JP2012061877A - スイッチ操作部の照明装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】部品点数を削減して低コストで、複数の操作ノブを点灯させることを可能としたスイッチの照明装置を提供する。
【解決手段】スイッチの照明装置は、スイッチボディ10の一端開口を覆う複数の操作ノブ21,22と、回路基板33の裏面に実装された単一の光源34と、スイッチボディの他端開口を覆うカバー体40とを備えている。カバー体40には、単一の光源34からの照射光を複数の操作ノブ21,22のそれぞれに向けて反射させる複数の反射部45,46が設けられている。
【選択図】図2
【解決手段】スイッチの照明装置は、スイッチボディ10の一端開口を覆う複数の操作ノブ21,22と、回路基板33の裏面に実装された単一の光源34と、スイッチボディの他端開口を覆うカバー体40とを備えている。カバー体40には、単一の光源34からの照射光を複数の操作ノブ21,22のそれぞれに向けて反射させる複数の反射部45,46が設けられている。
【選択図】図2
Description
本発明は、例えば自動車等の車両に好適に用いられるスイッチ操作部の照明装置に関する。
自動車等の車両の運転席前方に配置されたインストルメントパネルには、例えばカーナビゲーション、オーディオやエアコンディショナ等の車載機器をオンオフ操作するための操作装置が設置されている(例えば、特許文献1参照。)。
上記特許文献1記載の操作装置は、スイッチ操作部となる複数の操作ノブが設けられたパネルを備えている。そのパネルの裏面側には、照明用光源、及びスイッチ素子が回路基板に実装されている。その回路基板は、照明用光源、及びスイッチ素子が複数の操作ノブのそれぞれに対応してパネルの裏面側に配されている。
しかしながら、上記特許文献1に記載された操作装置においては、複数の操作ノブのそれぞれに対して、照明用光源が個別に必要となる。その結果、操作ノブの設置個数が増えると、回路基板に実装する照明用光源などの部品点数が増加してしまうこととなる。それと相まって、製造コストなどの増大に繋がるので、コスト低減を図りたいという要望があった。
本発明の目的は、部品点数を削減して低コストで、複数の操作ノブを点灯させることを可能としたスイッチ操作部の照明装置を提供することにある。
[1]本発明は、両端を開口したスイッチ収容部を有するスイッチボディと、前記スイッチボディの一端開口を覆う複数のスイッチ操作部と、前記スイッチ収容部に収容された回路基板と、前記回路基板の前記一端開口とは反対側の裏面に実装された単一の照明用光源と、前記スイッチボディの他端開口を覆うカバー体と、前記カバー体に設けられ、前記単一の光源からの照射光を前記複数のスイッチ操作部のそれぞれに向けて反射させる複数の反射部とを備えたことを特徴とするスイッチ操作部の照明装置にある。
[2]上記[1]記載の発明にあって、前記カバー体は、底壁と、前記底壁を囲む側壁とにより形成され、前記複数の反射部は、前記底壁の前記照明用光源の照射領域に突出して形成され前記単一の光源からの照射光を光軸と交差する方向に反射させる第1反射面をもつ第1反射部と、前記第1反射部からの光を前記複数のスイッチ操作部へ向けて反射させる第2反射面をもつ第2反射部とを有してなることを特徴とする。
[3]上記[1]又は[2]記載の発明にあって、前記第1反射部は、前記照明用光源の光軸方向に向けて先細りした形状に形成されてなることを特徴とする。
[4]上記[2]記載の前記第2反射面としては、前記側壁に形成されていることが好適である。
[5]上記[2]記載の前記第2反射面としては、前記底壁に形成されていることが好適である。
本発明によれば、簡単な構造で、複数の操作ノブを点灯させることができるとともに、部品点数を削減して低コストで構成することができるスイッチ操作部の照明装置が効果的に得られる。
以下、本発明の好適な実施の形態を添付図面に基づいて具体的に説明する。
[第1の実施の形態]
(スイッチ操作部の構成)
図1及び図2において、全体を示す符号1は、この実施の形態に係る車両用の多方向操作型の集合スイッチを模式的に示している。この集合スイッチ1は、複数の機能が割り当てられた図示しないスイッチ操作機構を備えている。
(スイッチ操作部の構成)
