JP2012073337A - 投写用レンズおよび投写型表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】投写用レンズにおいて、光学性能の低下を抑制しつつ小型化する。
【解決手段】第1レンズ群G1の最も縮小側に、最も厚いレンズL34を配し、バックフォーカスをBf、レンズ全系の焦点距離をf、最も厚いレンズの光軸上における厚みをtg、レンズ全長をLとしたときに、条件式(A):2.0≦Bf/f≦4.5、(B):0.15≦tg/L≦0.50、(C):8.0≦L/f≦17.0を同時に満足するようにする。拡大側から順に、第1レンズ群G1、正の第2レンズ群G2を配置して、縮小側にテレセントリックで、かつ拡大側への投写画角が90°を越えるように構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は広角の投写用レンズおよびこの投写用レンズを用いた投写型表示装置に関するものである。
近年、パソコン等から出力される画像データの表す画像をスクリーン上へ投写する投写型表示装置(プロジェクタともいう)が急速に普及している。このようなプロジェクタには、光源から発せられライトバルブで変調された光を投写用レンズに通してスクリーン上へ投写するものが知られている。また、ライトバルブとしては、透過型や反射型の液晶表示装置、または角度可変の微小ミラーを配列してなるDMD(Digital Micromirror Device)等が知られている。
また、このようなプロジェクタでは、光源から発せられた光をライトバルブへ導く光学系やライトバルブで変調された光を投写用レンズへ導く光学系を配置するためのスペースが必要となる。そのため、プロジェクタに搭載される投写用レンズは、この投写用レンズとライトバルブとの間にそのようなスペースを設けられるように、大きなバックフォーカスを有している。
例えば、赤色光、緑色光、青色光それぞれを変調する各ライトバルブを有しカラー画像を投写するプロジェクタは、各色の光をライトバルブへ導く光学系、および、ライトバルブで変調された各色の光を1つの投写用レンズへ導く光学系を配置するスペースを、投写用レンズとライトバルブとの間に確保する必要がある。
また、このようなプロジェクタに用いられる投写用レンズとして、スクリーン上へ拡大投写される画像の照度分布や色度分布を良好に保つために、縮小側にテレセントリックな光学系とするとともに、広画角化してスクリ−ンへの投写距離を短かくするように設計されたものが知られている(特許文献1、2、3参照)。
特開2003−015033号公報 特開2004−326079号公報 特開2007−147970号公報
ところで、このような投写用レンズは、レンズ径、特に拡大側のレンズ径やレンズ全長が大きくなるのでこの投写用レンズを搭載するプロジェクタの装置サイズも大きくなってしまう。そのため、投写用レンズのレンズ径やレンズ全長を小型化してプロジェクタの装置サイズを小さくしたいという要請がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、光学性能の低下を抑制しつつ、小型化することができる広角の投写用レンズおよびこの投写用レンズを用いた投写型表示装置を提供することを目的とするものである。
本発明の投写用レンズは、拡大側から順に、第1レンズ群、正の第2レンズ群を配置した2群のみからなり、縮小側にテレセントリックで、かつ拡大側への投写画角が90°を越えるように構成された広角の投写用レンズであって、第1レンズ群が、この第1レンズ群の最も縮小側に、前記投写用レンズを構成する単レンズまたは接合レンズのうち最も厚いレンズを配したものであり、レンズ全系の空気換算バックフォーカスをBf、レンズ全系の焦点距離をf、最も厚いレンズの光軸上における厚みをtg、レンズ全長をLとしたときに、条件式(A):2.0≦Bf/f≦4.5、(B):0.15≦tg/L≦0.50、(C):8.0≦L/f≦17.0を同時に満足することを特徴とするものである。
なお、投写用レンズを構成する各レンズは、屈折力(パワー)を持つ単レンズまたは屈折力(パワー)を持つ接合レンズである。したがって、例えば、屈折力(パワー)を持たない平行平面板やプリズム等は、投写用レンズを構成するレンズには含まれない。一方、拡大側面あるいは縮小側面に屈折力(パワー)を持つレンズは投写用レンズを構成するレンズに含まれる。
また、最も厚いレンズとは、投写用レンズを構成する単レンズまたは接合レンズのうち光軸上での実際の厚みが最大となるレンズである。
