JP2012072504A - 種糸としての経糸の自動引込み装置、及び種糸としての経糸の自動引込み方法 - Google Patents

種糸としての経糸の自動引込み装置、及び種糸としての経糸の自動引込み方法 Download PDF

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Abstract

【課題】経糸(種糸)の端部に織布の組織となる経糸を結び付けるタイイング作業中及び同作業後において、どの経糸(種糸)がどの経糸に対応するものかを容易に判別することができるとともに、タイイング後の処理作業を遅滞なく実施することが可能な経糸自動引込み装置を提供する。
【解決手段】織布を準備するために使用する種糸としての経糸Sを、当該経糸Sを分けて杼道を生成するヘルド22に引き込む経糸自動引込み装置であって、経糸Sを複数のコーン51、52に夫々巻回された複数種のコーン糸S1、S2として供給する経糸供給手段50を備え、経糸供給手段50は、ヘルド22に対して供給するコーン糸S1、S2の種類を切り替える切替機構53と、織布の織り組織に応じて、切替機構53の切替えパターンを制御する制御手段70と、を備えている。
【選択図】図2

Description

本発明は、織布を準備するために使用する経糸を、当該経糸を分けて杼道を生成するヘルドに引き込む経糸自動引込み装置、ならびに経糸自動引込み方法に関する。
織機で織布を製造する前段階の準備工程において、織布に使用する経糸(あるいは、種糸)を、経糸の糸切れを検知するドロッパー、経糸を分けて杼道を生成するヘルド、及び経糸を配列させる筬に引き込む作業が必要となる。この作業は、従来、別々の機械を用いて、3通りの作業(すなわち、ドロッパー、ヘルド、及び筬夫々に対する経糸の引き込み作業)が行われていた。ところが、近年、上記の3通りの作業を1台の機械で行える装置(ドローイングマシン)が開発されている。
ドローイングマシンにおいて、ドロッパー、ヘルド、及び筬に引き込む糸として、織布の織り組織を直接形成する経糸の他に、経糸の代用糸となる種糸が使用される場合がある。引き込み作業において種糸が使用される場合、ドロッパー、ヘルド、及び筬への引き込み作業後に、引き込まれた種糸の端部に経糸を結びつけるタイイング作業が行われる。
種糸を使用するドローイングマシンの一例として、糸マガジンから供給される種糸を、ドロッパー、ヘルド、及び筬に自動的に引き込むように構成された経糸(種糸)自動引込み装置が公知となっている(例えば、特許文献1を参照)。
特許文献1の経糸自動引込み装置は、「ヘルド群から引込みを行うべきヘルドを選択して取り出し、1個のヘルドフック17に対して整列するようにヘルド30を位置決めし、ヘルドに対して整列するように筬16を位置決めし、糸マガジンから引き出した引込み糸5から二重折り糸片5´を形成し、ヘルドフックの往復動により二重折り糸片の先端と尾端とを筬の異なる筬目とヘルドの対応する目に通し、二重折り糸片を綾取り緊張させ、糸引込みの終わったヘルドを対応するヘルドフレーム2に引き渡すことを特徴とする経糸準備における自動糸引込み方法(請求項1)。」を実行するものである。
特許第2942611号公報
織機で製造される織布には、様々な種類、デザイン、及び特性が求められる。このため、織布の経糸には、色彩、撚り方向、引張り強度、弾性、太さ等が異なった複数種の糸が使用されている。このように、経糸のバリエーションは変化に富むものであるが、織布準備工程において経糸の端部に結び付けられる種糸は、これまで、同じ種類のもの(すなわち、単一の種糸)しか使われていなかった。
特許文献1の経糸自動引込み装置においても、第5図に示されるように、ボビン46に巻回された種糸が、給糸具47を介して、プーリー45で周回駆動されるベルト8に設けられた糸ガイド47´に受け渡されているのみである。従って、この構成では、ボビン46に巻回された種糸を交換しない限り、種糸の種類を変更することはできない。
