JP2012073869A - 通知プログラム、情報処理装置および通知方法 - Google Patents

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【課題】マルチウィンドウで利用するアプリケーションにつきメッセージ出力のためのメンテナンス性を向上すること。
【解決手段】解析手段1dは、所定の通知要求を受け付けると、変換情報記憶手段1aと通知情報記憶手段1bとを参照して、通知情報2に含まれる第1,第2の参照用情報RA1,RB1およびRA2,RB2の組合せの集合から、表示装置に表示されたウィンドウW1,W2の識別情報A1,A2および各ウィンドウに対する入力情報B1,B2を特定する。解析手段1dは、特定した入力情報B1,B2をウィンドウW1,W2に対する入力情報の履歴から検出すると、通知情報2において第1,第2の参照用情報RA1,RB1およびRA2,RB2の組合せの集合に対応付けられた出力情報M1を取得する。出力手段1eは、取得した出力情報M1を出力する。
【選択図】図1

Description

本発明は情報の通知を行う通知プログラム、情報処理装置および通知方法に関する。
従来、端末装置を利用するユーザに対して、操作ガイダンスを提供する機能が利用されている。例えば、端末装置で実行するアプリケーションの利用方法を知りたいときには、ユーザはアプリケーションが提供するヘルプ機能から所望の情報を参照できる。具体的には、ユーザは参照したい事象を示す文字列等をキーワードとしてヘルプ機能に入力すれば、当該キーワードに関連するガイダンス文書の一覧がユーザに提示される。ユーザは、一覧からガイダンス文書を選択すれば、その内容を閲覧できる。
また、ユーザに対して、状況に応じたより適切なガイダンスを行う方法が考えられている。例えば、操作ログや画面表示履歴等により、現操作中の画面に対して適切な次画面を表示し、操作者の操作支援を行う技術がある(例えば、特許文献1参照)。また、マルチウィンドウシステムにおいてアクティブウィンドウの変遷と、入力操作の内容や操作対象等の履歴情報から次の入力操作案を提示する技術がある(例えば、特許文献2参照)。
なお、ガイダンスとして出力する基本メッセージを予めイベントの種類ごとに用意しておき、イベント固有の情報を基本メッセージに挿入してメッセージを生成することで、新規イベント追加時にも対応するメッセージを簡易に生成可能とした技術もある(例えば、特許文献3参照)。
特開2006−277290号公報 特開2007−58737号公報 特開平8−286877号公報
ところで、マルチウィンドウで利用中の複数のアプリケーションを連携させて、所定のサービスを提供する業務アプリケーションにおいても、新たな操作を追加した際のメッセージのメンテナンス性が問題となる。
例えば、新たに業務用の操作入力を受け付けるためのウィンドウを追加する場合を考える。この場合、ウィンドウの追加のたびに当該ウィンドウでの操作用に個別に新規メッセージを追加することは作業コストを要し、効率が悪い。この問題は、ウィンドウの追加・変更が多い業務アプリケーションほど顕著となる。
一方、個々のアプリケーションのイベントに応じて基本メッセージからメッセージを生成したとしても、他のアプリケーションとの関係によるガイダンスの提供が困難であるという問題がある。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、マルチウィンドウで利用するアプリケーションにつきメッセージ出力のためのメンテナンス性を向上した通知プログラム、情報処理装置および通知方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために通知プログラムが提供される。この通知プログラムを実行するコンピュータは、所定の通知要求を受け付けると、表示装置に表示された複数のウィンドウそれぞれの種別を示す識別情報に対応付けて所定の第1の参照用情報を定義した第1の変換情報および複数のウィンドウに対して入力される入力情報に対応付けて所定の第2の参照用情報を定義した第2の変換情報を記憶する変換情報記憶手段と、ウィンドウごとの第1の参照用情報および第2の参照用情報の組合せの集合に対応付けて出力情報を定義した通知情報を記憶する通知情報記憶手段と、を参照して、組合せの集合に含まれる第1の参照用情報に対応する識別情報と第2の参照用情報に対応する入力情報とを複数のウィンドウそれぞれにつき特定する。複数のウィンドウにつき特定した当該複数の入力情報を、複数のウィンドウそれぞれに対する入力情報を識別情報に対応付けて記録した履歴情報を記憶する履歴情報記憶手段に格納された履歴情報から検出すると、組合せの集合に対応する出力情報を取得する。そして、取得した出力情報を出力する。
また、上記課題を解決するために情報処理装置が提供される。この情報処理装置は、解析手段と出力手段とを有する。解析手段は、所定の通知要求を受け付けると、表示装置に表示された複数のウィンドウそれぞれの種別を示す識別情報に対応付けて所定の第1の参照用情報を定義した第1の変換情報および複数のウィンドウに対して入力される入力情報に対応付けて所定の第2の参照用情報を定義した第2の変換情報を記憶する変換情報記憶手段と、ウィンドウごとの第1の参照用情報および第2の参照用情報の組合せの集合に対応付けて出力情報を定義した通知情報を記憶する通知情報記憶手段と、を参照して、組合せの集合に含まれる第1の参照用情報に対応する識別情報と第2の参照用情報に対応する入力情報とを複数のウィンドウそれぞれにつき特定し、複数のウィンドウにつき特定した当該複数の入力情報を、複数のウィンドウそれぞれに対する入力情報を識別情報に対応付けて記録した履歴情報を記憶する履歴情報記憶手段に格納された履歴情報から検出すると、組合せの集合に対応する出力情報を取得する。出力手段は、解析手段が取得した出力情報を出力する。
また、上記課題を解決するために通知プログラムを実行するコンピュータの通知方法が提供される。
上記通知プログラム、情報処理装置および通知方法によれば、マルチウィンドウで利用するアプリケーションにつきメッセージ出力のためのメンテナンス性を向上できる。
第1の実施の形態の情報処理装置を示す図である。 第2の実施の形態の金融窓口システムを示す図である。 第2の実施の形態の端末装置のハードウェア構成を示す図である。 第2の実施の形態の端末装置の機能を示すブロック図である。 第2の実施の形態のメッセージ生成部の機能を示すブロック図である。 ウィンドウ履歴テーブルのデータ構造例を示す図である。 キー操作履歴テーブルのデータ構造例を示す図である。 検索テーブルのデータ構造例を示す図である。 仮想業務コード変換テーブルのデータ構造例を示す図である。 仮想キーコード変換テーブルのデータ構造例を示す図である。 第2の実施の形態の業務条件定義テーブルのデータ構造例を示す図である。 第2の実施の形態の業務条件定義テーブルのデータ構造例を示す図である。 第2の実施の形態のメッセージ出力処理を示すフローチャートである。 第2の実施の形態のメッセージ抽出処理を示すフローチャートである。 第2の実施の形態のメッセージ抽出処理を示すフローチャートである。 第2の実施の形態のメッセージ出力の具体例を示す図である。 第3の実施の形態のキーボードの事象キーを示す図である。 第3の実施の形態のメッセージ出力処理を示すフローチャートである。 第3の実施の形態のメッセージ出力の具体例を示す図である。 第4の実施の形態の業務条件定義テーブルのデータ構造例を示す図である。 第4の実施の形態の業務条件定義テーブルのデータ構造例を示す図である。 第4の実施の形態のメッセージ抽出処理の手順を示すフローチャートである。 第4の実施の形態のメッセージ抽出処理の手順を示すフローチャートである。 第4の実施の形態のメッセージ出力の具体例を示す図である。
以下、本実施の形態を図面を参照して説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、第1の実施の形態の情報処理装置を示す図である。情報処理装置1は、ユーザにマルチウィンドウシステムを提供する。すなわち、情報処理装置1は、表示装置(図示を省略)に複数のウィンドウを表示させて、各ウィンドウで表示したアプリケーションに対するユーザの操作入力を受け付ける。情報処理装置1は、変換情報記憶手段1a、通知情報記憶手段1b、履歴情報記憶手段1c、解析手段1dおよび出力手段1eを有する。
変換情報記憶手段1aは、複数のウィンドウそれぞれの種別を示す識別情報に対応付けて所定の第1の参照用情報を定義した第1の変換情報を記憶する。ここで、各ウィンドウの種別とは、例えば当該ウィンドウで表示したアプリケーションの種別を示すものである。より具体的には、当該アプリケーションを用いて行う業務処理等を識別する種別である。当該種別に対応付けた識別情報は予め定義される。第1の変換情報には、識別情報A1,A2に対応付けて第1の参照用情報RA1,RA2が定義されているとする。
また、変換情報記憶手段1aは、複数のウィンドウに対して入力される入力情報に対応付けて所定の第2の参照用情報を定義した第2の変換情報を記憶する。入力情報とは、例えば情報処理装置1に接続された入力装置に設けられた何れかのキーを示す情報である。ユーザは、入力装置のキーを押下することで、情報処理装置1に入力情報を入力できる。第2の変換情報には、入力情報B1,B2に対応付けて第2の参照用情報RB1,RB2が定義されているとする。
通知情報記憶手段1bは、ウィンドウごとの第1の参照用情報および第2の参照用情報の組合せの集合に対応付けて出力情報を定義した通知情報2を記憶する。通知情報2には、例えば(1)第1の参照用情報RA1および第2の参照用情報RB1の組合せが設定されている。また、通知情報2には、例えば(2)第1の参照用情報RA2および第2の参照用情報RB2の組合せが設定されている。更に、通知情報2には、例えば上記(1)および(2)の組合せの集合に対して、出力情報M1が定義されている。出力情報M1は、例えば所定のコンテンツである。コンテンツの内容は、例えば、操作ガイドを行う文字列、画像、音声および動画等である。
履歴情報記憶手段1cは、複数のウィンドウそれぞれに対する入力情報を識別情報に対応付けて記録した履歴情報3を記憶する。履歴情報3には、例えば表示装置に表示されたウィンドウW1,W2の履歴が含まれている。ウィンドウW1,W2の種別は、それぞれ種別A1,A2であるとする。
解析手段1dは、所定の通知要求を受け付けると、変換情報記憶手段1aと通知情報記憶手段1bとを参照して、上記組合せの集合に含まれる第1の参照用情報に対応する識別情報と第2の参照用情報に対応する入力情報とを複数のウィンドウそれぞれにつき特定する。解析手段1dは、例えば変換情報記憶手段1aに格納された第1の変換情報と通知情報記憶手段1bに格納された通知情報2とを参照して、上記(1)および(2)の組合せの集合に含まれる第1の参照用情報RA1,RA2につき識別情報A1,A2を特定できる。同様に、解析手段1dは、第2の変換情報と通知情報2とを参照して、上記(1)および(2)の組合せの集合に含まれる第2の参照用情報RB1,RB2につき入力情報B1,B2を特定できる。このようにして、解析手段1dは、識別情報と入力情報とを含む情報群4を取得する。
解析手段1dは、複数のウィンドウにつき特定した複数の入力情報を履歴情報記憶手段1cに格納された履歴情報3から検出すると、上記組合せの集合に対応する出力情報を取得する。具体的には、解析手段1dは履歴情報3と情報群4とを比較する。この場合、解析手段1dは、識別情報A1に対応するウィンドウW1の入力情報の履歴から入力情報B1を検出し、かつ、識別情報A2に対応するウィンドウW2の入力情報の履歴から入力情報B2を検出する。すると、解析手段1dは、通知情報記憶手段1bに格納された通知情報2を参照して、上記(1)および(2)の組合せに対応付けて定義された出力情報M1を取得する。
出力手段1eは、解析手段1dが取得した出力情報M1を出力する。
