JP2012060645A - 無線送信機 - Google Patents

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Abstract

【課題】受動ポールフィルタリングを用いて無線送信機コアを提供する。
【解決手段】帯域外ノイズの問題を被らない表面弾性波なしの無線送信機回路500の能動フィルタ/増幅器装置520は、フィルタ/増幅器と、デジタルからアナログへの変換器505からの入力信号と、キャパシタンス素子568を用いて受動ポール装置を形成する可変受動フィルタ装置530への入力とを備える。当該可変受動フィルタ装置530は、スイッチ可能な抵抗素子を備える。当該可変受動フィルタ装置530から当該能動フィルタ/増幅器装置520までのフィードバックループが提供され、各フィードバックループはまた、スイッチ可能な抵抗素子を含む。当該アレイにおける当該抵抗素子及び関連するフィードバックループの選択的スイッチングは、帯域外ノイズと当該抵抗素子における非線形性の両方を補償する送信機を提供する。
【選択図】図5

Description

本発明は、無線送信機に関し、より特に、表面弾性波なしの(sawless)送信機アーキテクチャを利用するような送信機に関する。
無線通信は、FDD(周波数分割二重)及びTDD(時分割二重)に分類される。FDDシステムにおいて、送信機及び受信機は、同時であるが異なる周波数で動作する一方、デュプレクサはそれらの間の分離を提供する。有限デュプレクサによる送受信機の分離のために、当該送信機に存在している帯域外ノイズは、それが受信機帯域内に漏れて受信機の感度を取り返しがつかないほどに悪化させるので、特に重大である。それらは、グローバルポジショニングシステム(GPS)及び無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)及び/または同一のスマートフォン上のマイクロ波アクセスのための世界規模の相互運用(WiMAX)のような標準と共存するとき、遠く離れた帯域外ノイズは送信装置における重要な関心事である。
M.lngels, V.Giannini, J.Borremans, et al., "A 5mm2 40nm LP CMOS 0.1−to−3GHz Multistandard Transceiver",ISSCC Dig. Tech. Papers, pp.458−459, Feb. 2010 Xin He and Jan van Sinderen, "A Low−Power,Low−EVM, SAW−Less WCDMA Transmitter Using Direct Quadrature Voltage Modulation",IEEE J. Solid−State Circuits, Vol.44, No.12,December 2009 M. Cassia et al., "A Low−Power CMOS SAW−Less Quad Band WCDMA/HSPA/HSPA+/1X/EGPRS Transmitter", IEEE. J. Solid−State Circuits, vol.44, no.7, pp.1897−1906, July 2009 C Jones et al., "Direct−Conversion WCDMA Transmitter with 163dBc/Hz Noise at 190MHz Offset", ISSCC Dig. Tech. Papers, pp.336−607, Feb. 2007 A. Mirzaei and H. Darabi, "A Low−Power WCDMA Transmitter with an Integrated Notch Filter", IEEE. J. Solid−State Circuits, vol.43, no.12, pp.2868−2881, Dec. 2008 Xin He, Jan van Sinderen and Robert Rutten, "A 45nm WCDMA Transmitter Using Direct Quadrature Voltage Modulator with High Oversampling Digital Front−End", ISSCC Dig. Of Tech. Papers, pp.62−63, Feb. 2010 3GPP TS 36.101、"Evolved Universal Terrestrial Radio Access(LTE):User Equipment(UE) Radio Transmission and Reception",V.8.6.0, June 2009 K Hausmann et al.,"A SAW−less CMOS TX for EGPRS and WCDMA", IEEE Radio Frequency Integrated Circuits Symposium(RFIC), pp.25−28, May 2010
