JP2012074159A - 無電極放電ランプ - Google Patents

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Koji Hiramatsu
宏司 平松
Hidenori Kakehashi
英典 掛橋
Atsunori Okada
淳典 岡田
Hiroshi Ogasawara
宏 小笠原
Kentaro Yamauchi
健太郎 山内
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Abstract

【課題】バルブの内部空間における磁束密度を増加させることにより、発光効率を向上させた無電極放電ランプを提供する。
【解決手段】無電極放電ランプは、電球状に形成され内側に窪んだ凹部13を有するバルブ1と、円筒形のフェライトコア31の外周に誘導コイル32を巻回したカプラ3とを備える。バルブ1には希ガスおよび水銀が封入され、バルブ1の内側面には蛍光体膜が形成されている。カプラ3は、バルブ1の凹部13に装着される。フェライトコア31の口軸方向の両端部には、端縁に向かって外径を小さくする形状の磁極面312が形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、希ガスおよび発光材料を封入したバルブと、高周波電磁界を形成するための誘導コイルとを備え、バルブ内の希ガスおよび発光材料に高周波電磁界を作用させて励起することにより点灯させる無電極放電ランプに関するものである。
従来より、バルブの内部に電極を設けず、バルブに封入された希ガスおよび発光材料を、バルブの外部に配置した誘導コイルの周囲に形成される高周波電磁界で励起することにより点灯させる無電極放電ランプが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載された無電極放電ランプは、図4に示すように、ガラスのような透光性材料により電球状に形成されたバルブ1と、円筒状のフェライトコア31に巻回された誘導コイル32とを備えている。バルブ1には、希ガスおよび発光材料が封入される。一般的な無電極放電ランプでは、高周波電磁界で励起されることにより紫外領域の光を発生させるために、発光材料として水銀を含む材料が用いられる。また、可視光用の無電極放電ランプでは、紫外光により励起されて可視光領域の光を放出する蛍光体膜をバルブに形成している。
バルブ1の一部には、バルブ1の内側に窪んだ空洞である凹部13が設けられており、誘導コイル32が巻回されたフェライトコア31は凹部13に挿入されている。フェライトコア31の口軸方向の両端面は、フェライトコア31の口軸方向に直交する磁極面313を形成しており、高周波電源から誘導コイル32に高周波電流を流すと、誘導コイル32により形成される磁束は主として磁極面313を通ることになる。
特開2004−119038公報
ところで、特許文献1に記載された無電極放電ランプでは、フェライトコア31が口軸方向と直交する磁極面313を備えているから、磁極面313においては、磁束がフェライトコア31の口軸方向を向くことになる。その結果、フェライトコア31の周囲において磁束が分散しやすくなり、誘導コイル32に流す電流が大きくなるほどバルブ1から漏れる磁束が増加し、発光に寄与しない磁束の割合が増加することになる。言い換えると、誘導コイル32に供給するエネルギーに対して、バルブ1の内部空間における磁束密度を十分に大きくすることができず、十分に高い発光効率が得られないという問題を有している。
本発明は上記事由に鑑みて為されたものであり、発光効率を向上させた無電極放電ランプを提供することを目的とする。
本発明の無電極放電ランプは、透光性材料により形成され内側に窪んだ凹部を有するとともに希ガスおよび水銀が封入されたバルブと、凹部内に配置された磁性体からなる円筒形状のコアおよびコアに巻回され高周波電流が流されることによりバルブ内に高周波電磁界を形成する誘導コイルを有するカプラとを備え、コアの口軸方向の両端部には、それぞれ端縁に向かって外径を小さくする形状の磁極面が形成されていることを特徴とする。
本発明の構成によれば、無電極放電ランプの発光効率が向上するという利点がある。
実施形態を示す断面図である。 同上の要部断面図である。 (a)(b)は同上の要部断面図であり、(c)は従来例を示す要部断面図である。 従来例を示す断面図である。
