JP2012068952A - サービス引継システム、引継サーバ、サーバ、引継プログラム及びサービスプログラム - Google Patents

サービス引継システム、引継サーバ、サーバ、引継プログラム及びサービスプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】Webサービス実行中にそのサービスを中断することなく、且つ、簡易な換作で、ブラウザ端末の切り替えを実現する。
【解決手段】本発明は、第1の端末が端末切替要求を行うと、サーバは、端末切替要求時までのサービスに係る情報を引継情報と対応付けて記憶し、アクセス先を引継サーバとする移動要求を、引継情報を付与して行う。引継サーバは、第1の端末からアクセスされ引継情報の引継情報識別情報を生成し記憶し、第1の端末に対して引継情報識別情報を含む画面情報を送信する。さらに引継サーバは第1の端末に表示された引継情報識別情報に基づき第2の端末からアクセスを受け引継情報識別情報に対応する引継情報を読み出し、アクセス先を当該引継情報に基づく移動先へ移動させる。サーバが第2の端末からのアクセスを受けて対応するサービスに係る情報を用いてサービスを提供する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、サービス引継システム、引継サーバ、サーバ、引継プログラム及びサービスプログラムに関し、例えば、Webサービス実行中に、そのWebサービスを中断せずに、利用端末の切り替えを行うサービス引継システムに適用し得るものである。
近年、例えばパーソナルコンピュータ、携帯電話機、PDA端末、ゲーム端末など通信機能を有する端末の種類は多数ある。また、利用者の多くは、通信機能を有する端末を複数所持しており、利用するサービスや利用状況等に応じて利用する端末を使い分けている。
Webサービスの提供を受ける利用者には、利用端末を切り替えてもWebサービスを中断せず、継続してサービスを続行できるようにすることが望まれている。
例えば、利用者が、パーソナルコンピュータのブラウザで、ショッピングサイト等のWebサイトにアクセスしている場合に、そのWebサービスを中断せずに、携帯電話機のブラウザに切り替え、携帯電話機を用いて、商品のオーダー処理や決済処理等を行う場合である。
特許文献1には、Webサイトのセッション情報を引き継ぐ技術が記載されている。特許文献1の記載技術は、負荷分散サーバを用いている自サイトから一旦、他サイトにブラウザ側が誘導され、再び自サイトヘブラウザ側が誘導される際に有効なセッション情報の引継ぎ方法であり、この負荷分散サーバによるディスパッチの結果に基づいてリダイレクトを用いるというものである。
特許文献2には、あるキャンペーンのポイント数情報をユーザ識別情報と対応付けたユーザ情報を記憶することで、別のキャンペーンでもユーザに付与されたポイントを引き継ぐことができる技術が記載されている。
特許文献3には、2次元コードを用いた商品・サービスの取引情報処理システムについて記載されている。
特開2003−271477号公報 特開2008−117200号公報 特開2001−265800号公報
一般的に、Webサービス実行中に、そのWebサービスを中断せずに利用端末を切り替える場合、一度、当該サイトからログアウトした後、別の切替先端末から再度当該サイトにログインする必要がある。
図2は、従来の利用端末を切り替えてWebサービスを利用する場合の処理を示すシーケンスである。
図2において、端末91は、Webサービスサーバ93にアクセスし、Webサービスサーバ93からサービスの提供を受けているものとする(S901)。
利用者が利用端末として端末91から端末92に切り替える場合、利用者は端末91の表示画面に表示されているログアウトボタンを押下し、端末91はWebサービスサーバ93からログアウトする(S902)。
利用者が切替先の端末92を用いて、Webサービスサーバ93からサービス提供を受ける場合、まず、端末92は、Webサービスサーバ93にアクセスし、ログイン画面を表示(S903)する。そして、端末92は、利用者操作により入力されたログインに必要なID及びパスワードを、Webサービスサーバ93に与える(S904)。
端末92は、Webサービスサーバ93からサービス画面を受け取り(S905)、引き続きサービス提供を受ける(S906)。
しかし、上記のように利用端末を切り替えて引き続きWebサービスを受ける場合、利用者は、WebサービスのURLの入力や、ログイン処理のため、ID、Passwordを入力するなど、操作の煩わしさがある。
特許文献1の記載技術は、一度他サイトに誘導された後、再び自サイトに戻ってきたときのセッション情報を保持して引き継ぐという技術であり、端末を切り替えた場合でもサービスを中断することなく引き継ぐという技術ではない。
また、特許文献2の記載技術は、異なるサーバ刊のデータ引き継ぐ技術であり、この技術も、端末を切り替えた場合でもサービスを中断することなく引き継ぐという技術ではない。
そのため、引継ぎサービスサーバを利用することで、Webサービス実行中にそのサービスを中断することなく、且つ、簡易な換作で、ブラウザ端末の切り替えを実現するサービス引継システム、引継サーバ、サーバ、引継プログラム及びサービスプログラムが望まれている。
