JP2012065743A - 歩行走行運動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】偏平状態に折畳んだ状態において起立姿勢として床上で移動可能とした歩行走行運動装置を提供する。
【解決手段】走行装置(2)と支柱装置(3)を重なり合うように折畳んだ折畳み構造体(1R)を床面(G)に起立させた状態で、接地可能な第1車輪(20)と第2車輪(21)が設けられている。第1車輪(20)は、Y方向の車軸(22)に軸支され、第2車輪(21)は、Y方向に直交する車軸(23)に軸支されている。折畳み構造体(1R)は、所定起立姿勢P1の状態で、第1車輪(20)と第2車輪(21)の両方が床面(G)に接地することにより、X方向及びY方向に移動不能に支持されるが、X方向の一方に傾動させて第1移動姿勢P2としたとき、前記第2車輪(21)が床面から浮き上がり、第1車輪(20)によりX方向に移動可能とされ、反対に、X方向の他方に傾動させて第2移動姿勢P3としたとき、前記第1車輪(20)が床面から浮き上がり、第2車輪(21)によりY方向に移動可能とされる。
【選択図】図3

Description

本発明は、走行駆動される無端ベルトの上で運動者が歩行運動又は走行運動を行うようにした歩行走行運動装置に関し、特に、偏平状態に折畳まれた折畳み構造体を起立姿勢として家具の隙間等に収納できるように床上で移動可能としたものに関する。
従来、走行駆動される無端ベルトの上で運動者が歩行運動又は走行運動(以下、「歩行走行運動」と総称するが、歩行運動と走行運動の何れか一方又は双方を含む意味であることを諒解されたい。)を行うようにした所謂トレッドミルと呼ばれる運動装置が公知である(特許文献1)。このような歩行走行運動装置は、運動中に運動者の転倒等を防止し、安全を期するため、所定高さに配置された支柱装置を設け、該支柱装置に手摺アームやグリップ等を設けている。尚、支柱装置には操作パネルが搭載される。
ところで、このような歩行走行運動装置は、構造上、設置状態で比較的広い面積を必要とするが、出荷時の梱包又は不使用時の保管の便宜のため、コンパクトに折畳み可能となるように構成することが必要である。
特開2007−159879号公報
本発明は、歩行走行運動装置を折畳んだとき、偏平状態に折畳まれた折畳み構造体が提供されるように構成することを第一の課題とする。
ところで、折畳んだとき偏平状態の折畳み構造体が提供されるように構成すれば、起立姿勢とした状態で、室内における家具間の隙間や、狭小な収納スペース等に好適に収納することが可能となり、保管に便利となる。しかしながら、一般的に歩行走行運動装置は、相当の重量物であるため、ユーザが折畳み構造体を起立姿勢として持ち上げ移動することは困難である。
そこで、起立姿勢とした折畳み構造体を床上で移動可能とする車輪を設けることが好ましい。しかしながら、ユーザの意図に反して折畳み構造体が勝手に床上で自走することは危険であり好ましくない。また、ユーザが折畳み構造体を床上で移動する際には、前後方向のX方向と幅方向のY方向の何れにも自由に移動可能とする必要があるが、狭小なスペースに起立姿勢で好適に収納可能とするためには、蛇行しない直線的移動を可能にすることが好ましい。
このため、本発明は、折畳み構造体を所定起立姿勢P1とした状態で放置したときは、床上に移動不能に保持されるが、ユーザが所定起立姿勢P1からX方向の一方に傾動させることにより第1移動姿勢P2とした状態では、X方向に向けて旋回可能に移動させることができ、その反面、ユーザが所定起立姿勢P1からX方向の他方に傾動させることにより第2移動姿勢P3とした状態では、Y方向に向けて蛇行しない直線方向に移動させることができる車輪機構を提供することを第二の課題とする。
