JP2012065984A - 座面傾動椅子 - Google Patents

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Abstract

【課題】着座状態での事務作業を実行しつつ、安定した体勢で下肢筋力のトレーニングを行えると共に、通常使用時には座部の向きを変えることができる座面傾動椅子を提供する。
【解決手段】脚支柱部材を有する脚部と、ユーザが着座する座部と、前記脚支柱部材の上端部に該脚支柱部材の軸回りに回転可能に設けられると共に、鉛直方向上側に前記座部が取り付けられて、該座部を基本位置から周期的に傾動させる傾動ユニットと、前記傾動ユニットの前記脚支柱部材の軸回りの回転を規制する規制手段によって前記傾動ユニットの前記脚支柱部材の軸回りの回転が規制されていることを検出する回転規制検出手段と、傾動ユニットの駆動開始の駆動指示が入力された場合には、前記回転規制検出手段によって傾動ユニットの前記脚支柱部材の軸回りの回転が規制されていることが検出されたときに限り、該傾動ユニットを駆動させるように制御する駆動制御手段と、を備える。
【選択図】図17

Description

本発明は、ユーザが着座する座部を周期的に傾動させる座面傾動椅子に関するものである。
従来より、ユーザが着座する座部を周期的に傾動させる機構を備えた座面傾動椅子に関して種々提案されている。
例えば、下記特許文献1に記載される座面傾動椅子は、ユーザが着座する座部と脚部との間に傾動ユニットが着脱可能に設けられている。また、この傾動ユニットは、座部の後端縁部を支持軸によって軸支し、座部の前側端縁部をモータMの駆動によって上下動する昇降アームによって一定周期で昇降させて、座部の傾斜角度を変化させるように構成されている。
特開2003−38283号公報
上述した特許文献1に記載される構成の座面傾動椅子では、長時間の着座によるユーザの臀部や大腿部の疲労を軽減することは可能である。
しかしながら、着座したユーザが、事務関係の業務をしつつ、座部を一定周期で傾斜させた場合には、座部が脚部に対して回転するため、座部の向きが安定せず、事務作業の継続が難しいという問題がある。
また、運動不足の解消や下肢筋力の低下を防ぐために、座部を一定周期で前側下方へ傾斜させた場合には、座部が脚部に対して回転するため、着座状態の体勢が安定せず、事務作業を実行しつつ、適切なトレーニングを行うことが難しいという問題がある。一方、傾動ユニットを脚部に対して回転しないように固定した場合には、通常使用時に座部の向きを変えることができなくなり、事務作業をスムーズに行うことが難しくなるという問題がある。
そこで、本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、着座状態での事務作業を実行しつつ、安定した体勢で下肢筋力のトレーニングを行えると共に、通常使用時には座部の向きを変えることができる座面傾動椅子を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため請求項1に係る座面傾動椅子は、鉛直方向に立設された脚支柱部材を有する脚部と、ユーザが着座する座部と、前記脚支柱部材の上端部に該脚支柱部材の軸回りに回転可能に設けられると共に、鉛直方向上側に前記座部が取り付けられて、該座部を基本位置から鉛直方向に対して垂直な第1方向の一方の端縁部側へ下がるように傾斜させると同時に該鉛直方向に対して垂直且つ前記第1方向に対して直交する第2方向の第1端縁部側へ下がるように傾斜させた後、基本位置に戻して、再び前記第1方向の一方の端縁部側へ下がるように傾斜させると同時に前記第2方向の第1端縁部側に対して相対向する該第2方向の第2端縁部側へ下がるように傾斜させた後、再度基本位置に戻すように周期的に傾動させる傾動ユニットと、前記傾動ユニットの前記脚支柱部材の軸回りの回転を規制する規制手段と、前記規制手段によって前記傾動ユニットの前記脚支柱部材の軸回りの回転が規制されていることを検出する回転規制検出手段と、前記傾動ユニットの駆動指示を入力する入力手段と、前記入力手段を介して前記傾動ユニットの駆動開始の駆動指示が入力された場合には、前記回転規制検出手段によって前記傾動ユニットの前記脚支柱部材の軸回りの回転が規制されていることが検出されたときに限り、該傾動ユニットを駆動させるように制御する駆動制御手段と、を備えたことを特徴とする。
また、請求項2に係る座面傾動椅子は、請求項1に記載の座面傾動椅子において、前記脚部は、鉛直方向下端部に前記脚支柱部材の軸回りに所定中心角度毎に設けられた複数の脚羽根を有し、前記規制手段は、前記傾動ユニットの前記脚支柱部材の軸回りの回転を、前記座部の前記第1方向の一方の端縁部側の前記第2方向の中央部が、前記複数の脚羽根のいずれかに対向する回転位置で停止させるように規制することを特徴とする。
また、請求項3に係る座面傾動椅子は、請求項1又は請求項2に記載の座面傾動椅子において、前記規制手段は、前記脚支持部材の外周部から半径方向外側に延出されたフランジ部と、前記フランジ部の同一円周上に所定中心角度毎に設けられた複数の貫通孔と、前記傾動ユニットの前記脚支柱部材への取付部に設けられる共に、該傾動ユニットの前記脚支柱部材の軸回りの回転に伴って前記複数の貫通孔のうちのいずれかに係合可能となる係合部材と、を有し、前記回転規制検出手段は、前記係合部材が前記貫通孔に係合していること検出することを特徴とする。
更に、請求項4に係る座面傾動椅子は、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の座面傾動椅子において、前記座部が前記基本位置に位置していることを検出する基本位置検出手段を備え、前記駆動制御手段は、前記入力手段を介して前記傾動ユニットの駆動停止の駆動指示が入力された場合、又は、前記傾動ユニットの駆動中に前記回転規制検出手段を介して該傾動ユニットの前記脚支柱部材の軸回りの回転が規制されていないことが検出された場合には、前記基本位置検出手段を介して前記座部が基本位置に位置していることが検出された状態で該傾動ユニットを停止させるように制御すること特徴とする。
請求項1に係る座面傾動椅子では、入力手段を介して傾動ユニットの駆動開始の駆動指示が入力された場合には、回転規制検出手段によって傾動ユニットの脚支柱部材の軸回りの回転が規制されていることが検出されたときに限り、傾動ユニットが駆動される。そして、傾動ユニットが駆動された場合には、座部は、脚支柱部材の軸回りに回転することなく、周期的に基本位置から鉛直方向に対して垂直な第1方向の一方の端縁部側へ下がるように傾斜すると同時に該鉛直方向に対して垂直且つ第1方向に対して直交する第2方向の第1端縁部側へ下がるように傾斜した後、基本位置に戻って、再び第1方向の一方の端縁部側へ下がるように傾斜すると同時に第2方向の第1端縁部側に対して相対向する該第2方向の第2端縁部側へ下がるように傾斜した後、再度基本位置に戻る。
