JP2012050093A - Ofdmシステムにおける電力制御およびスケジューリング - Google Patents

Ofdmシステムにおける電力制御およびスケジューリング Download PDF

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Abstract

【課題】OFDM通信システムにおける副搬送波の電力制御およびスケジューリングのためのシステムおよび方法を提供する。
【解決手段】受信機のダイナミックレンジは、受信された電力をノイズフロアーに対して所定の範囲で維持しようと試みる電力制御ループにより最小化することができる。割り当てられた副搬送波中のノイズフロアーに関連する受信された電力が所定の範囲を超え、合計の受信された電力が最小であるなら、スケジューリングシステムは、さらなる副搬送波を通信リンクに割り当てる。さらに、ノイズフロアーに関連する受信された電力が所定範囲最小未満であり、合計の受信された電力が最大であるなら、スケジューリングシステムは通信リンクからの副搬送波の割り当てを解除する。スケジューリングシステムは、また、符号化レートを調節して各副搬送波において、相対的に一定のシンボルレートを維持する。
【選択図】図3

Description

35U.S.C.119に基づく優先権の主張
本発明は、本発明の譲受人に譲渡され、参照することにより明示的に本明細書に組み込まれる、「OFDMシステムにおける電力制御およびスケジューリング」(Power Control and Scheduling in an OFDM System)という発明の名称の仮出願第60/470,727に対する優先権を主張する。
本発明は、無線通信の分野に関する。特に、本発明は、直交周波数分割多重(OFDM)システムにおいて送信電力制御および副搬送波の割り当てのためのシステムおよび方法に関する。
通信システムはさまざまな動作条件で膨大な量のデータを送信するために絶えず依存される。周波数スペクトルの量、または通信システムに割り当てられる帯域幅は、しばしば政府規制によって制限される。したがって、与えられた通信帯域幅でデータスループットを最適化する絶え間ない需要がある。
与えられた通信帯域でデータスループットを最適化する問題は、同時に複数ユーザーを支援する必要によって悪化する。ユーザーは各々異なる通信ニーズを持っているかもしれない。一人のユーザーは、音声信号のような低レート信号を送信しているかもしれないし、他方他のユーザーは、ビデオのような高レートデータを送信しているかもしれない。通信システムは、複数ユーザーを支援するために通信帯域を効率的に利用する特定の方法を実施することができる。
無線通信システムは多くの異なる方法で実施することができる。
例えば、周波数分割多元接続(FDMA)、時分割多元接続(TDMA)、符号分割多元接続(CDMA)、および直交周波数分割多重(OFDM)は、無線通信システムにおいて使用される。異なる通信システムの各々は、特定のシステム観点に関連する利点および欠点を有する。
図1は、典型的なOFDMシステムの信号の周波数−時間表示である。OFDMシステムは割当てられた周波数スペクトル120を有する。割当てられた周波数スペクトル120は、複数の搬送波、例えば130a−130d、132a−132dに分割される。また、OFDMシステムの複数の搬送波は、副搬送波と呼ばれるかもしれない。副搬送波の各々、例えば130aは低レートデータストリームで変調される。さらに、システムの名前が意味するように、副搬送波の各々、例えば130aは、他の副搬送波、例えば130b−130d、132a−132dのすべてに対して直交している。
副搬送波、例えば130a−130dは、副搬送波を断続的にゲートで制御することにより互いに直交するように構成することができる。矩形窓を使用して断続的にゲート制御される副搬送波、例えば130aは、(sin(x))/x形状を有する周波数スペクトルを生成する。副搬送波、例えば130aおよび130bの長方形のゲート期間および周波数空間は、変調された第1の副搬送波130aのスペクトルが、他の副搬送波、例えば130b−130dの中心周波数においてゼロにされるように選択することができる。
OFDMシステムは、副搬送波の一部を各ユーザーに割り当てることにより複数のユーザーを支援するように構成することができる。例えば、第1のユーザーは、副搬送波130a−130dの第1のセットを割り当てられ、第2のユーザーは、副搬送波132a−132dの第2のセットを割り当てられるかもしれない。ユーザーに割り当てられた副搬送波の数は同じである必要はなく、副搬送波は連続的な帯域である必要はない。
従って、時間領域において、OFDMシンボル110a−110nの数が送信され、直交副搬送波130a−130dおよび132a−132dの周波数スペクトルを結果として生じる。
各副搬送波、例えば130aは独立して変調される。1つ以上の副搬送波130a−130dは、個々の通信リンクに割り当ててもよい。さらに、特定のユーザーに割り当てられた副搬送波の数は時間に応じて変化するかもしれない。
したがって、OFDMは、多くのユーザーを支援するセルラー通信システムのような無線通信システム中で実施することができる無線チャネル上に高データレート送信するための有望な多重化技術である。しかしながら、セルラシステムは、スペクトル利用の効率を強化するための周波数再使用概念を使用する。周波数再使用は、そのようなシステムにおける性能劣化の最大原因である同一チャネル妨害(CCI)を導入する。上述したように、OFDMシステムの同じセルまたはセクター内のすべてのユーザーは、副搬送波のすべてが直交しているので、互いに直交している。従って、同じセルまたはセクター内では、複数の副搬送波は、互いに干渉を実質的に生じない。しかしながら、隣接するセルまたはセクターは、周波数再使用のために同じ周波数空間を使用するかもしれない。それゆえ、OFDMシステムでは、異なるセルまたはセクターのユーザーは干渉の原因であり、隣接するセルまたはセクターに関するCCIの主たる原you因を生じる。
受信機は、送信機を有した閉電力制御ループで動作するかもしれない。送信器は、信号を、あるサービスの質(QOS)または性能レベルに必要な干渉プラス雑音比(SNR)に維持するように、各副搬送波上で送信される電力レベルを典型的に調節する。
受信機に必要なダイナミックレンジを最小にするようにあらかじめ定義された窓内に、各副搬送波内の送信電力を維持することが望ましい。さらに、特定の送信機により発生される干渉量を最小にすることによりCCIの量を最小にすることが望ましい。
OFDMシステム内の副搬送波をスケジューリングするための方法および装置が開示される。1つの観点では、本発明はOFDMシステム内で副搬送波をスケジューリングする方法である。この方法はOFDM通信リンク中の割り当てられた副搬送波のための信号対雑音比を決定し、少なくとも一部分、信号対雑音比に基づいて多数の割り当てられた副搬送波を調節することを含む。他の観点では、この方法は、端末から無線で送信されたOFDM信号を基地局で受信し、OFDM信号内の割り当てられた副搬送波のための信号対雑音レベルを決定し、および、少なくとも一部分、信号対雑音が所定範囲内にあるかどうかに基づいて端末から基地局への通信リンクのための副搬送波の数をスケジューリングすることを含む。
さらに他の観点では、本発明は、OFDMシステムにおいて副搬送波をスケジューリングするための装置である。この装置は、副搬送波周波数帯域内の雑音レベルを推定するように構成された雑音推定器、雑音推定器に接続された副搬送波周波数帯域内の信号対雑音比を決定するように構成された信号対雑音決定モジュール、および信号対雑音比決定モジュールに接続され、少なくとも一部分、信号対雑音が所定範囲内にあるかどうかに基づいて副搬送波の数をスケジュールするように構成される副搬送波スケジューラーを含む。
さらに他の観点では、本発明は、副搬送波割り当てを受信し、少なくとも一部分、副搬送波割り当てにおける副搬送波の数に基づいて割り当てられた副搬送波に供給されるデータのための符号化レートを変更することを含む、OFDMシステム内で副搬送波をスケジューリングする方法である。
図1は典型的なOFDMシステムの機能的な周波数−時間表示である。 図2は、セル環境において実施されるOFDMシステムの機能ブロック図である。 図3はOFDM送信機の機能ブロック図である。 図4AはOFDM受信機の機能ブロック図である。 図4BはOFDM受信機の機能ブロック図である。 図5は、OFDM周波数帯の一部のスペクトル図である。 図6は、OFDMシステムの雑音および干渉を決定する方法のフローチャートである。 図7は、OFDMシステムの副搬送波をスケジュールする方法のフローチャートである。 図8は、電力制御および副搬送波スケジューリングモジュールの機能ブロック図である。
上記観点および他の観点、本発明の特徴および利点は、以下の詳細な記載および添付図面を精密に調べることにより明らかになるであろう。図面中において、類似の参照文字は、同一または機能的に均等なエレメントを特定する。
信号帯域幅内の雑音に対する信号の比は、すべてのユーザーに対して同じであるようにOFDMシステム内の異なるユーザーを電力制御することは有利である。OFDMシステムにおいて、すべてのユーザーに対して各副搬送波周波数帯域における信号対雑音の同じ比を維持することは有利である。等しい副搬送波信号対雑音を維持することは、搬送波間干渉を最小にすることに役立つ。等しい副搬送波信号対雑音比を維持することも、受信機のダイナミックレンジを低減する。受信機のダイナミックレンジを低減することは、受信機で使用される電力増幅器に関する必要条件を緩和し、潜在的に受信機のコストを低減する。すべてのユーザーのためのOFDM送信電力スペクトル密度は、各副搬送波周波数帯中の信号対雑音比を決定し、一部分信号対雑音比に基づいた通信リンクに割りあてられた副搬送波の数を調節することにより、所定の範囲内に維持することができる。
