JP2012050040A - 画像形成装置およびファクシミリプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】通信履歴情報の出力回数を低減する。
【解決手段】画像形成装置1は、ファクシミリ通信毎の通信履歴情報を格納するFlashMemory6(不揮発性記憶部)と、前記通信履歴情報を出力するプリンタ部9(出力部)と、ファクシミリ通信が行われた数(不揮発性記憶部に記憶された通信履歴情報の数)と、装置に設定された閾値(出力開始時刻記憶部7A(EEPROM)に格納された印刷条件(最低通信履歴情報数))とを比較し、通信履歴数が閾値未満の場合には、通信履歴情報を出力部に出力させず、通信履歴数が前記閾値以上の場合には、通信履歴情報を出力部に出力させるシステム制御部2A(制御部)とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、ファクシミリ通信を行うことができる画像形成装置およびファクシミリプログラムに関する。
近年、コピー、スキャナ、ファクシミリ、プリントなどの複数の機能を備えた、複合機(MFP:Multi Function Peripheral)と呼ばれる画像形成装置が普及している。
ファックス機能を備えた画像形成装置は、毎日、予め設定された時刻(印刷設定時刻)に、前回印刷した時刻以降にファックスの送受信を行った通信履歴の一覧を印刷する『通信管理日報レポート印刷機能』を有している。この機能により、前回の印刷設定時刻から、今回の印刷設定時刻までの期間に発生したファックスの通信履歴の一覧が印刷された『通信管理日報レポート』を、利用者は取得することができる。
また、このような画像形成装置は、一般的に電力消費を抑制するための省電力機能が設けられており、所定時間、画像形成装置への操作がなされなかったときや、外部ホストから印刷データを受信しなかったときなどに有効となる。この省電力機能は、例えば、スキャナユニットの駆動モータ電源や、印刷装置の定着器などへの電力供給を遮断したり、操作パネルの表示部のバックライトを消灯したりして実現される。この省電力状態をパワーセーブ状態(第1の省電力状態)と呼ぶ。
なお、上記のパワーセーブ状態では、依然として数十ワットの電力が消費される。そのため、さらなる省電力を図るために、上位装置との通信機能や一部の機能を除く画像形成装置本体各部への電力供給を停止し、画像形成装置内部の画像処理用のCPU(Central Processing Unit)へ供給する電力を低減、または“0”(OFF)にする省電力機能がある。この省電力状態をスリープ状態(第2の省電力状態)と呼ぶ。
これらの省電力状態において、画像形成装置は、ユーザによって所定のキー操作が行われたり、ファクシミリを受信したり、外部ホストから印刷データを受信したりする、など所定のイベントが発生するまで省電力状態が継続され、その間の電力消費量は、通常の電力消費量よりも少なく保たれ、省電力状態が解除されると画像形成装置の各デバイスに対する通電が行われ、通常どおり使用できる待機状態に戻るように構成されている。
特開2000−56869号公報
しかしながら、従来のファックス機能を備えた画像形成装置は、ファックスの通信履歴が有る場合のみや、ファックスの通信履歴が一定数以上である場合にのみ、利用者が通信管理日報レポートを必要である場合であっても、この通信管理日報レポートが通信履歴の有無や通信履歴の履歴数にかかわらず、毎日印刷されてしまうという無駄が発生する問題があった。
そこで、本発明は前記問題を解決するためになされたものであり、通信履歴情報の出力回数を低減することができる画像形成装置およびファクシミリプログラムを提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、第1発明の画像形成装置は、ファクシミリ通信毎の通信履歴情報を格納する不揮発性記憶部と、前記通信履歴情報を出力する出力部(例えば、プリンタ部)と、前記ファクシミリ通信が行われた数を表す通信履歴数(例えば、前記不揮発性記憶部に記憶された通信履歴情報の数)と、装置に設定された閾値とを比較し、前記通信履歴数が前記閾値未満の場合には、前記通信履歴情報を前記出力部に出力させず、前記通信履歴数が前記閾値以上の場合には、前記通信履歴情報を前記出力部に出力させる制御部(例えば、通信履歴管理部の機能)とを備える。
また、第2発明のファクシミリプログラムは、閾値を予め記憶する不揮発性記憶部と、前記通信履歴情報を出力する出力部とを備えるコンピュータを、ファクシミリ通信毎の通信履歴情報を前記不揮発性記憶部に逐次格納するファックス制御手段と、前記不揮発性記憶部に記憶された通信履歴情報の数を計数し、その計数結果である通信履歴数と、前記閾値とを比較し、前記通信履歴数が前記閾値未満の場合には、前記通信履歴情報を前記出力部に出力させず、前記通信履歴数が前記閾値以上の場合には、前記通信履歴情報を前記出力部に出力させる通信履歴管理手段として機能させる。
また、前記画像形成装置において、復帰要因を検出する復帰監視部と、前記出力部が出力可能な電力を供給する通常モード(例えば、通常状態時印刷シーケンス)と、前記通常モードより少なく、前記出力部の主要部に電力を供給すると共に、前記制御部に電力を供給する第1の省電力モード(例えば、パワーセーブ状態時シーケンス)と、前記出力部および前記制御部に電力を供給せず前記復帰監視部に電力を供給する第2の省電力モード(例えば、スリープ状態時シーケンス)とのいずれか1つのモードで給電する電源部と、を備え、前記第1の省電力モードで給電される前記制御部は、前記通信履歴数と前記閾値との比較の結果、前記通信履歴数が前記閾値未満の場合、前記電源部を第2の省電力モードに移行させ、前記通信履歴数が前記閾値以上の場合、前記電源部に第1の省電力モードを維持させることができる。
