JP2012062833A - 航空機用ガスタービン・エンジンの温度推定装置 - Google Patents

航空機用ガスタービン・エンジンの温度推定装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2012062833A
JP2012062833A JP2010208314A JP2010208314A JP2012062833A JP 2012062833 A JP2012062833 A JP 2012062833A JP 2010208314 A JP2010208314 A JP 2010208314A JP 2010208314 A JP2010208314 A JP 2010208314A JP 2012062833 A JP2012062833 A JP 2012062833A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outlet temperature
pressure turbine
low
temperature
model
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010208314A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5548080B2 (ja
Inventor
Hiroyoshi Muramatsu
弘宜 村松
Tomohisa Saita
智久 税田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2010208314A priority Critical patent/JP5548080B2/ja
Priority to US13/233,103 priority patent/US8731798B2/en
Publication of JP2012062833A publication Critical patent/JP2012062833A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5548080B2 publication Critical patent/JP5548080B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01KMEASURING TEMPERATURE; MEASURING QUANTITY OF HEAT; THERMALLY-SENSITIVE ELEMENTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01K13/00Thermometers specially adapted for specific purposes
    • G01K13/02Thermometers specially adapted for specific purposes for measuring temperature of moving fluids or granular materials capable of flow
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01KMEASURING TEMPERATURE; MEASURING QUANTITY OF HEAT; THERMALLY-SENSITIVE ELEMENTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01K13/00Thermometers specially adapted for specific purposes
    • G01K13/02Thermometers specially adapted for specific purposes for measuring temperature of moving fluids or granular materials capable of flow
    • G01K13/024Thermometers specially adapted for specific purposes for measuring temperature of moving fluids or granular materials capable of flow of moving gases
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01KMEASURING TEMPERATURE; MEASURING QUANTITY OF HEAT; THERMALLY-SENSITIVE ELEMENTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01K7/00Measuring temperature based on the use of electric or magnetic elements directly sensitive to heat ; Power supply therefor, e.g. using thermoelectric elements
    • G01K7/42Circuits effecting compensation of thermal inertia; Circuits for predicting the stationary value of a temperature

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Control Of Turbines (AREA)
  • Measuring Fluid Pressure (AREA)

Abstract

【目的】測定に代え、演算によって低圧タービンの入口温度を推定してエンジンの小型・軽量化を図るようにした航空機用ガスタービン・エンジンの温度推定装置を提供する。
【解決手段】低圧タービンの回転数N1と外気温T1に基づいて低圧タービンの出口温度の変化分dEGTを算出する算出部70aと、修正高圧タービン回転数N2Cと大気圧P0に基づいてモデル出口温度MODEL−EGTCを算出し、修正出口温度EGTCから算出されたモデル出口温度を減算してモデル出口温度の差分dEGTCを算出する算出部70bと、算出されたモデル出口温度の差分と低圧タービンの回転数に基づいてモデル出口温度の差分に対する補正量dEGTadを算出する算出部70cと、それら低圧タービンの出口温度EGTなどに基づいて低圧タービンの入口温度ITTの推定値を算出する算出部70dを備える。
【選択図】図2

