JP2012068975A - 管理システムおよび管理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の処理を受けるワークの履歴情報を効率良く管理できる管理システムなどを提供すること。
【解決手段】複数の処理を受けるワークの履歴情報を、ワークの処理単位であるロット毎に管理する管理装置20と、管理装置20に情報を送信する情報処理装置30とを有する管理システム10において、管理装置20は、ワークの履歴情報をロットのIDに対応付けて記憶するデータベース22と、データベース22を管理する管理部24とを有し、情報処理装置30は、ロットの分割を示す分割情報を管理装置20に送信し、管理装置20が、分割情報を情報処理装置30から受信すると、管理部24は、分割前のロットのIDを、分割後の1つのロットのIDとするようにデータベース22を更新する管理システム10を提供する。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の処理を受けるワークの履歴情報を管理する管理システムおよび管理方法に関する。
従来から、複数の処理を受けるワークの履歴情報をワーク毎に管理する管理方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。この方法では、ワーク毎にIDを付与するので、ワークの数が多すぎると、IDの数が多すぎて、ワークの履歴情報の管理が煩雑となる。
これに対し、IDの数を減らすため、ワークの処理単位であるロット毎に情報を管理する管理方法が提案されている(例えば、特許文献2参照)。この方法では、ロット毎にIDが付与されるので、ロットが分割、統合される度に、分割、統合後の各ロットに新ID(ロット番号)を付与すると共に、分割、統合の前後における新IDと旧IDとの対応関係を記憶することで、ワークの履歴情報を管理する。
特開平8−329150号公報 特開平2−172659号公報
しかしながら、従来の管理方法では、ロットが分割、統合される度に、分割、統合後の各ロットに新IDを付与するので、ロットの分割、統合が繰り返されると、IDの数が膨大となって、管理効率が悪くなることがあった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、複数の処理を受けるワークの履歴情報を効率良く管理できる管理システムおよび管理方法の提供を目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、
複数の処理を受けるワークの履歴情報を、ワークの処理単位であるロット毎に管理する管理装置と、該管理装置に情報を送信する情報処理装置とを有する管理システムにおいて、
前記管理装置は、ワークの履歴情報をロットのIDに対応付けて記憶するデータベースと、該データベースを管理する管理部とを有し、
前記情報処理装置は、ロットの分割を示す分割情報を前記管理装置に送信し、
前記管理装置が、前記分割情報を前記情報処理装置から受信すると、前記管理部は、分割前のロットのIDを、分割後の1つのロットのIDとするように前記データベースを更新する管理システムを提供する。
また、本発明は、
複数の処理を受けるワークの履歴情報を、ワークの処理単位であるロット毎に管理する管理装置と、該管理装置に情報を送信する情報処理装置とを有する管理システムが情報を管理する管理方法において、
前記管理装置は、ワークの履歴情報をロットのIDに対応付けて記憶するデータベースと、該データベースを管理する管理部とを有し、
前記管理方法は、
前記情報処理装置が、ロットの分割を示す分割情報を前記管理装置に送信する工程と、
前記管理装置が、前記分割情報を前記情報処理装置から受信すると、前記管理部が、分割前のロットのIDを、分割後の1つのロットのIDとするように前記データベースを更新する工程とを有する管理方法を提供する。
本発明によれば、複数の処理を受けるワークの履歴情報を効率良く管理できる管理システムおよび管理方法を提供できる。