典型的に、ステージ間表面弾性波(SAW)フィルタは、前置電力増幅器(PPA)と電力増幅器(PA)との間に帯域毎に必要とされるステージ間SAWフィルタを用いてこの送信機からの漏れを抑えるために追加される。このことは、必要とされる材料のコスト及び全体の装置のフットプリント(電波到達範囲)を大幅に増加させる。
異なるRX周波数オフセットでのキャリア対ノイズ(CNR)値は、当該PPAの出力において−160dBc/Hzより低いとき(現在の応用に対して最悪のケース値の例。)、ステージ間SAWを取り除くことが可能である。従来の電圧サンプリングミキシング送信機が、非特許文献1において説明される。能動フィルタは、デジタルからアナログへの変換(DAC)のエイリアスを取り除くために必要とされて要求される信号を再構成する。さらに、受動ポール(RP−CP)はいまだに、電圧サンプリングミキサが当該信号をRFに高域変換(アップコンバート)する前に帯域外ノイズをさらに減少させるために必要である。しかしながら、そのような受動ポールの導入により、いくつかの課題が生じるであろう。
1)受動ミキシング動作は、増加した利得損失ひいてはRF周波数におけるP1dBの減少を被るであろう。
2)もし固定された受動ポールであれば、異なるRXのFDD周波数オフセットを目標とすべき場合に利用可能なトレードオフは存在しない。
3)受動ポールもまたそれ自身によりノイズが導入されるので、目標チャンネルの帯域幅が異なるとき、異なるトレードオフが必要とされるかもしれない。
非特許文献2において、ダイレクト直交電圧変調を用いた送信機が説明されている。当該変調器のコアは、出力ノイズ及び線形性及び局部発振器(LO)からの漏れ及び誤差ベクトルの大きさ(EVM)及び当該送信機における電力消費量に関して著しく改善されたパフォーマンスを提供する25%のデューティーサイクルを有する局部発振器により駆動される受動電圧ミキサである。ここで、異なる国及び異なるオペレーションサービスプロバイダの間で標準の多様性を適合させるための必要要件は、次世代の携帯電話機が、新生の標準のロングタームエボリューション(LTE)のみならず10個の広帯域符号分割多元接続(WCDMA)帯域(帯域I、II、III,IV、V、VI、VIII,IX、X及びXI)及び4個のモバイル通信のためのグローバルシステム(GSM)/GSM進化型高速データレート(EDGE)帯域(帯域GSM850、EGMS900、DCS1800及びPCS1900)までサポートする必要があろうということにおいて気付かされる。
当該送信機とPAとの間のSAWフィルタの除去に対するキーとなる課題の1つは、電力消費量を犠牲とすることなしに送信機の低いノイズフロアを実現することにある。電力消費量及びノイズフロア及び線形性及びLOからの漏れ及びEVNに関して改善されたパフォーマンスへと導く新しい受動電圧ミキサが説明される。当該ダイレクト直交電圧変調器は、ローパスフィルタ(LPF)及びミキサ及びPAドライバから構成される。当該LPFは、継続する中間周波数(IF)入力において帯域外に遠く離れたノイズを減衰し、当該DACからのエイリアスもまた抑える。25%のデューティーサイクルを用いて直交位相化されたLOにより4個のトランジスタをオン/オフするスイッチングにより、ろ波されたIF直交入力電圧は、当該PAドライバの高入力インピーダンスに出会う電圧ミキサ出力に順次サンプリングされる。カスコード構造を用いる当該PAドライバの高入力インピーダンスのために、当該電圧ミキサの線形性は低下しない。
しかしながら、25%デューティーサイクルのLOの波形のために、立ち上がりエッジ及び立ち下がりエッジの傾きは無限となることができない。当該ミキサスイッチにおけるスイッチのオン時間及びスイッチのオフ時間はゼロとなることができない。これらの影響は、受動電圧ミキサの線形性を低下する1つのトランジスタをちょうどオフとして次にちょうどオンとなる間の移り変わりの間に短い重畳期間を結果としてもたらす。
帯域外ノイズの問題が、最も有名なWCDMA帯域(I、II、V)に対して広く分析された。上述したように、受信機帯域のCNRを−160dBc/HzへとダウンするCMOS送信機はまた、それらは一般的に電力を必要とするので、高電圧ギルバートミキサ(非特許文献3及び非特許文献4に説明されるように)との置き換えを含む。非特許文献5により説明されるようなノッチング技術に基づいたフィードバックは、より広い帯域幅及び低い送信機−受信機オフセットを必要とするとき、実現可能な出力電力にインパクトを与えるかもしれない。
ダイレクト直交電圧変調器が、非特許文献6において提案されている。高度にデジタル化されたマルチモード送信機が説明され、ここで、ダイレクト直交電圧変調器(DQVM)は、サンプリングデータレートを採用することによりマルチモード動作を可能とする高いオーバーサンプリング比を用いた高速DAC及びデジタルフロントエンド(DFE)を含む。当該DFEにおいて、シリアルI/Qベースバンドの入力はまず、パラレル10ビットまたは12ビットI/Qデータに変換され、次に当該DACへと送り込まれる前に当該入力データレートを32倍へとアップサンプリングされる。この高域変換(アップコンバージョン)の技術は、RCポールと受動ミキサとの組み合わせを用いることによって線形性及び低い帯域外ノイズの両方を実現する。しかしながら、そのようなミキサにおける損失は、抵抗値、特に高いキャリア周波数における抵抗値に比例する。それらは、線形性の必要要件をベースバンド駆動ステージにシフトさせ、大きい線形信号のスイングが低インピーダンスノード上で提供されなければならない。
