JP2012057299A - カウンタウエイト着脱装置および作業機械 - Google Patents

カウンタウエイト着脱装置および作業機械 Download PDF

Info

Publication number
JP2012057299A
JP2012057299A JP2010198652A JP2010198652A JP2012057299A JP 2012057299 A JP2012057299 A JP 2012057299A JP 2010198652 A JP2010198652 A JP 2010198652A JP 2010198652 A JP2010198652 A JP 2010198652A JP 2012057299 A JP2012057299 A JP 2012057299A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
counterweight
shaft
linkage
cylinder
support
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010198652A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5527769B2 (ja
Inventor
Norio Nakajima
紀夫 中島
Hiroyuki Nishino
裕之 西野
Shigetoshi Tsuji
成年 辻
Masanori Tsuji
正典 辻
Takashi Maruta
隆 丸田
Harinarayan Srinivasan
スリニバサン ハリナラヤンサン
Vijay Muthusamy
ムシュサミー ビジェイ
Venkataswamy Sampath
ベンカタスワミィー サンパス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Caterpillar SARL
Original Assignee
Caterpillar SARL
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Caterpillar SARL filed Critical Caterpillar SARL
Priority to JP2010198652A priority Critical patent/JP5527769B2/ja
Publication of JP2012057299A publication Critical patent/JP2012057299A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5527769B2 publication Critical patent/JP5527769B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/18Counterweights

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
  • Jib Cranes (AREA)

Abstract

【課題】カウンタウエイトの内部にコンパクトに収納でき、カウンタウエイトの外観や内部のリンケージ機構の機能を保護できるカウンタウエイト着脱装置を提供する。
【解決手段】リンケージ機構14は、リンケージ取付部材13の第1軸受ブラケット16A,16Aに第1基軸21により回動型サポート部材22,22を軸支し、回動型サポート部材22,22の軸支部分とは反対側に上下方向成分を有する軸移動案内穴23,23を形成する。カウンタウエイト支軸27を昇降シリンダ28により軸移動案内穴23,23に沿って押し上げることでカウンタウエイトを持ち上げる。リンケージ取付部材13の第2軸受ブラケット16Bに嵌着した第2基軸31と回動型サポート部材22,22の先端部分に嵌着した作動軸32との間に設けた回動シリンダ33により、回動型サポート部材22,22を第1基軸21を中心に回動する。
【選択図】図1