これによれば、省電力状態を第1の省電力状態(パワーセーブ状態)にしかすることができない場合でも、画像形成装置としてより省電力を図ることが可能な第2の省電力モード(例えば、スリープ状態)に移行することができる。すなわち、省電力機能において、通信管理日報レポート印刷機能が「有効」になっており、かつ、制御部で所定時刻の到来を待っているときであっても、スリープ状態に移行することができる。
本発明によれば、通信履歴情報の出力回数を低減することができる。言い換えれば、通信管理日報レポートの印刷回数を低減することができるので、印刷媒体の消費を抑制することができる。
第1の実施形態における画像形成装置としての複合機の全体構成のブロック図である。 プリンタ部により印刷された通信管理日報レポートの一例である。 システム制御部が備える機能部を示す図である。 ファックス送信シーケンスのフローチャートである。 ファックス受信シーケンスのフローチャートである。 印刷シーケンスのフローチャートである。 第2の実施形態における画像形成装置としての複合機の全体構成のブロック図である。 システム制御部が備える機能部を示す図である。 パワーセーブ状態時シーケンス(メインシーケンス)のフローチャートである。 図9Aに続くパワーセーブ状態時シーケンス(メインシーケンス)のフローチャートである。 ファックス受信シーケンスのフローチャートである。 キー操作シーケンスのフローチャートである。 スリープ状態時シーケンスのフローチャートである。 通常状態時印刷シーケンスのフローチャートである。
(第1の実施形態)
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、第1の実施形態における画像形成装置としての複合機の全体構成のブロック図である。図2は、プリンタ部により印刷された通信管理日報レポートの一例である。表1は、本実施形態の通信管理日報レポートに印字される情報の一例を示す。
図1において、画像形成装置としての複合機1は、画像読取部としてのスキャナ部8と、画像形成部としてのプリンタ部9と、ファックス部10と、表示操作部11と、システム制御部2(2A)(制御部)と、RTC(Real Time Clock;リアルタイムクロック)4と、FlashMemory6と、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)7(7A)とを備え、ファックス送信の送信履歴データおよびファックス受信の受信履歴データを、通信履歴データとしてFlashMemory6に記録し、その通信履歴データの数(通信履歴数)が所定数以上蓄積されたときに、通信管理日報レポートを印刷する。
Figure 2012050040
(RTC4)
RTC4は、現在時刻を計時する計時専用チップである。
(FlashMemory6)
不揮発性記憶部としてのFlashMemory6は、複合機1(ファックス部10)が行ったファックス送信の送信履歴データおよびファックス受信の受信履歴データを、通信履歴データとして記録する。このとき、後記するシステム制御部2A(通信履歴管理部36A)により、通信履歴データはデータベース化されて管理される。
(EEPROM7A)
EEPROM7Aは、表2に示す通信管理日報レポートに関する設定値を記録する記憶部であり、複合機1Aにおいて、(a)通信管理日報レポート印刷機能の有効/無効、(b)通信管理日報レポート印刷時刻、(c)通信管理日報レポートの印刷条件となる最低通信履歴数、を設定値として記録する。
なお、FlashMemory6や、EEPROM7Aは、不揮発性メモリの一種であり、電力が供給されなくてもデータを記録しておく機能を有する。
Figure 2012050040
(スキャナ部8)
スキャナ部8は、原稿画像の読み取り機能を有し、図示しない原稿載置台、自動原稿送り装置ADF(Auto Document Feeder)やリニアセンサなどを備えている。
(プリンタ部9)
プリンタ部9は、スキャナ部8が取り込んだ原稿画像を、紙などの媒体上に画像形成する機能を有する。プリンタ部9は、現像ユニットや、イメージドラム、定着器ユニット、給紙部などを備える。
(ファックス部10)
ファックス部10は、NCU(Network Control Unit;網制御部)や、ファックスモデムなどを備え、ネットワークや電話回線などの通信回線を通じて、ファックス送信やファックス受信などのファクシミリ通信を行う。
(表示操作部11)
表示操作部11は、ユーザによるキー操作を受け付ける入力部や、ユーザに対して画像を表示する表示部を備える。
(システム制御部2A)
システム制御部2Aは、CPU(Central Processing Unit)3とメモリとを備え、複合機1全体を制御する。メモリには、CPU3と協働して実行されるプログラムが格納されている。
図3は、CPU3とメモリに格納されたプログラムとが協働することにより実現される、システム制御部2Aが備える機能部を示した図である。
