JP2012050279A - 蓄電装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】回生電力による燃費改善効果を運転者に正確に示すことが可能な蓄電装置の提供。
【解決手段】発電機11、負荷19と充放電回路25を介して接続される蓄電部27と、入出力電圧検出回路31、入出力電流検出回路33、および制御回路37と、を備え、制御回路37は、発電機11が発電する回生電力を蓄電部27に充電するよう充放電回路25を制御するとともに、蓄電部27から前記回生電力を負荷19へ放電するよう充放電回路25を制御する際に、入出力電圧検出回路31で検出される入出力電圧Vb、入出力電流検出回路33で検出される入出力電流I、前記回生電力を負荷19に放電する放電期間t、およびあらかじめ求められた換算係数kに基いて、前記回生電力が実際に前記負荷で消費されることにより節約できたエンジンの燃料節約量Fsを出力するようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、回生電力を回収する蓄電装置に関するものである。
従来、車両の回生エネルギ量を算出し、運転者に報知する回生エネルギ量報知装置が例えば特許文献1に提案されている。このような回生エネルギ量報知装置のブロック構成図を図5に示す。前記車両のエンジン101はトランスミッション103を介してプロペラシャフト105に機械的に接続される。一方、モータジェネレータはギア109、クラッチ111を介してトランスミッション103に機械的に接続される。従って、クラッチ111やトランスミッション103が適宜制御され、エンジン101とモータジェネレータ107の動力により前記車両を走行させることができる。
モータジェネレータ107にはモータジェネレータインバータ(以下、M/Gインバータ113という)を介してバッテリ115が電気的に接続されている。このバッテリ115にはM/Gインバータ113を介してモータジェネレータ107が生起する回生エネルギが蓄電される。このような制御を行うために、M/Gインバータ113にはモータ制御装置117が、バッテリ115にはバッテリ制御装置119が、それぞれ内蔵されている。さらに、M/Gインバータ113にはモータジェネレータ107の発電量を検知する発電量検知部121が設けられている。モータ制御装置117、バッテリ制御装置119、および発電量検知部121はハイブリッド制御装置123に接続されている。また、ハイブリッド制御装置123にはメータ125が接続されている。
このような回生エネルギ量報知装置において、前記車両が減速することによりモータジェネレータ107が回生電力を発生する回生状態となれば、それにより生起された前記回生エネルギがM/Gインバータ113によりバッテリ115へ蓄電される。この際、ハイブリッド制御装置123が発電量検知部121の出力からモータジェネレータ107の前記発電量を積算する。そして、モータジェネレータ107が非回生状態となれば、ハイブリッド制御装置123はそれまでに積算した前記発電量から回生エネルギ量(具体的には回生充電量)を算出し、メータ125に前記回生充電量を表示することで、前記運転者に報知する。
特開2009−38900号公報
上記した図5の回生エネルギ量報知装置によると、確かに運転者に回生充電量を知らせることができるのであるが、前記回生充電量はバッテリ115を蓄電するためにM/Gインバータ113から供給された量であり、実際に有効活用された前記回生エネルギ量との間には誤差が生じる。これは次の理由による。バッテリ115は内部抵抗値を有するので、前記回生エネルギを充電する際に前記内部抵抗値により充電時の損失が発生する。同様に、バッテリ115に蓄えた前記回生エネルギを放電する際にも前記内部抵抗値による放電時の損失が発生する。さらに、バッテリ115から放電された前記回生エネルギがM/Gインバータ113からモータジェネレータ107に供給される際に、M/Gインバータ113における損失が発生する。このように、バッテリ115に蓄えた前記回生充電量の全量がモータジェネレータ107で有効活用されるのではなく、バッテリ115の充放電損失、およびM/Gインバータ113の損失が発生しているので、実際に有効活用された前記回生エネルギ量として前記回生充電量を用いると、上記した損失分の前記誤差が発生するという課題があった。