Description

本発明は、機体フレームにカウンタウエイトを着脱するためのカウンタウエイト着脱装置およびこのカウンタウエイト着脱装置を搭載した作業機械に関する。
従来のカウンタウエイト着脱装置としては、チェーンとシリンダを組み合わせて、カウンタウエイトを昇降することで、機体フレームにカウンタウエイトを着脱する構造のチェーン方式がある(例えば、特許文献1参照)。
また、リンケージ機構を利用して、カウンタウエイトを昇降することで、機体フレームにカウンタウエイトを着脱する構造のカウンタウエイト着脱装置もある(例えば、特許文献2−4参照)。
特開平11−1940号公報(第3頁、図5) 特許第2922778号公報(第4−6頁、図1−4) 特許第3743528号公報(第4−6頁、図1−4) 特開2007−162454号公報(第6−8頁、図3−7)
特許文献1に記載のチェーン方式のカウンタウエイト着脱装置は、カウンタウエイトの取り外し時に、カウンタウエイトが上下運動しかしないため、機体フレームに装着されている回転機構付きサポート部材などの高価な部品が必要となり、また、チェーン、スプロケットなどの回転機構やスライド機構には防錆処理が必要であり、メッキや材料をステンレスにするなど割高となる問題がある。
特許文献2に記載のリンケージ方式のカウンタウエイト着脱装置は、回動アームの先端に連結具を介してカウンタウエイトを吊り下げる構造であるため、また、特許文献3に記載のリンケージ方式のカウンタウエイト着脱装置は、第1レバー機構を介して設置した第2レバー機構の先端にカウンタウエイトを吊り下げる構造であるため、また、特許文献4に記載のリンケージ方式のカウンタウエイト着脱装置は、第1リンクの先端に第2リンクを介してカウンタウエイトを吊り下げる構造であるため、それらのリンケージ機構をコンパクトに構成することが容易でなく、そのため、カウンタウエイトの上部を一部切り欠いてリンケージ突出開口を設け、この開口よりリンケージ機構を突出可能に設置しているが、これらのリンケージ突出開口は、カウンタウエイトの外観を損なうとともに、このリンケージ突出開口を通してカウンタウエイト内に侵入する日照、降雨、降雪などの自然環境が、リンケージ機構に直接作用するため機構劣化の原因となるおそれがある。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、カウンタウエイトの内部にコンパクトに収納でき、カウンタウエイトの外観や内部のリンケージ機構の機能を保護できるカウンタウエイト着脱装置と、そのカウンタウエイト着脱装置を搭載した作業機械とを提供することを目的とする。
請求項1に記載された発明は、機体フレームと地面との間でカウンタウエイトを着脱するカウンタウエイト着脱装置において、上記カウンタウエイトは、その中央部に上記機体フレーム側に開放されたリンケージ収納内空部を有し、このリンケージ収納内空部の上記機体フレームとは反対側および上側は閉塞された形状であり、上記機体フレームに取り付けられたリンケージ取付部材と、上記リンケージ取付部材から上記カウンタウエイトの上記リンケージ収納内空部にわたって設けられたカウンタウエイト昇降用のリンケージ機構とを備え、上記リンケージ機構は、上記リンケージ取付部材に第1基軸により回動自在に軸支されるとともにその軸支される部分とは反対側に位置する部分に上下方向成分を有する長穴状の軸移動案内穴が形成された回動型サポート部材と、上記回動型サポート部材の上記軸移動案内穴に挿通されるとともに上記カウンタウエイトの重心位置より上方で上記リンケージ収納内空部内に着脱自在に接続されたカウンタウエイト支軸と、上記カウンタウエイト支軸と上記第1基軸との間に伸縮操作可能に設けられ上記カウンタウエイト支軸を上下方向成分を有する上記軸移動案内穴に沿って動かす昇降手段と、上記リンケージ取付部材に嵌着された第2基軸と上記回動型サポート部材の上記軸移動案内穴に隣接する部分に嵌着された作動軸との間に伸縮操作可能に設けられ上記回動型サポート部材を上記第1基軸を中心に回動する回動シリンダとを具備したカウンタウエイト着脱装置である。
請求項2に記載された発明は、請求項1記載のカウンタウエイト着脱装置において、上記機体フレームにカウンタウエイト載せ台として機能する複数の鞍サポート部が固着され、上記リンケージ取付部材および上記リンケージ機構は、これらの鞍サポート部の間に設置されたものである。
請求項3に記載された発明は、請求項1または2記載のカウンタウエイト着脱装置における上記リンケージ取付部材が、上記回動型サポート部材を上記第1基軸により回動自在に軸支する第1軸受ブラケットと、上記第1軸受ブラケットより上側に位置して上記回動シリンダを上記第2基軸により回動自在に軸支する第2軸受ブラケットとを備え、上記昇降手段は、昇降シリンダを備え、上記第1軸受ブラケットは、1対の上記回動型サポート部材をそれぞれ軸支する2組のブラケット間に、上記昇降シリンダの基端を嵌合するためのシリンダ装着凹部が形成されたものである。
請求項4に記載された発明は、請求項1乃至3いずれか記載のカウンタウエイト着脱装置における上記回動型サポート部材の上記軸移動案内穴が、上方に向かって上記機体フレーム上から離間する方向に形成されたものである。
請求項5に記載された発明は、請求項1、2または4記載のカウンタウエイト着脱装置において、上記第1基軸は、上記第2基軸より上側に配置され、上記カウンタウエイト支軸は、カウンタウエイト搭載状態で上記作動軸より上記機体フレーム側に配置され、上記回動シリンダは、カウンタウエイト搭載状態で上記昇降手段より機体フレームから離反する側に配置され、シリンダヘッド側を上記第2基軸によりリンケージ取付部材に軸支されたものである。
請求項6に記載された発明は、機体と、上記機体の一方に突設された作業装置と、上記機体の他方に請求項1乃至5いずれか記載のカウンタウエイト着脱装置により設置されたカウンタウエイトとを具備した作業機械である。