システム制御部2Aは、スキャナ制御部31と、プリンタ制御部32と、ファックス制御部33と、表示操作制御部34と、通信履歴管理部36(36A)と、日報印刷判定部37として機能する。
(スキャナ制御部31)
スキャナ制御部31は、スキャナ部8を制御する機能部であり、原稿載置台に原稿が載置されたときに、スキャナ部8が備える読み取り機構を駆動させ、リニアセンサが連続的に出力する読取画像のデータを取り込む機能を有する。
(プリンタ制御部32)
プリンタ制御部32は、プリンタ部9を制御する機能部であり、通信管理日報レポートの印刷データをプリンタ部9に出力して、紙などの媒体に印刷させたり、スキャナ制御部31が取り込んだデータをプリンタ部9に出力して、読取画像を媒体に形成させたりする。
(ファックス制御部33)
ファックス制御部33は、ファックス部10を制御する機能部であり、スキャナ部8が読み込んだ原稿画像を、ファックス部10に通信回線を介してファックス送信させたり、ファックス受信があった場合には、受信画像を取り込んだりする。
ファックス制御部33は、ファックス部10がファックス送信を行ったときには送信履歴データを生成し、ファックス受信を行ったときには受信履歴データを生成する。そして、生成した送信履歴データおよび受信履歴データを、FlashMemory6に通信履歴データとして追加記録する。
(表示操作制御部34)
表示操作制御部34は、表示操作部11を制御する機能部であり、入力部からのキー操作の検知を行ったり、表示部に画像を表示させたりする。
(通信履歴管理部36A)
通信履歴管理部36Aは、FlashMemory6に記憶されたファクシミリの通信履歴データをデータベース化して管理する。
ここで、通信履歴データには、表1に示す通信管理日報レポートに印字される情報の各項目が少なくとも含まれる。
また、通信履歴管理部36Aは、プリンタ部9が印刷する通信管理日報レポートの印刷データを生成する。
(日報印刷判定部37)
日報印刷判定部37は、通信管理日報レポートの印刷可否を判定する処理部である。
まず、日報印刷判定部37は、EEPROM7Aから、通信管理日報レポートに関するデータ(表4を参照)を読み出し、第1の判定を行う。
(第1の判定)
第1の判定において、日報印刷判定部37は、EEPROM7Aから「通信管理日報レポート印刷機能」の設定値(「有効/無効」)を読み出し、その設定値が「有効」であるか否かを判定する。通信管理日報レポート印刷機能の設定値が「有効」であれば、日報印刷判定部37は、第2の判定を行う。
(第2の判定)
第2の判定において、日報印刷判定部37は、EEPROM7Aから「通信管理日報レポート印刷時刻」の設定値(印刷設定時刻「hh:mm」)を読み出し、さらに、RTC4から「現在時刻」を読み出す。そして、設定値(印刷設定時刻)が到来しているか否かを判定する。到来していれば(印刷設定時刻が現在時刻より過去)、日報印刷判定部37は、第3の判定を行う。
(第3の判定)
第3の判定において、日報印刷判定部37は、EEPROM7Aから「最低通信履歴数」の設定値を読み出し、さらに、通信履歴管理部36Aにより管理され、FlashMemory6に記憶された通信履歴データの数(通信履歴数)を読み出す。そして、通信履歴数が最低通信履歴数以上であるか否かを判定する。通信履歴数が最低通信履歴数以上であれば、日報印刷判定部37は、通信管理日報レポートを印刷すべきであると判定する。
以上に示すように、日報印刷判定部37は、第1の判定において『通信管理日報レポート印刷機能が「有効」である』こと、第2の判定において『通信管理日報レポート印刷時刻の設定値(印刷設定時刻)が到来している』こと、第3の判定において『通信履歴数が最低通信履歴数以上である』ことの3つの条件を満たしている場合に、通信履歴管理部36Aに対して、通信管理日報レポートの印刷データを生成させる。
《第1の実施形態の画像形成装置の動作》
図1の構成における複合機1(画像形成装置)の動作を図2〜図5を用いて説明する。図4は、複合機1がファックスを送信する際のファックス送信シーケンスのフローチャートである。
システム制御部2A(スキャナ制御部31)は、スキャナ部8の原稿載置の検出イベントを契機として、スキャナ部8に原稿画像を読み取らせ、次に、システム制御部2A(ファックス制御部33)は、読取画像をファックス部10にファックス送信させる。
次に、システム制御部2A(ファックス制御部33)は、ファックス部10が送信したファックスの送信履歴データ(通信履歴データ)を生成し(S110)、生成した送信履歴データ(通信履歴データ)をFlashMemory6に追加記録し(S120)、処理を終了する。
図5は、複合機1がファックスを受信する際のファックス受信シーケンスのフローチャートである。
システム制御部2A(ファックス制御部33)は、ファックス部10がファックスを受信したことを検出する(S210)。そして、システム制御部2A(ファックス制御部33)は、ファックス部10が受信したファックスの受信履歴データ(通信履歴データ)を生成する(S220)。そして、システム制御部2A(ファックス制御部33)は、生成した受信履歴データ(通信履歴データ)をFlashMemory6に追加記録し(S230)、処理を終了する。
図6は、複合機1が通信管理日報レポートを印刷する際の印刷シーケンスのフローチャートである。
システム制御部2A(日報印刷判定部37)は、EEPROM7Aから通信管理日報レポート印刷機能の設定値を読み出し、通信管理日報レポート印刷機能が「有効」であるか否かを判定する(S310)。