副搬送波雑音および干渉検出を組込む受信機を有する、セルラーOFDM無線通信システムの機能ブロック図は、図2に示される。OFDMシステム200は、多数の端末220a−220oのための通信を供給する多数の基地局210a−210を含む。基地局、例えば210aは、端末、例えば220aとの通信のために使用される固定局であり得、アクセスポイント、ノードBまたは他のある用語で呼んでもよい。
OFDMシステム200全体にわたって種々の端末220a−220oが分散していてもよく、各端末、例えば220k、または携帯電話、例えば220bは固定されていてもよい。また、端末、例えば、220aは、移動局、遠隔局、ユーザー機器(UE)、アクセス端末、またはその他の用語で呼んでもよい。各端末、例えば220aは、1つまたはおそらく複数の基地局と、ダウンリンクおよび/またはアップリンク上でいつなんどきでも通信してもよい。各端末、例えば220mは、1つ以上の基地局との通信を可能にするためにOFDM送信機300mおよびOFDM受信機を含んでいてもよい。OFDM送信機300mおよびOFDM受信機400mの実施形態は、図3および図4にさらに詳細に記載される。図2において、端末220a乃至220oは、例えば、パイロット、シグナリング、および基地局210a乃至210gからのユーザー固有のデータ送信を受信することができる。
OFDMシステム内の各基地局、例えば210aは、特定の地理的領域、例えば20aのためのサービスエリアを供給することができる。各基地局のサービスエリアは、典型的に種々の要因(例えば、地形、障害物、等)に依存するが、簡単のために、図2に示すようにしばしば理想的な六角形により表される。また、基地局および/またはそのサービスエリアは、用語が使用される文脈に依存してしばしば「セル」と呼ばれる。
容量を増加するために、各基地局、例えば210aのサービスエリアは、複数のセクターに分割してもよい。各セルが3つのセクターに分割されるなら、セクター化されたセルの各セクターは、セルの1/3を表す理想的な120゜のウエッジ(wedge)によりしばしば表される。各セクターは、対応するベーストランシーバーサブシステム(BTS)、例えば212dにより役立つかもしれない。BTS212dはOFDM送信機300dおよびOFDM受信機400dを含み、その各々は、図3および図4に非常に詳しく記載される。セクター化されたセルの場合、そのセルのための基地局は、そのセルのセクターにサービスするすべてのBTSsをしばしば含む。「セクター」という用語は、その用語が使用される文脈に依存してBTSおよび/またはそのサービスエリアを言及するためにしばしば使用される。
以下にさらに詳細に記述されるように、各基地局、例えば210aは、フォワードリンクとも呼ばれるダウンリンクに端末、例えば520aへの通信を供給する送信機を典型的に提供する。さらに、また、各基地局、例えば210aは、リバースリンクとも呼ばれるアップリンクに、端末例えば520aからの通信を受信するように構成される受信機を提供する。
ダウンリンク方向において、基地局送信機は、公衆交換電話網またはその他の信号源であってもよい信号源から信号を受信する。次に、基地局送信機は信号を、1つ以上の端末に送信されるOFDM信号に変換する。基地局送信機は信号をデジタル化し、その信号をいくつかのパラレル信号に多重化し、パラレル信号パスの数に対応する所定数の副搬送波を変調してもよい。副搬送波の数は一定かもしれない。あるいは、その副搬送波は変わるかもしれない。さらに、副搬送波は連続する周波数帯を定義するように互いに隣接していてもよく、または多数の独立した周波数帯を占有するように互いにバラバラにしてもよい。基地局は、一定の数の副搬送波、疑似乱数または乱数の場合のように、一定である方法に副搬送波を割り当ててもよい。基地局送信器は、さらにアナログまたは無線周波数(RF)部分を含み、OFDMベースバンド信号を所望の送信周波数帯に変換してもよい。
OFDMシステム200において、周波数の再使用は、すべてのセルに生じてもよい。
すなわち、第1のセル、例えば202d内の第1の基地局、例えば210dにより使用されるアップリンクおよびダウンリンク周波数は、隣接するセル202a−cおよび202e−g内の基地局210a−cおよび210e−gにより使用されてもよい。上述したように、各基地局送信機は、隣接する受信機、この場合には隣接する端末受信機により経験される同一チャネルの干渉(CCI)に寄与する。例えば、第1基地局210f内の送信機は、第1基地局210fと通信していない、隣接するセル202cおよび202dにおいて端末220eおよび220gのCCIに寄与する。隣接する端末により経験されるCCIの量を最小にするのを支援するために、基地局送信機は、閉ループ電力制御システムの一部になり得る。
セル、例えば202fにより経験されるCCIの量を最小にするのを支援するために、基地局送信機は、基地局210と通信している端末220mおよび220lの各々に基地局送信機が送信するRF電力を最小にしてもよい。基地局送信器は、各副搬送波帯における雑音レベルの決定および端末により送信され、基地局受信機により受信される電力制御信号に一部分基づいて送信電力を調節することができる。
基地局、例えば210bは、所定のサービスの質が、端末、例えば220b−dに対して維持されるように、各副搬送波のための所定のSINRまたはC/Iを維持しようと試みることができる。所定値より大きなSINRまたはC/Iは、端末、例えば520bに見られたサービス品質にほとんど寄与しないかもしれないが、すべての隣接セル、202a、202dおよび202e用のCCIを増加させるであろう。反対に、所定のレベル未満のSINRまたはC/Iは、端末220bにより経験されるサービスの質を大幅に低減することがあり得る。
基地局受信機は、端末信号のSINRまたはC/Iを設定する電力制御ループの一部として、副搬送波帯の各々における雑音および干渉レベルを測定することができる。基地局受信機は、副搬送波の各々における雑音と干渉レベルを測定し、そのレベルを記憶する。副搬送波は、通信リンクに割り当てられるので、基地局送信機は、各副搬送波に割り当てるために電力を決定する際に雑音および干渉レベルを調べる。従って、基地局送信機は、他のセル内の端末によって経験されるCCIを最小限にする、各副搬送波のための所定のSINRまたはC/Iを維持することができる。
他の実施形態において、端末、例えば220iは、所定のサービスの質を達成するために必要な最小の受信されたSINRまたはC/Iを維持しようと試みることができる。受信されるSINRまたはC/Iが所定レベルを超えるとき、端末220iは、信号を基地局210fに送り基地局210fに送信信号電力を低減するように要求することができる。あるいは、受信されたSINRまたはC/Iが所定レベル未満であるなら、端末220iは、信号を基地局210fに送り、基地局210fに送信信号電力を増加するように要求することができる。従って、ある端末に送信された電力を最小にすることにより、隣接するセル内の端末により経験されるCCIの量は、最小化される。
図3は、例えば、基地局または端末内に組み込んでもよいOFDM送信機300の機能ブロック図である。OFDM送信機300の機能ブロック図は、送信機のベースバンド部分のベースバンドセクションの詳細を含み、信号処理、ソースインターフェース、または送信機300に含んでいてもよいRFセクションを示していない。
OFDM送信機300は、1つ以上のデータストリームに相当する1つ以上のソース302を含んでいる。OFDM送信機300が基地局送信機である場合、ソース302はPSTN網のような外部ネットワークからのデータストリームを含んでいるかもしれない。データストリームの各々は個別の端末を対象としているかもしれない。OFDM送信機が端末の送信機である場合、ソース302は音声とデータストリームを含むことができる。
ソース302によって提供されるデータは、複数のパラレルデータストリーム、シリアルデータストリーム、多重データストリームまたはデータストリームの組合せになり得る。
ソース302はエンコーダー304にデータを供給する。エンコーダー304はソース302により供給されるデータストリームを処理する。技術的に知られているように、エンコーダー304は、インターリービング、符号化およびグルーピングを行なう機能ブロックを含むことができる。エンコーダー304は特定のタイプのインターリービングを行うことに制限されていない。例えば、エンコーダー304は、各端末のソースデータを独立してブロックインターリーブすることができる。
送信器300は特定のタイプの符号化に制限されていない。例えば、エンコーダー304はリードソロモン符号化または畳み込み符号化を実行してもよい。符号化レートは固定してもよいし、または端末への通信リンクに割り当てられた副搬送波の数に依存して変化してもよい。例えば、エンコーダー304は、第1の数の副搬送波が端末に割り当てられるとき、1/2のレートのエンコーダーで畳み込み符号化を行うことができるし、第2の数の副搬送波が端末に割り当てられたとき、1/3のレートのエンコーダーで畳み込み符号化を行うように制御することができる。他の例において、変調器は、端末に割り当てられた副搬送波の数に応じて変化するレートでリードソロモン符号化を実行することができる。符号化レートは周期的に変わることができ、または副搬送波割り当てモジュール312により制御することができる。例えば、エンコーダー304はブロックインターリービングを行なうように構成することができ、ブロック内のデータビットの数は、フレーム期間に相当してもよい。符号化レートは各フレーム周期境界で調節可能にしてもよい。
あるいは、符号化レートは他のある境界で調節してもよい。
エンコーダレートは、通信リンクに割り当てられた副搬送波の数に関して調節してもよいので、エンコーダーは、Nmaxの異なる符号化レートを供給するように構成してもよい。この場合Nmaxは、通信リンクに割り当てることができる副搬送波の最大数を表す。エンコーダー304の出力は変調器310に接続される。