請求項1記載の発明によれば、リンケージ取付部材に第1基軸により軸支された回動型サポート部材の軸支部分とは反対側に位置する部分に上下方向成分を有する長穴状の軸移動案内穴を形成し、この回動型サポート部材の軸移動案内穴に挿通されたカウンタウエイト支軸をカウンタウエイトの重心位置より上方でカウンタウエイトのリンケージ収納内空部内に着脱自在に接続し、このカウンタウエイト支軸を昇降手段により上下方向成分を有する軸移動案内穴に沿って動かすようにし、回動シリンダにより回動型サポート部材を第1基軸を中心に回動することで、カウンタウエイト支軸を第1基軸を中心に移動できるようにしたので、リンケージ収納内空部を機体フレーム側に開放するとともに機体フレームとは反対側の面部および上側の面部を閉塞した形状のカウンタウエイト内に、リンケージ機構をコンパクトに収納でき、言い換えると、リンケージ機構をカウンタウエイトで覆うことが可能な構造としたので、カウンタウエイトの外観を損なうことを防止できるとともに、内部のリンケージ機構の機能を日照、降雨、降雪などの自然環境から保護できる。
請求項2記載の発明によれば、リンケージ取付部材およびリンケージ機構が、機体フレームに固着されたカウンタウエイト載せ台として機能する複数の鞍サポート部の間に設置されたので、これらの鞍サポート部上でカウンタウエイトの安定性を確保できるとともに、このカウンタウエイトを鞍サポート部上から降ろすときは、昇降手段の伸張によりカウンタウエイト支軸を介してカウンタウエイトを鞍サポート部から持ち上げた状態で、回動シリンダの伸張により第1基軸を中心にカウンタウエイト支軸を回動するようにしてカウンタウエイトを下降させるので、鞍サポート部に干渉することなくカウンタウエイトを降ろすことができる。
請求項3記載の発明によれば、上記回動型サポート部材を上記第1基軸により回動自在に軸支する第1軸受ブラケットは、1対の回動型サポート部材をそれぞれ軸支する2組のブラケットの間に、昇降シリンダの基端を嵌合するためのシリンダ装着凹部が形成されたので、1対の回動型サポート部材と昇降シリンダの基端とを、1本の第1基軸により確実に軸支できる。
請求項4記載の発明によれば、回動型サポート部材の軸移動案内穴が、上方に向かって機体フレーム上から離間する方向に形成されたので、カウンタウエイトを持ち上げる際に軸移動案内穴に沿って機体フレームの後方へ離間させることができ、カウンタウエイトと機体フレーム側の部材との干渉を防止できる。
請求項5記載の発明によれば、上記回動シリンダは、カウンタウエイト搭載状態で上記昇降手段より機体フレームから離反する側に配置され、そのシリンダヘッド側を上記第2基軸によりリンケージ取付部材に軸支されたので、カウンタウエイトを地面から持ち上げる際の回動シリンダの作動流体圧を低くすることができる。
請求項6記載の発明によれば、運搬時などは、カウンタウエイト着脱装置によりカウンタウエイトを機体から取り外して、作業機械の軽量化を図ることができるとともに、作業時は、カウンタウエイト着脱装置により機体に搭載されたカウンタウエイトによって、機体から突設された作業装置とのバランスを保つことができ、そして、このカウンタウエイト搭載時は、カウンタウエイト着脱装置を構造的にカウンタウエイトの内部にコンパクトに収納することができるので、カウンタウエイトの外観や内部のリンケージ機構の機能を保護できる。
本発明に係るカウンタウエイト着脱装置の一実施の形態を示す斜視図である。 同上着脱装置によるカウンタウエイト装着状態を示す斜視図である。 同上着脱装置のリンケージ取付部材の斜視図である。 同上着脱装置の回動型サポート部材の側面図である。 同上着脱装置によるカウンタウエイト装着状態を示す正面図である。 同上着脱装置によるカウンタウエイト装着状態を示す断面図である。 同上着脱装置によるカウンタウエイト持上状態を示す断面図である。 同上着脱装置によるカウンタウエイト接地状態を示す断面図である。 本発明に係るカウンタウエイト着脱装置の他の実施の形態を示す斜視図である。 同上着脱装置によるカウンタウエイト装着状態を示す断面図である。 同上着脱装置によるカウンタウエイト持上状態を示す断面図である。 同上着脱装置によるカウンタウエイト接地状態を示す断面図である。 同上着脱装置の回動シリンダを一部破断した断面図である。 同上着脱装置を搭載した作業機械の側面図である。
以下、本発明を、図1乃至図8に示されたカウンタウエイト着脱装置の一実施の形態、図9乃至図13に示された同上着脱装置の他の実施の形態、図14に示された同上着脱装置を搭載した作業機械を参照しながら詳細に説明する。
図14は、作業機械としての油圧ショベル1を示し、機体2の一方に作業装置3が突設され、機体2の他方にカウンタウエイト4が、図1乃至図8に示されたカウンタウエイト着脱装置5、または図9乃至図13に示されたカウンタウエイト着脱装置5により設置されている。
先ず、図1乃至図8に示されたカウンタウエイト着脱装置5を説明する。
図1に示されるように、機体2を構成する主要構成部材である機体フレームとしての旋回フレーム11は、その後端部に溶接付けされたカウンタウエイト載せ台として機能する1対の鞍サポート部12,12を有している。カウンタウエイト4は、これらの鞍サポート部12,12上に搭載された状態で、カウンタウエイト取付ボルト(図示せず)により固定されている。
1対の鞍サポート部12,12の間において、鞍サポート部12,12と地面との間でカウンタウエイト4を着脱するカウンタウエイト着脱装置5が設けられている。このカウンタウエイト着脱装置5は、旋回フレーム11の後端にリンケージ取付部材13がボルトにより固定され、このリンケージ取付部材13にカウンタウエイト昇降用のリンケージ機構14が取り付けられている。
旋回フレーム11に取り付けられたリンケージ取付部材13は、図3に示されるように1枚の取付基板15に、2組の第1軸受ブラケット16A,16Aと、これらの第1軸受ブラケット16A,16Aより上側に位置する1組の第2軸受ブラケット16Bとが設けられ、これらの第1軸受ブラケット16A,16Aおよび第2軸受ブラケット16Bのそれぞれの軸穴16a,16bに、図1に示されるようにリンケージ機構14の基端側が軸連結されている。取付基板15には、旋回フレーム11の下面に固定される取付板部15aが溶接付けされている。
図2に示されるように、リンケージ機構14により昇降されるカウンタウエイト4は、その中央部に旋回フレーム11側に開放されたリンケージ収納内空部18を有するとともに、図5および図6に示されるようにこのリンケージ収納内空部18の旋回フレーム11とは反対側の面部4aおよび上側の面部4bは閉塞された形状であり、このカウンタウエイト4のリンケージ収納内空部18にリンケージ機構14の先端側が連結されている。
このように、リンケージ機構14は、リンケージ取付部材13の第1軸受ブラケット16A,16Aおよび第2軸受ブラケット16Bからカウンタウエイト4のリンケージ収納内空部18にわたって設けられている。
