JP2012049907A - 携帯端末装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】2つの表示部が重なった状態においても、表示による面白みや機能性ないし付加価値を高めることができる携帯端末装置を提供する。
【解決手段】携帯端末装置100は、第1表示部13を有する第1ユニット10と、第2表示部25を有する第2ユニット20と、第2表示部25に対する第1ユニット10の重なりが大きくなる方向と前記重なりが小さくなる方向に、第1ユニット10を移動させる移動機構部と、第1表示部13および第2表示部25を制御するCPU23bとを備える。ここで、前記重なりが最も大きい状態において、第2表示部25の一部の表示領域が外部に露出する。
【選択図】図2

Description

本発明は、携帯電話機やPDA(Personal Digital Assistant)等の携帯端末装置に関するものである。
従来、2つのキャビネットを有し、各キャビネットに表示面が設けられた携帯端末装置が知られている(たとえば、特許文献1)。この種の携帯端末装置では、たとえば、2つのキャビネットが重ね合わされると、1つの表示面が露出し、2つのキャビネットが並べられると、2つの表示面が露出する。また、この種の携帯端末装置では、表示面に対して入力を可能とすることもできる。
2つのキャビネットが重ね合わせられたときには、装置がコンパクトになり、携帯性に優れる。一方、2つのキャビネットが並べられたときには、2つの表示面によって表示面積および入力面積が拡張されるので、視聴性および操作性が高まる。
特開2002−044202号公報
しかしながら、上記の構成では、2つのキャビネットが重ね合わされた閉鎖状態において、下側のキャビネットの表示面は、上のキャビネットが完全に重なった状態となる。よって、閉鎖状態においては、2つの表示面を用いた表示を行うことができず、携帯端末装置の面白みや機能性ないし付加価値を高めることができない。
本発明は、かかる課題に鑑みて為されたものであり、2つの表示部が重なった状態においても、表示による面白みや機能性ないし付加価値を高めることができる携帯端末装置を提供することを目的とする。
本発明の携帯端末装置は、第1表示部および当該第1表示部への入力を検出する第1入力部を有する第1ユニットと、第2表示部を有する第2ユニットと、前記第2表示部に対する前記第1ユニットの重なりが大きくなる方向と前記重なりが小さくなる方向に、前記第1ユニットを移動させる移動機構部と、前記第1表示部および前記第2表示部を制御する表示制御部とを備える。ここで、前記重なりが最も大きな状態において、前記第2表示部の一部の表示領域が外部に露出する。
本発明の構成によれば、第2表示部に対して第1ユニットが最も重ねられた状態においても、外部に露出した第2表示部の一部の表示領域を、表示に利用することができる。よって、このように外部に露出した領域をさらに用いて、面白みのある表示や機能を実現することができる。
本発明の携帯端末装置において、たとえば、第1ユニットは、前記第1表示部への入力を検出する第1入力部を有するよう構成され得る。さらに、表示制御部は、入力を行うための操作画面を第1表示部に表示し、操作画面での入力に基づく情報が示される情報表示画面を前記第2表示部の前記一部の表示領域に表示するよう構成され得る。
このような構成とすれば、第1表示部には操作画面が表示され、操作画面での入力に基づく情報が、外部に露出した第2表示部の一部の表示領域に表示される。これにより、第2ユニットに対して第1ユニットが最も重ねられた状態においても、第2表示部において、入力に基づく情報を確認できる。
本発明の携帯端末装置において、前記第1ユニットは、前記第1表示部を介して前記第1ユニットの向こう側が視認できるように構成され得る。たとえば、前記第1表示部は、透明な液晶表示器を含むよう構成され得る。
このような構成とすれば、第1表示部を通して第2表示部が透き通って見えるため、前記第2表示部に対する第1ユニットの重なりが最も大きい状態において、第1表示部の画像と第2表示部の画像を組み合わせた画面表示が可能となる。よって、画面表示のバリエーションが豊富になり、さらに面白みのある表示や機能を実現することができる。