変調器310は所定のフォーマットを使用して、コード化されたデータを変調するように構成することができる。例えば、変調器310は直交振幅変調(QAM)、直交移送シフトキーイング(QPSK)、バイナリ位相シフトキーイング(BPSK)またはその他の変調フォーマットを実行することができる。他の実施形態において、変調器310は副搬送波を変調するためのフォーマットにデータを処理する。
変調器310は、また、増幅器または利得段を含み、副搬送波に割り当てられたデータシンボルの振幅を調節することができる。変調器310は、各副搬送波への利得に依存した状態で、副搬送波内の雑音および干渉に少なくとも一部分基づいて、副搬送波上で増幅器の利得を調節してもよい。また、変調器310は、受信機により通信されるC/IまたはSINR値または電力制御信号に一部分基づいて、各副搬送波への利得を調節してもよい。
変調器310の出力は、1:Nマルチプレクサー320の入力に接続される。この場合、Nは、通信システムの送信リンク内で使用される副搬送波の最大数を表す。マルチプレクサー320は、変調器310からシリアルデータを受信し、それをパラレルフォーマットに変換し、複数の副搬送波とインターフェースするので、マルチプレクサー320は、また、「シリアル−パラレル変換器」と呼んでもよい。
副搬送波割り当てモジュール312はエンコーダー304、変調器310およびマルチプレクサー320を制御する。ソースデータを支援するために使用される副搬送波の数は、通信システムの送信リンク内で使用される副搬送波の最大数未満であり得、そして典型的にそうである。特定の通信リンクに割り当てられた副搬送波の数は、時間とともに変化させることができる。副搬送波の数を通信リンクに割り当てるための方法は、図7に関連して以下に述べる。さらに、特定の通信リンクに割り当てられた副搬送波の数が同じままであるとしても、副搬送波の同一性は時間とともに変化させることができる。
副搬送波は、ランダムにまたは擬似ランダムに通信リンクに割り当てることができる。
副搬送波の同一性が変わる場合があるので、通信リンクによって占有される周波数帯は時間とともに変化させることができる。通信システムは所定周波数ホッピング方法を実施する周波数ホッピングシステムになり得る。
副搬送波割り当てモジュール312は周波数ホッピング方法を実施することができ、使用される副搬送波のセット、および通信リンクに割り当てられた副搬送波のセットを追跡することができる。例えば、3つのフォワードリンク信号を備えた基地局では、副搬送波割り当てモジュール312は、第1のセットの副搬送波を第1の通信リンクに割り当て、第2のセットの副搬送波を第2の通信リンクに割り当て、および第3のセットの副搬送波を第3の通信リンクに割り当ててもよい。各セット内の副搬送波の数は同じあってもよいしまたは異なっていてもよい。副搬送波割り当てモジュール312は、通信リンクに割り当てられた副搬送波の数、および使用されていず、通信リンクへの割り当てができる副搬送波の数を追跡する。
副搬送波割り当てモジュール312は、変調器310を制御し、所望の符号化、および割り当てられた副搬送波のセットを支援するのに必要な変調を提供する。さらに、副搬送波割り当てモジュール312は、変調器310からのデータが、割り当てられた副搬送波に対応するマルチプレクサーチャネルに供給されるように、マルチプレクサー320を制御する。したがって、副搬送波割り当てモジュール312は、特定の通信リンクに割り当てられた副搬送波の同一性および数を制御する。また、副搬送波割り当てモジュール312は、使用されていず、通信リンクに割り当てることができる副搬送波の同一性を追跡する。
マルチプレクサー320の出力は逆高速フーリエ変換(IFFT)モジュール330に接続される。合計数副搬送波以上の幅を有するパラレルバス322は、モジュール330にマルチプレクサー320からのパラレル出力を接続する。
フーリエ変換は、時間領域から周波数領域へのマッピングを行なう。したがって、逆フーリエ変換は、周波数領域から時間領域へのマッピングを行なう。IFFTモジュール330は変調された副搬送波を時間領域信号に変換する。フーリエ変換特性は、副搬送波信号が均一に間隔が空けられ互いに直交していることを、保証する。
IFFTモジュール330からのパラレル出力は別のパラレルバス332を使用して、デマルチプレクサー340に接続される。デマルチプレクサー340は並列の変調データストリームをシリアルストリームに変換する。次に、デマルチプレクサー340の出力は、保護周波数帯発生器(図示せず)そして次にデジタル−アナログ変換器(DAC)(図示せず)に接続してもよい。保護周波数帯発生器は、連続するOFDMシンボル間に期間を挿入し、通信リンク内のマルチパスによるシンボル間干渉の影響を最小にする。次に、DACの出力は、OFDM信号を所望の送信周波数帯にアップコンバートするRF送信機(図示せず)に接続してもよい。
図4A−4Bは、OFDM受信機400の実施形態の機能ブロック図である。OFDM受信機400は、基地局、あるいはモバイル端末のような端末で実施することができる。図4AのOFDM受信機400は、主としてデジタル領域における雑音推定器を実施し、一方図4BのOFDM受信機400は、主としてアナログ領域における雑音推定器を実施する。雑音推定器は、一部分、検出された信号に基づき、プロセッサー460およびメモリ470内において実施することができる。
図4AのOFDM受信機400は、アンテナにおいて、補足的なOFDM送信機によって送信されるRF信号を受信する。アンテナ420の出力は、受信したOFDM信号をフィルターし、増幅し、ベースバンドにダウンコンバートすることができる受信機410に接続される。
受信機410からのベースバンド出力は、送信器において、OFDMシンボル間に挿入されたガードインターバル(guard interval)を除去するように構成されるガード除去モジュール420に接続される。ガード除去モジュール420の出力は、アナログベースバンド信号をデジタル表示に変換するアナログ−デジタル変換器(ADC)422に接続される。ADC422の出力は、シリアルなベースバンド信号をNのパラレルデータパスに変換するマルチプレクサー424に接続される。数Nは、OFDM副搬送波の合計数を表わす。パラレルデータパスの各々におけるシンボルは、OFDM信号のゲート制御された時間領域シンボルを表す。
パラレルデータパスは、高速フーリエ変換(FFT)モジュール430の入力に接続される。FFTモジュール430はゲート制御された時間領域信号を周波数領域信号に変換する。FFTモジュール430からの出力の各々は変調された副搬送波を表わす。
FFTモジュール430からのパラレル出力は、OFDM副搬送波を復調する復調器440に接続される。復調器440は受信機400によって受信された副搬送波の部分集合だけを復調するように構成してもよいし、または、すべての副搬送波に対応して、FFTモジュール430からの出力をすべて復調するように構成してもよい。復調器440出力は単一のシンボルになり得るか、または複数のシンボルになり得る。例えば、副搬送波が直交変調されるなら、復調器440は、復調シンボルの同相および直交信号成分を出力することができる。
復調器440の出力は検出器450に接続される。検出器450は副搬送波周波数帯の各々の受信電力を検出するように構成される。例えば、検出器450は、例えば、電力、振幅、振幅二乗、大きさ等、または受信電力に相関する復調された副搬送波信号の他の表示を検出するかそうでなければ決定することにより受信電力を検出することができる。例えば、直交変調された信号の振幅二乗は、同相および直交信号成分の二乗を加算することにより決定することができる。検出器450は複数の検出器を含むことができるか、または次の復調されたシンボルの発生に先立って所望の副搬送波信号の検知された値を決定する単一の検出器を含むことができる。
プロセッサー460は、プロセッサー読取り可能な命令を含むメモリ470とインターフェースする。メモリ470は、検出された副搬送波雑音値を記憶および更新するために使用される再書き込み可能な記憶ロケーションを含むことができる。
特定の通信リンクに割り当てられた副搬送波は、各シンボル境界において変化するかもしれない。受信機400への通信リンクに割り当てられた副搬送波を識別する周波数ホッピングシーケンスまたは周波数ホッピング情報もメモリ470に記憶することができる。
プロセッサー460は、周波数ホッピング情報を用いてFFTモジュール430、復調器440、および検出器450の性能を最適化する。従って、プロセッサー460は、周波数ホッピングシーケンスまたは他の周波数ホッピング情報を用いて、どの副搬送波が通信リンクに割り当てられ、その副搬送波が使用されていないかを識別することができる。
例えば、副搬送波の合計数より少ない副搬送波が受信機への通信リンクに割り当てられる場合、プロセッサー460は、FFTモジュールを制御して、割り当てられた副搬送波に対応するFFTモジュールを制御することができる。他の実施形態において、プロセッサー460は、FFTモジュール430を制御して、受信機400への通信リンクに割り当てられた副搬送波に対応する出力信号を決定し、その上、使用されておらずいかなる通信リンクにも割り当てられていない副搬送波に対応する出力を決定する。プロセッサー460は、プロセッサー460が決定するために必要とするFFT出力の数を減少することによりFFTモジュール430上の負荷のいくらかを軽減することができる。