リンケージ機構14は、次のような構造である。
リンケージ取付部材13の第1軸受ブラケット16A,16Aの軸穴16a,16aに嵌着された第1基軸21により、図1に示されるように1対の回動型サポート部材22,22が回動自在に軸支されている。これらの回動型サポート部材22,22の軸支される部分とは反対側に位置する部分に上下方向成分を有する長穴状の軸移動案内穴23,23がそれぞれ形成されている。
図4に示されるように、これらの軸移動案内穴23,23は、上方に向かって旋回フレーム11上から離間する斜め方向に形成されている。各回動型サポート部材22,22の軸移動案内穴23,23に隣接する先端部分には機体方向に突出された軸受部分24が設けられ、この軸受部分24に軸穴25が穿設されている。各回動型サポート部材22,22の下端部には、第1基軸21が嵌合される軸穴26が穿設されている。
この回動型サポート部材22,22の軸移動案内穴23,23にカウンタウエイト支軸27が挿通されるとともに、このカウンタウエイト支軸27の両端部が、カウンタウエイト4の重心位置より上方でリンケージ収納内空部18内に着脱自在に接続されている。
すなわち、カウンタウエイト支軸27は、カウンタウエイト4の重心よりやや上方にあるサポート位置と回動自在に接続されている。例えば、リンケージ収納内空部18の左右内壁面に、カウンタウエイト4の重心位置よりやや上側のサポート位置から下方へ開放された係合溝(図示せず)をそれぞれ設け、これらの係合溝の下側よりカウンタウエイト支軸27の両端部を挿入して重心位置よりやや上側のサポート位置に係合することで、地面Gにカウンタウエイト4を降ろした際に、カウンタウエイト支軸27の両端部を係合溝の下側へ抜き出してカウンタウエイト4から容易に切り離すことができる。
このカウンタウエイト支軸27と第1基軸21との間に昇降手段としての昇降シリンダ28が伸縮操作可能に設けられ、この昇降シリンダ28により、カウンタウエイト支軸27を上下方向成分を有する軸移動案内穴23,23に沿って動かすことが可能である。
第2軸受ブラケット16Bの軸穴16bに嵌着された第2基軸31と、回動型サポート部材22,22の軸移動案内穴23,23に隣接する先端部分の軸穴25に嵌着された作動軸32との間に、回動シリンダ33が伸縮操作可能に設けられ、この回動シリンダ33により、回動型サポート部材22,22を第1基軸21を中心に回動することが可能である。
図3に示されるように、第1軸受ブラケット16A,16Aは、1対の回動型サポート部材22,22をそれぞれ軸支する2組のブラケット間に、昇降シリンダ28の基端を嵌合するためのシリンダ装着凹部34が形成されている。これにより、回動型サポート部材22,22の回転軸と昇降シリンダ28のヘッド側エンドピンは同軸上に位置するため、これらの回転軸およびヘッド側エンドピンを1本の第1基軸21にすることができる。
昇降シリンダ28によりカウンタウエイト支軸27がスライドする回動型サポート部材22,22の軸移動案内穴23,23は、防錆のためにメッキを施すと良い。
昇降シリンダ28および回動シリンダ33は、油圧シリンダを用いる。これらの油圧シリンダの油圧制御は、例えば、各シリンダに対応するレバーにより、各シリンダに対応する4方切換弁を操作して、各シリンダの作動を制御すると良い。その際、一方のレバーを操作している時は、他方のレバーは動かない安全機構を装着することが望ましい。
次に、図1乃至図8に示されたカウンタウエイト着脱装置5の作用を説明する。
先ず、カウンタウエイト4が旋回フレーム11の鞍サポート部12,12上に装着されている図6の状態から、カウンタウエイト取付ボルトを外した後、図7に示されるように昇降シリンダ28を伸張動作させる。このとき、回動シリンダ33は、収縮状態でロックされて、回動型サポート部材22,22の軸移動案内穴23,23を図6および図7に示された一定の角度に維持する。
昇降シリンダ28は、回動型サポート部材22,22に設けれられた軸移動案内穴23,23に沿ってカウンタウエイト支軸27を旋回フレーム11とは反対側の斜め上方に移動するように伸張動作する。
この時点で、昇降シリンダ28のロッド側エンドピンであるカウンタウエイト支軸27と、カウンタウエイト4の重心上方のサポート位置とが接続されているため、カウンタウエイト4は、回動することなく垂直姿勢を保ちながら斜め上方に持ち上がる。
昇降シリンダ28を伸張させたままの状態でロックし、次に回動シリンダ33を伸張動作させることで、回動型サポート部材22,22および昇降シリンダ28は、図8に示されるように第1基軸21を中心に円弧を描くようにして下方へ回動し、回動型サポート部材22,22の軸移動案内穴23,23に嵌合されたカウンタウエイト支軸27およびこのカウンタウエイト支軸27に接続されたカウンタウエイト4が円弧を描くようにして下降する。
このとき、最初に図7に示されるように昇降シリンダ28によりカウンタウエイト4が斜め上方に持ち上げられているため、鞍サポート部12,12と干渉することなくカウンタウエイト4は地面Gに降ろされる。この下降中、カウンタウエイト4は、その重心の上方にあるサポート位置をカウンタウエイト支軸27により回動自在に支持されているため、自重によって、図6乃至図8に示されるように常に垂直姿勢に保たれる。
地面G上から鞍サポート部12,12上へのカウンタウエイト4の持ち上げは、この逆の操作を行なう。
このように、昇降シリンダ28および回動シリンダ33を順次伸張させることで、カウンタウエイト4を鞍サポート部12,12から地面Gに降ろし、また、回動シリンダ33および昇降シリンダ28を順次収縮させることで、地面G上にあるカウンタウエイト4を鞍サポート部12,12に載せる。
次に、図1乃至図8に示されたカウンタウエイト着脱装置5の効果を説明する。
従来のチェーン方式のカウンタウエイト着脱装置に対して、リンケージ機構14を用いているので、安価な構成で、かつ昇降時に機体のどの部分とも干渉しないカウンタウエイト着脱装置5を提供でき、従来のチェーン方式よりも信頼性が高いとともに、従来より確実にカウンタウエイト4の上げ下ろしを行なえる。