このような構成において、前記第2表示部に表示される表示画面の下方向に前記第1ユニットが移動すると、前記重なりが小さくなくなるよう、前記第1ユニットと前記第2ユニットとが連結され得る。この場合、前記表示制御部は、前記重なりが最も大きい状態において、所定のアプリケーションの動作画面を前記第2表示部に表示するとともに、前記第1表示部を介して前記動作画面が視認できるよう前記第1表示部を制御する。そして、表示制御部は、前記重なりが小さくなる方向に前記第1ユニットが移動されたことに基づいて、前記第2表示部に表示された動作画面に続く動作画面を前記第1表示部に表示する。
このような構成とすれば、第2表示部に対する第1ユニット重なりが小さくされ、第1表示部と第2表示部が並ぶ状態に切り替えられたときに、第2表示部の表示形態は変更することなく、第1表示部に第2表示部に続く動作画面を表示するだけで、双方の表示部が一体となった大きな表示面で一つの動作画面を表示することができる。これにより、2つの表示部に対する制御処理の簡素化を図ることができる。
また、このような構成において、前記表示制御部は、前記重なりが最も大きい状態において、アプリケーションを起動するためのメニュー画面を前記第2表示部に表示し、前記第1表示部を介して前記メニュー画面が視認できるよう前記第1表示部を制御する。そして、前記メニュー画面での操作により前記アプリケーションが起動されると、前記アプリケーションの動作画面を前記第1表示部に表示する。
このような構成とすれば、アプリケーションの起動後に第1表示部と第2表示部が並ぶ状態に切り替えられたときに、双方の表示部の表示形態を切替前と同じにしておくだけで、第1表示部にアプリケーションの動作画面を表示し、第2表示部にメニュー画面を表示することができる。これにより、2つの表示部に対する制御処理の簡素化を図ることができる。
以上のとおり、本発明によれば、2つの表示部が重なった状態においても、表示による面白みや機能性ないし付加価値を高めることができる携帯端末装置を提供することができる。
本発明の効果ないし意義は、以下に示す実施の形態の説明により更に明らかとなろう。ただし、以下に示す実施の形態は、あくまでも、本発明を実施化する際の一つの例示であって、本発明は、以下の実施の形態に記載されたものに何ら制限されるものではない。
実施の形態に係る携帯端末装置を示す分解斜視図である。 実施の形態に係る携帯端末装置の全体を示す斜視図である。 実施の形態に係る携帯端末装置を示す断面図である。 実施の形態に係る第2蓋部の下にスライド部を配置した状態を示す斜視図である。 実施の形態に係る受部を第2蓋部に取り付ける状態を示す斜視図である。 実施の形態に係る第2蓋部の上に第1底部を載せる状態を示す斜視図である。 実施の形態に係る第1底部の中に第1表示部を収容する状態を示す斜視図である。 実施の形態に係る第1底部を第1蓋部で覆う状態を示す斜視図である。 実施の形態に係る第1蓋部の蓋貫通孔に被覆部を嵌めた状態を示す斜視図である。 実施の形態に係るスライド部および被覆部をビスで固定する状態を示す斜視図である。 実施の形態に係る第2底部を第2蓋部に取り付ける状態を示す斜視図である。 実施の形態に係る配線の状態を示す斜視図である。 実施の形態に係る携帯端末装置の回路を示すブロック図である。 実施の形態に係る第1表示部および第2表示部に対する表示制御の処理手順を示すフローチャートである。 実施の形態に係る第1形態において第2表示面にメニュー画面が表示された状態を示す図である。 実施の形態に係る第1形態において時計のウィジェットが起動された状態を示す図である。 実施の形態に係る第1形態においてブラウザが起動された状態を示す図である。 実施の形態に係る第1形態においてブラウザが起動されたときの第1表示面および第2表示面の表示状態を示す図である。 実施の形態に係る第1形態においてマップのアプリケーションが再開された状態を示す図である。 実施の形態に係る第1形態においてマップのアプリケーションが再開されたときの第1表示面および第2表示面の表示状態を示す図である。 実施の形態に係るアプリケーションの動作中に第1形態から第2形態に切り替えられた場合の表示制御の処理手順を示すフローチャートである。 実施の形態に係る第1形態から第2形態に切り替えられた場合の第1表示面および第2表示面の表示状態を示す図である。 実施の形態に係るメール文書を作成して送信するための制御の処理手順を示すフローチャートである。 実施の形態に係る第1表示面および第2表示面に文書作成画面が表示された状態を示す図である。
以下、図を参照して、本実施の形態に係る携帯端末装置について説明する。
<携帯端末装置の構成>
図1は、携帯端末装置100の全体構成を示す分解斜視図である。図2(a)は、携帯端末装置100の第1ユニット10を第2ユニット20に重ねた状態を示す斜視図である