このため、特許文献1に記載の経糸自動引込み装置を含めて、従来のドローイングマシンでは、ドロッパー、ヘルド、及び筬に引き込まれた単一の種糸の端部に、実際の織布の織り組織となる経糸を結び付けるタイイング作業中及び同作業後において、一見すると、どの種糸がどの経糸に対応するものかが非常に分かり難いものとなっていた。その結果、後の織布工程において、実際に緯糸を挿入して布となった状態になるまで、織り組織の誤りを発見できず、多大な時間の損失や、経糸及び緯糸等の関係部材の損失を招くおそれがあった。また、単一の種糸と経糸とを結び付ける場合、経糸の撚り方向や太さの違いがあると、種糸の撚りが戻ったり、結びが締まりきらないことがあった。このため、経糸どうしの絡みや糸抜けが発生し、これが原因となってタイイング後の処理作業に遅滞を招くおそれがあった。
このように、現状においては、織布の準備工程において十分な措置が取られていないため、タイイング後の処理作業や織布工程において好ましくない影響が及ぼされる場合がある。そして、これらの問題を解決する装置及び方法も未だ開発されていない。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、経糸(種糸)の端部に織布の組織となる経糸を結び付けるタイイング作業中及び同作業後において、どの経糸(種糸)がどの経糸に対応するものかを容易に判別することができるとともに、タイイング後の処理作業を遅滞なく実施することが可能な経糸自動引込み装置、及び経糸自動引込み方法を提供することにある。
上記課題を解決するための本発明に係る経糸自動引込み装置の特徴構成は、
織布を準備するために使用する経糸を、当該経糸を分けて杼道を生成するヘルドに引き込む経糸自動引込み装置であって、
前記経糸を複数のコーンに夫々巻回された複数種のコーン糸として供給する経糸供給手段を備え、
前記経糸供給手段は、
前記ヘルドに対して供給する前記コーン糸の種類を切り替える切替機構と、
前記織布の織り組織に応じて、前記切替機構の切替えパターンを制御する制御手段と、
を備えていることにある。
上記課題で述べたように、織機で製造される織布には、様々な種類、デザイン、及び特性が求められており、このため、織布の経糸には、色彩、撚り方向、引張り強度、弾性、太さ等が異なった複数種の糸が使用されている。
この点、本構成の経糸自動引込み装置であれば、経糸(あるいは、経糸に結び付ける種糸)は、経糸供給手段から、複数のコーンに夫々巻回された複数種のコーン糸として供給することができ、しかも、この経糸供給手段は、ヘルドに対して供給するコーン糸の種類を切り替える切替機構を備えている。さらに、織布の織り組織に応じて、切替機構の切替えパターンを制御手段によって制御している。このため、実際の経糸の性状(例えば、色彩、撚り方向、引張り強度、弾性、太さ等)に合わせて、種類の異なる経糸(種糸)を選択することができる。これにより、タイイング作業中及び同作業後において、どの経糸(種糸)がどの経糸に対応するものかを容易に判別することが可能となる。
また、織布の織り組織に応じて、最適な経糸(種糸)を、制御手段へのプログラミング等により自動的に選択することができるので、タイイング後の処理作業を遅滞なく実施することが可能となる。
これらの結果、次工程において、織り組織の確認作業を不要に、若しくは簡略化することができる。そして、速やかに織布工程に移行することが可能となり、製造にかかる作業者の負担が低減される。
本発明の経糸自動引込み装置において、
前記コーン糸は、その種類ごとに異なる色彩に色分けされていることが好ましい。
本構成の経糸自動引込み装置であれば、コーン糸は、その種類ごとに異なる色彩に色分けされているので、作業者の目視により、一目で経糸(種糸)を分別することができる。その結果、タイイング作業中及び同作業後において、どの経糸(種糸)がどの経糸に対応するものかをさらに容易に判別することが可能となる。
本発明の経糸自動引込み装置において、