本発明の一実施形態による管理システムの概略図である。 図1に示す管理システムが適用される、ワークの処理工程の一例の説明図である。 図2に示すワークの処理工程における、ロットのIDの一例の説明図である。 ロットのIDを記録した現品票の一例の説明図である。 情報処理装置が画像表示するメニュー画像の一例の説明図である。 情報処理装置が画像表示するサブメニュー画像の一例の説明図である。 データベースに記憶されるデータの一例の説明図(1)である。 データベースに記憶されるデータの一例の説明図(2)である。 管理部が実行する第1処理例のフローチャートである。 管理部が実行する第2処理例のフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照して説明する。
(管理システムの概要)
図1は、本発明の一実施形態による管理システムを示す概略図である。本実施形態の管理システム10は、複数の処理を受けるワークの履歴情報を、ワークの処理単位であるロット毎に管理するシステムである。そのため、この管理システム10では、IDは、ロット毎に付与されており、ワーク毎に付与されていない。
ワークを処理する処理装置は、製品の種類に応じて適宜選定されるが、例えば、熱処理装置、切断機、研磨機、梱包装置などを含む。これらの処理装置は、バッチ式の処理装置であるので、一度に処理可能なワークの数量が互いに異なる。そのため、ワークの処理が進むにつれて、ワークの処理単位であるロットの分割や統合が生じる。以下、ワークの処理工程の代表例として、フォトマスク用のガラスの製造、出荷工程について、図2および図3に基づいて説明する。
図2および図3に示すように、先ず、熱処理工程S20では、ロットL10として投入されたガラス原料1を熱処理して所定形状のガラスブロック3を作製する。この熱処理工程S20では、ワークの形態が粉状からブロック状に変わる。次いで、切断工程S22では、ガラスブロック3を切断して複数のガラス板4を作製する。この切断工程S22では、ワークの形態がブロック状から板状に変わる。次いで、複数のガラス板4で構成されるロットL10を分割したうえで、1次研磨工程S24に進み、分割したロットL11〜L12毎にガラス板4を1次研磨する。次いで、各ロットL11〜L12をさらに分割したうえで、2次研磨工程S26に進み、分割したロットL13〜L18毎にガラス板4を2次研磨する。次いで、ロットL13〜L18を所定の組合せで統合したうえで、梱包工程S28に進み、統合したロットL19〜L21毎にガラス板4を箱5に梱包し、出荷する。1次研磨工程S24、2次研磨工程S26、梱包工程S28では、ワークの形態は板状のまま変わらない。
これらの工程間において、ワークをロット毎に一時的に保管する場合、各ロットを識別するため、ロットのID(ロット番号)を記録した現品票が、各ロットに添付される。現品票は、各ロットを収容する容器などに貼付される。なお、各工程中において、現品票は、ワークの処理装置などに付されて良い。
図4は、ロットのIDを記録した現品票の一例の説明図である。図4に示すように、現品票には、ロットのIDなどが記録されている。ロットのIDは、一連の処理工程において固有のものであって、文字や数字、記号、これらを表すバーコード、2次元コードなどの形態で記録される。
なお、本発明の管理システムが適用される、ワークの処理工程に制限はなく、例えば、ワークの処理工程は、プレス成形ガラスレンズの製造工程、LTCC(Low Temperature Co−fired Ceramics)基板の製造工程、ハードディスク用ガラス基板の製造工程、フォトマスク用研磨基板の製造工程、光学ドライブ用光ピックアップ部品の製造工程、などであって良い。
(管理システムの構成)
次に、図1に基づいて、管理システム10の構成について説明する。
管理システム10は、例えば、図1に示すように、複数の処理を受けるワークの履歴情報を、ワークの処理単位であるロット毎に管理する管理装置20と、管理装置20に情報を送信する情報処理装置30とを有する。以下、各構成について説明する。
(情報処理装置)
情報処理装置30は、インターネットやLANなどのネットワーク40を介して、管理装置20と接続されている。情報処理装置30は、例えば、ユーザによる入力操作を受け付ける情報端末で構成される。情報処理装置30は、携帯性の観点から、携帯電話やPDA、モバイルパソコンなどの携帯端末であって良い。
情報処理装置30は、管理装置20に情報を送信する装置である。情報処理装置30が管理装置20に送信する情報は、ユーザの識別情報、ロットに関するロット情報などを含む。これらの情報は、通常、ユーザによって手入力されるが、情報処理装置30が有する各種センサによって自動で入力されても良い。
ロット情報は、例えば、ワークの処理工程に関する工程情報、ロットの分割を示す分割情報、ロットの統合を示す統合情報などを含む。