また、プロセッサー460は、復調器440を制御して、FFTモジュール430が出力信号を供給するこれらの信号を復調するだけでよい。さらに、プロセッサー460は、使用されておらず、割り当てされていない副搬送波に対応するこれらの副搬送波信号のみを検出するように検出器450を制御してもよい。検出器450が、割当てを解除された副搬送波の雑音レベルを検出することに限定することができるので、検出器450は、復調器の前に信号を検出するように構成することができる。しかしながら、復調器440の後に検出器450を配置することは利点があるかもしれない。なぜなら、検出器450により検出される雑音は、その副搬送波内のシンボルにより経験したと同じ信号処理を経験したであろうからである。従って、復調された雑音により経験した信号処理の統計的特性は、復調されたシンボルにより経験された統計的特性に類似するであろう。
プロセッサー460は、副搬送波が通信リンクに割り当てられていないときはいつでも副搬送波内の復調された雑音の電力を検出することにより副搬送波内の雑音を追跡することができる。割り当てられていない副搬送波の検出された電力は、その副搬送波帯内の干渉の電力プラス雑音を表す。プロセッサーは、副搬送波に対応するメモリ470内の記憶ロケーションに検出した電力を記憶することができる。周波数ホッピングOFDMシステムにおいて、割り当てられない副搬送波の同一性は時間とともに変化し、各シンボル境界において変化するかもしれない。
プロセッサー460は、第1の副搬送波のための多数の検出された電力測定値を独立したメモリロケーションに記憶することができる。次に、プロセッサー460は、所定数の検出された電力測定値を平均化することができる。あるいは、プロセッサー460は、検出された電力測定値の時期に一部分依存する要因により、記憶された検出された電力測定値の各々を重み付けすることにより雑音と干渉の重み付けされた平均値を計算することができる。さらに他の実施形態において、プロセッサー460は、検出された雑音および干渉電力をメモリ470の対応するロケーションに記憶することができる。次に、プロセッサー460は、雑音と干渉値を更新し、第1の量により記憶された値を重み付けし、そして第2の量により新しく検出された電力を重み付けすることにより特定の副搬送波のための雑音推定値を生成し、合計を副搬送波に対応するメモリロケーションに記憶する。この代替更新方法を使用して、Nの記憶ロケーションだけがNの副搬送波雑音および干渉推定値を記憶するために必要とされる。副搬送波に対する雑音と干渉の値を記憶するおよび更新する他の方法が利用可能であることが理解されるかもしれない。
割り当てられていない副搬送波の検出された電力は、干渉ソースがその周波数帯でブロードキャストされない限りその副搬送波帯のための総計の雑音および干渉を表す。干渉ソースが副搬送波周波数帯でブロードキャストされないとき、検出された電力は、ノイズフロアー(noise floor)の検出された電力を表す。
OFDMシステムは、すべての送信器を同期させ、すべての送信機が特定の副搬送波上で送信しない期間を定義することによりシステムソースは、副搬送波帯に干渉信号をブロードキャストしていないということを保証するかもしれない。すなわち、雑音推定器が端末において受信機内で実行される場合、OFDMシステム内のすべての基地局は、所定のシンボル期間中に1つ以上の所定の副搬送波周波数に送信することを周期的に停止するかもしれない。OFDMシステム内の通信は、他のすべての副搬送波が通信リンクに割り当てられ続けるかもしれないので、単一の副搬送波が割り当てられていない期間に終わらない。したがって、干渉のない雑音のレベルは、送信機を同期化させ、副搬送波の各々を1つの以上のシンボル期間のための通信リンクに周期的に割り当てないことにより副搬送波帯の各々に対して決定してもよい。従って、干渉ソースの無い雑音電力は、非割り当ての期間に副搬送波帯に対して決定することができる。
図4Bは、雑音と干渉がアナログ装置を用いて検出されるOFDM受信機400の他の実施形態の機能ブロック図である。受信機400は、最初にアンテナ402でOFDM信号を受信し、受信機410にアンテナ402の出力を接続する。前の実施形態における場合のように、受信機400は、受信したOFDM信号をフィルターし、増幅し、ベースバンドにダウンコンバートする。受信機410の出力はフィルター480の入力に接続される。また、受信機410のベースバンド出力も、ガード除去モジュール、FFTモジュールおよび復調器のような他の信号処理段(図示せず)に接続してもよい。
一実施形態において、フィルター480は、通信システム内の多数の副搬送波と等しい多数のベースバンドフィルタを有するフィルターバンクである。フィルターの各々は、副搬送波の信号の帯域幅と同じ帯域幅を実質的に有するように構成することができる。他の実施形態において、フィルター480は、通信システム内のいかなる副搬送波帯にも合わせることができる1つ以上のチューナブルフィルターを有するフィルターバンクである。チューナブルフィルターは、受信機400への通信リンクに割り当てられない副搬送波周波数帯に合わせられる。チューナブルフィルターの帯域幅は実質的に副搬送波帯の帯域幅と同じであり得る。
フィルター480からの出力は検出器490に接続される。フィルター480からの出力は1つ以上のフィルターされた信号かもしれない。フィルター480からの出力信号の数は、通信システムでの副搬送波の数と同じくらい高いかもしれない。
検出器490は、フィルターされた信号の各々における電力を検出するように構成することができる。検出器490は1つ以上の電力検出器を含むことができる。電力検出器はフィルター480の出力に対応することができる。あるいは、1つ以上の電力検出器は、フィルター出力の各々から電力を連続的に検出するために使用することができる。
検出器490の出力はADC494の入力に接続される。ADC494は複数の変換器を含むことができ、各変換器は、検出器490出力の1つに対応する。あるいは、ADC494は、検出器490出力の各々をシーケンシャルに変換する単一ADCを含むことができる。
メモリ470とインターフェースするプロセッサー460は、ADC494の出力に接続することができる。プロセッサー460は、メモリ470に記憶されたプロセッサー読み出し可能な命令を用いて、ADC494を制御し、関心のあるこれらの検出された電力レベルのみを変換することができる。さらに、プロセッサー460は以前の実施形態の場合のように周波数ホッピングシーケンスを追跡し、検出された雑音および干渉レベルを更新することができる。雑音レベルは、同期システムにおける干渉レベルとは独立して検出することができる。この場合、すべての送信機は、シンボル期間のような所定期間に所定の副搬送波上で周期的に送信を中止するように制御することができる。
図5は、1つのシンボル期間または1つのフレーム期間のような、所定期間におけるOFDM周波数帯500の一部のスペクトル図である。OFDM周波数帯500は、各々が所定の周波数帯、例えば502aを占有する多数の副搬送波を含む。複数の通信リンクは同時にOFDM周波数帯500を占有してもよい。複数の通信リンクは、システムにおいて利用可能な副搬送波の合計数の部分集合のみを使用してもよい。
例えば、第1の通信リンクは、4つの周波数帯502a−dを占有する4つの副搬送波が割り当てられてもよい。副搬送波と、対応する周波数帯502a−dは、1つの連続する周波数帯に位置するように示される。しかしながら、特定の通信リンクに割りあてられた副搬送波は隣接する必要がないし、OFDMシステム内の利用可能な副搬送波のいずれであってもよい。第2の通信リンクには、副搬送波の第2のセット、したがって副搬送波周波数帯522a−dの第2のセットを割り当ててもよい。同様に、第3および第4の通信リンクには、それぞれ副搬送波の第3および第4のセットを割り当ててもよい。副搬送波の第3のセットは、周波数帯542a−cの第3のセットに相当し、副搬送波の第4のセットは、副搬送波周波数帯562a−cの第4のセットに相当する。
特定の通信リンクに割り当てられた副搬送波の数は、時間に応じて変化するかもしれないし、通信リンク上に配置される負荷に従って変化するかもしれない。したがって、より高いデータレート通信リンクにはより多くの数の副搬送波を割り当ててもよい。通信リンクに割り当てられた副搬送波の数は各シンボル境界で変化するかもしれない。したがって、OFDMシステムにおいて割り当てられた副搬送波の数と位置は、各シンボル境界で変化するかもしれない。
割り当てられた副搬送波の合計数が、OFDMシステムにおいて利用可能な副搬送波の合計数に相当しないかもしれないので、いずれの通信リンクにも割り当てられていない、従って使用されていない1つ以上の副搬送波があってもよい。例えば、いずれの通信リンクにも割り当てられていない3つの副搬送波帯510a−c、530a−cおよび550a−eがOFDM周波数帯500に示される。この場合も先と同様に、割り当てられていない副搬送波、従って、対応する副搬送波は、隣接する必要が無く、必ずしも割り当てられた副搬送波間に生じる必要は無い。例えば、割り当てられていない副搬送波のうちのいくつかあるいはすべてが周波数帯の一端に生じてもよい。
受信機は、副搬送波が割り当てられていないとき、副搬送波帯における電力を検出することにより副搬送波内の雑音プラス干渉を推定することができ、その推定値を更新することができる。割り当てられていない副搬送波は、受信機が位置するセルまたはセクターのような、局所的に割り当てられていない副搬送波を表すことができる。他のセルまたはセルのセクターは通信リンクに副搬送波を割り当ててもよい。
例えば、端末の受信機のような第1の受信機は、第1の周波数帯502a−d内の副搬送波の第1のセットを用いて基地局との通信リンクを確立してもよい。第1の受信機は、副搬送波帯530a内の電力を決定することにより、割り当てられていない周波数帯、例えば530a内の雑音と干渉を推定することができる。上述したように、以前に記憶された電力レベルを、最も最近に測定した電力レベルで平均化することにより、メモリに以前記憶された推定値を更新してもよい。あるいは、最も-および干渉推定値に対応する最も最近に決定された電力レベルは、所定数の最近の雑音プラス干渉推定値の重み付けされた平均値の決定に使用してもよい。