従来のリンケージ方式のカウンタウエイト着脱装置に対して、リンケージ取付部材13の第1軸受ブラケット16A,16Aに第1基軸21により軸支された回動型サポート部材22,22の軸支部分とは反対側に位置する部分に上下方向成分を有する長穴状の軸移動案内穴23,23を形成し、この回動型サポート部材22,22の軸移動案内穴23,23に挿通されたカウンタウエイト支軸27をカウンタウエイト4の重心位置より上方でカウンタウエイト4のリンケージ収納内空部18内に着脱自在に接続し、このカウンタウエイト支軸27を昇降シリンダ28により上下方向成分を有する軸移動案内穴23,23に沿って動かすようにし、回動シリンダ33により回動型サポート部材22,22を第1基軸21を中心に回動することで、カウンタウエイト支軸27を第1基軸21を中心に円弧を描くように移動できるようにしたので、リンケージ収納内空部18を旋回フレーム11側に開放するとともに旋回フレーム11とは反対側の面部4aおよび上側の面部4bを閉塞した形状のカウンタウエイト4内に、リンケージ機構14をコンパクトに収納でき、言い換えると、リンケージ機構14をカウンタウエイト4で覆うことが可能な構造としたので、カウンタウエイト4の外観を損なうことを防止できるとともに、内部のリンケージ機構14の機能を日照、降雨、降雪などの自然環境から保護できる。
リンケージ取付部材13およびリンケージ機構14が、旋回フレーム11に固着されたカウンタウエイト載せ台として機能する複数の鞍サポート部12,12の間に設置されたので、従来の標準機のカウンタウエイト着脱装置5のように鞍サポート部12,12にカウンタウエイト4を装着でき、構造がシンプルになると同時に、カウンタウエイト着脱構造と標準機のフィックスドカウンタウエイトの取り付けを共有化でき、総コストの低減を図れる。また、このカウンタウエイト4を鞍サポート部12,12上から降ろすときは、昇降シリンダ28の伸張によりカウンタウエイト支軸27を介してカウンタウエイト4を鞍サポート部12,12から持ち上げた状態で、回動シリンダ33の伸張により第1基軸21を中心にカウンタウエイト支軸27を回動するようにしてカウンタウエイト4を下降させるので、鞍サポート部12,12に干渉することなくカウンタウエイト4を降ろすことができる。
1対の回動型サポート部材22,22をそれぞれ軸支する2組のブラケットの間に、昇降シリンダ28の基端を嵌合するためのシリンダ装着凹部34が形成されたので、1対の回動型サポート部材22,22と昇降シリンダ28の基端とを、1本の第1基軸21により確実に軸支できる。
回動型サポート部材22,22の軸移動案内穴23,23が、上方に向かって旋回フレーム11上から離間する方向に形成されたので、カウンタウエイト4を持ち上げる際に軸移動案内穴23,23に沿って旋回フレーム11の後方へ離間させることができ、カウンタウエイト4と旋回フレーム11側の部材との干渉を防止できる。
運搬時などは、カウンタウエイト着脱装置5によりカウンタウエイト4を機体から取り外して、作業機械の軽量化を図ることができるとともに、作業時は、カウンタウエイト着脱装置5により機体に搭載されたカウンタウエイト4によって、機体から突設された作業装置とのバランスを保つことができ、そして、このカウンタウエイト搭載時は、カウンタウエイト着脱装置5を構造的にカウンタウエイト4の内部にコンパクトに収納することができるので、カウンタウエイト4の外観や内部のリンケージ機構14の機能を保護できる。
次に、図9乃至図13に示されたカウンタウエイト着脱装置5を説明する。
図9に示されるように、機体2を構成する主要構成部材である機体フレームとしての旋回フレーム11は、その後端部に溶接付けされたカウンタウエイト載せ台として機能する1対の鞍サポート部12,12を有している。図10に示されるように、カウンタウエイト4は、これらの鞍サポート部12,12上に搭載された状態で、カウンタウエイト取付ボルト(図示せず)により固定されている。
1対の鞍サポート部12,12の間において、鞍サポート部12,12と地面との間でカウンタウエイト4を着脱するカウンタウエイト着脱装置5が設けられている。このカウンタウエイト着脱装置5は、旋回フレーム11の後端にリンケージ取付部材13がボルトにより固定され、このリンケージ取付部材13にカウンタウエイト昇降用のリンケージ機構14が取り付けられている。
旋回フレーム11に取り付けられたリンケージ取付部材13は、図9に示されるように1枚の取付基板15に1対の軸受ブラケット16が設けられ、これらの軸受ブラケット16の上部軸穴および下部軸穴に、図9に示されるようにリンケージ機構14の基端側が軸連結されている。
図10乃至図12に示されるように、リンケージ機構14により昇降されるカウンタウエイト4は、その中央部に旋回フレーム11側に開放されたリンケージ収納内空部18を有するとともに、図10乃至図12に示されるようにこのリンケージ収納内空部18の旋回フレーム11とは反対側の面部4aおよび上側の面部4bは閉塞された形状であり、このカウンタウエイト4のリンケージ収納内空部18にリンケージ機構14の先端側が連結されている。
このように、リンケージ機構14は、リンケージ取付部材13の軸受ブラケット16からカウンタウエイト4のリンケージ収納内空部18にわたって設けられている。
リンケージ機構14は、次のような構造である。
リンケージ取付部材13の軸受ブラケット16の上部軸穴に嵌着された第1基軸21により、図9に示されるように1対の回動型サポート部材22,22が回動自在に軸支されている。これらの回動型サポート部材22,22の軸支される部分とは反対側に位置する部分に上下方向成分を有する長穴状の軸移動案内穴23,23がそれぞれ形成されている。
図9に示されるように、これらの軸移動案内穴23,23は、上方に向かって旋回フレーム11上から離間する斜め方向に形成されている。
この回動型サポート部材22,22の軸移動案内穴23,23にカウンタウエイト支軸27が挿通されるとともに、このカウンタウエイト支軸27の両端部が、カウンタウエイト4の重心位置より上方でリンケージ収納内空部18内に着脱自在に接続されている。
すなわち、カウンタウエイト支軸27は、カウンタウエイト4の重心よりやや上方にあるサポート位置と回動自在に接続されている。例えば、リンケージ収納内空部18の左右内壁面に、カウンタウエイト4の重心位置よりやや上側のサポート位置から下方へ開放された係合溝(図示せず)をそれぞれ設け、これらの係合溝の下側よりカウンタウエイト支軸27の両端部を挿入して重心位置よりやや上側のサポート位置に係合することで、地面Gにカウンタウエイト4を降ろした際に、カウンタウエイト支軸27の両端部を係合溝の下側へ抜き出してカウンタウエイト4から容易に切り離すことができる。
