JP2012053017A - 電界測定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】大きさ、重量ともに片手で把持できるプローブ部を光検出系と光ファイバーで結んだもので、揺動で測定値が変動しない電界測定装置を実現する。
【解決手段】光源からの偏光をサーキュレータ、第2光路を通じて電気光学結晶に照射し、偏光面が変調された偏光を、第2光路と上記サーキュレータを通じて偏光面検出手段に入力して電界の測定を行う。第2光路は、光源に近い方から順に第1、第2、第3偏波保持光ファイバーが光学的に接続したものであり、第2偏波保持光ファイバーは1/4波長板に相当するもので、第2と第3偏波保持光ファイバーとの接続部は、光軸の周りの取付角度が、π/4ラジアンの奇数倍であり、第1と第2偏波保持光ファイバーとの接続部は、光軸の周りの取付角度が、第3偏波保持光ファイバーによって生じる偏光面の回転を補償する角度である。
【選択図】図2

Description

この発明は、電気光学効果を利用して電界検出や測定に用いる電界測定装置に関している。
測定しようとする領域の電界、表面電位、あるいは磁界を殆ど乱すことなく測定する際に用いる測定装置として、EO(電気光学)効果やMO(磁気光学)効果を用いた測定装置は既によく知られている。
例えば、特許文献1(米国特許第_3605013号明細書)には、ファラデイ効果を示す光ファイバーを用いた電流測定システムが開示されている。また、特許文献2(米国特許第4002975号明細書)には、電場あるいは磁場の強度に従って偏光方向の変わる光学結晶を用いた電圧測定が開示されている。
また、特許文献3(特開2005−292068号公報)には、交流電界や交流磁界などの物理量が印加されている電気光学結晶、磁気光学結晶、圧光学(光弾性)結晶などの光学結晶に光を入射させ、光学結晶から出射された光を検出することにより交流電界、交流磁界、音圧などに相当する信号を得る計測システムが開示されている。これは、光学結晶の変位による感度の低下を抑制することを目的にするもので、光源からの光源出力直線偏光を光学結晶に伝送し、光学結晶を介して光源出力直線偏光を被測定物理量により偏光変調してサーキュレータにより偏光調整器に伝送し、偏光調整器によって偏光変調光を任意偏光に変換し、任意偏光を偏光ビームスプリッターにより直交する分離直線偏光に分離し、分離直線偏光をそれぞれ光検出器により電気信号に変換し、電気信号を差動増幅器により差動信号として出力し、差動信号をロックインアンプにより被測定物理量の振幅信号と位相信号として出力し、光検出器の光電流とロックインアンプからの振幅信号を制御信号処理部に入力し、制御信号処理部により光電流が等しくかつ振幅信号が最大となるように偏光調整器を制御して任意偏光を調節するものである。
また、特許文献4(特開2004−177214号公報)の図7には、電気光学結晶で構成された反射型の電界センサーアレイ全体にプローブ光を照射して、その反射光を2次元撮像装置で観測する3次元電界分布測定装置が開示されている。
また、非特許文献1(NTT技術ジャーナル)には、図5に示す様に、光ファイバー、フェルール、コリメータレンズ、およびEO(電気光学)結晶を用いて、金属素子を排除したEOプローブが記載されている。
また、特許文献5には、偏波保持型光ファイバーの先端に、コリメータレンズと四分の一波長板を介して、電気光学結晶をつけた光学センサーが開示されている。この電気光学結晶は、コリメータレンズに誘電体反射防止膜を、その反対側に誘電体反射膜をつけたもので、偏波保持型光ファイバーの位相軸に対して22.5°傾けたものである。
米国特許第3605013号明細書 米国特許第4002975号明細書 特開2005−292068号公報 特開2004−177214号公報 特開2010−14579号公報
