JP2012059758A - 貼り合わせ装置および貼り合わせ方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明に係る貼り合わせ装置は、ウエハ42とガラス41とを貼り合わせる装置であり、ウエハ42とガラス41との貼り合わせに先立ってウエハ42とガラス41との位置合わせを行う位置合わせ手段を有する、減圧可能なロードロック室6と、位置合わせされたウエハ42とガラス41とを貼り合わせる貼り合わせ手段を有する、減圧可能な接合室7とを備えている。ロードロック室6および接合室7は、位置合わせされた少なくとも一組のウエハ42およびガラス41が、ロードロック室6から接合室7に減圧下で移動可能となるように形成されている。
【選択図】図1
Description
本発明に係る貼り合わせ装置は、基板と支持体とを貼り合わせる装置であって、減圧可能な第1の処理室と、減圧可能な第2の処理室とを備えている。第1の処理室は、基板と支持体との貼り合わせに先立って基板と支持体との位置合わせを行う位置合わせ手段を有している。一方、第2の処理室は、第1の処理室において位置合わせされた基板と支持体とを貼り合わせる貼り合わせ手段を有している。第1の処理室および第2の処理室は、第1の処理室において位置合わせされた少なくとも一組の基板および支持体が、第1の処理室から第2の処理室に減圧下で移動可能となるように形成されている。
貼り合わせユニット2は、ロードロック室6と接合室7との間でガラス積層ウエハを移動させる内部搬送手段10を備えている。図1は、内部搬送手段10を含めた貼り合わせユニット2の内部構成を上方から見た構成図である。内部搬送手段10は、ガラス積層ウエハをロードロック室6と接合室7との間で移動させることができる構成である限り、具体的な機構に特に制限はない。本実施の形態では、図1に示すように、内部搬送手段10は、内部搬送アーム11およびアーム旋回軸12によって構成されている。内部搬送手段10は、ガラス積層ウエハ40をその下面から支持できる内部搬送アーム11のアーム旋回軸12を回転中心とした回動によって、ガラス積層ウエハ40を移動させる機構となっている。詳しくは後述するが、本実施の形態では、回動の旋回軸が共通する2つの内部搬送手段10が設けられている。アーム旋回軸12はロードロック室6側に設けられているが、接合室7側に設けられた構成であってもよい。ロードロック室6と外部搬送手段4との間での受け渡しのストロークを短くすることができるという観点から、アーム旋回軸12は、受け渡し窓9が形成されている側面に近い側に形成されていることが好ましい。図1中、「B」で示す二点鎖線は、内部搬送アーム11の待機位置を表しており、「C」で示す二点鎖線は、内部搬送アーム11の接合室7での位置(接合室受け渡し位置)を表している。
ロードロック室6内に設けられている、ウエハとガラスとの位置合わせを行う位置合わせ手段について説明する。図5は、本実施の形態における位置合わせ手段の具体的構成を説明するための図であり、ロードロック室6の内部を示している。図5に示すように、ロードロック室6内部には、上下動可能な昇降ステージ(昇降部材)21、水平方向に移動可能な外径合わせ機構(位置調節手段)22、水平方向に移動可能なスペーサ機構(位置固定手段、保持部材)23および上下動可能な仮押さえ具(位置固定手段、押し当て部材)24によって構成された位置合わせ手段が設けられている。なお説明の便宜上、図5では、外径合わせ機構22、スペーサ機構23および仮押さえ具24を保持または制御するためのそれぞれの部材については、その図示を省略している。
昇降ステージ21は、位置合わせの対象となるガラスもしくはウエハ、またはこれらを重ね合わせたガラス積層ウエハをその底面から保持する部材である。昇降ステージ21は、鉛直方向上下に移動可能であり、これにより、保持するガラス、ウエハおよびガラス積層ウエハ40を鉛直方向上下に移動させることができる。貼り合わせ装置1における昇降ステージ21の停止位置は、鉛直下方から順に、外径合わせ位置、内部搬送下アーム受け渡し位置、内部搬送上アーム受け渡し位置、仮接合位置およびスペーサ挿入位置である。