前記コーン糸は、その種類ごとに異なる方向に撚られていることが好ましい。
本構成の経糸自動引込み装置であれば、コーン糸は、その種類ごとに異なる方向に撚られている(例えば、S撚り又はZ撚りにされている)ので、実際の経糸の撚り方向に合わせて、同方向の撚りを有する経糸(種糸)を選択することにより、経糸どうしの絡みを防止することができる。その結果、タイイング後の処理作業を遅滞なく実施することができ、速やかに織布工程に移行することが可能となる。
また、上記課題を解決するための本発明に係る経糸自動引込み方法の特徴構成は、
織布を準備するために使用する経糸を、当該経糸を分けて杼道を生成するヘルドに引き込む経糸自動引込み方法であって、
前記経糸を複数のコーンに夫々巻回された複数種のコーン糸として供給する経糸供給工程を実行し、
前記経糸供給工程は、
前記ヘルドに対して供給する前記コーン糸の種類を切り替える切替工程と、
前記織布の織り組織に応じて、前記切替工程で切替えるパターンを制御する制御工程と、
を包含することにある。
本構成の経糸自動引込み方法であれば、上述した本構成の経糸自動引込み装置と同様の作用効果を奏することができる。すなわち、実際の経糸の性状(例えば、色彩、撚り方向、引張り強度、弾性、太さ等)に合わせて、種類の異なる経糸(種糸)を選択することができる。これにより、タイイング作業中及び同作業後において、どの経糸(種糸)がどの経糸に対応するものかを容易に判別することが可能となる。
また、織布の織り組織に応じて、最適な経糸(種糸)を、制御工程を通じて自動的に選択することができるので、タイイング後の処理作業を遅滞なく実施することが可能となる。
これらの結果、次工程において、織り組織の確認作業を不要に、若しくは簡略化することができる。そして、速やかに織布工程に移行することが可能となり、製造にかかる作業者の負担が低減される。
本発明の経糸自動引込み装置の前方斜視図である。 本発明の経糸自動引込み装置の後方斜視図である。 ニードルを用いて、経糸をドロッパー、ヘルド、及び筬に夫々引き込む様子を示す説明図である。 本発明の経糸自動引込み装置における経糸供給手段の要部をなす切替機構の斜視図である。
本発明の経糸自動引込み装置に関する実施形態を図面に基づいて説明する。ただし、本発明は、以下に説明する実施形態や図面に記載される構成に限定されることを意図せず、それらと均等な構成も含む。
〔経糸自動引込み装置の構成〕
図1は、本発明の経糸自動引込み装置100の前方斜視図である。図2は、本発明の経糸自動引込み装置100の後方斜視図である。経糸自動引込み装置100は、後述する経糸供給手段50を備えている。また、経糸自動引込み装置100は、経糸準備部10と、引込み作業部20とを備え、これらの構成部は、経糸自動引込み装置100の基台30に設けられている。
経糸準備部10は、昇降装置11、及び経糸保持フレーム12を備えている。経糸準備部10には、経糸供給手段50から経糸Sが供給される。なお、本明細書では、最終製品である織物において実際の組織となる経糸と、経糸の端部に結び付けられる種糸とを特に区別することなく「経糸」と称する。織布準備工程の後の織布工程において、「経糸」として、緯糸が挿入された後に引き抜かれる種糸が使用される場合も、本発明の範囲に属する。
経糸供給手段50は、経糸Sの一つであるコーン糸S1が巻回された第1コーン51、経糸Sの一つであるコーン糸S2が巻回された第2コーン52、コーン糸S1及びコーン糸S2の供給速度を制御する第1リール53及び第2リール54、及びコーン糸S1とコーン糸S2とを切り替える切替機構55(図4を参照)を備えている。
ここで、コーン糸S1及びS2は、互いに異なる種類のものが採用される。例えば、コーン糸S1及びS2は、その種類ごとに異なる色彩に色分けされている。この場合、作業者は目視により、一目で経糸(種糸)を分別することができる。その結果、タイイング作業中及び同作業後において、どの経糸(種糸)がどの経糸に対応するものかをさらに容易に判別することが可能となる。