都甲他「より正確な電界計測を可能にする電気光学プローブ」、NTT技術ジャーナル、2006年6月、21−24頁
電気光学効果を利用した電界センサー装置で、大きさ、重量ともに片手で把持できる程度のプローブ部と光源および偏光検出手段を具備する信号処理部と光ファイバーで結ばれたもので、プローブ部の移動による光ファイバーの揺動にたいして、測定値が変動しないようにした電界測定装置を実現する。
本発明の電界測定装置は、第1偏光を出力する光源と、光路転向手段と、第1偏光を入力し、印加される電界によって前記第1偏光を変調して第2偏光を発生して出力する電気光学結晶と、偏光面検出手段と、上記光源からの第1偏光を、光路転向手段に導く第1光路と、上記光路転向手段と電気光学結晶間で第1偏光と第2偏光を伝播する第2光路と、上記光路転向手段からの出力を上記偏光面検出手段に導く第3光路と、を備え、
上記光路転向手段は、第1光路から入力した偏光の少なくとも一部を第2光路へ出力し、第2光路から入力した光の少なくとも一部を第3光路へ出力し、上記偏光面検出手段は、第3光路からの入力光の偏光方向を検出し、電気量として出力するものであり、
上記偏光面検出手段の出力によって上記電気光学結晶に印加される電界を測定する電界測定装置であって、
第2光路は、光源に近い方から順に、第1偏波保持光ファイバー、第2偏波保持光ファイバー、および第3偏波保持光ファイバーが光学的に接続された構成を含むものであり、
第2偏波保持光ファイバーは、遅軸および速軸を伝播する偏光間にπ/2ラジアンあるいはその奇数倍にπ/4ラジアンを足し引きした範囲内の位相差が生ずる長さを有し、
第2偏波保持光ファイバーと第3偏波保持光ファイバーとの光学的接続部は、光軸の周りの互いの速軸(あるいは遅軸)間の角度が、π/4ラジアンの奇数倍にπ/8ラジアンを足し引きした範囲内の角度で回転して接続されており、
第1偏波保持光ファイバーと第2偏波保持光ファイバーとの光学的接続部は、光軸の周りの互いの速軸(あるいは遅軸)間の角度が、第3偏波保持光ファイバーによって生じる偏光面の回転を補償する角度で取り付けられていることを特徴とする。
上記の主軸としては、遅軸あるいは速軸のどちらを選択しても差し支えないが、慣習に従い、以下では光ファイバーの遅軸を主軸と呼ぶ。また、光路転向手段としては、サーキュレータまたはハーフミラーを用いた光路分岐器や、光路結合器などを用いることができる。
第1偏波保持光ファイバーと第2偏波保持光ファイバーとの光学的接続は、それぞれの速軸(あるいは遅軸)が光軸の回りに互いに回転可能な機能を有する接続手段を用いる。
上記電気光学結晶に導かれた第1偏光は、上記電気光学結晶または少なくともその一部分を透過した後、反射され、再度、前記電気光学結晶または少なくともその一部分を透過したのち、第2偏光として第2光路に戻って再入射するものであり、前記第2偏光は第2光路によって上記光路転向手段に導かれる。
また、上記偏光面検出手段は、第2偏光の偏光状態の変化を光強度の変化に変換する検波光学系と、前記検波光学系の光出力を電気信号として出力する光電変換器と、を具備する。
また、上記光学結晶と第3偏波保持光ファイバーの端部は光学的に接続されているものである。
また、上記光学結晶と上記第3偏波保持光ファイバーの端部はコリメーターを介して接続されているものである。
本発明は従来例と異なり、複屈折結晶を使用した4分の1波長板に代わって同等の作用もつ行う光ファイバーを用いることが特徴である。本発明の第1の効果は、プローブ先端の光学系において光の空間での伝搬する部分を少なくしたことによって反射、拡散を行う界面による光量損失を少なくできることである。第2の効果は、微小な1/4波長板の精密な位置合わせと光軸合わせを伴う作業が、比較的大きな部品である光ファイバーの融着作業に置き換わることである。第3の効果は、高コストな1/4波長板の代わりに低コストな光ファイバーを用いることができることである。第4の効果は、4分の1波長板に代わって、同等の作用もつ光ファイバーの取付角の偏差の影響を、プローブ部の光ファイバー接続部にて相殺できる機能を有することである。第5の効果は主要な光学部品は全て光ファイバーあり融着接続を用いることで機械的に安定した機構を実現できることである。
