JP2002256291A - Ｐｈ指示薬を含有する洗浄剤組成物および発色性清拭材組成物 - Google Patents
Ｐｈ指示薬を含有する洗浄剤組成物および発色性清拭材組成物Info
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- JP2002256291A JP2002256291A JP2001106457A JP2001106457A JP2002256291A JP 2002256291 A JP2002256291 A JP 2002256291A JP 2001106457 A JP2001106457 A JP 2001106457A JP 2001106457 A JP2001106457 A JP 2001106457A JP 2002256291 A JP2002256291 A JP 2002256291A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 手の汚染に起因する食品衛生上のトラブルを
解消するために、発色成分を含有する安全で洗浄効果の
高い洗浄剤組成物 と 濯ぎが完全に行なわれたことを
確認できる発色性清拭材組成物を提供する。 【構成】 発色成分として、液性が中性付近では無色ま
たは淡色であって、酸性またはアルカリ性で明瞭に呈色
するＰＨ指示薬を含有する洗浄剤組成物 および 予め
酸性またはアルカリ性物質の溶液を含浸させた清拭材組
成物。 【効果】 手の細菌性汚染を防ぐには完全に洗い流すこ
とが最も効果的である。本洗浄剤を使用した後、洗浄と
濯ぎが不完全な場合は、残存するＰＨ指示薬が清拭材中
の酸またはアルカリによって着色するため、自らそれを
確認でき食品衛生上のトラブルを未然に防ぐことが出来
る。
解消するために、発色成分を含有する安全で洗浄効果の
高い洗浄剤組成物 と 濯ぎが完全に行なわれたことを
確認できる発色性清拭材組成物を提供する。 【構成】 発色成分として、液性が中性付近では無色ま
たは淡色であって、酸性またはアルカリ性で明瞭に呈色
するＰＨ指示薬を含有する洗浄剤組成物 および 予め
酸性またはアルカリ性物質の溶液を含浸させた清拭材組
成物。 【効果】 手の細菌性汚染を防ぐには完全に洗い流すこ
とが最も効果的である。本洗浄剤を使用した後、洗浄と
濯ぎが不完全な場合は、残存するＰＨ指示薬が清拭材中
の酸またはアルカリによって着色するため、自らそれを
確認でき食品衛生上のトラブルを未然に防ぐことが出来
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ＰＨ指示薬を含有
する洗浄剤組成物 および 発色性清拭材組成物の製造
方法 並びに その使用方法に関する。
する洗浄剤組成物 および 発色性清拭材組成物の製造
方法 並びに その使用方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】手をきれいに洗って清潔に保ことが食品
衛生上のトレブルを未然に防ぐために最も基本的で、最
も効果的であることは周知のことである。また さらに
予防効果を高めるために、殺菌剤入りの洗剤やアルコ−
ル液のほか種々の制菌性ウエットティシュウなども汎用
されるようになってきた。
衛生上のトレブルを未然に防ぐために最も基本的で、最
も効果的であることは周知のことである。また さらに
予防効果を高めるために、殺菌剤入りの洗剤やアルコ−
ル液のほか種々の制菌性ウエットティシュウなども汎用
されるようになってきた。
【０００３】しかしながら、０１５７菌やサルモネラ菌
による食中毒のほか食品衛生上のトラブルはあとを断た
ない。このことは 優れた殺菌性 制菌性製剤があって