さらに、バッテリ115の前記内部抵抗値は温度や劣化進行により変化し、M/Gインバータ113の効率も昇降圧比や温度によって変化するので、バッテリ115やM/Gインバータ113の損失も状況に応じて変化する。従って、前記損失分による前記誤差を正確に求めることが困難であるという課題があった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、蓄電装置に蓄えられた回生電力の内、前記誤差を考慮した、実際に有効活用された前記回生電力による燃費改善効果を前記運転者に正確に示すことが可能な蓄電装置を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の蓄電装置は、エンジンにより発電する発電機、および負荷と、前記発電機、および前記負荷と充放電回路を介して電気的に接続される蓄電部と、前記充放電回路の前記負荷側に接続される入出力電圧検出回路、および入出力電流検出回路と、前記充放電回路、入出力電圧検出回路、および入出力電流検出回路と電気的に接続される制御回路と、を備え、前記制御回路は、前記発電機が発電する回生電力を前記蓄電部に充電するよう前記充放電回路を制御するとともに、前記蓄電部から前記回生電力を前記負荷へ放電するよう前記充放電回路を制御する際に、前記入出力電圧検出回路で検出される入出力電圧(Vb)、前記入出力電流検出回路で検出される入出力電流(I)、前記回生電力を前記負荷に放電する放電期間(t)、およびあらかじめ求められた換算係数(k)に基いて、前記回生電力が実際に前記負荷で消費されることにより節約できた前記エンジンの燃料節約量(Fs)を出力するようにしたものである。
本発明の蓄電装置によれば、入出力電圧(Vb)と入出力電流(I)を測定することにより求めた、蓄電装置から負荷に出力される回生電力に基いて、実際に前記負荷が消費することにより有効活用された回生エネルギ量を求め、それによる燃料節約量(Fs)を出力するので、運転者は前記回生電力により実際にどれだけの燃料が節約できたかを知ることができる。従って、前記回生電力による燃費改善効果を前記運転者に正確に示すことが可能な蓄電装置を実現でき、ひいては前記運転者に省エネ運転を促すことができるという効果を奏する。
本発明の実施の形態1における蓄電装置のブロック回路図 本発明の実施の形態1における蓄電装置の燃料節約量の計算動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態2における蓄電装置の燃料節約量の補正用の比率Dを求める動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態2における蓄電装置の補正後燃料節約量の計算動作を示すフローチャート 従来の回生エネルギ量報知装置のブロック構成図
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における蓄電装置のブロック回路図である。図2は、本発明の実施の形態1における蓄電装置の燃料節約量の計算動作を示すフローチャートである。なお、図1において太線は電力系配線を、細線は信号系配線をそれぞれ示す。
図1において、車両のエンジン(図示せず)によって発電する発電機11は、主電源13とスタータ15と電気的に接続される。ここで、発電機11は14.5Vの出力電圧が得られる構成としている。また、主電源13は鉛バッテリで構成され、その開放電圧は12Vのものを用いている。また、スタータ15は前記エンジンと機械的に接続され、前記エンジンの始動を行う。
発電機11には負荷19と電気的に接続される。ここで、負荷19は前記車両に搭載された電装品である。また、負荷19には蓄電装置21が電気的に接続される。従って、図1に示すように、発電機11、主電源13、スタータ15、および負荷19はいずれも蓄電装置21と電気的に接続される構成となる。
次に、蓄電装置21の詳細構成について説明する。
負荷19と電気的に接続される蓄電装置21の入出力端子23には、充放電回路25を介して蓄電部27と電気的に接続される。ここで、充放電回路25は蓄電部27に発電機11で発生した回生電力を充電したり、前記回生電力が発生していない時に蓄電部27に蓄えた前記回生電力を主電源13や負荷19等に放電する動作を行うもので、本実施の形態1では双方向DC/DCコンバータを用いた。なお、前記回生電力とは、減速時やブレーキ時など前記エンジンが燃料を消費しないで発電機11を駆動することにより得られた電力のことであると以下定義する。また、蓄電部27から放電された前記回生電力が主電源13に供給される場合は、前記回生電力を有効活用することができるので、蓄電部27の前記回生電力が充電される状態の主電源13は負荷19の一部であるとして扱う。
