JP2012051137A - インクジェット記録装置およびインクジェット記録装置の記録ヘッド回復方法 - Google Patents

インクジェット記録装置およびインクジェット記録装置の記録ヘッド回復方法 Download PDF

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【課題】記録ヘッドの吐出口近傍に付着した強固なインク固着物を確実に除去することができるインクジェット記録装置の記録ヘッド回復方法を提供する。
【解決手段】インク滴を吐出するための吐出口列が複数設けられ、複数の吐出口列の配列方向Bに移動して記録媒体に記録を行う記録ヘッド401,402と、複数の吐出口列が設けられた吐出口面401a,402aと当接して吐出口面401a,402aを払拭するための払拭部材411と、記録ヘッド401,402と払拭部材411との相対移動を制御する制御部と、を備え、制御部は、払拭部材411が所定の吐出口列と当接した状態で相対移動を一時停止させることを特徴とする。
【選択図】図6

Description

本発明は、記録媒体にインク滴を吐出して画像を形成するインクジェット記録装置、およびインクジェット記録装置の記録ヘッド回復方法に関する。
記録ヘッドの複数の吐出口からインク滴を吐出させて画像を形成するインクジェット記録装置では、吐出口に紙粉などのゴミが付着することによって、正常な吐出ができなくなることがある。また、インク滴の吐出の際には、記録媒体に着弾するインク滴よりもサイズが小さいインクミストが発生するが、これが吐出口近傍に付着し、乾燥固着することによっても、同様に吐出不良が発生することがある。そのため、従来より、このような吐出口近傍に付着したゴミやインク固着物を除去する各種のクリーニング手段が用いられている。
特許文献1では、弾性を有する素材で作られた、吐出口面を払拭するための払拭部材と、払拭部材を吐出口面に接触させるための当接部材とを有する払拭ユニットを装着したクリーニング手段が提案されている。シート状の払拭部材を用いて記録ヘッドの吐出口列に対して垂直方向に摺擦することによって、より強い払拭効果が得られることが知られている。
特開2005−21809号公報
近年のインクジェット記録装置では、画像形成面での定着性を向上させるために、複数種の異なるインクを備え、それらが記録媒体上で混ざり合い、化学的に固着する性質を持つインクシステムが採用されている。あるいは、紫外線や熱によって固着するインクを備えたインクシステムも採用されている。これらのインクシステムの場合、吐出口近傍には、非常に強固に固化したインクが付着することになる。しかしながら、上述のクリーニング手段では、このような強固なインク固着物を除去しきれないため、これに対する対策が求められていた。
本発明は、記録ヘッドの吐出口近傍に付着した強固なインク固着物を確実に除去することができるインクジェット記録装置、およびインクジェット記録装置の記録ヘッド回復方法を提供することを目的とする。
上述した目的を達成するために、本発明のインクジェット記録装置は、インク滴を吐出するための吐出口列が複数設けられ、複数の吐出口列の配列方向に移動して記録媒体に記録を行う記録ヘッドと、複数の吐出口列が設けられた吐出口面と当接して吐出口面を払拭するための払拭部材と、記録ヘッドと払拭部材との相対移動を制御する制御手段と、を備え、制御手段は、払拭部材が所定の吐出口列と当接した状態で相対移動を一時停止させることを特徴とする。
また、本発明のインクジェット記録装置の記録ヘッド回復方法は、インク滴を吐出するために設けられた複数の吐出口列の配列方向に移動して記録媒体に記録を行う記録ヘッドを備えたインクジェット記録装置の記録ヘッド回復方法であって、払拭部材を複数の吐出口列が設けられた吐出口面に当接させて、吐出口面を払拭する工程を含み、この工程が、払拭部材を所定の吐出口列と当接させた状態で、記録ヘッドと払拭部材との相対移動を一時停止させることを含むことを特徴とする。
本発明によれば、記録ヘッドの吐出口近傍に付着した強固なインク固着物を確実に除去することができるインクジェット記録装置、およびインクジェット記録装置の記録ヘッド回復方法を提供することができる。