も、限られた人や限られた時にしか使用されておらず、
大多数の人の 普段の手の衛生管理が不十分であること
を物語っている。
による食中毒のほか食品衛生上のトラブルはあとを断た
ない。このことは 優れた殺菌性 制菌性製剤があって
も、限られた人や限られた時にしか使用されておらず、
大多数の人の 普段の手の衛生管理が不十分であること
を物語っている。
【０００４】手をきれいに保つためには手全体 即ち指
先や爪の中まで十分に洗うこと、さらに重要なことは濯
ぎを十分にすること つまり細菌を完全に洗い流すこと
である
先や爪の中まで十分に洗うこと、さらに重要なことは濯
ぎを十分にすること つまり細菌を完全に洗い流すこと
である
【０００５】しかし 目に見えない細菌を完全に洗い流
すこと 即ち 必要にして十分な効果を上げる基準を決
めることは至難のことであり、未だその例を見ない。本
発明者らは、鋭意検討の結果 誰でも いつでも簡単に
出来る濯ぎ確認の方法を考案するとともに、その製造方
法を完成した。
すこと 即ち 必要にして十分な効果を上げる基準を決
めることは至難のことであり、未だその例を見ない。本
発明者らは、鋭意検討の結果 誰でも いつでも簡単に
出来る濯ぎ確認の方法を考案するとともに、その製造方
法を完成した。
【０００６】
【発明の解決しようとする課題】本発明は上記の観点に
たってなされたもので、その目的とするところは 安全
で洗浄力が強く、且つ手になじみ易い洗浄剤であって、
濯ぎかたが悪い場合には、それを確認することが出来る
ような方法と組成物を提供することである。また 本洗
浄剤は 無色または淡色であることが望ましく、染料な
どで着色することは不快感を招くため好ましくない。
たってなされたもので、その目的とするところは 安全
で洗浄力が強く、且つ手になじみ易い洗浄剤であって、
濯ぎかたが悪い場合には、それを確認することが出来る
ような方法と組成物を提供することである。また 本洗
浄剤は 無色または淡色であることが望ましく、染料な
どで着色することは不快感を招くため好ましくない。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明は、液性がＰＨ４以下 またはＰＨ８以上
の領域において明瞭に呈色するＰＨ指示薬を含有する洗
浄剤組成物と ＰＨ４以下の酸 またはＰＨ８以上のア
ルカリ液を含浸させた紙 布等の清拭材組成物によって
構成される。そして 洗浄剤の濯ぎ不良の場合は 微量
のＰＨ指示薬が清拭材を着色させるので容易に確認する
ことが出来る。
めに、本発明は、液性がＰＨ４以下 またはＰＨ８以上
の領域において明瞭に呈色するＰＨ指示薬を含有する洗
浄剤組成物と ＰＨ４以下の酸 またはＰＨ８以上のア
ルカリ液を含浸させた紙 布等の清拭材組成物によって
構成される。そして 洗浄剤の濯ぎ不良の場合は 微量
のＰＨ指示薬が清拭材を着色させるので容易に確認する
ことが出来る。
【０００８】
【発明の実施の形態】本発明に係る洗浄剤組成物に含有
するＰＨ指示薬 ＰＨ４以下で明瞭に呈色するＰＨ指示薬としては、メチ
ルイエロ− メチルレッドなどが上げられる。またＰ
Ｈ８以上で明瞭に呈色するＰＨ指示薬としては、フェノ
−ルフタレインチモ−ルブル− ナフト−ルルタレイン
クレゾ−ルレッド フェノ−ルレッドブロムチモ−ル
ブル− ブロムクレゾ−ルパ−プル クロルフェノ−ル
レッドなどが上げられる。また その使用量としては、
０．００１％以上 ５％以下が実用的であるが、望まし
くは、０．００５％以上 １％以下である。
するＰＨ指示薬 ＰＨ４以下で明瞭に呈色するＰＨ指示薬としては、メチ
ルイエロ− メチルレッドなどが上げられる。またＰ
Ｈ８以上で明瞭に呈色するＰＨ指示薬としては、フェノ