外径合わせ機構22は、位置合わせのために、位置合わせの対象となるガラスおよびウエハの水平方向における位置を調節する部材である。ガラスおよびウエハの水平方向における位置を適切に調節できる限り、すなわち、ガラスおよびウエハを所望の水平位置に移動させることができる限り、外径合わせ機構22の具体的な機構は特に制限されない。本実施の形態において外径合わせ機構22は、図6に示すように、スプリングが備え付けられている複数のエアシリンダ(押圧部材)25a,25b、スプリンが備え付けられている別のエアシリンダ28、ならびに複数のステッピングモータ(押圧部材)26a,26bによって構成されている。
スペーサ機構23は、外径合わせを行ったガラス(ウエハの外径合わせを先に行う場合には、ウエハ)を、その水平位置を変化させずに仮接合を行うまで保持しておく部材である。図9は、スペーサ機構23を上面側から見た図である。スペーサ機構23は、ガラス41の周縁部の一部をその下側から支持することによって、ガラス41を安定に保持する。スペーサ機構23は、水平方向に移動可能である。ガラス41が昇降ステージ21に載ってスペーサ挿入位置まで運ばれるときには、スペーサ機構23をガラス41と一切重ならない位置に移動させておく。本明細書では、この状態のとき、スペーサ機構23が「抜き位置」にあると呼ぶ。ガラス41がスペーサ挿入位置に運び込まれた後、スペーサ機構23によってガラスを支持できるように、スペーサ機構23をガラスと重なる位置に戻す。本明細書では、この状態のとき、スペーサ機構23が「挿入位置」にあると呼ぶ。図9は、スペーサ機構23が「挿入位置」にある状態を示している。スペーサ機構23が挿入位置にあるときの、スペーサ機構23のガラス41を支持する各部材とガラスとの重なりの幅d3は、非限定的に、ガラスの周縁から内側にかけて1〜5mm程度であり得る。好適には5mmである。また、スペーサ機構23の大きさは、例えば、横幅d4が5mmであり得るが、これに限定されるものではない。
仮押さえ具24は、ガラスとウエハとを重ね合わせる際に、ガラスをウエハに押し当てることによって重ね合わせの際に生じ得る水平方向の位置ズレを防止する部材である。仮押さえ具24は、スペーサ機構23よりも鉛直上方に設けられており、上下への移動が可能な構成となっている。仮押さえ具24が下方に移動しておらず、そのためスペーサ機構23に保持されているガラスとは接触しない位置にあることを、本明細書では、仮押さえ具24が「待機位置」にあるという。これに対し、仮押さえ具24が下方に移動し、その結果、スペーサ機構23に保持されているガラス表面を押圧している位置にあることを、本明細書では、仮押さえ具24が「接合位置」にあるという。仮押さえ具24は、仮押さえ具24が接合位置にあるときにガラス表面の中心部分と接触するように設けられている。
本発明に係る貼り合わせ方法は、基板と支持体とを貼り合わせる方法であって、第1の処理室において基板と支持体との位置合わせを行う第1処理工程と、位置合わせされた基板および支持体を第1の処理室から第2の処理室に移動させる移動工程と、移動してきた少なくとも一組の基板と支持体とを第2の処理室において貼り合わせる第2処理工程とを含んでいる構成である。第1処理工程における位置合わせは、減圧状態にある第1の処理室において行われる。第2処理工程における貼り合わせは、減圧状態にある第2の処理室において行われる。第1の処理室から第2の処理室への基板および支持体の移動は減圧下で行われる。
まず、昇降ステージ21を外部搬送手段受け渡し位置に移動させる。そして、外部搬送手段4を用いて、ガラス41を、受け渡し窓9を介してロードロック室6内部に搬入し、昇降ステージ21上に載置する(図7(a)参照)。外径合わせ機構22は開いた状態にしておく。なお、この時点において、スペーサ機構23は抜き位置にしておき、仮押さえ具24は待機位置にしておくことが好ましい。したがって、このときの位置合わせ手段における各構成の状態は下記の通りである:
・スペーサ機構23:抜き位置
・外径合わせ機構22:開
・昇降ステージ21:外部搬送手段受け渡し位置
・仮押さえ具24:待機位置。
次に、ガラス41を載せた昇降ステージ21を、外径合わせ位置まで移動させる。昇降ステージ21が外径合わせ位置まで移動した後、外径合わせ機構22を閉じた状態にして、ガラス41の外径合わせを行って水平方向における位置を調節し、ガラス41を適切な位置に移動させる(図7(b)参照)。このときの位置合わせ手段における各構成の状態は下記の通りである:
・スペーサ機構23:抜き位置
・外径合わせ機構22:閉
・昇降ステージ21:外径合わせ位置
・仮押さえ具24:待機位置。
