を使って、自動車0から送信された記録画像データ30のデジタルデータを受信する。
この発明の実施の形態5によれば、センターからの「画像取得要求」を受信すると、記録媒体に記録した画像を自動車からセンターへ送信できる車載画像記録装置を提供できる。
また、消防車などの特殊車両の運転手に対して、緊急対応時に、センターからの「画像取得要求」に対する操作を不要とするので、作業負荷を軽減できる。
1...車載画像記録装置、 2...走行状態、 3...撮影画像、
10...入力装置、 11...演算装置、 12...記憶装置、
20...車両状態判定手段、 21...記録パラメータ変更手段、
22...画像記録手段、
30...記録画像データ、 31...記録パラメータ

Claims (7)

  1. 自動車から車外を撮影した画像を、記録状態を指示する記録パラメータにより加工して記録媒体に記録する車載画像記録装置において、
    前記自動車の車両情報が変化したか否かを判定する車両状態判定手段と、
    前記車両状態判定手段により前記自動車の車両情報が変化したと判定したとき前記記録パラメータを変更する記録パラメータ変更手段と、
    前記記録パラメータ変更手段により変更された前記記録パラメータにより前記画像を加工して前記記録媒体に記録する画像記録手段と、
    を備えることを特徴とする車載画像記録装置。
  2. 車両状態判定手段は、自動車の車両情報として入力する走行状態の変化の有無を判定することを特徴とする請求項1記載の車載画像記録装置。
  3. 車両状態判定手段は、自動車の車両情報として入力する業務状態の変化の有無を判定することを特徴とする請求項1記載の車載画像記録装置。
  4. 車両状態判定手段は、自動車の車両情報として入力する車速が所定の範囲内に含まれるか否かを判定することを特徴とする請求項1記載の車載画像記録装置。
  5. 基準の範囲を設定する地図情報を備え、
    車両状態判定手段は、自動車の車両情報として入力する位置情報が前記基準の範囲内に含まれるか否かを判定することを特徴とする請求項1記載の車載画像記録装置。
  6. 車両状態判定手段により自動車の車両情報が変化したと判定したとき記録媒体に記録した画像をセンターへ送信する通信手段を備えることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の車載画像記録装置。
  7. 通信手段は、センターからの要求により、記録媒体に記録した画像を前記センターへ送信することを特徴とする請求項6記載の車載画像記録装置。
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