また、レンズ全長は、投写用レンズを構成するレンズのうち、最も拡大側に配されたレンズの拡大側面から最も縮小側に配されたレンズの縮小側面までの光軸上の長さである。この長さは実際の長さ(実長)であり空気換算した長さではない。
また、拡大側への投写画角が90°を越えるとは、投写用レンズを用いて拡大側へ投写するときの全画角が90°を越えることを意味する。
縮小側にテレセントリックとは、図4(実施例1)の断面図で示されるような縮小側の任意の点に集光する各光束に関し、イメージサークル上すべての位置を通るそれぞれの光束断面における2等分角線が光軸に対して平行に近い状態であることを指すものであり、完全にテレセントリックな場合、すなわち前記2等分角線が光軸に対して完全に平行な場合に限るものではなく、多少の誤差がある場合をも含むものを意味する。ここで多少の誤差がある場合とは、光軸に対する前記2等分角線の傾きが±3°の範囲内の場合である。
レンズ全系の空気換算バックフォーカスは、投写用レンズを構成するレンズの持つレンズ面のうち最も縮小側のレンズ面からこの投写用レンズの縮小側の焦点までの光軸上における距離(空気換算距離)である。
また、レンズの縮小側面は、このレンズの縮小側に形成されたレンズ面を意味し、レンズの拡大側面は、このレンズの拡大側に形成されたレンズ面を意味する。
なお、非球面レンズの正負は、この非球面レンズの近軸領域での正負を示すものとする。また、非球面の正負や凹凸は、この非球面の近軸領域での正負や凹凸を示すものとする。
前記投写用レンズは、投写用レンズを構成する各レンズの光軸上の厚みの総和をtsgとしたときに、条件式(D):0.5≦tsg/L≦0.85を満足するものとすることが望ましい。
前記投写用レンズは、第2レンズ群の焦点距離をf2としたときに、条件式(E):1.8<f2/f≦4.5を満足するものとすることが望ましい。
前記投写用レンズは、この投写用レンズを構成するレンズのうち最も拡大側に配置されたレンズの最大有効半径をFhとしたときに、条件式(F):Fh/f≦3.8を満足するものとすることが望ましい。
なお、レンズの最大有効半径とは、レンズの有効領域中の、光軸から最も離れた位置までの距離である。なお、レンズの有効領域は、この投写用レンズを通して投写される画像の形成に用いられる光線が通るそのレンズ中の領域を意味する。
前記投写用レンズは、この投写用レンズを構成するレンズの枚数をNとしたときに、条件式(G):N≦9を満足するものとすることが望ましい。
接合レンズを含む場合のレンズの枚数については、複数のレンズ部材を接合してなる接合レンズは、接合されている各レンズ部材それぞれを1枚のレンズとしてその枚数を数えるものとする。すなわち、接合レンズについては、その接合を全て外して単レンズに分解した状態での枚数を数えるものとする。ただし、それぞれが同一材料からなる複数のレンズを接合して形成した接合レンズの場合はその接合レンズを1枚として(単レンズと見なして)その枚数を数えるものとする。
前記第1レンズ群を構成するレンズの持つレンズ面のうち、少なくとも1面は非球面であることが望ましい。
前記投写用レンズは、条件式(H):1.5≦|fg/f|≦100(fg:最も厚いレンズの焦点距離)を満足することが望ましい
前記第1レンズ群は、最も厚いレンズの拡大側に2枚の負レンズを配設して構成したものとすることが望ましい。
前記最も厚いレンズは、単レンズのうちの最も厚いレンズとしたり、接合レンズのうちの最も厚いレンズとしたりすることができる。
上記のように、レンズ枚数を数えるときの接合レンズの枚数は、接合レンズの接合を全て外して単レンズに分解したときのそれらの単レンズの枚数をカウントする(ただし、同一材料からなる複数の単レンズを接合してなる接合レンズの場合は除く)。一方、投写用レンズを構成するレンズのうち最も厚いレンズを特定する際の接合レンズの厚みについては、接合レンズの接合を外すことなく、接合されている状態での接合レンズ全体の光軸上における厚みを採用するものとする。
本発明の投写用レンズを備えた投写型表示装置は、光源と、この光源から発せられた光束を変調するライトバルブとを備え、ライトバルブで変調された光束を投写用レンズに通してスクリーンへ投写するものである。
単レンズの焦点距離、接合レンズの焦点距離、および組み合わされた複数のレンズの焦点距離(合成焦点距離)は、正負を区別しており、拡大側からそのレンズに光線を通したとき縮小側主点位置よりも縮小側に焦点がある場合を正とし、縮小側主点位置よりも拡大側に焦点がある場合を負とする。なお、この焦点距離は空気換算した距離である。
