JP2012063632A - 投影装置、投影電源制御方法及びプログラム - Google Patents

投影装置、投影電源制御方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】電源となる電池の温度環境を整えて、効率的な投影動作を行なわせる。
【解決手段】電池30と、LED18〜20と、画像信号を入力する画像入力部11と、LED18〜20からの光を用い、入力部11で入力した画像信号に基づいた光像を形成して投影する投影系12〜17と、LED18〜20を冷却する冷却ファンCF及びファンモータFMと、LED18〜20を冷却して得られる熱を装置外部に排出するか、または電池30を加熱させる隔壁PW及びアクチュエータATと、電池30の温度を検出する温度センサ30aと、温度センサ30aでの検出結果に応じて隔壁PW及びアクチュエータATを切換えるCPU25とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、電池駆動のデータプロジェクタ等に好適な投影装置、投影電源制御方法及びプログラムに関する。
バッテリ動作可能なプロジェクタにおいて、プロジェクタによる映写が不適切な場合に消費電力を低減することを目的とした技術が考えられている。(例えば、特許文献1)
この特許文献では、外部環境の変化を検知する認識部によって映写が不適切であると判断された場合に自動的に電源を切断する。
特開2007−057802号公報
上記特許文献に記載された技術を含め、容量に制限のあるバッテリを電源としたプロジェクタでは、無駄な電力消費を避けてより効率的な運転を行ない、連続して投影可能な時間を長くすることが考えられている。
ところでその電源となる電池は、例えば2次電池であればリチウムイオン電池とニッケル水素電池とで充放電特性はそれぞれ異なるが、いずれも内部物質の化学変化により電力を供給するものである。そのため、極度の低温下あるいは逆に極度の高温下では効率的な運転ができないという不具合がある。
本発明は上記のような実情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、電源となる電池の温度環境を整えて、効率的な投影動作を行なわせることが可能な投影装置、投影電源制御方法及びプログラムを提供することにある。
請求項1記載の発明は、電池と、光源と、画像信号を入力する入力手段と、上記光源からの光を用い、上記入力手段で入力した画像信号に基づいた光像を形成して投影する投影手段と、上記光源を冷却する冷却手段と、上記冷却手段により光源を冷却して得られる熱を装置外部に排出する排出手段と、上記冷却手段により光源を冷却して得られる熱で上記電池を加熱する加熱手段と、上記電池の温度を検出する温度検出手段と、上記温度検出手段での検出結果に応じて、上記排出手段及び加熱手段のいずれか一方が有効となるように切換える制御手段とを具備したことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、上記のように請求項1記載の発明において、上記冷却手段は、装置外部から取り入れた空気を上記光源に導く第1のファンを有し、上記排出手段は、上記第1のファンで光源を冷却して得られる熱風を装置外部に排出する排出口及び導風壁部を有し、上記加熱手段は、上記導風壁部の少なくとも一部の取付け角度を可変し、上記第1のファンで光源を冷却して得られる熱風の少なくとも一部を上記電池に導き、上記制御手段は、上記導風壁部の少なくとも一部の取付け角度を切換えることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、上記請求項1記載の発明において、上記冷却手段は、装置外部から取り入れた空気を上記光源に導く第1のファンを有し、上記排出手段は、上記第1のファンで光源を冷却して得られる熱風を装置外部に排出する第2のファンを有し、上記加熱手段は、上記第1のファンで光源を冷却して得られる熱風を上記電池に導く第3のファンを有し、上記制御手段は、上記第2及び第3のファンのいずれかの運転状態を切換えることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、上記請求項1記載の発明において、上記冷却手段は、上記光源に形成した第1の冷却水路を流れる冷却水により吸熱し、上記排出手段は、上記光源で吸熱した冷却水を冷却する、上記第1の冷却水路と接