JP2012072979A - 冷却庫 - Google Patents

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有悟 笹谷
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Abstract

【課題】冷却器下方のドレン受け方向に冷気を流出させる冷却庫における冷気の流通性を改善する。
【解決手段】断熱箱体2内に構成した収納室3に冷却器12と熱交換した冷気を送風機14により循環して冷却する。冷却器12の下方に対応して設けられ、当該冷却器の除霜時に滴下するドレン水を受容するドレン受け31を備える。送風機により、冷却器と熱交換した冷気を下方に流出させる。ドレン受けの寸法を冷気流出側の冷却器の寸法より小さくし、この冷却器とドレン受け間には冷却器からのドレン水をドレン受けに案内するよう傾斜したドレン案内面を設け、このドレン案内面下端とドレン受け間には冷気を通過させる冷気通過部を構成した。
【選択図】図2

Description

本発明は、断熱箱体内に構成した収納室に冷却器と熱交換した冷気を送風機により循環して冷却する冷却庫に関するものである。
従来より、食品等の要保冷物品の輸送時の冷却、保冷には、蓄冷剤が用いられているが、使用する際には、蓄冷剤を凍結する必要がある。そこで、例えば特許文献1に示すように複数の蓄冷剤を収納室内に収納可能な冷却庫(急速凍結庫)を用い、収納室内に冷却器と熱交換した冷気を送風機によって循環することにより、蓄冷剤を凍結温度にまで冷却していた。
特許文献1では、収納室が前面に開口している関係上、断熱箱体の一側の内壁と間隔を存して仕切板が設けられ、この仕切板の内方が収納室とされ、仕切板と断熱箱体間が冷却室とされてそこに冷却器とその上下に送風機を設置している。そして、冷却器に対応する位置の仕切板に冷気吸込口を、各送風機に対応する位置に冷気吐出口をそれぞれ形成することにより、送風機から吐出された冷気が収納室の前面開口から直接流出してしまう不都合を回避し、蓄冷剤の凍結能力を改善する工夫が成されていた。
また、特許文献1には示されていないが、冷却器には冷気中の水分が霜となって付着するため、冷却器には着霜を融解するための電気ヒータが設けられる。そして、冷却器の下方には、除霜の際に冷却器から滴下するドレン水を受容するためのドレン受けが設けられていた。
特開2000−146390号公報
しかしながら、前記特許文献1のように冷却器と熱交換した冷気を送風機(庫内下ファン)により冷却器の下方にも流出させる場合、冷却器の下方には上記ドレン受けが対応して設けられるため、このドレン受けが冷気の流通を阻害してしまう問題があった。
本発明は係る従来の技術的課題を解決するために成されたものであり、冷却器下方のドレン受け方向に冷気を流出させる冷却庫における冷気の流通性を改善することを目的とするものである。
本発明の冷却庫は、断熱箱体内に構成した収納室に冷却器と熱交換した冷気を送風機により循環して冷却するものであって、冷却器の下方に対応して設けられ、当該冷却器の除霜時に滴下するドレン水を受容するドレン受けを備え、送風機により、冷却器と熱交換した冷気を下方に流出させると共に、ドレン受けの寸法を冷気流出側の冷却器の寸法より小さくし、この冷却器とドレン受け間には冷却器からのドレン水をドレン受けに案内するよう傾斜したドレン案内面を設け、このドレン案内面下端とドレン受け間には冷気を通過させる冷気通過部を構成したことを特徴とする。
請求項2の発明の冷却庫は、上記においてドレン受けに取り付けられた案内板を備え、ドレン案内面は案内板の上部に折曲形成されており、冷気通過部は、案内板の下部に形成された切欠内に構成されていることを特徴とする。