なお、非球面レンズの正負は、この非球面レンズの近軸領域での正負を示すものとする。また、非球面の正負や凹凸は、この非球面の近軸領域での正負や凹凸を示すものとする。
本発明の投写用レンズおよび投写型表示装置によれば、拡大側から順に、第1レンズ群、正の第2レンズ群を配してなり、縮小側にテレセントリックで、かつ拡大側への投写画角が90°を越える広角の投写用レンズにおいて、第1レンズ群が、この第1レンズ群の最も縮小側に、投写用レンズを構成する単レンズまたは接合レンズのうち最も厚いレンズを配したものであり、条件式(A)〜(C)を同時に満足するようにしたので、光学性能の低下を抑制しつつ、小型化することができる。
すなわち、このように投写用レンズを構成したことにより、特に、最も厚いレンズを第1レンズ群の最も縮小側に配置するように構成したことにより、広角でありながら、第1レンズ群のサイズ(径および光軸方向の長さ)を小さくすることができるとともに、投写用レンズの全長に対するこの投写用レンズを構成する各レンズ(屈折率が空気よりも大きい材料からなる各レンズ)の光軸上における厚みの総和の比率を大きくすることができる。これにより、この投写用レンズのレンズ径を小さくしたりレンズ全長を短くしたりすることができるので、光学性能の低下を抑制しつつ投写用レンズを小型化することができ、この投写用レンズを搭載する投写型表示装置の装置サイズを小型化することができる。
なお、レンズ全系の空気換算バックフォーカスをBfとレンズ全系の焦点距離fとの比の値の範囲を示す条件式(A)の下限を下回るように投写用レンズを構成すると、例えば、光源から発せられた光をライトバルブへ導く照明用の光学系やライトバルブで変調された光を投写用レンズへ導く導光用の光学系を配置するためのスペースが狭くなってしまい、そのような光学系を配置することが困難になるという問題が生じる。
一方、条件式(A)の上限を上回るように投写用レンズを構成すると、この投写用レンズが全体的に大きくなってしまい投写型表示装置が大型化するという問題が生じる。
また、投写用レンズを構成するレンズのうち最も厚いレンズの厚みtgとレンズ全長Lとの比の値の範囲を示す条件式(B)の下限を下回るように投写用レンズを構成すると、拡大側に配置されるレンズ(例えば、第1レンズ群を構成するレンズ)の径を小さくすることが困難となるという問題が生じる。
一方、条件式(B)の上限を上回るように投写用レンズを構成すると、収差の補正が困難になるという問題が生じる。
さらに、レンズ全長Lとレンズ全系の焦点距離fとの比の値の範囲を示す条件式(C)の下限を下回るように投写用レンズを構成すると、収差の補正、特に像面の補正が困難になるという問題が生じる。
一方、条件式(C)の上限を上回るように投写用レンズを構成すると、投写用レンズの全体が大型化するという問題が生じる。
本発明の実施の形態による投写用レンズを備えた投写型表示装置の概略構成を示す断面図 投写型表示装置の備える光変調部を拡大して示す断面図 投写型表示装置の備える他の光変調部を拡大して示す断面図 実施例1の投写用レンズの概略構成を示す断面図 実施例2の投写用レンズの概略構成を示す断面図 実施例3の投写用レンズの概略構成を示す断面図 実施例4の投写用レンズの概略構成を示す断面図 実施例5の投写用レンズの概略構成を示す断面図 実施例6の投写用レンズの概略構成を示す断面図 実施例7の投写用レンズの概略構成を示す断面図 実施例1の投写用レンズの諸収差を示す図 実施例2の投写用レンズの諸収差を示す図 実施例3の投写用レンズの諸収差を示す図 実施例4の投写用レンズの諸収差を示す図 実施例5の投写用レンズの諸収差を示す図 実施例6の投写用レンズの諸収差を示す図 実施例7の投写用レンズの諸収差を示す図
以下、本発明の投写用レンズおよびこの投写用レンズを備えた投写型表示装置について図面を参照して説明する。
図1は本発明の投写用レンズを備えた投写型表示装置の概略構成を示す断面図である。
図示の投写型表示装置400は、投写用レンズ100と、光源から発せられた光束をライトバルブで変調する光変調部200とを備え、光変調部200を通して変調された光束を投写用レンズ100に通してスクリ−ン1へ投写するものである。
<投写用レンズの基本構成について>
以下、投写用レンズ100の基本構成について説明する。