これにより、座部の第1方向の一方の端縁部側へ向いて着座したユーザは、傾動ユニットを作動させることによって、所定負荷が周期的に左足と右足に交互に掛かるため、着座状態でウォーキングに準じた下肢筋力の適度なトレーニングを行うことが可能となる。また、傾動ユニットが作動する場合には、座部及び傾動ユニットは脚支柱部材回りの回転が規制されているため、ユーザは着座状態での事務作業を実行しつつ、安定した体勢で下肢筋力のトレーニングを行うことができる。
一方、通常使用時には、ユーザは、規制手段による傾動ユニットの脚支柱部材回りの回転規制を解除することによって、座部及び傾動ユニットは脚支柱部材回りに回転可能となり、ユーザは座部の向きを自由に変えることができ、事務作業をスムーズに行うことができる。
また、請求項2に係る座面傾動椅子では、座部及び傾動ユニットの脚支柱部材回りの回転が規制された場合には、脚部の鉛直方向下端部に所定中心角度毎に設けられた複数の脚羽根(例えば、中心角度約72度毎に5つの脚羽根が設けられている)のうち、いずれかが座部の傾斜した際に下がる方向の端縁部の中央部に対向する回転位置で停止される。
これにより、傾動ユニットが作動する場合には、座部の第1方向の一方の端縁部側へ向いて着座したユーザの左足と右足とのほぼ中間位置に1個の脚羽根が停止するため、ユーザは左右の足を脚羽根間に置くことができ、確実に安定した体勢で下肢筋力のトレーニングを行うことができる。
また、請求項3に係る座面傾動椅子では、傾動ユニットの脚支柱部材への取付部に設けられ係合部材を、脚支持部材の外周部から半径方向外側に延出されたフランジ部に設けられた複数の貫通孔のうち、傾動ユニットの脚支柱部材の軸回りの回転に伴って係合可能となった貫通孔に係合させることによって、傾動ユニットの脚支柱部材の軸回りの回転が規制される。
これにより、ユーザは座部を回転させることにより、フランジ部に設けられた各貫通孔の中心角度毎の向きで、傾動ユニット及び座部の回転を規制することができる。また、回転規制検出手段は、係合部材が貫通孔に係合していること検出するため、傾動ユニット及び座部の回転が規制されたことを確実に検出することができる。また、傾動ユニット及び座部の回転を規制する規制手段を、傾動ユニットと脚部との間に容易に配置することができる。
更に、請求項4に係る座面傾動椅子では、傾動ユニットの駆動中に、傾動ユニットの駆動停止の駆動指示が入力された場合、又は、傾動ユニットの脚支柱部材の軸回りの回転の規制が解除された場合には、座部が基本位置に位置するまで傾動ユニットの駆動を継続し、座部が基本位置に位置した時に傾動ユニットを自動的に停止させることができる。これにより、ユーザは、座部が通常使用状態の基本位置で停止するため、傾動ユニットが停止後、事務作業をスムーズに継続することができる。
本実施形態に係る座面傾動椅子の使用状態を示す図である。 座面傾動椅子の通常使用時の正面図である。 座面傾動椅子の通常使用時の右側面図である。 図2のX1−X1矢視断面図である。 図3のX2−X2矢視断面図である。 図4のM部拡大図である。 図5のT部拡大図である。 図3のX3−X3矢視断面図である。 図7のロックレバーを上方へ回動した状態を示す要部拡大図である。 ロックピンが位置決め孔に嵌入した状態を示す要部拡大断面図である。 図8の各ロックピンが位置決め孔に嵌入した状態を示す図である。 ロックピンが位置決め孔に嵌入した場合の座部と脚羽根との位置関係を示す正面図である。 傾動ユニットの座部取付部材だけを除いた平面図である。 図13のX4−X4矢視断面図である。 図13のX5−X5矢視断面図である。 座面傾動椅子の回路構成を示す回路ブロック図である。 座部を揺動制御する揺動制御処理を示すフローチャートである。 座部が水平状態の傾動ユニットを示す正面図である。 座部が右斜め前方向に傾斜した状態の傾動ユニットを示す正面図である。 座部が左斜め前方向に傾斜した状態の傾動ユニットを示す正面図である。 座部が水平状態時の作業者の姿勢を示す正面図である。 座部が右斜め前方向に傾斜した状態時の作業者の姿勢を示す正面図である。 座部が左斜め前方向に傾斜した状態時の作業者の姿勢を示す正面図である。
以下、本発明に係る座面傾動椅子について具体化した一実施形態に基づき図面を参照しつつ詳細に説明する。
先ず、本実施形態に係る座面傾動椅子1の概略構成について図1乃至図8に基づいて説明する。
[座面傾動椅子の概略構成]
図1に示すように、座面傾動椅子1は、作業者3がオフィス等で事務作業を行う際に着座するものである。そして、作業者3が着座した状態で、背もたれ部5の後側に取り付けられた制御ボックス6の揺動スイッチ7をONにすることによって、後述のように座部8が一定周期で水平状態から左斜め前方向と右斜め前方向へ交互に所定傾斜角度だけ傾斜する(図18〜図23参照)。この制御ボックス6には、駆動モータ82(図2参照)等を駆動制御する制御回路基板等が収納されている。
座面傾動椅子1は、図2乃至図4に示すように、脚部9に傾動ユニット11が取り付けられ、また、傾動ユニット11に座部8が取り付けられている。この脚部9は、下端にキャスターを付けた脚羽根12が設けられている。また、脚羽根12から鉛直方向に脚支柱部材13が立設され、この脚支柱部材13の上端部に取付部材10が水平方向に回動可能に取り付けられている。そして、この取付部材10に傾動ユニット11がネジ止め等によって取り付けられる。また、取付部材10の傾動ユニット11に対して反対側の端部には、背もたれ部5の下端部が取り付けられている。
この脚支柱部材13は、バネ14等により構成された昇降機構を有するものであり、作業者3が上下レバー15を操作することによって、高さ方向に伸縮し、座部8の高さを適切位置に変更できるように構成されている。また、脚支柱部材13には外周部に軸方向に沿って4個のスプライン溝16(図8参照)が形成され、その外側に該スプライン溝16に嵌入されるスプラインが形成された略円筒状のスプラインホルダ17が嵌挿されている。
また、このスプラインホルダ17は、上端部が脚支柱部材13に取り付けられており、この脚支柱部材13と共に、鉛直方向に移動するように構成されている。従って、スプラインホルダ17は、取付部材10の下端部と一定の間隔を保った状態で、脚支柱部材13と共に軸回りに回転することなく、鉛直方向に移動するように構成されている。
また、傾動ユニット11は、取付部材10の上端面に、側面視クランク形の固定フレーム部材51の後側方向に延出された取付部51C(図14参照)が上方から載置され、ネジ止め等によって着脱可能に取り付けられている(図14参照)。また、座部8は傾動ユニット11の上端部を構成する略平板状の座部取付部材53にネジ止め等によって着脱可能に取り付けられている。
