JP2012072409A - 界面活性剤系 - Google Patents

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Abstract

【課題】医療器具の洗浄に用いるための酵素含有組成物の効力を高める方法を提供する。
【解決手段】C8〜C18の線形アルキルピロリドンのようなアルキルピロリドンと、アルキルポリグルコシドのようなアルキルポリサッカリドとの組み合わせを含む水性組成物、及び、医療器具の洗浄に用いるための酵素含有組成物の効力を高める方法であって、前記組成物にアルキルピロリドンとアルキルポリサッカリドとを含ませるステップを含む方法に関する。本発明の方法及び組成物は、プロテアーゼ、リパーゼ、アミラーゼ、及びセルラーゼのような、少なくとも1種類の酵素をさらに含んでいてもよい。
【選択図】なし

Description

本発明は、水性組成物に用いるための界面活性剤系に関し、より詳細には、水性酵素を基剤とした洗浄剤に用いるための、又はこのような洗浄剤に添加するための界面活性剤系に関する。本発明は、医療器具の洗浄に用いることが目的である、酵素を基剤とした洗浄剤に利用すると、特に有益である。
本明細書全体を通して、従来技術に関する論議はいずれも、このような従来技術は広く知られている又は当該分野における一般常識の一部を成している、ということを承認しているものとみなしてはならない。
本明細書では、本発明を特に医療器具洗浄用組成物に関して説明するが、本発明は、この用途に限定されるわけではない。本明細書中で使用する「医療器具」という語は、メス、生検用器具、鉗子などのような外科用器具や、外科的検査又は介入に用いられる内視鏡、結腸鏡、腹腔鏡、及びその他の器具や、内科、外科、及び歯科的治療を行う際に用いられる、洗浄、消毒、又は殺菌が必要なその他の器具を広く含むことが意図される。また、この「医療器具」という語は、理髪、美容整形、入れ墨、ボディピアスなどに加え、人間/動物の皮脂及び/又は身体の分泌物を除去することが必要とされるその他の用途において用いられるような、同様に洗浄が必要な器具を含むことも意図される。多くの医療器具は、様々な構成材料からできており若しくは構成されており、洗浄組成物は、このような材料をいずれも腐食しないようなものでなければならない。
一般的に、医療器具は、ある患者に対して使用した後で且つ別の患者を治療する前に、こすり洗いして、血液、組織、遊離タンパク性の汚れ、及びその他の汚れを除去してから、器具表面上に残っているあらゆるタンパク性材料をさらに蒸解又は遊離させるように構成された酵素製剤に所定時間浸すことによって、洗浄を行う。次に、この器具をきれいにすすぎ、さらに消毒又は殺菌処理を行う。交差感染の可能性を最小限に抑えるためには、ある患者に対して用いた器具は、別の患者に対して用いた器具と分けて洗浄するのが望ましい。
医療器具の洗浄に用いるための製剤は、一般的に、1種類以上の界面活性剤と1種類以上のタンパク質分解酵素との組み合わせを含む濃縮物で構成されている。この濃縮物は、使用前に、使用強さ(通常、100倍)に稀釈される。このような製剤の1つが、ノボ・ノルディスク(NOVO NORDISK)によって説明されている(「ノボ製剤(Novo-formulation)」)。この用途に対して国際的に用いられている製剤には3種類あり、エピザイム(EPIZYME)(登録商標)(3Mの製品)と、メディザイム(MEDIZYME)(登録商標)(オーストラリアのシドニーにある、ホワイトレイ・インダストリーズ非公開会社(Whiteley Industries Pty Ltd.)の製品)と、エンドザイム(ENDOZYME)(登録商標)(アメリカ合衆国のニューヨークにある、ルホルフ・コーポレイション(Ruholf Corporation)の製品)である。このような製品は、一般的に効果的であり、広く使用されているが、より効率的な製品、特に、現在利用可能なものよりも短時間で所定レベルの効果をもたらすことのできる製剤の需要は、依然として残っている。
この濃縮物は、使用前の運搬及び保管において、商取引のニーズを満たす程度の安定性がなければならない。実際に濃縮水溶液に調合できる界面活性剤の選択は、制限されている。界面活性剤は、濃縮物の保管安定性を制限するため稀釈の際に発泡という問題が生じることとなるか、表面張力の低減を不十分にするか、系中の例えば酵素のような他の成分を不安定化するか、その他の不利益を招く。一般に、調合士は、このような用途を満たすことがわかっている、従来のよく知られた非イオン界面活性剤の小グループから選択された界面活性剤を利用するが、効率が改良された製剤の需要は、満たされないまま依然として残っている。
本発明の目的は、改良された界面活性剤系を提供することであり、また、本発明の好適な実施形態の目的は、従来技術の問題を回避する且つ/又は改良された性能をもたらすような、酵素を基剤とした洗浄組成物を提供することである。
第1の態様によれば、本発明は、アルキルピロリドンとアルキルポリサッカリドとの組み合わせを含む水性組成物を提供する。