かかる課題を解決するために、第1の本発明のサービス引継システムは、第1の端末がサーバから受けているサービスについて、利用端末として用いる端末を第1の端末から第2の端末に切り替え、その第2の端末に引き続き上記サービスを引き継ぐサービス引継システムにおいて、利用端末の切り替えによる上記サービスの引き継ぎを制御する引継サーバを備え、(A)サーバは、(A−1)サービスを提供している第1の端末から端末切替要求を受けると、端末切替要求時までのサービスに係る情報を、引継情報と対応付けて記憶する記憶手段と、(A−2)第1の端末に対して、アクセス先を引継サーバとする移動要求を、引継情報を付与して行う第1の移動要求手段とを有し、(B)引継サーバは、(B−1)第1の端末からアクセスされ、取得した引継情報を識別する引継情報識別情報を生成する引継情報識別情報生成手段と、(B−2)引継情報を引継情報識別情報と対応付けて記憶する引継情報記憶手段と、(B−3)第1の端末に対して、引継情報識別情報を含む画面情報を送信する引継情報識別情報送信手段と、(B−4)第1の端末に表示された引継情報識別情報に基づき第2の端末からアクセスを受け、第2の端末から受け取った引継情報識別情報に対応する引継情報を引継情報記憶手段から読み出し、第2の端末に対して、アクセス先を当該引継情報に基づく移動先へ移動要求を行う第2の移動要求手段とを有し、(A−3)サーバが、第2の端末からのアクセスを受けて、引継情報に対応するサービスに係る情報を用いて、当該サービスを提供するものであることを特徴とする。
第2の本発明の引継サーバは、第1の端末がサーバから受けているサービスについて、利用端末として用いる端末を第1の端末から第2の端末に切り替え、その第2の端末に引き続きサービスを引き継ぐ引継サーバであって、(1)サーバに端末切替要求を与えた第1の端末からアクセスされ、取得したサーバが生成した引継情報を識別する引継情報識別情報を生成する引継情報識別情報生成手段と、(2)引継情報を引継情報識別情報と対応付けて記憶する引継情報記憶手段と、(3)第1の端末に対して、引継情報識別情報を含む画面情報を送信する引継情報識別情報送信手段と、(4)第1の端末に表示された引継情報識別情報に基づき第2の端末からアクセスを受け、第2の端末から受け取った引継情報識別情報に対応する引継情報を引継情報記憶手段から読み出し、第2の端末に対して、アクセス先を当該引継情報に基づく移動先へ移動要求を行う第2の移動要求手段とを備えることを特徴とする。
第3の本発明のサーバは、第1の端末がサーバから受けているサービスについて、利用端末として用いる端末を第1の端末から第2の端末に切り替え、その第2の端末に引き続きサービスを引き継ぐサービス引継システムを構成するサーバにおいて、(1)サービスを提供している第1の端末から端末切替要求を受けると、端末切替要求時までのサービスに係る情報を、引継情報と対応付けて記憶する記憶手段と、(2)第1の端末に対して、アクセス先を引継サーバとする移動要求を、引継情報を付与して行う第1の移動要求手段と、(3)切替先の第2の端末からのアクセスを受けて、引継情報に対応するサービスに係る情報を用いて、当該サービスを提供するものであるサービス処理手段とを備えることを特徴とする。
第4の本発明の引継プログラムは、第1の端末がサーバから受けているサービスについて、利用端末として用いる端末を第1の端末から第2の端末に切り替え、その第2の端末に引き続きサービスを引き継ぐ引継サーバの引継プログラムであって、記憶手段を備えるコンピュータを、(1)サーバに端末切替要求を与えた第1の端末からアクセスされ、取得したサーバが生成した引継情報を識別する引継情報識別情報を生成する引継情報識別情報生成手段、(2)引継情報を引継情報識別情報と対応付けて記憶手段に記憶させる引継情報記憶手段、(3)第1の端末に対して、引継情報識別情報を含む画面情報を送信する引継情報識別情報送信手段、(4)第1の端末に表示された引継情報識別情報に基づき第2の端末からアクセスを受け、第2の端末から受け取った引継情報識別情報に対応する引継情報を引継情報記憶手段から読み出し、第2の端末に対して、アクセス先を当該引継情報に基づく移動先へ移動要求を行う第2の移動要求手段として機能させることを特徴とする。
第5の本発明のサービスプログラムは、第1の端末がサーバから受けているサービスについて、利用端末として用いる端末を第1の端末から第2の端末に切り替え、その第2の端末に引き続きサービスを引き継ぐサービス引継システムを構成するサーバのサービスプログラムにおいて、記憶手段を備えるコンピュータを、(1)サービスを提供している第1の端末から端末切替要求を受けると、端末切替要求時までのサービスに係る情報を、引継情報と対応付けて記憶手段に記憶させる記憶手段、(2)第1の端末に対して、アクセス先を引継サーバとする移動要求を、引継情報を付与して行う第1の移動要求手段、(3)切替先の第2の端末からのアクセスを受けて、引継情報に対応するサービスに係る情報を用いて、当該サービスを提供するものであるサービス処理手段として機能させることを特徴とする。