工程情報は、処理工程の種類や処理条件、処理に供するロットのID、処理に供するロットを構成するワークの数量などの情報を含んでいる。工程情報として入力する項目は、処理工程の種類に応じて決定される。例えば、熱処理工程S20に特有の項目としては、熱処理温度、熱処理雰囲気などが挙げられる。また、1次研磨工程S24に特有の項目としては、研磨機の種類、研磨材の種類、研磨板の回転速度、研磨後に廃棄した廃棄品の有無や数量などが挙げられる。
分割情報は、分割前のロットのID、分割後のロットの数、分割後(または分割前)に行われる直近の処理工程の種類、分割後の各ロットを構成するワークの数量などの情報を含んでいる。分割後に行われる直近の処理工程(即ち、ロットを分割して実施する処理工程)の種類としては、特に限定されないが、例えば、図2に示すように、1次研磨工程S24、2次研磨工程S26がある。
統合情報は、統合前のロットのID、統合後のロットの数、統合後(または統合前)に行われる直近の処理工程の種類、統合後の各ロットを構成するワークの数量などの情報を含んでいる。統合後に行われる直近の処理工程(即ち、ロットを統合して実施する処理工程)の種類としては、特に限定されないが、例えば、図2に示すように、梱包工程S28がある。
情報処理装置30は、ユーザが情報を入力するためのメニュー画像を表示する表示装置32を有している。表示装置32は、一般的な構成であって良く、例えば液晶ディスプレイや有機ELディスプレイなどで構成される。
図5に示すメニュー画像は、ユーザが所定の入力操作を行うことで、情報処理装置30の表示装置32に画像表示される。このメニュー画像を見たユーザは、ボタンB51〜B53を選択すれば、工程情報、分割情報、統合情報などの各種情報を入力するためのサブメニュー画像を表示できることを視覚的に理解できる。
図6に示すサブメニュー画像は、図5に示すボタンB51をユーザが選択したときに、情報処理装置30の表示装置32に画像表示される。このサブメニュー画像を見たユーザは、欄C61に工程の種類を入力し、欄C62にロットのIDを入力し、欄C63にワークの数量を入力し、欄C64〜C65に工程の実施条件を入力すればよいことを視覚的に理解できる。
また、情報処理装置30は、現品票に記録されたロットのIDを読み取り可能な読み取り装置34をさらに有している。読み取り装置34は、一般的な構成であって良く、例えばカメラなどで構成される。これによって、ロットのIDの入力操作を簡略化できる。また、ロットのIDの現品票と同様な工程票を用意し、この工程票に工程名や実施条件を記録しておき、読み取り装置34によって工程名や実施条件の入力操作を簡略化できる。
さらに、情報処理装置30は、携帯可能な装置であって、印刷物を作成するプリンタ36をさらに有している。情報処理装置30は、ロットの新IDを印刷物に印刷するためのジョブを管理装置20から受信すると、受信したジョブに従って印刷物を作成する。これによって、新IDを印刷した印刷物を、現品票としてロットに添付できる。また、情報処理装置30は携帯可能であるので、新IDを印刷した印刷物を所望の場所で出力できる。図1ではプリンタ36は情報処理装置30と一体となっているが、プリンタ36は情報処理装置30と別筐体で通信ケーブルやワイヤレスの通信手段で情報処理装置30の制御によって印刷できるものでも良い。
(管理装置)
管理装置20は、ワークの履歴情報をロットのIDに対応付けて記憶するデータベース22を有する。データベース22は、図7に示すように、ロットのID毎に、処理工程の種類および実施条件などを記憶すると共に、図8に示すように、分割、統合の前後における旧IDと新IDとの対応関係を記憶することで、ワークの履歴情報を記憶している。また、データベース22は、図8に示すように、分割や統合の後(または前)に行われる直近の処理工程の種類を記憶している。
この管理装置20は、データベース22を管理する管理部24を有する。管理部24は、図示しないバスを介して互いに接続されたCPU、ROM、およびRAMなどからなるコンピュータで構成される。コンピュータは、ROM等に格納された各種プログラムをCPUに実行させることで、管理部24が有する後述の各種機能を実現する。
管理部24は、管理装置20が情報処理装置30から受信する情報に基づいて、データベース22を管理する機能を有する。