また、コーン糸S1及びS2は、その種類ごとに異なる方向に撚られているもの(例えば、S撚り又はZ撚り)とすることもできる。この場合、実際の経糸の撚り方向に合わせて、同方向の撚りを有する経糸(種糸)を選択することにより、経糸どうしの絡みを防止することができる。その結果、タイイング後の処理作業を遅滞なく実施することができ、速やかに織布工程に移行することが可能となる。
なお、図2では経糸Sとなるコーン糸はS1及びS2の2種類が示されているが、3種類以上のコーン糸を使用しても構わない。
経糸供給手段50から供給された経糸S(コーン糸S1又はコーン糸S2)は、昇降装置11に設けられた引掛部11a(図4を参照)により基台30の上方に引き上げられる。その後、経糸Sは図示しないカッターで適切な長さに切断され、経糸保持フレーム12に受け渡される。これにより、切断された経糸Sは、次の引込み作業部20で実行される引込み作業のためのスタンバイ状態となる。
引込み作業部20は、経糸Sの糸切れを検知するドロッパー21、経糸Sを分けて杼道を生成するヘルド22、及び経糸Sを配列させる筬23を備えている(図3を参照)。さらに、引込み作業部20は、ドロッパー21、ヘルド22、及び筬23に経糸Sを引き込むためのニードル24を備えている(図3を参照)。なお、本実施形態の経糸自動引込み装置100では、経糸Sを、ドロッパー21、ヘルド22、及び筬23に引き込む構成を示すが、少なくともヘルド22に経糸Sを引き込む経糸自動引込み装置であれば、本発明の範囲に属する。この場合、ドロッパー21、及び筬23への経糸Sの引き込みは、例えば、別の装置で実施したり、人手により実施することができる。
ニードル24により、経糸Sを、ドロッパー21、ヘルド22、及び筬23に引き込む手順(1サイクル)は次のとおりである。
図3は、ニードル24を用いて、経糸Sをドロッパー21、ヘルド22、及び筬23に夫々引き込む様子を示す説明図である。ニードル24は、当該ニードル24の後方に設けられた駆動手段25により、ドロッパー21、ヘルド22、及び筬23に対して前後方向に駆動される。ニードル24は、最初に筬23を形成する筬羽23aの間を通過し、次いでヘルド22の略中央に設けられたヘルドホール22aを通過し、次いでドロッパー21の所定箇所に設けられたドロッパーホール21aを通過する。その直後、ニードル24は、先端に形成されているフック24aを、経糸準備部10の経糸保持フレーム12でスタンバイしている経糸Sに引っ掛ける。そして、ニードル24は、その経糸Sを引っ掛けた状態から筬23の前方の位置まで後退する。これにより、経糸Sは、経糸準備部10から、引込み作業部20のドロッパー21、ヘルド22、及び筬23に亘る領域にまで引き込まれることになる。この一連の動作により、経糸Sの自動引込み作業は完了する。その後、経糸Sが通されたヘルド22は、基台30に設けられたヘルドフレーム26に移送され、所定の位置に収容される。以上の作業は、引込み作業部20にセットした全てのヘルド22がヘルドフレーム26に収容されるまで繰り返される。
〔経糸供給手段の切替機構の構成〕
図4は、本発明の経糸自動引込み装置100における経糸供給手段50の要部をなす切替機構55の斜視図である。切替機構55は、ドロッパー21、ヘルド22、及び筬23に対して供給するコーン糸S1とコーン糸S2とを切り替える機能を有する。
切替機構55は、上下2段に配置された第1アーム61及び第2アーム62を備えている。第1アーム61は第1リンク機構63に連結され、第2アーム62は第2リンク機構64に連結されている。第1アーム61には、第1コーン51から第1リール53を経てコーン糸S1が送られる。第2アーム62には、第2コーン52から第2リール54を経てコーン糸S2が送られる。