蓄電部27は定格電圧2.5Vの電気二重層キャパシタを4本直列接続した構成を有する。なお、上記した蓄電部27の構成は一例であり、必要な電力仕様に応じて、前記電気二重層キャパシタの本数を変えたり直並列接続や並列接続としてもよい。なお、蓄電部27の負極はグランド端子29を介して前記車両のグランドと電気的に接続される。
充放電回路25の負荷19側となる入出力端子23には入出力電圧検出回路31、および入出力電流検出回路33が接続される。ここで、入出力電圧検出回路31は前記グランドを基準とした入出力端子23における入出力電圧Vbを検出して出力する機能を有する。具体的には、2個の抵抗器(図示せず)の直列回路を入出力端子23と前記グランドとの間に接続した構成を有し、前記2個の抵抗器の接続点から入出力電圧Vbに相当する電圧を出力する構成としている。なお、入出力電圧検出回路31は上記した構成に限定されるものではなく、例えば入力許容電圧が20VのA/Dコンバータを直接入出力端子23に接続する構成としてもよい。
入出力電流検出回路33は充放電回路25により蓄電部27が充放電される際の入出力端子23に流れる入出力電流Iを検出し出力するもので、本実施の形態1では入出力端子23と充放電回路25との間に設けたシャント抵抗器(図示せず)の両端電圧を検出する構成とした。なお、入出力電流検出回路33は上記した構成に限定されるものではなく、例えばホール素子等で磁気的に検出する構成としてもよい。
一方、充放電回路25と蓄電部27との間には、蓄電部電圧検出回路35が電気的に接続されている。蓄電部電圧検出回路35により、蓄電部電圧Vcを検出し出力することができる。なお、蓄電部電圧検出回路35は入出力電圧検出回路31と同等の構成としている。
充放電回路25、入出力電圧検出回路31、入出力電流検出回路33、および蓄電部電圧検出回路35は信号系配線で制御回路37と電気的に接続される。制御回路37はマイクロコンピュータとメモリ等の周辺回路で構成され、入出力電圧検出回路31から入出力電圧Vbを、入出力電流検出回路33から入出力電流Iを、蓄電部電圧検出回路35から蓄電部電圧Vcを、それぞれ読み込む。また、制御回路37は制御信号contを充放電回路25に出力することにより、蓄電部27の充放電を制御する。さらに、制御回路37は外部端子39を介して車両用制御回路41と電気的に接続されており、データ信号dataにより車両用制御回路41との間で、後述する燃料節約量Fs、各種電圧電流値等の蓄電装置21のデータや、前記車両の状態を示すデータ等の様々なデータを送受信している。なお、データ信号dataは車両用通信規格に則って生成される。また、発電機11やスタータ15の制御は車両用制御回路41により行われるが、信号系配線の記載が煩雑になるため図1ではこれらの信号系配線を省略している。
次に、このような蓄電装置21の動作について説明する。
蓄電装置21の基本的な動作は、まず前記車両の減速時には発電機11が発生する前記回生電力を蓄電部27に充電するように制御回路37が充放電回路25を制御する。なお、前記回生電力の発生は、車両用制御回路41から送信される前記車両の状態に関するデータ信号data(例えば図示しないアクセルペダルやブレーキペダルの状態、車速、前記エンジンのフューエルカット信号など)を基に制御回路37が判断する。
次に、発電機11が前記回生電力を発生していない場合、すなわち前記エンジンが燃料を消費して発電機11を駆動し発電している場合や、前記車両がアイドリングストップ機能を有すればアイドリングストップ中である場合、制御回路37は蓄電部27に蓄えた前記回生電力を負荷19や主電源13に対し放電するように充放電回路25を制御する。これにより、前記回生電力を有効活用でき、前記車両の省燃費化が図れる。なお、発電機11が前記回生電力を発生していないことは、上記した前記車両の各種データを基に制御回路37が判断する。
次に、本実施の形態1の特徴となる燃料節約量Fsの出力について図2のフローチャートを参照しながら説明する。なお、図2のフローチャートは前記マイクロコンピュータのメインルーチン(図示せず)から呼び出されて実行されるサブルーチンである。