例えば、管理部24は、管理装置20が情報処理装置30から受信した工程情報を、データベース22に反映する機能を有する。工程情報は、ロットのIDと対応付けてデータベース22に記憶される。
また、管理部24は、管理装置20が情報処理装置30から分割情報を受信すると、分割前のロットのIDを、分割後の1つのロットのIDとするようにデータベース22を更新する機能を有する。これによって、従来のように、分割後の各ロットのIDを全て新規作成する場合に比べて、IDの数を削減でき、管理効率を向上できる。
この更新の際、管理部24は、分割後の残りの各ロットのIDを新たに作成し、作成した新IDをデータベース22に記憶する。また、この更新の際、管理部24は、分割の前後における旧IDと新IDとの対応関係、および分割後(または分割前)に行われる直近の処理工程の種類をデータベース22に記憶する。
さらに、管理部24は、管理装置20が情報処理装置30から統合情報を受信すると、統合前の複数のロットのIDのうちの1つを、統合後のロットのIDとするようにデータベース22を更新する機能を有する。これによって、従来のように、統合後の各ロットのIDを全て新規作成する場合に比べて、IDの数を削減でき、管理効率を向上できる。
この更新の際、管理部24は、統合の前後における旧IDと新IDとの対応関係、および統合後(または統合前)に行われる直近の処理工程の種類をデータベース22に記憶する。
さらにまた、管理部24は、ロットのIDを新たに作成して、新IDをデータベース22に記憶するとき、新IDを印刷物に印刷するためのジョブを作成し、作成したジョブを情報処理装置30に送信する機能を有している。情報処理装置30は、ジョブを管理装置20から受信すると、プリンタ36が、新IDを印刷した印刷物を作成する。ユーザは、この印刷物を、現品票として、ロットに添付できる。
なお、管理部24は、管理装置20が情報処理装置30から受信するユーザID情報と、データベース22に予め記憶された認証情報とを照合して、上記各種機能を実際に実施するか否かを決定しても良い。これによって、権限のないユーザによる操作を防止できる。
図9は、管理部が実行する第1処理例のフローチャートである。図9のS90以降の処理は、所定時間毎に繰り返し実行される。
図9のS90では、管理装置20による分割情報の受信の有無をチェックし、分割情報の受信がないとき(S90、NO)、今回の処理を終了する。一方、分割情報の受信があるとき(S90、YES)、後述のS92に進む。
次いで、S92では、分割情報に基づいて、分割前のロットのIDを、分割後の1つのロットのIDとするようにデータベース22を更新する。これによって、従来のように、分割後の各ロットのIDを全て新規作成する場合に比べて、IDの数を削減でき、管理効率を高めることができる。
この更新の際、分割後の残りの各ロットのIDを新たに作成して、作成した新IDをデータベース22に記憶する。また、この更新の際、分割の前後における旧IDと新IDとの対応関係、および分割後(または分割前)に行われる直近の処理工程の種類をデータベース22に記憶する。
最後に、S94では、新IDを印刷物に印刷するためのジョブを作成し、作成したジョブを情報処理装置30に送信して、今回の処理を終了する。情報処理装置30がジョブを受信すると、プリンタ36が新IDを印刷した印刷物を作成する。ユーザは、この印刷物を、現品票として、新IDが割り当てられたロットに添付する。なお、分割前のIDを継承したロットには、古い現品票をそのまま添付する。
図10は、管理部が実行する第2処理例のフローチャートである。図10のS100以降の処理は、所定時間毎に繰り返し実行される。
図10のS100では、管理装置20による統合情報の受信の有無をチェックし、統合情報の受信がないとき(S100、NO)、今回の処理を終了する。一方、統合情報の受信があるとき(S100、YES)、後述のS102に進む。
次いで、S102では、統合情報に基づいて、統合前の複数のロットのIDのうちの1つを、統合後のロットのIDとするようにデータベース22を更新して、今回の処理を終了する。これによって、従来のように、統合後の各ロットのIDを全て新規作成する場合に比べて、IDの数を削減でき、管理効率を高めることができる。
この更新の際、統合の前後における旧IDと新IDとの対応関係、および統合後(または統合前)に行われる直近の処理工程の種類をデータベース22に記憶する。
その後、ユーザは、統合前のIDを継承したロットに、該IDを記録した古い現品票をそのまま添付する。
