JP2012061990A - プロテクタ - Google Patents

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JP2012061990A
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Yusuke Ogawa
裕介 小川
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Kojima Industries Corp
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Kojima Press Industry Co Ltd
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Abstract

【課題】カウルルーバの縁とフロントガラスの表面との間のシール性が悪い場合でも、カウルルーバ内部への流体の浸入を防止できるプロテクタを提供すること。
【解決手段】プロテクタ2は、カウルルーバ3の縁50を挟み込む挟持体10と、フロントガラス70の表面を押さえつけるリップ体20とを備え、カウルルーバ3の縁50とフロントガラス70の表面との隙間F1をシール可能に構成されている。挟持体10には、自身がカウルルーバ3の縁50を挟み込み、さらに、リップ体20がフロントガラス70の表面を押さえつけた組み付け状態において、自身10とフロントガラス70の表面との隙間F1から流体の浸入量をより減少させるヒレ40が備えられている。
【選択図】図5

Description

本発明は、プロテクタに関し、詳しくは、カウルルーバの縁を挟み込む挟持体と、フロントガラスの表面を押さえつけるリップ体とを備え、カウルルーバの縁とフロントガラスの表面との間をシールするプロテクタに関する。
従来、カウルルーバの縁とフロントガラスの表面との間をシールする技術が既に知られている。ここで、下記特許文献1には、例えば、図6〜10に示すように、カウルルーバ103の後縁150を挟み込む挟持体110と、フロントガラス170の下側の表面を押さえつけるリップ体120とを備え、カウルルーバ103の後縁150とフロントガラス170の下側の表面との間をシールするプロテクタ102に関する技術が開示されている。これにより、シール性を高めることができるため、カウルルーバ103内部への流体(例えば、雨水)の浸入を抑制できる。
実用新案登録第2597143号公報
しかしながら、上述した特許文献1の技術では、図10において、例えば、リップ体120がフロントガラス170の下側の表面を押さえつける力が弱いと、カウルルーバ103の後縁150とフロントガラス170の下側の表面との間のシール性が悪くなるため、カウルルーバ103内部へ流体が浸入してしまうことがあった。図10において、矢印が浸入した流体を示している。そのため、カウルルーバ103の内部には、浸入した流体が電気品(例えば、ワイパーモータ等)に掛かることを防止するカバー部材(例えば、雨どい)154を設ける必要があった。
本発明は、このような問題点を解決しようとするもので、その課題は、カウルルーバの縁とフロントガラスの表面との間のシール性が悪い場合でも、カウルルーバの内部に設けたカバー部材を廃止または小型化できるプロテクタを提供することである。
本発明は、上記の目的を達成するためのものであって、以下のように構成されている。
請求項1に記載の発明は、カウルルーバの縁を挟み込む挟持体と、フロントガラスの表面を押さえつけるリップ体とを備え、カウルルーバの縁とフロントガラスの表面との間をシールするプロテクタであって、挟持体には、自身がカウルルーバの縁を挟み込み、さらに、リップ体がフロントガラスの表面を押さえつけた組み付け状態において、自身とフロントガラスの表面との隙間から流体の浸入量をより減少させるヒレが備えられていることを特徴とする構成である。
この構成によれば、カウルルーバの縁とフロントガラスの表面との間から流体の浸入を抑制できる。このとき、プロテクタのヒレは、流体の浸入方向に沿って折り曲げられるため、プロテクタの挟持体とフロントガラスとの隙間を塞ぐことができる。そのため、カウルルーバの縁とフロントガラスの表面との間のシール性が悪い場合でも、カウルルーバ内部への雨水の浸入量をより減少させることができる。したがって、カウルルーバの内部に設けた雨どいを廃止または小型化できる。
また、請求項2に記載の発明は、カウルルーバの縁を挟み込む挟持体と、フロントガラスの表面を押さえつけるリップ体とを備え、カウルルーバの縁とフロントガラスの表面との間をシールするプロテクタであって、挟持体とリップ体との表面には、リップ体がフロントガラスの表面を押さえつけたとき、自身のフロントガラスの表面に対する摺動性を高める摺動体が備えられており、摺動体には、挟持体がカウルルーバの縁を挟み込み、さらに、リップ体がフロントガラスの表面を押さえつけた組み付け状態において、自身とフロントガラスの表面との隙間から流体の浸入量をより減少させるヒレが備えられていることを特徴とする構成である。
この構成によれば、上述した請求項1と同様の作用効果を得ることができる。また、この構成によれば、リップ体がフロントガラスの表面を押さえつけたとき、この押さえつけたリップ体に撓みが生じることを防止できる。そのため、フロントガラスの表面を円滑に押さえることができる。
図1は、本発明の実施例に係るプロテクタの全体斜視図である。 図2は、図1の側面を拡大した図である。 図3は、図1のプロテクタをカウルルーバに組み付ける前の状態を示す斜視図である。 図4は、図3の組み付け後の斜視図である。 図5は、図4のカウルルーバを車両ボデーに組み付けた状態におけるV−V線の断面図と、その主要部の拡大図である。 図6は、従来技術に係るプロテクタの全体斜視図である。 図7は、図6の側面を拡大した図である。 図8は、図6のプロテクタをカウルルーバに組み付ける前の状態を示す斜視図である。 図9は、図8の組み付け後の斜視図である。 図10は、図9のカウルルーバを車両ボデーに組み付けた状態におけるX−X線の断面図と、その主要部の拡大図である。
以下、本発明を実施するための形態を、図1〜5を用いて説明する。なお、以下の説明にあたって、上、下、前、後、左、右とは、上述した図に記載した、上、下、前、後、左、右の方向、すなわち、プロテクタ2を組み付けたカウルルーバ3を備えた車両(図示しない)を基準にしたときの上、下、前、後、左、右の方向を示している。
まず、本発明の実施例に係るプロテクタ2の構成を説明する。このプロテクタ2は、カウルルーバ3の後縁50を挟み込む挟持体10と、フロントガラス70の下側の表面を押さえつけるリップ体20と、挟持体10の下面とリップ体20の表面(上面および下面)とを被覆する摺動体30とから構成されている(図1〜2参照)。
この挟持体10は、その縦断面が略J字状に形成されている。この略J字の先端には、内方に向けて盛り上がり状を成す引っ掛け部12が形成されている。この引っ掛け部12を、カウルルーバ3の後縁50に形成されている凹部52に嵌め込むことができるため、挟持体10によってカウルルーバ3の後縁50を確実に挟み込むことができる(図3〜5参照)。なお、この図3〜5において、カウルルーバ3におけるエアを取り込むための取込口の図示は省略している。
一方、この摺動体30には、挟持体10の下面において、その表面から下方に伸びる格好を成す2枚のヒレ40、40が一体的に形成されている。これにより、2枚のヒレ40、40を簡便に成形できる。この2枚のヒレ40、40は、雨水の浸入方向(図2において、矢印方向)に沿って連なるように形成されている。これにより、雨水の浸入を効果的に抑制できる。
なお、このプロテクタ2は、その構成部材10、20、30(40)の全てが、カウルルーバ3の後縁50の幅長に対して一致するように、長手状に形成されている。また、このプロテクタ2は、その構成部材10、20、30(40)が、例えば、エラストマによる多色成形(この場合、3色成形)によって成形されている。
このとき、リップ体20は、挟持体10および摺動体30(ヒレ40)より、軟らかなエラストマによって成形されている。これにより、リップ体20がフロントガラス70を押さえつけたとき、この押さえつけたリップ体20をフロントガラス70の表面に沿わせることができるため、カウルルーバ3の後縁50とフロントガラス70の下側の表面との間をシールできる。したがって、カウルルーバ3の後縁50とフロントガラス70の下側の表面との間から雨水の浸入を抑制できる。プロテクタ2は、このように構成されている。
本発明の実施例に係るプロテクタ2は、上述したように構成されている。この構成によれば、後縁50にプロテクタ2の挟持体10を挟み込んだカウルルーバ3を車両ボデー(図示しない)に組み付けた状態にすると(この記載が、特許請求の範囲に記載の「組み付け状態」に相当する)、上述したように、カウルルーバ3の後縁50とフロントガラス70の下側の表面との間から雨水の浸入を抑制できる(図5参照)。このとき、プロテクタ2の2枚のヒレ40、40は、雨水の浸入方向に沿って折り曲げられるため、プロテクタ2の挟持体10とフロントガラス70との隙間F1を塞ぐことができる。図5において、矢印が浸入した雨水を示している。この図5と図10との比較から明らかなように、この浸入した雨水は、2枚のヒレ40、40によって堰き止められている。そのため、カウルルーバ3の後縁50とフロントガラス70の下側の表面との間のシール性が悪い場合でも、カウルルーバ3内部への雨水の浸入量をより減少させることができる。したがって、カウルルーバ3の内部に設けた雨どい154を廃止または小型化できる。
また、この構成によれば、摺動体30を備えているため、リップ体20がフロントガラス70の下側の表面を押さえつけたとき、この押さえつけたリップ体20に撓みが生じることを防止できる。したがって、フロントガラス70の表面を円滑に押さえることができる。
上述した内容は、あくまでも本発明の一実施の形態に関するものであって、本発明が上記内容に限定されることを意味するものではない。
実施例では、ヒレ40、40は、摺動体30に一体的に形成されている例を説明した。しかし、これに限定されるものでなく、ヒレ40、40は、挟持体10に一体的に形成されていても構わない。その場合、摺動体30は、挟持体10の下面を被覆することなく、リップ体20の表面のみを被覆する形状となっている。また、その場合、プロテクタ2に摺動体30を備えていなくても構わない。
また、実施例では、ヒレ40は、2枚形成されている例を説明した。しかし、これに限定されるものでなく、1枚、3枚、4枚等、何枚であっても構わない。
2 プロテクタ
3 カウルルーバ
10 挟持体
20 リップ体
30 摺動体
40 ヒレ
50 後縁
70 フロントガラス
F1 隙間

Claims (2)

  1. カウルルーバの縁を挟み込む挟持体と、フロントガラスの表面を押さえつけるリップ体とを備え、カウルルーバの縁とフロントガラスの表面との間をシールするプロテクタであって、
    挟持体には、自身がカウルルーバの縁を挟み込み、さらに、リップ体がフロントガラスの表面を押さえつけた組み付け状態において、自身とフロントガラスの表面との隙間から流体の浸入量をより減少させるヒレが備えられていることを特徴とするプロテクタ。
  2. カウルルーバの縁を挟み込む挟持体と、フロントガラスの表面を押さえつけるリップ体とを備え、カウルルーバの縁とフロントガラスの表面との間をシールするプロテクタであって、
    挟持体とリップ体との表面には、リップ体がフロントガラスの表面を押さえつけたとき、自身のフロントガラスの表面に対する摺動性を高める摺動体が備えられており、
    摺動体には、挟持体がカウルルーバの縁を挟み込み、さらに、リップ体がフロントガラスの表面を押さえつけた組み付け状態において、自身とフロントガラスの表面との隙間から流体の浸入量をより減少させるヒレが備えられていることを特徴とするプロテクタ。


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