説明されたアーキテクチャにおいて、当該DAC後のシンプルな受動LPFは、高いオーバーサンプリング比の援助でサンプリング画像を抑えるには十分である。当該DAC後の能動LPFよりむしろ当該DFEにおいて高いオーバーサンプリング比を使用することの利点は、電力及び面積をCMOSスケーリングとともに減少させることができるということにある。当該I/Qマッチングもまた改善される。さらに、それは、異なるサンプリングクロック周波数及びバイパスモード設定を使用することにより、異なる標準に容易に適用することができる。
さらに、より広いチャンネル帯域幅及びより高いピーク対平均電力比(PAPR)を用いて多重FDD帯域において、送信機を動作するのに必要とするLTE標準(非特許文献7)において、表面弾性波なしの(SAW−less)受信機帯域ノイズの課題は、より深刻となる。
従って、本発明の目的は、受動ポールフィルタリングを用いて無線(複数の標準)送信機コアを提供することにある。
本発明の第1の態様によれば、入力信号を受信するように接続された能動フィルタ/増幅器装置と、
前記能動フィルタ/増幅器装置の出力信号を受信するように接続された受動フィルタリング装置を備えた送信機回路において、
前記送信機回路はさらに、前記受動フィルタリング装置を前記能動フィルタ/増幅器装置の前記入力信号に接続する少なくとも1つのフィードバックループを備え、
前記各フィードバックループは、フィードバックループ抵抗素子を含み、
前記受動フィルタリング装置は、少なくとも1つのスイッチ可能な抵抗素子を備え、前記フィードバックループは、前記受動フィルタリング装置からタップされることを特徴とする送信機回路が提供される。
本発明に係る送信機回路は、前記受動フィルタリング装置により生成された信号を前記能動フィルタ/増幅器装置の入力へとフィードバックすることにより前記受動フィルタリング装置を用いて前記能動フィルタ/増幅器装置により生成されたノイズを抑えるという利点を有する。
好ましくは、前記受動フィルタリング装置における前記抵抗素子は、前記抵抗素子間に接続されたキャパシタンス素子を用いて受動ポール装置を形成する。
受動ポール装置が従来技術に関して上述される一方で、前記受動ポール装置は好ましくは、スイッチ可能な抵抗素子のアレイを備え、前記キャパシタンス素子は、前記アレイにおいてすべてのスイッチ可能な抵抗素子間と接続されて能動抵抗素子を用いて前記受動ポール装置を形成する。ここで、必要とされる値に従って前記抵抗素子はスイッチングされるので、前記受動ポール装置は可変となる。
この方法において、前記フィルタリングは、増幅器のフィードバックループまたは能動フィルタリングステージの内側でのスイッチ可能な抵抗の使用のために柔軟性がある。
さらに、各フィードバックループの抵抗素子はまた、スイッチ可能な抵抗素子を備えてもよい。各スイッチ可能な抵抗素子は、スイッチ素子及び少なくとも1つの抵抗素子を備える。
好ましくは、前記送信機回路は、送受信機の受信機回路において実質的に減少した帯域外ノイズを有する前記送受信機の一部を形成する。理想的に、前記送受信機回路は、前記送受信機の動作に必要とする他の構成要素とともに集積回路として形成される。
本発明の1つの実施態様において、低いRX帯域ノイズを有するベースバンド信号を生成するように設けられた集積回路が提供され、前記回路は、入力信号(ベースバンドにおいて動作する)の第1のろ波されたベースバンド信号を生成するように設けられた能動フィルタリング/増幅器手段と、柔軟性のある抵抗及び/またはスイッチを備える少なくとも1つのフィードバックループと、前記第1のろ波されたベースバンド信号におけるノイズを抑えるように設けられた少なくとも1つの受動フィルタリング手段とを備え、前記少なくとも1つの受動フィルタリング手段は少なくとも1つの柔軟性のある抵抗を備え、ここで、前記少なくとも1つの受動フィルタリング手段は、前記能動フィルタリング/増幅器手段の入力を有する前記少なくとも1つのフィードバックループを介して接続され、それによって前記少なくとも1つの柔軟性のある抵抗の非線形性を除去する/減少させる。前記集積回路はさらに、前記ベースバンド信号を低いRX帯域ノイズを有するRF信号へ高域変換するために設けられたミキシング手段を備えてもよい。
もう1つの実施態様において、前記能動フィルタリング/増幅器手段は、互いに直列に接続された複数の能動フィルタリング/増幅器手段を備え、ここで、前記少なくとも1つの受動フィルタリング手段は、前記複数の能動フィルタリング手段の前の能動フィルタリング手段の入力を有する少なくとも1つのフィードバックループを介して接続される。
ある実施態様において、前記少なくとも1つの受動フィルタリング手段はさらに、柔軟性のある抵抗とともにノイズフィルタリング及び帯域幅制御を提供するキャパシタのアレイを備える。