本発明のインクジェット記録装置の概略斜視図である。 記録ヘッドのインク配列を示す概略図である。 拭きユニットおよび記録ヘッドの断面図である。 拭きユニットによる基本的な払拭動作を説明する図である。 本発明のインクジェット記録装置の制御系ブロック構成図である。 第1の実施形態に係る一連の払拭動作を説明する図である。 第2の実施形態に係る一連の払拭動作を説明する図である。
以下、図面を参照して、本発明のインクジェット記録装置の記録ヘッド回復方法の実施形態について説明する。
[第1の実施形態]
図1から図6を参照して、本発明の第1の実施形態におけるインクジェット記録装置の記録ヘッド回復方法を説明する。
まず、本実施形態の記録ヘッド回復方法が実施されるインクジェット記録装置の全体構成を説明する。図1は、本実施形態のインクジェット記録装置を概略的に示す斜視図である。
本実施形態のインクジェット記録装置1は、インク滴を吐出するための吐出口列が複数設けられ、各吐出口列の複数の吐出口からインク滴を吐出して記録媒体407に記録を行う2つの記録ヘッド401,402を有している。第1の記録ヘッド401は、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック、ライトシアン、ライトマゼンタの6色のインクが収容されたインクタンクと、それぞれのインクに対応した吐出口列とが一体化した構成を有している。第2の記録ヘッド402は、第1の記録ヘッド401と同様に、6色のインクタンクと、それぞれのインクに対応した吐出口列とが一体化した構成を有している。第1の記録ヘッド401および第2の記録ヘッド402は、キャリッジ(図示せず)に支持され、複数の吐出口列の配列方向に平行な主走査方向Xに往復走査する。
図2に第1の記録ヘッド401および第2の記録ヘッド402の吐出口の配列を示す。第1の記録ヘッド401には、往路走査方向Bの上流側から順番に、シアンC、ライトシアンLC、イエローY、マゼンタM、ブラックBk、ライトマゼンタLMの吐出口列が配置されている。同様に、第2の記録ヘッド402には、ライトマゼンタLM、ブラックBk、マゼンタM、イエローY、ライトシアンLC、シアンCの吐出口列が、この順番で配置されている。すなわち、第1の記録ヘッド401と第2の記録ヘッド402は、それぞれの吐出口列の配列が左右対称となるように配置されている。これによって往路と復路の両方の走査で画像を形成しても、記録媒体へのインク滴の着弾順による色ムラを防止することができる。なお、各インクの吐出口は、記録ヘッドの走査方向Bと直交する方向に延びる吐出口列(図示せず)を形成している。
また、インクジェット記録装置1は、図1に示すように、記録媒体407の搬送および給紙を行う、排紙ローラ404および搬送ローラ406を有している。排紙ローラ404は、補助ローラ405と共に記録媒体407を支持し、図中矢印Dの方向に回転して、記録媒体407を副走査方向Yに随時搬送する役割を果たす。また、搬送ローラ406は、記録媒体407の給紙を行うとともに、搬送ローラ404および補助ローラ405と同様に記録媒体407を支持する役割を果たす。
また、インクジェット記録装置1は、記録ヘッド401,402の走査中に複数の吐出口列が設けられた吐出口面401a,402aと対向するように、記録ヘッド401,402の走査経路上に配置された2つのユニット409,410を有している。1つは、記録ヘッド401,402からのインク滴の吐出状態を検知する不吐検出ユニット(吐出状態検知手段)409である。不吐検出ユニット409内には、赤外線の発光素子と、受光素子とが対となるように設置されている(図示せず)。不吐検出ユニット409は、記録ヘッド401,402が不吐検出ユニット409上に移動して、記録ヘッド401,402から吐出されるインク滴の飛翔経路と不吐検出ユニットの赤外線とが交差するときに機能する。このとき、不吐検出ユニット409は、吐出口から順次吐出されるインク滴によって発生する、受光素子による赤外線の途切れを検出することで、各吐出口におけるインク滴の吐出と不吐出とを判断することができる。
もう1つのユニットは、記録ヘッド401,402の吐出口面401a,402aをクリーニングする拭きユニット(払拭手段)410である。図3に、拭きユニット410の、記録ヘッド401の走査方向に沿った断面図を示す。
