JP2012053834A - 交通信号制御機 - Google Patents

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Abstract

【課題】信号線(通信線)等の異常が発生した場合でも異常による影響を回避して安全な灯色制御を実現することができる交通信号制御機を提供する。
【解決手段】サブ回路11は、CPU10の正常/異常を判定し、所定の間隔で判定結果を監視回路12へ送出する。監視回路12は、サブ回路11が送出した判定結果を監視し、サブ回路11による判定結果の取得可否に応じてサブ回路11の正常/異常を判定する。例えば、監視回路12は、サブ回路11から所定の間隔で送出される判定結果を所定の間隔で取得することができない場合、サブ回路11が異常であると判定する。監視回路12は、サブ回路11が異常であると判定した場合、信号灯器1を閃光表示させるための切替信号を出力する。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の信号灯器の灯色を切り替える交通信号制御機に関する。
交通信号制御機は、ステップ(階梯)毎に各信号灯器の灯色を定めた灯色情報、各灯色の表示時間などを含む現示データに基づいて、各信号灯器の灯色を切り替える(特許文献1参照)。そして、交通信号制御機は、自身の状態が正常であるか否かを監視している。交通信号制御機は、予め定められた現示データに基づいて、信号灯器の正常な3色灯色(赤、黄、青)での灯色制御ができないと判定した場合には、閃光回路からの閃光信号に基づいて、信号灯器を閃光表示(例えば、黄色点滅と赤色点滅の組み合わせ、赤色点滅など)することにより、車両又は歩行者に対して注意を促し、交通事故を未然に防止している。
図8は従来の交通信号制御機200の構成例を示すブロック図である。図8に示すように、交通信号制御機200は、CPU201、サブ回路202、現示データ203、クロック検出回路204、OR回路205、閃光回路206、灯色出力回路207などを備える。
CPU201は、現示データ203に基づいて各信号灯器1の灯色を切り替えるための歩進指令をサブ回路202へ送出する。サブ回路202は、CPU201が送出した歩進指令に基づいて、灯色信号をOR回路205へ出力する。OR回路205は、通常時(正常時)には、サブ回路202が出力した灯色信号を灯色出力回路207へ出力する。灯色出力回路207は、灯色信号を所定の電圧(例えば、AC100Vなど)に変換して信号灯器1を駆動する。これにより、信号灯器1は、現示データに基づいて灯色が切り替わる。
また、サブ回路202は、クロック信号をクロック検出回路204へ送出する。クロック検出回路204は、サブ回路202が送出するクロック信号が正常ではない場合、サブ回路202に対してクロック信号異常を出力する。この場合、サブ回路202は、閃光回路206が閃光信号をOR回路205へ送出するように閃光回路206に対して指示を行い、同時に、サブ回路202は、OR回路205への灯色信号の出力を停止する。OR回路205は、閃光信号を灯色出力回路207へ出力する。これにより、信号灯器1は閃光表示を行う。
特開昭62−111395号公報
ところで、発明者らは、灯色制御の安全性を高める目的で新たな交通信号制御機の内部構成の構築を検討した。図9は安全性を高めた交通信号制御機300の構成例を示すブロック図である。図9に示すように、交通信号制御機300は、CPU301、サブ回路302、現示データ303、監視回路304、切替回路305、閃光回路306、灯色出力回路307などを備える。
CPU301は、現示データ303に基づいて各信号灯器1の灯色を切り替えるための歩進指令をサブ回路302へ送出する。また、CPU301は、サブ回路302からのクロック信号又はいずれのステップを出力しているかを示す状態などの判定により、サブ回路302の正常/異常を判定し、判定結果を監視回路304へ送出する。
サブ回路302は、CPU301が送出した歩進指令に基づいて、灯色信号を切替回路305へ出力する。
サブ回路302は、CPU301からの歩進指令のパルス幅又は歩進パルスの間隔の最長・最短判定により、CPU301の正常/異常を判定し、判定結果(例えば、「CPU異常」)を監視回路304へ送出する。また、サブ回路302は、自身が動作していることを示すクロック信号であるWD(Watch Dog)信号を監視回路304へ送出する。すなわち、サブ回路302は自身が動作している場合にはWD信号を送出し、動作していない場合にはWD信号を送出しない。また、サブ回路302は、現示データ303などに不都合があると判定した場合、自身に異常があるとして、現示データ303による灯色制御を停止して信号灯器1を閃光表示させるべく閃光指令を監視回路304へ送出する。
監視回路304は、サブ回路302から閃光指令を取得した場合、閃光表示に切り替えるため信号を切替回路305へ送出する。