制御回路37は蓄電部27に蓄えた前記回生電力を負荷19や主電源13に対し放電する際に、前記メインルーチンから既定放電期間間隔Δt毎に図2のサブルーチンを実行する。ここで、既定放電期間間隔Δtは、あらかじめ前記マイクロコンピュータの演算速度や負荷19の消費電力変動速度を考慮して0.1秒と決定した。すなわち、0.1秒であれば前記マイクロコンピュータが燃料節約量Fsを十分に計算終了でき、かつ、負荷19の消費電力が0.1秒以内に大きく変動する可能性が小さいことから、既定放電期間間隔Δtを0.1秒と決定した。従って、図2のサブルーチンは前記回生電力が蓄電部27から放電されている間、0.1秒毎に実行されることになる。なお、既定放電期間間隔Δtは0.1秒に限定されるものではなく、特に前記消費電力変動速度が大きい場合には既定放電期間間隔Δtを小さくしてもよい。
図2のサブルーチンが実行されると、まず制御回路37は入出力電圧検出回路31で検出される入出力電圧Vbと、入出力電流検出回路33で検出される入出力電流Iとを読み込む(ステップ番号S11)。次に、燃料節約量Fsを(1)式により計算する(S13)。
Fs=k・Vb・I・Δt (1)
ここで、(1)式について説明する。蓄電装置21から放電される電力は、入出力端子23の入出力電圧Vbと、入出力端子23に流れる入出力電流Iとの積Vb・Iで求められる。ここで、上記したように負荷19の前記消費電力は既定放電期間間隔Δtの間に大きく変化する可能性は小さいので、入出力電圧Vbと入出力電流Iの積は既定放電期間間隔Δtでほぼ一定である。ゆえに、既定放電期間間隔Δtにおける蓄電装置21からの放電エネルギはVb・I・Δtとなる。
このようにして、蓄電部27に蓄えた前記回生電力の内、既定放電期間間隔Δtにおいて有効活用された前記放電エネルギを求めることができるが、これにより、どれだけの燃料を節約することができたのかを計算するために、あらかじめ求められ前記メモリに記憶されている換算係数kを乗じる。
換算係数kは、前記エンジンの既定運転パターン(例えば日本における前記車両の運転パターンであるJC08モード)において、発電機11により発電を行った状態における前記エンジンの負荷時燃料消費量Feと発電機11の発電エネルギEe、および発電機11が発電を行わない状態における前記エンジンの無負荷時燃料消費量Fmと、に基いて、(2)式により求められる。
k=(Fe−Fm)/Ee (2)
すなわち、負荷時燃料消費量Feは前記車両の前記既定運転パターンによって定められている負荷19の消費電力を発電機11が発電して供給した時の燃料消費量であり、無負荷時燃料消費量Fmは発電機11が前記エンジンによって回転駆動されるものの発電電力を取り出さない状態における燃料消費量であるので、両者の差(=Fe−Fm)は発電機11が前記既定運転パターンによって定められた負荷19の前記消費電力分を発電するために消費した燃料の量である。また、発電エネルギEeは前記既定運転パターンによって定められている負荷19の消費電力から定数として求められる。従って、発電機11の燃料消費量(=Fe−Fm)を発電エネルギEeで除することにより、単位発電エネルギ当たりの発電機11の燃料消費量を求めることができる。これを換算係数kと定義する。なお、本実施の形態1では、実際に前記車両の負荷時燃料消費量Fe、発電エネルギEe、および無負荷時燃料消費量Fmを測定することにより、換算係数k≒0.2cc/kJと決定した。なお、この数値は一例であり車種により異なるため、車種毎に求める必要がある。
これらのことから、蓄電装置21が負荷19や主電源13に供給した前記放電エネルギ(=Vb・I・Δt)に換算係数kを乗じる(1)式の計算を行うことで、既定放電期間間隔Δt(=0.1秒)に、実際に負荷19や主電源13が消費する電力を発電機11が発電するために本来前記エンジンが必要とする燃料を節約した量(燃料節約量Fs)を求めることができる。
次に、制御回路37は計算した前記エンジンの燃料節約量Fsをデータ信号dataにより車両用制御回路41に出力する(S15)。これを受け、車両用制御回路41は燃料節約量Fsを図示しない表示部により前記運転者に知らせる。これにより、前記運転者は前記回生電力による燃費改善効果として具体的な燃料節約量Fsが正確に把握できるので、前記運転者に蓄電装置21の燃費への貢献を示すことが可能となる。その後、制御回路37は図2のサブルーチンを終了して前記メインルーチンに戻る。
前記メインルーチンは蓄電装置21が放電している間、既定放電期間間隔Δt毎に図2のサブルーチンを実行するので、既定放電期間間隔Δt毎に燃料節約量Fsを出力する。従って、車両用制御回路41は既定放電期間間隔Δt毎に燃料節約量Fsを前記運転者に知らせることができる上、燃料節約量Fsを積算することで、前記車両の1使用当たりや新車時から現在までの蓄電装置21による燃料節約量Fsを知らせることもできる。また、積算された燃料節約量Fsは既定放電期間間隔Δt毎の瞬間的な燃料節約量Fsよりも絶対値が大きくなるので、前記車両の長期的な燃費計算の補正に用いることができる。