(a)は、偏光を出力する光源1からの第1偏光を、第1光路3、光路転向手段20、第2光路4を介して、電界で屈折率の変化する電気光学結晶5に照射し、その電気光学結晶5によって偏光面が変調された第2偏光を、第2光路4に再入射して光路転向手段20に入力し、その光路転向手段20の出力を第3光路15を介して偏光面検出手段2に入力し、この偏光面検出手段2の出力によって電界の測定を行う電界測定装置を示す模式図である。第2光路4は、3本の光ファイバーが光学的に接続された構成を含む。それらは光源に近い側から第1偏波保持光ファイバー11、第2偏波保持光ファイバー12、および第3偏波保持光ファイバー13である。この例では、それらの接続部は、把持部10内に構成している。第2偏波保持光ファイバー12は速軸と遅軸を伝播する光の偏光成分間にπ/2ラジアンあるいはその奇数倍の位相差が生ずる長さを基本とするが、±π/4ラジアンの範囲の誤差があってもよい。第2偏波保持光ファイバー12と第3偏波保持光ファイバー13との光学的接続は、互いの主軸の取付角度が、π/4ラジアンの奇数倍を基本とするが、±π/8ラジアンの範囲の角度誤差があってもよい。第1偏波保持光ファイバー11と第2偏波保持光ファイバー13との光学的接続は、それらの主軸取付角が、第3偏波保持光ファイバー13によって生じる偏光面の回転を補償する角度である。(b)は、第3偏波保持光ファイバー13と電気光学結晶5間をコリメーター7で接続したものを示す模式図である。 本発明に用いることが可能な偏光面検出手段2の例を示すブロック図である。光源1からの第1偏光は第1光路3を経て光路転向手段20を透過して第2光路4を通り、電気光学結晶5に入射する。入射した第1偏光は、電気光学結晶5で電界強度に依存した変調を受け、反射層6で反射され、再度変調されて第2偏光となる。第2偏光は第2光路4に再入射し、光路転向手段20に入射する。この例では、光路転向手段20としてビームスプリッター23を用いている。第2偏光は、第3光路15を介して偏光ビームスプリッター21に出力される。第2偏光は偏光ビームスプリッター21によって、2つの偏光成分に分離された後、各々光電変換器22a、22bで偏光の強度が電流あるいは電圧に変換される。前記電流あるいは電圧は、差動増幅器24によって同相雑音を除去されて出力される。 第1偏波保持光ファイバー11と第2偏波保持光ファイバー12の間に取付角可変継手8を設けた電界測定装置の偏光面検出手段付近を示す図である。この取付角可変継手8は、第1偏波保持光ファイバー11と第2偏波保持光ファイバー12の速軸(あるいは遅軸)間の光軸周りの角度を調整することで、第3偏波保持光ファイバーを伝播する光の偏光面の回転を補償する手段である。 電界測定装置のプローブヘッドの従来例を示す図である。 PANDAファイバーと呼ばれる偏波保持光ファイバーに偏光が入射した直後の光の(a)電場ベクトルPx、Pyの様子を示す模式図、(b)伝播する偏光の偏光方向は変化しながら伝播するものであることを示す模式図である。速軸と遅軸の位相差が2πラジアンとなる長さはビート長と呼ばれる。 本発明の電界測定装置のブロック図を示す。 第2偏波保持光ファイバー12と第3偏波保持光ファイバー13の取付角θにおける光学的接続を示す図である。
以下に、この発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。以下の説明においては、同じ機能あるいは類似の機能をもった装置に、特別な理由がない場合には、同じ符号を用いるものとする。