投写用レンズ100は、拡大側(図中矢印−Zで示す側)から順に、第1レンズ群G1、正の第2レンズ群HG2を配した2群構成からなり、縮小側(図中矢印+Zで示す側)にテレセントリックな光学系で、かつ拡大側への投写画角が90°を越える広角の投写用レンズである。
第1レンズ群G1は、投写用レンズ100を構成するレンズのうち最も厚いレンズ(ここでは、第1群第3レンズL34)を、この第1レンズ群G1の最も縮小側に配したものである。
なお、投写用レンズ100を構成するレンズは、拡大側から順に、単レンズである第1群第1レンズL1(1枚のレンズ)、単レンズである第1群第2レンズL2(1枚のレンズ)、それぞれが同一材料からなる複数の単レンズを接合してなる接合レンズである第1群第3レンズL34(1枚のレンズ)、互いに異なる材料からなる複数の単レンズを接合してなる接合レンズである第2群第1レンズL56(2枚のレンズ)、単レンズである第2群第2レンズL7(1枚のレンズ)、互いに異なる材料からなる複数の単レンズを接合してなる接合レンズである第2群第3レンズL89(2枚のレンズ)の合計8枚のレンズである。
なお、接合レンズである第1群第3レンズL34を構成するレンズ部材L3の屈折率・アッベ数とレンズ部材L4の屈折率・アッベ数とは等しい。すなわち、レンズ部材L3を形成する光学部材の材料はレンズ部材L4を形成する光学部材の材料と一致している。したがって、接合レンズである第1群第3レンズL34を1体構造とすることもできる。しかしながら、ここでは、レンズ加工の負担を軽減するために2体構造となっている。なお、第1群第3レンズL34に対応するレンズを、同じ材料の3つの光学部材を接合して形成したり、同じ材料の4つの光学部材を接合して形成したりしてもよい。
なお、例えば、レンズ部材L1は、単レンズなので投写用レンズ100を構成する1枚のレンズである。また、第1群第3レンズL34は、同一材料のレンズの接合レンズなので投写用レンズ100を構成する1枚のレンズである。
レンズ部材L3は、接合レンズの一部ではあるが、それ自身でも単レンズである。しかしL4と同一の材料構成された接合レンズであるため、投写用レンズ100を構成するレンズとしてL3とL4をあわせて1枚のレンズとして規定する。
さらに、この投写用レンズ100は、レンズ全系の空気換算バックフォーカスをBf、レンズ全系の焦点距離をf、この投写用レンズ100を構成するレンズのうち最も厚いレンズ(ここでは第1群第3レンズL34の光軸上における厚みをtg、レンズ全長をLとしたときに、条件式(A):2.0≦Bf/f≦4.5、条件式(B):0.15≦tg/L≦0.50、および条件式(C):8.0≦L/f≦17を同時に満足するものである。
また、投写用レンズ100は、マスクMkを有するものとすることができる。
このマスクMkは、投写用レンズ100を通る光線を遮断する部材で形成されたものであり、例えば、投写用レンズ100を通る周辺光束を遮断してテレセントリック性を確保したり、F値(Fナンバー)を定めたりするためのものである。各図中に示すマスクMkはマスクの大きさや形状を示すものではなく、光軸方向の位置を示すものである。
なお、レンズ全系の空気換算バックフォーカスBfは、投写用レンズ100を構成するレンズの最終レンズ面(最も光変調部200の側に配されるレンズ面)から後側焦点(光変調部200の側に定められる投写用レンズ100の焦点)までの光軸上の距離(空気換算距離)である。
具体的には、レンズ全系の空気換算バックフォーカスBfは、縮小側に形成された画像を投写用レンズ100を通して拡大側に拡大して投写する場合、投写用レンズ100を構成するレンズ面のうち最も縮小側に配されたレンズ面S15からライトバルブ(後述するDMD210や液晶パネル260R〜260B)までの光軸上における距離(空気換算距離)に対応する。
次に、光変調部200について説明する。
<ライトバルブとしてDMDを用いた光変調部について>
図2は、ライトバルブとしてDMD(デジタルマイクロミラーディバイス)を採用した光変調部を示す図である。
図2に示す光変調部200Aは、DMD210と、光源220と、光源220から発せられた光束LkをDMD210へ導く内部全反射プリズム(以後、TIRプリズム230という)とを有している。
光源220から発せられた光束Lkは、TIRプリズム230へ入射しTIRプリズム230を構成する2つのプリズム231、232の境界面230Kで全反射されDMD210に入射する。DMD210に入射した光束Lkは、このDMD210を構成する多数の微小ミラー211で反射され変調される。すなわち、微小ミラー211は、DMD210に入力された画像データGに応じてON方向(投写用レンズ100の方向)あるいはOFF方向(投写用レンズ100以外の方向)に偏向され、これにより、DMD210に入射した光束Lkが変調される。