好ましくは、アルキルピロリドンは、C8〜C18の線形アルキルピロリドンである。n−ドデシルピロリドン(「n−DP」)であると、非常に好ましい。望ましくは、アルキルポリサッカリドは、アルキルポリグルコシド(「APG」)である。
第2の態様によれば、本発明は、医療器具の洗浄に用いるための酵素含有組成物の効力を高める方法であって、アルキルピロリドンとアルキルポリサッカリドとを含ませるステップを含む方法を提供する。
この組成物は、前記第1の態様による界面活性剤をその製剤の一部として含有する濃縮物であるのが好ましいが、この界面活性剤系は、後で濃縮物或いは使用液に添加してもよい。
第3の態様によれば、本発明は、少なくとも1種類の酵素、アルキルピロリドン、及びアルキルポリサッカリドを含有する組成物で、医療器具を処理するステップを含む、医療器具洗浄方法を提供する。
特許請求の範囲及び発明の詳細な説明を通して、文脈が明らかに別の意味を必要としていない限り、「含む」、「含んでいる」などの語は、排他的又は排除的な意味と反対の包含的な意味、つまり、「含むが、それに限定されるわけではない」という意味で解釈されるべきである。
アルキルピロリドンは、水中濃度が高いほど、表面張力を低減することが知られており、ドデシルピロリドンの場合には約0.1%、オクチルピロリドンの場合には約0.002%の濃度(各ピロリドンの最大水中溶解度に相当)で、表面張力が最小(効果が最大)となる。この最大水中濃度は、いずれの実際濃度に稀釈されても、界面活性剤として最大の効果をもたらす濃度よりも必然的に低くなってしまうため、従来、濃縮物には用いられてこなかった。
n−ドデシルピロリドン(「n−DP」)とアルキルポリグルコシド(「APG」)との組み合わせで構成された本発明による添加剤を、市販されている3種類の酵素洗浄剤濃縮物のそれぞれから調製された溶液に添加した。この3種類の酵素洗浄剤濃縮物とは、メディザイム(登録商標)、エンドザイム(登録商標)、及びエピザイム(登録商標)であった。ノボ・インダストリーズ(NOVO INDUSTRIES)によってNovo NordiskPublications Application Sheet B-613の「内視鏡洗浄用洗剤における酵素の応用(Application of Enzymes in Detergents for Endoscope Cleaning)」に説明されている製品である、第4の濃縮物「ノボ製剤」も調製して試験した。表1に示す試験ではそれぞれ、添加剤は、濃縮物の重量に対し0.2%w/wのn−ドデシルピロリドン(「n−DP」)と0.1%w/wのアルキルポリグルコシド(「APG」)とで構成された。
ノボ製剤(濃縮物)の組成は次のとおりである。
成分 %w/w
非イオン界面活性剤(テリック(Teric) BL9) 12
プロピレングリコール 22
トリエタノールアミン 7
ホウ酸 4
塩化カルシウム 0.1
サビナーゼ(Savinase) 16.0L(プロテアーゼ) 13
ターマミル(Termamyl)(アミラーゼ) 7
水 100とするまで
pH 7
エピザイム組成物(濃縮物)の組成は次のとおりである。
成分 %w/w
水道水 19.0
テリック BL9(非イオン界面活性剤) 10.0
防腐剤 0.15
酵素安定剤 6.0
50%苛性ソーダ 2.5
プロピレングリコール 6.0
プロテアーゼ 10.0
リパーゼ 0.2
アミラーゼ 1.5
セルラーゼ 0.5
香料 0.15
水 100とするまで
例えば、プロテアーゼはサブチリシン、アミラーゼはα−アミラーゼ、セルラーゼはエンド−1,4−β−グルカナーゼ、リパーゼはトリアシルグリセロールであってよい。しかし、その他の酵素又は複数の酵素の組み合わせを、これらの代わりに用いてもよい。
これらの洗浄組成物濃縮物をそれぞれ、標準硬水100部に対し濃縮物1部の割合で稀釈した(蒸留水1Lあたり、塩化カルシウム0.304g及び塩化マグネシウム0.065g:医薬品目54及びガイドライン(Therapeutic Goods Order 54 & Guidelines)、1996、p.17)。次に、各製品の効力を、(1)そのままの状態と(2)本発明による添加剤を加えた状態で、スライドガラス上の標準汚れ製剤に対して試験した。製剤の効率(所定の評点に達するのに必要な時間)を、様々な温度において測定した。その結果を、本発明による添加剤を含む組成物の結果と比較して、表1に示す。
促進老化試験について、表2にまとめる。標準汚れ製剤の詳細については、表3と、「食器洗い機用洗剤の洗浄性能を確認する方法(Methods for Ascertaining the Cleaning Performance of Dishwasher Detergents)」(SOFW−ジャーナル(SOFW-Journal)、126.Jahrgang 3−2000)とに示されている。
Figure 2012072409
表1から明らかであるように、添加剤を加えた方が、組成物が所定の評点に達するのに必要とする時間が短縮されるが、このような時間の短縮は、各温度において見られる。この添加剤は、特に、より低い温度において効果的である。