続された第2の冷却水路を有し、上記加熱手段は、上記電池に形成し、上記第1の冷却水路と接続された第3の冷却水路を有し、上記制御手段は、上記第1の冷却水路と上記第2及び第3の冷却水路のいずれかとの接続状態を切換えることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、電池、光源、画像信号を入力する入力部、上記光源からの光を用い、上記入力部で入力した画像信号に基づいた光像を形成して投影する投影部、上記光源を冷却する冷却部、上記冷却部により光源を冷却して得られる熱を装置外部に排出する排出部、及び、上記冷却手段により光源を冷却して得られる熱で上記電池を加熱する加熱部を備えた装置での投影電源制御方法であって、上記電池の温度を検出する温度検出工程と、上記温度検出工程での検出結果に応じて、上記排出部及び加熱部のいずれか一方が有効となるように切換える制御工程とを有したことを特徴とする。
請求項6記載の発明は、電池、光源、画像信号を入力する入力部、上記光源からの光を用い、上記入力部で入力した画像信号に基づいた光像を形成して投影する投影部、上記光源を冷却する冷却部、上記冷却部により光源を冷却して得られる熱を装置外部に排出する排出部、及び、上記冷却手段により光源を冷却して得られる熱で上記電池を加熱する加熱部を備えた装置が内蔵するコンピュータが実行するプログラムであって、上記コンピュータを、上記電池の温度を検出する温度検出手段、及び上記温度検出手段での検出結果に応じて、上記排出部及び加熱部のいずれか一方が有効となるように切換える制御手段として機能させることを特徴とする。
本発明によれば、電源となる電池の温度環境を整えて、効率的な投影動作を行なわせることが可能となる。
本発明の一実施形態に係るデータプロジェクタ装置の機能回路構成を示すブロック図。 同実施形態に係る投影運転時の排気制御の処理内容を示すフローチャート。 同実施形態に係るアクチュエータのオン/オフに応じた隔壁PWの取付け角度を例示する模式図。 同実施形態に係る他の構成例としての排気制御を例示する模式図。
以下本発明を電池駆動によるDLP(Digital Light Processing)(登録商標)方式のデータプロジェクタ装置に適用した場合の一実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係るデータプロジェクタ装置10の機能回路の概略構成を示すブロック図である。
このデータプロジェクタ装置10は画像入力部11を備える。
この画像入力部11は、D−sub15タイプのRGB入力端子、ピンジャック(RCA)タイプのビデオ入力端子を有し、入力されるアナログのR,G,B信号またはコンポジットビデオ信号をデジタル化する。
画像入力部11で入力され、デジタル化された画像データは、システムバスSBを介して投影画像処理部12に送られる。
投影画像処理部12は、一般にスケーラとも称され、入力される画像データを投影に適した所定のフォーマットの画像データに統一して投影画像駆動部13へ送る。
この際、OSD(On Screen Display)用の各種動作状態を示すシンボル等のデータも必要に応じて投影画像処理部12により画像データに重畳加工され、加工後の画像データが投影画像駆動部13へ送られる。
投影画像駆動部13は、送られてきた画像信号に応じて、所定のフォーマットに従ったフレームレート、例えば60[フレーム/秒]と色成分の分割数、及び表示階調数を乗算した、より高速な時分割駆動により、空間的光変調素子であるマイクロミラー素子14を表示駆動する。
このマイクロミラー素子14は、アレイ状に配列された複数、例えばWXGA(Wide eXtended Graphic Array)(横1280画素×縦800画素)分の微小ミラーの各傾斜角度を個々に高速でオン/オフ動作して表示動作することで、その反射光により光像を形成する。
一方で、光源部15から時分割でR,G,Bの原色光が循環的に出射される。この光源部15からの原色光が、ミラー16で全反射して上記マイクロミラー素子14に照射される。
そして、マイクロミラー素子14での反射光で光像が形成され、形成された光像が投影レンズ部17を介して、投影対象となる図示しないスクリーンに投影表示される。
光源部15は、赤色(R)光を発する発光ダイオード(以下「R−LED」と称する)18、緑色(G)光を発する発光ダイオード(以下「G−LED」と称する)19、及び
