JP2004087149A - 無電極放電灯、無電極放電灯点灯装置及び照明装置 - Google Patents

無電極放電灯、無電極放電灯点灯装置及び照明装置 Download PDF

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Abstract

【課題】コアの過度の温度上昇を防ぎつつ、コア等の電力カプラの電力損失を軽減した無電極放電灯、無電極放電灯を点灯させる無電極放電灯点灯装置及び無電極放電灯と無電極放電灯点灯装置とを備えた照明装置を提供する。
【解決手段】少なくとも水銀及び希ガスを含む放電ガスが内部に封入されており断面凹形状の空洞部2を有する略球形状のバルブ1と、空洞部2内に配設され放電ガスに高周波電磁界を供給する誘導コイル3と、誘導コイル3が巻回される磁気性材料のコア4と、コア4の内側であってコア4と接触する円筒状の熱伝導性材料の部材5と、を備えた無電極放電灯であって、コア4は平面視にて略C字状で2つ以上の複数に分割されており、平面視にて該複数のコア4a及び4bで部材5の外周を囲繞している。
【選択図】    図1

Description

【発明の属する技術分野】
本発明は内部に放電ガスを封入したバルブに高周波電磁界を印加して発光させる無電極放電灯、無電極放電灯を点灯させる無電極放電灯点灯装置、及び無電極放電灯と無電極放電灯点灯装置を備えた照明装置に関する。
【従来の技術】
無電極放電灯が点灯しているときにコアの温度が上昇してしまうと、コアの比透磁率が低下してしまい、コアでの電力損失が増加してしまう。そこで、無電極放電灯が点灯しているときのコアの過度の温度上昇を防ぐために、無電極放電灯に温度上昇防止手段を備えたものとして、たとえば、従来例1として米国特許第5006752号に記載のものが挙げられる。このものは伝熱素子として、液体を含む中空パイプを有している。液体はコアに位置するパイプの領域で蒸発し、蒸気は放電灯容器の外側の領域で凝縮される。そして、凝縮熱はフランジによって周囲に伝えられる。コア領域への液体の流れ、コアの領域がフランジの上方にある場合には重力に抗しても、液体の流れを可能とするために、液体を上向きに吸い上げる毛細管構造を与えるようにパイプ内にガーゼを備えている。液体及びガーゼを有する管は非常に高い熱伝達能力を有するので、無電極放電灯が比較的高い効率で比較的大きな電力を消費することができる。
しかしながらこの無電極放電灯の欠点は、パイプが高価であることである。
この無電極放電灯のコストアップに対処したものとして、たとえば、従来例2として特開平6−196006号公報のものが挙げられる。このものは、図9に示すように、管(25)のフレア部分(26)に融着されたバルブ(1)を有する。電力カプラ(20)は、無電極放電灯容器に取外し可能に取付けられ、コイル(22)で取囲まれた軟磁性体コア(21)とこのコア内の伝熱素子(23)とを有する。この伝熱素子は中実のロッドで、コイル(22)は管(25)のフレア部分(26)に隣接した領域(28)にあり、弾性材料がロッド(23)をコア(21)の側方に結合している。
このように構成することにより、コストアップを抑えつつ、無電極放電灯が点灯しているときのコア(21)の過度の温度上昇を防いだ無電極放電灯を提供することができる。
【発明が解決しようとする課題】
ところが、この従来例2においてはコア(21)が一体成形されているために、従来例1よりも電力カプラ(20)の温度上昇を抑えることはできるものの、やはりコア(21)の比透磁率が低下してしまい、コア(21)での電力損失が増加する場合があった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなしたものであり、その目的とするところは、コアの過度の温度上昇を防ぎつつ、コア等の電力カプラの電力損失を軽減した無電極放電灯、無電極放電灯を点灯させる無電極放電灯点灯装置及び無電極放電灯と無電極放電灯点灯装置とを備えた照明装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の無電極放電灯は、少なくとも水銀及び希ガスを含む放電ガスが内部に封入されており断面凹形状の空洞部を有する略球形状のバルブと、空洞部内に配設され放電ガスに高周波電磁界を供給する誘導コイルと、誘導コイルが巻回される磁気性材料のコアと、コアの内側であってコアと接触する円筒状の熱伝導性材料の部材と、を備えた無電極放電灯であって、コアは平面視にて略C字状で2つ以上の複数に分割されており、平面視にて該複数のコアで部材の外周を囲繞したことを特徴とするものである。