表1に示した結果は、濃縮物に対し、N−DPを0.2w/w%、APGを0.1w/w%用いることによって得られたが、このN−DPとAPGとの割合は変更してもよい。この割合は、アルキルピロリドン1重量部:アルキルポリグルコシド3重量部〜アルキルピロリドン3重量部:アルキルポリグルコシド1重量部であるのが好ましく、より好ましくは、アルキルピロリドン3重量部:アルキルポリグルコシド1重量部〜アルキルピロリドン1重量部:アルキルポリグルコシド1重量部であると良い。
N−DP及びAPGの濃度はそれぞれ、濃縮物に対して7.5%w/w未満(即ち、濃縮物を濃縮物1部:水100部で稀釈した稀釈物に対して約0.0075%未満)であるのが好ましく、より好ましくは、3%w/w未満であると良い。実際に用いられる濃度は、必要とされる表面張力性、アルキルポリグルコシドの親水性、及び製剤中のその他の賦形剤がアルキルポリグルコシドに対してもたらす屈水度、並びに、個々の製剤に関して生じ得るその他の要素によって決まる。
表2は、促進老化試験における添加剤の効果を示している。この結果により、添加剤は、保管安定性をわずかに向上させる、又は、少なくとも、保管安定性に悪影響は及ぼさない、ということが実証されている。
Figure 2012072409
表3は、アルキルピロリドン及びアルキルポリグルコシドの濃度並びに割合を変更した場合の効果を示している。これにより、この組成物は、広範囲にわたるアルキルピロリドンとアルキルポリグルコシドの割合に関して、洗浄のための接触時間を短縮する効果をもたらす、ということがわかる。
Figure 2012072409
Figure 2012072409
Figure 2012072409
Figure 2012072409
表4
汚れの組成及び洗剤の酵素活性度試験
電子レンジで加熱した牛乳:・牛乳60ml
・ビーカー6個
・450Wに設定した電子レンジ
・80℃に設定したオーブンヒーター
水を満たした6個のビーカーをガラス製のターンテーブル上に輪になるように置き、「高温」(900W)で10分間放置することによって、電子レンジを予熱した。次に、これらの水の入ったビーカーを、それぞれ牛乳が10ml入ったビーカーに置き換えた。この牛乳を、450Wで10分間加熱した後、冷却して、膜を形成させ、80℃のオーブンに2時間入れた。
ひき肉:・牛ひき肉20グラム
・卵黄及び卵白7.5グラム
・水8.0グラム
・30×30mmの極性基体(セラミックタイル)
ハンドブレンダーを用いて、ひき肉を卵黄及び水と混ぜ合わせた。均質化した混合物1gを、3×3cmのセラミックタイルの滑面側に、スプーンですくって載せた。次に、このタイルを10分間オーブンに入れておいた。
エディンバラの土:・卵黄20g
・水20g
・コレステロール0.5g
・牛ゼラチン3g
・豚ムチン0.45g
牛ゼラチンと水とを混ぜ合わせ、この混合物が均質になるまで加熱した。このゼラチンを30℃まで冷却した後、これに、コレステロール、豚ムチン、及び卵黄を混ぜ入れた。この汚物0.1gを、顕微鏡用スライドの表面上に付着させた。各組のスライドに対して、この付着物を均一な厚さにした。即ち、付着させる器具の各縁に沿って貼ってある粘着テープの縁によって、厚さを調整した。内視鏡洗浄の状態をシミュレートするために、このスライドを20℃の開放空気に20分間放置して乾燥させた。
理論に縛られることは望まないけれども、ポリサッカリド(多糖)はピロリドンを安定化するように見られ、この組み合わせは濃縮物中により溶解しやすいため、その使用稀釈物における表面張力の低減が実質的に改良されることとなる。
これらの試験結果は、n−ドデシルピロリドンを用いた場合のものであるが、他のアルキルピロリドン、特にC8〜C18のアルキルピロリドンを代わりに用いてもよい。添加量は、単純に試してみることによって決定してもよいが、一般的には、濃度を本明細書中で用いたレベルよりも著しく高くすると、利点が弱まる傾向にある。同様に、他のアルキルポリサッカリドを、APGの代わりに用いてもよい。例えば、他の糖単位及び糖単位の誘導体を、グルコース単位の代わりに用いてもよい。繰り返しになるが、最適な濃度というものがあるので、それ以上に濃度を高くすると、相対的に利点が弱まってしまうこととなる。n−アルキルピロリドンとAPGとを組み合わせて用いるのが非常に好ましいが、単独で添加しても、少なくともいくらかの汚れに対しては有益な効果を得ることができる。n−DPとAPGとの最適な割合は、所定の濃度を単純に試してみることによって決定してもよい。
本発明の組み合わせによって、多数の最終用途での使用が期待されるような、改良された界面活性剤系が提供される。医療器具用洗浄剤の分野において、本発明の界面活性剤系は、市販されている酵素洗浄製品又はその濃縮物にそのまま添加してもよいし、適切な稀釈度で稀釈してから使用前に使用液に添加してもよい。しかし、これらの添加剤は、濃縮物の製造時に、あとは使用前に稀釈するだけである濃縮物に混合するのが好ましい。
本発明による添加剤は、食器洗い用、手洗い用、及びその他の表面洗浄用組成物に添加してもよい。
本発明の実施形態は、本明細書中に開示した発明概念から逸脱しない限り、本明細書の教示から当業者に明らかな程度で変更してもよく、他の化学薬品を添加したり、他の化学薬品に置き換えてもよい。
付属文書1