ここで、通信管理日報レポート印刷機能が「無効」である場合(S310,No)、システム制御部2Aは、通信管理日報レポートを印刷せずに処理を終了する。
一方、通信管理日報レポート機能が「有効」である揚合(S310,Yes)、システム制御部2Aは、RTC4から読み出した現在時刻と、EEPROM7Aから読み出した通信管理日報レポート印刷時刻の設定値(印刷設定時刻)とを比較することにより、通信管理日報レポートを印刷する時刻が到来しているか否かを判定する(S320)。
ここで、通信管理日報レポート印刷時刻が到来してない場合(S320,No)、システム制御部2Aは、通信管理日報レポートを印刷することなく、処理を終了する。
一方、通信管理日報レポート印刷時刻が到来している場合(S320,Yes)、システム制御部2A(通信履歴管理部36A)は、FlashMemory6の通信履歴データから読み出した通信履歴数と、EEPROM7Aから読み出した最低通信履歴数の設定値とを比較し、通信履歴数が最低通信履歴数以上であるか否かを判定する(S330)。
ここで、通信履歴数が最低通信履歴数未満の場合(S330,No)、システム制御部2Aは、通信管理日報レポートを印刷せずに処理を終了する。
一方、通信履歴数が最低通信履歴数以上である場合(S330,Yes)、システム制御部2A(通信履歴管理部36A)は、通信管理日報レポートの印刷データを生成する(S340)。そして、システム制御部2A(プリンタ制御部32)は、プリンタ部9に通信管理日報レポートの印刷データを出力し(S350)、プリンタ部9に通信管理日報レポートを印刷させる。そして、システム制御部2A(通信履歴管理部36A)は、印刷データを出力後、EEPROM7Aに記憶された通信履歴データを削除する(S360)。そして、システム制御部2Aは、すべての処理を終了する。
以上のように、通信管理日報レポート印刷機能が「無効」である場合(S310,No)や、通信管理日報レポート印刷時刻が到来してない場合(S320,No)、通信履歴数が最低通信履歴数未満である場合(S330,No)、いずれにおいても、システム制御部2Aは、通信管理日報レポートを印刷せずに処理を終了する。
以上説明したように、第1の実施形態の複合機1によれば、利用者は最低通信履歴数の設定値を設定することにより、通信管理履歴がある場合や、一定数以上の通信管理履歴がある場合にのみ、通信管理日報レポートをプリンタ部9に印刷させることが可能となる。
それにより、通信管理履歴が全くない場合や、通信管理履歴が所定数以下である場合に、通信管理日報レポートが印刷されてしまうことによる、用紙の無駄を省くことが可能となる。
(第2の実施形態)
以下、本発明の第2の実施形態を図面に基づいて説明する。
図7は、第2の実施形態における画像形成装置としての複合機の全体構成のブロック図である。
複合機1Aは、第1の実施形態の複合機1と同様に、RTC4、FlashMemory6、EEPROM7B、スキャナ部8、プリンタ部9、ファックス部10、表示操作部11を備えているが、図7に示すように、スリープ時復帰監視部12および電源部13を備える点で相違する。
図8は、CPU3とメモリに格納されたプログラムとが協働することにより実現される、システム制御部2Bが備える機能部を示した図である。
システム制御部2Bは、第1の実施形態と同様にCPU3およびメモリを備えているが、メモリに格納されているプログラムが第1の実施形態と相違し、特に、通信履歴管理部36(36B)として機能させるプログラムが相違し、さらに、日報印刷判定部37(図3)として機能させるプログラムが相違するスリープ可否判定部38を有している。
(通信履歴管理部36B)
通信履歴管理部36Bは、第1の実施形態の通信履歴管理部36Aと同様に、FlashMemory6に記憶されたファクシミリの送信履歴データおよび受信履歴データである通信履歴データを管理する。また、プリンタ部9が印刷する通信管理日報レポートの印刷データを生成する。
(EEPROM7B)
EEPROM7Bは、表3に示す通信管理日報レポートに関する設定値を記録する記憶部であり、複合機1Aにおいて、第1の実施形態のEEPROM7Aと同様に、(a)通信管理日報レポート印刷機能の有効/無効、(b)通信管理日報レポート印刷時刻、(c)通信管理日報レポートの印刷条件となる最低通信履歴数、を設定値として記録し、それらに加えてEEPROM7Bは、(d)スリープ機能の有効/無効、(e)スリープ移行時間、を設定値としてさらに記録する。
Figure 2012050040
(電源部13)
電源部13は、複合機1A全体への電力供給を管理する。電源部13は、システム制御部2Bからの指示により、複合機1A全体の省電力状態を、通常状態から、パワーセーブ状態(第1の省電力状態)またはスリープ状態(第2の省電力状態)に移行する。
(通常状態時の電源部)
通常状態時の電源部13は、画像形成装置本体各部へ電力を供給する。これにより、プリンタ部9の主要部(例えば、定着器)にも電源が供給され、複合機1Aは印刷要求により、即時、紙などの媒体に画像形成を行うことができる。
(パワーセーブ状態時の電源部)
パワーセーブ状態時の電源部13は、プリンタ部9の定着器の電源を遮断したり、表示操作部11の表示部のバックライトを遮断したりして、省電力状態に切り換える働きをする。このパワーセーブ状態であっても、複合機1Aでは数十ワットの電力が消費される。