さらに、同期されたシステムでは、副搬送波の1つ以上は、所定の期間、例えば1シンボル期間すべての送信機に対して割り当てなくてもよい。従って、副搬送波はシンボル持続時間の間、特定のOFDMシステムのすべてのセルにおいて割り当てられていない。従って、システムワイドに割り当てられていない副搬送波の場合、受信機は、送信機がその周波数帯で送信していない期間に、副搬送波周波数帯、例えば550d内の電力を決定することにより、ノイズフロアーを推定することができる。また、受信機は、多数の推定値を平均化するまたは重み付け平均化することにより、雑音推定値を更新してもよい。受信機は、副搬送波帯の各々のためのノイズフロアーの推定値を別個に記憶してもよい。従って、受信機は、副搬送波帯の各々においてノイズフロアーおよび雑音および干渉レベルを周期的に更新することができる。
図6は、OFDM副搬送波帯内の雑音および干渉レベルを決定および更新する方法600のフローチャートである。方法600はOFDMシステム内の受信機内で実施してもよい。受信機は例えば端末内の受信機であり得る。あるいは、または、さらに、受信機は、例えば、基地局トランシーバー内の受信機であり得る。
方法600は、ブロック602で始まり、ここでは、受信機は、送信機と時間的に同期する。受信機は、例えば、時間基準を送信機内の時間基準と同期してもよい。受信機は、雑音推定に関係のない様々な理由により送信機と同期する必要があるかもしれない。例えば、受信機は、どの副搬送波が1つ以上のシンボル期間中にその通信リンクに割り当てられるかを決定するために送信機と同期を取る必要があるかもしれない。
受信機は、次に、ブロック610に進み、ここでは、受信機は、使用されていない、または割り当てられていない次のシンボル期間における副搬送波を決定する。送信器はこの情報をオーバーヘッドメッセージで受信機に送信してもよい。従って、受信機により受信されたメッセージは、どの副搬送波が所定のシンボル期間に割り当てられていないかを示す。あるいは、副搬送波の割り当ては疑似ランダムかもしれないし、受信機は、局所的に発生された擬似ランダムシーケンスを以前の同期ステップ内の送信機と同期したかもしれない。他の実施形態において、受信機は、内部的に発生された擬似ランダムシーケンスまたは内部的に発生された周波数ホッピングシーケンスのような、内部的に発生されたシーケンスに基づいて割り当てられていない副搬送波を決定する。
受信機は、ブロック620に進み、ここでは、送信されたOFDM信号が受信される。受信されるシンボルは、受信機で通信リンクに割り当てられたこれらの副搬送波並びに受信機で通信リンクに割り当てられない副搬送波を含むかもしれない。
受信機は、ブロック622に進み、ここでは、受信機は、受信された信号をベースバンドOFDM信号に変換する。受信される信号は、RFリンクを使用して、RF OFDMシンボルとして受信機に典型的に無線で送信される。受信機は、信号処理を容易にするために受信された信号をベースバンド信号に典型的に変換する。
ベースバンド信号に受信された信号を変換した後、受信機は、ブロック624に進み、ここでは、ガードインターバルは受信された信号から除去される。OFDM送信機の議論で上述したように、ガードインターバルは、マルチパス電磁波耐性を供給するために挿入される。
ガードインターバルを除去した後、受信機は、ブロック630に進み、ここでは、信号はADCにおいてデジタル化される。信号をデジタル化した後に、受信機はブロック632に進み、ここでは、信号は、シリアル信号から多数のパラレル信号に変換される。パラレル信号の数は、OFDMシステムの副搬送波の数と同じ数であってもよく、および典型的には、等しい。
シリアルからパラレルへの変換の後に、受信機はブロック640に進み、ここでは、受信機は、パラレルデータ上でFFTを実行する。FFTは時間領域OFDM信号を周波数領域の変調された副搬送波に変換する。
受信機はブロック650に進み、ここでは、FFTからの少なくともいくつかの変調された副搬送波出力が復調される。受信機は、受信機で通信リンクに割り当てられた副搬送波を典型的に復調し、また割り当てられていない副搬送波を復調する。
次に、受信機は、ブロック660に進み、ここでは、割り当てられていない副搬送波が検出され、雑音と干渉の推定値を供給する。副搬送波がシステムワイドな割り当てられていない副搬送波なら、検出された出力は、その副搬送波帯のためのノイズフロアーの推定値を表す。
次に、受信機はブロック670に進み、メモリに記憶された雑音プラス干渉およびノイズフロアーを更新する。上述したように、受信機は、所定数の最も最近に決定された雑音プラス干渉推定値を記憶し、推定値の平均を取ってもよい。同様に、受信機は、所定数の最近に決定されたノイズフロアー推定値の平均値を決定してもよい。
受信機はブロック680に進み、ここでは、雑音推定値は送信機に通信される。例えば、受信機が端末の受信機ならば、端末の受信機は、雑音推定値を、基地局トランシーバー内の送信機に通信してもよい。端末の受信機は最初に雑音推定値を関連する端末の送信機に通信してもよい。次に、端末の送信機は、雑音推定値を基地局受信機に送信してもよい。
次に、基地局受信機は、雑音推定値を基地局送信機に通信する。基地局送信器は、雑音推定値を用いて、雑音推定値に対応する副搬送波で送信機により送信される電力レベルを調節してもよい。
基地局受信機は、最初に雑音推定値を、基地局送信機を用いて端末の受信機に送信することにより、受信した雑音推定値を端末の送信機に同様に通信してもよい。
ブロック690において、受信機は、割り当てられていない副搬送波を用いて決定された雑音推定値に一部基づいて実質的に受信されたシンボルの信号品質を決定する。例えば、受信機は、割り当てられていない副搬送波の雑音プラス干渉を推定する。次のシンボル期間において、受信機は、同じ、以前に割り当てられていない副搬送波上でシンボルを受信してもよい。従って、受信機は、以前に決定された雑音推定値に一部基づいて、C/IまたはSINRのような信号品質を決定することができる。同様に、受信機がノイズフロアーを決定する場合、受信機は、同じ副搬送波上で受信された次のシンボルのためのSNRを決定することができる。
割り当てられていない副搬送波の数と位置は典型的にはランダムまたは擬似ランダムに変化するので、受信機は、OFDMシステム内の副搬送波周波数帯の各々のための雑音プラス干渉および雑音レベルの推定値を周期的に更新することができる。従って、受信機は、閉電力制御ループの一部として送信機段に通信することができる雑音プラス干渉および雑音レベルの推定値を発生し更新することができる。さらに、副搬送波スケジューリングモジュールは、副搬送波割り当てを決定するために雑音プラス干渉および雑音レベルを使用することができる。
図7は、図3からの300のような送信機または図4からの400のような受信機で実施することができる副搬送波スケジューリング方法700のフローチャートである。または方法700は、電力制御ループの一部として使用することもできる。一実施形態において、方法700は、図2における400のような基地局受信機において実施される。基地局受信機は副搬送波スケジューリングを決定し、端末の送信機に副搬送波割り当て情報を通信することができる。端末の送信機は、例えば、次のフレーム境界で、更新された副搬送波割り当てを実施することができる。
方法700はブロック702で始まり、ここでは、受信機は、雑音レベルを決定する。雑音レベルは、図6の方法を使用して決定された雑音プラス干渉推定値であってもよい。あるいは、雑音レベルは、システムが同期しているとき図6の方法を用いて決定されたノイズフロアー推定値であり得る。
雑音レベル702を決定した後、受信機はブロック704に進み、合計電力レベルを決定する。合計電力レベルは合計受信電力の推定値を用いて決定することができる。合計電力レベルは例えば、通信リンクに割り当てられた複数の副搬送波内の受信電力を検出する検出器を用いて推定することができる。あるいは、通信リンクに割り当てられた複数の副搬送波は、必ずしも連続した帯域である必要はないので、合計電力レベルは、割り当てられた複数の副搬送波の各々において検出された受信電力を用いて推定することができる。電力は、例えば、個々の副搬送波電力の二乗平均平方根(RMS)としてまたは副搬送波信号の大きさの二乗の合計の平方根として決定してもよい。電力制御ループは、所定の受信電力範囲内の合計電力を維持しようと試みてもよい。従って、合計電力が所定の最大受信電力、Pmaxに到達したなら、電力制御ループは、送信機が送信電力を増加することを要求しないであろう。反対に、合計電力が最小の受信電力、Pminに減少すれば、電力制御ループは送信器がさらに送信電力を減少させることを要求しないだろう。
合計電力、あるいは、合計受信電力、総計の受信電力または受信電力と呼ばれる電力を決定した後、受信機はブロック706に進む。ブロック706において、受信機は、各割り当てられた副搬送波のために、雑音対受信電力の比、RpOTを決定する。受信機が、各副搬送波の電力を決定する検出器を実施するなら、その副搬送波のためのRPTOは、その副搬送波内の雑音レベルにより除算された副搬送波内の受信電力である。あるいは、割りあてられた副搬送波のための平均RpOT値は、すべての副搬送波内の合計雑音により除算された合計電力として決定することができる。合計電力は、個々の副搬送波雑音推定値のRMS値としてまたは副搬送波雑音推定値の大きさの二乗の和の平方根として決定してもよい。RpOTは、デシベル(dB)で典型的に決定され、電力制御ループは、RpOT値を所定の範囲内に維持しようと試みる。例えば、所定の範囲は所定の閾値、RpOTTHについて中心に置いてもよいし、所定の範囲、Aだけ所定の閾値を上回っておよび下回って変化してもよい。従って、電力制御ループは、RpOTを、RPOTmin、(RpOT−Δ)乃至RpOTmax、(RpOT+Δ)の範囲内に維持しようと試みる。所定範囲、Aは、例えば1dB、2dB、3dB、6dB、9dB、10dB、20dBあるいは他のある値である。