(管理方法)
次に、再度、図2および図3を参照して、上記構成とした管理システム10が情報を管理する管理方法の一例について説明する。
先ず、図2の熱処理工程S20に進む前に、ユーザは、ガラス原料1の処理単位であるロットL10に新IDを付与するため、情報処理装置30を用いて、IDの申請情報、ユーザの識別情報を入力する。情報処理装置30は、入力された情報を管理装置20に送信する。
管理装置20は、これらの情報を受信すると、まず、ユーザの識別情報と、データベース22に予め記憶された認証情報とを照合して、ユーザがIDを申請する権限を有していることを確認する。次いで、管理装置20は、新IDを作成して、新IDをデータベース22に記憶すると共に、新IDを印刷物に印刷するためのジョブを作成し、作成したジョブを情報処理装置30に送信する。
情報処理装置30は、ジョブを受信すると、新IDを印刷した印刷物を作成する。ユーザは、この印刷物を、現品票として、ガラス原料1を収容する容器2に貼付する。
次いで、熱処理工程S20では、熱処理装置が、ロットL10として投入されたガラス原料1を熱処理して所定形状のガラスブロック3を作製する。熱処理工程S20の開始時などに、ユーザは、情報処理装置30を用いて、熱処理工程S20に関する工程情報、ユーザの識別情報を入力する。情報処理装置30は、入力された情報を管理装置20に送信する。
管理装置20は、これらの情報を受信すると、ユーザが熱処理工程S20に関する工程情報を登録する権限を有していることを確認した後、受信した工程情報を、ロットL10のIDと対応付けてデータベース22に記憶して、ワークの履歴情報を更新する。
熱処理工程S20の後、ユーザは、ガラスブロック3を容器に収容し、収容した容器に、熱処理工程S20の前に作成した現品票をそのまま貼り直す。
次いで、切断工程S22では、切断機が、ロットL10として設置されたガラスブロック3を切断して複数枚のガラス板4を作製する。切断工程S22の開始時などに、ユーザは、情報処理装置30を用いて、切断工程S22に関する工程情報、ユーザの識別情報を入力する。情報処理装置30は、入力された情報を管理装置20に送信する。
管理装置20は、これらの情報を受信すると、ユーザが切断工程S22に関する工程情報を登録する権限を有していることを確認した後、受信した工程情報を、ロットL10のIDと対応付けてデータベース22に記憶して、ワークの履歴情報を更新する。
切断工程S22の後、ユーザは、複数枚のガラス4を容器に収容し、収容した容器に、熱処理工程S20の前に作成した現品票をそのまま貼り直す。
次いで、1次研磨工程S24に進む前に、ユーザは、ロットL10を分割すると共に、情報処理装置30を用いて、ロットL10の分割を示す分割情報、ユーザの識別情報を入力する。情報処理装置30は、入力された情報を管理装置20に送信する。
管理装置20は、これらの情報を受信すると、ユーザの識別情報などに基づいてユーザが分割情報に基づいてIDを更新する権限を有していることを確認した後、受信した分割情報に基づいて、図3に示すように、分割前のロットL10のIDを、分割後の1つのロットL11のIDとするようにデータベース22を更新する。
この更新の際、管理装置20は、分割後の残りのロットL12のIDを新たに作成して、データベース22に記憶する。また、この更新の際、管理装置20は、図8に示すように、分割の前後における旧IDと新IDとの対応関係、および分割後(または分割前)に行われる直近の処理工程の種類を、データベース22に記憶する。
この更新に伴って、管理装置20は、新IDを印刷物に印刷するためのジョブを作成し、作成したジョブを情報処理装置30に送信する。
情報処理装置30は、ジョブを受信すると、新IDを印刷した印刷物を作成する。ユーザは、この印刷物を、現品票として、新IDが割り当てられたロットL12に添付する。なお、分割前のIDを継承したロットL11には、熱処理工程S20の前に作成した現品票をそのまま添付する。
次いで、1次研磨工程S24では、1次研磨機が、ロットL11〜L12毎にガラス板4を1次研磨する。1次研磨工程S24の開始時などに、上記と同様にして、1次研磨工程S24に関する工程情報をロットL11〜L12のIDと対応付けてデータベース22に記憶して、ワークの履歴情報を更新する。
1次研磨工程S24後、ユーザは、ガラス板4をロットL11、L12毎に容器に収容し、収容した容器に現品票を貼り直す。