ノボ・ノルディスク B 863b−GB

酵素製剤及び洗剤(アゾカゼイン基質)におけるタンパク質分解活性度を測定するための手順
この方法の図式による説明が、図1に示されている。
・原理
プロテアーゼによって、アゾカゼインを40℃で30分間加水分解させる。蒸解されなかったタンパク質をトリクロロ酢酸で沈殿させ、蒸解された生成物の量を分光測光法によって測定する。
・酵素単位の定義
別の単位は定義しない。活性度は、既知の活性度の標準に関して測定し、その結果は、この標準に対して用いられたのと同じ単位で示す。
・検定条件
pH: 8.5(0.2Mのトリス−SO4緩衝液)
温度: 40℃
基質: 0.5%のアゾカゼイン(反応混合物中)
反応時間: 30分間
・装置
390nmにおける吸光度を読み取るための分光光度計
pH計
40℃・0.5℃の水浴
秒針の付いたタイマー
ボルテックス・ミキサー
16・125mmの試験管
5ml容量の反復ディスペンサー
ワットマン(Whatman)no.3又はそれと同等の小型漏斗及び濾紙
・試薬
1)2.0Mのトリス緩衝原液
脱イオン水700〜800mlに、トリスヒドロキシメチルアミノメタン(シグマ(Sigma)「トリズマベース(Trizma Base)」T−1503又はそれと同等のもの)242gを溶解させる。
10NのH2SO4を用いて、pHを8.5に調整する。
容量を1リットルに調整する。
この濃縮物は、0.2Mのトリス緩衝液を含む全ての最終稀釈物100ml容量に対し、10mlの割合で用いるべきである。