Description

この発明は航空機用ガスタービン・エンジンの温度推定装置に関する。
エンジンの燃焼器から噴射される高圧ガスによって回転させられる高圧タービンと、その下流位置に配置されて高圧タービンを通過した低圧ガスによって回転させられる低圧タービンとを備える航空機用ガスタービン・エンジンにおいては、温度センサを配置して低圧タービンの入口温度を測定してエンジンが過熱しないように制御している。
他方、低圧タービンの入口付近に温度センサを配置するのはレイアウト上の制約となると共に、センサ自体に高い耐熱性も要求されることから、他の温度から推定してエンジンの小型・軽量化を図ることが望まれる。
下記の特許文献1記載の技術にあっては、低圧タービンの回転数と出口温度を検出し、検出された回転数から算出される補正値を出口温度に加算して高圧タービンの入口温度を推定している。
特開2002−106364号公報
このように特許文献1記載の技術にあっては、測定に代え、演算によって温度を推定しているが、推定される温度は高圧タービンの入口温度であるため、低圧タービンの入口温度を推定する技術が待たれていた。
従って、この発明の目的は上記した課題を解決し、測定に代え、演算によって低圧タービンの入口温度を推定してエンジンの小型・軽量化を図るようにした航空機用ガスタービン・エンジンの温度推定装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1に係る航空機用ガスタービン・エンジンの温度推定装置にあっては、ガスタービン・エンジンの燃焼器から噴射される高圧ガスで回転させられる高圧タービンと、前記高圧タービンの下流位置に配置されて前記高圧タービンを通過した低圧ガスで回転させられる低圧タービンとを少なくとも備える航空機用ガスタービン・エンジンにおいて、前記低圧タービンの回転数(N1)を検出する低圧タービン回転数検出手段と、外気温(T1)を検出する外気温検出手段と、前記低圧タービンの出口温度(EGT)を検出する低圧タービン出口温度検出手段と、前記高圧タービンの回転数(N2)を検出する高圧タービン回転数検出手段と、大気圧(P0)を検出する大気圧検出手段と、少なくとも前記検出された低圧タービンの回転数(N1)と外気温(T1)とに基づいて前記低圧タービンの出口温度の変化分(dEGT)を算出する出口温度変化分算出部と、少なくとも前記検出された高圧タービンの回転数(N2)を前記外気温(T1)で修正して得た修正高圧タービン回転数(N2C)と前記検出された大気圧(P0)とに基づいてモデル出口温度(MODEL−EGTC)を算出し、前記検出された低圧タービンの出口温度(EGT)を前記外気温(T1)で修正して得た修正出口温度(EGTC)から前記算出されたモデル出口温度(MODEL−EGTC)を減算して前記モデル出口温度の差分(dEGTC)を算出するモデル出口温度差分算出部と、前記算出されたモデル出口温度の差分(dEGTC)と前記検出された低圧タービンの回転数(N1)とに基づいて前記モデル出口温度の差分に対する補正量(dEGTad)を算出するモデル出口温度差分補正量算出部と、少なくとも前記検出された低圧タービンの出口温度(EGT)と前記算出された出口温度の変化分(dEGT)とモデル出口温度の差分に対する補正量(dEGTad)とに基づいて前記低圧タービンの入口温度(ITT)の推定値を算出する入口温度推定値算出部とを備える如く構成した。
請求項2に係る航空機用ガスタービン・エンジンの温度推定装置にあっては、前記出口温度変化分算出部は、予め設定された第1の特性を、前記検出された低圧タービンの回転数(N1)と外気温(T1)とで検索して前記低圧タービンの出口温度の変化分(dEGT)を算出する如く構成した。
請求項3に係る航空機用ガスタービン・エンジンの温度推定装置にあっては、前記モデル出口温度差分算出部は、予め設定された第2の特性を、前記検出された高圧タービンの回転数(N2)を前記外気温(T1)で修正して得た修正高圧タービン回転数(N2C)と前記検出された大気圧(P0)とで検索して前記モデル出口温度(MODEL−EGTC)を算出し、前記検出された低圧タービンの出口温度(EGT)を前記外気温(T1)で修正して得た修正出口温度(EGTC)から前記算出されたモデル出口温度(MODEL−EGTC)を減算して前記モデル出口温度の差分(dEGTC)を算出する如く構成した。
請求項4に係る航空機用ガスタービン・エンジンの温度推定装置にあっては、前記モデル出口温度差分補正量算出部は、予め設定された第3の特性を、前記算出されたモデル出口温度の差分(dEGTC)と前記検出された低圧のタービン回転数(N1)とで検索して前記モデル出口温度の差分に対する補正量(dEGTad)を算出すると共に、前記入口温度推定値算出部は、前記検出された低圧タービンの出口温度(EGT)と算出された出口温度の変化分(dEGT)とモデル出口温度の差分に対する補正量(dEGTad)とを加算して前記低圧タービンの入口温度(ITT)の推定値を算出する如く構成した。
請求項1に係る航空機用ガスタービン・エンジンの温度推定装置にあっては、少なくとも検出された低圧タービンの回転数(N1)と外気温(T1)とに基づいて低圧タービンの出口温度の変化分(dEGT)を算出し、少なくとも修正高圧タービン回転数(N2C)と検出された大気圧(P0)とに基づいてモデル出口温度(MODEL−EGTC)を算出し、修正出口温度(EGTC)から算出されたモデル出口温度(MODEL−EGTC)を減算してその差分(dEGTC)を算出し、算出されたモデル出口温度の差分(dEGTC)と検出された低圧タービンの回転数(N1)とに基づいてモデル出口温度の差分に対する補正量(dEGTad)を算出し、少なくとも検出された低圧タービンの出口温度(EGT)と算出された出口温度の変化分(dEGT)とモデル出口温度の差分に対する補正量(dEGTad)とに基づいて低圧タービンの入口温度(ITT)の推定値を算出する如く構成したので、測定に代え、演算によって低圧タービンの入口温度(ITT)を推定することができ、よってエンジンの小型・軽量化を図ることができる。