青色(B)光を発する発光ダイオード(以下「B−LED」と称する)20を有する。
R−LED18の発する赤色光は、ダイクロイックミラー21を透過した後、上記ミラー16へ送られる。
G−LED19の発する緑色光は、ダイクロイックミラー22で反射された後、上記ダイクロイックミラー21でも反射されて上記ミラー16へ送られる。
B−LED20の発する青色光は、ミラー23で反射された後に上記ダイクロイックミラー22を透過し、その後に上記ダイクロイックミラー21で反射されて上記ミラー16へ送られる。
上記ダイクロイックミラー21は、赤色光を透過する一方で、緑色光及び青色光を反射する。上記ダイクロイックミラー22は、緑色光を反射する一方で、青色光を透過する。
上記光源部15にはさらに、冷却ファンCF、ファンモータ(M)FM、隔壁PW、及びアクチュエータ(A)ATが設けられる。
冷却ファンCFは、ファンモータFMの駆動により冷却風を発生し、光源部15の発熱源である上記LED18〜20を冷却する。
隔壁PWは、上記LED18〜20に対して冷却風の下流側に位置し、上記LED18〜20により加熱された冷却風の流路を規制するもので、アクチュエータATの駆動により取付け角度が択一的に可変し、必要により上記加熱された冷却風を後述する2次電池30に導く。
光源部15の各LED18〜20の発光タイミングや駆動信号の波形、ファンモータFMの回転、及びアクチュエータATによる隔壁PWの取付け角度等を光源駆動部24が統括して制御する。
この光源駆動部24は、投影画像駆動部13から与えられる画像データのタイミングと後述するCPU25の制御に応じて上記LED18〜20の発光動作を制御する。
上記各回路の動作すべてをCPU25が制御する。このCPU25は、メインメモリ26及びプログラムメモリ27と直接接続される。メインメモリ26は、DRAMで構成され、CPU25のワークメモリとして機能する。プログラムメモリ27は、電気的書換可能な不揮発性メモリで構成され、CPU25が実行する動作プログラムや後述する2次電池の温度管理のためのしきい値等、各種定型データ等を記憶する。
CPU25は、上記プログラムメモリ27に記憶されている動作プログラムデータ等を読出してメインメモリ26に展開して記憶させた上で、当該プログラムを実行することにより、このデータプロジェクタ装置10を統括して制御する。
上記CPU25は、操作/表示部28からのキー操作信号に応じて各種投影動作を実行する。
この操作/表示部28は、データプロジェクタ装置10の本体に設けられるキー操作部及びインジケータ部と、このデータプロジェクタ装置10専用の図示しないリモートコントローラからの赤外光を受光するレーザ受光部とを含む。操作/表示部28は、ユーザが本体のキー操作部またはリモートコントローラで操作したキーに基づくキー操作信号をCPU25へ出力する。
本体のキー操作部またはリモートコントローラには、具体的には、電源キー、入力切換キー、フォーカス・アップ/ダウン・キー、ズーム・アップ/ダウン・キー、メニューキー、カーソル(「↑」「↓」「←」「→」)キー、セットキー、キャンセルキー等が備えられる。
上記CPU25はさらに、上記システムバスSBを介して音声処理部29、及び2次電池30と接続される。
音声処理部29は、PCM音源等の音源回路を備え、投影動作時に与えられる音声データをアナログ化し、スピーカ部31を駆動して拡声放音させ、あるいは必要によりビープ音等を発生させる。
2次電池30は、例えばリチウムイオン電池で構成される。この2次電池30が本装置10の電源であり、上記各回路部に電力を供給する。2次電池30内には、温度センサ(TH)30a、及びコントローラ(CNT)30bを備える。
温度センサ30aは、この2次電池30の温度を検知してコントローラ30bへ出力する。コントローラ30bは、2次電池30の充放電を管理する一方で、上記温度センサ30aが検知した温度データをCPU25へ送出する。
次に上記実施形態の動作について説明する。
なお、上述した如く、マイクロミラー素子14で表示するための画像を投影画像処理部12が作成し、作成した画像を投影画像駆動部13がマイクロミラー素子14で表示し、マイクロミラー素子14での表示に合わせてLED18〜20を光源駆動部24が発光駆動する。
これら投影画像処理部12、投影画像駆動部13、及び光源駆動部24は、いずれもCPU25の制御の下に動作する。CPU25は、以下に示す2次電池30の温度制御のための処理も含め、プログラムメモリ27に記憶されている動作プログラムや固定データ等を読出してメインメモリ26に展開した上で制御処理を実行する。