2)50%の尿素溶液
温かい脱イオン水50mlに、尿素(分析用)50gを溶解させる。
容量を1リットルに調整する。

3)10%のトリクロロ酢酸溶液(停止試薬)
脱イオン水200mlに、トリクロロ酢酸(TCA)100gを溶解させる。
容量を1リットルに調整する。

4)アゾカゼイン(基質溶液)
250mlビーカーを毎日きれいにする。つまり、使用しなかった基質はいずれも廃棄する。
アゾカゼイン(シグマ A−2765)0.6gを計量する。
50%の尿素溶液10mlを添加し、溶解するまで混合する。
2.0Mのトリス緩衝原液10mlを添加する。
脱イオン水30〜50mlを添加し、粒子が無くなるまで攪拌を続ける。
稀釈したH2SO4を用いて、pHを8.5に調整する。容量を100mlに調整し、完全に混合する。
検定を始められる状態になるまで、冷却しておく。

5)酵素試料及び標準
アルカラーゼ(Alcalase)(登録商標)については付録Iを、エスペラーゼ(Esperase)(登録商標)及びサビナーゼ(登録商標)については付録IIを、デュラザイム(Durazym)(登録商標)については付録IIIを参照。

プロテアーゼ検定のための洗剤試料を溶解した後、この溶液のpHを確認し、必要であれば、8.5・0.1単位に調整することを強く推奨する。
洗剤におけるプロテアーゼの正確な活性レベルが知りたいのであれば、使用されている特定の製剤がプロテアーゼの活性度に全く影響を及ぼさないということが既にわかっている場合を除き、洗剤の基剤は標準液に含めるべきである。洗剤の基剤の濃度は、プロテアーゼを含む洗剤の試料液において用いられる濃度に等しいのがよい。
溶液中にNTA又はEDTAのような強キレート化剤が含まれていると、検定のために様々な材料を調製するのに必要な時間にわたって、プロテアーゼが失活することがある。この失活は、試料液にカルシウムを余分に加えることによって克服することができる。

・手順
1)水浴を40℃±0.5℃に予熱する(およそ1時間)。
2)検定を始める前のおよそ10分間、基質溶液を40℃の水浴に入れて平衡させる。
3)適切にラベルが貼られた試験管に、試料又は酵素標準液1mlをピペットで入れ、水浴において40℃に平衡させる(およそ1分間)。
4)反応開始:
正確な時間間隔で、試料又は標準液の入った各試験管に基質溶液5mlを添加し、渦動し、水浴に30分間戻す。
試料ブランク:
試料ブランクに10%のTCA5mlを添加して渦動し、次に、基質溶液5mlを添加して渦動し、濾過できる状態になるまで室温で放置しておく。
5)反応停止:
きっかり30分後、即ち、前と同じ時間間隔で、試料又は標準液の入った各試験管に10%のTCA5mlを添加して渦動し、室温で放置しておく。
6)15〜20分後、全ての試験管の溶液を、重力濾過により、濾紙を通して、新しくて乾いており且つ適切にラベルが貼られた試験管に濾過する。
7)脱イオン水ブランクに対し、390nmにおける吸光度を読み取る。

・計算
1.標準曲線:
a)標準ブランク(blank)(A0、E0、又はS0)>0.16である場合、検定は新しい基質でやり直すべきである。
b)標準ブランク<0.16である場合、標準からそのA390読取り値を引いて、・吸光度を得る。
c)・吸光度対タンパク質分解活性度(AU又はKNPU/管=AU又はKNPU/最終稀釈物のml)の曲線を描く。

2.試料(sample)管:
・吸光度=Asample−Ablank
標準曲線を用いて、試料/管の活性度を測定する。
Figure 2012072409
付録I

アルカラーゼ(登録商標)

単位の定義:アンソン単位(AU:Anson Unit)
1アンソン単位=フェノール試薬で1ミリ当量のチロシンと同じ色をもたらすTCA可溶生成物の量が1分当たり遊離されるような初速度で、ヘモグロビンAを蒸解する酵素*の量

*NNAS法 AF4/5−GB、即ち、タンパク質分解活性度の測定のための改良アンソン−ヘモグロビン法(Modified Anson-Haemoglobin Method for the Determination of Proteolytic Activity)において規定された反応条件に基づく。