そこで、本発明が前記第一及び第二の課題を解決するために手段として構成するところは、前後方向のX方向、幅方向のY方向、起立方向のZ方向に関して、床面に設置されると共に駆動機構を備えた基台からX方向の後方に無端状のベルトを備えたベルト装置を延長し、前記ベルトを前記駆動機構によりX方向に周回移動させることにより、該ベルト上で運動者が歩行又は走行運動を行うように構成した走行装置と、前記走行装置の前部から起立する支柱を備えた支柱装置とから成り、前記走行装置と支柱装置は、基台の左右両側に位置して軸線をY方向とした枢軸により枢結され、該枢軸を介して相互に重なり合うように折畳み自在に構成され、折畳まれた走行装置と支柱装置の折畳み構造体をZ方向に起立させ、基台を下向きとした状態で、それぞれ床面に接地可能な第1車輪と第2車輪が基台に設けられており、前記第1車輪は、Y方向の軸線A1を有する車軸に回転自在に軸支され、前記第2車輪は、前記Y方向に直交する軸線A2を有する車軸に回転自在に軸支され、前記折畳み構造体を所定起立姿勢P1としたとき、前記第1車輪と第2車輪の両方が床面に接地することにより、基台をX方向及びY方向に移動不能に支持し、床面に接地した第1車輪を支点として前記折畳み構造体を前記所定起立姿勢P1からX方向の一方に傾動させることにより第1移動姿勢P2としたとき、前記第2車輪が床面から浮き上がることにより、第1車輪の転動を介して折畳み構造体をX方向に移動可能とし、床面に接地した第2車輪を支点として前記折畳み構造体を前記所定起立姿勢P1からX方向の他方に傾動させることにより第2移動姿勢P3としたとき、前記第1車輪が床面から浮き上がることにより、第2車輪の転動を介して折畳み構造体をY方向に移動可能とするように構成して成る点にある。
この際、Y方向に延びる軸線A1を有する車軸の両端に一対の第1車輪を軸支し、Y方向に離間して平行に配置された軸線A2を有する車軸のそれぞれに一対の第2車輪を軸支した構成とすることが好ましい。
本発明の好ましい実施形態は、走行装置を床面に設置した使用状態において、該走行装置を前上がり傾斜姿勢として床面に接地する前部接地座と後部接地座が設けられ、前記第1車輪は、基台に設けたY方向の軸線を有する揺動軸から前方に下向き姿勢で延びる揺動アームの先端に軸支され、該揺動アームを下向き回動方向に弾発付勢するスプリングを設けると共に、該揺動アームを所定位置Sで下向き回動不能に固定する支持手段を設けており、前部接地座を床面に接地したとき、前記揺動アームをスプリングに抗して上向き回動させた状態で、第1車輪を床面に接地するように構成されている。
更に、本発明の好ましい実施形態は、基台の外装材を構成するカバー部材の前面に開設された開口部と、該開口部を被って前方に突隆するキャップ部材を備えており、前記キャップ部材は、第2車輪を軸支する軸受部材を内装し固着すると共に、該キャップ部材の前面に開設した窓孔から前記第2車輪の周面を突出させることによりユニットを構成し、前記ユニットにより前記カバー部材の開口部を被うと共に、前記カバー部材を貫通する固着手段により該ユニットを基台に固着している。
請求項1に記載の本発明によれば、歩行走行運動装置1は、走行装置2と支柱装置3を相互に重なり合うように折畳むことにより、偏平な折畳み構造体1Rを構成するので、狭い隙間等に好適に収納し保管することができる。この際、折畳み構造体1Rは、所定起立姿勢P1とした状態で、X方向とY方向の何れの方向にも移動不能に制止され、床面Gに自己保持される。そして、一方に傾動させ第1移動姿勢P2とすれば、第1車輪20によりX方向に移動可能であるから、隙間の前方まで容易に移動させることができ、その後、他方に傾動させ第2移動姿勢P3とすれば、第2車輪21によりY方向に移動可能として、隙間の内部に向けて容易に移動させることができるという効果がある。
この際、請求項2に記載の本発明によれば、一対の第1車輪20、20は、Y方向の軸線A1を有する車軸22の両端に回転自由に軸支されているので、折畳み構造体1Rは、X方向の移動のみならず旋回移動が可能となる。その反面、第2車輪21、21は、Y方向に離間して平行に配置された軸線A2を有する車軸23、23のそれぞれに軸支されているので、折畳み構造体1Rは、Y方向に向けて直線的に移動し、蛇行することがない。このため、家具と家具の間の狭い隙間に向けて折畳み構造体1RをY方向に移動する際、蛇行して衝突することにより家具を損傷するようなおそれはない。