DMD210で変調された光束Lkは、TIRプリズム230を透過した後、投写用レンズ100の縮小側(図中矢印+Z側)へ入射し拡大側(図中矢印−Z側)から射出されてスクリ−ン1上に投写される。これにより、DMD210で変調され投写用レンズ100を通して拡大された光束がスクリ−ン1上に投写され、DMD210に入力された画像データの表す画像がスクリ−ン1上に形成される。
ここで、例えば、光源220から発せられた赤色光束Lkr、緑色光束Lkg、青色光束Lkbを時分割して順番にDMD210へ入射させるとともに、各光束のDMD210への入射に同期させて赤色画像を表す画像データGr、緑色画像を表す画像データGg、青色画像を表す画像データGbをDMD210へ入力して各光束を変調させる面順次画像表示方式を採用することにより、カラー画像をスクリーン1上に表示させることができる。<ライトバルブとして液晶パネルを用いた光変調部について>
図3は、ライトバルブとして透過型の液晶パネルを用いた光変調部を示す図である。
図3に示す光変調部200Bは、白色光を発する光源270と、光源270から発せられた白色の光束Lkを赤色、緑色、青色の各色に色分離するためのダイクロイックミラー281、282と、各色に色分離された光束Lk(赤色光束Lkr、緑色光束Lkg、青色光束Lkb)それぞれを変調させる液晶パネル260R、260G、260Bと、各液晶パネル260R、260G、260Bを透過し変調された各光束Lk(赤色光束Lkr、緑色光束Lkg、青色光束Lkb)を1つの光束Lkに合成する色合成用ダイクロイックプリズム290とを有している。
光源270から発せられた白色光は、ダイクロイックミラー281、282により、赤色、緑色、青色の各色の光束Lk(赤色光束Lkr、緑色光束Lkg、青色光束Lkb)に色分離され、全反射ミラー283、284、285等を介して各液晶パネル260R、260G、260Bに入射する。
各液晶パネル260R、260G、260Bを通して変調された赤色光束Lkr、緑色光束Lkg、青色光束Lkbそれぞれは、色合成用ダイクロイックプリズム290を通して1つの光束Lkに合成される。
なお、各液晶パネル260R、260G、260Bを通して変調された赤色光束Lkr、緑色光束Lkg、青色光束Lkbそれぞれは、各液晶パネル260R、260G、260Bに入力された各画像データGr、Gg、Gbに応じて変調されたものである。
色合成用ダイクロイックプリズム290を通して合成された光束Lkは、投写用レンズ100の縮小側(図中矢印+Z側)へ入射し拡大側(図中矢印−Z側)から射出されてスクリ−ン1上に投写される。これにより、各液晶パネル260R、260G、260Bに入力された画像データの表すカラー画像がスクリ−ン1上に形成される。
<投写用レンズの基本構成をさらに限定する構成について>
次に、図示の投写用レンズ100および投写型表示装置400の備える上記基本構成をさらに限定する構成要素およびその作用、効果について説明する。なお、基本構成をさらに限定するこれらの構成要素は本発明の投写用レンズ100および投写型表示装置400にとって必須の構成ではない。
さらに、本願発明の投写用レンズおよび投写型表示装置は、上記基本構成をさらに限定する構成要素の全てを満足するものとしてもよいし、それらのうち、1つのみを満足するものとしたり2つ以上を組合わせたものを満足するものとしてもよい。
はじめに、各条件式において記号で示す各パラメータの意味をまとめて以下に示す。
Bf:レンズ全系の空気換算バックフォーカス
f:レンズ全系の焦点距離
tg:投写用レンズを構成するレンズのうち最も厚いレンズの光軸上における厚み
L:レンズ全長
tsg:投写用レンズを構成する各レンズの光軸上の厚みの総和
f2:第2レンズ群の焦点距離
Fh:投写用レンズを構成するレンズのうち最も拡大側のレンズの最大有効半径
N:投写用レンズを構成するレンズの枚数
◇条件式(B′)による構成の限定
条件式(B′):0.20≦tg/L≦0.45は、説明済みの条件式(B):0.15≦tg/L≦0.50で示す範囲をさらに限定するものである。条件式(B′)を満足するように投写用レンズ100を構成すれば、条件式(B)を満足する場合よりもさらに望ましいレンズ特性を得ることができる。
◇条件式(C′)による構成の限定