[取付部材の概略構成]
次に、取付部材10の概略構成について図4乃至図8に基づいて説明する。
図4乃至図7に示すように、取付部材10は、前後方向に長く、上端面が水平な断面横長6角形の筒状に形成された取付本体21と、取付本体21の下端面の略中央部に取り付けられて脚支柱部材13を回転可能に支持する支持部22とから構成されている。支持部22は、断面コの字形に形成され、取付本体21の下端面と共に前後方向に貫通した断面四角形の筒部を形成している。
そして、支持部22の底面部の略中央部には、脚支柱部材13が嵌入される貫通孔23が形成され、貫通孔23の周縁部から円筒状の筒部24が下方へ所定長さ延出されている。また、筒部24の下端部は、脚支柱部材13の上部に設けられた鍔部25に摺動可能に当接している。従って、取付本体21は、支持部22の筒部24によって脚支柱部材13の上端部で水平方向に回動可能に支持されている。また、支持部22の左側面部には、上下レバー15が上下方向に回動可能に取り付けられている。
また、筒部24の外側には、支持部22の前後方向両端縁部の左右方向中央部から下方に立設された一対の案内ガイドピン26が設けられている。この一対の案内ガイドピン26の下端面は、図6に示すように、スプラインホルダ17の上端部から半径方向外側へ延出されたフランジ部17Aと所定隙間(例えば、約5mmの隙間である。)を形成している。また、一対の案内ガイドピン26は、下端部に半径方向外側に所定長さ延出されたバネ止め部27が形成され、各圧縮バネ28が装着されている。
また、筒部24には、中心部に筒部24の外径とほぼ等しい断面円形の貫通孔31が形成され、スプラインホルダ17のフランジ部17Aよりも大きい外径の円板32が上下方向移動可能に嵌挿されている。また、この円板32の各案内ガイドピン26に対向する位置には、各案内ガイドピン26のバネ止め部27が挿通される一対の挿通孔33が形成されている。
また、各挿通孔33の上側には、底面部に案内ガイドピン26が挿通される貫通孔34が形成されて、圧縮バネ28の上端面が貫通孔34の周囲に当接される略筒状の一対のバネ受部35が設けられている。また、各バネ受部35の深さは、各圧縮バネ28の長さよりも小さくなるように形成され、円板32は各案内ガイドピン26のバネ止め部27よりも上側において、上方向へ付勢された状態で、筒部24の外周面に沿って上下方向移動可能に保持されている。
また、図5、図7及び図8に示すように、円板32に対向するスプラインホルダ17のフランジ部17Aには、5個の位置決め孔37が、各脚羽根12の幅方向中央位置に対向するように中心角度72度間隔で形成されている。一方、円板32には、各位置決め孔37に対向する円周上に、中心角度144度の間隔で位置決め孔37とほぼ等しい直径の一対の貫通孔38が形成されている。また、一対の貫通孔38のうち、1個の貫通孔38は、前側(図4中、左側である。)の案内ガイドピン26が挿通される貫通孔33から中心角度72度を形成する位置に設けられている。
また、円板32の一対の貫通孔38には、上端部にフランジが形成された一対のロックピン39が上側から上下移動可能に嵌挿されている。また、各ロックピン39は、上端部が閉塞された筒状のカバー部材40によって上方を覆われており、各カバー部材40内に装着された圧縮バネ41によって上端部が押下されて下側方向へ付勢されている。
従って、図8に示すように、一対のロックピン39は各位置決め孔37に対向する円周上に、中心角度144度の間隔で配置されている。また、一対のロックピン39のうち1個のロックピン39は、前側(図4中、左側である。)の案内ガイドピン26から中心角度72度を形成する位置に設けられている。また、図7に示すように、通常時には、各ロックピン39とフランジ部17Aとは所定隙間(例えば、約5mmの隙間である。)を形成し、取付本体21は、脚支柱部材13の軸回りに回転可能である。
また、図5及び図7に示すように、支持部22の右側面部には、後述のように取付部材10の回転をロックする側面視略L字形のロックレバー42が、上下方向に回動操作可能に角部を軸支されている。また、ロックレバー42は、支持部22側の端縁部が円板32に当接して、各圧縮バネ28によって下側方向(図7中、時計回り方向である。)へ回動するように付勢されている。また、ロックレバー42の軸支された角部の近傍位置には、ロックレバー42が上方向へ回動されて停止した場合に、当該ロックレバー42によって押下されて検出信号を出力するロックレバー検出スイッチ43が設けられている。
また、図7及び図8に示すように、スプラインホルダ17のフランジ部17Aに形成された各位置決め孔37内には、後述のように一対のロックピン39が嵌入された場合に、当該一対のロックピン39によって押下されて検出信号を出力する各ロックピン検出スイッチ45がブラケット46を介して、下側から取り付けられている。
[座部の回転停止操作]
ここで、取付部材10の水平方向の回転を止めて、座部8の水平方向の回動を停止させる操作について図9乃至図12に基づいて説明する。
図9及び図12に示すように、先ず、着座した作業者3は、ロックレバー42を上方に回動して停止させ、円板32を所定高さ(例えば、約10mmの高さである。)下方へ移動させる。これにより、各ロックピン39はスプラインホルダ17のフランジ部17Aの上端面に当接して、上端部が円板32の上端面より上側に持ち上げられ、各圧縮バネ41によって下方へ付勢される。
そして、図10及び図11に示すように、この状態で作業者3は、着座したまま座部8を回転させることによって、各ロックピン39はフランジ部17Aに当接した状態で水平方向に回動される。そして、各ロックピン39は各位置決め孔37のうち、回転方向に最も近い位置決め孔37にそれぞれ対向し、各圧縮バネ41によって押下されて、先端部が対向した位置決め孔37に嵌入される。また、各ロックピン39はロックピン検出スイッチ45を押下するため、各ロックピン39によって押下された2個のロックピン検出スイッチ45から検出信号が出力される。
これにより、各ロックピン39が取り付けられた円板32、該円板32に取り付けられた各バネ受部35、及び各バネ受部35に嵌挿された各案内ガイドピン26を介して、支持部22及び取付本体21が水平方向に回転不能となる、つまり、支持部22及び取付本体21は水平方向の回転が規制される。また、図11に示すように、前側の案内ガイドピン26は、脚羽根12の幅方向中央位置に対向する。このため、図12に示すように、座部8の前側端縁部の略中央部が、前側の案内ガイドピン26に対向する脚羽根12の幅方向中央位置に対向した状態で、座部8の脚支柱部材13の軸回りの回転が停止状態でロックされる。