ガラス41の外径合わせが終了した後、外径合わせ機構22を開いた状態に戻す。次いで、外径合わせを終えたガラス41を載せた昇降ステージ21を、スペーサ挿入位置まで上昇させる。昇降ステージ21がスペーサ挿入位置まで移動した後、スペーサ機構23を挿入位置に移動させる(図7(c)参照)。これにより、外径合わせを終えたガラス41の水平方向の位置を変えずにスペーサ機構23によって保持させて、昇降ステージ21を再び下降させることができるようになる。スペーサ機構23を挿入位置に移動させた後の位置合わせ手段における各構成の状態は下記の通りである:
・スペーサ機構23:挿入位置
・外径合わせ機構22:開
・昇降ステージ21:スペーサ挿入位置
・仮押さえ具24:待機位置。
スペーサ機構23を挿入位置に移動させた後、昇降ステージ21を下降させて、外部搬送手段受け渡し位置まで移動させる。このとき、外径合わせを終えているガラス41は、その水平方向の位置を変えずにスペーサ機構23に支持された状態となる。昇降ステージ21を外部搬送手段受け渡し位置まで移動させた後、外部搬送手段4を用いて、ウエハ42を、受け渡し窓9を介してロードロック室6内部に搬入し、昇降ステージ21上に配置させる(図7(d)参照)。ウエハ42をロードロック室6内に搬入し終えて、受け渡し窓9を閉じた後に、ロードロック室6の減圧を開始する。ロードロック室6の減圧は、仮接合が終了した時点におけるロードロック室6の減圧状態および接合室7の減圧状態が、互いにほぼ同じ状態になるように行えばよい。好適には、10Pa以下である。ウエハ42を搬入した後の位置合わせ手段における各構成の状態は下記の通りである:
・スペーサ機構23:挿入位置
・外径合わせ機構22:開
・昇降ステージ21:外部搬送手段受け渡し位置
・仮押さえ具24:待機位置。
ウエハ42を配置させた後、ウエハ42を載せた昇降ステージ21を、外径合わせ位置まで移動させる。昇降ステージ21が外径合わせ位置まで移動した後、外径合わせ機構22を閉じた状態にして、ウエハ42の外径合わせを行って水平方向における位置を調節し、ウエハ42を適切な位置に移動させる(図7(e)参照)。このときの位置合わせ手段における各構成の状態は下記の通りである:
・スペーサ機構23:挿入位置
・外径合わせ機構22:閉
・昇降ステージ21:外径合わせ位置
・仮押さえ具24:待機位置。
ウエハ42の外径合わせが終了した後、外径合わせ機構22を開いた状態に戻す。次いで、外径合わせを終えたウエハ42を載せた昇降ステージ21を、仮接合位置まで上昇させる。昇降ステージ21が仮接合位置に到達した後、仮押さえ具24を接合位置に移動させる。これにより、仮押さえ具24の底面(ガラス41に対向している面)がガラス41の表面に接して、ガラス41の表面を押圧した状態になる。表面が押圧されているガラス41は押圧部分を中心として撓みが生じ、撓んだ部分においてウエハ42に押し当てられた状態となる(図7(f)参照)。したがって、スペーサ機構23を抜き位置に戻してガラス41とウエハ42とを重ね合わせるときに、互いの水平方向の相対位置がずれてしまうことを防ぐことができる。仮押さえ具24が接合位置に移動した後における、位置合わせ手段の各構成の状態は下記の通りである:
・スペーサ機構23:挿入位置
・外径合わせ機構22:開
・昇降ステージ21:仮接合位置
・仮押さえ具24:接合位置。
仮押さえ具24によってガラス41がウエハ42に押し当てられた状態となった後に、スペーサ機構23を抜き位置に戻す。これにより、ガラス41とウエハ42とが重なる部分の全体において、両者が重ね合わされた状態となる(図7(g)参照)。このとき、ガラス41の一部がウエハ42に押し当てられていたため、互いの水平方向の相対位置を変えずにガラス41とウエハ42とを接触させることができる。したがって、それぞれの外径合わせを行った結果の水平位置を保った状態で、ガラス41をウエハ42と重ね合わせることができる。スペーサ機構23を抜き位置に戻して、ガラス41をウエハ42と重ね合わせた後における、位置合わせ手段の各構成の状態は下記の通りである:
・スペーサ機構23:抜き位置
・外径合わせ機構22:開
・昇降ステージ21:仮接合位置
・仮押さえ具24:接合位置。
