JP2012056056A - 切削方法および切削装置 - Google Patents
切削方法および切削装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2012056056A JP2012056056A JP2010203800A JP2010203800A JP2012056056A JP 2012056056 A JP2012056056 A JP 2012056056A JP 2010203800 A JP2010203800 A JP 2010203800A JP 2010203800 A JP2010203800 A JP 2010203800A JP 2012056056 A JP2012056056 A JP 2012056056A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cutting
- cutting mechanism
- milling tool
- workpiece
- work material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Milling Processes (AREA)
Abstract
【解決手段】ワークWを垂直にクランプするクランプ機構10と、クランプされたワークWを送り方向に水平移動させる移動テーブル20と、ワークWの一方の表面を切削する第1切削機構30と、ワークWの他方の表面を切削する第2切削機構40と、制御部50とを備え、制御部50が、第1切削機構30と第2切削機構40とを同期させてワークWを切削するものである。
【選択図】図1
Description
また、従来の切削方法では、ワークの反転作業が必要であるため、生産性が悪いという問題もある。
一方、本発明の切削装置は、被削材の一方の表面を切削する第1切削機構と、被削材の他方の表面を切削する第2切削機構と、被削材を垂直にクランプするクランプ機構と、相対移動機構と、制御部とを備え、前記第1切削機構と前記第2切削機構とは対向配置され、前記第1切削機構および前記第2切削機構と、前記被削材とは、前記相対移動機構により被削材の長手方向に相対移動可能とされ、前記制御部が、前記第1切削機構と前記第2切削機構とを同期制御することを特徴とする。
本発明の切削方法が適用されてなる切削装置の実施形態1を図1にブロック図で示し、図2に概略図で示す。
把持部18aは、上部中央にその長手方向全長に亘って下部クランプ板材17の下部が嵌め込まれる溝18bが形成されている。
切替手段19は、溝18bの側壁を幅方向に水平移動させることにより、把持部18aを把持位置と開放位置とに切り替えるものとされている。
把持部材18および切替手段19は、移動テーブル20の適宜位置に配設されている。
図6に、本発明の実施形態2に係る切削装置の要部をブロック図で示す。
保持部材63は、駆動部材64と螺合されて一体化される。また、保持部材63は角型形状とされて摺動自在に右フライス工具31の適宜位置に装着される。
雌ネジ部材65は、例えばネジ留めにより右フライス工具31裏面(右側仕上げ刃RFCが突出する側と反対側)に装着される。
長さが450mm、幅が200mm、厚さが16.2mmの圧延鋼板(材質 JIS:SS400)を、切り込み深さを0.1mmにセットして右フライス工具と左フライス工具とを同期させ、右フライス工具および左フライス工具の回転数をそれぞれ200rpmとし、ワークの送り速度を800mm/分として各1枚刃で切削を行った。その際の振動周波数解析をし、その結果を図10(a)に示す。図より、強制振動が刃の通過周期の整数倍に同期して発生しているのが理解される。図中、横軸は周波数を示し、縦軸は変位を示し、縦軸に平行とされている点線は刃の通過周期の整数倍を示す。
右フライス工具と左フライス工具との切削開始のタイミングを0.22ミリ秒ずらした他は、実施例と同様にして切削を行った。その際の振動周波数解析をし、その結果を図10(b)に示す。また、被削材表面の凹凸の計測結果を図11(b)に示す。これらの図より、左右の位相をわずかにずらしただけでも実施例と比較し、明らかに振動の変位が大きくなって許容値から外れているのが理解される。また、このことから、左右を同期させることの重要性が理解される。
右フライス工具のみによる切削とした他は、実施例と同様にして切削を行った。その際の振動周波数解析をし、その結果を図10(c)に示す。また、被削材表面の凹凸の計測結果を図11(c)に示す。これらの図より、実施例および比較例と比較し、振動の変位が大きくなっているのが理解される。このことから、左右同時に切削することの重要性が理解される。
また、実施形態および実施例おいては、フライス工具は一刃とされているが、刃の加工精度および形成位置精度を向上させることにより2刃や3刃などとすることもできる。
11 上部クランプ部
12 上部クランプ板材
13 昇降機構
16 下部クランプ部
17 下部クランプ板材
18 把持部材
20 移動テーブル