拭きユニット410は、ポリエステルにレーヨンを混ぜ合わせた不織布であって、固化したインクを溶解可能な溶液を含浸させた不織布(払拭部材)411を備えている。溶液は、9割のポリエチレングリコールと1割の水から構成されている。不織布411は、記録ヘッド401が拭きユニット410を通過する際に吐出口面401aと対向するように、不織布送りローラ412a,412bに巻かれて配置されている。これらのローラ412a,412bが回転することによって、不織布411は、図中矢印Eの方向に送られるようになっている。巻き取られる側の不織布送りローラ412bは、巻き取られる方向Eと反対方向にテンションが発生するように構成されており、不織布411は常に不織布送りローラ412a,412bに引っ張られることで、弛みのない状態が維持されている。なお、不織布411は、その幅が、記録ヘッド401,402の吐出口列の幅(列方向に沿った長さ)より5mm程度大きく設計されており、不織布411の中央と、吐出口列の中央とが重なるように設置されている。不織布送りローラ412a,412b同士の間には、ゴムなどの弾性体からなり、上下方向Fに移動して、不織布411を記録ヘッド401,402に当接させることができる拭き当接部材413が設置されている。拭き当接部材413は、図示したように上昇することで、不織布411を突き上げて記録ヘッド401の吐出口面401aに当接させる。この状態で、記録ヘッド401が図中矢印Bの方向に走査することにより、吐出口面401a上の付着物を、不織布411によって払拭することが可能となる。なお、拭き当接部材413が最も高くなる位置は、吐出口面401a,402aに対して不織布411の侵入量が1mmとなるように設計されている。
ここで、図4を参照して、拭きユニット410による記録ヘッド401の基本的な払拭動作を説明する。図4は、払拭動作中の拭きユニット410を示す、図3に対応した断面図である。本実施形態では、不織布(払拭部材)411が記録ヘッド401,402の吐出口面401a,402aと当接した状態で、記録ヘッド401,402と不織布411との相対移動が行われる。これにより、吐出口面401a,402a上の付着物が払拭される。この払拭動作は、インクジェット記録装置の後述する制御部によって制御される。
初期状態では、図4(a)に示すように、拭き当接部材413は上昇しており、それに伴い不織布411も突き上げられた状態となっている。位置Aには、記録ヘッド401の通過を検知する赤外線センサが設置されており、記録ヘッド401が位置Aを通過すると、タイマーが作動するようになっている(図4(b)参照)。位置Aを通過後、さらに記録ヘッド401が進行し、突き上げられた状態の不織布411上を通過すると(図4(c)参照)、吐出口面401aに付着して固化したインク固着物が払拭される。そして、記録ヘッド401の位置Aの通過から0.5秒後に、拭き当接部材413が下降する。下降した不織布411上には、図4(d)に示すように、記録ヘッド401の吐出口面401aとの当接箇所にインク固着物414が残されている。なお、拭き当接部材413が下降するタイミングは、記録ヘッド401が完全に拭き当接部材413を通過した時点に設定される。次に、不織布送りローラ412a、412bが所定量回転し、図4(e)に示すように、不織布411が矢印Eの方向に所定量移動する。これにより、次回の払拭動作時に拭き当接部材413が上昇した際に、付着物によって汚れていない箇所を記録ヘッド401の吐出口面401aに当接させることが可能となる。次に、図4(f)に示すように、拭き当接部材413が再び上昇して次回の払拭動作に待機する状態となる。なお、図4では、1回の払拭動作(すなわち、1つの当接箇所)で第1の記録ヘッド401のみが払拭される場合が図示されているが、実際には、1回の払拭動作で2つの記録ヘッド401,402の全ての吐出口列が払拭されることになる。したがって、記録ヘッド401,402の走査方向下流側の吐出口列は、上流側の吐出口列近傍のインク固着物が付着した状態の不織布411で払拭されることになるため、下流側の吐出口列では、上流側のインクと下流側のインクとが混色することがある。そのため、払拭後は、混色したインクを排出するためにインクを吐出する予備吐出という動作が、各吐出口につき10回程度行われる。本実施形態では、不織布送りローラ412b側の不織布411上に上記予備吐出が実行される。