情報処理装置1によれば、解析手段1dにより、所定の通知要求が受け付けられると、変換情報記憶手段1aと通知情報記憶手段1bとが参照されて、通知情報2に定義された第1,第2の参照用情報の組合せの集合に対応する識別情報および入力情報が、複数のウィンドウそれぞれにつき特定される。解析手段1dにより、複数のウィンドウにつき特定された複数の入力情報が履歴情報記憶手段1cに格納された履歴情報3から検出されると、上記第1,第2の参照用情報の組合せの集合に対応する出力情報が取得される。出力手段1eにより、解析手段1dが取得した出力情報が出力される。
このように、情報処理装置1は、通知情報2に設定された第1,第2の参照用情報および第1,第2の変換情報に基づいて、表示装置に表示中のウィンドウに対する入力情報の履歴を照会する。このため、例えば新たにウィンドウを追加した際にも、当該新規ウィンドウに対する操作につき、第1,第2の変換情報への設定の追加のみで容易に出力情報の設定を行える。また、各ウィンドウでの操作の関係に応じた適切な情報を通知できる。
例えば、ウィンドウW2と同時に表示装置に表示させて操作するウィンドウW3(識別情報をA3とする)を追加する場合を考える。その場合、ウィンドウW2に対する入力情報B2とウィンドウW3に対する入力情報B3とのセットに対して、出力情報M1を出力させたい場合、第1の変換情報においてウィンドウW3の識別情報A3を第1の参照用情報RA1に対応付ければよい。また、第2の変換情報において、入力情報B3に対し、第2の参照用情報RB1を対応付ければよい。このように、ウィンドウW2,W3における操作状態に応じた適切な出力情報を容易に設定できる。
また、このようにして出力情報の設定を容易に行うことができるので、各ウィンドウのアプリケーションを開発した後に出力情報を設定したい場合にも容易に対応することができる。すなわち、独立に開発された複数のアプリケーションにつき、事後的な出力情報の設定を容易に行える。この場合、開発時において出力情報を意識しなくてもよいので、開発のコストを低減できる。
また、運用開始後にも出力情報の設定変更が容易に行えるので、ユーザによる実際の操作傾向に応じて、臨機応変に出力情報を設定できる。例えば、開発段階では不明であったが、運用開始後に操作ミスの生じ易い業務が判明し得る。そのような場合にも、適切な出力情報の提供を容易に開始できる。
以上のように、情報処理装置1は、マルチウィンドウで利用するアプリケーションにつきメッセージ出力のためのメンテナンス性を向上できる。このような効果は、利用するウィンドウが多く、また、操作用のウィンドウの追加・更新が多い業務アプリケーションに対して特に有用である。
以下に示す第2の実施の形態では、情報処理装置1を金融機関の窓口システム(以下、金融窓口システムと称する)に適用した場合を例に採り、更に具体的に説明する。ただし、情報処理装置1を適用可能な情報処理システムは金融窓口システムに限らない。例えば、マルチウィンドウで提供される生産・販売・物流等の種々の管理システムに情報処理装置1を適用することもできる。
[第2の実施の形態]
図2は、第2の実施の形態の金融窓口システムを示す図である。この金融窓口システムは、端末装置100および取引サーバ200がネットワーク10を介して接続されている。ネットワーク10は、例えばインターネット、イントラネット、VPN(Virtual Private Network)、または、この金融窓口システムのために設けられたその他の専用通信網等である。
端末装置100は、金融機関の窓口に設けられたコンピュータである。端末装置100は、窓口のオペレータによって操作される。オペレータは、端末装置100で読み取った帳票の情報に基づいて、金融取引(例えば、入金・出金・取引照会等)の要求を取引サーバ200に送信する。端末装置100は、当該要求に応じた取引サーバ200の処理結果(ホスト通信にて処理された結果)を取得して、オペレータに提示する。また、取引サーバ200から受信した処理結果のデータに基づいて、金融取引の処理を行う。端末装置100にはモニタ11が接続されている。
モニタ11は、オペレータが金融取引のための操作を受け付けるGUI(Graphical User Interface)を含む所定のウィンドウを表示する。モニタ11には、ウィンドウ310,320,330が表示されている。
ウィンドウ310は、アクティブなウィンドウである。すなわち、入力デバイスによるオペレータの操作入力を受付可能な状態のウィンドウである。ウィンドウ310は、出金取引のための操作を受け付けるGUIを含むものとする。
ウィンドウ320,330は、非アクティブなウィンドウである。すなわち、入力デバイスによるオペレータの操作入力を受け付けていない状態のウィンドウである。ウィンドウ320,330は、入力デバイスによって何れかのウィンドウが選択されれば、当該選択されたウィンドウがアクティブ状態となり、入力デバイスによるオペレータの操作入力を受付可能な状態となり得る。例えば、ウィンドウ320が選択されれば、アクティブ状態のウィンドウ310が非アクティブ状態となり、ウィンドウ320が非アクティブ状態からアクティブ状態となる。ここで、ウィンドウ320は、印鑑照合のための操作を受け付けるGUIを含むものとする。ウィンドウ330は、取引照会のための操作を受け付けるGUIを含むものとする。
ウィンドウ310で行う出金取引のためには、ウィンドウ320での印鑑照合を行わなければならない場合がある。このため、オペレータは、ウィンドウ310,320のアクティブ/非アクティブ状態を切り替えて業務操作を行うことがある。このような切り替えにより現在アクティブの状態となっているウィンドウを以下ではアクティブウィンドウと称する。また、アクティブウィンドウの直前に操作されていたウィンドウの取引を以下では前取引と称する。
また、ウィンドウ330での取引照会は、取引の状態を照会するための処理(例えば、承認依頼中の取引が承認されたか否かなどの確認)であり、出金取引および印鑑照合と並行して利用できる。このように並行して利用できる取引を以下では並行取引と称する。
ここで、ウィンドウ310,320,330は、それぞれ異なるアプリケーションのウィンドウであるものとする。すなわち、出金取引のアプリケーション、印鑑照合のアプリケーションおよび取引照会のアプリケーションである。これらを含む複数のアプリケーションが連携して、金融窓口システムの業務アプリケーションを構成する。ただし、これらの機能は単一のアプリケーションにより提供されてもよい。すなわち、当該アプリケーションが出金取引のプロセス(タスク)、印鑑照合のプロセス(タスク)および取引照会のプロセス(タスク)をマルチウィンドウシステムにより動作させるものであってもよい。
取引サーバ200は、端末装置100から受けた要求に応じて金融取引の業務処理を行う。取引サーバ200は、例えば、金融機関に開設された顧客の口座につき入出金を管理する。また、取引サーバ200は、例えば印鑑の印影画像を記憶し、印鑑照合用のデータとして端末装置100に提供する。
図3は、第2の実施の形態の端末装置のハードウェア構成を示す図である。CPU(Central Processing Unit)101、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)103、HDD(Hard Disk Drive)104、グラフィック処理装置105、入力インタフェース106、記録媒体読取装置107および通信インタフェース108を有する。
CPU101は、OS(Operating System)プログラムやアプリケーションプログラムを実行して、端末装置100全体を制御する。
ROM102は、端末装置100の起動時に実行されるBIOS(Basic Input / Output System)プログラムなどの所定のプログラムを記憶する。ROM102は、書き換え可能な不揮発性メモリであってもよい。
RAM103は、CPU101が実行するOSプログラムやアプリケーションプログラムの少なくとも一部を一時的に記憶する。また、RAM103は、CPU101の処理に用いられるデータの少なくとも一部を一時的に記憶する。
HDD104は、OSプログラムやアプリケーションプログラムを記憶する。また、HDD104は、CPU101の処理に用いられるデータを記憶する。なお、HDD104に代えて(または、HDD104と併せて)、SSD(Solid State Drive)など他の種類の不揮発性の記憶装置を用いてもよい。
グラフィック処理装置105は、モニタ11に接続される。グラフィック処理装置105は、CPU101からの命令に従って、画像をモニタ11に表示させる。
入力インタフェース106は、キーボード12やマウス13などの入力デバイスに接続される。入力インタフェース106は、入力デバイスから送られる入力信号をCPU101に出力する。キーボード12には、事象キー12aが設けられている。事象キー12aは、端末装置100へガイダンスの出力要求(ガイダンス要求)を行うボタンである。
記録媒体読取装置107は、記録媒体14に格納されたデータを読み取る読取装置である。記録媒体14には、例えば、端末装置100に実行させるプログラムが記録されている。端末装置100は、例えば、記録媒体14に記録された通知プログラムを実行することで、後述するようなメッセージの通知機能を実現することができる。すなわち、メッセージ通知の処理内容を記述したプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体14に記録して配布することが可能である。なお、金融端末においては、通常運用中の記録媒体からの読み取りは行われないため、配布後、記録媒体14は取り外される。
記録媒体14としては、例えば、磁気記録装置、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリを使用できる。磁気記録装置には、HDD、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープなどがある。光ディスクには、CD(Compact Disc)、CD−R(Recordable)/RW(ReWritable)、DVD(Digital Versatile Disc)、DVD−R/RW/RAMなどがある。光磁気記録媒体には、MO(Magneto-Optical disk)などがある。半導体メモリには、USB(Universal Serial Bus)メモリなどのフラッシュメモリがある。
通信インタフェース108は、ネットワーク10に接続される。通信インタフェース108は、ネットワーク10を介して取引サーバ200とデータ通信を行える。
なお、ネットワーク10に接続された他のサーバ装置(例えば、取引サーバ200)にメッセージの通知プログラムを格納しておいてもよい。その場合、端末装置100は、当該サーバ装置からプログラムをダウンロードして実行することもできる。取引サーバ200も端末装置100と同様のハードウェア構成により実現できる。
図4は、第2の実施の形態の端末装置の機能を示すブロック図である。端末装置100は、OS110、アプリケーション120,120a,120b、イベントハンドラ130およびガイダンスプロセス140を有する。これらのユニットの機能は、CPU101がOSプログラムや通知プログラム等を実行することにより、端末装置100上に実現される。特に、ガイダンスプロセス140は、通知プログラムによって実現されるユニットである。ただし、これらのユニットの機能の全部または一部を専用のハードウェアで実装してもよい。
OS110は、アプリケーション120,120a,120b、イベントハンドラ130およびガイダンスプロセス140の動作を管理する。OS110は、アプリケーション120,120a,120b、イベントハンドラ130およびガイダンスプロセス140によるRAM103やHDD104等のハードウェアの利用を調停する。
アプリケーション120,120a,120bは、業務アプリケーションの機能を実現するアプリケーション群である。アプリケーション120は、出金処理に用いる機能を実現する。アプリケーション120aは、印鑑照合に用いる機能を実現する。アプリケーション120bは、取引照会に用いる機能を実現する。以下では、アプリケーション120に関して説明するが、アプリケーション120a,120bに関しても同様の構成である。アプリケーション120は、業務画面生成部121および業務画面情報出力部122を有する。