30 右側切削機構
31 右フライス工具
32 スピンドル
33 モータ
34 減速機
35 モータ用エンコーダー
36 スピンドル用エンコーダー
37 支持台
40 左側切削機構
41 左フライス工具
42 スピンドル
43 モータ
44 減速機
45 モータ用エンコーダー
46 スピンドル用エンコーダー
50 制御部
52 移動テーブル移動同期手段
60 右側仕上げ刃調整部
61 仕上げ刃保持具
62 駆動機構
80 移動テーブル
A 切削装置
AD 仕上げ刃調整機構
B ベース
W ワーク
Claims (9)
- 被削材を両側から切削する切削方法であって、
一方の表面の切削と、他方の表面の切削とを同期させてなすことを特徴とする切削方法。 - 一方の切削具と他方の切削具との位相を一致させて切削をなすことを特徴とする請求項1記載の切削方法。
- 切削具がフライス工具とされ、前記フライス工具は一刃とされてなることを特徴とする請求項2記載の切削方法。
- 被削材の一方の表面を切削する第1切削機構と、被削材の他方の表面を切削する第2切削機構と、被削材を垂直にクランプするクランプ機構と、相対移動機構と、制御部とを備え、
前記第1切削機構と前記第2切削機構とは対向配置され、
前記第1切削機構および前記第2切削機構と、前記被削材とは、前記相対移動機構により被削材の長手方向に相対移動可能とされ、
前記制御部が、前記第1切削機構と前記第2切削機構とを同期制御する
ことを特徴とする切削装置。 - 第1切削機構がマスターとされ、第2切削機構が前記第1切削機構に追従するスレイブとされなることを特徴とする請求項4記載の切削装置。
- 相対移動機構が、被削材をその長手方向に水平移動させる移動テーブルとされてなることを特徴とする請求項4記載の切削装置。
- 相対移動機構が、第1切削機構を被削材の長手方向に沿って水平移動させる第1移動テーブルと、第2切削機構を被削材の長手方向に沿って水平移動させる第2移動テーブルとされ、
前記第1移動テーブルによる前記第1切削機構の水平移動と、前記第2移動テーブルによる前記第2切削機構の水平移動とが同期させられてなる
ことを特徴とする請求項4記載の切削装置。 - 切削機構の切削具がフライス工具とされ、前記フライス工具は一刃とされてなることを特徴とする請求項4記載の切削装置。
- 切削機構の切削具がフライス工具とされ、前記フライス工具は、粗切削をなす粗刃と、仕上げ切削をなす仕上げ刃とを有し、
前記仕上げ刃は、仕上げ切削時に前記粗刃の先端よりも前方に突出可能とされてなることを特徴とする請求項4記載の切削装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010203800A JP2012056056A (ja) | 2010-09-11 | 2010-09-11 | 切削方法および切削装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010203800A JP2012056056A (ja) | 2010-09-11 | 2010-09-11 | 切削方法および切削装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012056056A true JP2012056056A (ja) | 2012-03-22 |
Family
ID=46053769
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010203800A Pending JP2012056056A (ja) | 2010-09-11 | 2010-09-11 | 切削方法および切削装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2012056056A (ja) |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61100308A (ja) * | 1984-10-22 | 1986-05-19 | Topy Ind Ltd | 円筒部材における突き合せ溶接ビ−ドのトリマ−装置 |
JPS62162406A (ja) * | 1986-01-13 | 1987-07-18 | Canon Inc | 回転多面鏡の製造方法および装置 |
JPH0740124A (ja) * | 1993-08-04 | 1995-02-10 | Hitachi Tool Eng Ltd | 正面フライス |
JP2000308951A (ja) * | 1999-04-23 | 2000-11-07 | Wada Kikai:Kk | 両頭研削盤 |
JP2004130456A (ja) * | 2002-10-11 | 2004-04-30 | Hamai Co Ltd | 薄板両面同時加工装置 |
JP2004291192A (ja) * | 2003-03-28 | 2004-10-21 | Jfe Steel Kk | Uoe鋼管の管端部内外面溶接ビ−ドの切削方法および切削装置 |