平均RpOT値あるいは個々のRpOT値が決定されると、受信機は判断ブロック710および750に進む。判断ブロック710および750において始まる、2つの独立した分岐または経路は、方法700では、並列に生じるものとして描かれている。しかしながら、2つの独立した経路を並列にまたはシリアルに実行してもよい。順次に実行されるなら、どの独立した経路が最初に実行されるかに関しての重要な優先は存在しない。いくつかのアプリケーションにおいて、他方の経路の前に一方の経路を実行することは利点があるかもしれない。
方法の第1の分岐は、さらなる副搬送波が通信リンクに割り当てられなければならないかどうかを決定するために使用される。さらなる副搬送波が通信リンクに加えられるかもしれない1つの理由は、受信電力は既に最小であるが、各副搬送波内のSNRが所望の範囲を超えるということである。従って、より低いCCIまたはサービスの質における実質的な劣化無しにより低い副搬送波電力を使用してもよい。
判断ブロック710で始まり、受信機は最初に、合計電力、Pが所定の最小電力、Pmin以下かどうか決定する。そうでなければ、受信機はブロック790に進み、方法700の分岐が終了する。しかしながら、合計電力、Pが所定の最小電力以下ならば、受信機は判断ブロック720に進む。
判断ブロック720において、受信機は、現在通信リンクに割り当てられている副搬送波の数、Nが通信リンクに割り当てることができる副搬送波の最大数、Nmax未満かどうか決定する。Nmaxの値は、典型的には、通信システム内で利用可能な副搬送波の合計数以下である。Nが少なくともNmaxなら、受信機はブロック790に進み、方法700の分岐が完了する。NがNmax未満である場合、受信機は判断ブロック730に進む。
判断ブロック730において、受信機は、RpOTがRpOTmaxより大きいかどうか決定する。そうでなければ、受信機はブロック790に進み、方法700の分岐が完了する。
しかしながら、RpOTがRpOTmaxより大きければ、受信機はブロック740に進む。
ブロック740において、受信機は、さらなる副搬送波を通信リンクに割り当てる。受信機は、通信リンク内の副搬送波の数をインクリメントするための要求をシステムコントローラーに通信することにより、副搬送波を割り当てることができる。次に、システムコントローラーは副搬送波を通信システムに割り当てることができる。基地局送信機は、更新された副搬送波の割り当てを有するメッセージを端末の受信機にブロードキャストすることができる。端末の受信機は更新された副搬送波割り当てを回復し、それを、端末の送信器の副搬送波割り当てモジュール内で使用する。端末の送信器は、更新された副搬送波割り当てに応答して、副搬送波データのための符号化レートを調節してもよい。例えば、送信器は各副搬送波内で一定のシンボルレートを維持してもよい。従って、割り当てられた副搬送波が増加するとき、各副搬送波に使用される符号化レートは、一定のシンボルレートを維持するために減少する。例えば1/2レートから1/3レートに減少した符号化レートは、より強い符合に相当し、従ってより大きな符号化利得に相当する。
副搬送波の同一性は所定の周波数ホッピングシーケンスを用いて決定してもよいし、またはランダムにまたは擬似ランダムであってもよい。例えば、通信リンク内の周波数ダイバーシティを増加させるために任意の現在割り当てられている副搬送波に隣接していない副搬送波を割り当てることは有利かもしれない。通信リンクに割り当てられた副搬送波の数を増加させることは、副搬送波あたりの平均電力を減少させるかもしれないし、従って他のユーザーによって経験された干渉を減少させるかもしれない。さらなる副搬送波を割り当てた後に、受信機はブロック790に進み、方法700の分岐が完了する。
方法700の第2の分岐は、より少い副搬送波が通信リンクに割り当てなければならないかどうかを決定するために使用される。方法700の第2の分岐は判断ブロック750で始まる。判断ブロック750において、受信機は、合計電力Pが所定の最大受信電力、Pmax以上かどうか決定する。そうでなければ、受信機はブロック790に進み、方法の分岐が完了する。
しかしながら、PがPmaxより大きければ、受信機は判断ブロック760に進む。
判断ブロック760において、通信リンクに現在割り当てられている副搬送波の数が1より大きいかどうか決定する。方法700の分岐は、割り当てられた副搬送波の数を減少するか否かを決定しているので、現在割り当てられている副搬送波の数が1より大きい必要がある。副搬送波の数が1以上でなければ、割り当てられた副搬送波の数を減少させることは通信リンクを除去するであろう。このように、現在割り当てられた副搬送波の数が1より大きくない場合、受信機はブロック790に進み、方法700の分岐が完了する。
現在割り当てられている副搬送波の数が1より大きいなら、受信機は判断ブロック770に進む。判断ブロック770において、受信機は、RpTOがRpOTmin未満かどうか決定する。そうでなければ、各副搬送波におけるSNRは所望の範囲内にあり、したがって、副搬送波割り当ての変化は望まれない。RpOTがRpOTmin未満でないなら、受信機はブロック790に進む。ブロック790において、方法700の分岐は完了する。
しかしながら、RpOTがRpOTmin未満なら、受信機はブロック780に進む。ブロック780において、受信機は、通信リンクから1つの副搬送波の割り当てを解除する。すなわち、通信リンクに割り当てられる副搬送波の数は1だけ減少される。通信リンクに割り当てられた副搬送波の数の減少は、各副搬送波内の電力が合計電力を高めずに増加することを可能にする。
この場合も先と同様に、更新された副搬送波割り当てが送信機に通信される。また、送信器は、通信リンクに割り当てられた副搬送波の数の減少に応じて符号化レートを増加させてもよい。従って、送信機は各副搬送波上で一定のシンボルレートを維持し続ける。
方法700は副搬送波スケジューリング方法として記載されるが、方法700はまた、電力制御方法としても有用である。受信電力が最小にあるが、RpOTが所定の最大値より大きいとき、方法700は、さらなる副搬送波を通信リンクに割り当てる。さらなる副搬送波を通信リンクに割り当てる効果は合計受信電力を変更することなく、RpOTを減少させることである。RPOTにおける減少は、同じ副搬送波を使用する他の通信リンクのための減少した干渉を結果として生じる。
反対に、受信電力が最大であり、RpOTが所定の最小未満である場合、この方法は、通信リンクからの副搬送波の割り当てを解消する。割りあてられた副搬送波の数をデクリメントする効力は同じ受信電力を与えられたRpOTを上げることである。
図8は図4Aの受信機400のような受信機の一部として実施された副搬送波スケジューラーの機能ブロック図である。図8に示される実施形態において、検出器450の出力は雑音推定器810に接続される。図4Aの実施形態において、プロセッサー460およびメモリ470は、雑音推定器810の機能を実行する。
雑音推定器810は副搬送波割り当てを監視し、割り当てられていない副搬送波から検出された電力を読む。また、雑音推定器810は、検出器出力上でのいかなるその後の信号処理も実行する。例えば、雑音推定器10は、メモリ470または雑音推定器810専用のメモリ(図示せず)に、検出された値を記憶することができる。雑音推定器810は、各チャネルのための雑音プラス干渉およびノイズフロアーの1つ以上の雑音推定値を記憶してもよい。さらに、雑音推定器810は、副搬送波周波数帯のための平均雑音推定値を作成するために複数の雑音推定値を平均してもよい。
また、検出器450の出力もSNR決定モジュール820に接続される。また、SNR決定モジュール820も雑音推定器810に接続される。SNR決定モジュール820は受信される信号のためのSNRまたはSINRを決定するように構成される。SNR決定モジュール820は、検出器450から副搬送波の各々中の信号電力を得ることができる。したがって、SNR決定モジュール820は受信される信号の合計電力を決定するように構成することができる。雑音の値は、ノイズフロアーまたは雑音プラス干渉であろうとなかろうと、雑音推定器810から得てもよい。
SNR決定モジュール820は、各個々の割り当てられた副搬送波ならびに合計受信信号のための所望の比を決定するように構成することができる。従って、SNR決定モジュール820は、割り当てられた副搬送波のためのRpOT値を決定することができる。一実施形態において、SNR決定モジュール820は、一部分SNRに基づいてRpOT値を計算する。別の実施形態において、SNR決定モジュールは、一部分SINRに基づいてRpOT値を計算する。
副搬送波スケジューラー830は、雑音推定器810およびSNR決定モジュール820に接続される。副搬送波スケジューラー830は、雑音推定器810およびSNR決定モジュール820から得られた雑音、電力、およびRpOT値を用いて、さらなる副搬送波が通信リンクに割り当てられるべきかどうか、または副搬送波が通信リンクから割り当て解除されるべきかどうかを決定することができる。
プロセッサー460および関連するメモリ470は、雑音推定器810、SNR決定モジュール820および副搬送波スケジューラー830に接続される。プロセッサー460は、雑音推定器810、SNR決定モジュール820および副搬送波スケジューラー830に関連した機能のうちのいくつかあるいはすべてを行なうように構成してもよい。さらに、プロセッサー460は後のモジュールに前のモジュールによって決定された値のうちのいくつかあるいはすべてを通信するように構成することができる。例えば、プロセッサー460は局部送信機への副搬送波の数をインクリメントするかデクリメントする命令を通信するように構成してもよい。次に、局部送信機は、副搬送波を追跡し、特定の通信リンクに割り当てるように構成される副搬送波割り当てモジュールにメッセージを通信してもよい。