請求項3の発明の冷却庫は、上記各発明において断熱箱体の縦方向の内壁と間隔を存して設けられた仕切板と、この仕切板と断熱箱体間に構成された冷却室とを備え、仕切板の内方が収納室とされ、冷却室内に冷却器及びドレン受けが設置され、このドレン受けの下方における冷却室内に送風機が設置されると共に、冷却器と対応する位置の仕切板に冷気吸込口を形成し、送風機に対応する位置の仕切板に冷気吐出口を形成したことを特徴とする。
請求項4の発明の冷却庫は、上記において冷却器は断熱箱体の鉛直方向略中央に位置して設けられ、この冷却器の上方における冷却室内にも送風機が設けられ、この送風機に対応する位置の仕切板にも冷気吐出口が形成されていることを特徴とする。
請求項5の発明の冷却庫は、請求項3又は請求項4において収納室は前面が開口しており、この開口は扉にて開閉自在に閉塞され、仕切板は断熱箱体の一側の内壁と間隔を存して設けられていることを特徴とする。
請求項6の発明の冷却庫は、上記各発明において収納室内に蓄冷剤を収納し、冷却器と熱交換した冷気を収納室内に循環させることにより、蓄冷剤を凍結させることを特徴とする。
本発明によれば、断熱箱体内に構成した収納室に冷却器と熱交換した冷気を送風機により循環して冷却する冷却庫において、冷却器の下方に対応して設けられ、当該冷却器の除霜時に滴下するドレン水を受容するドレン受けを備え、送風機により、冷却器と熱交換した冷気を下方に流出させると共に、ドレン受けの寸法を冷気流出側の冷却器の寸法より小さくしたので、ドレン受けが冷却器から下方に流出する冷気の流通を阻害し難くなる。
そして、この冷却器とドレン受け間には冷却器からのドレン水をドレン受けに案内するよう傾斜したドレン案内面を設けたので、ドレン受けの寸法を縮小しても、ドレン案内面により支障無く冷却器からのドレン水をドレン受けに案内することができる。更に、このドレン案内面下端とドレン受け間には冷気を通過させる冷気通過部を構成しているので、冷却器から下方に流出した冷気はドレン案内面とドレン受け間の冷気通過部を通過して流下することができるようになり、総じて支障無く冷却器からのドレン水をドレン受けにて受容しながら、冷却器下方に流出する冷気の流通性も改善することができるようになるものである。
この場合、請求項2の発明の如くドレン受けに案内板を取り付け、ドレン案内面を案内板の上部に折曲形成し、冷気通過部を、案内板の下部に形成した切欠内に構成することにより、案内板をドレン受けに取り付けるだけでドレン案内面と冷気流出部を構成することができるようになり、部品点数の削減と組立作業性の改善を図ることができるようになる。
特に、請求項3の発明の如く断熱箱体の縦方向の内壁と間隔を存して設けられた仕切板と、この仕切板と断熱箱体間に構成された冷却室とを備え、仕切板の内方を収納室とし、冷却室内に冷却器及びドレン受けを設置し、このドレン受けの下方における冷却室内に送風機を設置すると共に、冷却器と対応する位置の仕切板に冷気吸込口を形成し、送風機に対応する位置の仕切板に冷気吐出口を形成した冷却庫においては、ドレン処理と冷気流通の改善に本発明は著しい効果を発揮する。
更に請求項4の発明の如く冷却器が断熱箱体の鉛直方向略中央に位置して設けられ、この冷却器の上方における冷却室内にも送風機が設けられ、この送風機に対応する位置の仕切板にも冷気吐出口が形成されている冷却庫によれば、収納室内における冷気の循環性能が著しく向上する。
この場合、請求項5の発明の如く収納室の前面が開口しており、この開口が扉にて開閉自在に閉塞されるものでは、仕切板を断熱箱体の一側の内壁と間隔を存して設けることで、開口からの冷気の流出を効果的に抑制し、請求項6の如く収納室内に蓄冷剤を収納し、冷却器と熱交換した冷気を収納室内に循環させることにより、蓄冷剤を凍結させる冷却庫においては著しい性能の改善を図ることが可能となるものである。