本発明の最も基本的な構成の電界測定装置の第1の構成例を図1(a)に示す。また、ブロック図を図6に示す。図1(a)において、偏光を出力する光源1からの第1偏光は、第1光路3、光路転向手段20、第2光路4を介して、電界で屈折率の変化する電気光学結晶5に入射し、前記電気光学結晶5によって変調されて第2偏光となる。前記第2偏光は、第2光路4に入射して光路転向手段20にて分離され第3光路15によって偏光面検出手段2へ出力されて、前記偏光面検出手段2の出力によって電界の測定を行う電界測定装置を示す模式図である。第2光路4から電気光学結晶5までを、以下では、プローブ部とする。
光路転向手段20としては、図2に示すハーフミラー、サーキュレータや光路結合器などを用いることができる。第2光路4は、光学的に接続された第1偏波保持光ファイバー11、第2偏波保持光ファイバー12、および第3偏波保持光ファイバー13(光源に近い順)を含む。この例では、それらの接続部は、把持部10内に収納される。第2偏波保持光ファイバーは速軸と遅軸を伝播する光の偏光成分間にπ/2ラジアンあるいはその奇数倍の位相差が生ずる長さを基本とするが、±π/4ラジアンの範囲内の誤差があってもよい。第2偏波保持光ファイバーと第3偏波保持光ファイバーは光軸周りに回わして取り付けられている。光軸の取付角は、π/4ラジアンとその奇数倍を基本とするが、±π/8ラジアンの範囲内の誤差があってもよい。図7に、第2偏波保持光ファイバー12と第3偏波保持光ファイバー13が、取付角θにおける光学的接続を示す。第1偏波保持光ファイバーと第2偏波保持光ファイバーとの取付角は、第3偏波保持光ファイバーによって生じる偏光面の回転を補償するための角度である。
図1(b)は、第3偏波保持光ファイバーと電気光学結晶間をコリメーターで接続したものを示す模式図である。光路転向手段20上記の光学的接続の接続は、融着によっても、接着剤を用いた接続によっても実現することができる。
偏波保持光ファイバーとしては、例えば、PANDAファイバーがあり、この断面構造を図5(b)に示す。これは、応力付与部N1、N2によってコアに誘起される一軸性の複屈折性を用いるものである。一般に、偏波保持光ファイバーコアを伝搬する光の偏波面は、一対の応力付与部N1、N2を結ぶ方向をX方向、それに直行する方向をY方向とすると、図6に示すように、2つ(X、Y)あって、それぞれ遅軸、速軸とされる。遅軸、速軸を伝播する光の位相差が2πラジアンとなる長さは、ビート長と呼ばれている。このビート長は、概略1から5mmであることが知られている。
また、この偏波保持光ファイバーに遅軸に対し偏光方向が角度3/4πラジアンの直線偏光が入射した直後の光の電場ベクトルPx、Pyの様子を図6(a)に示す。光の伝播するコアは一軸性の複屈折率を有するため、伝播距離に応じて光ファイバー中に直線偏光、楕円偏光、円偏光および右遷光、左遷光などの偏光状態が周期的に出現する。コアの屈折率の差をΔnとし、光の波長をλ、光ファイバーの長さをLとすれば、振動面の直交する2つの直線偏光成分の間には、伝播に伴って、
Δψ=(2π・Δn・L)/λ (ラジアン)、
の位相差が生じる。Δψの値がちょうど2πラジアンとなる長さは、ビート長と呼ばれる。また、π/2ラジアンとなるような長さLの光ファイバーは、この波長の光に対して4分の1波長板と等価な偏光特性有する。このような光ファイバー片を「4分の1波長光ファイバー」と呼ぶことにする。本発明では第2偏波面保持ファイバーがこの機能を有する。位相差4分の1波長光のファイバーは、通常の偏波保持光ファイバーを用いて製作し、互いに融着接続することが可能である。
第2偏波保持光ファイバー12の長さは、ビート長の1/4の奇数倍である。ただし、この長さは、厳密なものではなく、ビート長の1/8程度の誤差がある場合でも、電気光学結晶による位相面の回転を十分な感度で検出することができる。