また、低圧タービンの出口温度(EGT)とその変化から低圧タービンの入口温度(ITT)の推定値を算出する如く構成したので、低圧タービンの入口温度(ITT)を精度良く推定することができる。
請求項2に係る航空機用ガスタービン・エンジンの温度推定装置にあっては、予め設定された第1の特性を、検出された低圧タービンの回転数(N1)と外気温(T1)とで検索して低圧タービンの出口温度の変化分(dEGT)を算出する如く構成したので、推定精度をさらに向上できると共に、第1の特性を検索して算出するように構成したので、構成を簡易にすることができる。
請求項3に係る航空機用ガスタービン・エンジンの温度推定装置にあっては、予め設定された第2の特性を、修正高圧タービン回転数(N2C)と検出された大気圧(P0)とで検索してモデル出口温度(MODEL−EGTC)を算出し、修正出口温度(EGTC)から算出された算出されたモデル出口温度(MODEL−EGTC)を減算してモデル出口温度の差分(dEGTC)を算出する如く構成したので、推定精度をさらに向上できると共に、第2の特性を検索して算出するように構成したので、構成を簡易にすることができる。
請求項4に係る航空機用ガスタービン・エンジンの温度推定装置にあっては、予め設定された第3の特性を、算出されたモデル出口温度の差分(dEGTC)と検出された低圧のタービン回転数(N1)とで検索してモデル出口温度の差分に対する補正量(dEGTad)を算出すると共に、検出された低圧タービンの出口温度(EGT)と算出された出口温度の変化分(dEGT)とモデル出口温度の差分に対する補正量(dEGTad)とを加算して低圧タービンの入口温度(ITT)の推定値を算出する如く構成したので、推定精度をさらに向上できると共に、第3の特性を検索して算出するように構成したので、構成を簡易にすることができる。
この発明の実施例に係る航空機用ガスタービン・エンジンの温度推定装置を全体的に示す概略図である。 図1のECUによる低圧タービンの入口温度の推定を機能的に説明するブロック図である。
以下、添付図面に即してこの発明に係る航空機用ガスタービン・エンジンの温度推定装置を実施するための形態について説明する。
図1は、その航空機用ガスタービン・エンジンの温度推定装置を全体的に示す概略図である。
航空機用ガスタービン・エンジンとしては、ターボジェット・エンジン、ターボファン・エンジン、ターボプロップ・エンジンおよびターボシャフト・エンジンの4種が知られているが、以下、2軸のターボファン・エンジンについて説明する。
図1において、符号10はそのターボファン・エンジン、即ち、航空機用ガスタービン・エンジン(以下「エンジン」という)を示し、符号10aはエンジン本体を示す。エンジン10は航空機(機体。図示せず)の適宜位置にマウントされる。
エンジン10はファン(ファン動翼)12を備え、ファン12は高速で回転しつつ外気から空気を吸引する。ファン12にはロータ12aが一体的に形成され、ロータ12aは対向して配置されたステータ14と共に低圧圧縮機(コンプレッサ)16を構成し、そこで吸引した空気を圧縮しつつ後方に圧送する。
尚、ファン12の付近にはセパレータ20によってダクト(バイパス)22が形成され、吸引された空気の大部分は後段(コア側)で燃焼させられることなく、ダクト22を通ってエンジン後方に噴出させられる。ファン排気は、その反作用としてエンジン10が搭載される機体(図示せず)に推力(スラスト)を生じさせる。推力の大部分は、このファン排気によって生じる。
低圧圧縮機16で圧縮された空気は後段の高圧圧縮機24に送られ、そこでロータ24aおよびステータ24bによってさらに圧縮された後、後段の燃焼器26に送られる。
燃焼器26には燃料ノズル28が備えられ、燃料ノズル28にはFCU(Fuel Control Unit 。燃料制御ユニット)30で調量された燃料が圧送される。即ち、FCU30は燃料調整弁(FMV(Fuel Metering Valve))32を備え、燃料ポンプ(ギヤポンプ)34によって機体の適宜位置に配置された燃料タンク36から汲み上げられた燃料は、燃料調整弁32で調量された後、燃料供給路38を通って燃料ノズル28に供給される。
燃料調整弁32は、具体的には、それに接続されるトルクモータ32aによって開閉させられると共に、トルクモータ32aは後述するECU(Electronic Control Unit 。電子制御ユニット)から発せられる指令に基づいて燃料調整弁32を開閉駆動する。ECUはパイロットによって操作されるスラストレバー(図示なし)の位置に応じた指令を発する。また燃料調整弁32の付近にはその開度を検出する開度センサ32bが設置される。
また燃料供給路38には、燃料遮断弁(SOV(Shut Off Valve))38aが介挿される。燃料遮断弁38aはそれに接続される電磁ソレノイド38bによって開閉させられると共に、電磁ソレノイド38bは後述するECUから発せられる指令に基づいて燃料遮断弁38aを動作させる。具体的には、遮断指令が発せられると、燃料ノズル28への燃料供給を遮断するように燃料遮断弁38aを閉弁させる。
燃料ノズル28には高圧圧縮機24から圧縮空気が圧送され、燃料供給路38から供給される燃料はその圧縮空気で霧化される。
燃料ノズル28から噴霧された燃料は、圧縮空気と混合し、エンジン始動時にエキサイタおよび点火プラグからなるイグニッション装置(図示せず)によって点火されて燃焼する。混合気は一度着火されて燃焼を開始すると、かかる圧縮空気と燃料からなる混合気を連続的に供給されて燃焼を継続する。
燃焼によって生じた高温高圧ガスは高圧タービン40に噴射され、高圧タービン40を高速回転させる。高圧タービン40は前記した高圧圧縮機24のロータ24aに高圧タービン軸40aを介して接続され、前記ロータ24aを回転させる。
高温高圧ガスは、高圧タービン40を回転駆動した後、低圧タービン42に送られ(高圧タービン40を通過したガスは燃焼器26から噴射されるガスに比して低圧となる)、低圧タービン42を比較的低速で回転させる。低圧タービン42は前記した低圧圧縮機16のロータ12aに低圧タービン軸42a(軸40aと同心二軸構造)を介して接続されており、前記ロータ12aおよびファン12を回転させる。