アンソン単位における活性度がわかっている酵素を用いて、標準曲線を作製する。
次に、活性度がわかっていないものを、この曲線と比較する。

緩衝液:0.2Mのトリス、pH8.5
試料活性度範囲:5・10-5〜15・10-5AU/ml
標準ブランク:0.2Mのトリス緩衝液1ml、pH8.5=A0
基質:アゾカゼイン溶液、0.5%、pH8.5
試料の調製:
溶液の活性度が5・10-5〜15・10-5AU/mlとなり且つ溶液のpHが8.5となるように、正確にわかっている容量の0.2Mのトリス緩衝液に、正確に計量した量の試料を溶解させる。

N.B.活性度がわかっていないものに対してそれぞれ、1つの試料ブランクと、(必要に応じて)1つ以上の複製とを調製する。
検定できる状態になるまで、溶液を氷上に放置する。
標準曲線
酵素標準原液:活性度が2.6・10-3AU/mlとなるように、0.2Mのトリス緩衝液(pH8.5)100mlに、正確に計量したアルカラーゼ標準液を溶解させる。

以下のように、原液を稀釈する。
Figure 2012072409
付録II

サビナーゼ(登録商標)/エスペラーゼ(登録商標)

単位の定義:キロ・ノボ・プロテアーゼ単位(KNPU:Kilo Novo Protease Unit)
1KNPU=1000NIPU
1ノボ・プロテアーゼ単位(NPU)=1分当たりのペプチド生成初速度が1分当たりグリシン1マイクロモルに相当するような速度で、カゼインを加水分解する酵素*の量

*NNAS法 162/3−GB、即ち、タンパク質分解活性度の測定のための手動DMC法(Manual DMC Method for the Determination of ProteolyticActivity)において規定された標準条件

KNPU単位における活性度がわかっている酵素を用いて、標準曲線を作製する。
次に、活性度がわかっていないものを、この曲線と比較する。

緩衝液:0.2Mのトリス、pH8.5
試料活性度範囲:2・10-4〜6・10-4KNPU/ml
標準ブランク:0.2Mのトリス緩衝液1ml、pH8.5=E0又はS0
基質:アゾカゼイン溶液、0.5%、pH8.5
試料の調製:
溶液の活性度が2・10-4〜6・10-4KNPU/mlとなり且つ溶液のpHが8.5となるように、正確にわかっている容量の0.2Mのトリス緩衝液に、正確に計量した量の試料を溶解させる。

N.B.活性度がわかっていないものに対してそれぞれ、1つの試料ブランクと、(必要に応じて)1つ以上の複製とを調製する。
検定できる状態になるまで、溶液を氷上に放置する。
標準曲線
酵素標準原液:活性度が1・10-2KNPU/mlとなるように、0.2Mのトリス緩衝液(pH8.5)100mlに、正確に計量したサビナーゼ又はエスペラーゼ標準液を溶解させる。

以下のように、原液を稀釈する。
Figure 2012072409
付録III

デュラザイム(登録商標)

単位の定義:デュラザイム・プロテアーゼ単位(DPU:Durazym Protease Unit)
デュラザイム標準液に関し、試料と同じ単位、即ちDPUで、活性度を測定する。
DPUにおける活性度がわかっている酵素を用いて、標準曲線を作製する。
次に、活性度がわかっていないものを、この曲線と比較する。

緩衝液:0.2Mのトリス、pH8.5
試料活性度範囲:6・10-4〜18・10-4DPU/ml
標準ブランク:0.2Mのトリス緩衝液1ml、pH8.5=D0
基質:アゾカゼイン溶液、0.5%、pH8.5
試料の調製:
溶液の活性度が6・10-4〜18・10-4DPU/mlとなり且つ溶液のpHが8.5となるように、正確にわかっている容量の0.2Mのトリス緩衝液に、正確に計量した量の試料を溶解させる。

N.B.活性度がわかっていないものに対してそれぞれ、1つの試料ブランクと、(必要に応じて)1つ以上の複製とを調製する。
検定できる状態になるまで、溶液を氷上に放置する。
標準曲線
酵素標準原液:活性度が1・10-2DPU/mlとなるように、0.2Mのトリス緩衝液(pH8.5)100mlに、正確に計量したデュラザイム標準液を溶解させる。