このような無電極放電灯においては、コアと部材との接触面積が大きくなる。
請求項2記載の無電極放電灯は、請求項1記載のコアを部材の軸方向に沿って、2つ以上備えたことを特徴とするものである。
このような無電極放電灯においては、コアと部材との接触面積が大きくなる。
請求項3記載の無電極放電灯は、請求項1又は2記載の無電極放電灯において、部材の軸方向に沿ってコアの外周に少なくとも1つの溝を備えたことを特徴とするものである。
このような無電極放電灯においては、溝に誘導コイルが係合する。
請求項4記載の無電極放電灯点灯装置は、誘導コイルに高周波電流を供給する高周波電源を備え、請求項1から3までに記載の無電極放電灯を点灯させることを特徴とするものである。
請求項5記載の照明装置は、請求項4記載の無電極放電灯点灯装置を備え、無電極放電灯を点灯させることを特徴とするものである。
【発明の実施の形態】
(実施例1)
以下、本発明の第1の実施の形態を図1から図6までを参照して説明する。図1は本実施の形態の要部の断面図を示しており、図2は本実施の形態の断面図を示している。また、図3は本実施の形態においてコア4の外観図を示しており、図4は本実施の形態においてリッツ線7の断面図を示している。さらに、図5は本実施の形態において高周波電源12の回路図を示しており、図6は本実施の形態において照明装置の断面図を示している。
以下、各部の構成を詳述する。
バルブ1は、略球形状であってその内部に少なくとも水銀及び希ガスを含む放電ガスを封入しておくものであり、バルブ1の下端側には後述する有底状であって断面凹形状の空洞部2が設けられている。バルブ1の材料は石英ガラス等の透光性材料であり、放電ガスは水銀、希ガス及び金属ハロゲン化物である。一例として、略300Torrのキセノンガスと略10mgのナトリウム沃化物、タリウム沃化物及びインジウム沃化物の混合ガスとが用いられる。もちろん、封入する放電ガスは他の気体や金属を用いてもよい。また、バルブ1の内側は蛍光体10及び保護膜11が塗布されている。蛍光体10は水銀からの放射された紫外線を可視光に変換するものであり、蛍光体10の材料としてはハロ燐酸カルシウム、赤色蛍光体である(Y、Gd)BO3:Eu、緑色蛍光体であるCaPO4、青色蛍光体であるBaMgAll4O23:Euが用いられる。保護膜11は水銀とバルブ1の材料である石英ガラスとの反応を抑えることにより、バルブ1の光束維持率を向上させるものである。保護膜11の材料としては、アルミナ(Al2O3)、シリカ(SiO2)、チタニア(TiO2)、セリア(CeO2)、イットリア(Y2O3)、マグネシア(MgO)等の微粒子が用いられる。保護膜11は、通常のバルブ1では透過率が高い方が望ましいため、蛍光体10に比べ薄くバルブ1内面に形成される。また、バルブ1の形状は略球形状でなくてもよく、たとえば円筒形のような他の形状であっても構わない。
誘導コイル3は、バルブ1内部の放電ガスに13.56MHzで発振する高周波電磁界を供給するものであり、後述するコア4に巻回されている。ここで、誘導コイル3の巻回態様として、図1に示すようにコア4の上方を高圧側としている。このように構成するとコア4をバルブ1に挿入したときに、バルブ1の中央部付近が高圧側をなり、放電ガスとコア4の高圧側との距離を短くすることができる。これにより、無電極放電灯の始動性を向上させることができる。また、誘導コイル3の一端は後述する高周波電源12に接続されている。ここで、誘導コイル3の素線として、本実施の形態では図4に示すようなリッツ線7を用いている。