次いで、2次研磨工程S26に進む前に、ユーザは、各ロットL11、L12をさらに分割すると共に、情報処理装置30を用いて、各ロットL11、L12の分割を示す分割情報、ユーザの識別情報を入力する。情報処理装置30は、入力された情報を管理装置20に送信する。
管理装置20は、これらの情報を受信すると、ユーザの識別情報などに基づいてユーザが分割情報に基づいてIDを更新する権限を有していることを確認した後、受信した分割情報に基づいて、図3に示すように、分割前のロットL11のIDを、分割後の1つのロットL13のIDとするようにデータベース22を更新する。同様に、分割前のロットL12のIDを、分割後の1つのロットL16のIDとする。
この更新の際、管理装置20は、分割後の残りの各ロットL14、L15、L17、L18のIDを新たに作成して、データベース22に記憶する。また、この更新の際、管理装置20は、図8に示すように、分割前後における旧IDと新IDとの対応関係、および分割後(または分割前)に行われる直近の処理工程の種類をデータベース22に記憶する。
この更新に伴って、管理装置20は、新IDを印刷物に印刷するためのジョブを作成し、作成したジョブを情報処理装置30に送信する。
情報処理装置30は、ジョブを受信すると、新ID毎に、新IDを印刷した印刷物を作成する。ユーザは、この印刷物を、現品票として、新IDが割り当てられたロットL14、L15、L17、L18に添付する。なお、分割前のIDを継承したロットL13、L16には、古い現品票をそのまま添付する。
次いで、2次研磨工程S26では、2次研磨機が、ロットL13〜L18毎にガラス板4を2次研磨する。2次研磨工程S26の開始時などに、上記と同様にして、2次研磨工程S26に関する工程情報を、ロットL13〜L18のIDと対応付けてデータベース22に記憶して、ワークの履歴情報を更新する。
2次研磨工程S26後、ユーザは、ガラス板4をロットL13〜L18毎に容器に収容し、収容した容器に現品票を貼り直す。
次いで、梱包工程S28に進む前に、ユーザは、ロットL13〜L18を所定の組合せで統合すると共に、情報処理装置30を用いて、各ロットL13〜L18の統合を示す統合情報、ユーザの識別情報を入力する。情報処理装置30は、入力された情報を管理装置20に送信する。
管理装置20は、これらの情報を受信すると、ユーザの識別情報などに基づいてユーザが統合情報に基づいてIDを更新する権限を有していることを確認した後、受信した統合情報に基づいて、図3に示すように、統合前の複数のロットL13、L14のIDのうちの1つを、統合後のロットL19のIDとするようにデータベース22を更新する。その他の統合後のロットL20、L21のIDについても同様にして決定し、データベース22に記憶する。
この更新の際、管理装置20は、統合の前後における旧IDと新IDとの対応関係、および統合後(または統合前)に行われる直近の処理工程の種類をデータベース22に記憶する。
次いで、梱包工程S28では、梱包装置が、ロットL19〜L21毎にガラス板4を梱包する。このとき、ユーザは、情報処理装置30を用いて、梱包工程S28に関する工程情報、ユーザの識別情報を入力する。情報処理装置30は、入力された情報を管理装置20に送信する。
管理装置20は、これらの情報を受信すると、ユーザの識別情報などに基づいてユーザが統合情報に基づいてIDを更新する権限を有していることを確認した後、受信した工程情報を、各ロットL19〜L21のIDと対応付けてデータベース22に記憶して、ワークの履歴情報を更新する。
梱包工程S28の後、ユーザは、ガラス板4を梱包した箱5に現品票を貼付して、出荷する。このようにして、管理システム10は、ワークの履歴情報を、ワークのロット毎に管理する。
ユーザは、ワークの履歴情報を閲覧する場合、情報処理装置30を用いて、ワークの履歴情報の閲覧を要求する旨の要求情報、ユーザの識別情報を入力する。要求情報は、ユーザが指定するロットのIDなどの情報を含んでいる。情報処理装置30は、入力された情報を管理装置20に送信する。
管理装置20は、これらの情報を受信すると、まず、ユーザの識別情報と、データベース22に記憶された認証情報とを照合して、ユーザが情報を閲覧する権限を有していることを確認する。次いで、管理装置20は、データベース22を検索して、ユーザが指定するロットのID、および該IDと分割、統合の関係にあるIDに対応する、ワークの履歴情報を情報処理装置30に送信する。