業務画面生成部121は、オペレータの操作入力を受け付けて、当該操作入力に応じて業務画面(ウィンドウ310内に表示させる内容)を生成・更新・消去する。例えば、操作入力によって指示された業務画面を新たに生成する。また、操作入力によって入力された情報を業務画面に反映させる、操作入力によって消去された情報を業務画面から消去する等の制御を行う。
業務画面情報出力部122は、業務画面の生成・更新等を指示する業務画面情報をOS110を介してモニタ11に出力する。モニタ11は、業務画面情報出力部122から受け付けた業務画面情報に基づいて、ウィンドウ310の表示、情報の追加・更新等を行う。また、業務画面情報出力部122は、ガイダンスプロセス140に対しても業務画面情報を出力する。業務画面情報には、その業務を識別するための業務コードが含まれる。
イベントハンドラ130は、キーボード12やマウス13によるオペレータの操作入力を受け付け、ガイダンスプロセス140に出力する。イベントハンドラ130は、キーボード12で入力されたキーを示す情報(以下、キーコードと称する)をガイダンスプロセス140に出力する。また、イベントハンドラ130は、事象キー12aが押下されると、事象キー12aが押下された旨を示すガイダンス要求をガイダンスプロセス140に出力する。ガイダンス要求は、第1の実施の形態の通知要求の一例である。
ガイダンスプロセス140は、端末装置100を利用するオペレータに対して操作ガイダンスを提供する。ガイダンスプロセス140は、イベントハンドラ登録部150およびメッセージ生成部160を有する。
イベントハンドラ登録部150は、HDD104に格納されたイベントハンドラ130のプログラムを取得してOS110上にイベントハンドラ130の機能を実現し、常駐させる。
メッセージ生成部160は、イベントハンドラ130から受け付ける業務コードやキーコードの履歴を取得する。また、メッセージ生成部160は、イベントハンドラ130からガイダンス要求を受け付けると、当該履歴に基づいてガイダンスのメッセージをモニタ11に表示させる。
次に、このようなメッセージ生成部160の機能を更に詳細に説明する。
図5は、第2の実施の形態のメッセージ生成部の機能を示すブロック図である。メッセージ生成部160は、履歴情報記憶部161、変換情報記憶部162、通知情報記憶部163、業務画面情報取得部164、イベント取得部165、履歴管理部166、操作解析処理部167、メッセージ出力部168および解除条件検出部169を有する。
履歴情報記憶部161は、モニタ11に表示されアクティブ状態となったウィンドウの業務コードの履歴を記録したウィンドウ履歴テーブルを記憶する。履歴情報記憶部161は、モニタ11に表示されたウィンドウ310,320,330に対して入力されたキーコードの履歴を記録したキー操作履歴テーブルを記憶する。更に、履歴情報記憶部161は、キー操作履歴テーブルの各レコードが何れの業務コードに対応しているか、および、メッセージの検索処理を制御するための検索テーブルを記憶する。
変換情報記憶部162は、業務コードと仮想業務コードとを対応付けた仮想業務コード変換テーブルを記憶する。仮想業務コードは第1の実施の形態で説明した第1の参照用情報の一例である。仮想業務コード変換テーブルは、第1の実施の形態で説明した第1の変換情報の一例である。変換情報記憶部162は、キーコードと仮想キーコードとを対応付けた仮想キーコード変換テーブルを記憶する。仮想キーコードは第1の実施の形態で説明した第2の参照用情報の一例である。仮想キーコード変換テーブルは、第1の実施の形態で説明した第2の変換情報の一例である。
通知情報記憶部163は、ウィンドウごとの仮想業務コードおよび仮想キーコードの組合せの集合(以下、コードセットと称する)に対応付けて、モニタ11に表示させるメッセージを定義した業務条件定義テーブルを記憶する。業務条件定義テーブルは第1の実施の形態で説明した通知情報の一例である。
業務画面情報取得部164は、アプリケーション120,120a,120bが出力した業務画面情報を取得する。業務画面情報取得部164は、取得したキーコードを履歴管理部166に出力する。
イベント取得部165は、イベントハンドラ130が出力したキーコードを取得する。イベント取得部165は、取得したキーコードをアプリケーション120,120a,120bに出力するとともに履歴管理部166に出力する。
履歴管理部166は、業務画面情報取得部164から業務コードを取得すると、履歴情報記憶部161に格納されたウィンドウ履歴テーブルに記録する。履歴管理部166は、イベント取得部165からキーコードを取得すると、履歴情報記憶部161に格納されたキー操作履歴テーブルに記録する。
操作解析処理部167は、イベントハンドラ130からガイダンス要求を受け付けると、履歴情報記憶部161、変換情報記憶部162および通知情報記憶部163を参照してメッセージ生成処理を実行する。操作解析処理部167は、生成したメッセージをメッセージ出力部168に出力する。
メッセージ出力部168は、操作解析処理部167が生成したメッセージをOS110(図5では図示を省略)を介してモニタ11に表示させる。
解除条件検出部169は、イベントハンドラ130から所定のガイダンス解除のイベントを検出すると、メッセージ出力部168によりモニタ11に表示させたメッセージを消去させる。
図6は、ウィンドウ履歴テーブルのデータ構造例を示す図である。ウィンドウ履歴テーブル161aは、履歴管理部166により生成、更新され、履歴情報記憶部161に格納される。ウィンドウ履歴テーブル161aには、項番、時間および業務コードの項目が設けられている。各項目の横方向に並べられた情報同士が互いに関連付けられて、1つのウィンドウの履歴を示す。
項番の項目には、レコードを識別する情報が設定される。時間の項目には、当該レコードで示されるウィンドウがアクティブになった時間が設定される。業務コードの項目には、アクティブになったウィンドウに対応する業務コードが設定される。ここで、以下では出金取引には業務コード“110001”が、印鑑照合には業務コード“120002”が、取引照会には業務コード“130003”が定義されているとする。
ウィンドウ履歴テーブル161aには、例えば、項番が“101”、時間が“2010/8/18 10:00:00”、業務コードが“130003”という情報が設定される。これは、業務コード“130003”に対応するウィンドウ330が2010年8月18日10時00分00秒にアクティブ状態となったことを示している。
ここで、履歴管理部166は、ウィンドウ履歴テーブル161aに記録される履歴がモニタ11に現在表示中のウィンドウについてのみとなるよう管理する。履歴管理部166は、モニタ11から消去されたウィンドウの履歴をウィンドウ履歴テーブル161aから削除する。
図7は、キー操作履歴テーブルのデータ構造例を示す図である。キー操作履歴テーブル161bは、履歴管理部166により生成、更新され、履歴情報記憶部161に格納される。キー操作履歴テーブル161bには、項番、時間およびキーコードの項目が設けられている。各項目の横方向に並べられた情報同士が互いに関連付けられて、1つのキー操作の履歴を示す。
項番の項目には、レコードを識別する情報が設定される。時間の項目には、当該キーコードが入力された時間が設定される。キーコードの項目には、入力されたキーコードが設定される。
キー操作履歴テーブル161bには、例えば、項番が“1001”、時間が“2010/8/18 10:00:05”、キーコードが“15”という情報が設定される。これは、キーボード12上のキーコード“15”に対応するキーが2010年8月18日10時00分05秒に押下されたことを示している。
ここで、履歴管理部166は、キー操作履歴テーブル161bに記録される履歴がモニタ11に現在表示中のウィンドウについてのみとなるよう管理する。履歴管理部166は、モニタ11から消去されたウィンドウの履歴をキー操作履歴テーブル161bから削除する。
図8は、検索テーブルのデータ構造例を示す図である。検索テーブル161cは、履歴管理部166により生成、更新され、履歴情報記憶部161に格納される。検索テーブル161cには、検索順序、業務画面属性、業務コードおよびキー操作履歴へのポインタの項目が設けられている。各項目の横方向に並べられた情報同士が互いに関連付けられて、1つの検索用レコードを構成する。
検索順序の項目には、後述する業務条件定義テーブル163aの検索処理の制御に用いる検索の優先順を示す情報が設定される。業務画面属性の項目には、業務画面の属性が設定される。業務コードの項目には、業務コードが設定される。キー操作履歴へのポインタの項目には、キー操作履歴テーブル161bにおいて、当該業務コードのウィンドウにつきキー操作履歴の記録を開始した時点のレコードが設定される。
検索テーブル161cには、例えば、検索順序が“3”、業務画面属性が“並行取引”、業務コードが“130003”、キー操作履歴へのポインタが“13fdf1”という情報が設定される。これは、並行取引である業務コード“130003”で示される取引照会については、キー操作履歴の検索処理を3番目に行うことを示している。更に、取引照会のウィンドウ330に対するキー操作履歴がキー操作履歴テーブル161bに割り当てられたメモリアドレスのうち“13fdf1”から開始していることを示している。
ここで、出金取引、印鑑照合および取引照会等の各ウィンドウの処理に対して、所定のサイズのメモリ領域がOS110により予め割り当てられる。上記メモリアドレスから、所定サイズ分のメモリ領域に各ウィンドウの処理のキー操作履歴を示す情報が格納される。各ウィンドウの処理のキー操作履歴は、割り当てられたメモリ領域に循環的に記録される。例えば、履歴管理部166は当該メモリ領域の最後のアドレスへの記録を行うと、当該メモリ領域の最初のアドレスから上書きして記録する。
ここで、以下の説明では、ポインタ“13fdf1”は、キー操作履歴テーブル161bの項番“1001”のレコードのメモリアドレスを示すものとする。同様に、ポインタ“12fdf1”は項番“2001”のレコードのメモリアドレスを、ポインタ“11fdf1”は項番“3001”のレコードのメモリアドレスを示すものとする。
また、検索順序は業務画面属性によって決定される。具体的には、事象キー12aが押下された際にアクティブであったウィンドウ310、すなわち、オペレータがガイダンスを希望しているアクティブウィンドウの検索の優先度が1番高い。ここで、オペレータがガイダンスを希望しているウィンドウの業務画面属性を以下では選択対象と称する。第2の実施の形態では、アクティブウィンドウの業務画面属性が選択対象となる。そして、選択対象のウィンドウの直前に操作されていた前取引のウィンドウの検索の優先度が2番目に高い。また、並行取引のウィンドウの検索の優先度が3番目に高い。このような検索の優先度は、適宜変更できる。
更に、並行取引のウィンドウがアクティブウィンドウである場合や並行取引のウィンドウが前取引のウィンドウに該当する場合も考えられる。その場合には、並行取引のウィンドウにつき業務画面属性の項目を“並行取引”に代えて、“選択対象”や“前取引”と設定すればよい。
図9は、仮想業務コード変換テーブルのデータ構造例を示す図である。仮想業務コード変換テーブル162aは、変換情報記憶部162に予め格納される。仮想業務コード変換テーブル162aには、業務コードおよび仮想業務コードの項目が設けられている。各項目の横方向に並べられた情報同士が互いに関連付けられて、1つの変換ルールを構成する。
業務コードの項目には、業務コードが設定される。仮想業務コードの項目には、仮想業務コードが設定される。
仮想業務コード変換テーブル162aには、業務コードが“110001”、仮想業務コードが“VD_SYUKKIN01”という情報が設定される。これは、業務コード“110001”と仮想業務コード“VD_SYUKKIN01”とが相互に対応付けられていることを示している。