本実施形態のインクジェット記録装置1で採用しているインクは、熱を加えることによって、インク中の水分が蒸発し、続いて軟化、そして被膜化するという性質を持つエマルション成分を多く含んでいる。したがって、記録媒体407上でインクを被膜化させることによって、画像の耐候性、耐水性、耐擦化性を向上させることができる。そのために、本実施形態のインクジェット記録装置1には、図1に示すように、記録ヘッド401,402の近傍に、記録媒体407、特に画像形成中の画像形成領域を加熱する定着ヒータ(加熱手段)408が設けられている。本実施形態では、定着ヒータ408は、記録ヘッド401,402の走査経路に沿って設けられており、最大画像形成幅よりも両側にそれぞれ100mm拡張された長さを有している。これにより、記録媒体407を、画像形成領域の全域に渡り均一に加熱することができる。また、定着ヒータ408は、インクジェット記録装置1に設けられた、記録媒体407の表面温度を計測する温度センサ(温度計測手段、図示せず)に基づいて、常に表面温度を60℃に保つように制御されている。
また、インクジェット記録装置1は、図5に示すように、上述した払拭動作と共に、画像形成の一連の動作を制御する制御部(制御手段)10を有している。図5は、本実施形態のインクジェット記録装置1の制御系の概略ブロック構成図であり、以下に、その制御系の動作について説明する。
インクジェット記録装置1は、ホストコンピュータ300から、記録情報を制御信号として受信する。記録情報は、インクジェット記録装置1内部の入出力インタフェイス301に一時保存されると同時に、インクジェット記録装置1内で処理可能なデータに変換され、記録ヘッド駆動信号の供給手段を兼ねるCPU302に入力される。CPU302は、ROM303に保存されている制御プログラムに基づき、CPU302に入力されたデータをRAM304等の周辺ユニットを用いて処理し、記録するデータ(画像データ)に変換する。また、CPU302は、画像データを記録媒体407上の適当な位置に記録すべく、画像データに同期して記録媒体407および記録ヘッド401,402を移動させる駆動用モータ306の駆動データを生成する。画像データおよびモータ駆動データは、それぞれヘッドドライバ307およびモータドライバ305を介して、記録ヘッド401,402、および駆動モータ306に伝達され、これにより制御されたタイミングで画像が形成される。
ここで、再び図1を参照して、以上の構成を有するインクジェット記録装置1における画像形成の一連の動作を説明する。
まず、非画像形成時、記録ヘッド401,402はホームポジションHで待機している。記録開始命令を受信すると、まず定着ヒータ408が加熱を開始する。記録媒体407の表面温度が60℃に達すると、記録ヘッド401,402が往路走査方向(ホームポジション位置Hから離れる方向)に走査を開始し、画像データに従って、インク滴を吐出して記録媒体407上に1走査分の画像を形成する。記録媒体407の端部まで記録データの記録が終了すると、紙送りローラ404が矢印Dの方向へ回転することにより、副走査方向Yへ所定幅だけ紙送りされる。次に、記録ヘッド401,402が復路走査方向(ホームポジションHに向かう方向)に走査しながら、さらに1走査分の画像を形成する。そして、紙送りローラ404が矢印Dの方向へ回転することにより、さらに副走査方向へ所定幅だけ紙送りされる。以上の動作を繰り返すことによってマルチパスによる画像が形成される。本実施形態では、記録ヘッド401,402がホームポジションHに移動するたびに、拭きユニット410によって、吐出口面401a,402aに付着したインクミストの払拭動作が実施される。