情報処理装置30は、ワークの履歴情報を管理装置20から受信すると、受信した情報を画像として表示装置32に表示する。ユーザは、この画像をみることで、予め指定したロットのIDに対応するワークの履歴情報を知ることができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に制限されることはなく、本発明の範囲を逸脱することなく、上記実施形態に種々の変形および置換を加えることができる。
例えば、上記実施形態の情報処理装置30は、携帯可能な装置であるとしたが、例えば、据え置き型のコンピュータなどで構成されても良い。
また、上記実施形態では、図3に示すように、ワークの形態が変化するときに、形態変化前のロットのIDを、形態変化後のロットに継承させたが、継承させることなく、形態変化後のロットのIDを新たに作成しても良い。前者の場合、ロットのIDの数を削減でき、後者の場合、ワークの形態毎に情報を管理でき、ワークの形態毎に情報を検索できる。
10 管理システム
20 管理装置
22 データベース
24 管理部
30 情報処理装置
32 表示装置
34 読み取り装置
36 プリンタ
40 ネットワーク

Claims (6)

  1. 複数の処理を受けるワークの履歴情報を、ワークの処理単位であるロット毎に管理する管理装置と、該管理装置に情報を送信する情報処理装置とを有する管理システムにおいて、
    前記管理装置は、ワークの履歴情報をロットのIDに対応付けて記憶するデータベースと、該データベースを管理する管理部とを有し、
    前記情報処理装置は、ロットの分割を示す分割情報を前記管理装置に送信し、
    前記管理装置が、前記分割情報を前記情報処理装置から受信すると、前記管理部は、分割前のロットのIDを、分割後の1つのロットのIDとするように前記データベースを更新する管理システム。
  2. 前記情報処理装置は、ロットの統合を示す統合情報を前記管理装置に送信し、
    前記管理装置が、前記統合情報を前記情報処理装置から受信すると、前記管理部は、統合前の複数のロットのIDのうちの1つを、統合後のロットのIDとするように前記データベースを更新する請求項1に記載の管理システム。
  3. 前記情報処理装置は、携帯可能な装置であって、印刷物を作成するプリンタを有し、
    前記管理部は、ロットのIDを新たに作成するとき、新たなIDを印刷物に印刷するためのジョブを作成し、該ジョブを前記情報処理装置に送信し、
    前記情報処理装置が、前記ジョブを前記管理装置から受信すると、前記プリンタは、前記ジョブに従って印刷物を作成する請求項1または2に記載の管理システム。
  4. 複数の処理を受けるワークの履歴情報を、ワークの処理単位であるロット毎に管理する管理装置と、該管理装置に情報を送信する情報処理装置とを有する管理システムが情報を管理する管理方法において、
    前記管理装置は、ワークの履歴情報をロットのIDに対応付けて記憶するデータベースと、該データベースを管理する管理部とを有し、
    前記管理方法は、
    前記情報処理装置が、ロットの分割を示す分割情報を前記管理装置に送信する工程と、
    前記管理装置が、前記分割情報を前記情報処理装置から受信すると、前記管理部が、分割前のロットのIDを、分割後の1つのロットのIDとするように前記データベースを更新する工程とを有する管理方法。
  5. 前記情報処理装置が、ロットの統合を示す統合情報を前記管理装置に送信する工程と、
    前記管理装置が、前記統合情報を前記情報処理装置から受信すると、前記管理部が、統合前の複数のロットのIDのうちの1つを、統合後のロットのIDとするように前記データベースを更新する工程とを有する請求項4に記載の管理方法。
  6. 前記情報処理装置は、携帯可能な装置であって、印刷物を作成するプリンタを有し、
    前記管理方法は、
    前記管理部が、ロットのIDを新たに作成するとき、新たなIDを印刷物に印刷するためのジョブを作成し、該ジョブを前記情報処理装置に送信する工程と、
    前記情報処理装置が、前記ジョブを前記管理装置から受信すると、前記プリンタが、前記ジョブに従って印刷物を作成する工程とを有する請求項4または5に記載の管理方法。
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