ここで、切替機構55がコーン糸S1を選択する場合、第1リンク機構63は上方視で時計回りに回転する。これにより、第1アーム61は前方(矢印Aの方向)に突出する。一方、第2リンク機構64は上方視で反時計回りに回転する。これにより、第2アーム62は後方(矢印Bの方向)に引退する。その結果、コーン糸S1のみが昇降装置11に設けられた引掛部11aの動作軌道を横断し、コーン糸S1は引掛部11aにより基台30の上方(矢印Cの方向)に引き上げられる(図4の状態)。
一方、図示しないが、切替機構55がコーン糸S2を選択する場合は、第1リンク機構63は上方視で半時計回りに回転する。これにより、第1アーム61は後方に引退する。一方、第2リンク機構64は上方視で時計回りに回転する。これにより、第2アーム62は前方に突出する。その結果、コーン糸S2のみが昇降装置11に設けられた引掛部11aの動作軌道を横断し、コーン糸S2は引掛部11aにより基台30の上方に引き上げられる。
上記の切替機構55によれば、最終製品となる織物における経糸の性状(例えば、色彩、撚り方向、引張り強度、弾性、太さ等)に合わせて、種類の異なる経糸(種糸)を選択し、適宜切り替えることが可能となる。これにより、タイイング作業中及び同作業後において、どの経糸(種糸)がどの経糸に対応するものかを容易に判別することが可能となる。その結果、次工程において、織り組織の確認作業が不要となり、若しくは簡略化でき、織布の製造労力を低減することができる。
また、経糸自動引込み装置100は、図1及び図2に示すように、織布の織り組織に応じて、切替機構55の切替えパターンを制御する制御手段70を備えている。ここで、「織布の織り組織」とは、織布における織り方のパターンのことを意味する。制御手段70を用いれば、最適な経糸(種糸)をプログラミング等により自動的に選択することができる。これにより、タイイング後の処理作業を遅滞なく実施することが可能となる。その結果、速やかに織布工程に移行することが可能となり、製造にかかる作業者の負担が低減される。なお、制御手段70は、経糸自動引き込み装置100に専用の制御機器(ハードウェア)を設けてもよいが、汎用のパーソナルコンピュータを経糸自動引込み装置100に接続し、ソフトウェアの実行によって制御する構成とすることも可能である。
〔経糸自動引込み方法〕
本発明の経糸自動引込み方法は、上述の経糸自動引込み装置100を用いて実行することができる。具体的には、経糸Sを、第1コーン51に巻回されたコーン糸S1、及び第2コーン52に巻回されたコーン糸S2として供給する経糸供給工程が行われる。このとき、経糸供給工程において、ドロッパー21、ヘルド22、及び筬23に対して供給するコーン糸S1とコーン糸S2とを切り替える切替工程を実行する。これらの工程を実行することにより、最適な経糸(種糸)を自動的に選択することができる。その結果、後の織布工程において、織り組織の確認作業が不要となり、若しくは簡略化でき、織布の製造労力を低減することができる。
さらに、最終製品である織布の織り組織に応じて、切替工程で切替えるパターンを制御する制御工程を実行する。例えば、制御手段70へのプログラミング等により切替工程で切替えるパターンを自動で制御することができる。これにより、タイイング後の処理作業を遅滞なく実施することが可能となる。その結果、速やかに織布工程に移行することが可能となり、製造にかかる作業者の負担が低減される。
〔別実施形態〕
上記実施形態では、第1アーム61及び第1リンク機構63、並びに第2アーム62及び第2リンク機構64による突出・引退動作に応じて、コーン糸S1とコーン糸S2とを切り替える切替機構55を説明した。しかし、本発明における切替機構55は、このような構成に限られず、他の構成を採用することも可能である。以下、そのような別の実施形態の例について説明する。
(1)第1アーム61及び第2アーム62を固定構造とし、昇降装置11の引掛部11aを伸縮可能に構成する。この場合、引掛部11aがコーン糸側に伸長すると、引掛部11aはコーン糸S1又はコーン糸S2に引っ掛かり、コーン糸S1又はコーン糸S2を基台30の上方に引き上げることができる。このようにして、ドロッパー21、ヘルド22、及び筬23に対して供給するコーン糸S1又はコーン糸S2を切り替えることができる。