低圧タービン42を通過した排ガス(タービン排気)は、ダクト22を通ってそのまま排出されるファン排気と混合させられてジェットノズル44からエンジン後方に噴出される。
エンジン本体10aの外部下面の前側寄りには、アクセサリ・ドライブ・ギアボックス(以下「ギアボックス」という)46がステー46aを介して取り付けられると共に、ギアボックス46の前端には一体的に構成されたスタータおよびジェネレータ(以下「スタータ」と総称する)50が取り付けられる。尚、ギアボックス46の後端には前記したFCU30が配置される。
エンジン10の始動時、スタータ50によって軸52が回転させられると、その回転は駆動軸54(および図示しないベベルギアなどのギア機構)を介して高圧タービン軸40aに伝えられ、圧縮空気が生成される。生成された圧縮空気は、前記したように燃料ノズル28に圧送される。
他方、軸52の回転はPMA(パーマネントマグネット・オルタネータ)56と燃料(高圧)ポンプ34に伝えられて燃料ポンプ34を駆動し、前記したように調量された燃料は燃料ノズル28に供給され、霧化される。よって生じた混合気は、点火されて燃焼を開始する。
エンジン10が自立運転回転数に達すると、高圧タービン軸40aの回転が逆に駆動軸54(および図示しないベベルギアなどのギア機構)を介して軸52に伝えられ、燃料ポンプ34を駆動すると共に、PMA56とスタータ50を駆動する。それによって、PMA56は発電すると共に、スタータ50も発電して機体に電力を供給する。従って、特に機体側の電力負荷が増大すると、スタータ50による発電量が増大し、高圧タービン軸の回転負荷が増大して後述する高圧タービン回転数に影響を与えることになる。
エンジン10において、低圧タービン軸42aの付近にはN1センサ(回転数センサ)60が配置され、低圧タービン回転数(低圧タービン軸42aの回転数)N1に比例する信号を出力すると共に、軸52の付近にはN2センサ(回転数センサ)62が配置され、高圧タービン回転数(高圧タービン軸40aの回転数)N2に比例する信号を出力する。
また、エンジン本体10aの前面の空気取り入れ口64の付近にはT1センサ(温度センサ)66が配置され、流入空気の温度(航空機の外気温)T1に比例する信号を出力する。
エンジン本体10aの上端位置には前記したECU(符号70で示す)が配置され、その内部にはP0センサ(圧力センサ)72が設けられ、大気圧P0に比例する信号を出力する。
また、低圧タービン42の下流の適宜位置にはEGTセンサ(温度センサ)74が配置され、低圧タービン出口温度(排ガス温度EGT)に比例する信号を出力する。
ECU70はCPU,ROM,RAM,I/O(図示せず)などから構成されるマイクロコンピュータを備え、容器に収容されて上端位置に配置される。上記したエンジン10の運転状態を示すセンサ群の出力は、ECU70に送られる。
また、ECU70は、低圧タービンの出口温度(排ガス温度EGT)などから後述するように低圧タービンの入口温度ITT(Intermediate Turbine Temperature(タービン間温度)。図1に符号Aで示す)を推定する温度推定装置として機能する。尚、図1に符号Bで示すのはTIT(Turbine Inlet Temperature。高圧タービンの入口温度)である。
以下、ECU70の低圧タービンの入口温度ITTの推定について説明する。
図2はそのECU70の処理を機能的に説明するブロック図である。
図示の如く、ECU70は、少なくとも検出された低圧タービンの回転数N1と外気温T1とに基づいて低圧タービンの出口温度の変化分dEGTを算出する出口温度変化分算出部70aと、少なくとも検出された高圧タービンの回転数N2を外気温T1で修正して得た修正高圧タービン回転数N2Cと検出された大気圧P0とに基づいてモデル出口温度MODEL−EGTCを算出し、検出された低圧タービンの出口温度EGTを外気温T1で修正して得た修正出口温度EGTCから算出されたモデル出口温度MODEL−EGTCを減算してモデル出口温度の差分dEGTCを算出するモデル出口温度差分算出部70bと、算出されたモデル出口温度の差分dEGTCと検出された低圧タービンの回転数N1とに基づいてモデル出口温度の差分に対する補正量dEGTadを算出するモデル出口温度差分補正量算出部70cと、少なくとも検出された低圧タービンの出口温度EGTと算出された出口温度の変化分dEGTとモデル出口温度の差分に対する補正量dEGTadとに基づいて低圧タービンの入口温度ITTの推定値を算出する入口温度推定値算出部70dとを備える。
図2に示す如く、出口温度変化分算出部70aは、予め設定された第1の特性70a1を、検出された低圧タービンの回転数N1と外気温T1とで検索して低圧タービンの出口温度の変化分dEGTを算出する。
図示の如く、第1の特性70a1は検出された低圧タービン回転数N1が増加するにつれて増加すると共に、検出された外気温T1が増加するにつれて減少するように設定される。第1の特性70a1はECU70のROMにマップ値として検索自在格納される。
モデル出口温度差分算出部70bは、予め設定された第2の特性70b1を、検出された高圧タービンの回転数N2を外気温T1で修正して得た修正高圧タービン回転数N2Cと、検出された大気圧P0とで検索してモデル出口温度MODEL−EGTCを算出し、検出された低圧タービンの出口温度EGTを外気温T1で修正して得た修正出口温度EGTCから、算出されたモデル出口温度MODEL−EGTCを減算してモデル出口温度の差分dEGTCを算出する。
このように、修正高圧タービン回転数N2Cあるいは修正出口温度EGTCは、外気温T1で修正された高圧タービン回転数N2あるいは出口温度EGTを意味する。また、モデル出口温度MODEL−EGTCは、上記パラメータから検索される標準的な修正出口温度を意味する。
図示の如く、第2の特性70b1は、検出された高圧タービンの回転数N2を外気温T1で修正して得た修正回転数(修正高圧タービン回転数)N2Cが増加するにつれて増加すると共に、検出された大気圧P0が増加するにつれて減少するように設定される。