(スリープ状態時の電源部)
スリープ状態時の電源部13は、パワーセーブ状態よりもさらなる省電力を図るため、上位装置との通信機能や一部の機能を除く画像形成装置本体各部への電力供給を停止し、さらに、CPU3へ供給する電力を“0”(OFF)にする。
(スリープ時復帰監視部12)
スリープ時復帰監視部12は、CPU121とメモリとを備え、複合機1Aをスリープ状態に移行させたり、パワーセーブ状態に復帰させたりする処理部である。メモリには、CPU3と協働して実行されるプログラムが格納されている。
スリープ時復帰監視部12は、システム制御部2Bのスリープ可否判定部38からの処理実行指示を受け、複合機1Aをスリープ状態に移行させる。また、複合機1Aがスリープ状態にある場合であっても電源部13から電力が供給され、複合機1Aがスリープ状態からパワーセーブ状態に復帰するための復帰要因を検出したか否かを判定する。復帰要因としては、接続先の通信機器からのファックスデータの受信や、ユーザによる表示操作部11のキー操作などがある。
(スリープ可否判定部38)
スリープ可否判定部38は、パワーセーブ状態からスリープ状態への移行可否を判定する処理部である。複合機1Aをスリープ状態に移行させることが可能である場合、スリープ可否判定部38は、複合機1Aをスリープ状態へ移行させるために、スリープ時復帰監視部12に処理を実行させる。
まず、スリープ可否判定部38は、EEPROM7Bから、通信管理日報レポートに関するデータ(表4を参照)を読み出し、第1の判定を行う。
ここで、第2の実施形態の複合機1Aにおける通信管理日報レポートのフォーマットは、第1の実施形態の複合機1と同様で、図2に示したものであるので説明を省略する。
(第1の判定)
第1の判定において、スリープ可否判定部38は、「通信管理日報レポート印刷機能」の設定値(「有効/無効」)を読み出し、その設定値が「有効」であるか否かを判定する。通信管理日報レポート印刷機能の設定値が「有効」であれば、スリープ可否判定部38は、第2の判定を行う。
(第2の判定)
第2の判定において、スリープ可否判定部38は、「通信管理日報レポート印刷時刻」の設定値(印刷設定時刻「hh:mm」)を読み出す。さらに、RTC4から「現在時刻」を読み出す。そして、設定値が到来しているか否かを判定する。到来していれば(印刷設定時刻が現在時刻より過去)、スリープ可否判定部38は、第3の判定を行う。
(第3の判定)
第3の判定において、スリープ可否判定部38は、「最低通信履歴数」の設定値を読み出す。さらに、通信履歴管理部36Bにより管理され、FlashMemory6に記憶された通信履歴データの数(通信履歴数)を読み出す。そして、通信履歴数が最低通信履歴数以上であるか否かを判定する。通信履歴数が最低通信履歴数以上であれば、スリープ可否判定部38は、通信管理日報レポートを印刷すべきであると判定する。
一方、第1の判定において『通信管理日報レポート印刷機能の設定値が「無効」である』場合、または第2の判定において『設定値が到来している』場合、通信管理日報レポートを印刷すべきタイミングではないため、複合機1Aをスリープ状態に移行させることが可能となる。
第3の判定において『通信履歴数が最低通信履歴数未満である』場合は、複合機1Aのパワーセーブ状態を維持させる。
《第2の実施形態の画像形成装置の動作》
図7の構成における複合機1A(画像形成装置)の動作を図8〜図13を用いて説明する。図9A,図9Bは、パワーセーブ状態の複合機1Bが通信管理日報レポートを印刷する際のパワーセーブ状態時シーケンス(以下、「メインシーケンス」と記載する)のフローチャートである。
パワーセーブ状態の複合機1Aにおいて、システム制御部2B(ファックス制御部33)は、まず、ファックス部10を監視し、ファックス部10がファックス受信を検出したか否かを判定する(S410)。ファックス受信を検出した場合(S410,Yes)、システム制御部2Bは、ファックス受信シーケンス(図10)を実行する(S500)。
一方、ファックス受信を検出していない場合(S410,No)、システム制御部2Bは後記するS420の処理を行う。
《ファックス受信シーケンス》
図10は、ファックス受信シーケンスのフローチャートである。
ファックス制御部33により、ファックス部10がファックスを受信したことを検出したことを契機に、システム制御部2B(ファックス制御部33)は、ファックス受信シーケンスを実行(開始)し(S500,図9A)、システム制御部2B(ファックス制御部33)は、ファックス部10が受信したファックスの受信履歴データ(通信履歴データ)を生成する(S510)。そして、システム制御部2B(ファックス制御部33)は、生成した受信履歴データ(通信履歴データ)をFlashMemory6に追加記録する(S520)。そして、システム制御部2Bは、ファックス受信シーケンスを終了し、その後メインシーケンス(図9A)に復帰する。
図9Aの説明に戻る。
システム制御部2Bは、ファックス受信シーケンスが終了した場合(S500)、または、ファックス部10がファックス受信を検出していない場合(S410,No)に、システム制御部2B(表示操作制御部34)は、表示操作部11を監視し、キー操作を検出したか否かを判定する(S420)。キー操作を検出した場合(S420,Yes)、システム制御部2Bは、キー操作シーケンス(図11)を実行する(S600)。