切替回路305は、通常時(正常時)には、サブ回路302が出力した灯色信号を灯色出力回路307へ出力する。灯色出力回路307は、灯色信号を所定の電圧(例えば、AC100Vなど)に変換して信号灯器1を駆動する。これにより、信号灯器1は、現示データに基づいて灯色が切り替わる。また、切替回路305は、監視回路304から閃光表示に切り替えるための信号を取得した場合、サブ回路302から灯色出力回路307への灯色信号の出力を停止し、閃光回路306が出力し続けている閃光信号を灯色出力回路307へ出力する。これにより、信号灯器1は閃光表示を行う。
しかしながら、上述の交通信号制御機300では、CPU301が「サブ回路異常」と判定し、サブ回路302が「CPU正常」と判定した場合には、閃光表示に切り替わるものの、CPU301が「サブ回路異常」と判定した場合に、サブ回路302と監視回路304との間の判定結果用の信号線(通信線)等の異常により、CPU301が正常であるにも関わらず「CPU異常」と誤って判定されたときには、CPU301もサブ回路302も両者異常の状態となる。この状態では、サブ回路302の判定結果が優先されるため、サブ回路302は正常であると判定されるとともに、CPU301は異常であると判定されて、閃光表示に切り替わらないという事態になる。このため、サブ回路302からの異常な灯色信号が灯色出力回路307へ出力されるおそれがあった。
また、上述の交通信号制御機300では、サブ回路302から監視回路304への閃光指令には、専用の信号線(通信線)を用いていたが、閃光指令用の信号線が異常となった場合、閃光表示に切り替わらないという事態になる。このため、サブ回路302からの異常な灯色信号が灯色出力回路307へ出力されるおそれがあった。
また、上述の交通信号制御機300では、CPU301から監視回路304へ入力される信号線(通信線)等の異常により、サブ回路302が実際には異常ではないにも関わらず、「サブ回路異常」と判定され、閃光表示が行われているにも関わらず閃光表示状態になっていることを認識することができないという事態もあった。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであり、信号線(通信線)等の異常が発生した場合でも異常による影響を回避して安全な灯色制御を実現することができる交通信号制御機を提供することを目的とする。
第1発明に係る交通信号制御機は、灯色情報に基づいて信号灯器の灯色を切り替えるための歩進指令を出力する主制御部と、該主制御部が出力した歩進指令に基づいて灯色信号を出力する副制御部とを備える交通信号制御機において、前記副制御部は、前記主制御部の正常/異常を判定し、所定の間隔で判定結果を送出するようにしてあり、前記副制御部が送出する判定結果を監視する監視部を備え、該監視部は、前記副制御部による判定結果の取得可否に応じて該副制御部の正常/異常を判定し、前記副制御部が異常であると判定した場合、信号灯器を閃光表示させるための閃光指示信号を出力するように構成してあることを特徴とする。
第2発明に係る交通信号制御機は、第1発明において、前記副制御部は、自身の正常/異常を判定し、異常であると判定した場合、前記判定結果の送出を停止するように構成してあることを特徴とする。
第3発明に係る交通信号制御機は、第1発明又は第2発明において、前記監視部は、信号灯器を閃光表示させるか否かを示す指示信号を前記主制御部へ送出するようにしてあることを特徴とする。
第4発明に係る交通信号制御機は、第3発明において、前記監視部が送出した指示信号に応じた判定結果を外部へ通知する通知部を備えることを特徴とする。
第1発明にあっては、副制御部は、主制御部の正常/異常を判定し、所定の間隔で判定結果を送出する。監視部は、副制御部が送出した判定結果を監視し、副制御部による判定結果の取得可否に応じて副制御部の正常/異常を判定する。例えば、監視部は、副制御部から所定の間隔で送出される判定結果を所定の間隔で取得することができない場合、副制御部が異常であると判定する。監視部は、副制御部が異常であると判定した場合、信号灯器を閃光表示させるための閃光指示信号を出力する。
当初、発明者らが検討した交通信号制御機では、副制御部(サブ回路)は、所定時間の都度に所定のパルス信号であるWD信号を監視部(監視回路)に送出し、監視部は、上述のパルス信号を副制御部から当該所定時間以内に取得した場合、副制御部が正常であると判定し、当該所定時間内に取得できない場合、副制御部が異常であると判定する。当該WD信号に、副制御部が行った主制御部についての判定結果を組み込んで送出するようにすれば、副制御部が判定結果を送出して監視部で取得することができた場合には副制御部が正常であり、副制御部が判定結果を送出せず監視部で取得することができない場合には副制御部が異常であると判定することができる。