本実施形態の無電極放電ランプは、図1に示すように、ガラス等の透光性材料により電球形状に形成されたバルブ1と、略円筒状の口金2と、フェライトコア31に誘導コイル32を巻回したカプラ3とにより構成される。
バルブ1は、球状の頭部11の一部に首部12が連続した電球状に形成され、さらに、首部12にはバルブ1の内側に窪んだ凹部13が形成されている。バルブ1には、希ガスと発光材料とが封入されている。希ガスは、たとえばアルゴンであり、発光材料は、水銀単体または水銀の合金が用いられる。バルブ1の内側面には、蛍光体膜が形成されている。バルブ1の首部12には、口金2が取り付けられている。
バルブ1の内側に窪んだ凹部13の底には、バルブ1内と連通した排気管15の一端が結合されている。排気管15の他端部は、バルブ1の外部に引き出されて封止されており、バルブ1は密閉されている。
一方、カプラ3は、図1に示すように、円筒形である放熱体33と、放熱体33に固定される円筒形のコア(通常はフェライトで形成されるので、以下では「フェライトコア」という)31と、フェライトコア31の外周に巻回されたソレノイド状の誘導コイル32とを備える。
本実施形態のフェライトコア31の口軸方向の両端部には、それぞれ端縁に向かって外径を小さくする形状の磁極面312が形成されている。磁極面312の形状は後述する。
放熱体33の口軸方向の一端部には、他の箇所より外径を大きくした外鍔部331が形成されている(図1参照)。また、放熱体33の口軸方向の他端部には、口軸方向に延びる円筒状に形成されその外径がフェライトコア31の内径と等しいコア固定部332が設けられている。放熱体33の内部には、口軸方向に貫通する空洞部333が形成されている。
カプラ3は、フェライトコア31の口軸方向を凹部13の軸方向に合わせ、放熱体33におけるコア固定部332の側からバルブ1の凹部13内に装着される(図1参照)。図2に示すように、コア固定部332はフェライトコア31内に挿入されており、排気管15は放熱体33の空洞部333に挿通されている(図1参照)。なお、本実施形態のバルブ1とカプラ3とは着脱自在である。
本実施形態の無電極放電ランプを点灯させるには、誘導コイル32を高周波電源(図示せず)に接続し、高周波電源から誘導コイル32に高周波電流を流す。このとき、誘導コイル32の周囲に高周波電磁界が形成される。この高周波電磁界は、バルブ1の内部に封入された希ガスおよび発光材料に作用し、放電プラズマを生じさせ、発光材料に含まれる水銀を励起する。その結果、水銀から紫外線が放射され、その紫外線がバルブ1の内側面に設けられた蛍光体膜によって可視光に変換される。
ところで、上述したように、本実施形態において用いるフェライトコア31の両端部には、それぞれ口軸方向の端縁に向かって外径を小さくする形状の磁極面312が形成されている。具体的には、磁極面312は図3(a)に示す形状であって、図3(c)に示す従来の磁極面313の形状と比較すると、磁極面312を通る磁束がフェライトコア31の外側方に向かう形状になっている。
図3(a)に示す形状の磁極面312では、図3(c)に示す形状の磁極面313と比較すると、磁束がフェライトコア31に近い領域に集中すると考えられる。すなわち、磁束の発散が抑制され、バルブ1の内部空間における磁束密度を図3(c)に示す従来形状よりも高めることができる。その結果、希ガスおよび発光材料に効率よくエネルギーを供給でき、無電極放電ランプの発光効率が向上する。
本実施形態において採用可能な磁極面313は、図3(a)に示すように、断面が直線状になる形状に限定されず、例えば、図3(b)に示すように、突曲面をなす形状を採用してもよい。
1 バルブ
13 凹部
3 カプラ
31 フェライトコア(コア)
312 磁極面
32 誘導コイル

Claims (1)

  1. 透光性材料により形成され内側に窪んだ凹部を有するとともに希ガスおよび水銀が封入されたバルブと、前記凹部内に配置された磁性体からなる円筒形状のコアおよび前記コアに巻回され高周波電流が流されることにより前記バルブ内に高周波電磁界を形成する誘導コイルを有するカプラとを備え、前記コアの口軸方向の両端部には、それぞれ端縁に向かって外径を小さくする形状の磁極面が形成されていることを特徴とする無電極放電ランプ。
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