ある実施態様において、前記受動フィルタリング手段は、前記第1のフィルタリング手段の出力に接続されたスイッチ可能な複数の柔軟性のある抵抗を備える。
代替の実施態様において、受信機帯域ノイズを有する増幅されたベースバンドを生成するための方法が説明され、能動フィルタリング/増幅器により入力信号の第1のろ波されたベースバンドを生成するステップと、少なくとも1つの受動フィルタリング手段により前記第1のろ波されたベースバンド信号におけるノイズを抑えるステップと、少なくとも1つの受動フィルタリング手段を前記能動フィルタリング/増幅器の入力に接続する少なくとも1つのフィードバックループを提供することにより前記少なくとも1つの柔軟性のある抵抗の非線形性を除去する/減少させるステップとを備える。
本発明をより良く理解するために、実施例だけの目的で、以下の添付図面がいま参照されるであろう。
従来の送受信機装置のブロック図を図示する。 従来の送信機のブロック図を図示する。 本発明に係る回路のブロック図を図示する。 本発明の第1の実施形態に係る送信機のブロック図を図示する。 本発明の第2の実施形態に係る送信機のブロック図を図示する。 図5に類似するが、本発明の1つの可能なスイッチング装置を図示する。 図5に類似するが、本発明のもう1つの可能なスイッチング装置を図示する。
本発明が、特定の実施形態に関して、特定の図面を参照して説明されるであろうが、当該発明はそれに限定されない。表示された図面は略図だけであり、限定するものではない。当該図面において、いくつかの構成要素の大きさは例示的な目的のために誇張されてもよく、目盛上に描かなくてもよい。
まず図1を参照すれば、そのブロック図は、上述したようにステージ間表面弾性波(SAW)フィルタが送信機からの漏れを抑えるために追加された送受信機100を図示する。当該送受信機100は、送信機ステージ110とSAWフィルタ150により接続されるフロントエンドモジュール130とを備える。当該フロントエンドモジュール130は、電力増幅器(PA)132とデュプレクサ134とアンテナ136を含む。図示されるように、当該アンテナ136は、当該送受信機100の送信機機能と受信機機能とが適切な方法で交互に配置(インターリーブ)することができるように当該デュプレクサ134と接続される。当該デュプレクサ134はまた、受信機ステージ(図示せず)に対する入力を形成する低ノイズ増幅器(LNA)と接続される。
当該送信機ステージ110は、前置電力増幅器(PPA)122において増幅される前のそれぞれのミキサ118、120において、局部発振器(LO)116からの信号と混合される矢印112、114により示されるベースバンドチャンネルを備える。当該LO116は、25%のデューティーサイクルで動作する。当該PPA122からの出力信号124は、当該SAWフィルタ150への出力を形成する。
当該送信機ステージ110は、単一の集積回路上の相補型金属酸化膜半導体技術(CMOS)を用いて実装することができる。
図1に示されるように、当該SAWフィルタ150は、フィルタ素子のバンクを効果的に備え、ここで、各フィルタ素子は、特定の周波数帯域に対して必要とされる。PA132及びデュプレクサ134はそれぞれに、特定の周波数帯域に対して指定される素子のバンクを備える。
図2において、従来の電圧サンプリングミキシング送信機200が示される。そのような送信機が、上述した非特許文献1において説明される。当該送信機200は、PPA250を通過する前にミキサ230、240に送り込まれるベースバンドチャンネル210、220を備える。LO260は、図示されるような当該ミキサ230、240に対して、25%のデューティーサイクルでミキシング信号を供給する。
さらに、受動ポール(RP−CP)270は、デジタルからアナログへの変換器(DACI)215と当該ミキサ230との間のベースバンドチャンネル210に配置される。同様に、ベースバンドチャンネル220において、同一の受動ポール(RP−CP)280は、デジタルからアナログへの変換器(DACQ)225と当該ミキサ240との間に配置される。
しかしながら、上述したように、そのような受動ポールを導入することによる不利益が存在する。利得損失が増加し、異なる周波数オフセットにおけるトレードオフが存在しない。さらに、当該受動ポール自身がノイズを導入する。
本発明は、柔軟性のある受動ポールフィルタリングを使用する無線(複数の標準)送信機コアに関する。当該柔軟性が、増幅器のフィードバックループまたは能動フィルタリングステージ内におけるスイッチ可能な抵抗素子により提供される。図3を参照して動作原理を説明する。
図3において、本発明に係る1つのベースバンドチャンネルに対する簡単化された送信機回路300が示される。当該回路300は、受動フィルタ装置320と接続される能動フィルタ/増幅器310を備える。当該受動フィルタ装置320は、PPA330と接続され、2つのフィードバックループ340、350により能動フィルタ/増幅器310と接続される。当該PPA330からの出力信号335は、送信のためのフロントエンド(図示せず)を通過する。