ガラス41をウエハ42とを重ね合わせた後、仮押さえ具24を待機位置に戻す。次いで、ガラス41とウエハ42とを重ね合わせたガラス積層ウエハ40を載せた昇降ステージ21を下降させて、内部搬送下アーム受け渡し位置まで移動させる。以上により、仮接合が終了し、ガラス積層ウエハ40を本接合に移行できる状態となる(図7(h)参照)。仮接合作業が終了したときの位置合わせ手段における各構成の状態は下記の通りである:
・スペーサ機構23:抜き位置
・外径合わせ機構22:開
・昇降ステージ21:仮接合位置
・仮押さえ具24:接合位置。
ガラス積層ウエハ40を本接合に移行できる状態(図8(a)参照)となった後、内部搬送アーム11aをロードロック室受け渡し位置まで移動させる(図8(b)参照)。このときゲート8のシャッターを開いて、内部搬送アーム11bを接合室受け渡し位置まで移動させる。
次いで、昇降ステージ21を外径合わせ位置まで下降させる。これにより、ガラス積層ウエハ40が昇降ステージ21から離れて、内部搬送アーム11aの搬送アーム対象保持部14aに支持された状態へと遷移する(図8(c)参照)。内部搬送アーム11a自体は、ロードロック室受け渡し位置のままである。一方、接合室7でも、本接合済みのガラス積層ウエハ40’を保持している昇降ピン31を下降させ、ガラス積層ウエハ40’が内部搬送アーム11bの搬送アーム対象保持部14bに支持された状態へと遷移させる。
内部搬送アーム11aがガラス積層ウエハ40を保持した状態で、内部搬送アーム11aを接合室7の接合室受け渡し位置まで回動させる。なお、これに先立って、接合室7の昇降ピン31を、内部搬送アーム11aによる受け渡しが行われる位置よりも鉛直下方に下降させておく。一方、ガラス積層ウエハ40’を保持している内部搬送アーム11bを、接合室受け渡し位置からロードロック室受け渡し位置まで回動させる。これにより、仮接合状態のガラス積層ウエハ40が接合室7に搬送され、本接合後のガラス積層ウエハ40’がロードロック室6に搬送された状態となる(図8(d)参照)。
本接合後のガラス積層ウエハ40’がロードロック室6に搬送された後、昇降ステージ21を上昇させ、内部搬送上受け渡し位置まで移動させる。これにより、ガラス積層ウエハ40’は、内部搬送アーム11bから離れて、内部搬送アーム11bに支持された状態から昇降ステージ21に支持された状態へと切り替わる(図8(e)参照)。一方、接合室7では、昇降ピン31を上昇させて、ガラス積層ウエハ40を昇降ピン31によって支持する状態に遷移させる。これによりガラス積層ウエハ40は、内部搬送アーム11aから離れた状態となる。
本接合後のガラス積層ウエハ40’を昇降ステージ21の上面に載せた後、内部搬送アーム11aを回動させて待機位置まで移動させる。同様に、仮接合状態のガラス積層ウエハ40を昇降ピン31に載せた後、内部搬送アーム11bを回動させて待機位置まで移動させる。接合室受け渡し位置にあった内部搬送アーム11bを待機位置に戻した後、ゲート8のシャッターを再び閉じる。以上により、仮接合状態のガラス積層ウエハ40が接合室7において本接合され得る状態となり、本接合後のガラス積層ウエハ40’がロードロック室6にあって外部搬送手段4に受け渡しできる状態となり、ロードロック室6および接合室7間でのガラス積層ウエハの差し替えが終了する(図8(f)参照)。
ゲート8のシャッターを閉じたのち、ロードロック室6の減圧を解いて、内部を大気圧に戻す。昇降ステージ21を下降させて外部搬送手段受け渡し位置まで移動させる(図8(g)参照)。ロードロック室6の内部が大気圧に戻った後に、受け渡し窓9を開けて、昇降ステージ21上の本接合後のガラス積層ウエハ40’を外部搬送手段4に受け渡す。これにより、外部搬送手段4への受け渡しが完了する。連続処理を行う場合には、この状態で再び、外部搬送手段4を用いてガラス41をロードロック室6内部に搬入し、外部搬送手段受け渡し位置にある昇降ステージ21上にガラス41を配置させて、上述の一連の処理を繰り返す。一方、本接合後のガラス積層ウエハ40’を外部搬送手段4に受け渡して処理を終了とする場合には、受け渡し窓9を閉じて、昇降ステージ21を下降させて外径合わせ位置まで移動させて、処理終了とする(図8(h)参照)。
2 貼り合わせユニット
3 プリアライナー
4 外部搬送手段
5 外部搬送手段走行路
6 ロードロック室(第1の処理室)
7 接合室(第2の処理室)
8 ゲート
9 受け渡し窓
10,10a,10b 内部搬送手段(搬送手段)
11,11a,11b 内部搬送アーム
12 アーム旋回軸
13 搬送アーム本体
14 搬送アーム対象保持部
15 ずれ防止部材