本発明によれば、引継サービスサーバを利用することで、Webサービス実行中にそのサービスを中断することなく、且つ、簡易な換作で、端末の切り替えを実現することができる。また、本発明によれば、Webサービスのアプリケーションロジックに、最小限の変更を加えることで、端末切替可能なサイトが構築できる。
第1の実施形態の端末切替システムの全体構成を示す全体構成図である。 従来の利用端末を切り替えてWebサービスの提供を受ける方法を説明するシーケンス図である。 第1の実施形態のWebサービスサーバの内部構成を示す内部構成図である。 第1の実施形態の引継サービスサーバの内部構成を示す内部構成図である。 第1の実施形態の端末切替処理の動作を示すシーケンス図である。 第1の実施形態の端末切替に係る端末の表示画面例を示す図である。 第1の実施形態の端末切替制限処理部が引継IDに有効期限を設定して端末切替を制限する処理を示すシーケンス図である。 第1の実施形態の端末切替制限処理部が切替状況を切替元に通知する処理を示すシーケンス図である。 第1の実施形態の端末切替制限処理部が引継IDのURLへのアクセス回数を制限する処理を示すシーケンス図である。
(A)第1の実施形態
以下では、本発明のサービス引継システム、引継サーバ、サーバ、引継プログラム及びサービスプログラムの第1の実施形態について図面を参照しながら説明する。
(A−1)第1の実施形態の構成
(A−1−1)全体構成
図1は、第1の実施形態の端末切替システムの全体構成を示す全体構成図である。図1において、第1の実施形態の端末切替システム10は、端末1、端末2、Webサービスサーバ3、引継サービスサーバ4を少なくとも有して構成される。
端末1は、利用者が利用する通信機能、ブラウザ機能を有する通信端末である。端末1は、ネットワークを通じて、Webサービスサーバ3にアクセスし、ブラウザがWebサービス画面を表示し、Webサービスサーバ3によるWebサービスの提供を受ける。端末1は、端末2に対して切替元の端末である。
なお、端末1としては、例えば、パーソナルコンピュータ、携帯電話機、PDA、ゲーム端末、電子書籍端末、KIOSK(キオスク)端末、自動化機器(例えば、ATM端末、自動通帳発行機等)、自動発券機、観光地などに設置される案内装置等を広く適用することができる。
端末2は、端末1の利用者が利用する別の通信端末である。端末2は、端末1に対して切替先の端末である。端末2は、通信機能、ブラウザ機能、二次元コード読み込み機能を有する。二次元コード読み込み機能について、第1の実施形態では、二次元コードとしてQRコードの読み込み機能を例示するが、これに限定されるものではなく、他の二次元コード、バーコード等の読み込み機能であってもよい。
なお、第1の実施形態では、端末2が二次元コード読み込み機能を備える場合を例示するが、二次元コード読み込み機能を備えることは必須要件ではない。そのため、端末2が二次元コード読み込み機能を備えないものであってもよい。また、端末2としては、例えば、パーソナルコンピュータ、携帯電話機、PDA、ゲーム端末、電子書籍端末等を広く適用することができる。
Webサービスサーバ3は、所定のWebサービスを提供するサーバである。Webサービスサーバ3は、クライアントに対して別のサイトへ移動させるリダイレクト機能を有する。Webサービスサーバ3は、現在サービスを提供している端末1から端末切替によるWebサービスの引継要求を受けると、引継サービスサーバ4のURLを移動先とするリダイレクト要求を端末1に対して行うものである。
このとき、Webサービスサーバ3は、引継要求時までに、端末1に提供していたWebサービスに係る情報を特定する引継情報を引継サービスサーバ4に与える。
また、Webサービスサーバ3は、切替先の端末2からアクセスされ、上記引継情報に対応するWebサービスに係る情報を用いて、引継要求時のWebサービス状態を復旧し、継続してWebサービスを切替先の端末2に提供するものである。
引継サービスサーバ4は、Webサービス実行中の端末切替制御を行うものである。また、引継サービスサーバ4は、Webサービスサーバ3のサイトから端末切替のリダイレクト先としてのURLを有している。引継サービスサーバ4は、端末1からのリダイレクトにより、端末切替時にWebサービスサーバ3が提供していたWebサービスに係る情報を示す引継情報を管理する。
引継サービスサーバ4は、Webサービスサーバ3のリダイレクトにより端末1からアクセスを受け、Webサービスサーバ3からの引継情報を受け取る。引継サービスサーバ4は、取得した引継情報を一意に識別することができる引継IDを生成する。引継サービスサーバ4は、引継情報を引継IDと対応付けて管理する。また、引継サービスサーバ4は、引継IDをパラメータにもつURLを二次元コード化し、その二次元コードイメージを含む画面を端末1に送信する。
また、引継サービスサーバ4は、引継IDをパラメータとするURLに端末2からアクセスされると、当該引継IDに対応する引継情報に含まれる「戻りURL」へのリダイレクトを、端末2に要求する。
なお、引継サービスサーバ4は、1台のWebサービスサーバ3だけなく、複数台のWebサービスサーバ3についてのWebサービスを引き継ぐことができる。また、Webサービスの種類も限定されるものではなく、複数の種類について対応することができる。