負ライン362及び正ライン364のように示されるDAC(図示せず)からの入力信号360は、能動フィルタ/増幅器310の正端子及び負端子へと入力される。負ライン317及び正ライン319のように示される能動フィルタ/増幅器310からの出力信号315は、図示されるような受動フィルタ装置320へと入力される。負ライン327及び正ライン329のように図示される受動フィルタ装置320からの出力信号325は、示されるようなPPA330を通過する。
図3に示された送信機回路は差動回路である一方で、本発明はまたシングルエンド回路とともに用いることができることがすぐに認識されるであろう。このケースにおいて、受動フィルタ装置の1つの出力から能動フィルタ/増幅器の1つの入力までの1つのフィードバックループが提供されるであろう。
当該受動フィルタ装置320は、2つの抵抗素子322、324及び図示されるような2つの抵抗素子322、324間に接続されたキャパシタンス素子326を備える。能動フィルタ/増幅器310により提供された出力信号315の各ライン317、319は、当該抵抗素子322、324のそれぞれ1つに接続される。
フィードバックループ340は、入力信号360の負ライン362へとフィードバックされる抵抗素子322からのタップを備える。フィードバックループ340はまた、抵抗素子345を含む。同様に、フィードバックループ350は、入力信号360の正ライン364へとフィードバックされる抵抗素子324からのタップを備え、抵抗素子355を含む。ここで、各抵抗素子322、324は、スイッチ素子及び抵抗素子を効果的に備え、当該タップは当該スイッチ素子と当該抵抗素子との間に設けられる(図5により明確に示される。)。
抵抗素子として説明したが、素子322、324、345及び355は、受動ポール装置及びフィードバックループの機能を提供するために任意の適切な形成を取ってもよく、少なくとも1つのスイッチ素子(図示せず)を含んでもよい。
当該受動フィルタ装置320は、ベースバンド信号360におけるノイズを抑えるように設けられ、ここで、当該フィードバックループ340、350は、可変抵抗素子322、324の非線形性を取り除くかまたは減少させる。
図3は、1つのベースバンド信号に言及することにより説明を容易にするために簡単化されていることが認識されるであろう。しかしながら、もしI−Q配置を実施するならば、同一の構成を各ベースバンド信号に対して提供することができることがすぐに認識されるであろう。さらに、複数の標準の送信機は、複数のモード及び複数の帯域送信機であり、ここで、信号パスを異なるモード及び帯域に対して再使用することができる。本発明によれば、ある(複数の標準)送信機のアーキテクチャを、パフォーマンスの低下なしに提供することができ、それは、帯域外ノイズに対するミキサの利得損失と必要に応じてトレードオフする能力を有する。
図4は、本発明に係る送信機400のブロック図を図示する。ここで、フィードバックループにおける抵抗素子は、スイッチ可能であって当該アーキテクチャをより柔軟にする。理想的に、当該スイッチは、前の能動フィルタリングステージの当該フィードバックループの中にある。
各ベースバンドチャンネルに対して、当該送信機400は、DACI410及びDACQ415と、デジタル的に制御された発振器(DCO)420、425と、能動フィルタ/増幅器430、435と、受動フィルタ装置440、445と、PPA450と、それらのスイッチ可能な抵抗素子470、475、490、495を有するフィードバックループ460、465、480、485とを備える。ベースバンドチャンネルに関して説明したが、それは、上記の複数の成分を通過する当該I−Q状態における信号または信号成分とできることが認識されるであろう。
図4において説明された送信機において、15個の帯域及び6個の帯域幅を有するロングタームエボリューション(LTE)送信機に対する周波数分割二重(FDD)におけるキャリア対ノイズ(CNR)の問題を解決することが可能となる。
この装置は、以下の利点を備える。
1)RPスイッチの抵抗における非線形性はいま、能動フィルタに基づいたフィードバックのオープンループ利得で除算されて出力歪みに対するそれらの寄与を無視できるようにする。
2)理想的に、大きいRP値を必要とするであろうトレードオフを可能にする任意のRP値を選択することができる。すなわち、たとえば30MHzと48MHzなど非常に近接した受信機オフセットを必要とするとき、受信機オフセットは、当該RPができる限り小さくなるように設定され、すなわち、広いチャンネル帯域幅及び高い無線周波数(RF)となるように設定される。実際、当該RP値は、当該システムの複雑度を最小化するために、予め決定された組み合わせの数に制限される。
3)帯域外ノイズを、効果的かつ効率的に各帯域/帯域幅設定においてろ波することができるので、電力消費量のみならず能動フィルタの演算増幅器のノイズに関する仕様もまた緩和することができる。