本発明を適用した冷却庫の一実施例としての急速凍結冷却庫の扉を取り外した状態の斜視図である。 図1の急速凍結庫の概略正面図である。 図1の急速凍結庫の冷却器の側面図である。 図3の冷却器の管板を除いた側面図である。 図2の急速凍結庫のドレン受けの斜視図である。
以下、図面に基づき本発明の実施形態を説明する。図1は本発明に係る冷却庫の一実施例としての急速凍結庫(蓄冷剤凍結庫)Rの扉を取り外した状態の斜視図、図2は図1の急速凍結庫Rの概略正面図をそれぞれ示している。
本実施例において採用される急速凍結庫Rは、収納室3内に収納された蓄冷剤26を急速に凍結する冷却庫であり、例えば、食品等の要冷却物品の配送ベースなどに設置される。この急速凍結庫Rは、前面に開口する断熱箱体2により本体が構成されており、当該断熱箱体2内が前面に開口した収納室3としている。この断熱箱体2の前面開口5は、図示しない扉にて開閉自在に閉塞される。
断熱箱体2の一側(正面に向かって右側)の縦方向の内壁6には、所定間隔を存して仕切板8が設けられており、この仕切板8の内方(向かって左方)の断熱箱体2内が収納室3とされている。一方、仕切板8と一側の内壁6との間には、収納室8の向かって右側において上下に延在する冷却室7が構成される。この冷却室7内には、断熱箱体2の鉛直方向略中央に位置して冷却装置10を構成する冷却器12が配設されている。この冷却器12の詳細構造については後述する。
冷却器12の上方には、冷却室7内の冷気を収納室3内に吐出する冷気循環用の上部送風機13が配設されており、冷却器12の下方には、同じく冷却室7内の冷気を収納室3内に吐出する冷気循環用の下部送風機14が配設されている。そして、この仕切板8には、冷却器12に対応する位置に複数の冷気吸込口20が形成されていると共に、上部送風機13に対応する位置に複数の上冷気吐出口21が、下部送風機14に対応する位置に複数の下冷気吐出口22が形成されている。これら冷気吐出口21、22は、図示しないファンガードにて覆われている。
また、冷却器12の下方の冷却室7内には、冷却器12からのドレン水を受容するためのドレン受け31が設けられ、冷却器12の下側に対応している。従って、下部送風機14はこのドレン受け31の下方における冷却室7内に設けられたかたちとなる。このドレン受け31の詳細構造についても後述する。
一方、収納室3を構成する仕切板8の収納室3側の面及び当該仕切板8が設けられていない側の断熱箱体2の縦方向の内壁9には、前後に位置して棚支柱24が上下方向に渡って設けられている(図1にて前一側の棚支柱24のみ図示する)。これら棚支柱24には、それぞれ上下に渡って複数の係合孔が穿設されており、これら棚支柱24に網棚25が収納室3の上下に複数段架設される。そして、各網棚25には複数の蓄冷剤26が収納された蓄冷剤凍結用ラック30が載置される。
他方、断熱箱体2の天面には、前面、後面、両側面をそれぞれ囲繞するパネル15によって機械室16が画成されている。この機械室16内には、圧縮機17、凝縮器18(図2のみ図示する)などが設置され、前記冷却器12と共に冷却装置10の周知の冷媒回路を構成している。尚、当該機械室16内には、これ以外にも図示しない凝縮器用送風機や電装箱等も配設されている。
冷却装置10及び各送風機13、14が運転されると、冷却室7内にて冷却器12と熱交換した冷気は、上部送風機13及び下部送風機14によって冷却器7の上方、及び、下方に流出し、仕切板8に形成されたそれぞれの冷気吐出口21、22より収納室3内に吐出される。冷却室7から吐出された冷気は、収納室3内を循環した後、断熱箱体2の鉛直方向略中央に位置して形成された冷気吸込口20より冷却室7内に帰還し、冷却器12に流入する。これにより、冷却室7にて冷却された冷気が収納室3内を強制循環される。