図10は、仮想キーコード変換テーブルのデータ構造例を示す図である。仮想キーコード変換テーブル162bは、変換情報記憶部162に予め格納される。仮想キーコード変換テーブル162bには、キーコードおよび仮想キーコードの項目が設けられている。各項目の横方向に並べられた情報同士が互いに関連付けられて、1つの変換ルールを示す。
キーコードの項目には、キーコードが設定される。仮想キーコードの項目には、仮想キーコードが設定される。
仮想キーコード変換テーブル162bには、キーコードが“1”、仮想キーコードが“VK_INPUT01”という情報が設定される。これは、キーコード“1”と仮想キーコード“VK_INPUT01”とが相互に対応付けられていることを示している。
図11,12は、第2の実施の形態の業務条件定義テーブルのデータ構造例を示す図である。業務条件定義テーブル163aは、通知情報記憶部163に予め格納される。業務条件定義テーブル163aには、項番、選択対象仮想業務コード、最終仮想キーコード、選択対象仮想キーコード、前取引仮想業務コード、前取引仮想キーコード、並行取引仮想業務コード、並行取引仮想キーコードおよびメッセージの項目が設けられている。各項目の横方向に並べられた情報同士が互いに関連付けられて、1つの業務条件定義レコードを構成する。
項番の項目には、レコードを識別するための情報が設定される。選択対象仮想業務コードの項目には、選択対象のウィンドウの仮想業務コードが設定される。最終仮想キーコードの項目には、選択対象のウィンドウで最後に入力されたキーコードに対応する仮想キーコードが設定される。選択対象仮想キーコードの項目には、選択対象のウィンドウに入力されたキーコードに対応する仮想キーコードが設定される。前取引仮想業務コードの項目には、前取引のウィンドウの仮想業務コードが設定される。前取引仮想キーコードの項目には、前取引のウィンドウに入力されたキーコードに対応する仮想キーコードが設定される。並行取引仮想業務コードの項目には、並行取引のウィンドウの仮想業務コードが設定される。並行取引仮想キーコードの項目には、並行取引のウィンドウに入力されたキーコードに対応する仮想キーコードが設定される。メッセージの項目には、ガイダンスの内容を示す文字列が設定される。
業務条件定義テーブル163aには、例えば、項番が“1”、選択対象仮想業務コードが“VD_SYUKKIN01”、最終仮想キーコードが“VK_INPUT01”、選択対象仮想キーコードが“VK_INPUT01”、前取引仮想業務コードが“VD_INKAN01”、前取引仮想キーコードが“VK_INPUT11”、並行取引仮想業務コードが“ハイフン(−)”、並行取引仮想キーコードが“ハイフン(−)”、メッセージが“印鑑照合が未完了のため、出金取引の完了キーは押下無効です。”という情報が設定される。これは、コードセットが次の(1)および(2)の条件を満たす場合に当該メッセージを出力することを示している。
(1)選択対象のウィンドウ
仮想業務コード“VD_SYUKKIN01”に対応する業務コードのウィンドウにて、事象キー12aが押下された時点の最終の仮想キーコード“VK_INPUT01”に対応するキーコードの入力がある。
(2)前取引のウィンドウ
仮想業務コード“VD_INKAN01”に対応する業務コードのウィンドウにて、仮想キーコード“VK_INPUT11”に対応するキーコードの入力がある。
ここで、並行取引に関する“ハイフン(−)”の設定は、並行取引については条件を問わない(未定義である)ことを示している。
なお、最終仮想キーコードを検索条件に加えることで、検索対象とするレコードの絞り込みによる処理効率の向上を図れる。また、最終仮想キーコードを検索条件として追加することで、オペレータの現在の操作状況に一層即したメッセージの定義が可能となる。項番“1”のレコードでは、最終仮想キーコードと選択対象仮想キーコードとが同一の場合を例示している。次に示す項番“2”のレコードは、最終仮想キーコードと選択対象仮想キーコードとが異なり、かつ、並行取引についても条件を課す場合を例示している。
業務条件定義テーブル163aには、例えば、項番が“2”、選択対象仮想業務コードが“VD_SYUKKIN01”、最終仮想キーコードが“VK_INPUT01”、選択対象仮想キーコードが“VK_INPUT02”、前取引仮想業務コード“VD_INKAN02”、前取引仮想キーコードが“VK_INPUT12”、並行取引仮想業務コードが“VD_SYOKAI03”、並行取引仮想キーコードが“VK_INPUT21”およびメッセージが“承認中の依頼が未承認のため、出金取引の完了キーは押下無効です。”という情報が設定される。これは、コードセットが次の(1)〜(4)の条件を満たす場合に当該メッセージを出力することを示している。
(1)選択対象のウィンドウ
仮想業務コード“VD_SYUKKIN01”に対応する業務コードのウィンドウにて、事象キー12aが押下された時点の最終の仮想キーコードとして“VK_INPUT01”に対応するキーコードの入力がある。
(2)選択対象のウィンドウ
仮想業務コード“VD_SYUKKIN01”に対応する業務コードのウィンドウにて、事象キー12aが押下された時点の最終の仮想キーコード以外に仮想キーコード“VK_INPUT02”に対応するキーコードの入力がある。
(3)前取引のウィンドウ
仮想業務コード“VD_INKAN02”に対応する業務コードのウィンドウにて、仮想キーコード“VK_INPUT12”に対応するキーコードの入力がある。
(4)並行取引のウィンドウ
仮想業務コード“VD_SYOKAI03”に対応する業務コードのウィンドウにて、仮想キーコード“VK_INPUT21”に対応するキーコードの入力がある。
次に、以上の構成を備える端末装置100の処理手順を説明する。
図13は、第2の実施の形態のメッセージ出力処理を示すフローチャートである。以下、図13に示す処理をステップ番号に沿って説明する。なお、以下の説明では、図2で示したようにウィンドウ310がアクティブウィンドウ、ウィンドウ320が前取引のウィンドウ、ウィンドウ330が並行取引のウィンドウである場合を想定する。
[ステップS11]操作解析処理部167は、イベントハンドラ130を介して事象キー12aが押下された旨を示すガイダンス要求を受け付ける。
[ステップS12]操作解析処理部167は、アクティブウィンドウの業務コードを特定する。業務コードは、例えばOS110が管理する各ウィンドウのウィンドウ識別子に対応付けて管理されている。具体的には、アプリケーション120,120a,120bは各ウィンドウ用の業務画面を生成する際に、OS110が管理する各ウィンドウの識別子に当該業務画面の業務コードを対応付けたテーブルをRAM102等に格納する。このため、操作解析処理部167は、アクティブウィンドウを示すウィンドウ識別子をOS110から取得すれば、アクティブウィンドウの業務コードを特定できる。その結果、操作解析処理部167は、ウィンドウ310の業務コード“110001”を特定する。
[ステップS13]操作解析処理部167は、履歴情報記憶部161に格納されたウィンドウ履歴テーブル161aおよびキー操作履歴テーブル161bに基づいて、検索テーブル161cを生成する。操作解析処理部167は、ウィンドウ310,320,330の業務画面属性に応じて検索順序を決定する。その方法は、図8で説明した通りである。
[ステップS14]操作解析処理部167は、変換情報記憶部162に格納された仮想業務コード変換テーブル162aを参照して、アクティブウィンドウの業務コードに対応する仮想業務コードを取得する。仮想業務コード変換テーブル162aの例では、業務コード“110001”に対して、仮想業務コード“VD_SYUKKIN01”を取得できる。
[ステップS15]操作解析処理部167は、キー操作履歴テーブル161bを参照して、最終操作キーコードを取得する。最終操作キーコードは、アクティブウィンドウにおいて最後に入力されたキーコードである。キー操作履歴テーブル161bの例では、項番“3003”のレコードのキーコード“1”が該当する。
[ステップS16]操作解析処理部167は、変換情報記憶部162に格納された仮想キーコード変換テーブル162bを参照して、最終操作キーコードに対応する仮想キーコード(最終仮想キーコード)を取得する。仮想キーコード変換テーブル162bの例では、キーコード“1”に対して、最終仮想キーコード“VK_INPUT01”を取得できる。
[ステップS17]操作解析処理部167は、選択対象仮想業務コードおよび最終仮想キーコードをキーとして、通知情報記憶部163に格納された業務条件定義テーブル163aを検索する。上記の例では、選択対象仮想業務コード“VD_SYUKKIN01”および最終仮想キーコード“VK_INPUT01”が具体的なキーの値となる。
[ステップS18]操作解析処理部167は、ステップS17の検索の結果、業務条件定義テーブル163a中に該当するレコードが存在するか否かを判定する。存在する場合、処理をステップS19に進める。存在しない場合、処理を完了する。
[ステップS19]操作解析処理部167は、ステップS17で検索にヒットしたレコード群を抽出する。抽出したレコード群を処理対象レコード群と称する。なお、検索にヒットしたレコードが1つの場合もあり得るので、処理対象レコード群に含まれるレコードが1つの場合もある。業務条件定義テーブル163aの例では、選択対象仮想業務コード“VD_SYUKKIN01”および最終仮想キーコード“VK_INPUT01”を含むレコードとして、項番“1”〜“3”のレコードが存在する。よって、操作解析処理部167は、これらのレコードを処理対象レコード群として抽出する。
[ステップS20]操作解析処理部167は、処理対象レコード群の各レコードに含まれるコードセットに基づいて、メッセージ抽出処理を実行する。
[ステップS21]操作解析処理部167は、抽出したメッセージをメッセージ出力部168に出力する。メッセージ出力部168は、OS110を介してモニタ11に当該メッセージを表示させる。
このようにして、操作解析処理部167は、選択対象仮想業務コードおよび最終仮想キーコードに基づいて、業務条件定義テーブル163aから処理対象レコード群を抽出する。そして、処理対象レコード群に含まれる各レコードのコードセットに基づいて、ガイダンスとして出力するメッセージを抽出する。
なお、上記ステップS18において該当レコードが存在しない場合には、メッセージの出力が行われない。その場合、ガイダンスメッセージがない旨を示すメッセージをモニタ11に表示させてもよい。
次に、上記ステップS20で示した操作解析処理部167のメッセージ抽出処理の手順を説明する。
図14,15は、第2の実施の形態のメッセージ抽出処理を示すフローチャートである。以下、図14,15に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
[ステップS31]操作解析処理部167は、処理対象レコード群からチェック対象とするレコード(以下、チェック対象レコードと称する)を1つ選択する。操作解析処理部167は、チェック対象レコードに含まれる仮想業務コードや仮想キーコードのコードセットに対応する業務コードやキーコードを履歴情報記憶部161から検出できるか否かを以降の処理によりチェックする。なお、以下の処理手順は検索テーブル161cの検索順序の設定内容に準ずる。すなわち、選択対象(アクティブウィンドウ)、前取引、並行取引のウィンドウの順にチェックを行う。
[ステップS32]操作解析処理部167は、チェック対象レコードに選択対象仮想キーコードが定義されているか否かを判定する。定義されている場合、処理をステップS33に進める。定義されていない場合、処理をステップS37に進める。
[ステップS33]操作解析処理部167は、チェック対象レコードを参照して選択対象仮想キーコードを取得する。例えば、ステップS31において業務条件定義テーブル163aのうちの項番“1”のレコードをチェック対象レコードとして選択している場合、選択対象仮想キーコードは“VK_INPUT01”である。
[ステップS34]操作解析処理部167は、変換情報記憶部162に格納された仮想キーコード変換テーブル162bを参照して、ステップS33で取得した仮想キーコードに対応するキーコードを取得する。仮想キーコード変換テーブル162bの例では、仮想キーコード“VK_INPUT01”に対してキーコード“1”を取得する。