一方、上方向に回動したロックレバー42を下方向に回動させることによって、円板32が各圧縮バネ28によって上方に所定高さ(例えば、約10mmの高さである。)移動され、各ロックピン39は位置決め孔37から抜かれる。これにより、支持部22及び取付本体21は水平方向に回動可能となり、座部8は脚支柱部材13の軸回りに回動可能となる。
[傾動ユニットの概略構成]
次に、傾動ユニット11の概略構成について図13乃至図15に基づいて説明する。
図13乃至図15に示すように、側面視クランク形の固定フレーム部材51は、平面視略矩形状の底面部51Aと、この底面部51Aの背もたれ部5に対して前後方向(第1方向)の後側端縁部から左右方向(第2方向)の全幅に渡って直角上方に所定高さ(例えば、揺動フレーム部材57の上端部よりも少し下側までの高さである。)延出される正面視台形状の後側壁部51Bと、この後側壁部51Bの上端縁部から全幅に渡って後側へ略直角に延出される前後方向に長い平面視略長方形状の取付部51Cとから構成されている。この取付部51Cには、複数のネジ孔(不図示)が形成され、取付本体21の上面部に載置されてネジ止めされる。
また、固定フレーム部材51は、底面部51Aの前側端縁部から左右方向全幅に渡って所定高さ上方に延出される前側支持壁部51Dと、この底面部51Aの後側壁部51Bから少し前側に左右方向全幅に渡って所定高さ上方に立設された後側支持壁部51Eとが設けられている。また、各支持壁部51D、51Eの左右方向中央部には、内側方向へ窪む断面円形の窪み部が形成されて、一対のベアリング55が同軸線上に位置するように装着されている。
そして、上下方向に開放された略箱体状の揺動フレーム部材57は、前後の両側壁部の左右方向中央部が、固定フレーム部材51の各ベアリング55に嵌入された各ボルト58によってネジ止めされている。また、揺動フレーム部材57は、底面が固定フレーム部材51の底面部51Aと所定隙間を形成するように取り付けられている。これにより、揺動フレーム部材57は、固定フレーム部材51に対して、各ベアリング55を介して、前後方向の回転軸線59回りに揺動自在に取り付けられている。
また、揺動フレーム部材57の上側には、座部取付部材53が配置され、該座部取付部材53の両側面の前端縁部(座部8の第1方向の一方の端縁部側に対向する端縁部)には、下側方向に所定幅で延出された一対のブラケット61が形成されている。この一対のブラケット61の略中央部には、内側方向へ窪む断面円形の窪み部(不図示)が形成されて、一対のベアリング62が同軸線上に位置するように各ベアリング62の外輪が圧入されている。
そして、各ベアリング62の内輪に外側から嵌入された各ボルト63は、揺動フレーム部材57の両側面部の前側上端部に形成された貫通孔にスペーサを挟んで嵌入されて、各ナット64によって締結されている。これにより、座部取付部材53は、揺動フレーム部材57に対して、各ベアリング62を介して、左右方向の回転軸線65回りに揺動自在に取り付けられる。尚、各スペーサの外径は、各ベアリング62の内輪の外径にほぼ等しくなるように形成されている。
また、揺動フレーム部材57内の前後方向中央部と前側壁部との間の略中央部には、上下方向中央部よりも下方において、第2回転軸67が該揺動フレーム部材57の左右の両側壁部に設けられた各ベアリング68によって回転可能に軸支されている。各ベアリング68は、揺動フレーム部材57の左右の両側壁部に形成された内側方向へ窪む断面円形の窪み部に嵌入されて取り付けられている。また、第2回転軸67の両端部は、各ベアリング68よりも外側方向へそれぞれ所定長さ突出するように形成されている。
そして、第2回転軸67の両端部には、該両端部がそれぞれ嵌入される貫通穴が軸線上に形成された略円柱状の各揺動バー固定部材69が六角穴付き止めネジ等によって固定されている。また、各揺動バー固定部材69の外側端縁部には、半径方向外側に延出された所定外径のフランジ部69Aが形成されて、後述のように各上下リンクバー(上下リンク部材)71の一端側が回転可能に取り付けられている。
また、第2回転軸67の揺動フレーム部材57内の一方の端縁部(図15中、右側端縁部である。)には、第2ウォームギヤ72を構成する第2ウォームホイール73が固定されている。また、第2ウォームホイール73の後側には、第2ウォームギヤ72を構成する第2ウォーム74が上下方向中央部よりも下側の外周面に形成されると共に、第1ウォームギヤ75を構成する第1ウォーム76が上下方向中央部よりも上側の外周面に形成されたウォーム軸77が上下方向に配置されている。
このウォーム軸77の軸方向両端部は、各ベアリング78によって回転可能に軸支されている。また、各ベアリング78は、揺動フレーム部材57の上端部及び下端部の前後方向に架け渡された各支持フレーム79に形成された内側方向へ窪む断面円形の窪み部に外輪が圧入されて取り付けられている。また、ウォーム軸77の上側端縁部は、ベアリング78よりも上側方向へ所定長さ突出すると共に、外周面にネジが形成され、ナット80により締結されている。
また、ウォーム軸77の下側端縁部は、ベアリング78よりも下側方向へ所定長さ突出し、軸継手81によって駆動モータ82のモータ軸83に連結されている。この駆動モータ82は、下側の支持フレーム79の底面に上端縁部が固設された一対の側面視コの字形のモータ取付ブラケット84を介して、この下側の支持フレーム79の底面に取り付けられている。
各モータ取付ブラケット84の左右方向の幅は、駆動モータ82の左右方向の幅とほぼ同じ幅に形成されている。そして、駆動モータ82は、揺動スイッチ7をONにすることによって、後述のように家庭用電源で駆動され、軸継手81を介してウォーム軸77を所定回転速度で回転駆動する(図17参照)。
また、揺動フレーム部材57のウォーム軸77に対して左右方向反対側には、上下方向中央部よりも上方において、第1回転軸87が該揺動フレーム部材57の前後の両側壁部に設けられた各ベアリング88によって、第2回転軸67に対して直交するように回転可能に軸支されている。各ベアリング88は、揺動フレーム部材57の前後の両側壁部に形成された内側方向へ窪む断面円形の窪み部に嵌入されて取り付けられている。また、第1回転軸87の両端部は、各ベアリング88よりも外側方向へそれぞれ所定長さ突出するように形成されている。
また、第1回転軸87の後側端縁部は、ベアリング88よりも後側方向へ所定長さ突出して、外周面にネジが形成され、ナット89により締結されている。また、第1回転軸87のベアリング88よりも前側方向へ所定長さ突出した前側端縁部には、この前側端縁部が嵌入される貫通穴が軸線上に形成された略円柱状の揺動バー固定部材91が六角穴付き止めネジ等によって固定されている。そして、第1回転軸87の第1ウォームギヤ75を構成する第1ウォーム76に対向する位置には、該第1ウォーム76に噛合する第1ウォームホイール92が固定されている。