(A−1−2)Webサービスサーバ3の内部構成
図3は、第1の実施形態のWebサービスサーバ3の内部構成を示すブロック図である。図3において、Webサービスサーバ3は、制御部31、通信部32、記憶部33を少なくとも有する。
制御部31は、Webサービスサーバ3の機能を司るものである。第1の実施形態の制御部31が実現する機能として、Webサービス処理部311、引継処理部312を少なくとも有する。
Webサービス処理部311は、Webサービスに関する処理を行うアプリケーション処理部である。Webサービスサーバ3は、アクセスしてきた端末1に対してWebサービスに関する処理を行う。また、Webサービス処理部311は、切替先の端末2から戻りURLにアクセスされると、端末2からの引継パラメータに対応する引継要求時のWebサービスに係る情報を用いて、引き続きWebサービスを継続するものである。
引継処理部312は、現在Webサービスを提供している端末1からWebサービスの引継要求を受けると、引継要求時に当該端末1に提供しているWebサービスに係る情報を一意に特定する引継情報を生成し、当該Webサービスに係る情報と引継情報とを対応付けて記憶部33に管理する。
また、引継処理部312は、その後に、端末2からアクセスされて引継情報を取得すると、その取得した引継情報に対応するWebサービスに係る情報を記憶部33から検索する。引継処理部312が検索したWebサービスに係る情報を、Webサービス処理部311に与えることで、当該Webサービスの継続処理を行うことができる。
ここで、引継情報とは、引継要求時までに、端末1に提供していたWebサービス情報及びサイトを特定する情報である。引継情報は、引継要求時までに、端末1に提供していたWebサービスに係る情報を特定する「引継パラメータ」と、引継要求時に、端末1に提供していたWebサイトのURLである「戻りURL」とを含むものである。
図3に示すように、引継処理部312の主な機能としては、引継要求受付部51、引継パラメータ生成部52、戻りURL生成部53、リダイレクト処理部54を少なくとも有する。
引継要求受付部51は、端末1からWebサービスの引継要求を取得すると、Webサービスの引継処理を開始させるものである。例えば、Webサービス画面に、端末切替用ボタンを配置し、端末1側で端末切替用ボタンが押下されることで、引継要求受付部51は、端末切替によるWebサービスの引継要求とし、引継処理を開始させる。
引継パラメータ生成部52は、引継要求時までのWebサービス状態を示すWebサービスに係る情報を一意に特定する引継パラメータを生成するものである。引継パラメータ生成部52は、生成した引継パラメータとWebサービスに係る情報とを対応付けて記憶部33に記憶する。
戻りURL生成部53は、引継要求時に、端末1に提供していたWebサイトのURLを「戻りURL」として生成するものである。
リダイレクト処理部54は、引継パラメータ及び戻りURLが生成されると、端末1に対して、引継サービスサーバ4のURLを移動先としてリダイレクトを要求するものである。
ここで、リダイレクトの方法は、特に限定されるものではなく、種々の方法を広く適用することができる。例えば、Java(登録商標)のリダイレクトを利用してサーブレット側からクライアント側に対して要求を行い、移動先のURLへ移動させる方法を適用することができる。また例えば、JavaScriptの「location.href」又は「location.replace()」を利用して移動先に移動させる方法や、Webサービスサーバ3が「.htaccess」を用いて予め設定した移動先に移動させる方法や、HTMLのメタリフレッシュを利用して移動させる方法等も適用することができる。
また、リダイレクト処理部54は、引継情報をリダイレクト要求のパラメータとして、端末1に対してリダイレクト要求を行う。引継情報をパラメータとして含ませる方法としては、例えば、リダイレクト要求のオプションに、引継情報を記述する方法を適用することができる。
通信部32は、ネットワークとの間で情報の送受信を行うものである。通信部32の通信プロトコルは、特に限定されるものではない。
記憶部33は、引継サービスサーバ4のアドレス情報(URL)、Webサービスに必要な情報、端末1に提供していたWebサービスに関連する情報と引継情報とを対応させた情報等を記憶する記憶領域である。
(A−2−3)引継サービスサーバ4の内部構成
図4は、引継サービスサーバ4の内部構成を示す内部構成図である。図4において、引継サービスサーバ4は、制御部41、通信部42、引継情報管理データベース(DB)43を少なくとも有する。
制御部41は、引継サービスサーバ4の機能を司るものである。制御部41は、引継情報取得部411、引継ID生成部412、二次元コード生成部413、引継ID送信部414、リダイレクト処理部415、端末切替制限処理部416を少なくとも有する。
引継情報取得部411は、Webサービスサーバ3のリダイレクト要求を受けた端末1から、引継サービスサーバ4のWebサイトにアクセスされると、Webサービスサーバ3により生成された引継情報を端末1から取得するものである。