[ステップS35]操作解析処理部167は、履歴情報記憶部161に格納されたキー操作履歴テーブル161bに含まれる選択対象のウィンドウのキー操作履歴からステップS34で取得したキーコードを検索する。ここで、操作解析処理部167は、選択対象のウィンドウのキー操作履歴を履歴情報記憶部161に格納された検索テーブル161cを参照して特定する。例えば、ステップS31において業務条件定義テーブル163aのうちの項番“1”のレコードをチェック対象レコードとして選択している場合は次の通りである。操作解析処理部167は、変換情報記憶部162に格納された仮想業務コード変換テーブル162aを参照して、チェック対象レコードに含まれる選択対象仮想業務コード“VD_SYUKKIN01”に対応する業務コード“110001”を特定する。そして、検索テーブル161cを参照して、業務コード“110001”に対応するキー操作履歴へのポインタ“11fdf1”を特定する。これにより、キー操作履歴テーブル161bの項番“3001”以降のキー操作履歴を選択対象のウィンドウのキー操作履歴と特定できる。その範囲は、ポインタ“11fdf1”〜“12fdf0”の間と特定できる。
[ステップS36]操作解析処理部167は、ステップS35の検索の結果、ヒットするキー操作履歴のレコードが存在するか否かを判定する。存在する場合、処理をステップS37に進める。存在しない場合、処理をステップS48に進める。
[ステップS37]操作解析処理部167は、チェック対象レコードに前取引仮想キーコードが定義されているか否かを判定する。定義されている場合、処理をステップS38に進める。定義されていない場合、処理をステップS42に進める。
[ステップS38]操作解析処理部167は、チェック対象レコードを参照して前取引仮想キーコードを取得する。例えば、ステップS31において業務条件定義テーブル163aのうちの項番“1”のレコードをチェック対象レコードとして選択している場合、前取引仮想キーコードは“VK_INPUT11”である。
[ステップS39]操作解析処理部167は、仮想キーコード変換テーブル162bを参照して、ステップS38で取得した仮想キーコードに対応するキーコードを取得する。仮想キーコード変換テーブル162bの例では、仮想キーコード“VK_INPUT11”に対してキーコード“51”を取得する。
[ステップS40]操作解析処理部167は、キー操作履歴テーブル161bに含まれる前取引のウィンドウのキー操作履歴からステップS39で取得したキーコードを検索する。ここで、操作解析処理部167は、前取引のウィンドウのキー操作履歴を検索テーブル161cを参照して特定する。
例えば、ステップS31において業務条件定義テーブル163aのうちの項番“1”のレコードをチェック対象レコードとして選択している場合は次の通りである。操作解析処理部167は、仮想業務コード変換テーブル162aを参照して、チェック対象レコードに含まれる前取引仮想業務コード“VD_INKAN01”に対応する業務コード“120001”を特定する。そして、検索テーブル161cを参照して、業務コード“120001”に対応するキー操作履歴へのポインタを特定する。ここで、検索テーブル161cには、業務コード“120001”に対応するキー操作履歴へのポインタが設定されていない。この場合には、操作解析処理部167は、当該キーコードの検索を行っても、履歴から一致するキーコードを得られないこととなる。
一方、例えば、ステップS31において業務条件定義テーブル163aのうちの項番“2”のレコードをチェック対象レコードとして選択している場合は次の通りである。操作解析処理部167は、仮想業務コード変換テーブル162aを参照して、チェック対象レコードに含まれる前取引仮想業務コード“VD_INKAN02”に対応する業務コード“120002”を特定する。そして、検索テーブル161cを参照して、業務コード“120002”に対応するキー操作履歴へのポインタ“12fdf1”を特定する。これにより、キー操作履歴テーブル161bの項番“2001”以降のキー操作履歴を前取引のウィンドウのキー操作履歴と特定できる。その範囲は、ポインタ“12fdf1”〜“13fdf0”の間と特定できる。
[ステップS41]操作解析処理部167は、ステップS40の検索の結果、ヒットするキー操作履歴のレコードが存在するか否かを判定する。存在する場合、処理をステップS42に進める。存在しない場合、処理をステップS48に進める。
[ステップS42]操作解析処理部167は、チェック対象レコードに並行取引仮想キーコードが定義されているか否かを判定する。定義されている場合、処理をステップS43に進める。定義されていない場合、処理をステップS47に進める。
[ステップS43]操作解析処理部167は、チェック対象レコードを参照して並行取引仮想キーコードを取得する。例えば、ステップS31において業務条件定義テーブル163aのうちの項番“2”のレコードをチェック対象レコードとして選択している場合、並行取引仮想キーコードは“VK_INPUT21”である。
[ステップS44]操作解析処理部167は、仮想キーコード変換テーブル162bを参照して、ステップS43で取得した仮想キーコードに対応するキーコードを取得する。仮想キーコード変換テーブル162bの例では、仮想キーコード“VK_INPUT21”に対してキーコード“101”を取得する。
[ステップS45]操作解析処理部167は、キー操作履歴テーブル161bに含まれる並行取引のウィンドウのキー操作履歴からステップS44で取得したキーコードを検索する。ここで、操作解析処理部167は、並行取引のウィンドウのキー操作履歴を検索テーブル161cを参照して特定する。例えば、ステップS31において業務条件定義テーブル163aのうちの項番“2”のレコードをチェック対象レコードとして選択している場合は次の通りである。操作解析処理部167は、仮想業務コード変換テーブル162aを参照して、チェック対象レコードに含まれる並行取引仮想業務コード“VD_SYOKAI03”に対応する業務コード“130003”を特定する。そして、検索テーブル161cを参照して、業務コード“130003”に対応するキー操作履歴へのポインタ“13fdf1”を特定する。これにより、キー操作履歴テーブル161bの項番“1001”以降のキー操作履歴を並行取引のウィンドウのキー操作履歴と特定できる。その範囲は、ポインタ“13fdf1”〜“14fdf0”の間と特定できる。
[ステップS46]操作解析処理部167は、ステップS45の検索の結果、ヒットするキー操作履歴のレコードが存在するか否かを判定する。存在する場合、処理をステップS47に進める。存在しない場合、処理をステップS48に進める。
[ステップS47]操作解析処理部167は、ステップS31で選択したチェック対象レコードに設定されたメッセージを抽出する。
[ステップS48]操作解析処理部167は、現在選択中のチェック対象レコードを処理済とする。そして、操作解析処理部167は、処理対象レコード群に含まれるレコードの全てが処理済であるか否かを判定する。全て処理済の場合、処理を完了する。未処理のレコードが存在する場合、処理をステップS31に進める。処理対象レコード群に含まれるレコードを全て処理済であるために本処理を完了する場合、操作解析処理部167はガイダンスのためのメッセージがない旨を示すメッセージを生成する。
このようにして、操作解析処理部167は、通知情報記憶部163に格納された業務条件定義テーブル163aからメッセージを抽出する。
なお、上記ステップS45では、特定したキー操作履歴のうち、ステップS41でヒットしたレコードの時間よりも前の時間が設定されたレコードのみを検索対象としてもよい。
図16は、第2の実施の形態のメッセージ出力の具体例を示す図である。図16(A)は、ウィンドウ310の操作中にエラーが発生した場合を例示している。オペレータは、ウィンドウ310,320,330をモニタ11に表示させて業務処理を行う。そして、ウィンドウ310の出金取引において、ウィンドウ310内に表示された取引確定のボタンをマウス13により押下したとする。すると、ウィンドウ310あるいはポップアップウィンドウなどの他のウィンドウに出金取引確定エラーを通知するメッセージが表示される。この時、端末装置100は、事象キー12aの押下を受け付けることで、ウィンドウ320,330の状態を解析し、その結果を反映したガイダンスメッセージの提供を行える。
図16(B)は、図16(A)の状態において事象キー12aが押下された場合を例示している。端末装置100は、事象キー12aの押下を受け付けると、ウィンドウ310の業務コードから仮想業務コードを取得し、ウィンドウ310で最後に入力されたキーコードから最終仮想キーコードを取得する。そして、端末装置100は業務条件定義テーブル163aを参照して、チェック対象とするレコードの絞込を行う。更に、絞り込んだ各レコードのコードセットに含まれる仮想業務コード、仮想キーコードに対応する業務コード、キーコードの、ウィンドウ履歴テーブル161aおよびキー操作履歴テーブル161bからの検出を試みる。
図16(B)では、業務条件定義テーブル163aの項番“1”のレコードに対応するメッセージが出力される場合を示している。具体的には、出金取引のウィンドウ310において、最後に入力されたキーコードが“1”であり、前取引のウィンドウ320において、キーコード“51”が入力された後にエラーが発生している場合である。なお、取引照会のウィンドウ330における操作はウィンドウ310でのエラーとは無関係であるとする。
この場合、ウィンドウ310で発生したエラーにつき、ガイダンスメッセージを含むウィンドウ340がモニタ11に表示される。
ウィンドウ340には、業務条件定義テーブル163aの項番“1”のレコードに設定されたメッセージ“印鑑照合が未完了のため出金取引の完了キーは押下無効です。”が表示されている。当該メッセージによって、オペレータは印鑑照合の処理が未完了であり、出金取引の完了キーの押下を印鑑照合の処理が完了するまで待機すればよいと認識できる。更に、ウィンドウ340には端末装置100にガイダンス解除の要求を入力するためのボタン341が表示されている。オペレータは、マウス13によりボタン341を押下操作することでガイダンス解除の要求を端末装置100に入力できる。端末装置100は、ガイダンス解除の要求を受け付けると、モニタ11にウィンドウ340を消去させる。
このように、端末装置100はアクティブウィンドウと、それ以外のウィンドウとの関係を考慮したガイダンスメッセージをオペレータに提示することができる。
そして、新規ウィンドウを追加した際に、そのウィンドウでの操作に対してガイダンスの提供を行いたい場合には、仮想業務コード変換テーブル162aおよび仮想キーコード変換テーブル162bに新規ウィンドウに関する情報を定義しさえすればよい。具体的には、仮想業務コード変換テーブル162aに新規ウィンドウの業務コードと仮想業務コードとの対応関係を定義する。また、仮想キーコード変換テーブル162bに新規ウィンドウで入力され得るキーコードと仮想キーコードとの対応関係を定義する。これにより、業務条件定義テーブル163aを更新することなく、新規ウィンドウに対しても他のウィンドウにおける操作との関係に応じたガイダンスメッセージの提供が可能となり、メンテナンスを効率的に行えるようになる。
また、このようにしてガイダンスメッセージの設定を容易に行うことができるので、各ウィンドウのアプリケーションを開発した後にメッセージを設定したい場合にも容易に対応することができる。すなわち、独立に開発された複数のアプリケーションにつき事後的なガイダンスメッセージの設定を容易に行える。この場合、開発時においてガイダンスの機能を意識しなくてもよいので、各アプリケーションの開発工数を低減できる。
また、運用開始後にもメッセージの設定変更が容易に行えるので、オペレータによる実際の操作傾向に応じて、臨機応変にメッセージの内容を設定できる。例えば、開発段階では不明であったが、運用開始後に操作ミスの生じ易い業務が判明した場合にも、適切なガイダンスの提供を容易に開始できる。