すなわち、主制御部の正常/異常の判定結果をWD信号に組み込むことにより、CPU正常/異常を伝達するための信号線(通信線)が不要となり、信号線の異常が発生する要因を除去することができるので、信号線の異常により主制御部が誤って異常であると判定される事態を防止することができる。また、副制御部に異常が発生した場合に前述の閃光表示に切り替わらないという事態も防止することができるので、副制御部から異常な灯色信号が灯色出力回路へ出力されるという事態も防止することができる。さらに、発明者らが当初検討した交通信号制御機では、WD信号用の信号線とCPUの異常を伝達するための信号線の2つの信号線が必要であったのに対して、主制御部の正常/異常の判定結果をWD信号に組み込むので、信号線(通信線)を削減することができる。
第2発明にあっては、副制御部は、自身の正常/異常を判定し、異常であると判定した場合、判定結果の送出を停止する。自身の正常/異常は、例えば、現示データが正しいか否か等により判定することができる。
発明者らが当初検討した交通信号制御機では、副制御部(サブ回路)と監視部(監視回路)との間に閃光指令を送出するための信号線が設けられ、副制御部は、当該信号線を用いて閃光指令を監視部へ送出する。そこで、副制御部が行う自身の判定結果をWD信号に組み込み、正常判定=正常出力時にはWD信号を送出し、異常判定=閃光出力時にはWD信号を停止すれば副制御部が行う自身の判定結果を監視部に伝えることができる。
すなわち、「閃光指令を監視部へ送出する/送出しない」を、「主制御部の判定結果を含むWD信号を所定時間の都度に監視部へ送出する/送出することを停止する」で表現したため、閃光指令の信号線を減らすことができる。これにより、信号線の異常が発生する要因を除去することができるので、前述の閃光表示に切り替わらないという事態を防止することができ、副制御部から異常な灯色信号が灯色出力回路へ出力されるという事態も防止することができる。さらに、発明者らが当初検討した交通信号制御機では、WD信号用の信号線と閃光指令を伝達するための信号線の2つの信号線が必要であったのに対して、副制御部が行う自身の判定結果をWD信号に組み込むので、信号線(通信線)を削減することができる。
第3発明にあっては、監視部は、信号灯器を閃光表示させるか否かを示す指示信号を主制御部へ送出する。例えば、主制御部が「副制御部は異常である」と判定し、副制御部が「主制御部は正常である」と判定した場合には、監視部は閃光表示を行う旨の指示信号を送出するはずであるが、監視部が閃光表示を行う旨の指示信号を送出していないときは、主制御部は、監視部又は監視部周辺の信号線(通信線)等の異常が存在すると判定することができる。また、副制御部が異常でない場合に、監視部が誤って副制御部が異常であると判定し、監視部から閃光表示を行う旨の指示信号が送出されたときは、主制御部は、誤って閃光表示が行われることを判定することができる。
第4発明にあっては、監視部が送出した指示信号に応じた判定結果を外部へ通知する通知部を備える。通知部は、例えば、通信回線を使用して外部の上位装置へ閃光表示の有無に応じた異常を通知することができ、あるいは交通信号制御機に備えられた表示灯などを点灯又は点滅させて異常を通知することができる。これにより、誤って閃光表示が行われる場合、あるいは誤って閃光表示がされない場合などの異常を速やかに伝えることができる。
本発明によれば、主制御部の正常/異常の判定結果をWD信号に組み込むことにより、従来のCPU異常を伝達するための信号線(通信線)が不要となり、信号線の異常が発生する要因を除去することができるので、主制御部が誤って異常であると判定される事態を防止することができる。
本実施の形態に係る交通信号制御機の構成の一例を示すブロック図である。 本実施の形態の監視回路による判定結果と処理の一例を示す説明図である。 本実施の形態のCPUの処理手順の一例を示すフローチャートである。 本実施の形態のCPUの処理手順の他の例を示すフローチャートである。 本実施の形態のサブ回路の処理手順の一例を示すフローチャートである。 本実施の形態のサブ回路の処理手順の他の例を示すフローチャートである。 本実施の形態の監視回路の処理手順の一例を示すフローチャートである。 従来の交通信号制御機の構成例を示すブロック図である。 安全性を高めた交通信号制御機の構成例を示すブロック図である。
以下、本発明に係る交通信号制御機の実施の形態を示す図面に基づいて説明する。図1は本実施の形態に係る交通信号制御機100の構成の一例を示すブロック図である。交通信号制御機100は、主制御部としてのCPU10、副制御部としてのサブ回路11、監視部としての監視回路12、現示データ13、切替回路14、閃光回路15、灯色出力回路16、インタフェース部17、通知部18などを備える。サブ回路11は、例えば、FPGA(Field Programmable Gate Array)などのハードウェア回路で構成される。