一方、キー操作を検出していない場合(S420,No)、システム制御部2Bは、後記するS430(図9B)の処理を行う。
《キー操作シーケンス》
図11は、キー操作シーケンスのフローチャートである。
システム制御部2B(表示操作制御部34)は、キー操作シーケンスを実行(開始)し(S600,図9A)、表示操作制御部34により、表示操作部11から取得したキー操作の内容が「ファックス送信」であるか否かを判定する(S610)。
キー操作が「ファックス送信」である場合(S610,Yes)、システム制御部2B(スキャナ制御部31)は、スキャナ部8の原稿載置の検出イベントを契機として、スキャナ部8に原稿画像を読み取らせ、次に、システム制御部2B(ファックス制御部33)は、読取画像をファックス部10にファックス送信させる。
ファックス送信後、システム制御部2B(ファックス制御部33)は、送信したファックスの送信履歴データ(通信履歴データ)を生成し(S620)、生成した送信履歴データ(通信履歴データ)をFlashMemory6に追加記録させる(S630)。
一方、キー操作が「ファックス送信」ではない場合(S610,No)、システム制御部2B(表示操作制御部34)は、表示操作部11から取得したキー操作の内容が「設定値変更」であるか否かを判定する(S640)。
キー操作が「設定値変更」である場合(S640,Yes)、システム制御部2Bは、設定値変更処理を実行する(S650)。これにより、変更後の設定値がEEPROM7Bに保存される。
一方、キー操作が「設定値変更」ではない場合(S640,No)、またはS630やS650の処理が終了後に、メインシーケンス(図9A)に復帰する(S600,図9A)。
図9Aの説明に戻る。
システム制御部2Bは、キー操作を検出していない場合(S420,No)、または、キー操作シーケンスから復帰した場合(S600)に、システム制御部2B(通信履歴管理部36B)は、EEPROM7Bから通信管理日報レポート印刷機能の設定値を読み出し、通信管理日報レポート印刷機能が「有効」であるか否かを判定する(S430,図9B)。
通信管理日報レポート印刷機能が「無効」である場合(S430,No)、システム制御部2Bは、通信管理日報レポートをプリンタ部9に印刷させない。その後、後記するS450の処理を行う。
一方、通信管理日報レポート印刷機能が「有効」である場合(S430,Yes)、システム制御部2B(通信履歴管理部36B)は、EEPROM7Bから最低通信履歴数の設定値を読み出し、さらに、通信履歴管理部36BがFlashMemory6に記憶された通信履歴データの数(通信履歴数)を読み出す。そして、システム制御部2B(通信履歴管理部36B)は、通信履歴数が最低通信履歴数以上であるか否かを判定する(S440)。
通信履歴数が最低通信履歴数未満である場合(S440,No)、システム制御部2B(通信履歴管理部36B)は、通信管理日報レポートをプリンタ部9に印刷させない。その後、後記するS450の処理を行う。
一方、通信履歴数が最低通信履歴数以上である場合(S440,Yes)、システム制御部2B(通信履歴管理部36B)は、後記するS470の処理を行う。
以上のように、通信管理日報レポート印刷機能が「無効」である場合、および、通信履歴数が最低通信履歴数未満である場合には、通信管理日報レポートが印刷されない。そのため、複合機1Aは、通信管理日報レポート印刷時刻が到来することを待つ必要がない。複合機1Aは時刻を監視せずに、そのままスリープ状態に移行することができる。
また、通信管理日報レポート印刷機能が「無効」である場合(S430,No)や、通信履歴数が最低通信履歴数未満である場合(S440,No)において、システム制御部2B(スリープ可否判定部38)は、スリープ状態に移行できるか否かを判定する(S450)。この判定処理は、システム制御部2Bが、まず、EEPROM7Bに記憶されたスリープ機能の設定値を取得し、その設定値が「有効」であるか否かで判定する。
ここで、スリープ機能の設定値が「無効」である場合、スリープ状態に移行できない(S450,No)。システム制御部2Bは、S410(図9A)に戻る。
一方、スリープ機能の設定値が「有効」である場合、スリープ状態に移行できる(S450,Yes)。システム制御部2B(スリープ可否判定部38)は、スリープ時復帰監視部12に処理を実行させ、複合機1Aをスリープ状態に移行させる(S460)。これにより、電源部13は、上位装置との通信機能や一部の機能を除く、複合機1A本体各部への電力供給を停止する。
複合機1Aがスリープ状態に移行することで、システム制御部2Bには電力が供給されなないため、システム制御部2Bは処理を行えなくなる。そこで、スリープ状態からパワーセーブ状態へ復帰するために、スリープ状態にあっても電力が供給されているスリープ時復帰監視部12が備えるCPU121が、スリープ状態時シーケンス(図12)を実行する(S700)。
図12は、複合機1Aがスリープ状態に移行した場合のスリープ状態時シーケンスのフローチャートである。
スリープ時復帰監視部12(CPU121)(図7)は、スリープ状態時シーケンスを実行し(S700,図9B)、複合機1Aがスリープ状態からパワーセーブ状態に復帰するための復帰要因の定期監視を行い、復帰要因を検出したか否かを判定する(S710)。当該判定処理は、なんらかの入力や受信などのイベントがあったときに、タイマ割り込み処理として行われ、そのイベントが復帰要因であるか否かを判定することで実現される。