条件式(C′):9.0≦L/f≦13.0は、説明済みの条件式(C):8.0≦L/f≦17.0で示す範囲をさらに限定するものである。条件式(C′)を満足するように投写用レンズ100を構成すれば、条件式(C)を満足する場合よりもさらに望ましいレンズ特性を得ることができる。
◇条件式(D)による構成の限定
条件式(D):0.5≦tsg/L≦0.85、およびより望ましい条件式(D′):0.55≦tsg/L≦0.75は、投写用レンズ100を構成する各レンズの光軸上の厚みの総和tsgと、レンズ全長Lとの比の値の範囲を規定するものである。
条件式(D)の下限を下回るように投写用レンズ100を構成すると、拡大側に配置されるレンズ(例えば、第1レンズ群G1を構成するレンズ)の径を小さくすることが困難になる。
また、これとは逆に、条件式(D)の上限を上回るように投写用レンズ100を構成すると、収差の補正が困難となったり、バックフォーカスを確保しつつ像面を補正することが困難となる。
なお、条件式(D)または条件式(D′)を満足するように投写用レンズ100を構成すれば、そのような問題の発生を抑制することができる。また、条件式(D′)を満足するように投写用レンズ100を構成すれば、条件式(D)を満足する場合よりもさらに望ましいレンズ特性を得ることができる。
◇条件式(E)による構成の限定
条件式(E):1.8<f2/f≦4.5は、第2レンズ群G2の焦点距離f2とレンズ全系の焦点距離fとの比の値の範囲を規定するものである。
条件式(E)の下限を下回るように投写用レンズ100を構成すると、最も厚いレンズ(ここでは、第1群第3レンズL34)が大きくなってしまうという問題が生じる。
また、これとは逆に、条件式(E)の上限を上回るように投写用レンズ100を構成すると、拡大側に配置されているレンズが大型化するという問題が生じる。
なお、条件式(E)を満足するように投写用レンズ100を構成すれば、そのような問題の発生を抑制することができる。
◇条件式(F)による構成の限定
条件式(F):Fh/f≦3.8、およびより望ましい条件式(F′):Fh/f≦3.3は、投写用レンズを構成するレンズのうち最も拡大側に配置されたレンズ(ここでは、第1群第1レンズL1)の最大有効半径Fhとレンズ全系の焦点距離fとの比の値の範囲を規定するものである。
なお、第1群第1レンズL1の最大有効半径は、この第1群第1レンズL1の有効領域中の、光軸Z1からレンズ径方向に最も離れた位置までの距離である。なお、第1群第1レンズL1の有効領域は、光変調部200によって変調された画像を投写用レンズ100を通してスクリーン1上に投写するときに用いられる光線が通る第1群第1レンズL1中の領域を意味する。
条件式(F)の上限を上回るように投写用レンズ100を構成すると、拡大側のレンズ(ここでは、第1レンズ群G1を構成するレンズL1〜L3)が大型化するという問題が生じる。
なお、条件式(F)または条件式(F′)を満足するように投写用レンズ100を構成すれば、そのような問題の発生を抑制することができる。また、条件式(F′)を満足するように投写用レンズ100を構成すれば、条件式(F)を満足する場合よりもさらに望ましいレンズ特性を得ることができる。
◇条件式(G)による構成の限定
条件式(G):N≦9は、投写用レンズ100を構成するレンズの枚数の範囲を規定するものである。なお、接合レンズを含む場合のレンズの枚数について、複数のレンズ部材を接合してなる接合レンズは、接合されている各レンズ部材それぞれを1枚のレンズとしてその枚数を数えるものとする。ただし同一材料のレンズを接合しているも場合はその接合レンズを1枚としてその枚数を数えるものとする。
条件式(G)の上限を上回るように投写用レンズ100を構成すると、使用するレンズの枚数が多くなって製造コストが増大するため、装置コストが増大するという問題が生じる。
なお、条件式(G)を満足するように投写用レンズ100を構成すれば、そのような問題の発生を抑制することができる。
また、第1レンズ群G1を構成するレンズの持つレンズ面のうち、少なくとも1面を非球面とすることができる。これにより、より正確に収差の補正を行なうことができる。
条件式(H):1.5≦|fg/f|≦100は、最も厚いレンズのパワーを規定するものである。
条件式(H)の上限を上回るように投写用レンズ100を構成すると、レンズ枚数やレンズ径が増えるためコスト増大するという問題が生じる。
これとは逆に、条件式(H)の下限を下回るように投写用レンズ100を構成すると、収差補正が困難となる。