図2は、電源投入直後から実行する、投影動作時の主として2次電池30の温度制御に関する処理内容を抽出して示す。
その処理当初にCPU29は、画像入力部11より入力される画像信号に応じたマイクロミラー素子14での表示動作、及び光源部15での発光に伴う投影レンズ部17での投影を実行させる(ステップS101)。
ここでCPU25は、上記2次電池30の温度センサ30aが検知した2次電池30の温度データTbattをコントローラ30bを介して取得する(ステップS102)。
次いで、取得した温度データTbattを、予めプログラムメモリ27に記憶される、2次電池30の適正温度範囲の下限値Tth1と比較し、温度データTbattが下限値Tth1未満であるか否かを判断する(ステップS103)。
2次電池30の適正温度範囲が例えば25°C〜40°Cであれば、上記下限値Tth1には25°Cに該当する内容が設定される。
上記ステップS103で温度データTbattが下限値Tth1未満であると判断した場合、次にその時点で上記アクチュエータATがオフとなっているか否かを判断する(ステップS104)。
図3(A)は、アクチュエータATがオフとなっている状態の隔壁PWの取付け角度を例示する模式図である。この状態では、冷却ファンCFの回転により吸気口IHよりデータプロジェクタ装置10内に流入した冷却風W1が、上記LED18〜20で構成される光源で熱交換する。ここで光源18〜20側は冷却、冷却風は加熱され、加熱された冷却風W2は隔壁PWに沿って排気口EH1よりデータプロジェクタ装置10外部に排出される。このとき隔壁PWは、加熱された冷却風W2が排気口EH1より排出されるのを導くと共に、2次電池30側に入り込むのを防ぐような取付け角度となっている。
上記ステップS104でアクチュエータATがオフとなり、上記図3(A)で示したような隔壁PWの角度であると判断した場合には、あらためてアクチュエータATをオンとしてから(ステップS105)、上記ステップS101からの処理に戻る。
図3(B)は、アクチュエータATをオンとした状態の隔壁PWの取付け角度を例示する模式図である。この状態では、光源18〜20で加熱された冷却風W2の少なくとも一部が隔壁PWに沿って2次電池30側に導かれている。
そのため、今度は加熱された冷却風W2が2次電池30と熱交換し、2次電池30側は加熱、冷却風は冷却され、冷却された冷却風W3が排気口EH2よりデータプロジェクタ装置10外部に排出される。
したがって、光源18〜20による排熱の一部を2次電池30に供給して加熱することとなり、それまで無駄に排出していた熱エネルギーを有効に活用して2次電池30を加熱することができる。
なお、上記ステップS103で温度データTbattが下限値Tth1以上であると判断した場合には、次に温度データTbattが、予めプログラムメモリ27に記憶される、2次電池30の適正温度範囲の上限値Tth2と比較し、温度データTbattが上限値Tth2より高いか否かを判断する(ステップS106)。
上述したように2次電池30の適正温度範囲が例えば25°C〜40°Cであれば、上記下限値Tth2には40°Cに該当する内容が設定される。
ここで温度データTbattが上限値Tth2以下であると判断した場合には、2次電池30が適正温度範囲内にあり、何ら問題ないものとしてそのまま上記ステップS101からの処理に戻る。
また、上記ステップS103で、温度データTbattが上限値Tth2より高いと判断した場合には、2次電池30が適正温度範囲を超えていることとなり、冷却が必要であるので、次にその時点で上記アクチュエータATがオンとなっているか否かを判断する(ステップS107)。
ここで上記図3(B)に示した如くアクチュエータATがオンとなっており、さらに光源18〜20での排熱の一部が2次電池30に供給されて加熱自余が続いていると判断した場合には、あらためてアクチュエータATをオフとしてから(ステップS108)、上記ステップS101からの処理に戻る。
こうしてアクチュエータATをオフとし、上記図3(A)で示した如く隔壁PWにより加熱された冷却風W2の2次電池30側への流入を阻止することにより、2次電池30に対してその外部から加熱する要因が排除されるため、2次電池30は徐々に放熱して温度が低下するものとなる。