ここで、イベントが復帰要因でない場合(S710,No)、次のイベントが発生するまで待機する。
一方、イベントが復帰要因である場合(S710,Yes)、スリープ時復帰監視部12(CPU121)は、電源部13を制御して、システム制御部2Bに電力を供給させる(S720)。以上により、スリープ状態時シーケンスを終了する。
そして、電力が供給されたシステム制御部2Bは、S410(図9A)に戻る。これにより、複合機1Aがスリープ状態からパワーセーブ状態に復帰する。
図9Bの説明に戻る。
(S470の処理)
通信履歴数が最低通信履歴数以上である場合(S440,Yes)、システム制御部2B(通信履歴管理部36B)は、RTC4から読み出した現在時刻と、EEPROM7Bから読み出した通信管理日報レポート印刷時刻の設定値(印刷設定時刻)とを比較し、通信管理日報レポート印刷時刻が到来しているか否かを判定する(S470)。
通信管理日報レポート印刷時刻が到来していない場合(S470,No)、システム制御部2Bは、S410(図9A)に戻る。
このとき、通信管理日報レポート印刷時刻は到来していないが、通信管理日報レポート印刷機能の設定値が「有効」となっており、FlashMemory6には最低通信履歴数の設定値以上の通信履歴データの数(通信履歴数)が記録されている。そのため、複合機1Aは、通信管理日報レポート印刷時刻が到来することを待つ必要があり、スリープ状態に移行できない。
一方、通信管理日報レポート印刷時刻が到来している場合(S470,Yes)、システム制御部2B(通信履歴管理部36B)は、通常状態時印刷シーケンス(S800)を実行し(図13)、複合機1Aを通常状態に移行させる。
図13は、複合機1Aが通常状態に移行し、通信管理日報レポートを印刷する通常状態時印刷シーケンスのフローチャートである。
システム制御部2Bは、通信履歴管理部36Bが通信管理日報レポートの印刷データを生成する(S810)。そして、システム制御部2Bは、通信管理日報レポートの印刷データ(ビットマップデータ)をプリンタ部9に出力する(S820)。これにより、プリンタ部9は通信管理日報レポートを印刷する。
通信管理日報レポートの印刷データを出力後、システム制御部2B(通信履歴管理部36B)は、FlashMemory6に記憶された通信履歴データを削除する(S830)。これにより、通信履歴数が“0”となる。そして、システム制御部2Bは、通常状態時印刷シーケンスを終了する。
その後、システム制御部2B、S410(図9A)に戻る。
以上のように、複合機1Bが備えるシステム制御部2Bはメインシーケンスの処理を行う。
以上の処理において、EEPROM7Bの「最低通信履歴数」の設定値が0以外であり、FlashMemory6に通信履歴データが記憶されていない(通信履歴数が“0”)場合に、システム制御部2BがS440の処理を実行すると、通信履歴数は最低通信履歴数未満となる(S440,No)。そのため、システム制御部2Bは、通信管理日報レポートをプリンタ部9に印刷させない。その後、通信履歴データ(送信履歴データおよび受信履歴データ)がFlashMemory6に追加記録されて、通信履歴数が最低通信履歴数以上となるまで、スリープ状態に移行する条件を満たすこととなる。
以上説明したように、第2の実施形態によれば、通信管理日報レポート印刷機能が「有効」になっているために、画像形成装置としてより消費電力を抑えるスリープ状態に移行することができないという問題に対して、最低通信履歴数の設定値を設定することにより、通信管理履歴が設定された最低通信履歴数以下の場合には、複合機1Aがスリープ状態に移行することが可能となる。
そのため、従来のように通信管理日報レポートが「有効」であるためにスリープ状態に移行することができない場合と比べ、消費電力を抑えることができる。
第1の実施形態、第2の実施形態では複合機(MFP)に適用した例を説明したが、例えば、電子写真記録方式のプリンタ、ファクシミリ装置、複写機などにも適用することができる。
(変形例)
本発明は前記した実施形態に限定されるものではなく、例えば以下のような種々の変形が可能である。
(1)前記第2の実施形態の図9(図9Aおよび図9B)のメインシーケンスにおいて、「ファックス受信の検出判定(S410)」、「キー操作の検出判定(S420)」を「通信管理日報レポート機能の判定(S430)」、「通信履歴数の判定(S440)」、「通信管理日報レポート印刷時刻の判定(S470)」よりも先に実行しているが、S410,S420の判定は、イベント発生による割込処理によって行うことができる。
(2)前記各実施形態は、プリンタ部9およびファックス部10を備えた複合機1,1Aについて説明したが、USB(Universal Serial Bus)インタフェースおよびプリンタドライバを介してプリンタが接続され、FAXモデムを備えたPC(Personal Computer)のCPU(Central Processing Unit)に機能させるファクシミリプログラムとしても実現可能である。
この場合、出力部は、USBインタフェースおよびプリンタドライバであり、不揮発性記憶部は、HDD(Hard Disk Drive)が使用される。また、プログラムおよびCPUにより実現される、ファックス制御手段は、ファックスモデムを使用して、ファクシミリ通信を行うと共に、ファクシミリ通信毎の通信履歴情報を前記不揮発性記憶部に逐次格納し、通信履歴管理手段は、不揮発性記憶部に記憶された通信履歴情報の数を計数し、その計数結果である通信履歴数と、不揮発性記憶部に予め格納された閾値とを比較し、通信履歴数が前記閾値未満の場合には、通信履歴情報を出力部に出力させず、通信履歴数が閾値以上の場合には、通信履歴情報を出力部に出力させる。