ここで、従来の図5の構成の場合は、発電量検知部121でモータジェネレータ107が回生状態における発電量を積算することにより回生エネルギ量を算出しているが、本実施の形態1の構成では、蓄電部27から実際に負荷19や主電源13に実際に供給した前記放電エネルギを基に燃料節約量Fsを求めている。従って、前者の場合はモータジェネレータ107の回生状態における前記回生エネルギ量を算出するのみであるので、その後、バッテリ115からM/Gインバータ113を介してモータジェネレータ107に電力が供給される際のバッテリ115とM/Gインバータ113の損失によるモータジェネレータ107への電力供給可能期間が短くなる点が前記回生エネルギ量には考慮されていないことになり、前記回生エネルギ量は実際に有効活用できた値に対し誤差が含まれる。一方、後者(本実施の形態1)の場合は蓄電装置21からの前記放電エネルギを求めるので、蓄電部27や充放電回路25の温度変化などによる変動分も含めた損失で負荷19や主電源13への電力供給可能期間が短くなる点を考慮した正確な燃料節約量Fsが求められる。
以上の構成、動作により、入出力電圧Vbと入出力電流Iを測定することにより求めた、蓄電装置21から負荷19(主電源13を含む)に出力される前記回生電力に基いて、実際に負荷19が消費することにより有効活用された前記回生エネルギ量(=前記放電エネルギ量)を求め、それによる燃料節約量Fsを出力することができるので、前記運転者は前記回生電力により実際にどれだけの燃料が節約できたかを、車両全体の燃費とは区別して知ることができる。従って、前記回生電力による燃費改善効果を前記運転者に正確に示すことが可能な蓄電装置21を実現できる。また、前記運転者が燃料節約量Fsを確認することで、前記運転者に対しできるだけ燃料節約量Fsが多くなるような省エネ運転を促すことができ、蓄電装置21の採用と相まって総合的に前記車両の燃費改善を図ることが可能となる。
なお、本実施の形態1では、有効活用された前記放電エネルギを燃料節約量Fs(単位はcc)に換算して出力しているが、これは、従来のように前記回生エネルギ量(単位はジュールやワット・時)を前記運転者に報知しても、その値でどの程度の燃費向上ができたのかを前記運転者が直感的に知ることが難しいためである。この観点から、燃料節約量Fsにより燃費を求めることも可能であるが、本実施の形態1の蓄電装置21の構成では、上記したように既定放電期間間隔Δt毎の瞬間的な燃料節約量Fsは絶対値が小さく、前記車両全体の前記燃費に占める瞬間的な燃料節約量Fsの貢献がほとんど得られない。これらのことから、本実施の形態1では、前記運転者にとってわかりやすく、かつ既定放電期間間隔Δt毎に前記運転者に報知しても意義のある数値として燃料節約量Fsを出力する構成としている。
また、本実施の形態1では、換算係数kを(2)式で求めた一定値として決定しているが、これは例えば前記車両の運転条件や温度等により複数の換算件数kを用いるようにしてもよいし、複数のパラメータに対応した換算係数kのテーブルを作成し前記メモリに記憶しておくようにしてもよい。これにより、より正確な燃料節約量Fsを求めることができる。
また、前記既定運転パターン下で換算係数kを求めているが、実際の運転パターンとでは換算係数kに誤差が含まれる可能性がある。そこで、例えば前記車両の前記既定運転パターンによる燃費と現在の燃費との差や比に応じて換算係数kを補正するようにしてもよい。
また、本実施の形態1では既定放電期間間隔Δt毎に燃料節約量Fsを求めているが、これは例えば蓄電装置21を建設機械等に用いた場合のように、負荷19の消費電力が安定している場合は、既定放電期間間隔Δt毎である必要はなく、蓄電部27に蓄えた前記回生電力を放電開始してから放電終了するまでの既定期間tに基いて燃料節約量Fsを求めてもよい。この場合、(1)式の既定放電期間間隔Δtに替わって既定期間tを用いる。なお、既定期間tは蓄電部27の容量や回生できた蓄電量によって決定される。ここで、蓄電部27が前記電気二重層キャパシタの場合は前記蓄電量が蓄電部電圧Vcにより求められるので、既定期間tを用いる場合は蓄電部電圧検出回路35の出力と既知の前記電気二重層キャパシタの容量、および後述する既定の蓄電部下限電圧Vsから既定期間tを決定すればよい。