−ルフタレインチモ−ルブル− ナフト−ルルタレイン
クレゾ−ルレッド フェノ−ルレッドブロムチモ−ル
ブル− ブロムクレゾ−ルパ−プル クロルフェノ−ル
レッドなどが上げられる。また その使用量としては、
０．００１％以上 ５％以下が実用的であるが、望まし
くは、０．００５％以上 １％以下である。
【０００９】本発明に係る洗浄剤組成物に使用する洗浄
剤成分としては、エタノ−ルなどの低級アルコ−ル類の
ほか種々の界面活性剤を上げることが出来る。即ち ラ
ウリル硫酸ナトリウムなどのアルキル硫酸塩類 Ｏ．
Ｅ．Ｐラウリルエ−テル硫酸ナトリウムなどのポリオキ
シエチレンアルキルエ−テル硫酸塩類ヤシ油脂肪酸サル
コシンナトリウムなどのタウリン誘導体 ラウリルリン
酸などのリン酸エステル類 ラウリン酸トリエタノ−ル
アミンなどの有機酸アミン塩類塩化セチルトリメチルア
ンモニウムなどの四級アンモニウム塩類 ヤシ油アルキ
ルベタインなどのアルキルベタイン類 ラウリン酸ジ
エタノ−ルアミンなどのアルキロ−ルアミド類 ポリ
オキシエチレンラウリルエ−テルなどのアルキルエ−テ
ル類 ステアリン酸ポリエチレングリコ−ル類 ソル
ビタン脂肪酸エステル類 ポリオキシエチレンオク
チルフェニ−ルエ−テルなどのフェノ−ルエ−テル類の
ほか植物性サポニン類などが上げられる。
剤成分としては、エタノ−ルなどの低級アルコ−ル類の
ほか種々の界面活性剤を上げることが出来る。即ち ラ
ウリル硫酸ナトリウムなどのアルキル硫酸塩類 Ｏ．
Ｅ．Ｐラウリルエ−テル硫酸ナトリウムなどのポリオキ
シエチレンアルキルエ−テル硫酸塩類ヤシ油脂肪酸サル
コシンナトリウムなどのタウリン誘導体 ラウリルリン
酸などのリン酸エステル類 ラウリン酸トリエタノ−ル
アミンなどの有機酸アミン塩類塩化セチルトリメチルア
ンモニウムなどの四級アンモニウム塩類 ヤシ油アルキ
ルベタインなどのアルキルベタイン類 ラウリン酸ジ
エタノ−ルアミンなどのアルキロ−ルアミド類 ポリ
オキシエチレンラウリルエ−テルなどのアルキルエ−テ
ル類 ステアリン酸ポリエチレングリコ−ル類 ソル
ビタン脂肪酸エステル類 ポリオキシエチレンオク
チルフェニ−ルエ−テルなどのフェノ−ルエ−テル類の
ほか植物性サポニン類などが上げられる。
【００１０】本発明に係る洗浄剤組成物に使用する殺菌
剤または制菌剤としては、塩化べんザルコニウムなどの
陽イオン界面活性剤 プロピルアルコ−ルなどの低級
アルコ−ル類 酢酸等の有機酸類 次亜塩素酸などの過
酸化物 グリシン リジンなどのアミノ酸誘導体 モ
ノ又はジ脂肪酸グリセリンエステル等が好ましい。
剤または制菌剤としては、塩化べんザルコニウムなどの
陽イオン界面活性剤 プロピルアルコ−ルなどの低級
アルコ−ル類 酢酸等の有機酸類 次亜塩素酸などの過
酸化物 グリシン リジンなどのアミノ酸誘導体 モ
ノ又はジ脂肪酸グリセリンエステル等が好ましい。
【００１１】また 本発明に係る洗浄剤組成物に配合す
る手の保護成分としては、アミノ酸類 コラ−ゲンなど
のペプチド．タンパク質類 ソルビト−ル トレハロ
−ズなどの糖類 カミツレ アロエなどの植物エキス
そのほかミネラル類 例えば 深海水などが上げられ
る。
る手の保護成分としては、アミノ酸類 コラ−ゲンなど
のペプチド．タンパク質類 ソルビト−ル トレハロ
−ズなどの糖類 カミツレ アロエなどの植物エキス
そのほかミネラル類 例えば 深海水などが上げられ
る。
【００１２】本発明に係る洗浄剤組成物の製剤形態とし
ては、固形剤 粉末剤 半固形剤液剤 スプレ−剤 ム
−ス剤など 使用目的 場所 対象者 等により、適当
な製剤を選択することができるが、総合的評価の結果ム
−ス剤が最も好ましい。また 本製剤の液性に関して