16 落下防止ガイド
21 昇降ステージ(昇降部材)
22 外径合わせ機構(位置調節手段)
23 スペーサ機構(位置固定手段、保持部材)
24 仮押さえ具(位置固定手段、押し当て部材)
25a,25b エアシリンダ(押圧部材)
26a,26b ステッピングモータ(押圧部材)
28 エアシリンダ
32 床面
34 プレスプレート
40 ガラス積層ウエハ
40’ 本接合後のガラス積層ウエハ
41 ガラス(支持体)
42 ウエハ(基板)
43 ノッチ
50 FOUPオープナー
51 ベークプレート
52 スピンナー
53 パスライン
54 第2外部搬送手段
B 待機位置
C 接合室受け渡し位置
Claims (9)
- 基板と支持体とを貼り合わせる貼り合わせ装置において、
上記基板と上記支持体との貼り合わせに先立って上記基板と上記支持体との位置合わせを行う位置合わせ手段を有する、減圧可能な第1の処理室と、
位置合わせされた上記基板と上記支持体とを貼り合わせる貼り合わせ手段を有する、減圧可能な第2の処理室とを備えており、
上記第1の処理室および上記第2の処理室は、位置合わせされた少なくとも一組の上記基板および上記支持体が、上記第1の処理室から上記第2の処理室に減圧下で移動可能となるように形成されていることを特徴とする貼り合わせ装置。 - 上記少なくとも一組の上記基板および上記支持体を上記第1の処理室から上記第2の処理室に移動させる、搬送手段をさらに備えていることを特徴とする請求項1に記載の貼り合わせ装置。
- 上記位置合わせ手段が、
上記基板の水平方向における位置および上記支持体の水平方向における位置を調節する、位置調節手段と、
水平方向における位置が調節された上記基板および上記支持体を重ね合わせるときに、該基板または該支持体の水平方向における位置を固定する、位置固定手段とを備えていることを特徴とする請求項1または2に記載の貼り合わせ装置。 - 上記位置調節手段が、上記基板または上記支持体を該基板または該支持体の外周部から水平方向に押圧する複数の押圧部材を有していることを特徴とする請求項3に記載の貼り合わせ装置。
- 上記複数の押圧部材のそれぞれが、押圧する方向と平行な方向に進退移動可能であることを特徴とする請求項4に記載の貼り合わせ装置。
- 上記位置固定手段が、上記基板および上記支持体のうちの一方の部材の表面を押圧して他方の部材に押し当てる、押し当て部材を有していることを特徴とする請求項3〜5の何れか1項に記載の貼り合わせ装置。
- 上記位置合わせ手段が、
水平方向における位置が調節された上記基板または上記支持体を、水平方向における位置を維持した状態で鉛直上方に移動させる昇降部材と、
鉛直上方に移動させた上記基板または上記支持体を、鉛直上方で保持する保持部材とをさらに備えており、
上記位置調節手段は、上記保持部材が上記基板または上記支持体を保持した状態で、上記基板および上記支持体の他方の水平方向における位置を調節することによって、上記基板と上記支持体との位置合わせを行うようになっていることを特徴とする請求項3〜6の何れか1項に記載の貼り合わせ装置。 - 基板と支持体とを貼り合わせる貼り合わせ方法において、
減圧状態にある第1の処理室において上記基板と上記支持体との位置合わせを行う、第1処理工程と、
位置合わせされた少なくとも一組の上記基板および上記支持体を、上記第1の処理室から、減圧状態にある第2の処理室に減圧下で移動させる、移動工程と、
減圧状態にある上記第2の処理室において上記少なくとも一組の上記基板と上記支持体とを貼り合わせる、第2処理工程と、
を含むことを特徴とする貼り合わせ方法。 - 上記第1処理工程では、
位置調節手段によって、上記基板および上記支持体のうちの一方の部材の水平方向における位置を調節し、
昇降部材によって、該一方の部材を、その水平方向における位置を保持した状態で鉛直上方に移動させ、
上記位置調節手段によって、上記基板および上記支持体のうちの他方の部材の水平方向における位置を調節し、
位置固定手段によって上記基板および上記支持体の上記一方の部材の水平方向における位置を固定した状態で、上記基板および上記支持体を重ね合わせることを特徴とする請求項8に記載の貼り合わせ方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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