(3)前記各実施形態は、不揮発性記憶部として、FlashMemory6と、EEPROM7とを備え、通信履歴データと、通信管理日報レポートに関する設定値とを、2つの不揮発性記憶部に分けて記憶させているが、1つの不揮発性記憶部であっても実現可能である。
1 複合機
2(2A) システム制御部
3 CPU
4 RTC(現在時刻記憶部)
6 FlashMemory(不揮発性記憶部)
7(7A) EEPROM(出力開始時刻記憶部)
8 スキャナ部
9 プリンタ部(出力部)
10 ファックス部
11 表示操作部
31 スキャナ制御部
32 プリンタ制御部
33 ファックス制御部
34 表示操作制御部
35 通信制御部
36(36A) 通信履歴管理部
37 日報印刷判定部
38 スリープ可否判定部

Claims (8)

  1. ファクシミリ通信毎の通信履歴情報を格納する不揮発性記憶部と、
    前記通信履歴情報を出力する出力部と、
    前記ファクシミリ通信が行われた数を表す通信履歴数と、装置に設定された閾値とを比較し、前記通信履歴数が前記閾値未満の場合には、前記通信履歴情報を前記出力部に出力させず、前記通信履歴数が前記閾値以上の場合には、前記通信履歴情報を前記出力部に出力させる制御部と
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御部が前記通信履歴情報を前記出力部に出力後、前記出力した通信履歴情報を前記不揮発性記憶部から削除する削除部を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載された画像形成装置。
  3. 前記出力部による前記通信履歴情報の出力開始時刻を指定する出力開始時刻記憶部と、
    現在時刻を逐次取得する現在時刻取得部とを備え、
    前記制御部は、前記現在時刻取得部により取得される現在時刻が前記出力開始時刻に達したときに、前記通信履歴数と前記閾値との比較を行う
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載された画像形成装置。
  4. 前記出力部による前記通信履歴情報の出力開始時刻を指定する出力開始時刻記憶部と、
    現在時刻を逐次取得する現在時刻取得部とを備え、
    前記制御部は、前記通信履歴数と前記閾値との比較の結果、前記通信履歴数が前記閾値以上の場合、さらに、前記出力開始時刻と前記現在時刻取得部により取得される現在時刻とを比較して、前記現在時刻が前記出力開始時刻に達したときに、前記通信履歴情報を前記出力部に出力させる
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載された画像形成装置。
  5. 復帰要因を検出する復帰監視部と、
    前記出力部が出力可能な電力を供給する通常モードと、前記通常モードより少なく、前記出力部の主要部に電力を供給すると共に、前記制御部に電力を供給する第1の省電力モードと、前記出力部および前記制御部に電力を供給せず前記復帰監視部に電力を供給する第2の省電力モードとのいずれか1つのモードで給電する電源部と、を備え、
    前記第1の省電力モードで給電される前記制御部は、
    前記通信履歴数と前記閾値との比較の結果、前記通信履歴数が前記閾値未満の場合、前記電源部を第2の省電力モードに移行させ、前記通信履歴数が前記閾値以上の場合、前記電源部に第1の省電力モードを維持させる
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか一項に記載された画像形成装置。
  6. 閾値を予め記憶する不揮発性記憶部と、
    前記通信履歴情報を出力する出力部とを備えるコンピュータを、
    ファクシミリ通信毎の通信履歴情報を前記不揮発性記憶部に逐次格納するファックス制御手段と、
    前記不揮発性記憶部に記憶された通信履歴情報の数を計数し、その計数結果である通信履歴数と、前記閾値とを比較し、前記通信履歴数が前記閾値未満の場合には、前記通信履歴情報を前記出力部に出力させず、前記通信履歴数が前記閾値以上の場合には、前記通信履歴情報を前記出力部に出力させる通信履歴管理手段と
    して機能させることを特徴とするファクシミリプログラム。
  7. 前記コンピュータを、
    前記通信履歴管理手段が前記通信履歴情報を前記出力部に出力後、前記出力した通信履歴情報を不揮発性記憶部から削除する削除手段
    として機能させることを特徴とする請求項6に記載されたファクシミリプログラム。
  8. 前記コンピュータは、現在時刻を逐次取得する現在時刻取得部をさらに備え、前記不揮発性記憶部が出力開始時刻を予め記憶している請求項6または請求項7に記載されたファクシミリプログラムであって、
    前記コンピュータに、
    前記現在時刻取得部が取得した現在時刻が前記出力開始時刻に達したときに、前記不揮発性記憶部に記憶された通信履歴情報の数を前記計数させることを特徴とするファクシミリプログラム。
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