記録媒体への画像形成後、記録ヘッドの吐出口近傍には、固化したインクが強固に固着しており、次回の画像形成のためには、このインク固着物を確実に除去しておく必要がある。この目的のために、本実施形態では、上述した基本的な払拭動作中に、不織布(払拭部材)411の吐出口面401a,402aに対する相対移動が所定の吐出口列で一時停止するようになっている。これにより、吐出口面401a,402aと不織布411との当接が所定時間維持されることで、その当接箇所に付着したインク固着物を溶解させることができ、より確実に払拭させることが可能となる。この当接箇所での相対移動の停止時間は、上述したインクジェット記録装置1の制御部10によって、吐出口面401a,402aの状態に応じて可変に設定することができる。本実施形態では、記録媒体への画像形成後、不吐検出ユニット409によって第1の記録ヘッド401、第2の記録ヘッド402の全吐出口の不吐出判定を行い、この不吐出判定の結果に基づいて、吐出口面401a,402a上の各位置での停止時間が設定される。表1に、不吐検出ユニット409によって不吐出判定された吐出口列当たりの吐出口の数と、その吐出口列で相対移動を停止させる時間の関係を示す。
Figure 2012051137
表1に示すように、停止時間は、不吐出(吐出不良)と判定された吐出口の数が多いほど長く設定される。これは、不吐出と判定された吐出口が多いほどインク固着物がより強固に広範囲に渡って付着しているために、その箇所に払拭部材をより長い時間当接させてインク固着物を溶解させる必要があるためである。
続いて、表2に実際の不吐出判定結果の例を示す。表2の例では、第1の記録ヘッドのシアンC30個、ブラックBk5個の吐出口が不吐出と判定され、第2の記録ヘッドのブラックBk15個、マゼンタM4個の吐出口が不吐出と判定されている。表1の関係から、それぞれの停止時間は、第1の記録ヘッドではシアン30秒、ブラック5秒、第2の記録ヘッドではブラック10秒、マゼンタ5秒と決定される。
Figure 2012051137
次に、図6を参照して、表2の結果に基づいた、実際のインク固着物の溶解および払拭動作の例について説明する。図6は、払拭動作中の拭きユニット410と第1および第2の記録ヘッド401,402とを示す、図3に対応した断面図である。払拭動作は、復路走査方向Bの上流側から行われ、したがって、ここでは第2の記録ヘッド402のマゼンタMから行われる。まず、図6(a)に示すように、第2の記録ヘッド402のマゼンタMの吐出口列が不織布411に当接する位置まで記録ヘッド401,402が移動し、その場所で移動を5秒間停止させる。停止した状態における当接領域は、払拭すべき吐出口列を十分に覆うことができるように構成されている。5秒経過後、記録ヘッド401,402は、第2の記録ヘッド402のマゼンタMの吐出口列を払拭しながら、図6(b)に示すように、第2の記録ヘッド402のブラックBkの吐出口列が不織布411に当接するまで移動する。そこでは10秒間、記録ヘッド401,402は移動を停止させる。10秒経過後、記録ヘッド401,402は、第2の記録ヘッド402のブラックBkの吐出口列を払拭しながら、図6(c)に示すように、不織布411との当接箇所が第1の記録ヘッド401のブラックBkの吐出口列の位置になるまで移動する。そこでは5秒間、記録ヘッド401,402は移動を停止させる。5秒経過後、最後に、記録ヘッド401,402は、第1の記録ヘッド401のブラックBkの吐出口列を払拭しながら、図6(d)に示すように、不織布411との当接箇所が第1の記録ヘッド401のシアンCの吐出口列の位置になるまで移動する。そこでは30秒間、記録ヘッド401,402は移動を停止させる。30秒経過後、記録ヘッド401,402は、第1の記録ヘッド401のシアンCの吐出口列を払拭しながら移動する。このように、不織布411との当接がそれぞれ吐出口列の位置で所定時間行われることによって、吐出口に付着したインク固着物を溶解させることができ、それにより、強固な固着物であっても払拭することが可能となる。全ての払拭が終了した後、記録ヘッド401,402が往路走査方向と反対方向に走査する際に、不織布411上の払拭済み領域に予備吐出が実行され、払拭の際に吐出口に混入した溶剤や混色したインクが排出される。
なお、本実施形態では、不吐検出判定結果に応じて、溶解払拭する吐出口列やタイミングが決定されているが、本発明はこれに限定されることはない。これ以外でも固着が発生した時点で払拭動作を実施することができ、それにより、上述と同様の効果を得ることができる。