図1及び図2において、全体を示す符号1は、この実施の形態に係る車両用の多方向操作型の集合スイッチを模式的に示している。この集合スイッチ1は、複数の機能が割り当てられた図示しないスイッチ操作機構を備えている。
この集合スイッチ1は、図2に示すように、両端を開口した円筒形状をなすスイッチ収容部を有するスイッチボディ10と、そのスイッチボディ10の表面側となる一端開口(表面側開口)にスイッチ操作部である操作ノブ20を備えるとともに、スイッチボディ10の裏面側となる他端開口(裏面側開口)に照明光源部30を備えている。この集合スイッチ1は、例えば車両の運転席周りに設けられた図示しないステアリングホイールやインストルメントパネルなどに配される。
(スイッチボディの構成)
このスイッチボディ10は、合成樹脂材料からなり、図2に示すように、表面側開口に操作ノブ20を挿入する円筒状の受体(スイッチ収容部)11を備えている。その受体11の開口内周縁部には、操作ノブ20を保持する係合突起12が突出形成されている。この受体11の内部には円形空間が形成されている。その円形空間の一部を構成する裏面側開口は、受体11の円形開口よりも大径の円形開口をもち、照明用光源を支持する円形支持面を有する段部13をもつ階段形状をなしている。
このスイッチボディ10は、合成樹脂材料からなり、図2に示すように、表面側開口に操作ノブ20を挿入する円筒状の受体(スイッチ収容部)11を備えている。その受体11の開口内周縁部には、操作ノブ20を保持する係合突起12が突出形成されている。この受体11の内部には円形空間が形成されている。その円形空間の一部を構成する裏面側開口は、受体11の円形開口よりも大径の円形開口をもち、照明用光源を支持する円形支持面を有する段部13をもつ階段形状をなしている。
(操作ノブの構成)
この操作ノブ20は、図1及び図2に示すように、透光性材料からなる中空筒形状の第1操作ノブ21と、その第1操作ノブ21と同心円上に配された円環形状の第2操作ノブ22とを有している。この操作ノブ20の表面には、スイッチ機能に対応した文字や絵柄などが印刷や塗装等により表示されている。
この操作ノブ20は、図1及び図2に示すように、透光性材料からなる中空筒形状の第1操作ノブ21と、その第1操作ノブ21と同心円上に配された円環形状の第2操作ノブ22とを有している。この操作ノブ20の表面には、スイッチ機能に対応した文字や絵柄などが印刷や塗装等により表示されている。
この第1操作ノブ21には、図1に示すように、CDやラジオ等のモードを選択するための操作部であるモード「M」の文字が表示されている。一方の第2操作ノブ22には、第1操作ノブ21を中心として、90度の位相差をもって4つのマーク「∨」、「∧」、「+」、及び「−」が表示されている。この「∨」のマークはCDの選曲やラジオの選局を一方向に行うための操作部であり、「∧」のマークはCDの選曲やラジオの選局を他方向に行うための操作部である。「+」のマークはカーステレオの音量を大きくするための操作部であり、「−」のマークはカーステレオの音量を小さくするための操作部である。
(スイッチホルダの構成)
受体11と操作ノブ20との間には、図2に示すように、スイッチホルダ23が配されている。このスイッチホルダ23は、円筒枠状に形成されており、その円筒枠の外周面には係合孔24が形成されている。この係合孔24がスイッチボディ10の受体11に突出形成された係合突起12に係合されており、操作ノブ20はスイッチホルダ23に押圧動作可能に保持されている。スイッチホルダ23の材質としては、例えばポリカーボネート等の各種の透明材料を用いている。
受体11と操作ノブ20との間には、図2に示すように、スイッチホルダ23が配されている。このスイッチホルダ23は、円筒枠状に形成されており、その円筒枠の外周面には係合孔24が形成されている。この係合孔24がスイッチボディ10の受体11に突出形成された係合突起12に係合されており、操作ノブ20はスイッチホルダ23に押圧動作可能に保持されている。スイッチホルダ23の材質としては、例えばポリカーボネート等の各種の透明材料を用いている。
(照明光源部の構成)
この照明用光源部30は、図2に示すように、スイッチボディ10の受体11の円形空間を閉鎖する円形箱状のスイッチカバー体40を有している。スイッチボディ10の段部13の段差面には、ラバーコンタクト32が載置支持されている。そのラバーコンタクト32の裏面には回路基板33が配されるとともに、その回路基板33の裏面には、照明用の点光源である単一のLED34が実装されている。