以下のように、原液を稀釈する。
Figure 2012072409
医療器具の洗浄に用いるための製剤は、一般的に、1種類以上の界面活性剤と1種類以上のタンパク質分解酵素との組み合わせを含む濃縮物で構成されている。この濃縮物は、使用前に、使用濃度(通常、100倍)に稀釈される。このような製剤の1つが、ノボ・ノルディスク(NOVO NORDISK)によって説明されている(「ノボ製剤(Novo−formulation)」)。この用途に対して国際的に用いられている製剤には3種類あり、エピザイム(EPIZYME)(登録商標)(3Mの製品)と、メディザイム(MEDIZYME)(登録商標)(オーストラリアのシドニーにある、ホワイトレイ・インダストリーズ非公開会社(Whiteley Industries Pty Ltd.)の製品)と、エンドザイム(ENDOZYME)(登録商標)(アメリカ合衆国のニューヨークにある、ルホルフ・コーポレイション(Ruholf Corporation)の製品)である。このような製品は、一般的に効果的であり、広く使用されているが、より効率的な製品、特に、現在利用可能なものよりも短時間で所定レベルの効果をもたらすことのできる製剤の需要は、依然として残っている。
N−DP及びAPGの濃度はそれぞれ、濃縮物に対して7.5%w/w未満(即ち、濃縮物を濃縮物1部:水100部で稀釈した稀釈物に対して約0.075%未満)であるのが好ましく、より好ましくは、3%w/w未満であると良い。実際に用いられる濃度は、必要とされる表面張力性、アルキルポリグルコシドの親水性、及び製剤中のその他の賦形剤がアルキルポリグルコシドに対してもたらす屈水度、並びに、個々の製剤に関して生じ得るその他の要素によって決まる。
付録II
サビナーゼ(登録商標)/エスペラーゼ(登録商標)
単位の定義:キロ・ノボ・プロテアーゼ単位(KNPU:Kilo Novo Protease Unit)
1KNPU=1000NPU
1ノボ・プロテアーゼ単位(NPU)=1分当たりのペプチド生成初速度が1分当たりグリシン1マイクロモルに相当するような速度で、カゼインを加水分解する酵素*の量
*NNAS法 162/3−GB、即ち、タンパク質分解活性度の測定のための手動DMC法(Manual DMC Method for the Determination of Proteolytic Activity)において規定された標準条件
KNPU単位における活性度がわかっている酵素を用いて、標準曲線を作製する。
次に、活性度がわかっていないものを、この曲線と比較する。
緩衝液:0.2Mのトリス、pH8.5
試料活性度範囲:2・10-4〜6・10-4KNPU/ml
標準ブランク:0.2Mのトリス緩衝液1ml、pH8.5=E0又はS0
基質:アゾカゼイン溶液、0.5%、pH8.5
試料の調製:
溶液の活性度が2・10-4〜6・10-4KNPU/mlとなり且つ溶液のpHが8.5となるように、正確にわかっている容量の0.2Mのトリス緩衝液に、正確に計量した量の試料を溶解させる。
N.B.活性度がわかっていないものに対してそれぞれ、1つの試料ブランクと、(必要に応じて)1つ以上の複製とを調製する。
検定できる状態になるまで、溶液を氷上に放置する。
標準曲線
酵素標準原液:活性度が1・10-2KNPU/mlとなるように、0.2Mのトリス緩衝液(pH8.5)100mlに、正確に計量したサビナーゼ又はエスペラーゼ標準液を溶解させる。
以下のように、原液を稀釈する。

Claims (29)