JP2009106948A (ja) * | 2007-10-26 | 2009-05-21 | Aida Eng Ltd | 2軸同期駆動制御装置およびこの装置を用いたサーボプレスおよびダイクッション装置 |
-
2010
- 2010-09-11 JP JP2010203800A patent/JP2012056056A/ja active Pending
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61100308A (ja) * | 1984-10-22 | 1986-05-19 | Topy Ind Ltd | 円筒部材における突き合せ溶接ビ−ドのトリマ−装置 |
JPS62162406A (ja) * | 1986-01-13 | 1987-07-18 | Canon Inc | 回転多面鏡の製造方法および装置 |
JPH0740124A (ja) * | 1993-08-04 | 1995-02-10 | Hitachi Tool Eng Ltd | 正面フライス |
JP2000308951A (ja) * | 1999-04-23 | 2000-11-07 | Wada Kikai:Kk | 両頭研削盤 |
JP2004130456A (ja) * | 2002-10-11 | 2004-04-30 | Hamai Co Ltd | 薄板両面同時加工装置 |
JP2004291192A (ja) * | 2003-03-28 | 2004-10-21 | Jfe Steel Kk | Uoe鋼管の管端部内外面溶接ビ−ドの切削方法および切削装置 |
JP2009106948A (ja) * | 2007-10-26 | 2009-05-21 | Aida Eng Ltd | 2軸同期駆動制御装置およびこの装置を用いたサーボプレスおよびダイクッション装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5935407B2 (ja) | 眼鏡レンズ加工装置 | |
TW201208792A (en) | Precision roll turning lathe and automatic tool changer therefor | |
JPS643601B2 (ja) | ||
JP4740842B2 (ja) | 切削加工方法及び装置 | |
JPH0329536B2 (ja) | ||
US11478834B2 (en) | Processing planar workpieces | |
TWI411481B (zh) | 精密軋輥車床 | |
WO2019091451A1 (zh) | 使用线性锯加工板材的方法、数控锯床设备和板材 | |
JP6530633B2 (ja) | 切削方法 | |
JPWO2015129567A1 (ja) | 工作機械 | |
WO2018220771A1 (ja) | 工作機械の工具交換制御方法および主軸装置 | |
CN104741950A (zh) | 一种基于支撑体的少无毛刺切削加工夹具 | |
JP2008207281A (ja) | 金属管端面の端面加工方法および装置 | |
WO2017110307A1 (ja) | 工作機械及び切削方法 | |
JP2008207281A5 (ja) | ||
JP2012106327A (ja) | ワークの張出し部分をクランプするクランプ装置を具備する工作機械 | |
TW201338911A (zh) | 工作機械 | |
JP7056138B2 (ja) | 工作機械 | |
JP2006326809A (ja) | 丸鋸切断機およびそのワーク固定装置ならびにそのワーク固定方法 | |
CN104759689B (zh) | 钢管束构件端面锯切设备 | |
JP2012056056A (ja) | 切削方法および切削装置 | |
JP6604438B2 (ja) | 切削工具支持装置及び工作機械 | |
CN116748882A (zh) | 一种适用于钢结构行业的激光切管机及切割方法 | |
JP2008183715A (ja) | 被加工物の端面の鏡面加工方法および鏡面加工装置 | |
JP5328011B2 (ja) | 歯車材料支持装置、歯車加工装置、及び歯車製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130606 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130701 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140218 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140306 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20140627 |