また、第2偏波保持光ファイバー12と第3偏波保持光ファイバー13との光学的接続部は、それらの主軸の取付角が、π/4ラジアンの奇数倍を基本とするが、±π/8ラジアンの範囲内の位相誤差があってもよい。第1偏波保持光ファイバー11と第2偏波保持光ファイバー12との取付角を調整することによって、第3偏波保持光ファイバー13の長さの偏差などによって生じる偏光面の回転角度の誤差を補償することができる。この取付角は、電界測定装置の、検出出力や検出感度を最大にするように調整する。
偏波保持光ファイバー13の一端と電気光学結晶5は、図1(a)に示すように、直接に接続するか、あるいは、図1(b)に示すようにコリメーター7を介して接続する。ここで、電気光学結晶5には、光ファイバーの接続部の対面に反射層6を設けて、電気光学結晶5透過した光を結晶内に反射する。この反射層は、誘電体多層膜であることが望ましい。電気光学結晶5反射層の対面に反射防止層を設けることが望ましいことは当然のことである。
反射層6で反射された光は、再び電気光学結晶5を透過して、第2光路4上を伝搬する。即ち、第1偏波保持光ファイバー13、第2偏波面保持ファイバー12、偏波保持光ファイバー11を通り、光路転向手段20に射出する。光路転向手段20は、第2光路4から入射する第2偏光を第3光路に射出する。第2偏光は前記第3光路から偏光面検出手段に出力される。前記偏光面検出手段は第2偏光の偏光状態を検出して電気的な出力を発生するものである。偏光面検出手段は例えば偏光分離プリズムである偏光ビームスプリッター21を具備し、入射した楕円偏光である第二偏光を2つの主方向成分に分離する。分離された偏光の強度は、それぞれの光電変換器22a、22bで電流あるいは電圧に変換され、電気光学結晶5の領域での電界測定に用いられる。
本発明の実施例における各位置での第1偏光および第2偏光の状態を詳しく示す。光源から出力される第1偏光は直線偏光であって、第1光路、光路転向手段20、を介して第2光路の第一偏波保持光ファイバー11の入射光となる。ここで第1偏光の偏光面は第1偏波保持光ファイバー11の主軸に一致させてある。第1偏波保持光ファイバー11の長さは任意である。第1偏波面保持ファイバー11中で第1偏光は主軸に沿った直線偏光として伝搬するので、この偏波保持光ファイバー11の射出光は、直線偏光であり光の電界成分の振幅をE0として、ジョーンズベクトルでの表現では次の通りである。
Figure 2012053017
ここで、第1偏波保持光ファイバー11と第2偏波面保持ファイバー12とがそれぞれの主軸方向が光軸の周りにθ[rad]だけ回転して接続されているとする。このとき、第2偏波面保持ファイバー12の入力端での偏波状態は次の通りである。
Figure 2012053017
第2偏波面保持ファイバー12の出力端では遅軸と速軸で90°だけ位相がずれる。これは次のように表される。
Figure 2012053017
ここで、第2偏波面保持ファイバー12と第3偏波保持光ファイバー13はπ/4[rad](45度)傾斜して接続する。第3偏波保持ファーバー13の入力端の偏波状態は次のように表される。
Figure 2012053017
第3偏波保持光ファイバー13は有限の長さであるので、その出力端では遅軸と速軸の位相差φを生じるので第3偏波保持光ファイバー13の出力端の偏光状態は次のように表わされる。
Figure 2012053017
EO結晶では偏波保持光ファイバー13の速軸・遅軸に沿った方向に位相変調が生ずる。位相変調は、微小であるから、これを級数展開して一次の項だけ書くと1±iΔで表すことが出来る。これを用いて、上式をeiφ/2でくくることで、EO結晶出力の偏波状態は、次のように示すことができる。
Figure 2012053017
第3偏波保持光ファイバー13、第2偏波面保持光ファオイバー12、第1偏波保持光ファイバー11を通る戻り光については、この順で、上記の場合と同様に計算を行う。第1偏波保持光ファイバー11の出力を以下に示す。
Figure 2012053017