また、上記ステップS107で既にアクチュエータATがオフされていると判断した場合には、既に上記ステップS108での処理を行なったものとして、そのまま上記ステップS101からの処理に戻る。
以上詳述した如く本実施形態によれば、光源18〜20で発する熱を有効に活用して2次電池30に供給するものとしたため、電源となる電池の温度環境を整えて、効率的な投影動作を行なわせることが可能となる。
加えて上記実施形態では、アクチュエータATの駆動により取付け角度が切換えられる隔壁PWにより冷却風の流路を可変設定するものとしたため、非常に簡素な構成で実現できる。
また、上記実施形態の他の構成例として、アクチュエータATに駆動される隔壁PWにより冷却風の流路を切換えるのではなく、2つの排気用ファンを選択的に切り替えることにより冷却風の流路を切換えるものとしても良い。
図4は、そのような他の構成例としての構成を示す模式図である。上記実施形態で説明したアクチュエータAT及び隔壁PWは排除するものとし、代わって図4(A)に示すように、排気口EH1に対して排気用冷却ファンCF1が設けられると共に、排気口EH2に対しても排気用冷却ファンCF2を設ける。
図4(A)は、吸気口IH側の冷却ファンCFと、排気口EH1側の冷却ファンCF1を駆動し、排気口EH2側の冷却ファンCF2は停止させた状態を示す。
このように排気口EH1側の冷却ファンCF1を択一的に駆動することにより、光源18〜20で加熱された冷却風W2はそのまま排気口EH1よりデータプロジェクタ装置10外部に排出される。
これに対して図4(B)は、吸気口IH側の冷却ファンCFと、排気口EH2側の冷却ファンCF2を駆動し、排気口EH1側の冷却ファンCF1は停止させた状態を示す。
このように排気口EH2側の冷却ファンCF2を択一的に駆動することにより、光源18〜20で加熱された冷却風W2は2次電池30に導かれる。
そのため、加熱された冷却風W2が2次電池30と熱交換し、2次電池30側は加熱、冷却風は冷却され、冷却された冷却風W3が排気口EH2よりデータプロジェクタ装置10外部に排出される。
このように複数の排気口それぞれに排気用の冷却ファンを設け、それらを択一的に回転駆動させることにより、特に隔壁PWのような流路を規制する壁面部材を用いることなく、2次電池30への冷却風の供給/非供給を制御できる。
加えて、実際のデータプロジェクタ装置では排気口側にも冷却ファンを設ける構成が一般的であると思われるので、アクチュエータATや隔壁PWのような可動構造を設けることなく、簡易な制御により2次電池30の温度管理を行なうことが可能となる。
なお、上記図3で示した構成と図4で示した構成とを組合せ、冷却風の流路を規制するアクチュエータAT及び隔壁PWと、複数の排気用冷却ファンCF1,CF2とを併設することによって、2次電池30の温度変動に対する、よりきめ細かい制御が可能となる。
また、上記実施形態はいずれも空冷方式での例を示したが、光源部での発熱量が大きく、その熱変動を吸収するために水冷方式を採用する場合、すなわち、光源部に対してウォータジャケットを設けた冷却水の循環回路を設ける場合には、併せてその循環回路内に2次電池30に設けたウォータジャケットも加えることも考えられる。
この場合、光源部のウォータジャケットを通過して加熱された冷却水の下流側に、2次電池30に設けたウォータジャケットを設け、且つこの2次電池30のウォータジャケットをバイパスするバイパス路を設けると共に、それらの下流側に放熱部(ラジエータ)を配置する。
2次電池30を加熱する必要がある場合には2次電池30のウォータジャケットに冷却水を通過させ、それ以外の場合では2次電池30のウォータジャケットではなく、そのバイパス路に冷却水を通過させるように切換えることで、発熱量の大きい光源を使用する場合であっても、確実にその排熱を利用して光源の熱変動を抑えると共に、2次電池30の温度管理が実現可能となる。
その他、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、上述した実施形態で実行される機能は可能な限り適宜組み合わせて実施しても良い。上述した実施形態には種々の段階が含まれており、開示される複数の構成要件による適宜の組み合せにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、効果が得られるのであれば、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