(実施の形態2)
図3は、本発明の実施の形態2における蓄電装置の燃料節約量の補正用の比率Dを求める動作を示すフローチャートである。図4は、本発明の実施の形態2における蓄電装置の補正後燃料節約量の計算動作を示すフローチャートである。
本実施の形態2における蓄電装置の構成は図1と同じであるので、詳細な説明を省略する。すなわち、本実施の形態2における特徴となる点は、蓄電部27に充電した電力の内、前記回生電力によるものの比率Dを求めて、燃料節約量Fsを補正する点である。このような動作を行う理由は次の通りである。
蓄電部27へは通常、前記回生電力のみが充電されるように制御される。しかし、制御回路37の処理速度や充放電回路25の応答性が遅い構成の場合は、発電機11が前記回生電力を発生し終わった直後に蓄電部27への充電を停止しようとしても動作遅れが発生し、充電停止までの間に前記エンジンが燃料を消費して発電した電力(非回生電力)を蓄電部27に充電してしまうことがある。この非回生電力量は1回当たりでは僅かであるが、特に前記車両の新車時から現在までの蓄電装置21による積算された燃料節約量Fsに対しては誤差が大きくなる。従って、本実施の形態2では、より正確な燃料節約量Fsを求めるために、前記非回生電力分を補正する動作を行う。その詳細について、図3、図4を参照しながら以下に説明する。
図3は蓄電部27を充電する際に補正係数としての比率Dを求めるフローチャートであり、図2と同様に前記マイクロコンピュータの前記メインルーチンから実行されるサブルーチンである。
制御回路37は車両用制御回路41からフューエルカットが開始されたことをデータ信号dataで受信すると、前記回生電力を蓄電部27に充電するように充放電回路25を制御すると同時に、図3のサブルーチンを実行する。これにより、制御回路37は蓄電部電圧検出回路35より蓄電部電圧Vcを読み込む(S21)。次に、読み込んだ蓄電部電圧Vcを変数Vc1に代入する(S23)。ここで、S23に示すように、判断以外の動作でVc1=Vcと記載した場合は、右辺の数値や計算結果を左辺の変数に代入することであると定義する。また、前記変数は前記メモリの一部に定義される。
次に、制御回路37は蓄電部27の残存エネルギEnを(3)式により計算する(S25)。
En=C・(Vc2−Vs2)/2 (3)
ここで、蓄電部27の容量Cは、前記電気二重層キャパシタの固有値として、あらかじめ前記メモリに記憶してある。また、蓄電部下限電圧Vsは蓄電部27を放電できる下限の電圧値のことであり、本実施の形態2の蓄電部27では蓄電部下限電圧Vsを5Vとした。このように蓄電部下限電圧Vsを設定することで、蓄電部27の過放電の可能性を低減している。
S25を実行することにより、制御回路37はこれから蓄電部27に前記回生電力を充電する直前に蓄電部27に蓄えられている残存エネルギEnを求めることができる。
次に、S25で求めた残存エネルギEnから残存回生エネルギErnを(4)式により計算する(S27)。
Ern=En・D (4)
ここで、比率Dは前回蓄電部27に充電した全エネルギに対する前記回生電力によるエネルギ(以下、回生エネルギErという)の比である。従って、前記全エネルギが全て回生エネルギErであれば、比率Dは1になる。ゆえに、(4)式の計算を行うことで、残存エネルギEnの内、前記回生電力により蓄えられた残存回生エネルギErnを求めることができる。
このようにして残存エネルギEnと残存回生エネルギErnを求めておくことで、後述する比率Dの更新時に、より正確な値を得ることができる。なお、S21からS27までの動作は簡単な四則演算であるので、処理速度の遅い前記マイクロコンピュータであっても高速に実行できる。ゆえに、S27の時点では、前記回生電力はほとんど蓄電部27に充電されていない。
なお、(5)式の計算を行うことで、残存エネルギEnの内、前記回生電力以外により蓄えられた残存非回生エネルギEmnを求めることができる。
Emn=En・(1−D) (5)
しかし、残存非回生エネルギEmnは本実施の形態2の場合、以後の計算で使用しないため、特に求める必要はない。但し、後述する(8)式において、残存非回生エネルギEmnを用いて比率Dを求めるようにしても計算上は等価である。
次に、制御回路37は車両用制御回路41からのデータ信号dataを監視して前記フューエルカット信号がオフになったか否かを判断する(S29)。もし、オフになっていなければ(S29のNo)、S29に戻りオフになるまで待つ。この間に蓄電部27へは前記回生電力が充電される。