また、モデル出口温度差分補正量算出部70cは、予め設定された第3の特性70c1を、算出されたモデル出口温度の差分dEGTCと検出された低圧のタービン回転数N1とで検索してモデル出口温度の差分に対する補正量dEGTadを算出する。
第3の特性70c1は、算出された出口温度変化分補正量dEGTCが増加するにつれて増加する共に、検出された低圧タービン回転数N1が増加するにつれて増加するように設定される。第2、第3の特性70b1,70c1もECU70のROMにマップ値として検索自在格納される。
入口温度推定値算出部70dは加算段70d1を備え、検出された低圧タービンの出口温度EGTと算出された出口温度の変化分dEGTとモデル出口温度の差分に対する補正量dEGTadとを加算して低圧タービンの入口温度ITTの推定値を算出する。
上記した如く、この実施例に係る航空機用ガスタービン・エンジンの温度推定装置にあっては、ガスタービン・エンジンの燃焼器26から噴射される高圧ガスで回転させられる高圧タービン40と、前記高圧タービンの下流位置に配置されて前記高圧タービンを通過した低圧ガスで回転させられる低圧タービン42とを少なくとも備える航空機用ガスタービン・エンジンにおいて、前記低圧タービンの回転数(N1)を検出する低圧タービン回転数検出手段(N1センサ60)と、外気温(T1)を検出する外気温検出手段(T1センサ66)と、前記低圧タービンの出口温度(EGT)を検出する低圧タービン出口温度検出手段(EGTセンサ74)と、前記高圧タービンの回転数(N2)を検出する高圧タービン回転数検出手段(N2センサ62)と、大気圧(P0)を検出する大気圧検出手段(P0センサ72)と、少なくとも前記検出された低圧タービンの回転数(N1)と外気温(T1)とに基づいて前記低圧タービンの出口温度の変化分(dEGT)を算出する出口温度変化分算出部(ECU70,70a)と、少なくとも前記検出された高圧タービンの回転数(N2)を前記外気温(T1)で修正して得た修正高圧タービン回転数(N2C)と前記検出された大気圧(P0)とに基づいてモデル出口温度(MODEL−EGTC)を算出し、前記検出された低圧タービンの出口温度(EGT)を前記外気温(T1)で修正して得た修正出口温度(EGTC)から前記算出されたモデル出口温度(MODEL−EGTC)を減算して前記モデル出口温度の差分(dEGTC)を算出するモデル出口温度差分算出部(ECU70,70b)と、前記算出されたモデル出口温度の差分(dEGTC)と前記検出された低圧タービンの回転数(N1)とに基づいて前記モデル出口温度の差分に対する補正量(dEGTad)を算出するモデル出口温度差分補正量算出部(ECU70,70c)と、少なくとも前記検出された低圧タービンの出口温度(EGT)と前記算出された出口温度の変化分(dEGT)とモデル出口温度の差分に対する補正量(dEGTad)とに基づいて前記低圧タービンの入口温度(ITT)の推定値を算出する入口温度推定値算出部(ECU70,70d)とを備える如く構成したので、測定に代え、演算によって低圧タービン42の入口温度ITTを推定することができ、よってエンジン10の小型・軽量化を図ることができる。
また、低圧タービンの出口温度(EGT)とその変化から低圧タービンの入口温度(ITT)の推定値を算出する如く構成したので、低圧タービン入口温度ITTを精度良く推定することができる。
また、前記出口温度変化分算出部(ECU70,70a)は、予め設定された第1の特性70a1を、前記検出された低圧タービンの回転数(N1)と外気温(T1)とで検索して前記低圧タービンの出口温度の変化分(dEGT)を算出する如く構成したので、推定精度をさらに向上できると共に、第1の特性70a1を検索して算出するように構成したので、構成を簡易にすることができる。
また、前記モデル出口温度差分算出部(ECU70,70b)は、予め設定された第2の特性70b1を、前記検出された高圧タービンの回転数(N2)を前記外気温(T1)で修正して得た修正高圧タービン回転数(N2C)と前記検出された大気圧(P0)とで検索して前記モデル出口温度(MODEL−EGTC)を算出し、前記検出された低圧タービンの出口温度(EGT)を前記外気温(T1)で修正して得た修正出口温度(EGTC)から前記算出されたモデル出口温度(MODEL−EGTC)を減算して前記モデル出口温度の差分(dEGTC)を算出する如く構成したので、推定精度をさらに向上できると共に、第2の特性70b1を検索して算出するように構成したので、構成を簡易にすることができる。
また、前記モデル出口温度差分補正量算出部(ECU70,70c)は、予め設定された第3の特性70c1を、前記算出されたモデル出口温度の差分(dEGTC)と前記検出された低圧のタービン回転数(N1)とで検索して前記モデル出口温度の差分に対する補正量(dEGTad)を算出すると共に、前記入口温度推定値算出部(ECU70,70d)は、前記検出された低圧タービンの出口温度(EGT)と算出された出口温度の変化分(dEGT)とモデル出口温度の差分に対する補正量(dEGTad)とを加算して前記低圧タービンの入口温度(ITT)の推定値を算出する如く構成したので、推定精度をさらに向上できると共に、第3の特性70c1を検索して算出するように構成したので、構成を簡易にすることができる。
尚、上記において、推定に使用されるパラメータは制限的なものではなく、例示されたパラメータに加えて任意のパラメータを追加しても良い。その意味で特許請求の範囲において「少なくとも」と記載した。
10 航空機用ガスタービン・エンジン(エンジン)、26 燃焼器、40 高圧タービン、42 低圧タービン、60 N1センサ(低圧タービン回転数検出手段)、62 N2センサ(高圧タービン回転数検出手段)、66 T1センサ(外気温検出手段)、70 ECU、70a 出口温度変化分算出部、70b モデル出口温度差分算出部、70c モデル出口温度差分補正量算出部、70d 入口温度推定値算出部、72 P0センサ(大気圧検出手段)、74 EGTセンサ(低圧タービン出口温度検出手段)