そして、請求項3に記載の本発明によれば、第1車輪20、20を揺動アーム24の先端に軸支し、該揺動アーム24をスプリング25により下向き回動方向に弾発付勢すると共に、支持手段により所定位置Sで下向き回動不能に固定しているので、折畳み構造体1Rを床面Gに起立させた状態においては、揺動アーム24がスプリング25により前記所定位置Sに固定され、第1車輪20と第2車輪21の間に十分な間隔Lを確保することにより、起立姿勢を安定した状態で保持する。その反面、歩行走行運動装置1を使用するため床面Gに設置した状態においては、床面Gに接する第1車輪20と共に揺動アーム24がスプリングに抗して上向き回動するので、前部接地座11と後部接地座12を床面Gに確実に接地させ、走行装置2を前上がり傾斜姿勢で安定的に設置することができる。
更に、請求項4に記載の本発明によれば、第2車輪21を軸支する軸受部材29と、該軸受部材29を内装固着すると共に第2車輪21の周面を突出させるキャップ部材28によるユニット26を構成し、該ユニット26により基台4のカバー部材13の開口部27を被うと共に、前記カバー部材13を貫通する固着手段35により、ユニット26を基台4に固着するものであるから、外部から視認したとき、第2車輪21が目立つことはなく、カバー部材13の外観を美麗に構成することができ、しかも、ユニットによりアセンブリが容易となる。
本発明に係る歩行走行運動装置の1実施形態を示す斜視図である。 第1車輪と第2車輪の好ましい実施形態を示す斜視図である。 歩行走行運動装置を床上に設置した使用状態を示し、(A)は折畳み動作を説明する側面図、(B)は第1車輪の動作を示す側面図である。 走行装置の基台に関して、(A)は側端部を拡大して示す斜視図、(B)は第2車輪のためのユニットを構成するキャップ部材を示す斜視図、(C)はユニットの分解状態を示す斜視図である。 所定起立姿勢P1とした折畳み構造体を示し、(A)は全体の側面図、(B)は接地部分の拡大側面図である。 第1移動可能姿勢P2とした折畳み構造体を示し、(A)は全体の側面図、(B)は接地部分の拡大側面図である。 第2移動可能姿勢P3とした折畳み構造体を示し、(A)は全体の側面図、(B)は接地部分の拡大側面図である。
以下図面に基づいて本発明の好ましい実施形態を詳述する。
図1に示すように、歩行走行運動装置1は、走行装置2と支柱装置3とから構成されている。前後方向をX方向、幅方向をY方向、起立方向をZ方向として、以下、詳細を説明する。
走行装置2は、駆動機構を備えた基台4からX方向の後方に延びるサイドフレーム5、5の間に無端状のベルト6を設けることによりベルト装置7を構成し、該ベルト装置7を基台4から後方に延設している。図例の場合、駆動機構は、基台4に内装された電動モータ等の駆動源8と、該駆動源8により駆動される駆動ローラ9と、ベルト装置7の尾端近傍に設けられた従動ローラ10を構成しており、電源スイッチ(図示省略)により駆動源8を駆動して、ベルト6を図示矢印Fで示すようにX方向に周回移動させることにより、ベルト上で運動者が歩行走行運動を行うように構成している。
図1及び図3(A)に示すように、走行装置2を床面Gに設置した使用状態において、該走行装置2を前上がり傾斜姿勢として床面Gに接地する前部接地座11と後部接地座12が設けられている。図例の場合、前部接地座11は、基台4の両側近傍部に固定され垂設された脚柱により構成され、後部接地座12は、サイドフレーム5、5の尾端近傍部の両側に固定されたブロック体により構成されている。尚、基台4は、外装材を構成するカバー部材13により被われている。
支柱装置3は、前記走行装置2の前部に配置された基台4の両側から起立する支柱14、14を備え、該支柱14、14の下端部を基台4の両側に位置して軸線をY方向とした枢軸15により枢結されている。従って、支柱装置3と走行装置2は、前記枢軸15を介して図示矢印Rで示すように相互に回動自在であり、相互に重なり合うように折畳み自在に構成されている。