このリッツ線7の素線は第二種のポリエステルイミド線φ0.12を19本撚りとしており、外皮はフッ素系樹脂PFAを100μm圧に押出成形して作製している。特にリッツ線は単線に比べ、高周波の電流が流れた場合の電力損失が少ない。また、外皮のフッ素系樹脂PFAはH種以上なので耐熱性に優れており、十分な信頼性がある。さらに、素線とリッツ線7の外皮との二重絶縁構成をとっているため、耐圧性にも優れている。さらにまた、誘導コイル3の素線は半田付けが可能なH種のマグネットワイヤを用いているので、結線が容易である。もちろん、銅又は銅合金による条材を所定回数巻回して形成しても構わない。そして、誘導コイル3には高周波電源12が動作すると高周波電流が流れ、誘導コイル3の周りに高周波電磁界が発生するように構成されている。つぎに、発生した高周波電磁界によりバルブ1内部の電子が加速され、放電ガスの原子に衝突して放電ガスを電離させ、新たな電子を発生させる。このようにして発生した電子は、誘導コイル3の周りに発生した高周波電磁界によりエネルギ−を受け取り、放電ガス原子に衝突しエネルギ−を与える。放電プラズマ内の原子は、電離したり励起したりする。励起された原子は、基底状態に戻るときに発光する。この発光を光エネルギ−として利用するのである。
コア4は、空洞部2の内部に一端がバルブ1の中心に向かうようにコア4の他端が後述する基台9に固定され立設おり、略円筒状であって、これも後述する略円筒状の部材5と接触するように設けられている。このコア4の材料として本実施の形態では、TDK株式会社製のマンガン亜鉛(MnZn)フェライトコアPE22を用いている。その他透磁率が略150の軟磁性体であるニッケル亜鉛(NiZn)フィライト、あるいは軟磁性金属を含むフィライトでも構わない。また、軟磁性金属単体でもよい。ここで、軟磁性体とはバルク状態での保磁力Hcが10Oe程度以下のものである。
このコア4は、図1(a)及び図1(b)に示すように分割された平面視にて略C字状の2つのコア4a及び4bから構成されている。そしてコア4a及び4bを係合させると図1(b)に示すように平面視にて略C字状の溝6を有するコア4が形成される。ここで、溝6には図1(a)に示すように後述する高周波電源12に接続される誘導コイル3の一線が配置される。
このコア4の構成をさらに詳述すると、コア4は図3(b)に示すように、その軸方向に2つのスリット13を有する円筒状のコア4を成形燒結し、機械的な分割をすることによって形成された平面視にて略C字状の2つのコア4a及び4bからなる。すなわち溝6の幅は2つのスリット13の幅となるのである。このようにコア4を分割して部材5に密着させると、たとえば、分割していない平面視にて略円状のコアよりも密着度を向上させることができる。さらに、密着度が向上するとコア4からの熱を効果的に後述する部材5に放熱することができる。さらにまた、コア4a及び4bは1つの円筒状のコア4を分断することにより作製しているので、コア4a及び4bをそれぞれ個別に成形する場合に比べ、コアのそり、変形等を少なくすることができる。
部材5は、コア4からの熱を放熱する熱伝導体であって、図2に示すように断面略凸状である。そしてこの凸部5aの外側にコア4a及び4bが接触するように設けられている。この部材5の材料として本実施の形態では、延性の銅製パイプを用いている。このような銅製パイプは、伸銅製品として安価なので無電極放電灯をコストダウンすることができる。
基台9は、アルミダイカストにて形成された上面開口の有底状の略円筒体で、その内部には高周波電源12を備えている。そして、この基台9の底面には、上述した誘導コイル3がバルブ1の中心に向かうように立設固定されている。さらに、底部には蓋体(図示しない)が設けられている。