この第1ウォームギヤ75の減速比は、第2ウォームギヤ72の減速比の1/2に設定されている。つまり、第2ウォームホイール73の2回転に対して第1ウォームホイール92が1回転するように設定されている。従って、ウォーム軸77が駆動モータ82によって回転駆動された場合には、第2ウォームギヤ72によって第2回転軸67が2回転されるのに対して、第1ウォームギヤ75によって第1回転軸87が1回転される。
また、傾動ユニット11の左右側面部には、各揺動バー固定部材69のフランジ部69Aの軸方向外側面と、座部取付部材53の両側面の後端縁部とを連結する一対の略細長板状の上下リンクバー71が設けられている。各上下リンクバー71の両端部には各貫通穴が形成され、板厚とほぼ同じ厚さの各ベアリングの外輪が圧入されている。
そして、各上下リンクバー71のそれぞれのフランジ部69A側の端部は、各ベアリングに挿通された各ボルト95によって、各フランジ部69Aの軸方向外側面に、中心位置から半径方向外側へ偏心するようにスペーサを挟んでネジ止めされ、回転可能に軸支されている。また、座部取付部材53の左右両側面の後端縁部(第1方向の自由端側端縁部)には、下側方向に所定幅で延出された一対のブラケット97が形成されている。
そして、各上下リンクバー71のそれぞれのブラケット97側の端部は、各ベアリングに挿通された各ボルト98によって、スペーサを挟んで各ブラケット97に形成された貫通孔に挿通され各ナット99によって締結され、回転可能に軸支されている。尚、各スペーサの外径は、各ベアリングの内輪の外径にほぼ等しくなるように形成されている。
従って、駆動モータ82の回転駆動によって第2ウォームギヤ72を介して第2回転軸67が1回転した場合には、各フランジ部69A及び各上下リンクバー71を介して、座部取付部材53は各ベアリング62の回転軸線65の回りに後端縁部が水平状態から上方へ1回上昇後、再度水平状態に戻る。
また、上側の支持フレーム79の後端角部には、プッシュスイッチ等で構成された座部検出スイッチ100が配置され、水平状態、つまり、基本位置の座部取付部材53の下面に押下された際にOFF信号を出力し、座部取付部材53が上昇するとON信号を出力するように構成されている。尚、座部検出スイッチ100を溝形フォトマイクロセンサ等で構成し、座部取付部材53の下面に突出させたリブが溝形フォトマイクロセンサの溝内に入った場合にOFF信号を出力し、座部取付部材53が上昇するとON信号を出力するように構成してもよい。
また、第1回転軸87の前側端縁部に固定された揺動バー固定部材91の前端面と、固定フレーム部材51の前側支持壁部51Dの左右方向外側の端縁部(図14中、左側端縁部)とは、略細長板状の揺動リンクバー(揺動リンク部材)101によって連結されている。この揺動リンクバー101の両端部には各貫通穴が形成され、板厚とほぼ同じ厚さの各ベアリングの外輪が圧入されている。
そして、揺動リンクバー101の揺動バー固定部材91側の端部は、ベアリングに挿通されたボルト103によって、該揺動バー固定部材91の前端面に、中心位置から半径方向外側へ偏心するようにスペーサを挟んでネジ止めされ、回転可能に軸支されている。また、揺動リンクバー101の前側支持壁部51D側の端部は、ベアリングに挿通されたボルト104によって、該前側支持壁部51Dの前側面にスペーサを挟んでネジ止めされ、回転可能に軸支されている。尚、各スペーサの外径は、各ベアリングの内輪の外径にほぼ等しくなるように形成されている。
従って、駆動モータ82の回転駆動によって第1ウォームギヤ75を介して第1回転軸87を1回転させた場合には、該第1回転軸87の前端縁部に固定された揺動バー固定部材91も1回転する。また、固定フレーム部材51は取付本体21の上面部にネジ止めによって固定されている。
このため、揺動バー固定部材91が1回転した場合には、揺動リンクバー101を介して、揺動フレーム部材57は、固定フレーム部材51の前側支持壁部51Dと後側支持壁部51Eに設けられた各ベアリング55の回転軸線59の回りに、水平状態(基本位置)から上下方向のうちの一方へ所定角度傾斜した後(第2方向の第1端縁部側へ下がるように傾斜した後)、水平状態に戻って該上下方向のうちの他方へ所定角度傾斜した後(第2方向の第2端縁部側へ下がるように傾斜した後)、再度水平状態に戻る。
[回路構成]
次に、座面傾動椅子1の回路構成について図16に基づいて説明する。
図16に示すように、座面傾動椅子1は、座面傾動椅子1の全体の制御を行う制御回路部111と、制御回路部111に接続される入出力インターフェース112と、入出力インターフェース112に接続されるモータ駆動回路113等とから構成されている。
また、入出力インターフェース112には、ロックレバー42が上方向へ回動されて停止したことを検出するロックレバー検出スイッチ43、ロックピン39に押下された際に検出信号を出力する5個の各ロックピン検出スイッチ45、座部取付部材53に押下された場合にOFF信号を出力する座部検出スイッチ100、座部8の揺動開始を指示する揺動スイッチ7等が接続されている。
また、制御回路部111は、座面傾動椅子1の全体の制御を行う演算装置及び制御装置としてのCPU115や、ROM116、RAM117等を備えている。また、CPU115、ROM116、RAM117は、バス線118により相互に接続されて、相互にデータのやり取りが行われる。
また、ROM116は、各種パラメータや各種のプログラムを記憶させておくものであり、後述の座部8を揺動させる揺動制御処理(図17参照)等の各種プログラムが、ROM116に記憶されている。そして、CPU115は、かかるROM116に記憶されている各種パラメータや各種のプログラムに基づいて各種の演算及び制御を行なうものである。また、RAM117は、CPU115により演算された各種の演算結果等を、一時的に記憶させておくためのものである。
また、モータ駆動回路113には、駆動モータ82が接続されている。そして、モータ駆動回路113は、制御回路部111のCPU115からの指示に従って、駆動モータ82を駆動制御する。また、制御回路部111のCPU115は、ロックレバー検出スイッチ43、5個の各ロックピン検出スイッチ45、座部検出スイッチ100からの検出信号に基づいて、モータ駆動回路113を介して駆動モータ82の駆動制御を行う。
[揺動制御処理]
次に、このように構成された座面傾動椅子1による座部8を揺動制御する「揺動制御処理」について図17乃至図23に基づいて説明する。尚、図17にフローチャートで示されるプログラムは、ROM116に記憶されており、CPU115によって実行される。