10…データプロジェクタ装置、11…画像入力部、12…投影画像処理部、13…投影画像駆動部、14…マイクロミラー素子、15…光源部、16…ミラー、17…投影レンズ部、18…R−LED、19…G−LED、20…B−LED、21,22…ダイクロイックミラー、23…ミラー、24…光源駆動部、25…CPU、26…メインメモリ、27…プログラムメモリ、28…操作/表示部、29…音声処理部、30…2次電池、30a…温度センサ、30b…コントローラ、31…スピーカ部、AT…アクチュエータ、CF…冷却ファン、FM…ファンモータ、PW…隔壁、SB…システムバス、W1〜W3…冷却風。

Claims (6)

  1. 電池と、
    光源と、
    画像信号を入力する入力手段と、
    上記光源からの光を用い、上記入力手段で入力した画像信号に基づいた光像を形成して投影する投影手段と、
    上記光源を冷却する冷却手段と、
    上記冷却手段により光源を冷却して得られる熱を装置外部に排出する排出手段と、
    上記冷却手段により光源を冷却して得られる熱で上記電池を加熱する加熱手段と、
    上記電池の温度を検出する温度検出手段と、
    上記温度検出手段での検出結果に応じて、上記排出手段及び加熱手段のいずれか一方が有効となるように切換える制御手段と
    を具備したことを特徴とする投影装置。
  2. 上記冷却手段は、装置外部から取り入れた空気を上記光源に導く第1のファンを有し、
    上記排出手段は、上記第1のファンで光源を冷却して得られる熱風を装置外部に排出する排出口及び導風壁部を有し、
    上記加熱手段は、上記導風壁部の少なくとも一部の取付け角度を可変し、上記第1のファンで光源を冷却して得られる熱風の少なくとも一部を上記電池に導き、
    上記制御手段は、上記導風壁部の少なくとも一部の取付け角度を切換える
    ことを特徴とする請求項1記載の投影装置。
  3. 上記冷却手段は、装置外部から取り入れた空気を上記光源に導く第1のファンを有し、
    上記排出手段は、上記第1のファンで光源を冷却して得られる熱風を装置外部に排出する第2のファンを有し、
    上記加熱手段は、上記第1のファンで光源を冷却して得られる熱風を上記電池に導く第3のファンを有し、
    上記制御手段は、上記第2及び第3のファンのいずれかの運転状態を切換える
    ことを特徴とする請求項1記載の投影装置。
  4. 上記冷却手段は、上記光源に形成した第1の冷却水路を流れる冷却水により吸熱し、
    上記排出手段は、上記光源で吸熱した冷却水を冷却する、上記第1の冷却水路と接続された第2の冷却水路を有し、
    上記加熱手段は、上記電池に形成し、上記第1の冷却水路と接続された第3の冷却水路を有し、
    上記制御手段は、上記第1の冷却水路と上記第2及び第3の冷却水路のいずれかとの接続状態を切換える
    ことを特徴とする請求項1記載の投影装置。
  5. 電池、光源、画像信号を入力する入力部、上記光源からの光を用い、上記入力部で入力した画像信号に基づいた光像を形成して投影する投影部、上記光源を冷却する冷却部、上記冷却部により光源を冷却して得られる熱を装置外部に排出する排出部、及び、上記冷却手段により光源を冷却して得られる熱で上記電池を加熱する加熱部を備えた装置での投影電源制御方法であって、
    上記電池の温度を検出する温度検出工程と、
    上記温度検出工程での検出結果に応じて、上記排出部及び加熱部のいずれか一方が有効となるように切換える制御工程と
    を有したことを特徴とする投影電源制御方法。
  6. 電池、光源、画像信号を入力する入力部、上記光源からの光を用い、上記入力部で入力した画像信号に基づいた光像を形成して投影する投影部、上記光源を冷却する冷却部、上記冷却部により光源を冷却して得られる熱を装置外部に排出する排出部、及び、上記冷却手段により光源を冷却して得られる熱で上記電池を加熱する加熱部を備えた装置が内蔵するコンピュータが実行するプログラムであって、
    上記コンピュータを、
    上記電池の温度を検出する温度検出手段、及び
    上記温度検出手段での検出結果に応じて、上記排出部及び加熱部のいずれか一方が有効となるように切換える制御手段
    として機能させることを特徴とするプログラム。
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