ここで、e=cosθ+isinθ=−i(icosθ−sinθ)、等を用いて、
Figure 2012053017
を、得る。
光電変換においては、遅軸と速軸の成分に分離して受光を行い、その出力を差動増幅する。受光エネルギーは、数8の各成分の絶対値の2乗に比例し、Δは微小であるので、Δの一次の項がEO結晶に印加される高周波電界の被測定周波数成分に相当する。従って、遅軸成分、速軸成分については、それぞれ、下記のISlow Axis、IFast Axisに比例する。
Figure 2012053017
Figure 2012053017
Slow Axis、とIFast Axisの差分電流ΔIは次式で与えられる。差動としない場合はこの半分の電流が測定される。
Figure 2012053017
これから、以下の場合に最大電流が得られることが分かる。
Figure 2012053017
、つまり、
Figure 2012053017
例えば、第3偏波保持光ファイバー13が実質的に無い場合など、φ=0ラジアンのときには、θ=π/8ラジアン、つまり22.5度のときに最大となる。また、電流成分ΔIが例えば半分以上になるようにするためには、2(φ+2θ)でπ/3ラジアンの誤差内に収めればよい事が分かる。その他、代表的な値としては、−1、−2、・・・、−10dbまでの減衰を許容できる場合は、それぞれ、0.65、0.89、1.05、1.16、1.25、1.32、1.37、1.41、1.44、1.47ラジアンまでの誤差を許容できる。また、第3偏波保持光ファイバー13に種々の長さのものに交換して用いる場合は、その長さの違いによる速軸と遅軸間の位相差が受光エネルギーに及ぼす影響は、第1偏波面保持光ファイバー11と第2偏波面保持ファイバー12の取付角を変えることで補償することができることが明らかである。
上記の例では、偏波保持光ファイバー13は、電気光学結晶5に直接に接続したが、電気光学結晶5上に設けた誘電体反射防止膜を介して接続してもよい。さらに、偏波保持光ファイバー13と電気光学結晶5は、図1(b)、図2(b)に示すように、コリメーター7を介して接続してもよく、さらに電気光学結晶5は誘電体反射防止膜つきが好適である。
また、第2偏波面保持ファイバー12は、把持部10の外側に設けることもできるが、安定に動作させるためには、図1(a)、(b)に示すように、把持部10の中に固定できるように設けることが望ましい。
上記の例では、第3偏波保持光ファイバー13を用いる例を示したが、第3偏波保持光ファイバー13を構成から除外することもできる。つまり、図3(a)に示すように第2偏波面保持ファイバー12を電気光学結晶5に接続しても用いることができる。また、この場合、誘電体反射防止膜を介して接続してもよいことは明らかである。さらに、図3(b)に示すように第2偏波面保持ファイバー12は、コリメーター7を介して電気光学結晶5に接続してもよい。また電気光学結晶5は誘電体反射防止膜つきであってもよい。
図1(a)の様に、光電変換器22a、22bの出力を差動増幅器24に入力する場合は、電界強度がゼロの電界にとき光電変換器22a、22bの出力は互いにほぼ等しく、差動増幅器24の出力はゼロまたは基準値になるように設定する。調整は第1偏波保持光ファイバー11と第2偏波保持ファイバー12との取付角を変えることによって行う。図4は、第1偏波保持光ファイバー11と第2偏波保持ファイバー12の接続に取付角の調整手段として取付角可変継手8aを用いた場合の実施例である。
取付角可変継手8aは、偏波保持光ファイバー13を交換して種々の長さのものを用いる場合において、前記偏波保持光ファイバー13の長さの違いが測定に及ぼす影響を、偏波保持光ファイバー11と第2偏波面保持ファイバー12との取り付け角を変えて補償するための調整手段として用いる。
上記の説明においては、電界測定を目的に、電気光学結晶を用いたが、代りに磁気光学結晶を用いることで、磁界測定装置を実現できることは明らかである。