また、仮想業務コード変換テーブル162aおよび仮想キーコード変換テーブル162bを用意しさえすれば、業務コードやキーコードの異なる情報処理システムに対しても同様にメッセージの設定が可能である。すなわち、様々な業務アプリケーションに適用可能な汎用性の高い通知プログラム、通知方法を実現できるという利点もある。
なお、業務条件定義テーブル163aにエラー時以外のガイダンスメッセージを予め設定しておくことも考えられる。このようにすれば、オペレータが操作に迷った場合にも、事象キー12aの押下を受け付けることで、次の操作手順等を適切にガイドすることができる。
また、メッセージの表示方法もウィンドウ340に表示させる方法に限らず種々の方法を採れる。例えば、アクティブウィンドウ内の所定の領域に当該メッセージを表示させてもよい。
更に、ガイダンスとしてメッセージをモニタ11に表示させる例を示したがこれに限らない。例えば、ガイダンスの音声を端末装置100に接続されたスピーカーから出力してもよい。また、ガイダンスの画像や動画をモニタ11に表示させてもよい。その場合、業務条件定義テーブル163aに設けられたメッセージの項目に代えて、各コンテンツのデータを格納するための項目を設ければよい。そして、当該項目に各コンテンツのデータを格納し、対応する条件に合致する場合に、当該コンテンツのデータを読み出せばよい。
[第3の実施の形態]
以下、第3の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。前述の第2の実施の形態との相違点について主に説明し、同様の事項に関しては説明を省略する。
第2の実施の形態では、キーボード12に事象キー12aを設けてアクティブウィンドウに対するガイダンス要求を受け付け、アクティブウィンドウでの操作に対するガイダンスを提供する機能を説明した。これに対し、オペレータが非アクティブなウィンドウについてのガイダンスの提供を受けたい場合も考えられる。そこで、第3の実施の形態では、非アクティブなウィンドウに対するガイダンス要求を受け付けて、非アクティブなウィンドウに対するガイダンスの提供を行う機能を提供する。
ここで、第3の実施の形態に係る金融窓口システムの全体構成は、図2で説明した第2の実施の形態の金融窓口システムの全体構成と同様であるため説明を省略する。また、第3の実施の形態の端末装置のハードウェア構成および機能構成は、図3〜5で説明した第2の実施の形態の端末装置100のハードウェア構成および機能構成と同様であるため説明を省略する。
なお、以下の説明では、便宜的に第2の実施の形態の端末装置100の構成を用いて第3の実施の形態の機能を説明する。
図17は、第3の実施の形態のキーボードの事象キーを示す図である。キーボード12には、事象キー12a,12b,12cが設けられている。ここで、キーボード12の他のキーは図示を省略している。
事象キー12aは、アクティブウィンドウに対するガイダンス要求を受け付けるためのボタンである。事象キー12bは、前取引のウィンドウに対するガイダンス要求を受け付けるためのボタンである。事象キー12cは、並行取引のウィンドウに対するガイダンス要求を受け付けるためのボタンである。
イベントハンドラ130は、事象キー12a,12b,12cの何れかが押下されると、何れの事象キーが押下されたかを示す情報を含めたガイダンス要求を操作解析処理部167に出力する。操作解析処理部167は、イベントハンドラ130から取得したガイダンス要求に基づいて、アクティブウィンドウ、前取引のウィンドウあるいは並行取引のウィンドウの何れかに対するメッセージの抽出を行う。
次に、第3の実施の形態におけるメッセージ出力処理の手順を説明する。
図18は、第3の実施の形態のメッセージ出力処理を示すフローチャートである。以下、図18に示す処理をステップ番号に沿って説明する。なお、以下の説明では、図2で示したようにウィンドウ310がアクティブウィンドウ、ウィンドウ320が前取引のウィンドウ、ウィンドウ330が並行取引のウィンドウである場合を想定する。
[ステップS51]操作解析処理部167は、イベントハンドラ130を介して事象キー12a,12b,12cの何れかが押下された旨を示すガイダンス要求を受け付ける。
[ステップS52]操作解析処理部167は、押下された事象キーを特定する。例えば、事象キー12b(前取引のウィンドウ用の事象キー)が押下されたとする。
[ステップS53]操作解析処理部167は、事象キーによって選択された選択対象ウィンドウの業務コードを特定する。業務コードは、例えばOS110が管理する各ウィンドウのウィンドウ識別子に対応付けて管理されている。具体的には、アプリケーション120,120a,120bは各ウィンドウ用の業務画面を生成する際に、OS110が管理する各ウィンドウの識別子に当該業務画面の業務コードを対応付けたテーブルをRAM102等に格納する。このため、操作解析処理部167は、選択対象ウィンドウを示すウィンドウ識別子をOS110から取得すれば、選択対象ウィンドウの業務コードを特定できる。その結果、操作解析処理部167は、ウィンドウ320の業務コード“120002”を特定する。
[ステップS54]操作解析処理部167は、履歴情報記憶部161に格納されたウィンドウ履歴テーブル161aおよびキー操作履歴テーブル161bに基づいて、検索テーブルを生成する。操作解析処理部167は、ウィンドウ310,320,330の業務画面属性に応じて検索順序を決定する。ここで、ステップS53では選択対象のウィンドウ320の業務コードとして“120002”が特定されている。このため、ウィンドウ履歴テーブル161aにおいて、項番“102”のレコードを基準に前取引および並行取引の判断を行う。ウィンドウ履歴テーブル161aの例によれば、項番“101”に並行取引に該当する取引照会の業務コード“130003”が存在している。よって、操作解析処理部167は、検索テーブルの業務画面属性“並行取引”のレコードの業務コードに“130003”、検索順序に“3”、キー操作履歴へのポインタに“13fdf1”を設定する。更に、ウィンドウ履歴テーブル161aには、選択対象取引の直前の取引として項番“100”に出金処理の業務コード“110001”が存在している。よって、操作解析処理部167は、検索テーブルの業務画面属性“前取引”のレコードの業務コードに“110001”、検索順序に“2”、キー操作履歴へのポインタに“11fdf1”を設定する。なお、検索テーブルの業務画面属性“選択対象”のレコードの業務コードには“120002”、検索順序は“1”、キー操作履歴へのポインタは“12fdf1”を設定する。
[ステップS55]操作解析処理部167は、変換情報記憶部162に格納された仮想業務コード変換テーブル162aを参照して、選択対象ウィンドウの業務コードに対応する仮想業務コードを取得する。仮想業務コード変換テーブル162aの例では、業務コード“120002”に対して、仮想業務コード“VD_INKAN02”を取得できる。
[ステップS56]操作解析処理部167は、キー操作履歴テーブル161bを参照して、選択対象ウィンドウにおける最終操作キーコードを取得する。第3の実施の形態における最終操作キーコードは、選択対象ウィンドウにおけるものであり、アクティブウィンドウにおけるものではない場合がある点が第2の実施の形態と異なる。本例では、ウィンドウ320における最終操作キーコードを取得する。例えば、キー操作履歴テーブル161bにおいて、ウィンドウ320につきポインタ“12fdf1”に対応する項番“2001”からのレコードのうち、最新のレコードに設定されたキーコードを最終操作キーコードとして取得する。例えば、ウィンドウ320における最終操作キーコード“52”を取得したとする。
[ステップS57]操作解析処理部167は、変換情報記憶部162に格納された仮想キーコード変換テーブル162bを参照して、最終操作キーコードに対応する仮想キーコード(最終仮想キーコード)を取得する。仮想キーコード変換テーブル162bの例では、最終操作キーコード“52”に対応する最終仮想キーコードとして“VK_INPUT12”を取得する。
[ステップS58]操作解析処理部167は、選択対象仮想業務コードおよび最終仮想キーコードをキーとして、通知情報記憶部163に格納された業務条件定義テーブル163aを検索する。上記の例では、選択対象仮想業務コード“VD_INKAN02”および最終仮想キーコード“VK_INPUT12”が具体的なキーの値となる。
[ステップS59]操作解析処理部167は、ステップS58の検索の結果、業務条件定義テーブル163a中に該当するレコードが存在するか否かを判定する。存在する場合、処理をステップS60に進める。存在しない場合、処理を完了する。
[ステップS60]操作解析処理部167は、ステップS58で検索にヒットしたレコード群を抽出する。抽出したレコード群を処理対象レコード群と称する。なお、検索にヒットしたレコードが1つの場合もあり得るので、処理対象レコード群に含まれるレコードが1つの場合もある。
[ステップS61]操作解析処理部167は、処理対象レコード群の各レコードに含まれるコードセットに基づいて、メッセージ抽出処理を実行する。
[ステップS62]操作解析処理部167は、抽出したメッセージをメッセージ出力部168に出力する。メッセージ出力部168は、OS110を介してモニタ11に当該メッセージを表示させる。
このようにして、操作解析処理部167は、選択対象仮想業務コードおよび最終仮想キーコードに基づいて、業務条件定義テーブル163aから処理対象レコード群を抽出する。そして、処理対象レコード群に含まれる各レコードのコードセットに基づいて、ガイダンスとして出力するメッセージを抽出する。
なお、上記ステップS59において該当レコードが存在しない場合には、メッセージの出力が行われない。その場合、ガイダンスメッセージがない旨を示すメッセージをモニタ11に表示させてもよい。
ここで、上記ステップS61で述べた操作解析処理部167によるメッセージ抽出処理の手順は図14,15で説明した第2の実施の形態のメッセージ抽出処理と同様であるため説明を省略する。ただし、操作解析処理部167は、キー操作履歴テーブル161bにおいて選択対象ウィンドウ以外のウィンドウにつきキー操作履歴を参照する場合、選択対象ウィンドウの最終操作キーコードが入力された時間よりも前に記録されたキー操作履歴の参照を行う。これにより、第2の実施の形態のメッセージ抽出処理と同様の手順で、通知情報記憶部163に格納された業務条件定義テーブル163aから適切なメッセージを抽出できる。
図19は、第3の実施の形態のメッセージ出力の具体例を示す図である。図19(A)は、ウィンドウ310において、オペレータが出金取引の操作中である状態を示している。このとき、ウィンドウ320,330はウィンドウ310の背後に隠れており、アクティブ状態に切り替えない限りウィンドウ320,330の内容を閲覧できない状態となっている。
図19(B)は、図19(A)の状態において、事象キー12bが押下された場合を例示している。端末装置100は、事象キー12bの押下を受け付けると、ウィンドウ320の業務コードから選択対象仮想業務コードを取得し、ウィンドウ320で最後に入力されたキーコードから最終仮想キーコードを取得する。そして、端末装置100は業務条件定義テーブル163aを参照して、取得した選択対象仮想業務コードおよび最終仮想キーコードによりチェック対象とするレコードの絞込を行う。更に、絞り込んだ各レコードのコードセットに含まれる仮想業務コード、仮想キーコードに対応する業務コード、キーコードの、ウィンドウ履歴テーブル161aおよびキー操作履歴テーブル161bからの検出を試みる。ここで、ウィンドウ履歴テーブル161aおよびキー操作履歴テーブル161bのうち、参照対象とするキー操作履歴は、上述したように上記ウィンドウ320で最後に入力されたキーコードよりも前の時間の履歴である。
図19(B)では、ウィンドウ320における印鑑照合の処理の状態をメッセージとして出力している場合を示している。具体的には、ウィンドウ320の状態を示すガイダンスメッセージを含むウィンドウ340aがモニタ11に表示される。