引継ID生成部412は、引継情報取得部411が引継情報を取得すると、その引継情報を一意に識別する引継IDを生成するものである。また、引継ID生成部412は、上記引継情報を引継IDと対応付けて、引継情報管理DB43に格納するものである。
二次元コード生成部413は、引継IDをパラメータに持つURLの含む情報を、二次元コード化するものである。第1の実施形態では、二次元コード生成部413はURLを含む情報をQRコード化する場合を例示する。
引継ID送信部414は、二次元コード生成部413により二次元コード化されたQRコードのイメージを含む画面を端末1に送信するものである。
なお、第1の実施形態では、端末2が二次元コード読み込み機能を有する場合を例示しているので、引継ID送信部414は、引継情報を二次元コード化したQRコードを含む画面を端末1に送信するものとする。しかし、端末2が二次元コード読み込み機能を有さない場合もある。そこで、引継ID送信部414は、QRコードのイメージのほかに、引継IDをパラメータとしたURLを記述した画面を送信するようにしてもよい。さらに、引継ID送信部414は、引継IDをパラメータとしたURLのみを記述した画面を送信するようにしてもよい。
リダイレクト処理部415は、端末2から引継IDをパラメータとしたURLにアクセスされると、引継情報管理DB43から当該引継IDに対応する引継情報を検索する。そして、リダイレクト処理部415は、引継情報に含まれている戻りURLを移動先として、端末2にリダイレクト要求を行う。なお、リダイレクト処理部415によるリダイレクト処理も、既存技術を広く適用することができる。
端末切替制限処理部416は、利用端末の切替処理の制限を行うものである。これは、悪意ある第三者が、QRコードや引継IDの覗き見等を行い、不正に端末切替する場合も考えられる。そこで、端末切替制限処理部416は、端末1から端末2への利用端末の変更に対して所定の制限を行う。
引継情報管理DB43は、引継情報と、当該引継情報を一意に識別する引継IDとを対応付けた情報を管理するものである。引継情報管理DB43は、例えば図4に示すように、引継IDと引継情報とが対応付けて管理する。
通信部42は、ネットワークとの間で情報の送受信を行うものである。通信部42の通信プロトコルは特に限定されるものではない。
(A−2)第1の実施形態の動作
(A−2−1)端末切替処理
次に、第1の実施形態の端末切替システム10における処理の動作について図面を参照しながら説明する。
図5は、第1の実施形態の端末切替システム10における処理を示すシーケンス図である。また、図6は、端末1又は端末2の表示部に表示される表示画面の一例を示す画面図である。
図5において、端末1は、Webサービスサーバ3にアクセスし、Webサービスサーバ3からWebサービスの提供を受けている(S101)。
その後、利用者は、利用端末を切り替えてWebサービスの提供を引き続き受けようとする。端末1の表示部にはWebサービス画面が表示されており、そのWebサービス画面には端末切替用ボタンが配置されている。
例えば、図6(A)は、端末1の表示部に表示されるWebサービス画面の一例を示す画面図である。図6(A)に示すように、Webサービス画面には、端末切替用ボタン61が配置されている。
利用者は、端末1を操作し、Webサービス画面上の端末切替用ボタンを押下する。端末1は、利用者に端末切替用ボタン61が押下されると、端末切替によるWebサービスの引継要求をWebサービスサーバ3に送信する(S102)。
Webサービスサーバ3において、端末1から引継要求が与えられると、Webサービスサーバ3は、引継サービスサーバ4のURLを移動先とするリダイレクト要求を端末1に行う(S103)。
このとき、Webサービスサーバ3では、引継パラメータ生成部51が、引継要求時までのWebサービス状態を示すWebサービスに係る情報に対して引継パラメータを生成する。また、戻りURL生成部53が、引継要求時に、端末1に提供していたサイトのURLを戻りURLとして生成する。
また、リダイレクト処理部54は、引継パラメータ及び戻りURLを含む引継情報をリダイレクト要求のパラメータとして付与して、端末1に対してリダイレクト要求を行う。
端末1は、Webサービスサーバ3からのリダイレクト要求を受けて、移動先である引継サービスサーバ4のURLにアクセスする。引継情報取得部411は、リダイレクトのパラメータとして付与された、Webサービスサーバ3からの引継情報を取得する(S104)。
引継サービスサーバ4では、引継ID生成部412は、引継情報取得部411が取得した引継情報に対して引継IDを発行し、引継情報と引継IDとを対応付けて、引継情報管理DB43に格納する(S105)。
また、引継サービスサーバ4において、QRコード生成部413は、引継情報管理DB43から引継ID生成部412が生成した引継IDを取得し、その引継IDをパラメータに持つURLを二次元コード化する。
ここで、引継IDをパラメータに持つURLの例としては、例えば、「http://[引継サービスサーバのURL]/[引継ID]/」等のように、URLのパラメータとして引継IDを付与する。