また、払拭動作の対象となるインク色が多いときには、払拭動作を複数回に分け、各動作ごとに払拭部材(不織布)を所定量巻き取ることで、それぞれの払拭動作を清浄な状態の払拭部材で行うことができる。それにより、インク固着物の溶解を十分に行うことができ、混色も防止することができる。
また、本実施形態では、払拭動作後に予備吐出だけが実施されているが、吐出口列をゴムなどのキャップ部材で密閉し、ポンプを用いて内部を負圧にするなどして、吐出口内のインクを吸引する吸引回復動作などと組み合わせて実施されてもよい。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態におけるインクジェット記録装置の記録ヘッド回復方法を説明する。
なお、以下に示す各実施形態は、第1の実施形態において示したインクジェット記録装置を用いて実施され、第1の実施形態とは、払拭動作の設定や構成の変更がなされている点でのみ異なっている。したがって、以下に示す各実施形態では、これら第1の実施形態と異なる点のみ説明する。
本実施形態は、第1の実施形態に対して、不織布411の吐出口面401a,402aに対する相対移動の停止時間の設定方法を変更した変形例である。停止時間は、予め設定されたいくつかのクリーニング条件のうち、プリンタ本体のタッチパネルから選択されたクリーニング条件によって決定される。これらのクリーニング条件には、吐出口に固着物が付着するなどして吐出不良となり、画像形成に欠陥がある場合に、ユーザが任意に選択して実行可能ないくつかの払拭動作が含まれている。具体的には、各クリーニング条件に対して、クリーニングを実施する対象(記録ヘッド)と、それに対する各吐出口列での停止時間とが予め設定されている。表3に、その対応関係を示す。
Figure 2012051137
クリーニング条件CL1とクリーニング条件CL2は、第1の記録ヘッド401を対象としており、停止時間として、それぞれ5秒と30秒が設定されている。クリーニング条件CL3とクリーニング条件CL4は、第2の記録ヘッド402を対象としており、停止時間として、それぞれ5秒と30秒が設定されている。
一例として、第2の記録ヘッド402を対象としたクリーニング条件CL3での払拭動作について、図7を参照して説明する。図7は、払拭動作中の拭きユニット410と第1および第2の記録ヘッド401,402とを示す、図3に対応した断面図である。払拭動作を実行する順番は、第1の実施形態と同様に、記録ヘッド401,402の復路走査方向Bの上流側からである。すなわち、払拭動作は、第2の記録ヘッド402のシアンM、ライトシアンLC、イエローY、マゼンタM、ブラックBk、ライトマゼンタLMの順に実施される。まず、記録ヘッド401,402は、図7(a)に示すように、第2の記録ヘッド402のシアンCの吐出口列が不織布411に当接する位置に移動し、その場所で移動を5秒間停止させる。続いて、記録ヘッド401,402は、第2の記録ヘッド402のシアンCの吐出口列を払拭しながら、図7(b)に示すように、第2の記録ヘッド402のライトシアンLCの吐出口列が不織布411に当接するまで移動し、その場所で移動を5秒間停止させる。その後、図7(c)から図7(f)に示すように、同様の動作がイエローY、マゼンタM、ブラックBk、ライトマゼンタLMの順に実施される。全ての払拭が終了した後、記録ヘッド401,402が往路走査方向と反対方向に走査する際に、不織布411上の払拭済み領域に予備吐出が実行され、払拭の際に吐出口に混入した溶剤や混色したインクが排出される。
クリーニング条件CL1,CL2,CL4に関しても、それぞれの対象ヘッドに対して、設定された停止時間で上記クリーニングCL3と同様の払拭動作が実行される。このように、対象ヘッドと停止時間とが異なる複数のクリーニング条件が予め設定されていることで、ユーザが吐出不良の状況に応じて最適な払拭動作を任意に選択することができる。そのため、最適なクリーニング時間で吐出口面に付着したインク固着物を溶解して除去することができる。より強固な固着成分を溶解することができるので、停止時間が長いほど、払拭能力としては高いことになる。したがって、例えばクリーニングの種類をクリーニング小、クリーニング中、クリーニング大として徐々に停止時間を長く設定することで、ユーザがそのときの状況に応じて最適なクリーニング条件を選択することができる。