  1. アルキルピロリドンとアルキルポリサッカリドとの組み合わせを含む水性組成物。
  2. 前記アルキルピロリドンが、C8〜C18の線形アルキルピロリドンである、請求項1に記載の組成物。
  3. 前記アルキルポリサッカリドが、アルキルポリグルコシド(「APG」)である、請求項1又は2に記載の組成物。
  4. 前記アルキルピロリドンが、n−ドデシルピロリドン(「n−DP」)である、請求項1〜3のうちのいずれか一項に記載の組成物。
  5. 前記アルキルピロリドンと前記アルキルポリサッカリドの割合が、アルキルピロリドン1重量部:アルキルポリグルコシド3重量部〜アルキルピロリドン3重量部:アルキルポリグルコシド1重量部である、請求項1〜4のうちのいずれか一項に記載の組成物。
  6. 前記アルキルピロリドンと前記アルキルポリサッカリドの割合が、アルキルピロリドン1重量部:アルキルポリグルコシド3重量部〜アルキルピロリドン1重量部:アルキルポリグルコシド1重量部である、請求項1〜5のうちのいずれか一項に記載の組成物。
  7. n−ドデシルピロリドン約1重量部とアルキルポリグルコシド約1重量部とを含む、請求項1〜6のうちのいずれか一項に記載の組成物。
  8. 医療器具の洗浄に用いるための酵素含有組成物の効力を高める方法であって、前記組成物にアルキルピロリドンとアルキルポリサッカリドとを含ませるステップを含む方法。
  9. 請求項1〜6のうちのいずれか一項に記載の組み合わせを酵素含有組成物に添加する、請求項8に記載の方法。
  10. アルキルピロリドンとアルキルポリサッカリドとを酵素含有組成物に別々に添加する、請求項9に記載の方法。
  11. 前記酵素含有組成物が濃縮物であり、前記アルキルピロリドン及び前記アルキルポリサッカリドを前記濃縮物に、使用強さに稀釈する前に添加する、請求項9〜10のうちのいずれか一項に記載の方法。
  12. アルキルピロリドンとアルキルポリサッカリドとをそれぞれ1種類以上の酵素と組み合わせて調合し、稀釈に適した濃縮物を生成することによって、酵素洗浄液をもたらす、請求項8に記載の方法。
  13. 少なくとも1種類の酵素、アルキルピロリドン、及びアルキルポリサッカリドを含有する組成物で、医療器具を処理するステップを含む、医療器具洗浄方法。
  14. 前記アルキルピロリドンが、C8〜C18の線形アルキルピロリドンである、請求項13に記載の方法。
  15. 前記アルキルポリサッカリドが、アルキルポリグルコシド(「APG」)である、請求項13又は14に記載の方法。
  16. 前記アルキルピロリドンが、n−ドデシルピロリドン(「n−DP」)である、請求項13〜15のうちのいずれか一項に記載の方法。
  17. 前記アルキルピロリドンと前記アルキルポリサッカリドの割合が、アルキルピロリドン1重量部:アルキルポリグルコシド3重量部〜アルキルピロリドン3重量部:アルキルポリグルコシド1重量部である、請求項13〜16のうちのいずれか一項に記載の方法。
  18. 前記アルキルピロリドンと前記アルキルポリサッカリドの割合が、アルキルピロリドン1重量部:アルキルポリグルコシド3重量部〜アルキルピロリドン1重量部:アルキルポリグルコシド1重量部である、請求項13〜17のうちのいずれか一項に記載の方法。
  19. n−ドデシルピロリドン約1重量部とアルキルポリグルコシド約1重量部とを含む、請求項12〜15のうちのいずれか一項に記載の方法。
  20. 少なくとも1種類の酵素をさらに含む、請求項1〜7のうちのいずれか一項に記載の組成物。
  21. プロテアーゼ、リパーゼ、アミラーゼ、及びセルラーゼから成る群から選択される、少なくとも1種類の酵素を含む、請求項20に記載の組成物。
  22. プロテアーゼ、リパーゼ、アミラーゼ、及びセルラーゼから成る群からそれぞれ選択される、少なくとも2種類の異なる酵素を含む、請求項21に記載の組成物。
  23. プロピレングリコールをさらに含む、請求項20〜22のうちのいずれか一項に記載の組成物。
  24. 非イオン界面活性剤をさらに含む、請求項20〜23のうちのいずれか一項に記載の組成物。
  25. APGが7.5%w/w未満の濃度で含まれている、請求項20〜24のうちのいずれか一項に記載の組成物。
  26. n−DPが7.5%w/w未満の濃度で含まれている、請求項20〜25のうちのいずれか一項に記載の組成物。
  27. APGが0.3%w/w未満の濃度で含まれている、請求項20〜26のうちのいずれか一項に記載の組成物。
  28. n−DPが0.3%w/w未満の濃度で含まれている、請求項20〜27のうちのいずれか一項に記載の組成物。
  29. 本明細書中において例のうちのいずれか1つに関して実質的に説明した組成物。
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