前記フューエルカット信号がオフになれば(S29のYes)、前記回生電力の発生が終了したことになる。この際、制御回路37は図示しない割り込みルーチンで蓄電部27への充電動作を停止するように充放電回路25を制御するとともに、その瞬間の蓄電部電圧Vcを読み込み(S31)、変数Vc2に代入する(S33)。次に、回生エネルギErを(6)式により計算する(S35)。
Er=C・(Vc22−Vc12)/2 (6)
次に、制御回路37は遅れ期間tdが経過したか否かを判断する(S37)。ここで、遅れ期間tdとは前記割り込み処理で制御回路37が充放電回路25に充電停止制御を行ってから、実際に充放電回路25が充電を停止し終わるまでの充放電回路25や制御回路37のトータルの制御遅れの期間のことであり、あらかじめ求めて前記メモリに記憶してある。本実施の形態2では遅れ期間tdを0.1秒とした。もし、遅れ期間tdが経過していなければ(S37のNo)、S37に戻り、遅れ期間tdが経過するまで待つ。その間に前記非回生電力が発生していれば蓄電部27に充電されることになる。
一方、遅れ期間tdが経過すると(S37のYes)、充放電回路25は充電動作を停止しているので、これ以上、前記非回生電力を蓄電部27に充電してしまうことはない。そこで、その時点における蓄電部電圧Vcを読み込み(S39)、変数Vc3に代入する(S41)。次に、制御回路37は非回生エネルギEmを(7)式により計算する(S43)。
Em=C・(Vc32−Vc22)/2 (7)
次に、制御回路37は比率Dを(8)式により計算する(S45)。
D=(Ern+Er)/(En+Er+Em) (8)
なお、(8)式で分子は残存回生エネルギErnを含む前記回生電力により蓄電部27に蓄えられたエネルギを、分母は残存エネルギEnを含む蓄電部27の全エネルギを示す。従って、(8)式で得られた比率Dは現在の蓄電部27が蓄えている電気エネルギの内、前記回生電力により得られた電気エネルギの割合を示すことになる。このようにして、比率Dの値を蓄電部27が前記回生電力を充電する毎に更新している。
次に、図3のフローチャートで求めた比率Dにより燃料節約量Fsを補正する動作について、図4を用いて説明する。なお、図4も図2と同様に蓄電部27の放電時に既定放電期間間隔Δt毎に前記メインルーチンから実行されるサブルーチンである。
図4のサブルーチンは図2とほぼ同じであるので、同一動作には同一のステップ番号を付して詳細な説明を省略し、異なる点のみ説明する。
図4において、S11の動作の後、制御回路37は燃料節約量Fsを(9)式により計算する(S53)。
Fs=D・k・Vb・I・Δt (9)
ここで、(9)式は(1)式の右辺に比率Dを乗じたものである。従って、蓄電部27からの前記放電エネルギの内、比率Dを乗じた分が前記回生電力によって得られた電気エネルギである。この値に換算係数kを乗じることで、実際に前記回生電力により節約できた燃料の量を正確に知ることができる。
その後、S15で燃料節約量Fsを出力して図4のサブルーチンを終了し、前記メインルーチンに戻る。
このような本実施の形態2の特徴となる動作をまとめると、次のようになる。制御回路37は、蓄電部27に電力を充電する際、前記回生電力による回生エネルギErと、非回生時に蓄えた電力による非回生エネルギEmとを、それぞれ求め、蓄電部27に蓄えられた全エネルギの内、回生エネルギErの比率Dを求めておき、蓄電部27の放電時に燃料節約量Fsを比率Dで補正する。これにより、蓄電部27に充電した前記非回生電力の誤差を低減でき、より正確な燃料節約量Fsが得られる。
さらに、本実施の形態2では、制御回路37は、蓄電部27を下限まで放電し終わる以前に前記回生電力の充電を開始する際に、充電直前の蓄電部27の残存エネルギEnと比率Dとに基いて残存回生エネルギErnを求め、残存回生エネルギErnと残存エネルギEnにも基いて比率Dを更新している。これにより、蓄電部27を蓄電部下限電圧Vsまで放電するまでに、次の前記回生電力が発生し充電したとしても、残存エネルギEnに占める残存回生エネルギErnを求めておくので、それらを考慮した比率Dの更新が可能となり、さらに正確な燃料節約量Fsが得られる。なお、蓄電部27の容量Cが小さく、常に蓄電部27を蓄電部下限電圧Vsまで放電する蓄電装置21の構成としている場合は、残存回生エネルギErnと残存エネルギEnに基く比率Dの更新は特に行わなくてもよい。この場合、比率DはD=Er/(Er+Em)により求められる。