そして、引継ID送信部414は、QRコード生成部413が生成したQRコードのイメージ及び又は引継IDを含む画面を端末1に送信する(S106)。ここでは、QRコードのイメージと引継IDの両方を記載した画面を端末1に送信する場合を例示する。
端末1は、引継サービスサーバ4から受信したWebサービス画面を表示する。例えば、図6(B)は、端末1に表示される切替途中の画面の一例を示す画面図である。図6(B)に例示するように、端末1に表示される切替途中画面には、QRコード62及び切替ID63が含まれる。
利用者は、端末切替を実施するために、端末1の表示部に表示されているWebサービス画面のQRコードを、端末2(切替先)の二次元コード読み込み機能により読み込む(S107)。
二次元コード読み込み機能により読み込んだ情報は、上述したように、引継IDをパラメータに持つURLである。端末2は、このURLをアクセス先として、ネットワーク接続し、引継サービスサーバ4にアクセスする(S108)。
例えば、端末2において、二次元コード読み込み機能が、端末1の表示画面のQRコードを読み込むと、自動で、又は、場合によってアクセス先のダイアログが表示され、端末2は引継サービスサーバ4にアクセスする。
なお、端末2に二次元コード読み込み機能がない場合、利用者は、端末2を用いて、引継サービスサーバ4にアクセスし、端末1の表示画面に表示されている引継ID(例えば、図6(B)の例では、「23896384」)を入力する。
引継サービスサーバ4では、端末2からのアクセス要求のパラメータとして含まれている引継IDに対応する引継情報を、引継情報管理DB43から検索する。なお、端末2が二次元コード読み込み機能を有していない場合には、引継サービスサーバ4にアクセスした端末2から受け取った引継IDに基づく引継情報を検索する。
そして、検索した引継情報に含まれている「戻りURL」を移動先として、リダイレクト処理部415が、リダイレクト要求を端末2に対して行う(S109)。
このとき、引継情報(引継パラメータ)をリダイレクト要求のパラメータとして含めるようにしてもよい。
端末2は、引継サービスサーバ4からのリダイレクト要求を受けて、移動先であるWebサービスサーバ3の戻りURLにアクセスする(S110)。
Webサービスサーバ3では、戻りURLへのリダイレクトのパラメータとして含まれている引継パラメータに基づいて、引継要求時までのWebサービスに係る情報を記憶部33から読み出し、Webサービスを復旧し、このWebサービスに係る情報を用いて、Webサービスの提供を継続して行う(S111)。
なお、図6(C)は、端末切替後の、切替元及び切替先の端末の表示部に表示される画面の一例を示す画面図である。図6(A)の上図のように、切替元の端末1の表示部には、切替が完了したことを示す旨が表示される。また、図6(C)の下図のように、切替先の端末2の表示部には、戻りURLにアクセスするので、引継要求時のWebサイト(図6(A)参照)と同じ画面が表示される。
(A−2−2)端末切替制限について
次に、引継サービスサーバ4による端末切替制限処理の動作について、図面を参照しながら説明する。
ここでは、図5に例示した端末切替処理の動作を前提とする。引継サービスサーバ4の端末切替制限処理部416が、第三者の不正利用を防止し、セキュリティを高めるために、端末切替制限処理を行う。
図7は、QRコードの有効期限を設定して端末切替制限処理部416が行う端末切替制限処理を示すシーケンス図である。図7において、図5の処理と同じ処理については対応する番号を付している。
端末切替制限処理部416は、引継ID生成部412が発行した引継IDに有効期限を管理する。
S105において、引継ID生成部412は、引継IDを発行する。端末切替制限処理部416は、引継ID発行時にタイマー計時を開始する。
そして、引継ID発行時から所定時間までに、端末2からアクセス要求がある場合(S108)、端末切替制限処理部416は、引継IDによるアクセスは有効であると判断する。
一方、引継ID発行時から所定時間経過後に、端末2からアクセス要求がある場合(S201)、端末切替制限処理部416は、引継IDによるアクセスは無効であると判断する。当該アクセスが無効であると判断すると、端末切替制限処理部416は、端末2に対してエラーを返信する(S202)。
これにより、所定時間経過後のアクセスについては、Webサービスの継続を無効にすることができる。
図8は、切替元の端末1に切替完了を通知する処理を示すシーケンス図である。なお、図8でも、図5の処理と同じ処理については対応する番号を付している。
端末切替制限処理部416は、切替元の端末1から切替状況確認要求を受け取り、この切替状況確認要求に対する確認結果を端末1に返信する。
ここで、端末1は、引継サービスサーバ4から切替途中画面を表示してから所定時間経過後に、切替状況確認要求を行う。また、端末1は、例えば、Ajaxを利用して、引継サービスサーバ4に対して切替状況確認を要求する。
端末切替制限処理部416は、切替状況確認要求を受け取ると(S301))、端末2から引継IDのURLへのアクセス要求を受けたか否かを確認し、アクセス要求を受けていることをもって、端末切替が完了したと判断し、その旨を端末1に返信する(S302)。なお、端末2から引継IDのURLへのアクセス要求がなされていない場合には、端末切替制限処理部416は端末切替が完了していないと判断する。