この場合、冷気吸込口20付近には、収納室3内の温度(庫内温度)を検出する温度センサ23が設けられており、当該温度センサ23の検出に基づき冷却装置10及び各送風機13、14が運転制御されることにより、収納室3内は所定の設定温度、例えば−20℃などの冷凍温度に冷却される。これにより、各ラック30に収納された蓄冷剤26を凍結させるものである。
次に、図3及び図4を参照しながら冷却器12の構造について説明する。図3は冷却器12の側面(急速凍結庫Rを正面から見た場合の背面側)図、図4は管板32を除いた状態の冷却器12の側面図をそれぞれ示している。冷却器12は第1の熱交換体33、第2の熱交換体34、除霜ヒータ(シーズヒータ)36、及び、両側の管板32、32から成るフィンチューブタイプの熱交換器である。
第1及び第2の熱交換体33、34は、何れも上下に長い長方形の複数枚の熱交換フィン37と、各熱交換フィン37を貫通する蛇行状の冷媒配管38とから構成されており、第1の熱交換体33の熱交換フィン37と、第2の熱交換体34の熱交換フィン37との間に、それらの当接するかたちで前記除霜ヒータ36を挟んだ状態で、両側の管板32、32により各冷媒配管38と除霜ヒータ36の両側のベンド部が保持される。これにより、各熱交換体33、34及び除霜ヒータ36は一体化されて冷却器12が構成されている。
尚、各熱交換体33、34は冷媒の流れに対して並列、若しくは、直列に接続されている。また、冷却器12は第1の熱交換体33が仕切板8の冷気吸込口20側とされた状態で冷却室7内に配置される。このとき、第1の熱交換体33の各熱交換フィン37の長辺のうちの外側の辺(第2の熱交換体34とは反対側の辺)が、仕切板8の冷却室7側の面に当接若しくは近接して冷気吸込口20に対応したかたちとなり、上下の短辺が各送風機13、14方向に指向したかたちとなる。また、冷却器12の第2の熱交換体34の各熱交換フィン37の長辺のうちの外側の辺(第1の熱交換体33とは反対側の辺)と断熱箱体2間には所定の間隔が構成されている。
次に、図5を参照しながら前記ドレン受け31の構造について説明する。ドレン受け31は図5に示す如き上面に開口した横長(急速凍結庫Rの正面から見た場合には前後方向に長い)の箱状を呈しており、一側(急速凍結庫Rにおける奥側)に低く傾斜したドレン受け面41と、このドレン受け面41の最も低くなる側に連結されたドレンソケット42を有している。
また、ドレン受け31の短辺側の幅寸法(急速凍結庫Rの正面から見た場合の左右幅寸法)は冷却器12の下側の冷気流出側である下面の寸法より小さくされており、長辺側の両端(急速凍結庫Rの正面から見た場合の前後端)が断熱箱体2に固定され、ドレンソケット42に図示しないドレンホースが接続されて、ドレン受け31は冷却器12下方の冷却室7内に取り付けられている。
この場合、ドレン受け31の長辺側の一辺(図5の手前側の辺。急速凍結庫Rを正面から見た場合の向かって左側。仕切板8側の辺)は、上方の冷却器12の仕切板8側の面と略面一となるように仕切板8に当接若しくは近接して設けられている。従って、反対側の長辺(急速凍結庫Rを正面から見た場合の向かって右側。断熱箱体2側の辺)は、冷却器12の下面よりも内側に位置することになる(図2)。
これでは冷却器12から滴下するドレン水を受けきれなくなるので、ドレン受け31の仕切板8とは反対側の長辺上端部には、冷却器12の幅(急速凍結庫Rを正面から見た場合の前後幅)以上の幅寸法を有した案内板43が取り付けられる。この案内板43の下部には、両側(急速凍結後Rにおける前後側)の垂直な取付部44、44を除いて矩形状の切欠46が形成されており、取付部44、44をドレン受け31にネジ止めした状態で、切欠46の上縁はドレン受け31の上縁より上方にあり、この切欠46内に冷気流通部47が構成される。