図5は、本発明に係るもう1つの送信機装置を図示する。ここで、1つのベースバンドチャンネル500が明確に示されるが、動作可能な送信機において、これらの複数のチャンネル500のうちの2つであってもよいし、Iチャンネルに対して1つ及びQチャンネルに対して1つであってもよいことが認識されるであろう。上述したように、これらのチャンネルは、信号または信号成分であってもよい。
図4を参照して説明された送信機と同様の方法において、当該ベースバンドチャンネル500は、DAC505と、DCO510と、フィルタリング及び/または増幅素子を含む点で囲まれたブロックのように示された能動フィルタ/増幅器520と、受動フィルタ装置530と、フィードバックループ570、575、580、585、590とから構成される。
ここで、当該受動フィルタ装置530は、スイッチ素子により能動フィルタ/増幅器520からの出力を受信するように構成可能である複数の抵抗素子を備える。複数の抵抗素子のうちの3つの列とそれらの関連するスイッチ素子だけが、各ラインに対して図示されて当該能動フィルタ/増幅器520の出力を形成するのだけれど、複数の抵抗素子のうちの任意の数の列とそれらの関連するスイッチ素子を、特定の応用に従って提供することができることが認識されるであろう。ここで、複数の抵抗素子のうちの1つの列とそれらの関連するスイッチ素子は、1つの周波数帯域に対応する。
示されるように、当該能動フィルタ/増幅器520からの負ライン出力に対して、スイッチ素子534と関連する抵抗素子532と、スイッチ素子540と関連する直列に接続された2つの抵抗素子536、538と、スイッチ素子548と関連する直列に接続された3つの抵抗素子542、544、546が存在する。同様に、能動フィルタ/増幅器520からの正ライン出力に対して、スイッチ素子552と関連する抵抗素子550と、スイッチ素子558と関連する直列に接続された2つの抵抗素子554、556と、スイッチ素子566と関連する直列に接続された3つの抵抗素子560、562、564が存在する。これまでのように、キャパシタンス素子568は、示されるような複数の抵抗素子間に接続され、それによってスイッチが閉じられ、関連した抵抗素子を用いて可変受動ポール装置を形成する。
各スイッチ及び関連する1つの抵抗素子または複数の抵抗素子は、1つの抵抗ポールと考えることができ、同時に、各スイッチ及び関連する1つの抵抗素子または複数の抵抗素子は、1つの抵抗ポールアレイの一部を形成すると考えることができる。
いま、当該フィードバックループの説明に戻ると、各フィードバックループ570、575、580,585、590、595は、スイッチ可能な抵抗素子571、576、581、586、591、596を含む。図示されるように、各スイッチ可能な抵抗素子571、576、581、586、591、596は、それぞれに抵抗素子572、577、582、587、592、597及びスイッチ素子574、579、584、589、594、599を備える。
動作において、当該受動フィルタ装置530におけるスイッチ素子534、540、548、552、558、566は、それらの関連する抵抗素子を動作させるために閉じられる。同様に、当該フィードバックループ570、575、580,585、590、595におけるスイッチ可能な抵抗素子571、576、581、586、591、596におけるスイッチ素子574、579、584、589、594、599はまた、それらの関連する抵抗素子572、577、582、587、592、597を動作させるために閉じられる。
示された装置において、当該受動フィルタ装置530における複数のペアのスイッチ素子は、当該複数のフィードバックループにおける複数のペアのスイッチ素子とともに動作する。たとえば、当該受動フィルタ装置530におけるスイッチ素子534及び552は、それぞれのフィードバックループ570及び575におけるスイッチ素子574及び579とともに動作する。同様に、スイッチ素子540及び558は、スイッチ素子584及び589とともに動作し、スイッチ素子548及び566は、スイッチ素子594及び599とともに動作する。このことが、図6及び図7を参照して、以下により詳細に説明される。
図6及び図7は、抵抗素子の選択を図示する。上記に図5を参照して説明された構成要素は、同じ参照数字を有する。
図6において、それぞれに1つの抵抗素子を有する1対の抵抗ポールが、当該受動フィルタ装置530において選択されている。それぞれの抵抗ポールに関連するスイッチ素子534及び552は、抵抗素子532を含む能動回路を生成して1つの抵抗ポール及び抵抗素子550を形成して他の抵抗ポールを形成するために閉じられる。キャパシタンス素子568は、能動的かつ受動的なフィルタリング回路を完成させる。関連するフィードバックループ570、575はまた、スイッチ素子574及び579を閉じることにより動作する。
同様に、図7において、それぞれに3つの抵抗素子を有する2つの抵抗ポールが、当該受動フィルタ装置530において選択されている。スイッチ素子548及び568は、抵抗素子542、544、546を含む能動回路を生成して1つの抵抗ポール及び抵抗素子560、562、564を形成して他の抵抗ポールを形成するために閉じられる。キャパシタンス素子568は、能動的かつ受動的なフィルタリング回路を完成させる。関連するフィードバックループ590、595はまた、スイッチ素子594及び599を閉じることにより動作する。