図17に示すように、先ず、ステップ(以下、Sと略記する)11において、CPU115は、作業者3によって揺動スイッチ7がONにされるのを待つ、つまり、揺動スイッチ7からON信号が入力されるのを待つ(S11:NO)。そして、揺動スイッチ7がONにされた場合には(S11:YES)、CPU115は、S12に移行する。
S12において、CPU115は、座部8の回転が規制されているか否か、つまり、傾動ユニット11の脚支柱部材13の軸回りの回転が規制されているか否かを判定する判定処理を実行する。具体的には、CPU115は、ロックレバー検出スイッチ43からロックレバー42が上方向に回動されて停止した検出信号が入力され、且つ、5個のロックピン検出スイッチ45のうち、2個のロックピン検出スイッチ45から、一対のロックピン39によって押下された検出信号が入力されているか否かを判定する。
そして、座部8の回転が規制されていないと判定した場合には(S12:NO)、CPU115は、後述のS15の処理に移行する。つまり、ロックレバー検出スイッチ43からロックレバー42が上方向に回動されて停止した検出信号が入力されていない場合、又は、2個のロックピン検出スイッチ45から、一対のロックピン39によって押下された検出信号が入力されていない場合には、CPU115は、座部8の回転が規制されていないと判定し、後述のS15の処理に移行する。
一方、座部8の回転が規制されていると判定した場合には(S12:YES)、CPU115は、S13の処理に移行する。つまり、ロックレバー検出スイッチ43からロックレバー42が上方向に回動されて停止した検出信号が入力されており、且つ、2個のロックピン検出スイッチ45から、一対のロックピン39によって押下された検出信号が入力されている場合には、CPU115は、S13の処理に移行する。
尚、ロックレバー検出スイッチ43からロックレバー42が上方向に回動されて停止した検出信号が入力されており、且つ、2個のロックピン検出スイッチ45から、一対のロックピン39によって押下された検出信号が入力されている場合には、図12に示すように、座部8の前側端縁部の略中央部が、脚羽根12の幅方向中央位置に対向した状態で、当該座部8の脚支柱部材13の軸回りの回転が停止状態でロックされている。
そして、S13において、CPU115は、モータ駆動回路113へ駆動モータ82の回転駆動指示信号を出力する、つまり、駆動モータ82の回転駆動を開始し、軸継手81を介してウォーム軸77を所定回転速度で回転駆動して、座部8を左右前側方向へ交互に傾斜させる。尚、駆動モータ82の回転速度は、座部8が水平状態から左斜め前方向と右斜め前方向へ交互に所定傾斜角度だけ傾斜して水平状態に戻る一定周期が、作業者3の歩行に合わせるように、例えば、2歩進む周期になるように駆動制御される。
ここで、座面傾動椅子1の駆動モータ82を作動させた場合の一例について図18乃至図23に基づいて説明する。
上記の通り、作業者3がロックレバー42を上方向に回動して停止させ、円板32を所定高さ下方へ移動させ、着座したまま座部8を回転させることによって、一対のロックピン39が円板32の位置決め孔37に嵌入される。これにより、図18に示すように、傾動ユニット11の座部取付部材53の前側端縁部の略中央部が、前側の案内ガイドピン26に対向する脚羽根12の幅方向中央位置に対向した状態で、当該傾動ユニット11の脚支柱部材13の軸回りの回転が停止状態でロックされる。
従って、図21に示すように、座部8の前側端縁部の略中央部が脚羽根12の幅方向中央位置に対向するため、作業者3の両足3A、3Bの略中央部に脚羽根12が位置している。また、机4上において事務作業をしている作業者3の左足3Aと右足3Bの両大腿部は、水平な座部8上にある。このため、作業者3の両足3A、3Bの大腿四頭筋等の下肢筋肉へは、体重による小さな負荷がそれぞれかかっている。また、作業者3の上半身は、腰を回すことなく正面の机4に向いている。
そして、図19に示すように、作業者3が揺動スイッチ7をONにすることによって、駆動モータ82の回転駆動が開始され、第2ウォームギヤ72を介して第2回転軸67が手前から奥側方向へ180度回転した場合には、各フランジ部69A及び各上下リンクバー71を介して、座部取付部材53は各ベアリング62の回転軸線65の回りに、後端縁部が水平状態から最も上側へ回動される。例えば、座部取付部材53は、水平状態から上方へ約20度回動されて、前側方向へ傾斜される。
また同時に、第1ウォームギヤ75を介して第1回転軸87は、正面視反時計方向へ90度回転するため、揺動リンクバー101は上向きに回動され、揺動フレーム部材57は、固定フレーム部材51の各支持壁部51D、51Eに設けられた各ベアリング55の回転軸線59の回りに、水平状態から最も正面視反時計方向へ所定角度(例えば、約7度である。)回動される。従って、傾動ユニット11の座部取付部材53に取り付けられた座部8は、右斜め前方向へ最も傾斜する。
これにより、図22に示すように、座部8が、右斜め前方向へ傾斜した場合には、座部8の左奥側が持ち上がるため、作業者3の臀部の左側や左足3Aの大腿部は上方に持ち上げられて、この左足3Aの大腿四頭筋等への体重による負荷はほぼ無くなる。一方、座部8が右斜め前方向へ傾斜するため、この傾斜角度に応じた体重による負荷の分力が、作業者3の臀部の右側や右足3Bへかかり、作業者3は、右足3Bを少し曲げた状態で踏ん張って負荷を支える。このため、右足3Bの大腿四頭筋等へ傾斜角度に応じた体重による負荷の分力、つまり、体重より少ない荷重の負荷がかかる。
続いて、駆動モータ82の回転駆動を継続して、第2ウォームギヤ72を介して第2回転軸67が手前から奥側方向へ更に180度回転した場合、つまり、1回転した場合には、各フランジ部69A及び各上下リンクバー71を介して、座部取付部材53は各ベアリング62の回転軸線65の回りに下方へ回動して水平状態に戻る(図18参照)。
また同時に、第1ウォームギヤ75を介して第1回転軸87は、正面視反時計方向へ180度回転するため、揺動リンクバー101は正面視左外側方向へ回動される。このため、揺動フレーム部材57は、揺動リンクバー101を介して、固定フレーム部材51の各支持壁部51D、51Eに設けられた各ベアリング55の回転軸線59の回りに回動して水平状態に戻る。従って、傾動ユニット11の座部取付部材53に取り付けられた座部8は、水平状態に戻る。
これにより、座部8が水平状態に戻った場合には、作業者3の両足3A、3Bの大腿四頭筋等の下肢筋肉への体重による負荷は小さくなる。また、作業者3は、上半身を正面の机4に向けるため、腰を正面方向へ回す(図21参照)。
そして、図20に示すように、駆動モータ82の回転駆動を継続して、第2ウォームギヤ72を介して第2回転軸67が手前から奥側方向へ更に180度回転した場合、つまり、1回転半した場合には、各フランジ部69A及び各上下リンクバー71を介して、座部取付部材53は各ベアリング62の回転軸線65の回りに、後端縁部が、再度、水平状態から最も上側へ回動される。