(2)第1アーム61及び第2アーム62を固定構造とし、引掛部11aを第1アーム61及び第2アーム62に対して近接・離間可能に構成する。この場合、引掛部11aがコーン糸側に近接すると、引掛部11aはコーン糸S1又はコーン糸S2に引っ掛かり、コーン糸S1又はコーン糸S2を基台30の上方に引き上げることができる。これにより、ドロッパー21、ヘルド22、及び筬23に対して供給するコーン糸S1又はコーン糸S2を切り替えることができる。
(3)昇降装置11を2つ設け、夫々をコーン糸S1及びコーン糸S2についての専用装置とすることもできる。コーン糸の切り替えを行う際は、制御手段70により選択した昇降装置11のみを作動させる。この構成では、第1アーム61及び第1リンク機構63、並びに第2アーム62及び第2リンク機構64を備える必要はなく、コーン糸S1及びコーン糸S2を夫々の昇降装置11に直接引き込めばよい。本構成の場合、一方のコーン糸(例えば、コーン糸S1)が選択されている間、他方のコーン糸(例えば、コーン糸S2)は常にスタンバイ状態にあるので、コーン糸S1とコーン糸S2との切り替え時間が非常に短くなる。このため、より短時間で且つ効率よく、経糸の切替作業を実行することが可能となる。
本発明の経糸自動引込み装置、及び経糸自動引込み方法は、種々の織物を製造する前の準備段階において利用することができる。
21 ドロッパー
22 ヘルド
23 筬
50 経糸供給手段
51 第1コーン
52 第2コーン
53 第1リール
54 第2リール
55 切替機構
70 制御手段
S 経糸
S1 コーン糸
S2 コーン糸
100 経糸自動引込み装置
上記課題を解決するための本発明に係る種糸としての経糸自動引込み装置の特徴構成は、
織布を準備するために使用する種糸としての経糸を、当該経糸を分けて杼道を生成するヘルドに引き込む経糸自動引込み装置であって、
前記経糸を複数のコーンに夫々巻回された複数種のコーン糸として供給する経糸供給手段を備え、
前記経糸供給手段は、
前記ヘルドに対して供給する前記コーン糸の種類を切り替える切替機構と、
前記織布の織り組織に応じて、前記切替機構の切替えパターンを制御する制御手段と、
を備えていることにある。
上記課題で述べたように、織機で製造される織布には、様々な種類、デザイン、及び特性が求められており、このため、織布の経糸には、色彩、撚り方向、引張り強度、弾性、太さ等が異なった複数種の糸が使用されている。
この点、本構成の種糸としての経糸自動引込み装置であれば、種糸としての経糸(すなわち、経糸に結び付ける種糸)は、経糸供給手段から、複数のコーンに夫々巻回された複数種のコーン糸として供給することができ、しかも、この経糸供給手段は、ヘルドに対して供給するコーン糸の種類を切り替える切替機構を備えている。さらに、織布の織り組織に応じて、切替機構の切替えパターンを制御手段によって制御している。このため、実際の経糸の性状(例えば、色彩、撚り方向、引張り強度、弾性、太さ等)に合わせて、種類の異なる経糸(種糸)を選択することができる。これにより、タイイング作業中及び同作業後において、どの経糸(種糸)がどの経糸に対応するものかを容易に判別することが可能となる。
また、織布の織り組織に応じて、最適な経糸(種糸)を、制御手段へのプログラミング等により自動的に選択することができるので、タイイング後の処理作業を遅滞なく実施することが可能となる。
これらの結果、次工程において、織り組織の確認作業を不要に、若しくは簡略化することができる。そして、速やかに織布工程に移行することが可能となり、製造にかかる作業者の負担が低減される。
本発明の種糸としての経糸自動引込み装置において、
前記コーン糸は、その種類ごとに異なる色彩に色分けされていることが好ましい。