は、ＰＨ指示薬の発色領域 手肌の安全性 等を考慮す
るとＰＨ５以上 ＰＨ７以下の間が最も好ましい。
ては、固形剤 粉末剤 半固形剤液剤 スプレ−剤 ム
−ス剤など 使用目的 場所 対象者 等により、適当
な製剤を選択することができるが、総合的評価の結果ム
−ス剤が最も好ましい。また 本製剤の液性に関して
は、ＰＨ指示薬の発色領域 手肌の安全性 等を考慮す
るとＰＨ５以上 ＰＨ７以下の間が最も好ましい。
【００１３】本発明に係る清拭材組成物に使用出来る酸
又は アルカリ成分。ＰＨ４以下の酸性成分として
は、塩酸 硫酸 クエン酸 酒石酸 乳酸 酢酸リン酸
メタリン酸 硼酸 等の中から１種 または複数の酸
を適宜混合して用いることができる。ＰＨ８以上のアル
カリ性成分としては炭酸水素ナトリウム 炭酸水素カリ
ウム炭酸ナトリウム 炭酸カリウム クエン酸二ナトリ
ウム クエン酸二カリウム リン酸２ナトリウム リ
ン酸二カリウム メタリン酸ナトリウム メタリン酸
カリウム 酒石酸二ナトリウム 酒石酸二カリウム
硼酸二ナトリウム硼酸二カリウム 酢酸ナトリウム 酢
酸カリウム 乳酸ナトリウム 乳酸カリウム等の中か
ら１種 または複数のアルカリ類を適宜混合して用いる
ことが出来る。
又は アルカリ成分。ＰＨ４以下の酸性成分として
は、塩酸 硫酸 クエン酸 酒石酸 乳酸 酢酸リン酸
メタリン酸 硼酸 等の中から１種 または複数の酸
を適宜混合して用いることができる。ＰＨ８以上のアル
カリ性成分としては炭酸水素ナトリウム 炭酸水素カリ
ウム炭酸ナトリウム 炭酸カリウム クエン酸二ナトリ
ウム クエン酸二カリウム リン酸２ナトリウム リ
ン酸二カリウム メタリン酸ナトリウム メタリン酸
カリウム 酒石酸二ナトリウム 酒石酸二カリウム
硼酸二ナトリウム硼酸二カリウム 酢酸ナトリウム 酢
酸カリウム 乳酸ナトリウム 乳酸カリウム等の中か
ら１種 または複数のアルカリ類を適宜混合して用いる
ことが出来る。
【００１４】本発明に係る清拭材組成物に使用できる清
拭材としては、紙類 布類 綿類等濡れた手の水分を十
分に吸収し得るものならば良い。 また 酸性
液やアルカリ性液を 清拭材に含浸させる方法として
は、前もって含浸させて包装しておく方法と、使用時に
含浸させる方法があり目的によって選ぶことが出来る。
酸液やアルカリ液を造る溶剤としては 水または希エタ
ノ−ル液を使用するのがよく、清拭材に含浸させた組成
物は、そのままウエット状態で使用してもよく、また
事前に乾燥しで使用してもよい。
拭材としては、紙類 布類 綿類等濡れた手の水分を十
分に吸収し得るものならば良い。 また 酸性
液やアルカリ性液を 清拭材に含浸させる方法として
は、前もって含浸させて包装しておく方法と、使用時に
含浸させる方法があり目的によって選ぶことが出来る。
酸液やアルカリ液を造る溶剤としては 水または希エタ
ノ−ル液を使用するのがよく、清拭材に含浸させた組成
物は、そのままウエット状態で使用してもよく、また
事前に乾燥しで使用してもよい。
【００１５】
【実施例 １】本実施例は、手洗いモデルとして用いる
ことを目的としたものである。 即ち手の洗い方、濯
ぎ方の程度を自ら確認するためのものである。 洗浄剤組成物１ ２０％エタノ−ルの、０．１％フェノ−ルフタレイン溶液 清拭材組成物１ 発色液 ２０％エタノ−ルの、１％炭酸ナトリウム溶液 清拭材 白色 カット綿 ４ｃｍ×５ｃｍ 洗浄剤組物１液 ２ｍｌを両手の平にとり、指先までよ
くすり込んで乾かし、石けんで水洗いし、濯いだ後 手
に残った水をかるくふきとる。次に カット綿上に発色
液 １ｍｌを取り、しみ込ませてから、手の平 指爪先
の順に拭き取り、着色具合いを観察する。手洗い 濯
ぎの程度に応じ、無色 薄ピンク色 ピンク色 赤色に