これにより、端末1の利用者に対して、端末切替の状況を、切替元である端末1に通知することができる。そのため、意図しないタイミングで切替が行われた場合には、不正アクセスであることを気付かせることができる。
図9は、QRコードのアクセスURLは、1アクセスのみ有効とする場合の処理を示すシーケンス図である。図9においても、図5の処理と同じ処理については対応する番号を付している。
端末切替制限処理部416は、引継IDによるURLのアクセスについて、1回だけ許容するものとし、2回目以上の同じURLへのアクセスについて許容しない。この場合、端末切替制限処理部416は、引継IDのURLへのアクセス回数を監視することで実現することができる。
図9において、S108の第1回目の引継IDのURLへのアクセスについては、端末切替制限処理部416は許容する(S109)。
しかし、第三者が自身の端末9で二次元コードを読み取り(S401)、端末9から第2回目の引継IDのURLへのアクセスについては(S402)、端末切替制限処理部416は、これを許容せず、端末9に対してエラーを返信する(S403)。
これにより、正当アクセス後の不正なアクセスに基づくWebサービスの引き継ぎを防止することができる。
(A−3)第1の実施形態の効果
以上のように、第1の実施形態によれば、利用端末を切り替えて、Webサービスを中断することなく、Webサービスを継続して提供することができる。
また、第1の実施形態によれば、利用者は簡単な操作で、利用端末の切替を行うことができるので、利用者の利便性が向上する。
さらに、第1の実施形態によれば、二次元コード読み込み機能がない端末を切替先とする場合でも、引継IDによる端末切替も可能である。このため、端末の機能に制約はない。
また、第1の実施形態は、本方式による切替をサポートするためのWebサービスアプリケーションへの変更も、最小限でよい。これは、切替の主要なロジックや、QRコード生成、セキュリティヘの考慮は、全て引継サービスサーバが担当するためである。
さらに、第1の実施形態によれば、実サイトでの運用を想定すると、引継サービスサーバは、ASPの機能として提供され、既存のWebサービスサイトが、この方式を利用するために、Webサービスアプリケーションロジックを変更して対応することができる。
(B)他の実施形態
上述した第1の実施形態で説明した、引継サービスサーバとWebサービスサーバとの各種機能は、いわゆるソフトウェア処理により実現することができる。引継サービスサーバ、Webサービスサーバのハードウェア構成として、例えば、CPU、RAM、ROM、EEPROM等からなり、CPUが、ROMに格納されている処理プログラムを読み出し、処理プログラムを実行することにより、各種機能は実現される。
上述した第1の実施形態で説明した端末切替システムにおいて、切替元となる端末1が、利用者が所持する私的な端末ではなく、不特定多数の者が利用可能な端末であってもよい。
上述した第1の実施形態で説明した引継サービスサーバ、切替先の端末2からアクセスを受ける際に、ユーザ認証等の処理を入れるようにしてもよい。
10…端末切替システム、1…端末(切替元)、2…端末2(切替先)、
3…Webサービスサーバ、
31…制御部、311…Webサービス処理部、312…引継処理部、
51…引継要求受付部、52…引継パラメータ生成部、53…戻りURL生成部、
54…リダイレクト処理部、32…通信部、33…記憶部、
4…引継サービスサーバ、
41…制御部、411…引継情報取得部、412…引継ID生成部、
413…QRコード生成部、414…引継ID送信部、
415…リダイレクト処理部、416…端末切替制限処理部、42…通信部、
43…引継情報管理DB。

Claims (7)

  1. 第1の端末がサーバから受けているサービスについて、利用端末として用いる端末を第1の端末から第2の端末に切り替え、その第2の端末に引き続き上記サービスを引き継ぐサービス引継システムにおいて、
    利用端末の切り替えによる上記サービスの引き継ぎを制御する引継サーバを備え、
    上記サーバは、
    上記サービスを提供している上記第1の端末から端末切替要求を受けると、上記端末切替要求時までのサービスに係る情報を、引継情報と対応付けて記憶する記憶手段と、
    上記第1の端末に対して、アクセス先を上記引継サーバとする移動要求を、上記引継情報を付与して行う第1の移動要求手段と
    を有し、
    上記引継サーバは、
    上記第1の端末からアクセスされ、取得した上記引継情報を識別する引継情報識別情報を生成する引継情報識別情報生成手段と、
    上記引継情報を上記引継情報識別情報と対応付けて記憶する引継情報記憶手段と、
    上記第1の端末に対して、上記引継情報識別情報を含む画面情報を送信する引継情報識別情報送信手段と、
    上記第1の端末に表示された上記引継情報識別情報に基づき上記第2の端末からアクセスを受け、上記第2の端末から受け取った上記引継情報識別情報に対応する上記引継情報を上記引継情報記憶手段から読み出し、上記第2の端末に対して、アクセス先を当該引継情報に基づく移動先へ移動要求を行う第2の移動要求手段と