Claims (4)

  1. ガスタービン・エンジンの燃焼器から噴射される高圧ガスで回転させられる高圧タービンと、前記高圧タービンの下流位置に配置されて前記高圧タービンを通過した低圧ガスで回転させられる低圧タービンとを少なくとも備える航空機用ガスタービン・エンジンにおいて、前記低圧タービンの回転数(N1)を検出する低圧タービン回転数検出手段と、外気温(T1)を検出する外気温検出手段と、前記低圧タービンの出口温度(EGT)を検出する低圧タービン出口温度検出手段と、前記高圧タービンの回転数(N2)を検出する高圧タービン回転数検出手段と、大気圧(P0)を検出する大気圧検出手段と、少なくとも前記検出された低圧タービンの回転数(N1)と外気温(T1)とに基づいて前記低圧タービンの出口温度の変化分(dEGT)を算出する出口温度変化分算出部と、少なくとも前記検出された高圧タービンの回転数(N2)を前記外気温(T1)で修正して得た修正高圧タービン回転数(N2C)と前記検出された大気圧(P0)とに基づいてモデル出口温度(MODEL−EGTC)を算出し、前記検出された低圧タービンの出口温度(EGT)を前記外気温(T1)で修正して得た修正出口温度(EGTC)から前記算出されたモデル出口温度(MODEL−EGTC)を減算して前記モデル出口温度の差分(dEGTC)を算出するモデル出口温度差分算出部と、前記算出されたモデル出口温度の差分(dEGTC)と前記検出された低圧タービンの回転数(N1)とに基づいて前記モデル出口温度の差分に対する補正量(dEGTad)を算出するモデル出口温度差分補正量算出部と、少なくとも前記検出された低圧タービンの出口温度(EGT)と前記算出された出口温度の変化分(dEGT)とモデル出口温度の差分に対する補正量(dEGTad)とに基づいて前記低圧タービンの入口温度(ITT)の推定値を算出する入口温度推定値算出部とを備えたことを特徴とする航空機用ガスタービン・エンジンの温度推定装置。
  2. 前記出口温度変化分算出部は、予め設定された第1の特性を、前記検出された低圧タービンの回転数(N1)と外気温(T1)とで検索して前記低圧タービンの出口温度の変化分(dEGT)を算出することを特徴とする請求項1記載の航空機用ガスタービン・エンジンの温度推定装置。
  3. 前記モデル出口温度差分算出部は、予め設定された第2の特性を、前記検出された高圧タービンの回転数(N2)を前記外気温(T1)で修正して得た修正高圧タービン回転数(N2C)と前記検出された大気圧(P0)とで検索して前記モデル出口温度(MODEL−EGTC)を算出し、前記検出された低圧タービンの出口温度(EGT)を前記外気温(T1)で修正して得た修正出口温度(EGTC)から前記算出されたモデル出口温度(MODEL−EGTC)を減算して前記モデル出口温度の差分(dEGTC)を算出することを特徴とする請求項1または2記載の航空機用ガスタービン・エンジンの温度推定装置。
  4. 前記モデル出口温度差分補正量算出部は、予め設定された第3の特性を、前記算出されたモデル出口温度の差分(dEGTC)と前記検出された低圧のタービン回転数(N1)とで検索して前記モデル出口温度の差分に対する補正量(dEGTad)を算出すると共に、前記入口温度推定値算出部は、前記検出された低圧タービンの出口温度(EGT)と算出された出口温度の変化分(dEGT)とモデル出口温度の差分に対する補正量(dEGTad)とを加算して前記低圧タービンの入口温度(ITT)の推定値を算出することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の航空機用ガスタービン・エンジンの温度推定装置。
JP2010208314A 2010-09-16 2010-09-16 航空機用ガスタービン・エンジンの温度推定装置 Active JP5548080B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010208314A JP5548080B2 (ja) 2010-09-16 2010-09-16 航空機用ガスタービン・エンジンの温度推定装置
US13/233,103 US8731798B2 (en) 2010-09-16 2011-09-15 Temperature estimation apparatus for aeroplane gas turbine engine