当該受動フィルタ装置530における複数の抵抗素子は、1つの抵抗であるとして図示される一方で、任意の要望された抵抗値を提供するために接続された複数の抵抗を備えてもよいことが認識されるであろう。
本発明の実施例において、全17個のLTE帯域及びそれを超える帯域を包含する完全な送信機のチェーン回路を提供することができ、非常に効率的かつ柔軟性のある送信機を得ることができる。そのような送信機は、外付けのステージ間弾性体フィルタの支援なしに、帯域XI(1.4GHz キャリア/48MHz 送受信機間距離)及び帯域XII(0.7GHz/30MHz)及び帯域VII(2.5GHz/120MHz)を含んだほとんどのLTE/FDD帯域において20MHzまでのチャンネル帯域幅に対して−162dBc/HzまでCNRの減少を実現するかもしれない。さらに、同一の送信機が、レガシーWCDMAのFDDシナリオにおいて使用されてもよく、たとえば5.5GHzキャリア周波数までの標準に基づいたガウス最小シフトキーイング(GMSK)及び直交周波数分割多重(OFDM)などの他の帯域/変調方式とともに使用することができる。
当該送信機は、DACのエイリアス及び帯域外量子化ノイズを除去するために柔軟性のある3次のトランスインピーダンスローパスフィルタを用いてもよい。このケースにおいて、ベースバンド電圧を前置電力増幅器(PPA)の入力キャパシタに高域変換(アップコンバート)する受動ミキサを当該TILPFの後段に設けても良い。異なる電力増幅器と接続することを容易とするために、1GHz及び2GHzを中心周波数とする2個のオンチップバランを当該送信機内に集積化してもよく、広帯域差動出力は、当該送信周波数範囲を拡張させる。
当該TILPFが、トランスインピーダンス利得及び帯域幅の独立したプログラミングを提供する柔軟性のあるトウ・トーマス(Tow−Thomas)トポロジーに基づいてもよい一方で、直交電圧サンプリングミキサは、低ノイズの25%デューティーサイクルのLOドライバを用いて高域周波数変換を受動的に実行する。
フィルタリング及びミキシングステージは、すべての必要とされるRF範囲において電力消費量を最小に維持する間、CNRへの影響を制限するように設計してもよい。ベースバンドにおいて、制限された電力消費量を用いて−180dBV/Hzより低い帯域外ノイズを実現するために、追加的な受動フィルタリングステージを、当該TILPFの後段に追加してもよい。
上記の実施例において、異なる帯域にわたって良好なCNR及び十分な出力電力が、上述したように周波数調節可能な受動ポール装置を用いて実現することができる。しかしながら、受動ミキサの損失ひいては送信機最大周波数の範囲を最終的に決定する正しい抵抗ポール(RP)値を選択する場合において、特別な注意を必要とする。選択された帯域が、より低いRF周波数において48MHzよりも低い送受信周波数オフセットを予測するとき、低いカットオフ及び大きいRP値はオプションとなる。一方、広いチャンネル帯域幅及び高いRF周波数を必要とするとき、RPはできる限り小さくする必要がある。
図6及び図7を参照して上述したように、当該RPアレイのスイッチは、前のフィルタリングステージから生成された複数のフィードバックループの内側で閉じられる。ある抵抗素子を動作させるために、受動フィルタ装置におけるスイッチであって受動スイッチがオン状態にあるとき、対応するフィードバックループは、フィードバックスイッチにより選択される。従って、能動的かつ受動的なスイッチの非線形抵抗は、当該TILPFのオープンループ利得で除算されてその歪みに対するそれらの寄与を無視できるようにする。全体的な受動ポールの帯域幅は、線形性を犠牲とすることなしに約7MHzから50MHzまで変化させることができる。40Ωと低い抵抗素子値を効率的に駆動するために、電力消費量を線形性と交換することができるAB級の低電圧オペアンプのトポロジーが、必要に応じて実施される。
PPAは、プログラム可能な中心周波数を有する2個のオンチップバランが搭載されたカスコード接続された共通ソース差動増幅器により構成されてもよい。差動広帯域出力が、周波数範囲を拡張させるように提供されてもよい。当該増幅器トランジスタは、薄い酸化物のカスコードトランジスタによりオンまたはオフすることができる2進数のスケール単位で分割してもよい。低価格のものでは、追加的な利得ステップが、正しい出力または電力供給のいずれかに対してカスコード出力電流をダンピングすることにより得られる。全体としては、当該PPAの利得範囲は、11個の6dBの粗いステップにおいて実現される60dBである。1dBより小さい利得制御を実現するためには、精細なチューニングがまた利用可能である。
最先端の表面弾性波なし(SAW−less)のセルラー送信機との比較が、WCDMAの帯域1に対して以下の表1に示される。本発明に係る送信機は、非常に柔軟性があるが、専用の送信機と比較すると、パフォーマンスは劣っていないということを、この表が実証している。
Figure 2012060645