以上の構成、動作により、比率Dを用いてさらに高精度に前記回生電力による燃料節約量Fsを出力することができるので、前記運転者に前記回生電力による燃費改善効果を、より一層正確に示すことが可能な蓄電装置21を実現できる。
なお、本実施の形態2において、充放電回路25や制御回路37にはトータルで前記動作遅れが発生するとして比率Dによる燃料節約量Fsの補正について説明したが、これは前記動作遅れがほとんど発生しない高速処理を行うことができる充放電回路25や制御回路37を用いた実施の形態1の構成であっても比率Dを用いる動作は有効である。すなわち、通常は前記動作遅れが発生しないので、図3のサブルーチンを実行しても比率Dは1になり、実質的には実施の形態1と同じ動作となる。一方、例えばノイズ等の影響で充放電回路25等に動作の遅延が一時的に発生した場合は、図3のサブルーチンにより比率Dが1未満となる。従って、高速処理が可能な構成であっても本実施の形態2の動作とすることで、一時的な動作遅延に対応して正確な燃料節約量Fsを出力することができる。
なお、実施の形態1、2において、蓄電部27には前記電気二重層キャパシタを用いたが、これは電気化学キャパシタ等の他のキャパシタや二次電池でもよい。但し、前記二次電池を用いる場合は、比率Dを求める際に前記二次電池の各種エネルギを、前記二次電池に流れる電流と前記二次電池の電圧との積を時間積分して求める必要がある。
なお、実施の形態1、2において、蓄電装置21とは別に主電源13を用いる構成としているが、これは従来の図5のように主電源13がない構成であってもよい。
本発明にかかる蓄電装置は、回生電力による燃料節約量を正確に出力することができるので、特に回生電力回収機能付き蓄電装置等として有用である。
11 発電機
13 主電源
19 負荷
25 充放電回路
27 蓄電部
31 入出力電圧検出回路
33 入出力電流検出回路
37 制御回路

Claims (5)

  1. エンジンにより発電する発電機、および負荷と、
    前記発電機、および前記負荷と充放電回路を介して電気的に接続される蓄電部と、
    前記充放電回路の前記負荷側に接続される入出力電圧検出回路、および入出力電流検出回路と、
    前記充放電回路、入出力電圧検出回路、および入出力電流検出回路と電気的に接続される制御回路と、を備え、
    前記制御回路は、前記発電機が発電する回生電力を前記蓄電部に充電するよう前記充放電回路を制御するとともに、前記蓄電部から前記回生電力を前記負荷へ放電するよう前記充放電回路を制御する際に、前記入出力電圧検出回路で検出される入出力電圧(Vb)、前記入出力電流検出回路で検出される入出力電流(I)、前記回生電力を前記負荷に放電する放電期間(t)、およびあらかじめ求められた換算係数(k)に基いて、前記回生電力が実際に前記負荷で消費されることにより節約できた前記エンジンの燃料節約量(Fs)を出力するようにした蓄電装置。
  2. 前記換算係数(k)は、前記エンジンの既定運転パターンにおいて、前記発電機により発電を行った状態における前記エンジンの負荷時燃料消費量(Fe)と前記発電機の発電エネルギ(Ee)、および前記発電機が発電を行わない状態における前記エンジンの無負荷時燃料消費量(Fm)と、に基いて求められた請求項1に記載の蓄電装置。
  3. 前記制御回路は、前記蓄電部を放電する際に、前記放電期間(t)に替わって既定放電期間間隔(Δt)に基き、前記既定放電期間間隔(Δt)で前記燃料節約量(Fs)を出力するようにした請求項1に記載の蓄電装置。
  4. 前記制御回路は、前記蓄電部に電力を充電する際、前記回生電力による回生エネルギ(Er)と、非回生時に蓄えた電力による非回生エネルギ(Em)とを、それぞれ求め、前記蓄電部に蓄えられた全エネルギの内、前記回生エネルギ(Er)の比率(D)を求めておき、
    前記蓄電部の放電時に、前記燃料節約量(Fs)を前記比率(D)で補正するようにした請求項1に記載の蓄電装置。
  5. 前記制御回路は、前記蓄電部を下限まで放電し終わる以前に前記回生電力の充電を開始する際に、充電直前の前記蓄電部の残存エネルギ(En)と前記比率(D)とに基いて残存回生エネルギ(Ern)を求め、
    前記残存回生エネルギ(Ern)と前記残存エネルギ(En)にも基いて前記比率(D)を更新するようにした請求項4に記載の蓄電装置。
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