図示実施形態の場合、前記支柱14の下端部は側部カバー16により被われており、該側部カバー16の内部に前記枢軸15が設けられている。図1及び図3(A)に示すように、支柱14、14の上端にはグリップ部材17、17が固着されており、該グリップ部材17は、支柱14の上端部を挿入固着する基部17aと、該基部17aから後傾姿勢で上方に延びると共に前方に屈曲されたフック形状のグリップ部17bを備えている。支柱14、14に固着された一対のグリップ部材17、17は、基部17a、17aの前側に架設された門形のロッド18により連結され、グリップ部17b、17bの前端に架設された操作パネル19により連結されている。尚、操作パネル19は、駆動機構によるベルト6の駆動又は停止や、ベルト6の周回移動速度等を制御する制御機構を操作するための操作手段等を有すると共に、歩行走行運動の運動時間や、走行距離又は消費カロリーその他の情報を表示する表示手段を設けている。
前記操作パネル19は、グリップ部17b、17bの前端部に枢結され、図3(A)に示すように、使用状態とされる伏臥姿勢H1と、格納状態とされる起立姿勢H2の間で回動自在とされている。
走行装置2を床面Gに設置した使用状態において、支柱装置3はやや後傾した姿勢で固定される。このため、図示省略しているが、支柱装置3と走行装置2の相互間には、ユーザが操作可能なロック手段が設けられている。ロック手段は、前記使用状態における支柱装置3と走行装置2を相互に回動不能とするように自動的にロックするが、ユーザがロック手段を解除したとき、走行装置2と支柱装置3を回動自在とし、走行装置2と支柱装置3を相互に重なり合うように折畳んだとき再び回動不能とするように自動的にロックする。
歩行走行運動装置1は、支柱装置3と走行装置2を重なり合うように折畳んだとき、図5に示すような折畳み構造体1Rを構成し、基台4を下向きとするようにZ軸方向に起立させた状態で、それぞれ床面Gに接地可能な第1車輪20、20と第2車輪21、21を設けている。
図2に示すように、第1車輪20、20は、Y方向の軸線A1を有する車軸22の両端部に軸支され、これに対して、第2車輪21、21は、Y方向に直交する軸線A2を有する車軸23(図4(C)参照)により軸支されている。
第1車輪20は、図3(B)に示すように、走行装置2を床面Gに設置した状態で、基台4に設けたY方向の軸線を有する揺動軸から前方に下向き姿勢で延びる一対の揺動アーム24、24の先端に前記車軸22を介して軸支されている。揺動アーム24は、スプリング25により下向き回動方向に弾発付勢されているが、下向き回動された所定位置Sからそれ以上回動しないようにストッパー等の支持手段により固定される。
これにより、図5(B)に示すように、折畳み構造体1Rを床面Gに起立させたとき、揺動アーム24がスプリング25に弾発された状態で前記所定位置Sに固定され、この状態で、第1車輪20と第2車輪21の間に十分な間隔Lを確保する。これに対して、図3(B)に示すように、走行装置2を床面Gに設置し、前部接地座11を床面Gに接地したときは、揺動アーム24を前記所定位置Sからスプリング25に抗して図示矢印Mで示すように上向き回動させ、第1車輪20を床面Gに接地させる。
図4に示すように、第2車輪21、21は、それぞれ基台4のカバー部材13の前面の両側に配置されるユニット26により構成されている。ユニット26は、カバー部材13の前面に開設された開口部27を被って前方に突隆するキャップ部材28と、第2車輪21の車軸23を軸支する軸受部材29を備えている。そこで、第2車輪21を軸受部材29に軸支し、この軸受部材29をキャップ部材28に内装し固着すると、該キャップ部材28の前面に開設した窓孔30から第2車輪21の周面が突出するように構成されている。
図示実施形態の場合、図4(C)に示すように、軸受部材29は、第2車輪21の周面一部を収容するケーシング部31と、車軸23の両端部を軸支する軸受部32、32を備え、ケーシング部31の両側に固着片33を突設している。そこで、第2車輪21の周面一部をケーシング部31に収容し、車軸23の両端部を軸受部32、32に軸支させた状態で、第2車輪21と共に軸受部材29をキャップ部材28に内装し、前記固着片33をキャップ部材28の内部のボス部34にビス等で固着すると、第2車輪21の周面が窓孔30から突出し、ユニット26が組立てられる。
このようにして組立てたユニット26によりカバー部材13の開口部27を被い、カバー部材13を貫通する固着手段35により該ユニット26を基台4に固着すれば、第2車輪21が前述のように第1車輪20から間隔Lで離間した個所に装着される。