表1において、‘F’は、本発明に係る送信機装置を示す。他のものは、上述したような従来技術文献において説明された装置を示す。
‘A’は、非特許文献3を示す。
‘B’は、非特許文献4を示す。
‘C’は、非特許文献5を示す。
‘D’は、非特許文献6を示す。
‘E’は、非特許文献8を示し、ここで、ステージ間SAWフィルタなしの動作のためにアーキテキチャが形成された90nmCMOSのTXパスが説明され、ここで、当該SAWの除去戦略が純粋に低ノイズ設計手法であるが、当該アーキテクチャがいまだにバッテリからの50mAのTX電流ドレインを重み付けしたDG.09を実現する。受動的な交互配置(インターリーブ)されたスイッチングミキサにデジタル制御を加えることの組み合わせは、2dBmでの2%のEVM及び−78dBmでの4.2%のEVMを可能にする。

Claims (6)

  1. 入力信号(360,362,364)を受信するように接続された能動フィルタ/増幅器装置(310;410,415;520)と、
    前記能動フィルタ/増幅器装置(310;410,415;520)の出力信号を受信するように接続された受動フィルタリング装置(320;430,435;530)と、
    前記受動フィルタリング装置(320;430,435;530)を前記能動フィルタ/増幅器装置(310;410,415;520)の前記入力信号(360,362,364)に接続する少なくとも1つのフィードバックループ(340,350;460,465,480,485;570,575,580,585,590,595)とを備えた送信機回路(300;400;500)において、
    前記各フィードバックループ(340,350;460,465,480,485;570,575,580,585,590,595)は、フィードバックループ抵抗素子(345,355;470,475,490,495;571,576,581,586,591,596)を含み、
    前記受動フィルタリング装置(320;430,435;530)は、少なくとも1つのスイッチ可能な抵抗素子(322,324;532,534,536,538,540,542,544,546,548,550,552,554,556,558,560,562,564,566)を備え、前記フィードバックループ(340,350;460,465,480,485;570,575,580,585,590,595)は、前記受動フィルタリング装置(320;430,435;530)からタップされており、
    前記受動フィルタリング装置(320;430,435;530)における前記抵抗素子(322,324;532,534,536,538,540,542,544,546,548,550,552,554,556,558,560,562,564,566)は、前記抵抗素子(322,324;532,534,536,538,540,542,544,546,548,550,552,554,556,558,560,562,564,566)間に接続されたキャパシタンス素子(326;568)を用いて受動ポール装置を形成することを特徴とする送信機回路(300;400;500)。
  2. 前記受動フィルタリング装置(530)は、スイッチ可能な抵抗素子(532,534,536,538,540,542,544,546,548,550,552,554,556,558,560,562,564,566)のアレイを備え、前記キャパシタンス素子(568)は、前記アレイにおけるすべてのスイッチ可能な抵抗素子(532,534,536,538,540,542,544,546,548,550,552,554,556,558,560,562,564,566)と接続されて、能動抵抗素子を用いて前記受動ポール装置を形成することを特徴とする請求項1記載の送信機回路。
  3. 前記各フィードバックループ抵抗素子(345,355;470,475,490,495;571,576,581,586,591,596)は、スイッチ可能な抵抗素子を備えることを特徴とする請求項1または2記載の送信機回路。
  4. 前記各スイッチ可能な抵抗素子(345,355;470,475,490,495;532,534,536,538,540,542,544,546,548,550,552,554,556,558,560,562,564,566,571,576,581,586,591,596)は、スイッチ素子(534,540,548,552,558,566,574,579,584,589,594,599)及び少なくとも1つの抵抗素子(532,536,538,542,544,546,550,554,556,560,562,564,574,579,584,589,594,599)を備えることを特徴とする請求項2または3記載の送信機回路。
  5. 前記送信機回路は、送受信機回路の一部を形成することを特徴とする請求項1から4のうちのいずれか1つ記載の送信機回路。
  6. 集積回路は、請求項5記載の送受信機を含むことを特徴とする集積回路。
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