また同時に、第1ウォームギヤ75を介して第1回転軸87は、正面視反時計方向へ270度回転するため、揺動リンクバー101は正面視下側方向へ回動され、揺動フレーム部材57は、固定フレーム部材51の各支持壁部51D、51Eに設けられた各ベアリング55の回転軸線59の回りに、水平状態から最も正面視時計方向へ所定角度(例えば、約7度である。)回動される。従って、傾動ユニット11の座部取付部材53に取り付けられた座部8は、左斜め前方向へ最も傾斜する。
これにより、図23に示すように、座部8が、左斜め前方向へ傾斜した場合には、座部8の右奥側が持ち上がるため、作業者3の臀部の右側や右足3Bの大腿部は上方に持ち上げられて、この右足3Bの大腿四頭筋等への体重による負荷はほぼ無くなる。一方、座部8が左斜め前方向へ傾斜するため、この傾斜角度に応じた体重による負荷の分力が、作業者3の臀部の左側や左足3Aへかかり、作業者3は、左足3Aを少し曲げた状態で踏ん張って負荷を支える。このため、左足3Aの大腿四頭筋等へ傾斜角度に応じた体重による負荷の分力、つまり、体重より少ない荷重の負荷がかかる。
その後、駆動モータ82の回転駆動を継続して、第2ウォームギヤ72を介して第2回転軸67が手前から奥側方向へ更に180度回転した場合、つまり、2回転した場合には、各フランジ部69A及び各上下リンクバー71を介して、座部取付部材53は各ベアリング62の回転軸線65の回りに下方へ回動して水平状態に戻る(図18参照)。
また同時に、第1ウォームギヤ75を介して第1回転軸87は、正面視反時計方向へ360度回転するため、揺動リンクバー101は初期位置へ回動される。このため、揺動フレーム部材57は、揺動リンクバー101を介して、固定フレーム部材51の各支持壁部51D、51Eに設けられた各ベアリング55の回転軸線59の回りに回動して水平状態に戻る(図18参照)。従って、傾動ユニット11の座部取付部材53に取り付けられた座部8は、再度、水平状態に戻る。
これにより、座部8が水平状態に戻った場合には、作業者3の両足3A、3Bの大腿四頭筋等の下肢筋肉への体重による負荷は小さくなる。また、作業者3は、上半身を正面の机4に向けるため、腰を正面方向へ回す(図21参照)。
従って、駆動モータ82の駆動が継続されている場合には、座面傾動椅子1の座部8は、傾斜動作を繰り返すため、作業者3は、正面の机4に向かって事務作業を継続しつつ、腰を少し左側方向へ回して右足3Bで体重より少ない荷重の負荷を支える動作と、腰を少し右側方向へ回して左足3Aで体重より少ない荷重の負荷を支える動作とを交互に行うことができる。
続いて、図17に示すように、S14において、CPU115は、作業者3によって揺動スイッチ7がOFFにされたか否かを判定する判定処理を実行する。そして、揺動スイッチ7がOFFにされていないと判定した場合、つまり、揺動スイッチ7からON信号が入力されている場合には(S14:NO)、CPU115は、再度、S12以降の処理を実行する。
これにより、揺動スイッチ7がOFFにされない場合には(S14:NO)、駆動モータ82の駆動が継続される(S12:YES〜S13)。また、駆動モータ82の駆動中に、作業者3が誤って、ロックレバー42を下方向に回動して、各ロックピン39が円板32の位置決め孔37から抜けて、各ロックピン検出スイッチ45からOFF信号が入力された場合、即ち、座部8の回転規制が解除された場合には(S12:NO)、CPU115は、S15の処理に移行する。
一方、作業者3によって揺動スイッチ7がOFFにされたと判定した場合、つまり、揺動スイッチ7からOFF信号が入力された場合には(S14:YES)、CPU115は、S15の処理に移行する。S15において、CPU41は、座部8が水平状態、つまり、基本位置に戻るのを待つ(S15:NO)。具体的には、CPU115は、座部検出スイッチ100からOFF信号が入力されるのを待つ。
そして、座部8が水平状態である基本位置に戻った場合、つまり、座部検出スイッチ100からOFF信号が入力された場合には(S15:YES)、CPU115は、S16の処理に移行する。S16において、CPU115は、モータ駆動回路113へ駆動停止指示信号を出力する、つまり、駆動モータ82の回転駆動を停止した後、当該処理を終了する。
従って、作業者3は、揺動スイッチ7をOFFにして、座部8が水平状態で停止した後、ロックレバー42を下方向へ回動して、各ロックピン39を円板32の位置決め孔37から抜くことによって、座部8の回転規制を解除して、事務作業をスムーズに継続することができる。
以上詳細に説明した通り、本実施形態に座面傾動椅子1では、着座した作業者3は、ロックレバー42を上方向に回動して停止させ、着座したまま座部8を回転させることによって、各ロックピン39をフランジ部17Aの各位置決め孔37のうち、回転方向に最も近い位置決め孔37に係合させて、傾動ユニット11及び座部8の脚注支持部材13の軸心回りの回転を容易に規制することができる。また、各ロックピン39を円板32に配置し、各位置決め孔37をスプラインホルダ17のフランジ部17Aに形成することによって、座部8の回転を規制する構成を傾動ユニット11と脚部9との間に容易に配置することができる。
また、作業者3は座部8の回転を規制すると共に、揺動スイッチ7をONにして、傾動ユニット11の駆動モータ82を回転駆動することによって、座部8が周期的に水平状態から左斜め前方向と右斜め前方向へ交互に所定傾斜角度だけ傾斜する。このため、着座した作業者3は、体重よりも少ない所定負荷が周期的に左足3Aと右足3Bに交互にかかると同時に、腰を歩くように回すため、着座状態での事務作業を実行しつつ、ウォーキングに準じた下肢筋力の適度なトレーニングを行うことが可能となる。
また、座部8の回転が規制された場合には、座部8の前側端縁部の略中央部が脚羽根12の幅方向中央位置に対向するため、着座している作業者3の両足3A、3Bの略中央部に脚羽根12を位置させることができる。これにより、作業者3は揺動スイッチ7をONにする場合に、座部8の回転が規制されると共に、左右の足3A、3Bを脚羽根12の間に置くことができ、確実に安定した姿勢で下肢筋力のトレーニングを行うことができる。
また、CPU115は、各ロックピン39が位置決め孔37に嵌入されたことを各位置決め孔37に取り付けられたロックピン検出スイッチ45によって検出した場合に限り、駆動モータ82を回転駆動させる。これにより、作業者3は、座部8の回転を規制して、確実に安定した姿勢で下肢筋力の適度なトレーニングを行うことが可能となる。