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010208314A JP5548080B2 (ja) 2010-09-16 2010-09-16 航空機用ガスタービン・エンジンの温度推定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012062833A true JP2012062833A (ja) 2012-03-29
JP5548080B2 JP5548080B2 (ja) 2014-07-16

Family

ID=45818484

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010208314A Active JP5548080B2 (ja) 2010-09-16 2010-09-16 航空機用ガスタービン・エンジンの温度推定装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8731798B2 (ja)
JP (1) JP5548080B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109655102A (zh) * 2018-11-01 2019-04-19 中国航空工业集团公司沈阳飞机设计研究所 基于液压泵的管路工作介质的压力和温度损失测量方法
CN115356122A (zh) * 2022-10-24 2022-11-18 中国航发四川燃气涡轮研究院 一种压气机的加温加压试验方法

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20150013301A1 (en) * 2013-03-13 2015-01-15 United Technologies Corporation Turbine engine including balanced low pressure stage count
US10080068B2 (en) * 2014-02-28 2018-09-18 United Technologies Corporation Protected wireless network
FR3026785B1 (fr) * 2014-10-06 2019-08-02 Safran Aircraft Engines Surveillance d'un ensemble du systeme propulsif d'un aeronef
CN105509917B (zh) * 2015-11-27 2018-12-11 中国航空工业集团公司沈阳飞机设计研究所 一种飞机机尾罩测温试验装置
US11022042B2 (en) * 2016-08-29 2021-06-01 Rolls-Royce North American Technologies Inc. Aircraft having a gas turbine generator with power assist
CN109632320B (zh) * 2018-12-04 2020-12-04 南京理工大学 一种模拟高速旋转发动机
CN113419575B (zh) * 2021-06-29 2022-11-22 中国航发沈阳发动机研究所 一种提高舰载机发动机起飞时气动稳定性的控制方法
CN113899555B (zh) * 2021-12-10 2022-04-08 中国飞机强度研究所 一种实验室飞机发动机慢车运行环境场平衡控制系统
CN113899554B (zh) * 2021-12-10 2022-02-18 中国飞机强度研究所 实验室飞机发动机慢车运行环境场平衡控制方法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001329855A (ja) * 2000-05-19 2001-11-30 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd ガスタービンのタービン入口温度予測方法
JP2002106364A (ja) * 2000-09-29 2002-04-10 Honda Motor Co Ltd ガスタービンエンジンのタービン入口温度推定方法
JP2003065081A (ja) * 2001-08-24 2003-03-05 Mitsubishi Heavy Ind Ltd ガスタービン入口温度の制御方法および推定方法
JP2005291070A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Honda Motor Co Ltd ガスタービン・エンジンの制御装置
US20060195248A1 (en) * 2005-02-14 2006-08-31 Honeywell International, Inc. Fault detection system and method for turbine engine fuel systems