この案内板43の上部(取付部44、44の上部)にはドレン案内面48が折曲形成されている。このドレン案内面48は、ドレン受け31から離間する方向(仕切板8から離間して断熱箱体2に近づく方向)に傾斜しながら上昇し、その上端は冷却器12下面の断熱箱体2側の隅角部に当接若しくは近接する。そして、このドレン案内面48の下端とドレン受け31間に前記冷気流通部47が構成されたかたちとされている。
以上の構成で、ドレン受け31下方の下部送風機14が運転されると、吸引されて冷却器12から下方に流出する冷気は、図2に矢印で示すようにドレン受け31に取り付けられた案内板43の冷気流通部47内を通過し、下部送風機14に吸引されることになる。
また、上述の如き冷却器12による冷却運転で冷却器12には着霜が成長するので、定期的に除霜ヒータ38に通電し、発熱させて冷却器12の着霜を除去する除霜運転が行われる。その際、圧縮機17及び各送風機13、14は停止される。除霜ヒータ38からの熱は冷却器12の各熱交換体33、34の熱交換フィン37を伝わり、或いは、着霜に直接作用して冷却器12自体及び着霜を加熱し、着霜を融解させる。このとき、除霜ヒータ38は各熱交換体33、34に挟まれたかたちで冷却器12内に設けられているので、冷却器12全体を内側から効果的に加熱する。また、冷気吸込口20から収納室3側に流入する熱も抑制される。
更に、融解した着霜はドレン水となって冷却器12から滴下するが、冷却器12下面の仕切板8側から滴下するドレン水は直接ドレン受け31内に受容される。また、冷却器12下面の断熱箱体2側から滴下するドレン水は、その下方に対応している案内板43のドレン案内面48上に滴下し、そこを伝ってドレン受け31方向に流下し、冷気流通部47のドレン受け31側を通過して落下し、ドレン受け31内に受容されることになる。
このように、ドレン受け31の寸法を冷気流出側の冷却器12の寸法より小さくしたので、ドレン受け31が冷却器12から下方に流出する冷気の流通を阻害し難くなる。そして、この冷却器12とドレン受け31間には冷却器12からのドレン水をドレン受け31に案内するよう傾斜したドレン案内面48を設けたので、ドレン受け31の寸法を縮小しても、ドレン案内面48により支障無く冷却器12からのドレン水をドレン受け31に案内することができる。更に、このドレン案内面48下端とドレン受け31間には冷気を通過させる冷気通過部47を構成しているので、冷却器12から下方に流出した冷気はドレン案内面48とドレン受け31間の冷気通過部47を通過して流下することができるようになり、総じて支障無く冷却器12からのドレン水をドレン受け31にて受容しながら、冷却器12下方に流出する冷気の流通性も改善することができるようになる。
この場合、ドレン受け31に案内板43を取り付け、ドレン案内面48を案内板43の上部に折曲形成し、冷気通過部47を、案内板43の下部に形成した切欠46内に構成しているので、案内板43をドレン受け31に取り付けるだけでドレン案内面48と冷気流出部47を構成することができるようになり、部品点数の削減と組立作業性の改善を図ることができるようになる。
特に、実施例の如く断熱箱体2の縦方向の内壁6と間隔を存して設けられた仕切板8と、この仕切板8と断熱箱体2間に構成された冷却室7とを備え、仕切板8の内方を収納室3とし、冷却室7内に冷却器12及びドレン受け31を設置し、このドレン受け31の下方における冷却室7内に下部送風機14を設置すると共に、冷却器12と対応する位置の仕切板8に冷気吸込口20を形成し、下部送風機14に対応する位置の仕切板8に冷気吐出口22を形成した急速凍結庫Rにおいては、ドレン処理と冷気流通の改善に著しい効果を発揮する。