CPU10は、所定時間T1(例えば、0.5秒、1秒など)の都度、CPU10が認識している灯色表示状態をサブ回路11へ送出する。本実施の形態では、灯色表示状態の中に従来の歩進指令を含む。すなわち、CPU10は、所定時間T1の都度、現在の階梯を示す灯色表示状態をサブ回路11へ送出し、信号灯器1の灯色を切り替えるタイミング(歩進のタイミング)のみ次の階梯を示す灯色表示状態を送出する。当該次の階梯を示す灯色表示状態が歩進指令に該当する。また、CPU10は、信号灯器1の灯色を切り替えるタイミング(歩進のタイミング)ではないとき、直近に送出したのと同じ階梯を示す灯色表示状態を再び送出する。
信号灯器1の灯色を切り替えるために用いられる現示データ13は、例えば、ステップ毎の各灯色の状態(点灯又は消灯)を示す灯色情報、灯色の順序、各ステップの基準表示秒数(基準表示時間)、最短表示秒数(最短表示時間)、最長表示秒数(最長表示時間)、階梯種別(例えば、長階梯、中階梯、短階梯などの区分を示す)、保安秒数、動作設定などの各情報を含む。
CPU10は、サブ回路11の正常/異常を判定し、判定結果を監視回路12へ出力する。なお、CPU10によるサブ回路11の正常/異常の判定の詳細は後述する。
サブ回路11は、CPU10が送出した歩進指令に基づいて、信号灯器1の灯色を切り替えるための灯色信号を切替回路14及びCPU10へ出力する。
サブ回路11は、所定時間T2(例えば、0.5秒、1秒など)の都度、サブ回路11が認識している灯色表示状態をCPU10へ送出する。
サブ回路11は、CPU10の正常/異常を判定し、所定時間T3(例えば、0.5秒、1秒など)の都度、判定結果をCPU10へ送出する。なお、所定時間T1、所定時間T2、所定時間T3は、同じ値でもよく、異なる値にしてもよい。
サブ回路11と監視回路12との間には、1つの信号線(通信線)を配設してあり、サブ回路11と監視回路12との間の情報の送出/取得は、当該信号線を用いて行われる。
サブ回路11は、CPU10の正常/異常を判定し、所定の間隔で判定結果を監視回路12へ送出する。なお、サブ回路11によるCPU10の正常/異常の判定の詳細は後述する。
また、サブ回路11は、自身の正常/異常を判定し、正常であると判定した場合には、「サブ回路11は正常」の判定結果を所定の間隔(例えば、1ms、10ms、100ms等)で監視回路12へ送出し、異常であると判定した場合、判定結果の送出を停止する。自身の正常/異常は、例えば、現示データ13が正しいか否か等により判定することができる。
サブ回路11は、自身の判定結果である「サブ回路11は正常」を監視回路12へ送出する際に、「CPU10の正常/異常」の判定結果を組み込んで監視回路12へ送出する。
サブ回路11が監視回路12へ送出する判定結果については、次のような送出方法がある。例えば、サブ回路11が監視回路12へ所定の間隔で送出する判定結果は、サブ回路12が「CPUは正常」と判定した場合と、「CPUは異常」と判定した場合とで、異なるパターン又は波形の信号とする。送出する信号を二値化信号(ハイレベルとローレベルの繰り返しパルス)とした場合、CPUが正常である場合には、ハイレベルの時間をローレベルの時間より長くし、CPUが異常である場合には、ハイレベルの時間をローレベルの時間より短くすることができる。
また、別の例としては、サブ回路11が監視回路12へ送出する判定結果は、定期的な通信データであり、当該通信データの内容の1つにサブ回路11による「CPUの正常/異常判定」情報を組み込むこともできる。
監視回路12は、CPU10から「サブ回路11の正常/異常」の判定結果を取得する。
また、監視回路12は、サブ回路11から「サブ回路11は正常」の判定結果を所定の間隔で取得できたか否かに応じて、サブ回路11の正常/異常を判定する。例えば、監視回路12は、サブ回路11から「サブ回路11は正常」の自身の判定結果を所定の間隔で取得できない場合、サブ回路11は異常であると判定する。
また、監視回路12は、サブ回路11から「サブ回路11は正常」の自身の判定結果を所定の間隔で取得した場合、サブ回路11は正常であると判定する。
また、監視回路12は、サブ回路11から「サブ回路11は正常」の自身の判定結果を所定の間隔で取得した場合、同じタイミングでサブ回路11から送出された「CPU10の正常/異常」の判定結果を取得する。すなわち、監視回路12は、サブ回路11から「サブ回路11は正常」の自身の判定結果を所定の間隔で取得できない場合、「CPU10の正常/異常」の判定結果も所定の間隔で取得することができない。
そして、監視回路12は、サブ回路11から「CPU10の正常/異常」の判定結果を所定の間隔で取得できたか否かに応じて、サブ回路11の正常/異常を判定する。例えば、監視回路12は、サブ回路11から「CPU10の正常/異常」の判定結果を所定の間隔で取得できない場合、サブ回路11が異常であると判定する。
監視回路12は、取得した判定結果に基づいて、CPU10の正常/異常、サブ回路11の正常/異常を判定し、判定結果に応じて切替信号を切替回路14及びCPU10へ送出する。切替信号は、切替回路14が、サブ回路11が出力する灯色信号を灯色出力回路16へ出力するのか、閃光回路15が出力する閃光信号を灯色出力回路16へ出力するのかを決定するための信号であり、監視回路12が閃光表示を行う旨の指示信号を含むものである。監視回路12による判定方法と処理については後述する。
閃光回路15は、各信号灯器1を閃光表示させるための閃光信号を切替回路14へ送出する。閃光表示は、例えば、主道路と従道路とが交差している場合、主道路に対する信号灯器1を黄点滅させ、従道路に対する信号灯器1を赤点滅させる状態をいう。また、主道路に対する信号灯器1を赤点滅させ、従道路に対する信号灯器1を赤点滅させる状態をいう。なお、閃光表示は、黄点滅赤点滅、赤点滅赤点滅に限定されるものではない。
切替回路14は、監視回路12が送出した切替信号に基づいて、サブ回路11が出力する灯色信号に切り替えるか、あるいは閃光回路15が出力する閃光信号に切り替える。切替回路14は、灯色信号又は閃光信号のいずれかを灯色出力回路16へ出力する。
灯色出力回路16は、切替回路14から出力された灯色信号又は閃光信号に基づいて、各信号灯器1を駆動する。具体的には、灯色出力回路16は、灯色信号又は閃光信号をAC100V又は所要の電圧に変換し、信号灯器1のランプ又はLED(発光ダイオード)を点灯させる。
次に、CPU10によるサブ回路11の正常/異常の判定方法について説明する。CPU10は、サブ回路11が送出する灯色表示状態を所定時間T2経過しても取得することができない場合、サブ回路11が異常であると判定する。
また、CPU10は、自身が保持する灯色表示状態とサブ回路11が送出した灯色表示状態とが一致しない場合、サブ回路11が異常であると判定する。これにより、サブ回路11が動作している場合であっても、従来では検出することができない、意図しない灯色出力を防止することができる。
また、CPU10は、サブ回路11が出力した灯色信号の灯色の組み合わせが禁止された状態である場合、サブ回路11が異常であると判定する。灯色の禁止された組み合わせとは、例えば、交差する道路それぞれに対する信号灯器の灯色が同時に青になっている青青状態などをいう。これにより、サブ回路11が動作している場合であっても、従来では検出することができない、意図しない灯色出力を防止することができる。
また、CPU10は、サブ回路11が切替回路14へ出力した灯色信号を取得し、自身が保持する灯色表示状態とサブ回路11が切替回路14へ出力した灯色信号による灯色表示状態とが一致しない場合、サブ回路11が異常であると判定する。これにより、サブ回路11が動作している場合であっても、従来では検出することができない、意図しない灯色出力を防止することができる。
また、CPU10は、サブ回路11が、所定時間T3(例えば、0.5秒、1秒など)を経過しても、サブ回路11から「CPU10の正常/異常」の判定結果を取得できない場合、サブ回路11が異常であると判定する。これにより、従来では、検出することができなかったサブ回路11の異常又は信号線などの異常を検出することができる。
次に、サブ回路11によるCPU10の正常/異常の判定方法について説明する。サブ回路11は、CPU10が送出する灯色表示状態を所定時間T1(例えば、0.5秒、1秒など)内に取得できない場合、CPU10が異常であると判定する。所定時間T1内でCPU10の正常/異常を判定することができるので、従来のように最長保証秒数(例えば、110秒)が経過するまでCPU10の異常を検出することができず、異常な状態が長時間継続するという事態を回避することができ、最長保証時間経過まで待つことなく異常を検出することができる。また、階梯保持指令後であっても、CPU10の異常を検出することができるので、階梯歩進ができなくなるという事態も回避することができる。
また、サブ回路11は、所定の指定範囲(例えば、0.5〜1秒)内でCPU10からの歩進指令を取得することができない場合、CPU10が異常であると判定する。例えば、サブ回路11は、CPU10が出力する歩進指令の間隔が所定の指定範囲より短い場合、あるいは長い場合、CPU10が異常であると判定する。これにより、CPU10の異常を従来よりも短時間で検出することができる。
次に、監視回路12による判定結果と処理について説明する。図2は本実施の形態の監視回路12による判定結果と処理の一例を示す説明図である。図2に示すように、監視回路12が取得して監視する判定結果は、サブ回路11の判定結果(サブ回路11自身の正常/異常、及びCPU10の正常/異常)と、CPU10の判定結果(サブ回路11の正常/異常)であり、これらの判定結果の組み合わせに応じて、監視回路12の処理が異なる。
例えば、サブ回路11が「サブ回路11は正常」及び「CPU10は正常」と判定し、CPU10が「サブ回路11は正常」と判定した場合、監視回路12は、サブ回路11及びCPU10共に正常であると判定し、特段の処理を行わない。この場合、CPU10の歩進指令に基づく歩進が行われる。
また、サブ回路11が「サブ回路11は正常」及び「CPU10は正常」と判定し、CPU10が「サブ回路11は異常」と判定した場合、監視回路12は、サブ回路11が異常であり、CPU10が正常であると判定し、閃光回路15からの閃光信号に切り替えるべく切替信号を切替回路14へ送出して閃光表示指示を行う。この場合、閃光表示が行われる。
また、サブ回路11が「サブ回路11は正常」及び「CPU10は異常」と判定し、CPU10が「サブ回路11は正常」と判定した場合、監視回路12は、サブ回路11が正常であり、CPU10が異常であると判定し、特段の処理を行わない。この場合、サブ回路11の自己判断に基づく歩進が行われる。これにより、CPU10の異常が検出された場合でも、継続して信号灯器1の灯色の切り替えを行うことができる。
また、サブ回路11が「サブ回路11は正常」及び「CPU10は異常」と判定し、CPU10が「サブ回路11は異常」と判定した場合、監視回路12は、サブ回路11が正常であり、CPU10が異常であると判定し、特段の処理を行わない。この場合、サブ回路11の自己判断に基づく歩進が行われる。これにより、CPU10の異常が検出された場合でも、継続して信号灯器1の灯色の切り替えを行うことができる。
また、サブ回路11が「サブ回路11は異常」と判定した場合、監視回路12は、サブ回路11が異常であると判定し、閃光回路15からの閃光信号に切り替えるべく切替信号を切替回路14へ送出して閃光表示指示を行う。この場合、閃光表示が行われる。
上述のように、サブ回路11は、CPU10の正常/異常を判定し、所定の間隔で判定結果を監視回路12へ送出する。監視回路12は、サブ回路11が送出した判定結果を監視し、サブ回路11による判定結果の取得可否に応じてサブ回路11の正常/異常を判定する。例えば、監視回路12は、サブ回路11から所定の間隔で送出される判定結果を所定の間隔で取得することができない場合、サブ回路11が異常であると判定する。監視回路12は、サブ回路11が異常であると判定した場合、信号灯器1を閃光表示させるための閃光指示信号(切替信号)を出力する。
図9で示す発明者らが当初検討した交通信号制御機300では、サブ回路302は、所定時間の都度に所定のパルス信号であるWD信号を監視回路304へ送出し、監視回路304は、上述のパルス信号をサブ回路302から当該所定時間以内に取得した場合、サブ回路302が正常であると判定し、当該所定時間内に取得できない場合、サブ回路302が異常であると判定する。そこで、本実施の形態では、当該WD信号に、サブ回路11が行ったCPU10についての判定結果を組み込んで送出するようにすれば、サブ回路11が判定結果を送出して監視回路12で取得することができた場合にはサブ回路11が正常であり、サブ回路11が判定結果を送出せず監視回路12で取得することができない場合にはサブ回路11が異常であると判定することができる。
すなわち、本実施の形態では、CPU10の正常/異常の判定結果をWD信号に組み込むことにより、CPU正常/異常を伝達するための信号線(通信線)(例えば、図9に例示した交通信号制御機300におけるサブ回路302と監視回路304との間の判定結果用の信号線)が不要となり、信号線の異常が発生する要因を除去することができるので、信号線の異常によりCPU10が誤って異常であると判定される事態を防止することができる。また、本実施の形態では、サブ回路11に異常が発生した場合に前述の閃光表示に切り替わらないという事態も防止することができるので、サブ回路11から異常な灯色信号が灯色出力回路へ出力されるという事態も防止することができる。さらに、発明者らが当初検討した交通信号制御機300では、WD信号用の信号線とCPUの異常を伝達するための信号線の2つの信号線が必要であったのに対して、本実施の形態では、CPU10の正常/異常の判定結果をWD信号に組み込むので、信号線(通信線)を削減することができる。
また、本実施の形態では、サブ回路11は、自身の正常/異常を判定し、異常であると判定した場合、判定結果の送出を停止する。サブ回路11自身の正常/異常は、例えば、現示データ13が正しいか否か等により判定することができる。
図9で示す発明者らが当初検討した交通信号制御機300では、サブ回路302と監視回路304との間に閃光指令を送出するための信号線が設けられ、サブ回路302は、当該信号線を用いて閃光指令を監視回路304へ送出する。そこで、サブ回路11が行う自身の判定結果をWD信号に組み込み、正常判定=正常出力時にはWD信号を送出し、異常判定=閃光出力時にはWD信号を停止すれば、サブ回路11が行う自身の判定結果を監視回路12へ伝えることができる。
すなわち、本実施の形態では、「閃光指令を監視回路12へ送出する/送出しない」を、「CPU10の判定結果を含むWD信号を所定時間の都度に監視回路12へ送出する/送出することを停止する」で表現したため、閃光指令の信号線(例えば、図9に例示した交通信号制御機300におけるサブ回路302と監視回路304との間の閃光指令用の信号線)を減らすことができる。これにより、信号線の異常が発生する要因を除去することができるので、前述の閃光表示に切り替わらないという事態を防止することができ、サブ回路11から異常な灯色信号が灯色出力回路へ出力されるという事態も防止することができる。さらに、発明者らが当初検討した交通信号制御機300では、WD信号用の信号線と閃光指令を伝達するための信号線の2つの信号線が必要であったのに対して、本実施の形態では、サブ回路11が行う自身の判定結果をWD信号に組み込むので、さらに信号線(通信線)を削減することができる。
本実施の形態では、監視回路12は、信号灯器1を閃光表示させるか否かを示す指示信号(切替信号)をCPU10へ送出する。例えば、CPU10が「サブ回路11は異常である」と判定し、サブ回路11が「CPU10は正常である」と判定した場合には、監視回路12は閃光表示を行う旨の指示信号(切替信号)を送出するはずであるが、監視回路12が閃光表示を行う旨の指示信号(切替信号)を送出していないときは、CPU10は、監視回路12又は監視回路12周辺の信号線(通信線)等の異常が存在すると判定することができる。また、サブ回路11が異常でない場合に、誤ってサブ回路11が異常であると判定され、監視回路12から閃光表示を行う旨の指示信号(切替信号)が送出されたときは、CPU10は、誤って閃光表示が行われることを判定することができる。
そして、通知部18は、CPU10の制御の下、監視回路12が送出した指示信号(切替信号)に応じた判定結果を外部へ通知する。通知部18は、例えば、インタフェース部17を介して通信回線を使用して外部の上位装置300へ閃光表示の有無に応じた異常を通知することができ、あるいは交通信号制御機100に備えられた表示灯などを点灯又は点滅させて異常を通知することができる。これにより、誤って閃光表示が行われる場合、あるいは誤って閃光表示がされない場合などの異常を速やかに伝えることができる。
次に、本実施の形態の交通信号制御機100の動作について説明する。図3は本実施の形態のCPU10の処理手順の一例を示すフローチャートである。CPU10は、サブ回路11の正常/異常の判定処理を行う(S11)。CPU10は、サブ回路11が異常であるか否かを判定し(S12)、「サブ回路11は異常」と判定した場合(S12でYES)、「サブ回路11は異常」の判定結果を所定の間隔で監視回路12へ送出する(S13)。
CPU10は、サブ回路11から「CPU10は正常」の判定結果を取得したか否かを判定し(S14)、「CPU10は正常」の判定結果を取得した場合(S14でYES)、監視回路12が送出する切替信号を取得する(S15)。CPU10がサブ回路11から「CPU10は正常」の判定結果を取得した場合には、CPU10が「サブ回路11は異常」と判定し、サブ回路11が「CPU10は正常」と判定しているので、監視回路12は、閃光表示を行うべく切替信号を出力しているはずである。
CPU10は、取得した切替信号が閃光表示へ切り替えるための切替信号であるか否かを判定し(S16)、閃光表示へ切り替えるための切替信号でない場合(S16でNO)、監視回路12等の異常を表示灯に表示させて通知し、あるいは上位装置300へ通知し(S17)、処理を終了する。
閃光表示へ切り替えるための切替信号である場合(S16でYES)、CPU10は、監視回路12等は正常であると判定して、ステップS17の処理を行わずに処理を終了する。
サブ回路11は異常でないと判定した場合(S12でNO)、CPU10は、「サブ回路11は正常」の判定結果を所定の間隔で監視回路12へ送出する(S18)。CPU10は、サブ回路11から「CPUは正常」の判定結果を取得したか否かを判定し(S19)、「CPUは正常」の判定結果を取得した場合(S19でYES)、処理を終了する。
「CPUは正常」の判定結果を取得しなかった場合(S19でNO)、CPU10は、サブ回路11による出力であることを通知し(S20)、処理を終了する。また、サブ回路11から「CPU10は正常」との判定結果を取得できない場合(S14でNO)、CPU10は、処理を終了する。なお、この場合、CPU10が「サブ回路11は異常」と判定し、サブ回路11が「CPU10は異常」と判定しているので、サブ回路11による「CPU10は異常」の判定結果が優先される。
図4は本実施の形態のCPU10の処理手順の他の例を示すフローチャートである。なお、図3に示す処理と図4に示す処理とは独立に行われる。CPU10は、監視回路12から切替信号を取得し(S31)、取得した切替信号が灯色信号へ切り替える切替信号であるか否かを判定する(S32)。
灯色信号へ切り替える切替信号である場合(S32でYES)、CPU10は、サブ回路11から取得した灯色表示状態、サブ回路11に対する判定結果を表示灯で通知し、又は上位装置300へ通知し(S33)、処理を終了する。
灯色信号へ切り替える切替信号でない場合(S32でNO)、CPU10は、監視回路12から閃光信号へ切り替えるための切替信号を取得しているので、閃光信号出力状態である旨を表示灯で通知し、又は上位装置300へ通知し(S34)、処理を終了する。
図5は本実施の形態のサブ回路11の処理手順の一例を示すフローチャートである。サブ回路11は、CPU10の正常/異常の判定処理を行う(S41)。サブ回路11は、CPU10が正常であるか否かを判定し(S42)、「CPU10は正常」と判定した場合(S42でYES)、「CPU10は正常」との判定結果を所定の間隔で監視回路12へ送出し(S43)、処理を終了する。
「CPU10は正常」ではないと判定した場合(S42でNO)、「CPU10は異常」との判定結果を所定の間隔で監視回路12へ送出し(S44)、処理を終了する。
図6は本実施の形態のサブ回路11の処理手順の他の例を示すフローチャートである。なお、図5に示す処理と図6に示す処理とは独立に行われる。サブ回路11は、自己診断処理を行う(S51)。自己診断処理は、例えば、サブ回路11が一定周期で現示データ13などの内部データの正常/異常を診断する処理である。
サブ回路11は、自己診断により自身が正常であるか否かを判定し(S52)、正常であると判定した場合(S52でYES)、「サブ回路11は正常」との自己診断結果(判定結果)を所定の間隔で監視回路12へ送出し(S53)、処理を終了する。なお、ステップS53で、「サブ回路11は正常」との自己診断結果を送出する際に、図5のステップS43又はステップS44の判定結果も含めて同じタイミングで送出する。
正常でないと判定した場合(S52でNO)、サブ回路11は、「サブ回路11は正常」との自己診断結果(判定結果)の送出を停止し(S54)、処理を終了する。この場合、監視回路12は、「サブ回路11は正常」との自己診断結果が所定の間隔で送出されなくなったことを検出して、サブ回路11が異常であることを判定することができる。
図7は本実施の形態の監視回路12の処理手順の一例を示すフローチャートである。監視回路12は、サブ回路11からの判定結果を所定の間隔で取得したか否かを判定し(S61)、所定の間隔で取得した場合(S61でYES)、サブ回路11の判定結果は「CPU10は異常」であるか否かを判定する(S62)。
サブ回路11の判定結果が「CPU10は異常」でない場合(S62でNO)、監視回路12は、CPU10の判定結果は「サブ回路11は異常」であるか否かを判定する(S63)。CPU10の判定結果は「サブ回路11は異常」である場合(S63でYES)、監視回路12は、閃光表示に切り替える切替信号を出力し(S64)、処理を終了する。
CPU10の判定結果は「サブ回路11は異常」でない場合(S63でNO)、監視回路12は、CPU10のサブ回路11も正常であると判定し、ステップS64の処理を行わずに処理を終了する。
サブ回路11からの判定結果を所定の間隔で取得しなかった場合(S61でNO)、監視回路12は、サブ回路11が異常であると判定し、ステップS64の処理を行う。また、サブ回路11の判定結果が「CPU10は異常」である場合(S62でYES)、監視回路12は、サブ回路11の自己判断に基づく歩進が行われているとして、処理を終了する。
開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 CPU(主制御部)
11 サブ回路(副制御部)
12 監視回路(監視部)
13 現示データ
14 切替回路
15 閃光回路
16 灯色出力回路
17 インタフェース部(通知部)
18 通知部(通知部)

Claims (4)

  1. 灯色情報に基づいて信号灯器の灯色を切り替えるための歩進指令を出力する主制御部と、該主制御部が出力した歩進指令に基づいて灯色信号を出力する副制御部とを備える交通信号制御機において、
    前記副制御部は、
    前記主制御部の正常/異常を判定し、所定の間隔で判定結果を送出するようにしてあり、
    前記副制御部が送出する判定結果を監視する監視部を備え、
    該監視部は、
    前記副制御部による判定結果の取得可否に応じて該副制御部の正常/異常を判定し、前記副制御部が異常であると判定した場合、信号灯器を閃光表示させるための閃光指示信号を出力するように構成してあることを特徴とする交通信号制御機。
  2. 前記副制御部は、
    自身の正常/異常を判定し、異常であると判定した場合、前記判定結果の送出を停止するように構成してあることを特徴とする請求項1に記載の交通信号制御機。
  3. 前記監視部は、
    信号灯器を閃光表示させるか否かを示す指示信号を前記主制御部へ送出するようにしてあることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の交通信号制御機。
  4. 前記監視部が送出した指示信号に応じた判定結果を外部へ通知する通知部を備えることを特徴とする請求項3に記載の交通信号制御機。
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