なお、本実施形態のように、必ずしも記録ヘッドごとにクリーニング条件を設定する必要はなく、インク色ごとにクリーニング条件が設定されていても同様の効果を得ることができる。また、当然ながら、停止時間もインクごとの固着のしやすさや固着の強さに応じて変更されていてよく、それにより、よりよい払拭効果を得ることができる。
本実施形態は、ユーザが予め任意に選択できるクリーニング条件を対象としたが、自動で実施されるクリーニング動作に関しても上述と同様の構成とすることで、本発明の効果を得ることができる。また、本実施形態では、払拭動作後に予備吐出だけが実施されているが、吐出口列をゴムなどのキャップ部材で密閉し、ポンプを用いて内部を負圧にするなどして、吐出口内のインクを吸引する吸引回復動作などと組み合わせて実施されてもよい。
[第3の実施形態]
次に、本発明の第3の実施形態におけるインクジェット記録装置の記録ヘッド回復方法を説明する。
本実施形態は、第1の実施形態における記録媒体407への画像形成後の払拭動作の他に、画像形成の一連の動作中に、記録ヘッド401,402がホームポジションHに移動するたびに実施される払拭動作に関するものである。記録ヘッド401,402の1走査ごとの払拭動作は、画像形成中に記録ヘッド401,402の吐出口面401a,402aに付着したインクミストが吐出口面401a,402aの温度によって固着したものを除去するために実施される。吐出口面401a,402aの温度は、画像形成領域を加熱するための定着ヒータ408の温度に大きく依存することがわかっている。すなわち、定着ヒータ408の温度が高いほど、吐出口面401a,402aの温度は高くなるため、そのような状況では、インクがより強固に吐出口面401a,402aに固着することになる。そこで、本実施形態では、定着ヒータ408の温度に応じて、払拭部材(不織布)411と吐出口面401a,402aとの相対移動の停止時間が変更される。表4に、定着ヒータ408の温度と停止時間との関係を示す。
Figure 2012051137
表に示すように、定着ヒータ408の温度が60℃の際には、不織布411の相対移動を、吐出口面401a,402aの各インク色の位置でそれぞれ0.1秒間停止させる。また、定着ヒータ408の温度が70℃および80℃の際には、停止時間は、それぞれ0.2秒および0.3秒である。すなわち、停止時間は、定着ヒータ408の温度、つまり吐出口面401a,402aの温度が高いほど長く設定される。定着ヒータ408の温度が高いほど画像形成時にインクがより固着する状態となるが、このように、不織布(払拭部材)411の相対移動の停止時間を長くすることによって、固着物を十分に溶解して払拭することができる。なお、定着ヒータ408の温度は、記録媒体407の種類などの各種記録条件によって変更され、したがって、本実施形態での値に限定されるものではない。
[第4の実施形態]
次に、本発明の第4の実施形態におけるインクジェット記録装置の記録ヘッド回復方法を説明する。
本実施形態は、第3の実施形態における払拭動作に対して、停止時間の設定方法を変更した変形例である。停止時間は、予め決定された記録ヘッド401,402による画像形成条件に応じて設定されるが、その例を表5に示す。
Figure 2012051137
表5(a)は、記録ヘッド401,402と記録媒体407との距離に対する停止時間の関係を示しており、表5(b)は、記録画像デューティと停止時間との関係を示している。吐出口面401a,402aに付着するインクミストの量は、記録ヘッド401,402と記録媒体407の距離によって大きく異なる。距離が大きいほど、インクミストの付着量は多くなり、より強固な固着物を生じさせる。これを払拭するためには停止時間を長く設定する必要がある。表5(a)に示すように、記録ヘッド401,402と記録媒体407の距離が3.2mm、2.0mm、1.4mmの場合、停止時間はそれぞれ、0.3秒、0.2秒、0.1秒に設定される。