受信機が基地局受信機である場合、通信リンクからの副搬送波をインクリメントするかデクリメントする命令は、端末のための新しい副搬送波割り当てを決定するために所定の周波数ホッピングシーケンスを使用する副搬送波割り当てモジュールに通信することができる。次に、新しい副搬送波割り当ては端末に通信してもよい。次に、端末は次の周波数ホッピング境界において新しい副搬送波割り当てを実施してもよい。
電気的接続、カップリングおよび接続は様々なデバイスあるいはエレメントに関して記述された。接続とカップリングは直接であってもよいしまたは間接であってもよい。
第1の装置と第2の装置との間の接続は、直接接続であってもよいし、関節接続であってもよい。間接接続は、第1の装置から第2の装置への信号を処理してもよい介挿された素子を含んでいてもよい。
技術に熟達した人々は、情報及び信号が多岐に渡る様々な異なる技術及び技法のいずれかを使用して表現されてよいことを理解するだろう。例えば、前記説明を通して参照されてよいデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、記号及びチップは、電圧、電流、電磁波、磁場または磁性粒子、光学場または光学粒子、またはその任意の組み合わせによって表現されてよい。
当業者は、さらに、ここに開示されている実施形態に関連して説明された多様な例示的な論理ブロック、モジュール、回路及びアルゴリズムステップが、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、または両方の組み合わせとして実現されてよいことを理解するだろう。ハードウェアとソフトウェアのこの互換性を明確に説明するために、多様な例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路及びステップが、一般的にそれらの機能という点で前述されている。このような機能性がハードウェアとして実現されるのか、あるいはソフトウェアとして実現されるのかは、特定の用途及び全体的なシステムに課される設計制約に依存する。当業者は、それぞれの特定の用途のために変化する方法で説明された機能性を実現してよいが、このような実現の決定は、本発明の範囲からの逸脱を引き起こすと解釈されるべきではない。
ここに開示されている実施形態に関連して説明された多様な例示的な論理ブロック、モジュール及び回路は、汎用プロセッサー、デジタル信号プロセッサー(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、または他のプログラマブルロジックデバイス、離散ゲートまたはトランジスタ論理、離散ハードウェア構成要素、あるいはここに説明される機能を実行するように設計されたその任意の組み合わせをもって実現または実行されてよい。汎用プロセッサーは、マイクロプロセッサーであってよいが、代替策ではプロセッサーは、任意の従来のプロセッサー、コントローラー、マイクロコントローラーまたは状態機械であってよい。プロセッサーは、例えばDSPとマイクロプロセッサーの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサー、DSPコアと連動する1台または複数台のマイクロプロセッサー、あるいは任意の他のこのような構成など計算装置の組み合わせとして実現されてもよい。
ここに開示された実施形態に関連して説明された方法またはアルゴリズムのステップは、ハードウェア内、プロセッサーによって実行されるソフトウェアモジュール内、あるいは2つの組み合わせの中で直接的に具体化されてよい。ソフトウェアモジュールはRAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、取り外し可能ディスク、CD−ROM、または技術的に既知である任意の他の形式の記憶媒体に常駐してよい。典型的な記憶媒体は、プロセッサーが記憶媒体から情報を読み取り、記憶媒体に情報を書き込むことができるようにプロセッサーに結合される。代替策では、記憶媒体はプロセッサーに一体化してよい。
プロセッサー及び記憶媒体はASICに常駐してよい。
開示された実施形態の上述の説明は、当業者が本発明を製造するまたは使用することができるようにするために提供される。これらの実施形態に対する多様な修正は、当業者に容易に明らかになり、ここに定義される一般的な原則は、本発明の精神または範囲から逸脱することなく他の実施形態に適用されてよい。したがって、本発明はここに示されている実施形態に制限されるのではなく、ここに説明される原則及び新規な特徴と一致する最も幅広い範囲を与えられるべきである。
開示された実施形態の上述の説明は、当業者が本発明を製造するまたは使用することができるようにするために提供される。これらの実施形態に対する多様な修正は、当業者に容易に明らかになり、ここに定義される一般的な原則は、本発明の精神または範囲から逸脱することなく他の実施形態に適用されてよい。したがって、本発明はここに示されている実施形態に制限されるのではなく、ここに説明される原則及び新規な特徴と一致する最も幅広い範囲を与えられるべきである。
以下に他の実施形態を示す。
[1]下記を具備する直交周波数分割多重(OFDM)システムにおいて、副搬送波をスケジューリングする方法:
OFDM通信リンク中の割りあてられた副搬送波のための信号対雑音比を決定する;および
少なくとも一部分前記信号対雑音比に基づいて多数の割り当てられた副搬送波を調節する。
[2]前記信号対雑音比を決定することは下記を具備する、[1]の方法:
副搬送波周波数帯中の受信電力を決定する;
副搬送波周波数帯に対応する副搬送波の割り当てがされていない少なくとも1つの期間に前記副搬送波周波数帯内の雑音推定値を決定する;および
前記雑音推定値に対する前記副搬送波帯内の前記受信電力の比を決定する。
[3]前記雑音推定値は、前記副搬送波が局部的に割り当てされない少なくとも1つの期間に決定される、[2]の方法。
[4]前記雑音推定値は、前記副搬送波がシステムワイドに割り当てされていない少なくとも1つの期間に決定される、[2]の方法。
[5]前記信号対雑音比は、信号対ノイズフロアー比を含む、[1]の方法。
[6]前記信号対雑音比は、信号対干渉プラス雑音比を含む、[1]の方法。
[7]前記信号対雑音比は、すべての現在割り当てられている副搬送波周波数帯における平均信号対雑音比を含む、[1]の方法。
[8]さらに下記を具備する、[1]の方法:
合計受信電力を決定する;
現在割り当てられている副搬送波の数を決定する;および
割り当てられている副搬送波の数を調節することは、さらに、少なくとも一部分、前記合計受信電力および現在割り当てられている副搬送波の数に基づく。
[9]さらに下記を具備する、[1]の方法:
合計受信電力を決定する;
前記合計受信電力が最小合計受信電力以下かどうか決定する;
多数の現在割り当てられている副搬送波の数を決定する;
現在割り当てられている副搬送波の数がリンク内の副搬送波の最大数未満かどうか決定する;
前記信号対雑音比が所定の最大の信号対雑音比より大きいかどうか決定する;および
前記合計受信電力が前記最小合計受信電力未満であり、現在割り当てられている副搬送波の数が前記リンク内の副搬送波の前記最大数未満であり、かつ前記信号対雑音比が前記所定の最大の信号対雑音比より大きいならば、現在割り当てられている副搬送波の前記数をインクリメントする。
[10]さらに下記を具備する、[1]の方法:
合計受信電力を決定する;
前記合計受信電力が最大合計受信電力以上かどうか決定する;
多数の現在割り当てられている副搬送波の数を決定する;
前記現在割り当てられている副搬送波の数が1より大きいかどうか決定する;
前記信号対雑音比が所定の最小の信号対雑音比未満かどうか決定する;および
前記合計受信電力が前記最大合計受信電力より大きく、前記現在割り当てられている副搬送波の数が1より大きく、かつ前記信号対雑音比が前記所定の最小の信号対雑音比未満であるなら、前記現在割り当てられている副搬送波の数をデクリメントする。
[11]下記を具備する、直交周波数分割多重(OFDM)システムにおいて副搬送波をスケジューリングする方法:
端末から無線で送信されたOFDM信号を基地局で受信する;
前記OFDM信号内の割り当てられた副搬送波のための信号対雑音レベルを決定する;
前記信号対雑音比が所定の範囲内にあるかどうか決定する;および
少なくとも一部分、前記信号対雑音が前記所定の範囲内にあるかどうかに基づいて、前記端末から前記基地局への通信リンクのための副搬送波の数をスケジューリングする。
[12]さらに下記を具備する、[11]の方法:
合計受信電力を決定する;
多数の現在割り当てられた副搬送波を決定する;および
前記副搬送波の数をスケジューリングすることは、さらに、少なくとも一部分、前記合計受信電力および現在割り当てられている副搬送波の数に基づく。
[13]前記合計受信電力が最小の合計受信電力未満であり、前記現在割り当てられている副搬送波の数が副搬送波の最大数未満であり、かつ前記信号対雑音比が所定の最大数の信号対雑音比より大きいならば、前記副搬送波の数をスケジューリングすることは現在割り当てられている副搬送波の数をインクリメントすることを含む、[12]の方法。
[14]前記合計受信電力が最大合計受信電力より大きく、前記現在割り当てられている副搬送波の数が1より大きく、かつ、前記信号対雑音比が所定の最小の信号対雑音比未満ならば、前記副搬送波の数をスケジューリングすることは、現在割り当てられている副搬送波の数をデクリメントすることを含む、[12]の方法。
[15]下記を具備する直交周波数分割多重(OFDM)システムにおいて副搬送波をスケジューリングするための装置:
副搬送波周波数帯中の雑音レベルを推定するように構成された雑音推定器;
前記雑音推定器に接続され、前記副搬送波周波数帯中の信号対雑音比を決定するように構成された信号対雑音比決定モジュール;および
