JP2012063933A - Rfidタグ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】RFIDタグ1の本体100の内部に、ICチップ11A,11Bおよびアンテナコイル12A,12Bがそれぞれ配備された一対の基板10A,10Bを磁性体プレート13を挟んで対向配備する。各基板10A,10Bは、アンテナコイル12A,12Bを含む面を磁性体プレート13に対向する方向とは反対に向け、互いに電気的に遮断される。このタグ1の基板10Aに対向する面をリーダライタからの電磁波を受ける表面として機能させると、磁性体プレート13の存在によりアンテナコイル12Aに生じた磁束Gが基板10Bに作用するのが防止され、ICチップ11Aのみがリーダライタと交信する。ICチップ11Aのメモリの書き込み回数が規定値に達すると、タグ1の表と裏との関係を逆転させて、アンテナコイル12BおよびICチップ11Bを動作させる。
【選択図】図2
Description
たとえば、特許文献1には、短距離用のアンテナを有するタグに長距離用のアンテナを有するタグを着脱可能に装着し、後者のタグを装着するか否かによってタグの交信距離を変更することが記載されている。
本発明によるRFIDタグの本体の内部には、磁性を有するプレートを挟んでICチップおよびアンテナコイルが搭載された一対の基板が対向配備される。これらの基板は、それぞれのアンテナコイルを含む面を前記プレートに対向する方向とは反対に向け、かつ互いに電気的に遮断された状態で配備される。
これに対し、上記の実施形態によれば、タグの本体からプレートを引き抜くだけで、各ICチップをリーダライタと交信させることが可能になるので、情報を転送する作業を容易に行うことができる。また、各ICチップは同じ本体に組み込まれているので、対応関係の取り違えが生じるおそれもない。
このRFIDシステムは、電磁誘導の原理を利用してパッシブ方式の交信を行うもので、物品に取り付けられるRFIDタグ1と、このRFIDタグ1に対する読み書き処理を行うためのリーダライタ2と、上位機器3(パーソナルコンピュータ、PLCなど。)とにより構成される。
この実施例のRFIDタグ1は、2枚の基板10A,10Bおよびフェライトを原料とする磁性体プレート13を樹脂により封止した構成のもので、薄型の円盤状または直方体状に成形された封止樹脂がタグ1の本体100となる。なお、図2中の200は、タグ1が取り付けられる物品(たとえば前述したパレット)である。
この実施例のRFIDタグ1Sにも、図2の例と同じ構成の基板10A,10Bおよび磁性体プレート13が組み込まれる。ただし、磁性体プレート13は、樹脂で固定されずに、本体100の中央部に形成されたスリット孔14に挿脱可能に配備される。このスリット孔14の両端は本体100の外周面で開口されると共に、各開口部がそれぞれ扉15,16により塞がれる。
この状態下で、作業者が上位機器3に対して情報の転送を指示する操作を行うと、上位機器3からリーダライタ2に転送処理の指令が出力され、これを受けたリーダライタ2がICチップ11A,11Bと順に交信することにより、ICチップ11Aから情報を読み出し、これをICチップ11Bに書き込ませる。なお、ICチップ11A,11Bに対する交信処理は1回に限らず、情報量が多い場合には、複数サイクルにわたる交信処理を行うこともできる。
IC搭載基板18A,18Bは連結部材106を介して連結されているが、基板18A,18Bの間は電気的に遮断されている。
各IC搭載基板18A,18Bを繋ぐ連結部材106は、コイル基板120の接続片121,122の間に位置づけられる。また、図5(2)に示すように、この例の連結部材106は、接続片121,122の並び方向に直交する方向の幅がIC搭載基板18A,18Bよりも長く設定されている。この連結部材106の短辺側の各側面は、それぞれ板バネ131,132により空洞部103の壁面に支持される。
初期状態のタグ1Yでは、可動部104は、このピン133により上方(前面側)へと持ち上げられる。また、各板バネ131,132は、空洞部103の壁面の連結部材106より高い位置に一端が固定され、他端が連結部材106の短辺側の側面に接触した状態となる。可動部104は、ピン133および板バネ131,132、ならびに各被覆樹脂107A,107Bを支持するコイルバネ109によって、突き当て部材108Aを軟質性樹脂105に突き当てた状態で固定される。
よって、リーダライタ2からのコマンドには、ICチップ11Bのみが応答して、その内部のメモリに対する読み書き処理が実施される。
IC搭載基板18Aの裏面には突き当て部材108が設けられる。一方、IC搭載基板18Bの裏面と空洞部103の下面との間にはコイルバネ109が配備される。
この実施例のタグ1Y´のラッチ機構151,152は、一端部にV字状の切り込みが形成された可動片153とこれを支持するバネ154とにより構成される。可動片153の切り込みのない方の端部は空洞部103の壁面に固定される。切り込みが形成された方の端部も、バネ154を介して空洞部103の壁面の上記の固定位置より下方に取り付けられる。
2 リーダライタ
10A,10B 基板
11A,11B ICチップ
12A,12B アンテナコイル
13 磁性体プレート
14 スリット孔
100 本体
Claims (2)
- メモリおよび制御回路を含むICチップとアンテナコイルとが本体の内部に組み込まれ、前記制御回路に、前記アンテナコイルを介して外部のリーダライタと交信する機能と、この交信によりリーダライタから受信したコマンドに基づき前記メモリに対する情報の読み書き処理を実行する機能とが設けられているRFIDタグであって、
前記本体の内部には、磁性を有するプレートを挟んでICチップおよびアンテナコイルが搭載された一対の基板が対向配備され、
各基板は、それぞれのアンテナコイルを含む面を前記プレートに対向する方向とは反対に向け、かつ互いに電気的に遮断された状態で配備される、RFIDタグ。 - 前記本体の外周部の前記プレートの厚み部分に対応する箇所に開口部が設けられ、前記プレートは、この開口部を介して本体への挿脱が可能に配備される、請求項1に記載されたRFIDタグ。
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