このカウンタウエイト支軸27と第1基軸21との間に昇降手段としての昇降シリンダ28が伸縮操作可能に設けられ、この昇降シリンダ28により、カウンタウエイト支軸27を上下方向成分を有する軸移動案内穴23,23に沿って動かすことが可能である。
軸受ブラケット16の下部軸穴に嵌着された第2基軸31と、回動型サポート部材22,22の軸移動案内穴23,23に隣接する先端部分の軸穴に嵌着された作動軸32との間に、回動シリンダ33が伸縮操作可能に設けられ、この回動シリンダ33により、回動型サポート部材22,22を第1基軸21を中心に回動することが可能である。
図9に示されるように、軸受ブラケット16は、それらの外側面に1対の回動型サポート部材22,22の基端部を配置するとともに、それらの内側のシリンダ装着凹部に昇降シリンダ28の基端部を嵌合して、これらを、回動型サポート部材22,22の回転軸および昇降シリンダ28のヘッド側エンドピンとして機能する1本の第1基軸21により軸支している。
昇降シリンダ28によりカウンタウエイト支軸27がスライドする際のガイドとして機能する回動型サポート部材22,22の軸移動案内穴23,23は、防錆のためにメッキを施すと良い。
昇降シリンダ28および回動シリンダ33は、油圧シリンダを用いる。これらの油圧シリンダの油圧制御は、例えば、各シリンダに対応するレバーにより、各シリンダに対応する4方切換弁を操作して、各シリンダの作動を制御すると良い。その際、一方のレバーを操作している時は、他方のレバーは動かない安全機構を装着することが望ましい。
要するに、この図9乃至図12に示されたカウンタウエイト着脱装置5は、上記第1基軸21が、上記第2基軸31より上側に配置され、上記カウンタウエイト支軸27は、図10に示されたカウンタウエイト搭載状態で上記作動軸32より上記機体フレーム11側に配置され、上記回動シリンダ33は、図10に示されたカウンタウエイト搭載状態で上記昇降シリンダ28より機体フレーム11から離反する側に配置され、図13にも示されるようにそのシリンダヘッド側を上記第2基軸31によりリンケージ取付部材13の軸受ブラケット16に軸支されている。
次に、図9乃至図13に示されたカウンタウエイト着脱装置5の作用を説明する。
先ず、カウンタウエイト4が旋回フレーム11の鞍サポート部12,12上に装着されている図10の状態から、カウンタウエイト取付ボルトを外した後、図11に示されるように昇降シリンダ28を伸張動作させる。このとき、回動シリンダ33は、伸張状態でロックされて、回動型サポート部材22,22の軸移動案内穴23,23を図10および図11に示された一定の角度に維持する。
昇降シリンダ28は、回動型サポート部材22,22に設けれられた軸移動案内穴23,23に沿ってカウンタウエイト支軸27を旋回フレーム11とは反対側の斜め上方に移動するように伸張動作する。
この時点で、昇降シリンダ28のロッド側エンドピンであるカウンタウエイト支軸27と、カウンタウエイト4の重心よりやや上方にあるサポート位置とが接続されているため、カウンタウエイト4は、回動することなく垂直姿勢を保ちながら斜め上方に持ち上がる。
昇降シリンダ28を伸張させたままの状態でロックし、次に回動シリンダ33を図11に示された伸張状態から収縮動作させることで、回動型サポート部材22,22および昇降シリンダ28は、図12に示されるように第1基軸21を中心に円弧を描くようにして下方へ回動し、回動型サポート部材22,22の軸移動案内穴23,23に嵌合されたカウンタウエイト支軸27およびこのカウンタウエイト支軸27に接続されたカウンタウエイト4が円弧を描くようにして下降する。
この下降にあたって、最初に図11に示されるように昇降シリンダ28によりカウンタウエイト4が斜め上方に持ち上げられているため、鞍サポート部12,12と干渉することなくカウンタウエイト4は地面Gに降ろされる。この下降中、カウンタウエイト4は、その重心の上方にあるサポート位置をカウンタウエイト支軸27により回動自在に支持されているため、自重によって、図11から図12に示されるように常に垂直姿勢に保たれる。
地面G上から鞍サポート部12,12上へのカウンタウエイト4の持ち上げは、この逆の操作を行なう。
このカウンタウエイト4の持ち上げに当たって、図13に示されるように、回動シリンダ33のピストンは、作動油圧Pを受けるヘッド側(第2基軸31側)の受圧面積Aが、ロッド側の受圧面積aよりも大きいので、作動軸32を押し出す方向の力(=P・A)が、作動軸32を引き寄せる方向の力(=P・a)よりも大きくなる。
言い換えると、図12に示される回動シリンダ33により作動軸32を押し出してカウンタウエイト4を地面Gから持ち上げる方が、図8に示された回動シリンダ33により作動軸32を引き寄せてカウンタウエイト4を地面Gから持ち上げる場合よりも、作動油圧Pを低くすることができる。
このように、図9乃至図13に示されたカウンタウエイト着脱装置5は、図1乃至図8に示されたカウンタウエイト着脱装置5と同様の効果が得られる上に、上記回動シリンダ33は、カウンタウエイト搭載状態で上記昇降シリンダ28より機体フレーム11から離反する側に配置され、そのシリンダヘッド側を軸受ブラケット16の下部軸穴に嵌着された上記第2基軸31により軸支されたので、カウンタウエイト4を地面Gから持ち上げる際の作動油圧Pを低くすることができる効果が得られる。
なお、昇降シリンダ28および回動シリンダ33の2本の油圧シリンダを使っているが、昇降手段としての昇降シリンダ28は、軸移動案内穴23,23の中でカウンタウエイト支軸27を上下させるためだけに機能するので、この昇降シリンダ28に替えて、2軸を螺合することで全長を伸縮するネジ構造物などの安価な昇降手段を採用しても良い。
本発明は、カウンタウエイト着脱装置およびこれを搭載した作業機械を業として製造、販売する者にとって利用可能である。
1 作業機械としての油圧ショベル
2 機体
3 作業装置
4 カウンタウエイト
5 カウンタウエイト着脱装置
11 機体フレーム
12 鞍サポート部
13 リンケージ取付部材
14 リンケージ機構
16A 第1軸受ブラケット
16B 第2軸受ブラケット
18 リンケージ収納内空部
21 第1基軸
22 回動型サポート部材
23 軸移動案内穴
27 カウンタウエイト支軸
28 昇降手段としての昇降シリンダ
31 第2基軸
32 作動軸
33 回動シリンダ
34 シリンダ装着凹部