この照明用光源部30は、図2に示すように、スイッチボディ10の受体11の円形空間を閉鎖する円形箱状のスイッチカバー体40を有している。スイッチボディ10の段部13の段差面には、ラバーコンタクト32が載置支持されている。そのラバーコンタクト32の裏面には回路基板33が配されるとともに、その回路基板33の裏面には、照明用の点光源である単一のLED34が実装されている。
この単一のLED34は、図2に示すように、操作ノブ21,22の設置側とは反対側に向けて照明光を放射するように配されている。回路基板33の表面には、図示しない銅箔からなる電源回路が形成されており、この電源回路に沿って、同じく図示しない接点などの回路部品が配されている。回路基板33の操作ノブ21,22と対応する部位には、LED34からの照明光を通過させる光通過孔33aが貫通して形成されている。
このラバーコンタクト32は、例えばシリコンゴム等の弾性変形可能な軟質性樹脂からなる透光性部材により構成されている。照明用光源部30は、回路基板33の電源回路に電圧が印加されると、ラバーコンタクト32の導体を介してLED34に電圧が印加され、LED34からの照明光により操作ノブ21,22の裏面を照射するように構成されている。操作ノブ21,22が押下されない通常状態においても、LED34からの照明光により操作ノブ21,22の裏面を照射するように構成することが可能である。
(スイッチカバー体の構成)
上記のように構成された集合スイッチ1の全体構成は、回路基板33の裏面にLED34を実装した構成を除いて、特に図示例に限定されるものでない。この第1の実施の形態の基本の構成は、回路基板33の裏面に実装された単一のLED34からの照明光をスイッチカバー体40により反射させ、その反射光を回路基板33の表面側に配された複数の照明対象部のそれぞれに向けて反射させる照明光源部30にある。図示例にあっては、スイッチカバー体40の凹部42の内部がLED34から放射された光を反射する反射部として構成されている。
上記のように構成された集合スイッチ1の全体構成は、回路基板33の裏面にLED34を実装した構成を除いて、特に図示例に限定されるものでない。この第1の実施の形態の基本の構成は、回路基板33の裏面に実装された単一のLED34からの照明光をスイッチカバー体40により反射させ、その反射光を回路基板33の表面側に配された複数の照明対象部のそれぞれに向けて反射させる照明光源部30にある。図示例にあっては、スイッチカバー体40の凹部42の内部がLED34から放射された光を反射する反射部として構成されている。
このスイッチカバー体40は、図2に示すように、円形の外側壁41に囲まれて上面を開放したスリ鉢断面形状の凹部42を有する合成樹脂製の箱蓋からなる。この外側壁41の外面には、スイッチボディ10の開口内縁部に嵌め込み固定する蓋体嵌合部41aが形成されている。
このスイッチカバー体40の凹部42は、図2に示すように、底壁43と、その底壁43を囲む内側壁44とにより形成されている。この底壁43の底面中央部には、LED34からの光を直接反射する第1反射部45が配されている。一方の内側壁44は、第1反射部45の第1反射面45aと対向して配された第2反射部46とされている。
この第1反射部45は、図2に示すように、LED配置方向に向かって山形に突出形成された第1反射面45aを有している。この第1反射面45aは、LED中心方向(光軸方向)に向かって先細りした円錐形状をなしており、LED放射方向とは交差する方向に向けてLED34からの光を拡散して反射させる傾斜角度を有している。
一方の第2反射部46は、第1反射部45を中心する同心円上に所定の間隔をもって配されており、第1反射面45aとは反対側に傾斜した第2反射面46aを有している。その第2反射面46aは、LED放射方向とは反対側に配された操作ノブ21,22に向けてLED34からの光を反射させる傾斜角度を有している。
この反射部45,46を構成する凹部42の表面には、例えば白色や乳白色の塗装、又は印刷等の反射処理が施されている。その反射処理の他の一例としては、例えばアルミニウム又は銀による鏡面めっきを施してもよい。反射部45,46の反射面45a,46aの膜厚は、LED34からの照明光を反射するのに十分な厚さであれば、反射処理と同様に、特に限定されるものではない。この反射面45a,46aの傾斜角度にあっても、LED放射方向とは反対側への反射効率を考慮すれば、LED34の光軸に対して任意の角度範囲に適宜に設定することができることは勿論である。
この反射部45,46のそれぞれの反射面45a,46aを異なる傾斜角度を有する斜面に形成してもよい。第1反射部45の反射面45aで反射される光の方向が同じでも、第2反射部46の反射面46aの傾斜角度に応じてLED34からの照射光の拡散される角度を変化させることが可能である。
この反射部45,46の構造、形状や配置位置などは、図示例に特定されるものではない。第1反射部45としては、円錐形状をなしている必要はなく、例えば三角形状などの多角錐形状や柱形状に形成されていてもよいことは勿論である。一方の第2反射部46の反射面46aは、スイッチカバー体40の凹部42の全体に形成されなくてもよく、LED34から放出された光が照射する領域の表面に部分的に設けてもよい。
LED34からの照明光は、図2に矢印Lで示すように、第1反射部45の反射面45aにより、LED34からの放射方向とは交差する多方向へ拡散して反射する。その反射光の一部は、スイッチカバー体40の内側壁44(第2反射部46)に入射する。その入射光は、第2反射部46の反射面46aでLED放射方向とは反対側に向かう方向に拡散して反射することによって、ラバーコンタクト32を介して操作ノブ22に向けて出射する。
一方、第1反射部45の反射面45aにより拡散して反射された反射光の一部は、回路基板33の光通過孔33aを介して操作ノブ21に向けて出射する。これにより、操作ノブ20に入射した光が外部へ放射され、操作ノブ21,22の裏面が照明される。この構成によると、LED34からの光をスイッチカバー体40の凹部42内で反射させてから照明方向へ間接照射することが可能になる。
(第1の実施の形態の効果)
上記第1の実施の形態によれば、以下のような効果を有する。
(1)単一のLED34は、複数の照明対象部における光の照明方向とは反対方向に放射するように配置され、スイッチカバー体40により、単一のLED34の照明光を複数の照明対象部のそれぞれに向けて反射させる構成を採用したので、従来のサイドビュー型の照明装置のように導光部材の側方にLEDを配置するための設置スペースを確保する必要がなくなり、スイッチの部品点数の増大を防止するとともに、スイッチの大型化を防止することができる。
(2)回路基板33において操作ノブ21,22と対応する部位ごとにLED34を配置する必要もないため、回路基板33におけるLED34の配置レイアウトの自由度を高めることができるとともに、照明装置のコンパクト化を実現することができる。
(3)以上より、簡単な構造であり、コストを低減したスイッチ操作部の照明装置が効果的に得られる。
上記第1の実施の形態によれば、以下のような効果を有する。
(1)単一のLED34は、複数の照明対象部における光の照明方向とは反対方向に放射するように配置され、スイッチカバー体40により、単一のLED34の照明光を複数の照明対象部のそれぞれに向けて反射させる構成を採用したので、従来のサイドビュー型の照明装置のように導光部材の側方にLEDを配置するための設置スペースを確保する必要がなくなり、スイッチの部品点数の増大を防止するとともに、スイッチの大型化を防止することができる。
(2)回路基板33において操作ノブ21,22と対応する部位ごとにLED34を配置する必要もないため、回路基板33におけるLED34の配置レイアウトの自由度を高めることができるとともに、照明装置のコンパクト化を実現することができる。
(3)以上より、簡単な構造であり、コストを低減したスイッチ操作部の照明装置が効果的に得られる。
[第2の実施の形態]
図3及び図4を参照すると、これらの図には、ステアリングホイール7のパッド部8の車両幅方向左右両側に設けられたスイッチ操作部の一例が模式的に例示されている。
図3及び図4を参照すると、これらの図には、ステアリングホイール7のパッド部8の車両幅方向左右両側に設けられたスイッチ操作部の一例が模式的に例示されている。
この第2の実施の形態の基本の構成にあっても、上記第1の実施の形態と同様に、回路基板33の裏面に実装された単一のLED34の照明光を回路基板33の表面側に配された複数の照明対象部のそれぞれに向けて反射させる照明光源部30にある。なお、これらの図において上記第1の実施の形態と実質的に同じ部材には同一の部材名と符号を付している。従って、これらの部材に関する詳細な説明は省略する。