着色する。
ことを目的としたものである。 即ち手の洗い方、濯
ぎ方の程度を自ら確認するためのものである。 洗浄剤組成物１ ２０％エタノ−ルの、０．１％フェノ−ルフタレイン溶液 清拭材組成物１ 発色液 ２０％エタノ−ルの、１％炭酸ナトリウム溶液 清拭材 白色 カット綿 ４ｃｍ×５ｃｍ 洗浄剤組物１液 ２ｍｌを両手の平にとり、指先までよ
くすり込んで乾かし、石けんで水洗いし、濯いだ後 手
に残った水をかるくふきとる。次に カット綿上に発色
液 １ｍｌを取り、しみ込ませてから、手の平 指爪先
の順に拭き取り、着色具合いを観察する。手洗い 濯
ぎの程度に応じ、無色 薄ピンク色 ピンク色 赤色に
着色する。
【００１６】
【実施例 ２】本実施例は、洗浄による除菌効果を確認
するためのものである。 洗浄剤組成物２ 非イオン界面活性剤 アルキルグリコシド １５ ％ ポリオキシエチレンラウリルエ−テル ５ ％ ソルビト−ル ３ ％ ポリグリセリン ５ ％ エタノ−ル ５ ％ フェノ−ルフタレイン ０．１％ 精製水 全量 １００ｇとする 上記の溶解液を手押しム−ス容器に入れる 清拭材組成物２ ２０％エタノ−ルの、 ０．５％炭酸ナトリウム溶液を綿 ．ポリエステル素材の紙に、ウエットタイプに含浸させた もの。 菌 液 大腸菌 培養液 １ｍｌ中の菌数１０６個に調整したもの 大腸菌液 ２ｍｌを手の平に取り、指先まで十分行きわ
たるようにすり込んで乾燥させ、つぎに 洗浄剤組成物
２のム−ス容器から、手全体に行きわたる程度の泡剤を
取り、十分もみ洗いしてから濯ぎ洗いをする。清拭材組
成物２の手拭紙で手に残った水を拭き取り着色の無いの
を確認する。 残存 細菌の確認 白色カット綿を水で湿らせ、手の平 指 爪先の順によ
く拭き取り、ビ−カ−に入れた２０ｍｌの水と共に攪拌
して、細菌試験サンプルとする。細菌検査用シャ−レに
入れたデソキシコレ−ト寒天培地に、試験サンプル液を
０．１ｍｌ塗抹し、３７℃ ２４時間培養して判定し
た。その結果 大腸菌のコロニ−は認められなかった。
するためのものである。 洗浄剤組成物２ 非イオン界面活性剤 アルキルグリコシド １５ ％ ポリオキシエチレンラウリルエ−テル ５ ％ ソルビト−ル ３ ％ ポリグリセリン ５ ％ エタノ−ル ５ ％ フェノ−ルフタレイン ０．１％ 精製水 全量 １００ｇとする 上記の溶解液を手押しム−ス容器に入れる 清拭材組成物２ ２０％エタノ−ルの、 ０．５％炭酸ナトリウム溶液を綿 ．ポリエステル素材の紙に、ウエットタイプに含浸させた もの。 菌 液 大腸菌 培養液 １ｍｌ中の菌数１０６個に調整したもの 大腸菌液 ２ｍｌを手の平に取り、指先まで十分行きわ
たるようにすり込んで乾燥させ、つぎに 洗浄剤組成物
２のム−ス容器から、手全体に行きわたる程度の泡剤を
取り、十分もみ洗いしてから濯ぎ洗いをする。清拭材組
成物２の手拭紙で手に残った水を拭き取り着色の無いの
を確認する。 残存 細菌の確認 白色カット綿を水で湿らせ、手の平 指 爪先の順によ
く拭き取り、ビ−カ−に入れた２０ｍｌの水と共に攪拌
して、細菌試験サンプルとする。細菌検査用シャ−レに
入れたデソキシコレ−ト寒天培地に、試験サンプル液を
０．１ｍｌ塗抹し、３７℃ ２４時間培養して判定し
た。その結果 大腸菌のコロニ−は認められなかった。
【００１７】
【実施例 ３】 洗浄剤組成物３ ヤシ油アルキルベタイン １０ ％ ミリスチン 酸ジエタノ−ルアミド １０ ％ 脂肪酸モノグリセライド ２ ％ メチルレッド ０．１％ エタノ−ル ３ ％ 精製水 全量 １００ｇとする 清拭材組成物 １％クエン酸水溶液を紙タオルに含浸 乾燥させたもの 実施例２と同様に使用する。濯ぎ不足の場合には紙タオ
ルが赤色に呈色する
ルが赤色に呈色する