Claims (6)

  1. 機体フレームと地面との間でカウンタウエイトを着脱するカウンタウエイト着脱装置において、
    上記カウンタウエイトは、その中央部に上記機体フレーム側に開放されたリンケージ収納内空部を有し、このリンケージ収納内空部の上記機体フレームとは反対側および上側は閉塞された形状であり、
    上記機体フレームに取り付けられたリンケージ取付部材と、
    上記リンケージ取付部材から上記カウンタウエイトの上記リンケージ収納内空部にわたって設けられたカウンタウエイト昇降用のリンケージ機構とを備え、
    上記リンケージ機構は、
    上記リンケージ取付部材に第1基軸により回動自在に軸支されるとともにその軸支される部分とは反対側に位置する部分に上下方向成分を有する長穴状の軸移動案内穴が形成された回動型サポート部材と、
    上記回動型サポート部材の上記軸移動案内穴に挿通されるとともに上記カウンタウエイトの重心位置より上方で上記リンケージ収納内空部内に着脱自在に接続されたカウンタウエイト支軸と、
    上記カウンタウエイト支軸と上記第1基軸との間に伸縮操作可能に設けられ上記カウンタウエイト支軸を上下方向成分を有する上記軸移動案内穴に沿って動かす昇降手段と、
    上記リンケージ取付部材に嵌着された第2基軸と上記回動型サポート部材の上記軸移動案内穴に隣接する部分に嵌着された作動軸との間に伸縮操作可能に設けられ上記回動型サポート部材を上記第1基軸を中心に回動する回動シリンダと
    を具備したことを特徴とするカウンタウエイト着脱装置。
  2. 上記機体フレームにカウンタウエイト載せ台として機能する複数の鞍サポート部が固着され、
    上記リンケージ取付部材および上記リンケージ機構は、これらの鞍サポート部の間に設置された
    ことを特徴とする請求項1記載のカウンタウエイト着脱装置。
  3. 上記リンケージ取付部材は、
    上記回動型サポート部材を上記第1基軸により回動自在に軸支する第1軸受ブラケットと、
    上記第1軸受ブラケットより上側に位置して上記回動シリンダを上記第2基軸により回動自在に軸支する第2軸受ブラケットとを備え、
    上記昇降手段は、昇降シリンダを備え、
    上記第1軸受ブラケットは、
    1対の上記回動型サポート部材をそれぞれ軸支する2組のブラケット間に、上記昇降シリンダの基端を嵌合するためのシリンダ装着凹部が形成された
    ことを特徴とする請求項1または2記載のカウンタウエイト着脱装置。
  4. 上記回動型サポート部材の上記軸移動案内穴は、
    上方に向かって上記機体フレーム上から離間する方向に形成された
    ことを特徴とする請求項1乃至3いずれか記載のカウンタウエイト着脱装置。
  5. 上記第1基軸は、上記第2基軸より上側に配置され、
    上記カウンタウエイト支軸は、カウンタウエイト搭載状態で上記作動軸より上記機体フレーム側に配置され、
    上記回動シリンダは、カウンタウエイト搭載状態で上記昇降手段より機体フレームから離反する側に配置され、そのシリンダヘッド側を上記第2基軸によりリンケージ取付部材に軸支された
    ことを特徴とする請求項1、2または4記載のカウンタウエイト着脱装置。
  6. 機体と、
    上記機体の一方に突設された作業装置と、
    上記機体の他方に請求項1乃至5いずれか記載のカウンタウエイト着脱装置により設置されたカウンタウエイトと
    を具備したことを特徴とする作業機械。
JP2010198652A 2010-09-06 2010-09-06 カウンタウエイト着脱装置および作業機械 Expired - Fee Related JP5527769B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010198652A JP5527769B2 (ja) 2010-09-06 2010-09-06 カウンタウエイト着脱装置および作業機械

