JP2012064016A - 貨幣処理装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】装填庫装着部17に装着可能な、貨幣を装填するための複数の列ごとに設けられた装填庫18と、装填庫装着部17に装着された状態で、装填庫18に装填された貨幣を投出する貨幣投出部23と、装置本体に対して施開錠可能な遮蔽扉であって、装填庫18が装填庫装着部17へ装填された状態で、装填庫を遮蔽する遮蔽扉41a,41bとを有し、遮蔽扉41a,41bは装填庫18の複数の列ごとに、独立して開閉可能に設けられている。
【選択図】図8
Description
また、貨幣処理装置は、装置内部に装填した包装硬貨の現金管理を行なうため、各金種別装填庫内に装填する包装硬貨の装填量を検知し、現金管理する管理手段を備えている。
そこで前記特許文献1によれば、装填庫装着部に抜取可能に装着された複数の装填庫ごとに、抜取りの可否を判定し、この判定によって抜取不可と判定された装填庫の誤った抜取操作を防止するロック装置が具備されている。これにより、稼動状態の貨幣処理装置に対して、動作処理に支障することなく包装硬貨を補充できる。
そこで本発明は、包装硬貨の補充をする場合に誤った抜取操作を防止するための簡単な構造を設けることによって、稼動状態での補充を可能にして稼動効率を向上させ、利用客の利便性を向上させる貨幣処理装置を提供することを目的としている。
各遮蔽扉には、遮蔽扉を独立してロックするロック機構がそれぞれ備えられ、貨幣処理装置の貨幣処理中に出入金処理をする装填庫を遮蔽する遮蔽扉は、前記ロック機構によりロックされることが好ましい。このロック機構を設けることにより、出入金処理中の装填庫を誤って抜き出すという事態を避けることができる。
前記装填庫は列ごとに設けられており、前記遮蔽扉は一枚で一列の装填庫を遮蔽するものであってもよいし、一枚で複数の列の装填庫を遮蔽するものであってもよい。
前記装填庫は、紙幣又は包装貨幣を装填するものであってもよい。
図1は貨幣処理装置を内蔵する自動両替機10の外観構成の一例を示している。
筐体の正面上部には、タッチパネル式ディスプレイを有する顧客操作部12、取扱中/取扱中止を表示する取扱状態表示部12A、釣銭やバラの両替硬貨が投出されるバラ硬貨取出口14aが設けられ、その下方には包装硬貨取出口15aと紙幣入出金口16aが設けられている。貨幣を入出金する前記のバラ硬貨取出口14a、包装硬貨取出口15a及び紙幣入出金口16aにはそれぞれシャッタ14b,15b及び16bが設けられており、当該貨幣の入出金時に当該シャッタが開閉されるようになっている。また、正面下部の垂直面には、入金紙幣中の硬貨等の異物を返却するための異物返却口16cが設けられている。カード挿入口やレシート発行口の図示は省略する。
図2は、図1に示した自動両替機10(例えば2台を図示している)を手数料管理サーバ20に接続構成したネットワーク構成を示している。また同図に各自動両替機10の内部の貨幣処理機能をブロック構成で示す。
包装硬貨処理部15は、包装硬貨処理部15に包装硬貨を供給するための前記装填庫装着部17が設けられており、装填庫装着部17には、貨幣を装填するための複数の装填庫18が装着可能になっている。装填庫18は縦複数列に設置されている。この実施形態では図7、図8に示すように、縦2列に設置されている。
装填庫装着部17は、各装填庫18の装着の有無を検知するためのセンサ(「装着センサ」という)31を備えている。装着センサ31は、装填庫装着部17に設けられた上下方向の枠部(図示せず)の、各段の装填庫18の先端に対応する位置に取り付けられていて、装填庫18を検知することにより、装填庫18の装着および非装着の判断を行う。装着センサ31は例えば赤外線で送受信する送受信機で構成しても良く、この場合装填庫18にトランスポンダを設置することにより、装着センサ31は装填庫18の装着の有無、金種の区別を読み取ることができる。
また、装填庫装着部17は、各装填庫18内部に収納された包装硬貨の有無を検知し、収納本数に変化がないかを調べるための貨幣検知センサ32を備えている。この貨幣検知センサ32については後述する。
図4、図5は装填庫18の斜視図であり、図6は装填庫18の部分側面図である。
装填庫18は、その内部ボックスの形状(幅、高さなど)に応じて、特定の金種の包装硬貨30を収納する構成になっており、装填庫18の下端部には、包装硬貨30を支える爪36が設けられている。装填庫18の側面には、収納された包装硬貨30の本数を認識するための貨幣検知センサ32が、装填庫18をその長手方向Aに沿って走査可能に備えられている。
このようにして制御部11は、各装填庫18別に包装硬貨30の本数、金種を集計することができる。集計した結果を、記憶部13に記憶させる。このように、貨幣検知センサ32は装填庫18を自動的に精査する手段として機能する。
遮蔽扉41a,41bは、2列ある装填庫装着部17に対応して2つ設けられている。しかし、これに限定されるものではなく、遮蔽扉41は、装填庫18が3列に設置されているものであれば、これらの3列に対して3つ設けられていてもよい。また装填庫18が3列に設置され、遮蔽扉は2つ存在し、第一の遮蔽扉は1列目と2列目の装填庫18を遮蔽し、第二の遮蔽扉は3列目の装填庫18を遮蔽するものであってもよい。要するに、遮蔽扉は複数存在し、その数は、装填庫18の列数又はそれ以下であれば良い。また、遮蔽扉は1列の装填庫を上下に分割して遮蔽してもよいし、同一金種がそれぞれの遮蔽扉に分かれるように、遮蔽扉を構成しても構わない。
図9は、包装硬貨処理部15における装填庫18への貨幣の補充を許容する貨幣補充取扱い動作を説明するフローチャートである。
制御部11は次に、装着されている各装填庫18に対して、貨幣検知センサ32を走査して、当該装填庫18の貨幣検知センサ32の検知結果を調べる(ステップS1)。
両替動作に入っていれば出金の対象とする装填庫18の抜き取りを禁止すべきであるが、本発明では、この判断を装填庫18の列ごとに行う。このため、何れかの列の装填庫18が出金中であっても、他の列の装填庫18を補充可能にするところに特徴がある。すなわち、何れかの列の装填庫18が出金中であっても、その列以外の列の装填庫18の補充を許可する。
なお、カード挿入中、両替金種選択中など、入出金動作につながる前段階の動作中は、入出金の対象とする装填庫18がまだ特定できないので、「補充不可表示」とし、全列の遮蔽扉41をロックすることが望ましい。この場合、次のステップS5に移らずに、「しばらくお待ちください」といった表示を出して、遮蔽扉41をロックし、装填庫18の補充を許可してもよい条件が整うまで待つ。装填庫18の補充を許可するかどうかの判断の詳細は、図10を用いて後に詳しく説明する。
保守員は、係員画面33の表示により補充すべき装填庫18の列、段数を確認した上で、当該列の遮蔽扉41を開いて装填庫18を抜取り、包装硬貨30を追加補充し、金種別装填庫18を装填庫装着部17に装着する(ステップS6)。その後遮蔽扉41と装置後扉40とが閉じられると(ステップS7)、本処理はスタートに戻る。すなわち、制御部11は、装着センサ31を用いてその列の装填庫18の装着状態を点検すると共に、貨幣検知センサ32を走査して、装填庫18nが正常に補充されたことを確認するために包装硬貨の本数を計数する。そして再び、包装硬貨の収納数がないか残り少ない収納庫を探索する(ステップS1)。
まず、両替動作が行われていない「待機中」であれば、いかなる装填庫18も補充の対象にする(ステップT1)。遮蔽扉41のロックは、すべて解除される。
補充の対象とされた列は、係員画面33に「補充可表示」(図9のステップS4)がなされるとともに、当該列はロックが解除される(ステップT6)。よって、保守員が当該列の装填庫18を開けることができる。
以上のように、自動両替機10が両替取扱中であっても、入出金処理をしていない列の装填庫18を補充の対象とし、入出金処理をしている列の装填庫18を補充の対象から除外することができる。したがって、包装硬貨処理部12の入出金処理中において、「入出金予定の金種別装填庫18が抜取られることにより自動両替装置に障害が生じること」を防止するとともに、従来のように利用客を待たすことなく、両替取扱中に補充作業を実施することができる。
11 制御部(CPU)
15 包装硬貨処理部
17 装填庫装着部
18 装填庫
19 表示部
30 包装硬貨
31 装着センサ
32,32a,32b 貨幣検知センサ
33a,33b 係員画面
34 側板
35,35a,35b 透過スリット
40 装置後扉
41a,41b 遮蔽扉
42 ロック機構
Claims (8)
- 装填庫装着部と、
装填庫装着部に装着可能な、貨幣を装填するための複数の装填庫と、
前記装填庫装着部に装着された状態で、前記装填庫に装填された貨幣を投出する貨幣投出部と、
装置本体に対して施開錠可能な遮蔽扉であって、前記装填庫が前記装填庫装着部へ装着された状態で、前記装填庫を遮蔽する前記遮蔽扉とを有し、
前記遮蔽扉は、前記複数の装填庫に対して、独立して開閉可能に複数設けられていることを特徴とする貨幣処理装置。 - 補充すべき装填庫の属する位置を表示する画面表示部がさらに設けられている請求項1に記載の貨幣処理装置。
- 各遮蔽扉には、遮蔽扉を独立してロックするロック機構がそれぞれ備えられ、貨幣処理装置の貨幣処理中に出入金処理をする装填庫を遮蔽する遮蔽扉は、前記ロック機構によりロックされる請求項1又は請求項2に記載の貨幣処理装置。
- 各遮蔽扉で遮蔽される複数の装填庫は、互いに同一金種の装填庫が含まれている請求項1から請求項3の何れかに記載の貨幣処理装置。
- 前記装填庫は列ごとに設けられており、
前記遮蔽扉は、一枚で一列の装填庫を遮蔽する請求項1から請求項4の何れかに記載の貨幣処理装置。 - 前記装填庫は列ごとに設けられており、
前記遮蔽扉は、一枚で複数の列の装填庫を遮蔽する請求項1から請求項4の何れかに記載の貨幣処理装置。 - 前記装填庫に収容されている貨幣の数を計数する貨幣検知センサをさらに有し、前記遮蔽扉を閉じたときに、前記貨幣検知センサによって計数された結果を用いて各装填庫を自動的に精査する請求項1から請求項6の何れかに記載の貨幣処理装置。
- 前記装填庫は、紙幣又は包装貨幣を装填するものである請求項1から請求項7の何れかに記載の貨幣処理装置。
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