尚、実施例では冷却器12が断熱箱体2の鉛直方向略中央に位置して設けられ、この冷却器12の上方における冷却室7内にも上部送風機13が設けられ、この上部送風機13に対応する位置の仕切板8にも冷気吐出口21が形成されているので、収納室3内における冷気の循環性能が著しく向上する。
また、実施例では収納室3の前面が開口しており、この開口が扉にて開閉自在に閉塞されると共に、仕切板8を断熱箱体2の一側の内壁6と間隔を存して設けているので、開口からの冷気の流出を効果的に抑制することができるようになり、収納室3内に蓄冷剤26を収納し、冷却器12と熱交換した冷気を収納室3内に循環させることにより、蓄冷剤26を凍結させる急速凍結庫Rにおいては著しい性能の改善を図ることが可能となる。
尚、実施例では断熱箱体2の一側の縦方向の内壁6と間隔を存して仕切板8を設け、内壁6との間に冷却室7を構成してそこに冷却器12と送風機13、14を配置したが、それに限らず、断熱箱体2の奥側の縦方向の内壁内側に仕切板を設け、収納室3の背部に冷却室を構成するものでも本発明は有効である。
R 急速凍結庫(冷却庫)
2 断熱箱体
3 収納室
5 前面開口
6 内壁(一側)
7 冷却室
8 仕切板
9 内壁(他側)
10 冷却装置
12 冷却器
13、14 送風機
15 パネル
16 機械室
31 ドレン受け
43 案内板
47 冷気流出部
48 ドレン案内面

Claims (6)

  1. 断熱箱体内に構成した収納室に冷却器と熱交換した冷気を送風機により循環して冷却する冷却庫において、
    前記冷却器の下方に対応して設けられ、当該冷却器の除霜時に滴下するドレン水を受容するドレン受けを備え、
    前記送風機により、前記冷却器と熱交換した冷気を下方に流出させると共に、
    前記ドレン受けの寸法を前記冷気流出側の前記冷却器の寸法より小さくし、該冷却器と前記ドレン受け間には前記冷却器からのドレン水を前記ドレン受けに案内するよう傾斜したドレン案内面を設け、該ドレン案内面下端と前記ドレン受け間には冷気を通過させる冷気通過部を構成したことを特徴とする冷却庫。
  2. 前記ドレン受けに取り付けられた案内板を備え、前記ドレン案内面は前記案内板の上部に折曲形成されており、前記冷気通過部は、前記案内板の下部に形成された切欠内に構成されていることを特徴とする請求項1に記載の冷却庫。
  3. 前記断熱箱体の縦方向の内壁と間隔を存して設けられた仕切板と、該仕切板と前記断熱箱体間に構成された冷却室とを備え、
    前記仕切板の内方が前記収納室とされ、前記冷却室内に前記冷却器及びドレン受けが設置され、該ドレン受けの下方における前記冷却室内に前記送風機が設置されると共に、
    前記冷却器と対応する位置の前記仕切板に冷気吸込口を形成し、前記送風機に対応する位置の前記仕切板に冷気吐出口を形成したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の冷却庫。
  4. 前記冷却器は前記断熱箱体の鉛直方向略中央に位置して設けられ、該冷却器の上方における前記冷却室内にも送風機が設けられ、該送風機に対応する位置の前記仕切板にも冷気吐出口が形成されていることを特徴とする請求項3に記載の冷却庫。
  5. 前記収納室は前面が開口しており、該開口は扉にて開閉自在に閉塞され、前記仕切板は前記断熱箱体の一側の内壁と間隔を存して設けられていることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の冷却庫。
  6. 前記収納室内に蓄冷剤を収納し、前記冷却器と熱交換した冷気を前記収納室内に循環させることにより、前記蓄冷剤を凍結させることを特徴とする請求項1乃至請求項5のうちの何れかに記載の冷却庫。
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