図3及び図4におけるスイッチボディ10は、ステアリングホイールの表カバー体2と裏カバー体3との間に形成された空間に収容されている。このスイッチボディ10は、両端に開口を有する筒状の受体11を有しており、ステアリングホイール7の一部外形に沿った合成樹脂の長尺箱状に形成されている。その受体11の表面側開口には透光性を有する操作ノブ22a,22bが押圧動作可能に支持されている。
スイッチボディ10の裏面側開口には、図4に示すように、照明光源部30が構成されている。図示例による照明用光源部30は、スイッチボディ10の段部13の段差面にラバーコンタクト32を載置支持している。そのラバーコンタクト32の裏面には回路基板33が配されるとともに、その回路基板33の裏面には、単一の照明用光源であるLED34が実装されている。
この単一のLED34は、図4に示すように、操作ノブ22a,22bとは反対側に向けて照明光を放射するように配されている。回路基板33の操作ノブ22a,22bと対応する部位には、LED34からの照明光を通過させる光通過孔33aが貫通して形成されている。
上記第1の実施の形態にあっては、スイッチカバー体40における凹部42の底壁43と内側壁44とに第1及び第2の反射部45,46を形成していたものを、この第2の実施の形態では、スイッチカバー体となる裏カバー体3の底壁5に第1及び第2の反射部45,46を形成している点で、上記第1の実施の形態とは異なっている。
スイッチボディ10の裏面側の空間を閉鎖する裏カバー体3は、図4に示すように、側壁6に囲まれて上面を開放した凹部4を有する合成樹脂製の箱蓋からなる。この凹部4を形成する底壁5は、LED34からの光を反射する第1反射部45と複数の第2反射部46,…,46との集合によって構成されている。この第1反射部45は、裏カバー体3の底壁43の車両左右両側方向に形成されており、LED配置方向に向かって先細りした三角柱形状の第1反射面45aを有している。一方の第2反射部46は、第1反射面45aに連続してジグザグ状に形成された第2反射面46aを有している。
上記のように構成された照明光源部30では、図4に矢印Lで示すように、LED34からの照明光は、第1反射部45の第1反射面45aに反射することにより、LED34の放射方向とは交差する方向へ拡散して反射する。その反射光は第2反射部46の第2反射面46aに入射する。その入射光は、第2反射面46aでLED放射方向とは反対側に向かう方向に拡散して反射することにより、回路基板33の光通過孔33aを介してスイッチボディ10の受体11内に入射する。その入射光は、受体11内で内面反射を繰り返しながら案内されるとともに、操作ノブ22a,22bの背面に達して、操作ノブ22a,22bの裏面を照明する。
(第2の実施の形態の効果)
この第2の実施の形態によると、上記第1の実施の形態の効果に加えて、操作ノブ22a,22bと対応する部位毎にLED34を配置する必要がないので、操作ノブ22a,22bの配置レイアウトの自由度を向上させることができる。なお、この反射部45,46の構造、形状や配置位置などは、上記第1の実施の形態と同様に、図示例に限定されるものではないことは勿論である。
この第2の実施の形態によると、上記第1の実施の形態の効果に加えて、操作ノブ22a,22bと対応する部位毎にLED34を配置する必要がないので、操作ノブ22a,22bの配置レイアウトの自由度を向上させることができる。なお、この反射部45,46の構造、形状や配置位置などは、上記第1の実施の形態と同様に、図示例に限定されるものではないことは勿論である。
以上の説明からも明らかなように、本発明のスイッチ操作部の照明装置を上記各実施の形態、及び変形例に基づいて説明したが、本発明は上記各実施の形態、変形例及び図示例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能である。本発明にあっては、次に示すような変形例も可能である。
[変形例]
(1)第1反射面45aとしては、LED中心方向(光軸方向)に向かって先細りした形状を例示したが、これに限定されるものではなく、LED34の光軸周辺部の照射領域内に突出して形成してもよい。