また、条件式(H)を満足するように投写用レンズ100を構成すれば、そのような問題の発生を抑制することができる。
第1レンズ群G1は、拡大側から順に、負の第1群第1レンズL1、負の第1群第2レンズL2、最も厚いレンズである第1群第3レンズL34を配置してなる、3枚のレンズから構成されたものとすることができる。
最も厚いレンズである第1群第3レンズL34は、単レンズであってもよいし、接合レンズであってもよい。
<具体的な実施例>
以下、図4〜17、表1〜8を参照し、本発明の投写用レンズの実施例1〜6それぞれの数値データ等についてまとめて説明する。
図4〜10は、実施例1〜7の投写用レンズそれぞれの概略構成を示す断面図である。
実施例1の投写用レンズの断面を示す図4は、この投写用レンズを通る光の光路をも示すものであり、この図4によれば、実施例1の投写用レンズが縮小側にテレセントリックな光学系であることがわかる。なお、他の実施例の投写用レンズについても縮小側にテレセントリックな光学系とすることができる。
また、図4〜10の各図中に示すL1、L2、・・・の符号は、投写用レンズを構成する各レンズ部材を指す符号であり、拡大側(図中矢印−Zで示す側)から順に並ぶレンズ部材の順番に対応している。
なお、符号LL1、LL2は、光変調部を構成するTIRプリズムや色合成用ダイクロイックプリズム等の光学部材を示している。この光学部材LL1、LL2は、投写用レンズを構成するものではない。
表1〜7は、実施例1〜6の投写用レンズそれぞれの基本的なデータを示す図である。表1〜7の各表中の上部(図中符号(a)で示す)にレンズデータを、下部(図中符号(b)で示す)に非球面係数を示す。なお、レンズデータの面番号に付加した*印は、その面が非球面であることを示している。
ここで用いられる非球面式を以下に示す。
Figure 2012073337
また、表8は、実施例1〜7の投写用レンズに関し、条件式(A)〜(H)それぞれの不等式によって範囲が定められる各値(不等式中に記載された数式によって算出される値、あるいは不等式中の記号で示される投写用レンズに係る光学系の定数を示すものである。なお、実施例1〜7の投写用レンズは、いずれも条件式(A)〜(H)の全てを同時に満足している。
表1〜7の上部の各レンズデータにおいて、面番号Siは、最も拡大側(図中矢印−Zで示す側)から縮小側(図中矢印+Zで示す側)に向かうに従い順次増加するi番目(i=1、2、3、・・・)のレンズ面等の番号を示す。なお、これらのレンズデータにはマスクMkや光学部材LL1、LL2も含めて記載している。
光学部材LL1、LL2は、レンズデータ上では平行平面板とみなしてデータ化している。
曲率半径Riはi番目(i=1、2、3、・・・)の面の曲率半径(レンズ全系の焦点距離を1として規格化した曲率半径)を示し、面間隔Di(i=1、2、3、・・・)はi番目の面とi+1番目の面との光軸Z1上における面間隔(レンズ全系の焦点距離を1として規格化した面間隔)を示す。レンズデータの符号Riおよび符号Diは、レンズ面等を示す符号Si(i=1、2、3、・・・)と対応している。
Ndjは拡大側から縮小側に向かうに従い順次増加するj番目(j=1、2、3、・・・)の光学要素について波長587.6nm(d線)に対する屈折率を示し、νdjはj番目の光学要素のd線を基準としたアッベ数を示す。
なお、d線を基準とした光学要素のアッベ数νは、ν=(Nd−1)/(NF−NC)の式で求められる値である。ただし、NF:F線(486.1nm)に対する光学部材の屈折率、Nd:d線(587.6nm)に対する光学部材の屈折率、NC:C線(656.3nm)に対する光学部材の屈折率である。
表1〜7レンズデータにおいて、曲率半径および面間隔の単位はmmであり、曲率半径は拡大側に凸の場合を正、縮小側に凸の場合を負としている。
なお、表1〜7は「発明を実施するための形態」における説明の最後にまとめて示す。
また、図11〜17は、実施例1〜実施例7の各投写用レンズの諸収差を示す図である。図中には、d線、F線、C線の各光に関する収差が示されている。
上記図11〜17各図中に示す符号(A)〜(D)は、球面収差(A)、非点収差(B)、ディストーション(歪曲収差)(C)、倍率色収差(倍率の色収差)(D)それぞれを示している。
なお、ディストーションの図は、レンズ全系の焦点距離f、半画角θ(変数扱い、0≦θ≦ω)を用いて、理想像高をf×tanθとし、それからのずれ量を示す。