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010198652A JP5527769B2 (ja) 2010-09-06 2010-09-06 カウンタウエイト着脱装置および作業機械

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012057299A true JP2012057299A (ja) 2012-03-22
JP5527769B2 JP5527769B2 (ja) 2014-06-25

Family

ID=46054728

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010198652A Expired - Fee Related JP5527769B2 (ja) 2010-09-06 2010-09-06 カウンタウエイト着脱装置および作業機械

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5527769B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103754774A (zh) * 2014-01-15 2014-04-30 徐州市久发工程机械有限责任公司 多功能吊管机
JP2016160651A (ja) * 2015-03-02 2016-09-05 キャタピラー エス エー アール エル カウンタウェイトの移動装置
CN109911040A (zh) * 2019-04-09 2019-06-21 陈建军 一种配重装置和装有该配重装置的工程车
JP2020020182A (ja) * 2018-08-01 2020-02-06 住友建機株式会社 ショベル
US20200247487A1 (en) * 2015-11-16 2020-08-06 Sandro DINI Ballast for operating machine
KR102162363B1 (ko) * 2020-03-02 2020-10-06 현대건설기계 주식회사 카운터 웨이트 장착 장치 및 이를 포함하는 작업기계
WO2023100646A1 (ja) * 2021-12-03 2023-06-08 株式会社小松製作所 作業機械

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11263587A (ja) * 1998-03-17 1999-09-28 Tadano Ltd カウンタウエイト脱着装置
JP2007162454A (ja) * 2005-11-18 2007-06-28 Komatsu Ltd カウンタウェイトの着脱装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11263587A (ja) * 1998-03-17 1999-09-28 Tadano Ltd カウンタウエイト脱着装置
JP2007162454A (ja) * 2005-11-18 2007-06-28 Komatsu Ltd カウンタウェイトの着脱装置

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103754774A (zh) * 2014-01-15 2014-04-30 徐州市久发工程机械有限责任公司 多功能吊管机
CN107257772B (zh) * 2015-03-02 2019-12-27 卡特彼勒Sarl 用于配重的移动装置
JP2016160651A (ja) * 2015-03-02 2016-09-05 キャタピラー エス エー アール エル カウンタウェイトの移動装置
CN107257772A (zh) * 2015-03-02 2017-10-17 卡特彼勒Sarl 用于配重的移动装置
WO2016139226A1 (en) 2015-03-02 2016-09-09 Caterpillar Sarl Moving device for counterweight
US10407283B2 (en) 2015-03-02 2019-09-10 Caterpillar Sarl Moving device for counterweight
US20200247487A1 (en) * 2015-11-16 2020-08-06 Sandro DINI Ballast for operating machine
US11014620B2 (en) * 2015-11-16 2021-05-25 Sandro DINI Ballast for operating machine
JP2020020182A (ja) * 2018-08-01 2020-02-06 住友建機株式会社 ショベル
JP7168372B2 (ja) 2018-08-01 2022-11-09 住友建機株式会社 ショベル
CN109911040A (zh) * 2019-04-09 2019-06-21 陈建军 一种配重装置和装有该配重装置的工程车
KR102162363B1 (ko) * 2020-03-02 2020-10-06 현대건설기계 주식회사 카운터 웨이트 장착 장치 및 이를 포함하는 작업기계
US11795657B2 (en) 2020-03-02 2023-10-24 Hd Hyundai Construction Equipment Co., Ltd. Counterweight mounting device and working machine having the same
WO2023100646A1 (ja) * 2021-12-03 2023-06-08 株式会社小松製作所 作業機械
JP7398422B2 (ja) 2021-12-03 2023-12-14 株式会社小松製作所 作業機械

Also Published As

Publication number Publication date
JP5527769B2 (ja) 2014-06-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5527769B2 (ja) カウンタウエイト着脱装置および作業機械
EP2130979B1 (en) Step apparatus for heavy construction equipment and tree harvester having leveling system
RU2353746C2 (ru) Строительная, в особенности буровая, машина
KR20170122765A (ko) 카운터웨이트용 이동 디바이스
CN109790826A (zh) 用于打开风轮机的盖部分的方法
KR20120072587A (ko) 굴삭기의 카운터 웨이트 볼트 체결 장치
KR101515560B1 (ko) 퀵 커플러의 틸팅 구조
EP2716267B1 (en) Wheelchair lift
ITRM20120454A1 (it) Macchina operatrice a braccio articolato
BRPI1100263A2 (pt) Working machine
US20080245522A1 (en) Apparatus for manipulating power tongs
JP5683331B2 (ja) 建設機械のステップ付きキャブフロントガード
KR20140067250A (ko) 붐타입 고소작업장치
JP5679213B2 (ja) カウンタウエイト着脱用制御回路および作業機械
JP2011057399A (ja) 高所作業車の作業台
JP5937541B2 (ja) 作業機の昇降装置
JP5754235B2 (ja) 解体機
JP2020033192A (ja) クレーン
JP2007153478A (ja) 高所活動車
CN219526763U (zh) 支撑装置和pvd设备
KR20150132953A (ko) 차량 탑재형 크레인의 높낮이 조절형 조정석 안전커버
JP6862056B2 (ja) 杭打機
JP5476744B2 (ja) 移動式クレーン
JP4022503B2 (ja) フォークリフト装置
KR101299860B1 (ko) 휠 로더용 길이연장 작업장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121220

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131218

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131225

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140320

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140409

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140409

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5527769

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees