JP2012053764A - 発注業務支援システム、データ処理装置、および制御プログラム - Google Patents

発注業務支援システム、データ処理装置、および制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 サテライト店を有する店舗の発注業務を十分にシステム化し、本店およびサテライト店の正確な物品発注数を把握可能とする。
【解決手段】 一実施形態における発注業務支援システムは、物品の発注数を入力する入力手段を備えた複数の発注端末と、算出手段と、発注処理手段と、記憶手段と、を備えている。算出手段は、各発注端末で入力された発注数を加算して各物品の合計発注数を算出する。発注処理手段は、一店舗を発注元とし、算出手段によって算出された合計発注数にて各物品を発注処理する。記憶手段は、発注処理手段によって発注処理された各物品の合計発注数の算出に用いられた各発注数を、その入力に使用された発注端末を識別可能にして記憶する。
【選択図】 図12

Description

本発明の実施形態は、各種店舗における物品の発注業務を支援する発注業務支援システム、データ処理装置、および制御プログラムに関する。
従来、各種の店舗において、発注業務を支援するためのコンピュータシステムが導入されている。この種のシステムは、本部や卸業者等のホストシステムとオンラインで接続されている。そして、コンピュータ端末やハンディターミナル等の発注端末(SATともいう)を利用して各物品の発注数が入力されると、この入力データを上記ホストシステムに送信する。かくして、本部や卸業者等に対して物品の発注が行われるものとなっている。
近年、本店の近隣、例えば同一の建物内に、店舗面積や営業時間に柔軟性を持たせた小型店舗(以下、サテライト店と称す)を開設し、より多くの顧客を取り込んで店舗の販売力を強化しようとする取り組みが盛んである。
通常、サテライト店は、その在庫管理、売上管理、発注業務等を本店に依存している。本店およびサテライト店からなる店舗の発注業務においては、本店およびサテライト店双方で不足する物品を店員が調べてそれらを足し合わせ、店舗全体での発注数として発注端末に入力する。このとき入力された発注数は、本店およびサテライト店を区別することなく一店舗の発注数として発注端末からホストシステムへ送信される。
特開2005−49940号公報
上記のように本店およびサテライト店で不足する物品数を足し合わせて一店舗の発注数とした場合、当然、取引先からは本店およびサテライト店を区別することなく当該店舗宛でまとめられた物品が納品される。その際、店員は、納品された物品をどのように本店およびサテライト店に仕分ければよいのかを、発注時に残したメモ等を手がかりに把握していた。このような発注業務の運用では、上記メモを紛失すること等で本店およびサテライト店に振り分ける物品数が判らなくなる場合もあり、信頼性に欠ける。
また、本店およびサテライト店毎の各物品の発注数を把握して店舗経営に役立てたい場合であっても、現状の発注業務支援システムでは、自動的に各店の発注数の履歴を残すような手段は講じられていない。したがって、店員が手作業で各店の発注数の履歴を記録する必要があり、手間がかかる。
このように、サテライト店を有する店舗における現状の発注業務は、十分にシステム化されていない。そのため、サテライト店を有する店舗の発注業務を十分にシステム化し、本店およびサテライト店の正確な物品発注数を把握可能とするための手段を講じる必要があった。
上記課題を解決するため、一実施形態における発注業務支援システムは、物品の発注数を入力する入力手段を備えた複数の発注端末と、算出手段と、発注処理手段と、記憶手段と、を備えている。
前記算出手段は、各発注端末で入力された発注数を加算して各物品の合計発注数を算出する。前記発注処理手段は、一店舗を発注元とし、前記算出手段によって算出された合計発注数にて各物品を発注処理する。前記記憶手段は、前記発注処理手段によって発注処理された各物品の合計発注数の算出に用いられた各発注数を、その入力に使用された前記発注端末を識別可能にして記憶する。
一実施形態における発注業務支援システムの全体構成図。 同実施形態におけるストアコントローラの制御回路を示すブロック図。 同実施形態における発注端末の制御回路を示すブロック図。 同実施形態における商品マスタの構成を示す模式図。 同実施形態における本店発注データの構成を示す模式図。 同実施形態におけるサテライト店発注データの構成を示す模式図。 同実施形態における発注履歴ファイルの構成を示す模式図 同実施形態における発注端末の動作を示すフローチャート。 同実施形態における発注画面の一例を示す模式図。 同実施形態におけるポップアップの一例を示す模式図。 同実施形態におけるストアコントローラの動作を示すフローチャート。 同実施形態におけるストアコントローラの動作を示すフローチャート。 同実施形態における合計発注データの構成を示す模式図。 同実施形態における仕分リストの一例を示す模式図。
以下、一実施形態について図面を参照しながら説明する。
なお、以下に説明する実施形態では、ある建物の1階に小売店の本店が設けられ、同じ建物の3階にそのサテライト店が設けられた店舗の発注業務を支援する発注業務支援システムを例示する。
[システム構成]
図1は、本実施形態における発注業務支援システムの全体構成図である。このシステムは、本店のバックヤード等に設けられたストアコントローラ1(データ処理装置)と、店舗内に設けられたLAN回線3を介してストアコントローラ1と相互通信可能な発注端末SAT1,SAT2と、インターネット等の外部ネットワークを介してストアコントローラ1と相互通信可能なホストシステム2とで構成されている。
ストアコントローラ1は、本店およびサテライト店の在庫データ、売上データ、発注データの記憶管理やホストシステム2への発注に関するデータの送信に使用される。
各発注端末SAT1,SAT2は、店員が持ち運んで発注数を入力し易い筐体形状を有しており、LAN回線3に接続されたクレードルに載置されているときにストアコントローラ1と通信可能となる。なお、発注端末SAT1は本店で必要な商品の発注数の入力に使用され、発注端末SAT2は、サテライト店で必要な商品の発注数の入力に使用される。以下の説明においては、特に発注端末SAT1,SAT2を区別しない場合、単に発注端末SATと称する。
ホストシステム2は、当該店舗を運営する本部に設けられ、ストアコントローラ1から送信されるデータに基づき、各卸売業者に対して商品を発注する。
[ストアコントローラ]
図2は、ストアコントローラ1の制御回路を示すブロック図である。ストアコントローラ1の制御回路は、CPU(Central Processing Unit)100に対してメモリ101、通信I/F(interface)102(通信手段)、時計回路103、ディスプレイ104、入力デバイス105、およびプリンタ106等を接続して構成されている。
メモリ101は、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)にて構成され、CPU100に実行させる制御プログラムや商品マスタ300、本店発注データ301、サテライト店発注データ302、および発注履歴ファイル303等を記憶するとともに、処理場面に応じて各種の作業用記憶領域を形成する。商品マスタ300、各発注データ301,302、および発注履歴ファイル303のデータ構造については、図4〜図7の説明にて後述する。
通信I/F102は、ホストシステム2と上記外部ネットワークを介して行われるデータ通信や、発注端末SAT1,SAT2とLAN回線3を介して行われるデータ通信を制御する。時計回路103は、時刻を例えば年,月,日,時,分,秒の単位で計時する。
ディスプレイ104は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)であり、在庫管理用の画面や、商品発注用の画面等を選択的に表示する。入力デバイス105は、キーボードやマウスにて構成されている。プリンタ106は、後述の仕分リスト700(図14参照)等の印刷に使用される。
[発注端末]
図3は、発注端末SATの制御回路を示すブロック図である。発注端末SATの制御回路は、CPU200に対してメモリ201、通信I/F202、時計回路203、ディスプレイ204、タッチパネル205、および操作キー部206等を接続して構成され、バッテリ207からの電力供給を受けて動作する。
メモリ201は、ROMやRAMにて構成され、CPU200に実行させる制御プログラムやストアコントローラ1から取得される商品マスタ300および各発注データ301,302を記憶するとともに、処理場面に応じて各種の作業用記憶領域を形成する。
通信I/F202は、ストアコントローラ1とLAN回線3を介して行われるデータ通信を制御する。時計回路203は、時刻を例えば年,月,日,時,分,秒の単位で計時する。
ディスプレイ204は、例えばLCDであり、在庫管理用の画面や、後述の発注画面400(図9参照)等を選択的に表示する。タッチパネル205は、ディスプレイ204の表示面上に設けられており、操作者の指先やタッチペンによる接触操作を検知する。操作キー部206は、数値入力用のテンキー等の機械式の操作キーによって構成されている。
バッテリ207は、発注端末SATが上記クレードルに載置されているときに外部からの電源供給を受けて充電され、発注端末SATが上記クレードルから取り外されたときに各部への電力供給を開始する。
[データ構造]
次に、商品マスタ300、各発注データ301,302、および発注履歴ファイル303のデータ構造について説明する。
図4は、商品マスタ300のデータ構造例を示す模式図である。商品マスタ300は、本店およびサテライト店にて販売される商品に関するレコードによって構成されている。各レコードには、商品毎に割り当てられた商品コードに対し、商品名、原価、本店取扱フラグ、およびサテライト店取扱フラグ等が記述されている。本店取扱フラグは、その商品が本店にて販売されている商品であるか否かを示すフラグであり、サテライト店取扱フラグは、その商品がサテライト店にて販売されている商品であるか否かを示すフラグである。各取扱フラグは、販売されていることを示す「1」または販売されていないことを示す「0」のいずれかにセットされている。
図5は、本店発注データ301の構成例を示す模式図である。本店発注データ301は、発注端末SAT1にて本店の発注倍数が入力された商品に関するレコードに、発注端末SAT1を示す端末ID「SAT1」を付加して構成されている。各レコードには、商品コードおよびその商品コードで示される商品の本店における発注倍数等が記述されている。ここに、発注倍数とは、商品を卸売業者に発注可能な最小単位の倍数を示す。例えば発注可能な最小単位が24本である缶飲料を24本発注する場合には発注倍数が「1」となり、48本発注する場合には発注倍数が「2」となる。
図6は、サテライト店発注データ302の構成例を示す模式図である。サテライト店発注データ302は、発注端末SAT2にてサテライト店の発注倍数が入力された商品に関するレコードに、発注端末SAT2を示す端末ID「SAT2」を付加して構成されている。各レコードには、商品コードおよびその商品コードで示される商品のサテライト店における発注倍数等が記述されている。
図7は、発注履歴ファイル303のデータ構造例を示す模式図である。発注履歴ファイル303は、ストアコントローラ1からホストシステム2に発注がなされた際に生成される発注履歴によって構成されている(図12,ステップS305参照)。各発注履歴は、発注に使用された本店発注データ301、サテライト店発注データ302、およびこれら発注データ301,302等に基づいて生成された合計発注データ600(図13参照)によって構成されている。合計発注データ600は、発注元情報(当該店舗の店舗ID等)、発注日時、および各商品の合計発注倍数等によって構成されている。
発注端末SATがクレードルに載置されているとき、発注端末SATのCPU200は、所定周期でストアコントローラ1から商品マスタ300および各発注データ301,302を取得し、メモリ201に記憶する(取得手段)。
[発注端末SATの動作]
次に、発注端末SATの動作について説明する。
ここでは、先ず、発注端末SAT2を用いたサテライト店の発注業務について述べる。
サテライト店の発注業務を行うにあたり、店員は、発注端末SAT2を上記クレードルから取り外し、発注端末SAT2を持ってサテライト店に移動する。そして、ディスプレイ204への接触操作あるいは操作キー部206の操作により発注倍数の入力開始を宣言する。このとき、発注端末SAT2のCPU200は、メモリ201に記憶された制御プログラムを実行し、図8のフローチャートに沿って動作する。
処理開始当初において、CPU200は、ディスプレイ204に発注画面400を表示させる(ステップS101)。この発注画面400の一例を図9に示している。図示したように、発注画面400は、発注商品リスト401、確定キー402、キャンセルキー403、および確認キー404を有している。発注商品リスト401は、商品名表示欄410、発注倍数入力欄411、発注参考情報の表示欄412、および各欄410〜412の表示を上下にスクロールするスクロールバー413にて構成されている。商品名表示欄410には、商品マスタ300においてサテライト店取扱フラグが「1」にセットされているレコードに記述された商品名が表示される。発注倍数入力欄411には、メモリ201に記憶されたサテライト店発注データ302の各レコードに記述されたサテライト店発注倍数が表示される。発注参考情報の表示欄412には、商品名表示欄410に表示された商品名で示される商品の原価、売値、発注先に関する情報、および納品予定日時等の発注参考情報が表示される。これら発注参考情報は、メモリ201に記憶された商品マスタ300や、各商品の発注先である卸売業者および発注から納品までに要する期間等が記述されたデータベース(不図示)等から抽出される。
このような発注画面400を表示させた後、CPU200は、発注画面400や操作キー部206に対する操作・入力を待つ(ステップS102のNo)。発注画面400や操作キー部206に対し、何らかの操作がなされると(ステップS102のYes)、CPU200は、当該操作の種別を判定する(ステップS103)。
このとき、店員は、発注画面400や操作キー部206を操作して発注商品リスト401から所望の商品を選択し、操作キー部206のテンキーを操作して所望の数値を置数することで、当該選択した商品の発注倍数入力欄411に発注倍数を入力できる。また、確認キー404を操作することで、当該選択した商品の発注端末SAT1にて入力された発注倍数、発注端末SAT2にて入力された発注倍数、これらを合計した発注倍数の確認指示を入力できる(確認指示手段)。
ステップS102にて受け付けた操作が上記発注倍数の入力である場合(ステップS103の「発注倍数入力」)、CPU200は、入力された発注倍数を、発注商品リスト401から選択された商品のサテライト店発注倍数として、メモリ201に記憶されたサテライト店発注データ302の対応するレコードに記述する(ステップS104)。
ステップS102にて受け付けた操作が上記確認指示の入力である場合(ステップS103の「確認」)、CPU200は、当該選択された商品の発注倍数を確認するためのポップアップ500をディスプレイ204に表示させる(ステップS105:報知手段)。このポップアップ500の一例を、図10に示している。図示したように、ポップアップ500は、確認キー501を有している。CPU200は、発注商品リスト401にて選択された商品の本店における発注倍数をメモリ201に記憶された本店発注データ301から抽出し、ポップアップ500に表示する(図中の「本店:3」)。また、CPU200は、同商品のサテライト店における発注倍数をメモリ201に記憶されたサテライト店発注データ302から抽出し、本店における発注倍数の下方に表示する(図中の「サテライト店:2」)。さらに、CPU200は、同商品の本店およびサテライト店の合計発注倍数を算出し、本店における発注倍数の上方に表示する(図中の「合計発注倍数:5」)。これら各発注倍数を見ることで、店員は、当該選択された商品の本店、サテライト店、および店舗全体の発注倍数を確認することができる。ポップアップ500は、確認キー501が操作されるまで継続してディスプレイ204に表示される。
ステップS102にて受け付けた操作が上記キャンセルキー403の操作やスクロールバー413の操作等である場合(ステップS103の「その他」)、CPU200は、それらの操作に応じた処理を実行する(ステップS106)。
ステップS104,S105,S106の処理の後、CPU200は、ステップS102の処理に戻って発注画面400や操作キー部206に対する次の操作を待つ。
店員は、サテライト店で扱われる各商品について発注倍数を入力し終えると、上記確定キー402を操作し、発注倍数確定の指示を入力する。ステップS102にて受け付けた操作がこの発注倍数確定の指示である場合(ステップS103の「確定」)、CPU200は、図8に示した一連の処理を終了する。
以上のように発注端末SAT2を用いて各商品の発注倍数を入力し終えると、店員は、発注端末SAT2を上記クレードルに載置する。このとき、発注端末SAT2のメモリ201に記憶されたサテライト店発注データ302が通信I/F202を介してストアコントローラ1に送信される。
発注端末SAT1を用いた本店の発注業務はサテライト店の発注業務と基本的に同様の流れで進行する。但し、ステップS101の処理にてディスプレイ204に表示される発注画面400の商品名表示欄410には、商品マスタ300において本店取扱フラグが「1」にセットされているレコードに記述された商品名が表示される。また、店員が発注商品リスト401から所望の商品を選択し、操作キー部206のテンキーを操作して所望の数値を置数すると(ステップS103の「発注倍数入力」)、CPU200は、入力された発注倍数を、発注商品リスト401から選択された商品の本店発注倍数として、メモリ201に記憶された本店発注データ301の対応するレコードに記述する(ステップS104)。
発注端末SAT1を用いて各商品の発注倍数を入力し終えると、店員は、発注端末SAT1を上記クレードルに載置する。このとき、発注端末SAT1のメモリ201に記憶された本店発注データ301が通信I/F202を介してストアコントローラ1に送信される。
[ストアコントローラの動作]
次に、ストアコントローラ1の動作について説明する。
ストアコントローラ1は、他の処理の実行と並行して、発注端末SAT1から送信される本店発注データ301、および発注端末SAT2から送信されるサテライト店発注データ302の受信を待ち受けている。そして、通信I/F102を介して本店発注データ301およびサテライト店発注データ302のいずれかを受信すると(受信手段)、CPU100は、メモリ101に記憶された制御プログラムを実行し、図11のフローチャートに沿って動作する。
処理開始当初において、CPU100は、受信した発注データが本店発注データ301およびサテライト店発注データ302のいずれであるかを判定する(ステップS201)。この判断は、受信した発注データに付された端末IDに基づいてなされる。
受信した発注データに付された端末IDが「SAT1」である場合、CPU100は、当該データが発注端末SAT1から送信された本店発注データ301であると判定する(ステップS201の「本店」)。このとき、CPU100は、当該受信した本店発注データ301でメモリ101に記憶された本店発注データ301を更新する(ステップS202)。
一方、受信した発注データに付された端末IDが「SAT2」である場合、CPU100は、当該データが発注端末SAT2から送信されたサテライト店発注データ302であると判定する(ステップS201の「サテライト店」)。このとき、CPU100は、当該受信したサテライト店発注データ302でメモリ101に記憶されたサテライト店発注データ302を更新する(ステップS203)。
このように発注データ301,302のいずれかを更新した後、CPU100は、図11示した一連の処理を終了する。
ストアコントローラ1は、既述の如く各発注データ301,302の受信を待つとともに、メモリ101に記憶された各発注データ301,302を用いた発注実行指示の入力を待ち受けている。店員が入力デバイス105を操作して発注実行指示を入力すると、CPU100は、メモリ101に記憶された制御プログラムを実行し、図12のフローチャートに沿って動作する。
処理開始当初において、CPU100は、メモリ101に記憶された本店発注データ301の本店発注倍数およびサテライト店発注データ302のサテライト店発注倍数のうち同一の商品コードが付されたものを加算し、各商品の合計発注倍数を算出する(ステップS301:算出手段)。次に、CPU100は、算出した各商品の合計発注倍数を用いて本店を発注元とした合計発注データ600を生成する(ステップS302)。生成した合計発注データ600は、メモリ101に記憶する。
合計発注データ600の構成例を図13に示している。合計発注データ600は、発注元情報、発注日時、および発注商品毎に設けられたレコードによって構成されている。各レコードには、発注商品の商品コードおよびその商品コードで示される商品の合計発注倍数等が記述されている。発注元情報は、例えば本店に割当てられた店舗IDのように、発注元の店舗を識別するための情報である。発注日時は、合計発注データの生成時に時計回路103から取得される日時である。
ステップS302の処理の後、CPU100は、メモリ101に記憶した合計発注データ600を、通信I/F102を介してホストシステム2に送信する。ホストシステム2は、ストアコントローラ1から受信した合計発注データ600で示される発注倍数分の商品を、当該本店宛で各取引先に発注する。かくして、一店舗(本店)を発注元とし、本店およびサテライト店の発注倍数を合計した発注倍数にて、各商品が発注処理される(発注処理手段)。
ステップS303の処理の後、CPU100は、メモリ101に記憶された各発注データ301,302に記述された各発注倍数がその入力に使用された発注端末SAT(本店,サテライト店の別)を識別可能にして印刷された仕分リスト700を、プリンタ106に発行させる(ステップS304:印刷手段)。仕分リスト700の一例を、図14に示している。仕分リスト700には、合計発注データ600中の発注日時(yyy/mm/dd)、発注処理された各商品の商品名称(商品名)、および合計発注数(合計)と、本店発注データ301に記述された各商品の本店発注倍数および発注端末SAT1の端末ID(本店:SAT1)と、サテライト店発注データ302に記述された各商品のサテライト店発注倍数および発注端末SAT2の端末ID(サテライト店:SAT2)とが印刷されている。
ステップS304の処理の後、CPU100は、メモリ101に記憶された各発注データ301,302およびステップS302の処理にて生成した合計発注データ600を1纏めにした発注履歴を生成し、メモリ101の発注履歴ファイル303に保存する(ステップS305:記憶手段)。
その後、CPU200は、メモリ101に記憶された各発注データ301,302を初期化し、図12に示した一連の処理を終了する。
このようにして発注された商品は、所定の納品期間後に取引先の業者から納品される。その際、店員は、納品された商品を検品用のハンディターミナル等を用いて検品する。そして検品結果に異常がなければ、店員は、仕分リスト700を参照して納品された各商品を本店用およびサテライト店用に仕分けし、本店用は本店の商品棚に陳列し、サテライト店用はサテライト店の商品棚に陳列する。
また、店員は、ストアコントローラ1の入力デバイス105を操作して発注履歴ファイル303の各発注履歴をディスプレイ104に表示させたり、プリンタ106に印刷させたりすることで、いつでも本店およびサテライト店それぞれに対する各商品の発注倍数や、合計発注倍数を確認することができる。
以上説明したように、本実施形態における発注業務支援システムでは、発注端末SAT1にて入力された本店の発注倍数と、発注端末SAT2にて入力されたサテライト店の発注倍数とを加算して算出される合計発注倍数にて各商品が発注処理される。このような構成であれば、本店では発注端末SAT1を用いて、サテライト店では発注端末SAT2を用いて、それぞれの売り場にて不足している商品を確認しながら発注倍数を入力できるので、正確な数の商品発注が可能となる。さらに、発注処理された各商品の本店における発注倍数と、サテライト店における発注倍数とが発注履歴として発注履歴ファイル303に保存される。この履歴を閲覧すれば、発注済商品の本店における発注倍数およびサテライト店における発注倍数を容易に把握できる。
また、ストアコントローラ1からホストシステム2に合計発注データが送信された際には、プリンタ106から仕分リスト700が発行される。この仕分リスト700を確認すれば、納品された商品を容易に本店用、サテライト店用に仕分けることができる。
また、発注端末SATを操作する店員が任意の商品を指定して発注倍数の確認を指示すると、他の発注端末SATにて入力された同商品の発注倍数がポップアップ500によって報知される。このような構成であれば、他の発注端末SATにて入力された発注倍数を参考にしながら操作中の発注端末SATを用いた発注倍数の入力、修正が可能となり、本店およびサテライト店全体の発注倍数を適正に保つことができる。
[変形例]
なお、上記実施形態に開示された構成は、実施段階において各構成要素を適宜変形して具体化できる。具体的な変形例としては、例えば次のようなものがある。
[1]上記実施形態では、2つの発注端末SATを備える発注業務支援システムを例示した。しかしながら、発注業務支援システムが備える発注端末SATの数は、より多数であってもよい。例えば、2つのサテライト店を有する店舗であれば、本店用および各サテライト店用の3つの発注端末SATを用いて発注業務支援システムを構成すればよい。また、発注端末は、店員が持ち運ぶタイプのものでなく、店舗のバックヤード等に固定的に配置されたコンピュータ端末であってもよい。
[2]上記実施形態では、商品を発注する発注業務支援システムを例示した。しかしながら、飲食店における食材発注など、商品以外の物品の発注業務を支援するシステムに上記実施形態にて開示した構成を適用してもよい。
[3]上記実施形態では、ストアコントローラ1に合計発注倍数の算出(ステップS301)、算出した合計発注倍数による発注(ステップS302,S303)、仕分リスト700の印刷(ステップS304)、発注履歴の保存(ステップS305)等の処理を実行させる場合を例示した。しかしながら、これらの処理の一部を発注業務支援システム内の他の構成、例えば発注端末SATに実行させてもよいし、いずれかの処理を実行する別途の装置を発注業務支援システムに追加してもよい。
[4]上記実施形態では、ストアコントローラ1にて発注処理が行われたときに仕分リスト700を発行する場合を例示した(ステップS304)。しかしながら、仕分リスト700の発行タイミングは発注処理時に限られず、例えば発注した商品の納品予定時刻の直前に発行されてもよい。このようにすれば、発行された仕分リスト700を商品の納品まで保管する手間が省ける。
[5]上記実施形態では、発注端末SATにて商品の発注倍数を入力し、ストアコントローラ1にて合計発注倍数を算出し、その合計発注倍数にて商品を発注処理し、その合計発注数の算出に用いられた各発注倍数を含む発注履歴を保存する場合を例示した。しかしながら、「発注倍数」を用いずに、発注端末SATにて商品の発注数を入力し、ストアコントローラ1にて合計発注数を算出し、その合計発注数にて商品を発注処理し、発注履歴を保存するようにしてもよい。この場合、上記実施形態の各所に記述した「発注倍数」を、適宜「発注数」と読み替えればよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
SAT…発注端末、1…ストアコントローラ、2…ホストシステム、100,200…CPU、106…プリンタ、300…商品マスタ、303…発注履歴ファイル、400…発注画面、401…発注商品リスト、500…ポップアップ、700…仕分リスト

Claims (6)

  1. 物品の発注数を入力する入力手段を備えた複数の発注端末と、
    これら各発注端末で入力された発注数を加算して各物品の合計発注数を算出する算出手段と、
    一店舗を発注元とし、前記算出手段によって算出された合計発注数にて各物品を発注処理する発注処理手段と、
    この発注処理手段によって発注処理された各物品の合計発注数の算出に用いられた各発注数を、その入力に使用された前記発注端末を識別可能にして記憶する記憶手段と、
    を備えていることを特徴とする発注業務支援システム。
  2. 前記記憶手段に記憶された各発注数を、その入力に使用された前記発注端末を識別可能にして印刷する印刷手段をさらに備えていることを特徴とする請求項1に記載の発注業務支援システム。
  3. 前記各発注端末は、
    他の発注端末によって入力された各物品の発注数を取得する取得手段と、
    任意の物品につき、前記各発注端末によって入力された発注数の確認を指示する確認指示手段と、
    前記取得手段によって取得された発注数のうち、前記確認指示手段によって確認が指示された物品の発注数を報知する報知手段と、
    を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の発注業務支援システム。
  4. 前記各発注端末の報知手段は、前記確認指示手段によって確認が指示された物品の自端末にて入力された発注数と、自端末および前記他の発注端末にて入力された同物品の発注数を加算した合計発注数とをさらに報知することを特徴とする請求項3に記載の発注業務支援システム。
  5. 物品の発注数を入力する入力手段を備えた複数の発注端末と通信する通信手段と、
    前記通信手段により前記各発注端末で入力された各物品の発注数を受信する受信手段と、
    この受信手段により受信した前記各発注端末で入力された発注数を物品毎に加算して各物品の合計発注数を算出する算出手段と、
    一店舗を発注元とし、前記算出手段によって算出された合計発注数にて各物品を発注処理する発注処理手段と、
    この発注処理手段によって発注処理された各物品の合計発注数の算出に用いられた各発注数を、その入力に使用された前記発注端末を識別可能にして記憶する記憶手段と、
    を備えていることを特徴とするデータ処理装置。
  6. 物品の発注数を入力する入力手段を有する複数の発注端末と通信する通信手段を備えたコンピュータに、
    前記通信手段を用いて前記各発注端末で入力された各物品の発注数を受信する受信機能と、
    この受信機能によって受信した前記各発注端末で入力された発注数を物品毎に加算して各物品の合計発注数を算出する算出機能と、
    一店舗を発注元とし、前記算出機能によって算出した合計発注数にて各物品を発注処理する発注処理機能と、
    この発注処理機能によって発注処理した各物品の合計発注数の算出に用いられた各発注数を、その入力に使用された前記発注端末を識別可能にして所定の記憶手段に記憶する記憶機能と、
    を実現させるための制御プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018043617A1 (ja) * 2016-08-31 2018-03-08 株式会社ひびき 発注支援システム
JP2018041440A (ja) * 2016-08-31 2018-03-15 株式会社ひびき 発注支援システム

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