(2)カバー体3,40の反射部45,46を構成する凹部4,42に白色や乳白色の塗装、印刷による表面処理、あるいはアルミニウム又は銀による鏡面めっきを施した表面処理の構成例を例示したが、これに限定されるものではない。この構成の代わりに、例えばカバー体3,40の内部表面に、高反射率のシートやフィルムなどを貼り付けることで反射面を形成してもよく、カバー体40をポリカーボネート等の白色系樹脂からなる高反射性樹脂材料などで形成してもよい。
(3)多方向操作型のスイッチ操作部である操作ノブ20の照明装置を例示したが、これに限定されるものではない。この照明装置としては、例えばタッチパネル式のスイッチ操作部を備えた構成などに適用することができる。
(4)照明用光源としてLED34を用いているが、LED34に代えて、例えばEL(エレクトロルミネッセンス)素子などの発光素子であってもよいことは勿論である。
(1)第1反射面45aとしては、LED中心方向(光軸方向)に向かって先細りした形状を例示したが、これに限定されるものではなく、LED34の光軸周辺部の照射領域内に突出して形成してもよい。
(2)カバー体3,40の反射部45,46を構成する凹部4,42に白色や乳白色の塗装、印刷による表面処理、あるいはアルミニウム又は銀による鏡面めっきを施した表面処理の構成例を例示したが、これに限定されるものではない。この構成の代わりに、例えばカバー体3,40の内部表面に、高反射率のシートやフィルムなどを貼り付けることで反射面を形成してもよく、カバー体40をポリカーボネート等の白色系樹脂からなる高反射性樹脂材料などで形成してもよい。
(3)多方向操作型のスイッチ操作部である操作ノブ20の照明装置を例示したが、これに限定されるものではない。この照明装置としては、例えばタッチパネル式のスイッチ操作部を備えた構成などに適用することができる。
(4)照明用光源としてLED34を用いているが、LED34に代えて、例えばEL(エレクトロルミネッセンス)素子などの発光素子であってもよいことは勿論である。
1…集合スイッチ、2…表カバー体、3…裏カバー体、4,42…凹部、5,43…底壁、6…側壁、7…ステアリングホイール、8…パッド部、10…スイッチボディ、11…受体(スイッチ収容部)、12…係合突起、13…段部、20,22a,22b…操作ノブ、21…第1操作ノブ、22…第2操作ノブ、23…スイッチホルダ、24…係合孔、30…照明光源部、32…ラバーコンタクト、33…回路基板、33a…光通過孔、34…LED、40…カバー体、41…外側壁、41a…蓋体嵌合部、44…内側壁、45…第1反射部、45a…第1反射面、46…第2反射部、46a…第2反射面
Claims (5)
- 両端を開口したスイッチ収容部を有するスイッチボディと、
前記スイッチボディの一端開口を覆う複数のスイッチ操作部と、
前記スイッチ収容部に収容された回路基板と、
前記回路基板の前記一端開口とは反対側の裏面に実装された単一の照明用光源と、
前記スイッチボディの他端開口を覆うカバー体と、
前記カバー体に設けられ、前記単一の光源からの照射光を前記複数のスイッチ操作部のそれぞれに向けて反射させる複数の反射部とを備えたことを特徴とするスイッチ操作部の照明装置。 - 前記カバー体は、底壁と、前記底壁を囲む側壁とにより形成され、
前記複数の反射部は、前記底壁の前記照明用光源の照射領域に突出して形成され前記単一の光源からの照射光を光軸と交差する方向に反射させる第1反射面をもつ第1反射部と、前記第1反射部からの光を前記複数のスイッチ操作部へ向けて反射させる第2反射面をもつ第2反射部とを有してなることを特徴とする請求項1記載のスイッチ操作部の照明装置。 - 前記第1反射部は、前記照明用光源の光軸方向に向けて先細りした形状に形成されてなることを特徴とする請求項1又は2記載のスイッチ操作部の照明装置。
- 前記第2反射面は、前記側壁に形成されてなることを特徴とする請求項2記載のスイッチ操作部の照明装置。
- 前記第2反射面は、前記底壁に形成されてなることを特徴とする請求項2記載のスイッチ操作部の照明装置。
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JP2013237286A (ja) * | 2012-05-11 | 2013-11-28 | Calsonic Kansei Corp | 車両用操作パネル構造 |
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