前記固着手段35は、ボルトにより構成され、キャップ部材28の下側部に形成された孔36から開口部27を通じて基台4の固定フレームに螺着される。図示実施形態の場合、キャップ部材28の上側内部に固定ボス37が設けられ、カバー部材13に形成された孔38を介して、該カバー部材13の内部からビスを固定ボスに固着することにより、キャップ部材28とカバー部材13を相互に固着するように構成されている。
上記のように構成した歩行走行運動装置1によれば、不使用時には、走行装置2と支柱装置3を相互に重なり合うように折畳むことにより、偏平な折畳み構造体1Rを構成することができる。上述のように、この状態において、走行装置2と支柱装置3はロック手段により相互回動不能にロックされている。
図5に示すように、折畳み構造体1Rは、一対の支柱14、14の間に走行装置2を嵌入し、この状態で、グリップ部材17のグリップ部17bを走行装置2からわずかに突出している。従って、ユーザが該グリップ部17bを把持することにより、後述するような折畳み構造体1Rの傾動と移動を可能とする。
基台4を下向きとするように折畳み構造体1Rを床面Gに起立させ、ユーザが手を離すと、前記間隔Lを有して離間した第1車輪20と第2車輪21の両方が同時に床面Gに接地することにより、折畳み構造体1Rは、所定起立姿勢P1を保持する。この状態で、第1車輪20と第2車輪21の両方が床面Gに接地しているので、折畳み構造体1Rは、X方向とY方向の何れにも移動不能とされ、起立姿勢を自己保持する。即ち、X方向の移動に対しては第2車輪21が制動力を発生し、Y方向の移動に対しては第1車輪20が制動力を発生する。
この際、折畳み構造体1Rを床面Gに起立させる作業は、第1車輪20を支点として、スプリング25の付勢力が作用する揺動アーム24を回動させながら折畳み構造体1Rを起立させることができるので、軽い力で容易に行うことができる。
この状態から、図6に示すように、床面Gに接地した第1車輪20を支点として折畳み構造体1RをX方向の一方に傾け、第1移動姿勢P2となるように傾動させると、第2車輪21が符号U1で示すように床面Gから浮き上がる。これにより、第1車輪20が転動自在とされるので、折畳み構造体1RをX方向に移動することができる。この際、一対の第1車輪20、20は、車軸22の両端に位置して回転自在であるから、折畳み構造体1Rは、X方向の移動のみならず旋回移動が可能である。
前記と反対に、図7に示すように、床面Gに接地した第2車輪21を支点として折畳み構造体1RをX方向の他方に傾け、第2移動姿勢P3となるように傾動させると、第1車輪20が符号U2で示すように床面Gから浮き上がる。これにより、第2車輪21が転動自在とされるので、折畳み構造体1RをY方向に移動することができる。この第2移動姿勢P3において、第2車輪21の車軸23の軸線A2が床面Gと平行になるように予め軸線A2を設定しておくことが好ましい。この際、一対の第2車輪21、21は、Y方向に離間した一対の軸線A2、A2にそれぞれ配置されているので、折畳み構造体1Rは、Y方向に向けて直線的に移動し、蛇行することがない。
上記の結果、偏平状態とされた折畳み構造体1Rは、家具と家具の間に形成された狭い隙間等に収納保管する際、第1移動姿勢P2とした状態で第1車輪20、20により隙間の前方まで移動させ、その後、第2移動姿勢P3とした状態で第2車輪21、21により隙間の内部に向けて直線的に移動させることができ、狭い隙間の内部に好適に収納することができる。
1 歩行走行運動装置
1R 折畳み構造体
2 走行装置
3 支柱装置
4 基台
6 ベルト
7 ベルト装置
11 前部接地座
12 後部接地座
13 カバー部材
14 支柱
15 枢軸
17 グリップ部材
20 第1車輪
21 第2車輪
22 第1車輪の車軸
23 第2車輪の車軸
24 揺動アーム
25 スプリング
26 ユニット
27 開口部
28 キャップ部材
29 軸受部材
30 窓孔
35 固着手段

Claims (4)

  1. 前後方向のX方向、幅方向のY方向、起立方向のZ方向に関して、