ウィンドウ340aには、“印鑑照合にて、照合データを取得中です。”というメッセージが表示されている。当該メッセージによって、オペレータは印鑑照合の処理が未完了であり、現在取引サーバ200から照合データの取得中であることを認識できる。更に、ウィンドウ340aには端末装置100にガイダンス解除の要求を入力するためのボタン341が表示されている。オペレータは、マウス13によりボタン341を押下操作することでガイダンス解除の要求を端末装置100に入力できる。端末装置100は、ガイダンス解除の要求を受け付けると、モニタ11にウィンドウ340aを消去させる。
これにより、図16で説明した第2の実施の形態の効果と同様の効果を奏することができる。
更に、オペレータは、例えばアクティブウィンドウでの作業中にアクティブウィンドウ以外のウィンドウの状態を確認したい場合がある。具体的には、出金取引の確定につき印鑑照合が完了していなければならない場合、アクティブウィンドウで出金取引のための入力を終えた後、当該入力を確定とする操作を行う直前のタイミングが考えられる。しかし、ウィンドウ310がウィンドウ320,330に重なって表示されている場合には、アクティブウィンドウの切り替えを行わない限り、アクティブ状態のウィンドウ310に覆われたウィンドウ320,330の状態を閲覧できない場合もある。
第3の実施の形態の端末装置100によれば、そのような場合にもアクティブウィンドウを表示しながら、背後のウィンドウでの処理状況を表示できる。このため、背後のウィンドウをアクティブにした後に、再度元のウィンドウをアクティブにして元の業務操作を続行する等、アクティブウィンドウの切替操作を行う煩わしさを軽減できる。その結果、業務操作を効率的に行えるようになる。
また、オペレータに対して非アクティブであるウィンドウでの処理状況を適切に通知できるので、例えば、印鑑照合の処理が完了していないにも関わらず出金取引が確定されてしまうような事態を抑制できる。このため、当該操作によって発生する無用なエラーを未然に防ぐことができる。
[第4の実施の形態]
以下、第4の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。前述の第2,第3の実施の形態との相違点について主に説明し、同様の事項に関しては説明を省略する。
第2,第3の実施の形態では、キーボード12に設けた事象キー12a,12b,12cの押下を受け付け、事象キーに対応するウィンドウでの操作に対するガイダンスを提供する機能を説明した。これに対し、第4の実施の形態では、事象キーの押下を受け付けた場合に、アクティブウィンドウおよびその他のウィンドウにおける現在までの操作履歴を出力する機能を提供する。以下では、そのための端末装置の構成等につき詳細に説明する。
ここで、第4の実施の形態に係る金融窓口システムの全体構成は、図2で説明した第2の実施の形態の金融窓口システムの全体構成と同様であるため説明を省略する。また、第4の実施の形態の端末装置のハードウェア構成および機能構成は、図3〜5で説明した第2の実施の形態の端末装置100のハードウェア構成および機能構成と同様であるため説明を省略する。
なお、以下の説明では、便宜的に第2の実施の形態の端末装置100の構成を用いて第3の実施の形態の機能を説明する。
図20,21は、第4の実施の形態の業務条件定義テーブルのデータ構造例を示す図である。業務条件定義テーブル163bは、通知情報記憶部163に予め格納される。業務条件定義テーブル163bには、項番、選択対象仮想業務コード、最終仮想キーコード、選択対象仮想キーコード、前取引仮想業務コード、前取引仮想キーコード、並行取引仮想業務コード、並行取引仮想キーコードおよびメッセージの項目が設けられている。各項目の横方向に並べられた情報同士が互いに関連付けられて、1つの業務条件定義レコードを構成する。
ここで、項番、選択対象仮想業務コード、最終仮想キーコード、選択対象仮想キーコード、前取引仮想業務コード、前取引仮想キーコード、並行取引仮想業務コードおよび並行取引仮想キーコードの項目は、図11,12で説明した第2の実施の形態の業務条件定義テーブル163aにおける同一名称の項目と同一である。
メッセージの項目には、履歴として出力するメッセージの内容を示す文字列が設定される。
業務条件定義テーブル163bには、例えば、項番が“1”、選択対象仮想業務コードが“VD_SYUKKIN01”、最終仮想キーコードが“VK_INPUT01”、選択対象仮想キーコードが“VK_INPUT01”、前取引仮想業務コードが“VD_INKAN01”、前取引仮想キーコードが“VK_INPUT11”、並行取引仮想業務コードが“ハイフン(−)”、並行取引仮想キーコードが“ハイフン(−)”、メッセージが“印鑑照合完了(照合OK)”という情報が設定される。これは、コードセットが次の(1)および(2)の条件を満たす場合に当該メッセージを履歴として出力することを示している。
(1)選択対象のウィンドウ
仮想業務コード“VD_SYUKKIN01”に対応する業務コードのウィンドウにて、事象キー12aが押下された時点の最終の仮想キーコード“VK_INPUT01”に対応するキーコードの入力がある。
(2)前取引のウィンドウ
仮想業務コード“VD_INKAN01”に対応する業務コードのウィンドウにて、仮想キーコード“VK_INPUT11”に対応するキーコードの入力がある。
ここで、並行取引に関する“ハイフン(−)”の設定は、並行取引については条件を問わない(未定義である)ことを示している。
また、業務条件定義テーブル163bには、例えば、項番が“2”、選択対象仮想業務コードが“VD_SYUKKIN01”、最終仮想キーコードが“VK_INPUT01”、選択対象仮想キーコードが“VK_INPUT02”、前取引仮想業務コード“VD_INKAN02”、前取引仮想キーコードが“VK_INPUT12”、並行取引仮想業務コードが“VD_SYOKAI03”、並行取引仮想キーコードが“VK_INPUT21”およびメッセージが“印鑑照合データを取得中”という情報が設定される。これは、コードセットが次の(1)〜(4)の条件を満たす場合に当該メッセージを出力することを示している。
(1)選択対象のウィンドウ
仮想業務コード“VD_SYUKKIN01”に対応する業務コードのウィンドウにて、事象キー12aが押下された時点の最終の仮想キーコードとして“VK_INPUT01”に対応するキーコードの入力がある。
(2)選択対象のウィンドウ
仮想業務コード“VD_SYUKKIN01”に対応する業務コードのウィンドウにて、事象キー12aが押下された時点の最終の仮想キーコード以外に仮想キーコード“VK_INPUT02”に対応するキーコードの入力がある。
(3)前取引のウィンドウ
仮想業務コード“VD_INKAN02”に対応する業務コードのウィンドウにて、仮想キーコード“VK_INPUT12”に対応するキーコードの入力がある。
(4)並行取引のウィンドウ
仮想業務コード“VD_SYOKAI03”に対応する業務コードのウィンドウにて、仮想キーコード“VK_INPUT21”に対応するキーコードの入力がある。
次に、第4の実施の形態におけるメッセージ出力処理の手順を説明する。ここで、第4の実施の形態におけるメッセージ出力処理の手順は、図13で説明した第2の実施の形態のメッセージ出力処理の手順と同様である。ただし、操作解析処理部167は業務条件定義テーブル163aに代えて業務条件定義テーブル163bを参照して処理を行う点が異なる。また、第2の実施の形態の当該手順で説明したメッセージ抽出処理の手順が、第2の実施の形態の手順と第4の実施の形態の手順とでは異なる。このため、以下では、第4の実施の形態におけるメッセージ抽出処理の手順について説明する。
図22,23は、第4の実施の形態のメッセージ抽出処理の手順を示すフローチャートである。以下、図22,23に示す処理をステップ番号に沿って説明する。なお、以下の説明では、図2で示したようにウィンドウ310がアクティブウィンドウ、ウィンドウ320が前取引のウィンドウ、ウィンドウ330が並行取引のウィンドウである場合を想定する。また、メッセージ出力処理において、処理対象レコード群として、通知情報記憶部163に格納された業務条件定義テーブル163bのうちの項番“1”〜“3”のレコードが抽出されているとする。
[ステップS71]操作解析処理部167は、処理対象レコード群からチェック対象レコードを1つ選択する。操作解析処理部167は、チェック対象レコードに含まれる仮想業務コードや仮想キーコードのコードセットに対応する業務コードやキーコードを履歴情報記憶部161から検出できるか否かを以降の処理によりチェックする。なお、以下の処理手順は検索テーブルの検索順序の設定内容に準ずる。すなわち、選択対象(アクティブウィンドウ)、前取引、並行取引のウィンドウの順にチェックを行う。
[ステップS72]操作解析処理部167は、チェック対象レコードに選択対象仮想キーコードが定義されているか否かを判定する。定義されている場合、処理をステップS73に進める。定義されていない場合、処理をステップS77に進める。
[ステップS73]操作解析処理部167は、チェック対象レコードを参照して選択対象仮想キーコードを取得する。例えば、ステップS71において業務条件定義テーブル163bのうちの項番“1”のレコードをチェック対象レコードとして選択している場合、選択対象仮想キーコードは“VK_INPUT01”である。
[ステップS74]操作解析処理部167は、変換情報記憶部162に格納された仮想キーコード変換テーブル162bを参照して、ステップS73で取得した選択対象仮想キーコードに対応するキーコードを取得する。仮想キーコード変換テーブル162bの例では、仮想キーコード“VK_INPUT01”に対してキーコード“1”を取得する。
[ステップS75]操作解析処理部167は、履歴情報記憶部161に格納されたキー操作履歴テーブル161bに含まれる選択対象のウィンドウのキー操作履歴からステップS74で取得したキーコードを検索する。ここで、操作解析処理部167は、選択対象のウィンドウのキー操作履歴を履歴情報記憶部161に格納された検索テーブルを参照して特定する。その具体的な方法は、図14のステップS35で説明した通りである。
[ステップS76]操作解析処理部167は、ステップS75の検索の結果、ヒットするキー操作履歴のレコードが存在するか否かを判定する。存在する場合、処理をステップS77に進める。存在しない場合、処理をステップS89に進める。
[ステップS77]操作解析処理部167は、チェック対象レコードに前取引仮想キーコードが定義されているか否かを判定する。定義されている場合、処理をステップS78に進める。定義されていない場合、処理をステップS82に進める。
[ステップS78]操作解析処理部167は、チェック対象レコードを参照して前取引仮想キーコードを取得する。例えば、ステップS71において業務条件定義テーブル163bのうちの項番“1”のレコードをチェック対象レコードとして選択している場合、前取引仮想キーコードは“VK_INPUT11”である。
[ステップS79]操作解析処理部167は、仮想キーコード変換テーブル162bを参照して、ステップS38で取得した仮想キーコードに対応するキーコードを取得する。仮想キーコード変換テーブル162bの例では、仮想キーコード“VK_INPUT11”に対してキーコード“51”を取得する。
[ステップS80]操作解析処理部167は、キー操作履歴テーブル161bに含まれる前取引のウィンドウのキー操作履歴からステップS79で取得したキーコードを検索する。ここで、操作解析処理部167は、前取引のウィンドウのキー操作履歴を検索テーブルを参照して特定する。その具体的な方法は、図14のステップS40で説明した通りである。
[ステップS81]操作解析処理部167は、ステップS80の検索の結果、ヒットするキー操作履歴のレコードが存在するか否かを判定する。存在する場合、処理をステップS82に進める。存在しない場合、処理をステップS89に進める。
[ステップS82]操作解析処理部167は、チェック対象レコードに並行取引仮想キーコードが定義されているか否かを判定する。定義されている場合、処理をステップS83に進める。定義されていない場合、処理をステップS87に進める。