前記信号対雑音比決定モジュールに接続され、少なくとも一部分前記信号対雑音が所定範囲内にあるかどうかに基づいて副搬送波の数をスケジュールするように構成された副搬送波スケジューラー。
[16]前記信号対雑音比決定モジュールは、さらに合計受信電力を決定するように構成され、前記副搬送波スケジューラーはさらに少なくとも一部分前記合計受信電力に基づいて前記副搬送波の数をスケジュールするように構成される、[15]の装置。
[17]前記信号対雑音決定モジュールは、信号対ノイズフロアー比を決定するように構成される、[15]の装置。
[18]前記信号対雑音決定モジュールは、信号対雑音プラス干渉比を決定するように構成される、[15]の装置。
[19]前記信号対雑音比決定モジュールは、さらに合計受信電力を決定するように構成され、前記副搬送波スケジューラーは、合計受信電力が最小合計受信電力未満であり、現在割り当てられている副搬送波の数が副搬送波の最大数未満であり、かつ前記信号対雑音比が所定の最大の信号対雑音比より大きいならば、副搬送波の数をインクリメントする、[15]の装置。
[20]前記信号対雑音比決定モジュールは、さらに合計受信電力を決定するように構成され、前記副搬送波スケジューラーは、合計受信電力が最大合計受信電力より大きく、現在割り当てられている副搬送波の数が1より大きく、かつ前記信号対雑音比が所定の最小の信号対雑音比未満であるなら、割り当てられている副搬送の数をデクリメントする、[15]の装置。
[21]下記を具備する直交周波数分割多重(OFDM)システムにおいて副搬送波をスケジューリングする方法:
副搬送波割り当てを受信する;
少なくとも一部分前記副搬送波割り当て内の副搬送波の数に基づいて、割り当てられた副搬送波に供給されるデータのための符号化レートを変更する;および
前記副搬送波割り当て名の前記副搬送波の数を用いてOFDM信号を発生する。
[22]前記符号化レートは、前記割り当てられた副搬送波の数が割り当てられた副搬送波の以前の数より大きければ前記符号化レートを現在の符号化レートから減少させることを含む、[21]の方法。
[23]前記符号化レートを変更することは、前記割り当てられた副搬送波の数が、割り当てられた副搬送波の以前の数未満であるなら、前記符号化レートを現在の符号化レートからから増加させることを含む、[21]の方法。

Claims (23)

  1. 下記を具備する直交周波数分割多重(OFDM)システムにおいて、副搬送波をスケジューリングする方法:
    OFDM通信リンク中の割りあてられた副搬送波のための信号対雑音比を決定する;および
    少なくとも一部分前記信号対雑音比に基づいて多数の割り当てられた副搬送波を調節する。
  2. 前記信号対雑音比を決定することは下記を具備する、請求項1の方法:
    副搬送波周波数帯中の受信電力を決定する;
    副搬送波周波数帯に対応する副搬送波の割り当てがされていない少なくとも1つの期間に前記副搬送波周波数帯内の雑音推定値を決定する;および
    前記雑音推定値に対する前記副搬送波帯内の前記受信電力の比を決定する。
  3. 前記雑音推定値は、前記副搬送波が局部的に割り当てされない少なくとも1つの期間に決定される、請求項2の方法。
  4. 前記雑音推定値は、前記副搬送波がシステムワイドに割り当てされていない少なくとも1つの期間に決定される、請求項2の方法。
  5. 前記信号対雑音比は、信号対ノイズフロアー比を含む、請求項1の方法。
  6. 前記信号対雑音比は、信号対干渉プラス雑音比を含む、請求項1の方法。
  7. 前記信号対雑音比は、すべての現在割り当てられている副搬送波周波数帯における平均信号対雑音比を含む、請求項1の方法。
  8. さらに下記を具備する、請求項1の方法:
    合計受信電力を決定する;
    現在割り当てられている副搬送波の数を決定する;および
    割り当てられている副搬送波の数を調節することは、さらに、少なくとも一部分、前記合計受信電力および現在割り当てられている副搬送波の数に基づく。
  9. さらに下記を具備する、請求項1の方法:
    合計受信電力を決定する;
    前記合計受信電力が最小合計受信電力以下かどうか決定する;
    多数の現在割り当てられている副搬送波の数を決定する;
    現在割り当てられている副搬送波の数がリンク内の副搬送波の最大数未満かどうか決定する;
    前記信号対雑音比が所定の最大の信号対雑音比より大きいかどうか決定する;および
    前記合計受信電力が前記最小合計受信電力未満であり、現在割り当てられている副搬送波の数が前記リンク内の副搬送波の前記最大数未満であり、かつ前記信号対雑音比が前記所定の最大の信号対雑音比より大きいならば、現在割り当てられている副搬送波の前記数をインクリメントする。
  10. さらに下記を具備する、請求項1の方法:
    合計受信電力を決定する;
    前記合計受信電力が最大合計受信電力以上かどうか決定する;
    多数の現在割り当てられている副搬送波の数を決定する;
    前記現在割り当てられている副搬送波の数が1より大きいかどうか決定する;
    前記信号対雑音比が所定の最小の信号対雑音比未満かどうか決定する;および
    前記合計受信電力が前記最大合計受信電力より大きく、前記現在割り当てられている副搬送波の数が1より大きく、かつ前記信号対雑音比が前記所定の最小の信号対雑音比未満であるなら、前記現在割り当てられている副搬送波の数をデクリメントする。
  11. 下記を具備する、直交周波数分割多重(OFDM)システムにおいて副搬送波をスケジューリングする方法:
    端末から無線で送信されたOFDM信号を基地局で受信する;
    前記OFDM信号内の割り当てられた副搬送波のための信号対雑音レベルを決定する;
    前記信号対雑音比が所定の範囲内にあるかどうか決定する;および
    少なくとも一部分、前記信号対雑音が前記所定の範囲内にあるかどうかに基づいて、前記端末から前記基地局への通信リンクのための副搬送波の数をスケジューリングする。
  12. さらに下記を具備する、請求項11の方法:
    合計受信電力を決定する;
    多数の現在割り当てられた副搬送波を決定する;および
    前記副搬送波の数をスケジューリングすることは、さらに、少なくとも一部分、前記合計受信電力および現在割り当てられている副搬送波の数に基づく。
  13. 前記合計受信電力が最小の合計受信電力未満であり、前記現在割り当てられている副搬送波の数が副搬送波の最大数未満であり、かつ前記信号対雑音比が所定の最大数の信号対雑音比より大きいならば、前記副搬送波の数をスケジューリングすることは現在割り当てられている副搬送波の数をインクリメントすることを含む、請求項12の方法。
  14. 前記合計受信電力が最大合計受信電力より大きく、前記現在割り当てられている副搬送波の数が1より大きく、かつ、前記信号対雑音比が所定の最小の信号対雑音比未満ならば、前記副搬送波の数をスケジューリングすることは、現在割り当てられている副搬送波の数をデクリメントすることを含む、請求項12の方法。
  15. 下記を具備する直交周波数分割多重(OFDM)システムにおいて副搬送波をスケジューリングするための装置:
    副搬送波周波数帯中の雑音レベルを推定するように構成された雑音推定器;
    前記雑音推定器に接続され、前記副搬送波周波数帯中の信号対雑音比を決定するように構成された信号対雑音比決定モジュール;および
    前記信号対雑音比決定モジュールに接続され、少なくとも一部分前記信号対雑音が所定範囲内にあるかどうかに基づいて副搬送波の数をスケジュールするように構成された副搬送波スケジューラー。
  16. 前記信号対雑音比決定モジュールは、さらに合計受信電力を決定するように構成され、前記副搬送波スケジューラーはさらに少なくとも一部分前記合計受信電力に基づいて前記副搬送波の数をスケジュールするように構成される、請求項15の装置。
  17. 前記信号対雑音決定モジュールは、信号対ノイズフロアー比を決定するように構成される、請求項15の装置。
  18. 前記信号対雑音決定モジュールは、信号対雑音プラス干渉比を決定するように構成される、請求項15の装置。
  19. 前記信号対雑音比決定モジュールは、さらに合計受信電力を決定するように構成され、前記副搬送波スケジューラーは、合計受信電力が最小合計受信電力未満であり、現在割り当てられている副搬送波の数が副搬送波の最大数未満であり、かつ前記信号対雑音比が所定の最大の信号対雑音比より大きいならば、副搬送波の数をインクリメントする、請求項15の装置。
  20. 前記信号対雑音比決定モジュールは、さらに合計受信電力を決定するように構成され、前記副搬送波スケジューラーは、合計受信電力が最大合計受信電力より大きく、現在割り当てられている副搬送波の数が1より大きく、かつ前記信号対雑音比が所定の最小の信号対雑音比未満であるなら、割り当てられている副搬送の数をデクリメントする、請求項15の装置。
  21. 下記を具備する直交周波数分割多重(OFDM)システムにおいて副搬送波をスケジューリングする方法:
    副搬送波割り当てを受信する;
    少なくとも一部分前記副搬送波割り当て内の副搬送波の数に基づいて、割り当てられた副搬送波に供給されるデータのための符号化レートを変更する;および
    前記副搬送波割り当て名の前記副搬送波の数を用いてOFDM信号を発生する。
  22. 前記符号化レートは、前記割り当てられた副搬送波の数が割り当てられた副搬送波の以前の数より大きければ前記符号化レートを現在の符号化レートから減少させることを含む、請求項21の方法。
  23. 前記符号化レートを変更することは、前記割り当てられた副搬送波の数が、割り当てられた副搬送波の以前の数未満であるなら、前記符号化レートを現在の符号化レートからから増加させることを含む、請求項21の方法。
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