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4146049B2 (ja) * 1999-10-05 2008-09-03 本田技研工業株式会社 航空機用ガスタービン・エンジンの制御装置
US6868325B2 (en) * 2003-03-07 2005-03-15 Honeywell International Inc. Transient fault detection system and method using Hidden Markov Models
US7734400B2 (en) * 2003-07-24 2010-06-08 Honeywell International Inc. Fault detection system and method using augmented data and fuzzy logic
US7975489B2 (en) * 2003-09-05 2011-07-12 Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha Catalyst module overheating detection and methods of response
US7062370B2 (en) * 2004-03-30 2006-06-13 Honeywell International Inc. Model-based detection, diagnosis of turbine engine faults
JP4434814B2 (ja) * 2004-03-31 2010-03-17 本田技研工業株式会社 ガスタービン・エンジンの制御装置
JP4434834B2 (ja) * 2004-05-26 2010-03-17 本田技研工業株式会社 ガスタービン・エンジンの制御装置
US7216489B2 (en) * 2004-05-26 2007-05-15 Honeywell International, Inc. System and method for lightoff detection in turbine engines
US7506517B2 (en) * 2004-11-23 2009-03-24 Honeywell International, Inc. System and method for turbine engine startup profile characterization
US7337086B2 (en) * 2005-10-18 2008-02-26 Honeywell International, Inc. System and method for combining diagnostic evidences for turbine engine fault detection
US20070214795A1 (en) * 2006-03-15 2007-09-20 Paul Cooker Continuous real time EGT margin control
US7369932B2 (en) * 2006-05-04 2008-05-06 Honeywell International, Inc. System and method for turbine engine fault detection using discrete event system modeling
JP2011043136A (ja) * 2009-08-24 2011-03-03 Honda Motor Co Ltd ガスタービン・エンジンの始動時燃料制御装置
JP5356967B2 (ja) * 2009-09-29 2013-12-04 本田技研工業株式会社 航空機用ガスタービン・エンジン

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001329855A (ja) * 2000-05-19 2001-11-30 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd ガスタービンのタービン入口温度予測方法
JP2002106364A (ja) * 2000-09-29 2002-04-10 Honda Motor Co Ltd ガスタービンエンジンのタービン入口温度推定方法
JP2003065081A (ja) * 2001-08-24 2003-03-05 Mitsubishi Heavy Ind Ltd ガスタービン入口温度の制御方法および推定方法
JP2005291070A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Honda Motor Co Ltd ガスタービン・エンジンの制御装置
US20060195248A1 (en) * 2005-02-14 2006-08-31 Honeywell International, Inc. Fault detection system and method for turbine engine fuel systems

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109655102A (zh) * 2018-11-01 2019-04-19 中国航空工业集团公司沈阳飞机设计研究所 基于液压泵的管路工作介质的压力和温度损失测量方法
CN109655102B (zh) * 2018-11-01 2021-01-08 中国航空工业集团公司沈阳飞机设计研究所 基于液压泵的管路工作介质的压力和温度损失测量方法
CN115356122A (zh) * 2022-10-24 2022-11-18 中国航发四川燃气涡轮研究院 一种压气机的加温加压试验方法
CN115356122B (zh) * 2022-10-24 2023-06-13 中国航发四川燃气涡轮研究院 一种压气机的加温加压试验方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20120072091A1 (en) 2012-03-22
JP5548080B2 (ja) 2014-07-16
US8731798B2 (en) 2014-05-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5548080B2 (ja) 航空機用ガスタービン・エンジンの温度推定装置
JP5356967B2 (ja) 航空機用ガスタービン・エンジン
JP6633960B2 (ja) 航空機用ガスタービン・エンジンの着火検知装置
JP4146049B2 (ja) 航空機用ガスタービン・エンジンの制御装置
JP5356949B2 (ja) ガスタービン・エンジンの過回転防止装置
US20110041510A1 (en) Fuel control apparatus for gas turbine engine
US10428744B2 (en) Fuel pump health detection
US6513333B2 (en) Surge detection system of gas turbine aeroengine
JP2001107750A (ja) 航空機用ガスタービン・エンジンの制御装置
JP5465950B2 (ja) 航空機用ガスタービン・エンジンの制御装置
US11448138B2 (en) Surge recovery systems and methods
JP6633961B2 (ja) 航空機用ガスタービン・エンジンの運転パラメータ推定装置
JP6633962B2 (ja) 航空機用ガスタービン・エンジンの制御装置
JP4705732B2 (ja) 航空機用ガスタービン・エンジンのサージ検出装置
Ma et al. Modeling and simulation of gas turbine starter and fuel control system
JP6633963B2 (ja) 航空機用ガスタービン・エンジンの制御装置
JP4523693B2 (ja) 航空機用ガスタービン・エンジンの制御装置
RU2010154326A (ru) Способ управления силовой установкой вертолета

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121127

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131015

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131023

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131204

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140430

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140516

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5548080

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150