更に、作業者3が誤って、駆動モータ82の駆動中にロックレバー42を下方向へ回動して座部8の回転規制を解除した場合には、CPU115は、座部8が水平状態、つまり、基本位置に位置した時に駆動モータ82を停止させる。また、作業者3が揺動スイッチ7をOFFにした場合には、CPU115は、座部8が水平状態に位置した時に駆動モータ82を停止させる。その後、作業者3は、ロックレバー42を下方向へ回動して座部8の回転規制を解除することができる。
これにより、作業者3は下肢筋力のトレーニングを行った後、ロックレバー42を下方向へ回動して座部8の回転規制を解除することによって、座部8の向きを自由に変えることができ、事務作業をスムーズに継続して行うことができる。
尚、本発明は前記実施形態に限定されることはなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることは勿論である。例えば、以下のようにしてもよい。
(A)例えば、上記S12において、CPU115は、5個のロックピン検出スイッチ45のうち、2個のロックピン検出スイッチ45から、一対のロックピン39によって押下された検出信号が入力されているか否かだけを判定する判定処理を実行するようにしてもよい。これにより、ロックレバー検出スイッチ43を設けなくてもよく、部品点数の削減化を図ることができる。
(B)また、例えば、5個の位置決め孔37のうち、隣り合う3個の位置決め孔37にロックピン検出スイッチ45を設けるようにしてもよい。これにより、ロックピン検出スイッチ45を3個にすることができ、部品点数の更なる削減化を図ることができる。
尚、この場合には、上記S12において、CPU115は、3個のロックピン検出スイッチ45のうち、少なくとも1個のロックピン検出スイッチ45からロックピン39によって押下された検出信号が入力されているか否かを判定する判定処理を実行するようにしてもよい。そして、少なくとも1個のロックピン検出スイッチ45からロックピン39によって押下された検出信号が入力された場合には、S13の処理に移行するようにしてもよい。
(C)また例えば、制御ボックス6や傾動ユニット11の側面部等に駆動モータ82の回転速度を変更設定する速度設定ボタンを設け、作業者3は、この速度設定ボタンを操作して駆動モータ82の回転速度を変更し、座部8の傾斜動作の周期を変更できるように構成してもよい。
(D)また例えば、制御ボックス6を座部8の下面部、傾動ユニット11の上面部、側面部や下面部等に配置し、又は、傾動ユニット11の揺動フレーム部材57の内部に収納するようにしてもよい。また、揺動スイッチ7を傾動ユニット11の側面部や下面部等に配置するようにしてもよい。
1 座面傾動椅子
7 揺動スイッチ
8 座部
9 脚部
11 傾動ユニット
12 脚羽根
13 脚支柱部材
17 スプラインホルダ
17A フランジ部
37 位置決め孔
39 ロックピン
42 ロックレバー
43 ロックレバー検出スイッチ
45 ロックピン検出スイッチ
53 座部取付部材
82 駆動モータ
100 座部検出スイッチ
115 CPU
116 ROM
117 RAM

Claims (4)

  1. 鉛直方向に立設された脚支柱部材を有する脚部と、
    ユーザが着座する座部と、
    前記脚支柱部材の上端部に該脚支柱部材の軸回りに回転可能に設けられると共に、鉛直方向上側に前記座部が取り付けられて、該座部を基本位置から鉛直方向に対して垂直な第1方向の一方の端縁部側へ下がるように傾斜させると同時に該鉛直方向に対して垂直且つ前記第1方向に対して直交する第2方向の第1端縁部側へ下がるように傾斜させた後、基本位置に戻して、再び前記第1方向の一方の端縁部側へ下がるように傾斜させると同時に前記第2方向の第1端縁部側に対して相対向する該第2方向の第2端縁部側へ下がるように傾斜させた後、再度基本位置に戻すように周期的に傾動させる傾動ユニットと、
    前記傾動ユニットの前記脚支柱部材の軸回りの回転を規制する規制手段と、
    前記規制手段によって前記傾動ユニットの前記脚支柱部材の軸回りの回転が規制されていることを検出する回転規制検出手段と、
    前記傾動ユニットの駆動指示を入力する入力手段と、
    前記入力手段を介して前記傾動ユニットの駆動開始の駆動指示が入力された場合には、前記回転規制検出手段によって前記傾動ユニットの前記脚支柱部材の軸回りの回転が規制されていることが検出されたときに限り、該傾動ユニットを駆動させるように制御する駆動制御手段と、
    を備えたことを特徴とする座面傾動椅子。
  2. 前記脚部は、鉛直方向下端部に前記脚支柱部材の軸回りに所定中心角度毎に設けられた複数の脚羽根を有し、
    前記規制手段は、前記傾動ユニットの前記脚支柱部材の軸回りの回転を、前記座部の前記第1方向の一方の端縁部側の前記第2方向の中央部が、前記複数の脚羽根のいずれかに対向する回転位置で停止させるように規制することを特徴とする請求項1に記載の座面傾動椅子。
  3. 前記規制手段は、
    前記脚支持部材の外周部から半径方向外側に延出されたフランジ部と、
    前記フランジ部の同一円周上に所定中心角度毎に設けられた複数の貫通孔と、
    前記傾動ユニットの前記脚支柱部材への取付部に設けられる共に、該傾動ユニットの前記脚支柱部材の軸回りの回転に伴って前記複数の貫通孔のうちのいずれかに係合可能となる係合部材と、
    を有し、
    前記回転規制検出手段は、前記係合部材が前記貫通孔に係合していること検出することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の座面傾動椅子。
  4. 前記座部が前記基本位置に位置していることを検出する基本位置検出手段を備え、
    前記駆動制御手段は、前記入力手段を介して前記傾動ユニットの駆動停止の駆動指示が入力された場合、又は、前記傾動ユニットの駆動中に前記回転規制検出手段を介して該傾動ユニットの前記脚支柱部材の軸回りの回転が規制されていないことが検出された場合には、前記基本位置検出手段を介して前記座部が基本位置に位置していることが検出された状態で該傾動ユニットを停止させるように制御すること特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の座面傾動椅子。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016215821A (ja) * 2015-05-20 2016-12-22 タカラベルモント株式会社 キャスター構造および耳鼻科用診療椅子
WO2021180764A1 (en) * 2020-03-12 2021-09-16 Medirent Ringgenberg Chair

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