一方で、記録画像デューティに関しては、デューティが高いほど、吐出口面401a,402aに付着するインクミスト量が多く、また記録ヘッド401,402の温度も高くなるため、よりインクが固着しやすい状態となる。画像デューティが50%以下、51〜75%、76%以上の場合、停止時間はそれぞれ0.1秒、0.2秒、0.3秒に設定される。なお、ここでいう記録画像デューティとは、記録ヘッド401,402の1走査あたりの画像デューティである。停止時間が長いほど、強力な固着であっても溶解することができるので、それらを十分に払拭することができる。本実施形態では、停止時間は、記録ヘッド401,402と記録媒体407との距離や、記録画像デューティに応じてそれぞれ設定されているが、その両方を組み合わせたパラメータに対して設定されていてもよい。あるいは、停止時間は、インクの固着に影響する、これら以外の画像形成条件に応じて設定されていてよく、それによっても同様の効果を得ることができる。
401,402 記録ヘッド
401a,402a 吐出口面
410 拭きユニット
411 不織布

Claims (10)

  1. インク滴を吐出するための吐出口列が複数設けられ、該複数の吐出口列の配列方向に移動して記録媒体に記録を行う記録ヘッドと、
    前記複数の吐出口列が設けられた吐出口面と当接して該吐出口面を払拭するための払拭部材と、
    前記記録ヘッドと前記払拭部材との相対移動を制御する制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、前記払拭部材が所定の吐出口列と当接した状態で前記相対移動を一時停止させることを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 前記制御手段が、前記相対移動の前記所定の吐出口列での停止時間を可変に設定することを特徴とする、請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  3. 前記所定の吐出口列でのインク滴の吐出状態を検知する吐出状態検知手段を有し、
    前記制御手段が、前記吐出状態検知手段によって検知された吐出状態に基づいて、前記停止時間を設定することを特徴とする、請求項2に記載のインクジェット記録装置。
  4. 前記制御手段が、吐出不良である前記吐出口列当たりの吐出口の数が多いほど、前記停止時間を長く設定することを特徴とする、請求項3に記載のインクジェット記録装置。
  5. 前記制御手段が、予め設定された複数の条件から選択された条件を前記停止時間に設定することを特徴とする、請求項2に記載のインクジェット記録装置。
  6. 前記記録ヘッドの走査経路に沿って前記記録媒体を加熱する加熱手段と、前記記録媒体の表面温度を計測する温度計測手段とを有し、
    前記制御手段が、前記温度計測手段によって計測された前記記録媒体の表面温度に基づいて、前記停止時間を設定することを特徴とする、請求項2に記載のインクジェット記録装置。
  7. 前記制御手段が、前記記録媒体の表面温度が高いほど、前記停止時間を長く設定することを特徴とする、請求項6に記載のインクジェット記録装置の記録ヘッド回復方法。
  8. 前記制御手段が、予め決定された前記記録ヘッドによる画像形成条件を前記停止時間に設定することを特徴とする、請求項2に記載のインクジェット記録装置の記録ヘッド回復方法。
  9. 前記画像形成条件が、前記記録ヘッドと記録媒体との距離、および記録画像デューティの少なくとも一方を含むことを特徴とする、請求項8に記載のインクジェット記録装置の記録ヘッド回復方法。
  10. インク滴を吐出するために設けられた複数の吐出口列の配列方向に移動して記録媒体に記録を行う記録ヘッドを備えたインクジェット記録装置の記録ヘッド回復方法であって、
    払拭部材を前記複数の吐出口列が設けられた吐出口面に当接させて、前記吐出口面を払拭する工程を含み、
    前記工程が、前記払拭部材を所定の吐出口列と当接させた状態で、前記記録ヘッドと前記払拭部材との相対移動を一時停止させることを含むことを特徴とする、インクジェット記録装置の記録ヘッド回復方法。
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