    を有し、
    上記サーバが、上記第2の端末からのアクセスを受けて、上記引継情報に対応する上記サービスに係る情報を用いて、当該サービスを提供するものである
    ことを特徴とするサービス引継システム。
  2. 上記引継サーバが、上記引継情報識別情報を含むアクセス先を二次元コード化する二次元コード生成手段をさらに備え、
    上記画面情報が、上記二次元コード生成手段により生成された上記二次元コードを含むものであり、
    上記第2の端末が、上記第1の端末に表示された画面上の二次元コードを読み込み、その二次元コードに含まれている上記アクセス先に基づいて、上記引継サーバにアクセスする
    ことを特徴とする請求項1に記載のサービス引継システム。
  3. 上記引継サーバが、上記第2の端末への端末切替による上記サービスの引継について制限処理を行う制限処理手段をさらに備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のサービス引継システム。
  4. 第1の端末がサーバから受けているサービスについて、利用端末として用いる端末を第1の端末から第2の端末に切り替え、その第2の端末に引き続き上記サービスを引き継ぐサーバであって、
    上記サーバに端末切替要求を与えた上記第1の端末からアクセスされ、取得した上記サーバが生成した引継情報を識別する引継情報識別情報を生成する引継情報識別情報生成手段と、
    上記引継情報を上記引継情報識別情報と対応付けて記憶する引継情報記憶手段と、
    上記第1の端末に対して、上記引継情報識別情報を含む画面情報を送信する引継情報識別情報送信手段と、
    上記第1の端末に表示された上記引継情報識別情報に基づき上記第2の端末からアクセスを受け、上記第2の端末から受け取った上記引継情報識別情報に対応する上記引継情報を上記引継情報記憶手段から読み出し、上記第2の端末に対して、アクセス先を当該引継情報に基づく移動先へ移動要求を行う第2の移動要求手段と
    を備えることを特徴とする引継サーバ。
  5. 第1の端末がサーバから受けているサービスについて、利用端末として用いる端末を第1の端末から第2の端末に切り替え、その第2の端末に引き続き上記サービスを引き継ぐサービス引継システムを構成する上記サーバにおいて、
    上記サービスを提供している上記第1の端末から端末切替要求を受けると、上記端末切替要求時までのサービスに係る情報を、引継情報と対応付けて記憶する記憶手段と、
    上記第1の端末に対して、アクセス先を上記引継サーバとする移動要求を、上記引継情報を付与して行う第1の移動要求手段と、
    切替先の上記第2の端末からのアクセスを受けて、上記引継情報に対応する上記サービスに係る情報を用いて、当該サービスを提供するものであるサービス処理手段と
    を備えることを特徴とするサーバ。
  6. 第1の端末がサーバから受けているサービスについて、利用端末として用いる端末を第1の端末から第2の端末に切り替え、その第2の端末に引き続き上記サービスを引き継ぐ引継サーバの引継プログラムであって、
    記憶手段を備えるコンピュータを、
    上記サーバに端末切替要求を与えた上記第1の端末からアクセスされ、取得した上記サーバが生成した引継情報を識別する引継情報識別情報を生成する引継情報識別情報生成手段、
    上記引継情報を上記引継情報識別情報と対応付けて記憶手段に記憶させる引継情報記憶手段、
    上記第1の端末に対して、上記引継情報識別情報を含む画面情報を送信する引継情報識別情報送信手段、
    上記第1の端末に表示された上記引継情報識別情報に基づき上記第2の端末からアクセスを受け、上記第2の端末から受け取った上記引継情報識別情報に対応する上記引継情報を上記引継情報記憶手段から読み出し、上記第2の端末に対して、アクセス先を当該引継情報に基づく移動先へ移動要求を行う第2の移動要求手段
    として機能させることを特徴とする引継プログラム。
  7. 第1の端末がサーバから受けているサービスについて、利用端末として用いる端末を第1の端末から第2の端末に切り替え、その第2の端末に引き続き上記サービスを引き継ぐサービス引継システムを構成する上記サーバのサービスプログラムにおいて、
    記憶手段を備えるコンピュータを、
    上記サービスを提供している上記第1の端末から端末切替要求を受けると、上記端末切替要求時までのサービスに係る情報を、引継情報と対応付けて上記記憶手段に記憶させる記憶手段、
    上記第1の端末に対して、アクセス先を上記引継サーバとする移動要求を、上記引継情報を付与して行う第1の移動要求手段、
    切替先の上記第2の端末からのアクセスを受けて、上記引継情報に対応する上記サービスに係る情報を用いて、当該サービスを提供するものであるサービス処理手段
    として機能させることを特徴とするサービスプログラム。
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