1 光源
2 偏光面検出手段
3 第1光路
4 第2光路
5 電気光学結晶
6 反射層
7 コリメーター
8 取付角可変継手
9 データ処理回路
10 把持部
11 第1偏波保持光ファイバー
12 第2偏波保持光ファイバー
13 第3偏波保持光ファイバー
15 第3光路
20 光路転向手段
21 偏光ビームスプリッター
22a、22b 光電変換器
23 ビームスプリッター
24 差動増幅器
25a、25b コリメーター

Claims (6)

  1. 第1偏光を出力する光源と、
    光路転向手段と、
    第1偏光を入力し、印加される電界によって前記第1偏光を変調して第2偏光を発生して出力する電気光学結晶と、
    偏光面検出手段と、
    上記光源からの第1偏光を、光路転向手段に導く第1光路と、
    上記光路転向手段と電気光学結晶間で第1偏光と第2偏光を伝播する第2光路と、
    上記光路転向手段からの出力を上記偏光面検出手段に導く第3光路と、
    を備え、
    上記光路転向手段は、第1光路から入力した偏光の少なくとも一部を第2光路へ出力し、第2光路から入力した光の少なくとも一部を第3光路へ出力し、
    上記偏光面検出手段は、第3光路からの入力光の偏光方向を検出し、電気量として出力するものであり、
    上記偏光面検出手段の出力によって上記電気光学結晶に印加される電界を測定する電界測定装置であって、
    第2光路は、光源に近い方から順に、第1偏波保持光ファイバー、第2偏波保持光ファイバー、および第3偏波保持光ファイバーが光学的に接続された構成を含むものであり、
    第2偏波保持光ファイバーは、遅軸および速軸を伝播する偏光間にπ/2ラジアンあるいはその奇数倍にπ/4ラジアンを足し引きした範囲内の位相差が生ずる長さを有し、
    第2偏波保持光ファイバーと第3偏波保持光ファイバーとの光学的接続部は、光軸の周りの互いの速軸(あるいは遅軸)間の角度が、π/4ラジアンの奇数倍にπ/8ラジアンを足し引きした範囲内の角度で回転して接続されており、
    第1偏波保持光ファイバーと第2偏波保持光ファイバーとの光学的接続部は、光軸の周りの互いの速軸(あるいは遅軸)間の角度が、第3偏波保持光ファイバーによって生じる偏光面の回転を補償する角度で取り付けられていることを特徴とする電界測定装置。
  2. 第1偏波保持光ファイバーと第2偏波保持光ファイバーとの光学的接続部は、それぞれの速軸(あるいは遅軸)が光軸の回りに互いに回転可能な機能を有する接続手段であることを特徴とする請求項1に記載の電界測定装置。
  3. 上記電気光学結晶に導かれた第1偏光は、上記電気光学結晶または少なくともその一部分を透過した後、反射され、再度、前記電気光学結晶または少なくともその一部分を透過したのち、第2偏光として第2光路に戻って再入射するものであることを特徴とする請求項1あるいは2に記載の電界測定装置。
  4. 上記偏光面検出手段は、第2偏光の偏光状態の変化を光強度の変化に変換する検波光学系と、
    前記検波光学系の光出力を電気信号として出力する光電変換器と、を具備することを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載の電界測定装置。
  5. 上記光学結晶に上記第3偏波保持光ファイバーの端部が光学的に接続されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1つに記載の電界測定装置。
  6. 上記光学結晶に上記第3偏波保持光ファイバーの端部がコリメータを介して接続されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1つに記載の電界測定装置。
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