【００１８】
【発明の効果】手の衛生管理にとって、最も基本的で
最も効果的であるのは、洗浄と濯ぎを十分に行なうこと
である。本発明に係る洗浄剤組成物には、マ−カ−とし
てのＰＨ指示薬が含有されており洗浄 濯ぎが不完全な
場合 清拭材が着色するため それを自ら確認できる。
そして 自ら意識したときに手洗いが励行できる。 そ
の結果 食品衛生上のトラブルを未然に防ぐことが出来
る。
最も効果的であるのは、洗浄と濯ぎを十分に行なうこと
である。本発明に係る洗浄剤組成物には、マ−カ−とし
てのＰＨ指示薬が含有されており洗浄 濯ぎが不完全な
場合 清拭材が着色するため それを自ら確認できる。
そして 自ら意識したときに手洗いが励行できる。 そ
の結果 食品衛生上のトラブルを未然に防ぐことが出来
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｃ１１Ｄ 3/22 Ｃ１１Ｄ 3/22 3/33 3/33 3/382 3/382 3/48 3/48 17/04 17/04
Claims (4)
- 【請求項１】洗浄剤組成物において、低級アルコ−ル類
界面活性剤等の洗浄剤成分に加え、液性が中性付近で
は無色または淡色であって、ＰＨ４以下またはＰＨ８以
上で明瞭に呈色するＰＨ指示薬を少なくとも１種以上含
有することを特徴とする洗浄剤。 - 【請求項２】請求項１の洗浄剤組成物において、殺菌成
分または制菌成分を少なくとも１種以上含有する洗浄
剤。 - 【請求項３】請求項１の洗浄剤組成物において、アミノ
酸類 脂肪酸エステル類 糖類 多価アルコ−ル類 植
物エキス類の内、手肌保護成分として少なくとも１種以
上の成分を含有する洗浄剤。 - 【請求項４】清拭材組成物において、ＰＨ４以下の酸類
液またはＰＨ８以上のアルカリ類液を含浸する清拭材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001106457A JP2002256291A (ja) | 2001-03-01 | 2001-03-01 | Ｐｈ指示薬を含有する洗浄剤組成物および発色性清拭材組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001106457A JP2002256291A (ja) | 2001-03-01 | 2001-03-01 | Ｐｈ指示薬を含有する洗浄剤組成物および発色性清拭材組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002256291A true JP2002256291A (ja) | 2002-09-11 |
Family
ID=18958960
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001106457A Pending JP2002256291A (ja) | 2001-03-01 | 2001-03-01 | Ｐｈ指示薬を含有する洗浄剤組成物および発色性清拭材組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002256291A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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2001
- 2001-03-01 JP JP2001106457A patent/JP2002256291A/ja active Pending
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