[ステップS83]操作解析処理部167は、チェック対象レコードを参照して並行取引仮想キーコードを取得する。例えば、ステップS71において業務条件定義テーブル163bのうちの項番“2”のレコードをチェック対象レコードとして選択している場合、並行取引仮想キーコードは“VK_INPUT21”である。
[ステップS84]操作解析処理部167は、仮想キーコード変換テーブル162bを参照して、ステップS83で取得した仮想キーコードに対応するキーコードを取得する。仮想キーコード変換テーブル162bの例では、仮想キーコード“VK_INPUT21”に対してキーコード“101”を取得する。
[ステップS85]操作解析処理部167は、キー操作履歴テーブル161bに含まれる並行取引のウィンドウのキー操作履歴からステップS84で取得したキーコードを検索する。ここで、操作解析処理部167は、並行取引のウィンドウのキー操作履歴を検索テーブルを参照して特定する。その具体的な方法は、図15のステップS45で説明した通りである。
[ステップS86]操作解析処理部167は、ステップS85の検索の結果、ヒットするキー操作履歴のレコードが存在するか否かを判定する。存在する場合、処理をステップS87に進める。存在しない場合、処理をステップS89に進める。
[ステップS87]操作解析処理部167は、ステップS71で選択したチェック対象レコードに設定されたメッセージを抽出する。
[ステップS88]操作解析処理部167は、抽出したメッセージに時間を付与して保持する。ここで、操作解析処理部167は、当該メッセージに付与する時間として、キー操作履歴のうち上記ステップS72〜ステップS86中、最後に検索したレコードに設定された時間を取得する。例えば、前取引のキー操作履歴での検索が最後だった場合(すなわち、ステップS72〜ステップS82を実行後、ステップS87に進んだ場合)、前取引のキー操作履歴でヒットしたレコードに設定された時間を取得する。同様に、例えば並行取引のキー操作履歴での検索が最後だった場合(すなわち、ステップS72〜ステップS86を経てステップS87に進んだ場合)、並行取引のキー操作履歴でヒットしたレコードに設定された時間を取得する。
[ステップS89]操作解析処理部167は、現在選択中のチェック対象レコードを処理済とする。そして、操作解析処理部167は、処理対象レコード群に含まれるレコードの全てが処理済であるか否かを判定する。全て処理済の場合、処理をステップS90に進める。未処理のレコードが存在する場合、処理をステップS71に進める。
[ステップS90]操作解析処理部167は、ステップS88において保持したメッセージを付与された時間の情報とともに抽出する。
このようにして、操作解析処理部167は、処理対象レコード群に含まれる各チェック対象レコードにつきキー操作履歴テーブル161bとの照会を行う。そして、照会の結果に基づいて、チェック対象レコードに含まれるメッセージを順次取得して保持する。更に、全てのチェック対象レコードにつき照会を終えると、保持したメッセージを抽出して、メッセージ出力部168に出力する。
メッセージ出力部168は、操作解析処理部167から取得したメッセージ群を時系列に並べてモニタ11に表示させる。
図24は、第4の実施の形態のメッセージ出力の具体例を示す図である。図24(A)は、ウィンドウ310において、オペレータが出金取引の操作中である状態を示している。このとき、ウィンドウ320,330はウィンドウ310の背後に隠れており、アクティブ状態に切り替えない限りウィンドウ320,330の内容を閲覧できない状態となっている。
図24(B)は、図24(A)の状態において、事象キー12aが押下された場合を例示している。端末装置100は、事象キー12aの押下を受け付けると、ウィンドウ310の業務コードから選択対象仮想業務コードを取得し、ウィンドウ310で最後に入力されたキーコードから最終仮想キーコードを取得する。そして、端末装置100は業務条件定義テーブル163bを参照して、取得した選択対象仮想業務コードおよび最終仮想キーコードによりチェック対象とするレコードの絞込を行う。更に、絞り込んだ各レコードのコードセットに含まれる仮想業務コード、仮想キーコードに対応する業務コード、キーコードの、ウィンドウ履歴テーブル161aおよびキー操作履歴テーブル161bからの検出を順次試みる。
図24(B)では、操作履歴を示すメッセージを含むウィンドウ340bがモニタ11に表示されている。このように、端末装置100はアクティブウィンドウを表示しながら前取引や並行取引での操作に応じた履歴を表示させる。また、第2,第3の実施の形態と同様、ウィンドウ340bには端末装置100にガイダンス解除の要求を入力するためのボタン341が表示されている。
これにより、図16で説明した第2の実施の形態の効果と同様の効果を奏することができる。
更に、オペレータはウィンドウ340bに表示された履歴を参照して、自身の操作を一括して把握できるので、以降に行う操作の可否等を、それまでの操作を踏まえて容易に判断することができる。また、アクティブなウィンドウの切替操作を行うことなく各ウィンドウの状態を把握でき、当該切替操作を行う煩わしさを軽減できる。その結果、業務操作を効率的に行えるようになる。
なお、第4の実施の形態で説明した機能は、第2,第3の実施の形態で説明した機能と併存させることができる。例えば、通知情報記憶部163に業務条件定義テーブル163a,163bを予め格納しておく。そして、操作解析処理部167は、受け付けた事象キーに応じて表示内容を変更するよう制御してもよい。その場合、例えばキーボード12には、第2,第3の実施の形態で説明した事象キー12a,12b,12cに加えて、履歴表示用の事象キーを更に設けてもよい。
以上、本発明の通知プログラム、情報処理装置および通知方法を図示の実施の形態に基づいて説明したが、これらに限定されるものではなく、各部の構成は同様の機能を有する任意の構成のものに置換することができる。また、他の任意の構成物や工程が付加されてもよい。更に、前述した実施の形態のうちの任意の2以上の構成(特徴)を組み合わせたものであってもよい。
1 情報処理装置
1a 変換情報記憶手段
1b 通知情報記憶手段
1c 履歴情報記憶手段
1d 解析手段
1e 出力手段
2 通知情報
3 履歴情報
4 情報群

Claims (7)

  1. 所定の通知要求を受け付けると、表示装置に表示された複数のウィンドウそれぞれの種別を示す識別情報に対応付けて所定の第1の参照用情報を定義した第1の変換情報および前記複数のウィンドウに対して入力される入力情報に対応付けて所定の第2の参照用情報を定義した第2の変換情報を記憶する変換情報記憶手段と、ウィンドウごとの前記第1の参照用情報および前記第2の参照用情報の組合せの集合に対応付けて出力情報を定義した通知情報を記憶する通知情報記憶手段と、を参照して、前記組合せの集合に含まれる前記第1の参照用情報に対応する前記識別情報と前記第2の参照用情報に対応する前記入力情報とを前記複数のウィンドウそれぞれにつき特定し、
    前記複数のウィンドウにつき特定した複数の入力情報を、前記複数のウィンドウそれぞれに対する前記入力情報を前記識別情報に対応付けて記録した履歴情報を記憶する履歴情報記憶手段に格納された前記履歴情報から検出すると、前記組合せの集合に対応する前記出力情報を取得し、
    取得した前記出力情報を出力する、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする通知プログラム。
  2. 前記通知要求には、前記表示装置に表示された複数のウィンドウのうちの何れかを選択する情報が含まれ、
    前記通知情報記憶手段に格納された前記通知情報には、前記出力情報に対応付けて、前記選択されたウィンドウに対して入力された前記入力情報に対応する第3の参照用情報が定義されており、
    当該通知要求を受け付けると、前記履歴情報記憶手段に格納された前記履歴情報を参照して、前記通知要求を受け付ける直前に前記選択されたウィンドウに対して入力された入力情報を取得し、前記変換情報記憶手段を参照して、当該入力情報に対応する第2の参照用情報を特定し、前記通知情報記憶手段に格納された前記通知情報のうち、特定した当該第2の参照用情報と前記第3の参照用情報とが一致するレコードに含まれる前記組合せの集合に基づいて、前記出力情報を取得する、
    ことを特徴とする請求項1記載の通知プログラム。
  3. 前記履歴情報記憶手段に格納された前記履歴情報には、記録された前記入力情報に対応付けて、当該入力情報の入力された時間が設定されており、
    前記複数のウィンドウそれぞれにつき特定した前記入力情報を前記履歴情報から検出する際に、当該履歴情報を参照して、前記選択されたウィンドウに対する最新の入力情報に対応する時間よりも前の時間が対応付けられた入力情報を検出対象とする、
    ことを特徴とする請求項2記載の通知プログラム。
  4. 前記通知要求に含まれる前記複数のウィンドウのうちの何れかを選択する情報は、非アクティブのウィンドウを選択する情報を含むことを特徴とする請求項2または3の何れか一項に記載の通知プログラム。
  5. 前記履歴情報記憶手段に格納された前記履歴情報には、記録された前記入力情報に対応付けて、当該入力情報の入力された時間が設定され、
    前記履歴情報記憶手段は、前記複数のウィンドウそれぞれにつき前記履歴情報から前記入力情報を検出する所定の検索順序を定義した検索情報を記憶しており、
    前記出力情報を出力する際に、前記履歴情報記憶手段に格納された前記検索情報を参照して前記検索順序の最後に設定されたウィンドウにつき、前記履歴情報から検出した前記入力情報に対応する時間を前記出力情報とともに出力する、
    ことを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の通知プログラム。
  6. 所定の通知要求を受け付けると、表示装置に表示された複数のウィンドウそれぞれの種別を示す識別情報に対応付けて所定の第1の参照用情報を定義した第1の変換情報および前記複数のウィンドウに対して入力される入力情報に対応付けて所定の第2の参照用情報を定義した第2の変換情報を記憶する変換情報記憶手段と、ウィンドウごとの前記第1の参照用情報および前記第2の参照用情報の組合せの集合に対応付けて出力情報を定義した通知情報を記憶する通知情報記憶手段と、を参照して、前記組合せの集合に含まれる前記第1の参照用情報に対応する前記識別情報と前記第2の参照用情報に対応する前記入力情報とを前記複数のウィンドウそれぞれにつき特定し、前記複数のウィンドウにつき特定した複数の入力情報を、前記複数のウィンドウそれぞれに対する前記入力情報を前記識別情報に対応付けて記録した履歴情報を記憶する履歴情報記憶手段に格納された前記履歴情報から検出すると、前記組合せの集合に対応する前記出力情報を取得する解析手段と、
    取得した前記出力情報を出力する出力手段と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  7. 情報処理装置が、
    所定の通知要求を受け付けると、表示装置に表示された複数のウィンドウそれぞれの種別を示す識別情報に対応付けて所定の第1の参照用情報を定義した第1の変換情報および前記複数のウィンドウに対して入力される入力情報に対応付けて所定の第2の参照用情報を定義した第2の変換情報を記憶する変換情報記憶手段と、ウィンドウごとの前記第1の参照用情報および前記第2の参照用情報の組合せの集合に対応付けて出力情報を定義した通知情報を記憶する通知情報記憶手段と、を参照して、前記組合せの集合に含まれる前記第1の参照用情報に対応する前記識別情報と前記第2の参照用情報に対応する前記入力情報とを前記複数のウィンドウそれぞれにつき特定し、
    前記複数のウィンドウにつき特定した複数の入力情報を、前記複数のウィンドウそれぞれに対する前記入力情報を前記識別情報に対応付けて記録した履歴情報を記憶する履歴情報記憶手段に格納された前記履歴情報から検出すると、前記組合せの集合に対応する前記出力情報を取得し、
    取得した前記出力情報を出力する、
    ことを特徴とする通知方法。
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