本構成の種糸としての経糸自動引込み装置であれば、コーン糸は、その種類ごとに異なる色彩に色分けされているので、作業者の目視により、一目で経糸(種糸)を分別することができる。その結果、タイイング作業中及び同作業後において、どの経糸(種糸)がどの経糸に対応するものかをさらに容易に判別することが可能となる。
本発明の種糸としての経糸自動引込み装置において、
前記コーン糸は、その種類ごとに異なる方向に撚られていることが好ましい。
本構成の種糸としての経糸自動引込み装置であれば、コーン糸は、その種類ごとに異なる方向に撚られている(例えば、S撚り又はZ撚りにされている)ので、実際の経糸の撚り方向に合わせて、同方向の撚りを有する経糸(種糸)を選択することにより、経糸どうしの絡みを防止することができる。その結果、タイイング後の処理作業を遅滞なく実施することができ、速やかに織布工程に移行することが可能となる。
また、上記課題を解決するための本発明に係る種糸としての経糸自動引込み方法の特徴構成は、
織布を準備するために使用する種糸としての経糸を、当該経糸を分けて杼道を生成するヘルドに引き込む経糸自動引込み方法であって、
前記経糸を複数のコーンに夫々巻回された複数種のコーン糸として供給する経糸供給工程を実行し、
前記経糸供給工程は、
前記ヘルドに対して供給する前記コーン糸の種類を切り替える切替工程と、
前記織布の織り組織に応じて、前記切替工程で切替えるパターンを制御する制御工程と、
を包含することにある。
本構成の種糸としての経糸自動引込み方法であれば、上述した本構成の種糸としての経糸自動引込み装置と同様の作用効果を奏することができる。すなわち、実際の経糸の性状(例えば、色彩、撚り方向、引張り強度、弾性、太さ等)に合わせて、種類の異なる経糸(種糸)を選択することができる。これにより、タイイング作業中及び同作業後において、どの経糸(種糸)がどの経糸に対応するものかを容易に判別することが可能となる。
また、織布の織り組織に応じて、最適な経糸(種糸)を、制御工程を通じて自動的に選択することができるので、タイイング後の処理作業を遅滞なく実施することが可能となる。
これらの結果、次工程において、織り組織の確認作業を不要に、若しくは簡略化することができる。そして、速やかに織布工程に移行することが可能となり、製造にかかる作業者の負担が低減される。
本発明の種糸としての経糸自動引込み装置(経糸自動引込み装置)、及び種糸としての経糸の自動引込み方法(経糸自動引込み方法)に関する実施形態を図面に基づいて説明する。ただし、本発明は、以下に説明する実施形態や図面に記載される構成に限定されることを意図せず、それらと均等な構成も含む。

Claims (4)

  1. 織布を準備するために使用する経糸を、当該経糸を分けて杼道を生成するヘルドに引き込む経糸自動引込み装置であって、
    前記経糸を複数のコーンに夫々巻回された複数種のコーン糸として供給する経糸供給手段を備え、
    前記経糸供給手段は、
    前記ヘルドに対して供給する前記コーン糸の種類を切り替える切替機構と、
    前記織布の織り組織に応じて、前記切替機構の切替えパターンを制御する制御手段と、
    を備えている経糸自動引込み装置。
  2. 前記コーン糸は、その種類ごとに異なる色彩に色分けされている請求項1に記載の経糸自動引込み装置。
  3. 前記コーン糸は、その種類ごとに異なる方向に撚られている請求項1又は2に記載の経糸自動引込み装置。
  4. 織布を準備するために使用する経糸を、当該経糸を分けて杼道を生成するヘルドに引き込む経糸自動引込み方法であって、
    前記経糸を複数のコーンに夫々巻回された複数種のコーン糸として供給する経糸供給工程を実行し、
    前記経糸供給工程は、
    前記ヘルドに対して供給する前記コーン糸の種類を切り替える切替工程と、
    前記織布の織り組織に応じて、前記切替工程で切替えるパターンを制御する制御工程と、
    を包含する経糸自動引込み方法。
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