    床面(G)に設置されると共に駆動機構を備えた基台(4)からX方向の後方に無端状のベルトを備えたベルト装置(7)を延長し、前記ベルトを前記駆動機構によりX方向に周回移動させることにより、該ベルト上で運動者が歩行又は走行運動を行うように構成した走行装置(2)と、
    前記走行装置(2)の前部から起立する支柱(14,14)を備えた支柱装置(3)とから成り、
    前記走行装置(2)と支柱装置(3)は、基台(4)の左右両側に位置して軸線をY方向とした枢軸(15)により枢結され、該枢軸(15)を介して相互に重なり合うように折畳み自在に構成され、
    折畳まれた走行装置(2)と支柱装置(3)の折畳み構造体(1R)をZ方向に起立させ、基台(4)を下向きとした状態で、それぞれ床面(G)に接地可能な第1車輪(20)と第2車輪(21)が基台(4)に設けられており、
    前記第1車輪(20)は、Y方向の軸線A1を有する車軸(22)に回転自在に軸支され、前記第2車輪(21)は、前記Y方向に直交する軸線A2を有する車軸(23)に回転自在に軸支され、
    前記折畳み構造体(1R)を所定起立姿勢P1としたとき、前記第1車輪(20)と第2車輪(21)の両方が床面(G)に接地することにより、基台(4)をX方向及びY方向に移動不能に支持し、
    床面(G)に接地した第1車輪(20)を支点として前記折畳み構造体(1R)を前記所定起立姿勢P1からX方向の一方に傾動させることにより第1移動姿勢P2としたとき、前記第2車輪(21)が床面から浮き上がることにより、第1車輪(20)の転動を介して折畳み構造体(1R)をX方向に移動可能とし、
    床面(G)に接地した第2車輪(21)を支点として前記折畳み構造体を前記所定起立姿勢P1からX方向の他方に傾動させることにより第2移動姿勢P3としたとき、前記第1車輪(20)が床面から浮き上がることにより、第2車輪(21)の転動を介して折畳み構造体(1R)をY方向に移動可能とするように構成して成ることを特徴とする歩行走行運動装置。
  2. Y方向に延びる軸線A1を有する車軸(22)の両端に一対の第1車輪(20,20)を軸支し、Y方向に離間して平行に配置された軸線A2を有する車軸(23,23)のそれぞれに一対の第2車輪(21,21)を軸支して成ることを特徴とする請求項1に記載の歩行走行運動装置。
  3. 走行装置(2)を床面に設置した使用状態において、該走行装置(2)を前上がり傾斜姿勢として床面(G)に接地する前部接地座(11)と後部接地座(12)が設けられ、
    前記第1車輪(20)は、基台(4)に設けたY方向の軸線を有する揺動軸から前方に下向き姿勢で延びる揺動アーム(24)の先端に軸支され、該揺動アーム(24)を下向き回動方向に弾発付勢するスプリング(25)を設けると共に、該揺動アーム(24)を所定位置Sで下向き回動不能に固定する支持手段を設けており、
    前部接地座(11)を床面に接地したとき、前記揺動アーム(24)をスプリング(25)に抗して上向き回動させた状態で、第1車輪(20)を床面(G)に接地するように構成して成ることを特徴とする請求項1又は2に記載の歩行走行運動装置。
  4. 基台(4)の外装材を構成するカバー部材(13)の前面に開設された開口部(27)と、該開口部を被って前方に突隆するキャップ部材(28)を備えており、
    前記キャップ部材(28)は、第2車輪(21)を軸支する軸受部材(29)を内装し固着すると共に、該キャップ部材(28)の前面に開設した窓孔(30)から前記第2車輪(21)の周面を突出させることによりユニット(26)を構成し、
    前記ユニット(26)により前記カバー部材(13)の開口部(27)を被うと共に、前記カバー部材(13)を貫通する固着手段(35)により該ユニット(26)を基台(4)に固着して成ることを特徴とする請求項1、2又は3に記載の歩行走行運動装置。
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WO2018004175A1 (ko) * 2016-06-28 2018-01-04 주식회사 디랙스 트레드밀
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