実施例1〜7に関する数値データおよび収差図等からわかるように、これらの実施例は、光学性能の低下を抑制しつつ小型化した広角の投写用レンズを実現したものである。
なお、本発明は、上記各実施例に限定されず、発明の要旨を変更しない限りにおいて種々の変形実施が可能である。例えば、各レンズの曲率半径、面間隔および屈折率の値などは、上記各表中に示した数値に限定されず、他の値を取り得る。
Figure 2012073337
Figure 2012073337
Figure 2012073337
Figure 2012073337
Figure 2012073337
Figure 2012073337
Figure 2012073337
Figure 2012073337
100 投写用レンズ
G1 第1レンズ群
G2 第2レンズ群
L34 最も厚いレンズ

Claims (11)

  1. 拡大側から順に、第1レンズ群、正の第2レンズ群を配置してなり、縮小側にテレセントリックで、かつ拡大側への投写画角が90°を越える広角の投写用レンズであって、
    前記第1レンズ群が、該第1レンズ群の最も縮小側に、前記投写用レンズを構成するレンズのうち最も厚いレンズを配したものであり、
    以下の条件式(A)〜(C)を同時に満足するものであることを特徴とする投写用レンズ。
    2.0≦Bf/f≦4.5・・・(A)
    0.15≦tg/L≦0.50・・・(B)
    8.0≦L/f≦17.0・・・(C)
    ただし、
    Bf:レンズ全系の空気換算バックフォーカス
    f:レンズ全系の焦点距離
    tg:最も厚いレンズの光軸上における厚み
    L:レンズ全長
  2. 以下の条件式(D)を満足することを特徴とする請求項1記載の投写用レンズ。
    0.5≦tsg/L≦0.85・・・(D)
    ただし、
    tsg:投写用レンズを構成する各レンズの光軸上の厚みの総和
  3. 以下の条件式(E)を満足することを特徴とする請求項1または2記載の投写用レンズ。
    1.8<f2/f≦4.5・・・(E)
    ただし、
    f2:第2レンズ群の焦点距離
  4. 以下の条件式(F)を満足することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の投写用レンズ。
    Fh/f≦3.8・・・(F)
    ただし、
    Fh:投写用レンズを構成するレンズのうち最も拡大側のレンズの最大有効半径
  5. 以下の条件式(G)を満足することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項記載の投写用レンズ。
    N≦9・・・(G)
    ただし、
    N:投写用レンズを構成するレンズの枚数
  6. 前記第1レンズ群を構成するレンズの持つレンズ面のうち、少なくとも1面が非球面であることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項記載の投写用レンズ。
  7. 以下の条件式(H)を満足することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項記載の投写用レンズ。
    1.5≦|fg/f|≦100・・・(H)
    ただし、
    fg:投写用レンズを構成するレンズのうち最も厚いレンズの焦点距離
  8. 前記第1レンズ群が、前記最も厚いレンズの拡大側に2枚の負レンズを配設してなるものであることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項記載の投写用レンズ。
  9. 前記最も厚いレンズが単レンズであることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項記載の投写用レンズ。
  10. 前記最も厚いレンズが接合レンズであることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項記載の投写用レンズ。
  11. 請求項1から10のいずれか1項記載の投写用レンズを備えた投写型表示装置であって、光源と、該光源から発せられた光束を変調するライトバルブとを備え、
    前記ライトバルブで変調された光束を前記投写用レンズに通して投写するものであることを特徴とする投写型表示装置。
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