高周波電源12は、誘導コイル3に高周波電流を供給するものであり、本実施の形態では特開平6―188434号公報に示したものを用いている。その回路図を図5に示す。図5において高周波電源12は、チョッパ回路31、発振回路32、プリアンプ33、フィルタ回路34、メインアンプ35、整合回路36から構成されている。32は水晶振動子Xを用いた発振回路32であり、インダクタンス素子L6とキャパシタンス素子C15とにより低Qの同調回路を構成し、無調整の発振器としている。発振回路32の発振出力を増幅するプリアンプ33はスイッチング素子Q4によりC級増幅を行っており、インダクタンス素子L5とキャパシタンス素子C17とにより発振周波数に同調するように構成している。抵抗R8〜R10からなる回路は減衰器を構成しており、抵抗R11はインダクタンス素子L5のQを下げるために挿入されている。フィルタ回路34は、インダクタンス素子L3とキャパシタンス素子C4とから構成され、高周波がいわゆるチョッパ回路31に帰還することを防いでいる。プリアンプ33の出力をさらに高周波電力を増幅するメインアンプ35は、パワーMOSFET(以下、スイッチング素子と呼ぶ。)Q5による増幅器となっている。インダクタンス素子L7はスイッチング素子Q5の入力キャパシタンスを打ち消すために挿入してあり、抵抗R12はスイッチング素子Q5の入力キャパシタンスをプリアンプ33の出力と整合させるために接続してある。整合回路36は、キャパシタンス素子C18〜C20などで構成され、メインアンプ35の出力とバルブ1及び誘導コイル3とのインピーダンス整合を行っている。ここで、高周波電源12としては、バルブ1内部の放電ガスに13.56MHzで発振する高周波電磁界を供給するものであれば、このものに限られない。
この高周波電源12と無電極放電灯とから無電極放電灯点灯装置が構成されており、この無電極放電灯点灯装置を備え無電極放電灯を点灯させる照明装置として、たとえば、図6に示すものが挙げられる。このものはバルブ1の上方をシールドケース13が覆っており、基台9の下方には高周波電源12に電力を供給する電源回路等14が備えられている。もちろん、無電極放電灯を点灯させる照明装置としては、このものに限られない。
以上、本実施の形態の構成によれば、分割した2つのコア4a及び4bにより部材5の外面を囲っているので、コア4a及び4bと部材5との接触面積を大きくすることができ、コア4a及び4bから発生する熱を効果的に放熱することができる。
また、溝6に誘導コイル3の一線が配置されているので、誘導コイル3の巻回態様を均一でコンパクトにすることができる。
(実施例2)
以下、本発明の第2の実施の形態を図7を参照して説明する。図7は本実施の形態の外観図を示している。ここで、第1の実施の形態と同一構成には同一符号を付すことにより説明を省略する。
図7示す無電極放電灯と図1に示す無電極放電灯との相違点は、図7に示す無電極放電灯では、コア4が分割された平面視にて略C字状の3つのコア4a、4b及び4cから構成されている点、部材5が断面視にて凸状であり、下方に台座部5bを有して一体成形されている点である。
ここで本実施の形態において、誘導コイル3の素線としてはF種のポリエステルワイヤで外皮はポリエステルワニス、リッツ線としては東京特殊電線株式会社製のO−SF.BWHLZ(φ0.12の7本撚り)を用いている。また、コア4の材料として、トミタ電機株式会社製のニッケル亜鉛(NiZn)フィライトコア5Kを用いている。さらに、部材5はアルミダイキャスト合金であり、部材5と台座部5bとの連結部分に誘導コイル3を保持する端子台としての保持部15を有している。
以上、本実施の形態の構成によれば、第1の実施の形態が奏する効果に加え、部材5をアルミダイキャスト合金であるため、端子台を台座部5bと一体とすることができるので、無電極放電灯のコストダウンを図ることができる。また、端子台を台座部5bに設けたので、無電極放電灯の形状をコンパクトにすることができる。
なお、上記説明で特に言及していない作用、効果等は第1の実施の形態と同様である。
(実施例3)
以下、本発明の第3の実施の形態を図8を参照して説明する。図8は本実施の形態の外観図を示している。ここで、第1の実施の形態と同一構成には同一符号を付すことにより説明を省略する。
図8に示す無電極放電灯と図1に示す無電極放電灯との相違点は、図8に示す無電極放電灯では、コア4を部材5の外周方向に沿って、コア4a、4b及びコア4c、4dに分割し、さらに部材5の軸方向に沿って、コア4a、4c及びコア4b、4dの4つに分割している点、部材5の下方に部材5と一体成形された台座部5cを設けた点、コア4a、4dに誘導コイル3を引き出す引出溝16を設けた点、コア4a、4bの上面が部材5の上面よりも高い点である。
ここで本実施の形態において、誘導コイル3の素線としてはF種のポリエステルワイヤで外皮はポリエステルワニス、リッツ線としては東京特殊電線株式会社製のFEP(φ0.5の単線)を用いている。また、コア4の材料として、日立金属工業株式会社製のマンガン亜鉛(MnZn)フィライトコアSB7Cを用いている。さらに、部材5は第2の実施の形態と同様にアルミダイキャスト合金である。
以上、本実施の形態の構成によれば、第1の実施の形態が奏する効果に加え、誘導コイル3を引き出す引出溝16を設けているので、誘導コイル3の巻回固定する強度を上げることができる。
また、コア4a、4bの上面が部材5の上面よりも高いので、コア4a、4bの上面付近での磁束の減衰を抑えることができ、無電極放電灯の効率、及び始動性を改善することができる。
なお、上記説明で特に言及していない作用、効果等は第1の実施の形態と同様である。
【発明の効果】
請求項1記載の無電極放電灯は、コアは平面視にて略C字状で2つ以上の複数に分割されており、平面視にて該複数のコアで部材の外周を囲繞しているので、コアと部材との接触面積を大きくすることができ、コアの過度の温度上昇を防止することができる。
請求項2記載の無電極放電灯は、請求項1記載のコアを部材の軸方向に沿って、2つ以上備えているので、コアと部材との接触面積を大きくすることができ、コアの過度の温度上昇を防止することができる。
請求項3記載の無電極放電灯は、請求項1又は2記載の無電極放電灯において、部材の軸方向に沿ってコアの外周に少なくとも1つの溝を備えているので、溝に誘導コイルを係合させることができ、誘導コイルの巻回態様を均一でコンパクトにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の要部を示す断面図である。
【図2】第1の実施の形態の示す断面図である。
【図3】第1の実施の形態においてコアを示す外観図である。
【図4】第1の実施の形態においてリッツ線を示す断面図である。
【図5】第1の実施の形態において高周波電源を示す回路図である。
【図6】第1の実施の形態において照明装置を示す断面図である。
【図7】第2の実施の形態を示す外観図である。
【図8】第3の実施の形態を示す外観図である。
【図9】従来例2を示す断面図である。
【符号の説明】
1    バルブ
2    空洞部
3    誘導コイル
4    コア
5    部材
6    溝
12   高周波電源

Claims (5)

  1. 少なくとも水銀及び希ガスを含む放電ガスが内部に封入されており断面凹形状の空洞部を有する略球形状のバルブと、空洞部内に配設され放電ガスに高周波電磁界を供給する誘導コイルと、誘導コイルが巻回される磁気性材料のコアと、コアの内側であってコアと接触する円筒状の熱伝導性材料の部材と、を備えた無電極放電灯であって、コアは平面視にて略C字状で2つ以上の複数に分割されており、平面視にて該複数のコアで部材の外周を囲繞したことを特徴とする無電極放電灯。
  2. 請求項1記載のコアを部材の軸方向に沿って、2つ以上備えたことを特徴とする無電極放電灯。
  3. 部材の軸方向に沿ってコアの外周に少なくとも1つの溝を備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の無電極放電灯。
  4. 誘導コイルに高周波電流を供給する高周波電源を備え、請求項1から3までに記載の無電極放電灯を点灯させることを特徴とする無電極放電灯点灯装置。
  5. 請求項4記載の無電極放電灯点灯装置を備え、無電極放電灯を点灯させることを特徴とする照明装置。
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