。図2(b)は、携帯端末装置100の第1ユニット10と第2ユニット20を並べた状態を示す斜視図である。図3(a)は、図2(a)のA−A’線における断面図である。図3(b)は、図2(a)のB−B’線における断面図である。なお、本実施形態では、第1ユニット10の位置が第2ユニット20に対して上側になり、携帯端末装置100が水平に置かれた状態で、第1ユニット10および第2ユニット20が重なる方向を縦方向と称し、縦方向に垂直な方向を横方向と称す。
携帯端末装置100は、図2に示すように、第1ユニット10および第2ユニット20を備え、第1ユニット10は第2ユニット20に対してスライド可能に重ねられる。
第1ユニット10は、図1および図3に示すように、第1底部11と、第1底部11に設けられるスライド部12と、第1底部11に収容される第1表示部13および第1入力部14と、第1表示部13に接続される配線15と、第1表示部13と覆う第1蓋部16と、第1蓋部16に装着される被覆部17とを備える。
第1底部11は、ポリカーボネートやアクリルなどの透明樹脂により射出成型で形成される。第1底部11は、長方形状であり、中央が長方形状にわずかに窪む。第1底部11には、2つの底貫通孔11aが互いに間隔を隔てて設けられる。各底貫通孔11aは第1
底部11を貫通する。底貫通孔11aは、細長く、第1底部11の短辺に対して間隔を隔てて平行に形成される。各底貫通孔11aの上には、突条部11bが設けられる。突条部11bは、底貫通孔11aの全長に亘って延び、窪みの縁から底貫通孔11aを塞ぐ向きに突出する。
スライド部12は、軸部12aおよび係止部12bを有する。軸部12aは、細長く、上部および下部を含む。軸部12aの上部の幅は下部の幅より狭く、上部と下部との間に段差が形成される。軸部12aには、2つの挿入孔12cが間隔を隔てて設けられる。挿入孔12cは、軸部12aを貫通する。
係止部12bは、軸部12aの端に設けられ、上部、中部および下部を含む。係止部12bの上部の幅は、軸部12aの上部の幅と等しく、係止部12bの上部は軸部12aの上部に連続する。係止部12bの中部の幅は、軸部12aの下部の幅と等しく、係止部12bの中部は軸部12aの下部に連続する。ただし、係止部12bの中部の高さは、軸部12aの下部の高さより大きく、係止部12bの中部は軸部12aの下部より下側に突出する。係止部12bの下部の幅は、係止部12bの中部の幅より大きく、下部と中部との間に段差が形成される。また、係止部12bには、貫通孔12dが形成される。貫通孔12dは、係止部12bの上部、中部および下部を貫通し、下部の側面に開口する。
第1表示部13は、長方形の平板形状であって、たとえば、透明な液晶表示器により構成される。液晶表示器は、表示モードがノーマリーホワイトである液晶パネルのみを備え、液晶パネルの背後に照明部(バックライト)が配されていない。なお、液晶パネルは、2枚の透明板(図示せず)の間に透明液晶(図示せず)および透明電極(図示せず)が挟まれて構成される。
なお、透明な液晶表示器として、液晶パネルの背後に、透明な導光板と光源部とからなる照明部が配される構成のものが用いられても良い。
第1表示部13の2つの短辺の内の1つの短辺に電極13aが設けられる。電極13aは、透明な液晶表示器に接続される。
配線15は、第1表示部13の電極13aの端に接続される。配線15には、フレキシ
ブル配線(フレキシブル基板)が用いられる。
第1入力部14は、位置センサ14aおよびイメージセンサ14bなどを含み、これらに配線(図示せず)が接続される。位置センサ14aには、タッチパネルなどが用いられる。タッチパネルは、透明な長方形状のシートであり、マトリクス状に2つの透明電極(図示せず)が組み込まれている。タッチパネルは、これら透明電極間の静電容量の変化を検出することによって、ユーザの指などが接近した(あるいは、触れた)位置を検出し、その位置に応じた信号を出力する。
第1蓋部16は、ポリカーボネートやアクリルなどの透明樹脂により射出成型で形成される。第1蓋部16は、長方形状の天面および4つの側面を有し、下側に開口する。第1蓋部16の天面には、2つの蓋貫通孔16aが設けられ、蓋貫通孔16aは天面を貫通する。蓋貫通孔16aは、細長く、第1蓋部16の短辺に対して間隔を隔てて平行に形成される。蓋貫通孔16aの上部の幅は下部の幅より広く、上部と下部との間に段差が設けられる。
被覆部17は、細長く、不透明な樹脂により射出成型で形成される。被覆部17の上部の幅は被覆部17の下部の幅より広く、上部と下部との間に段差が形成される。被覆部17には、2つのネジ孔17aが間隔を隔てて設けられる。ネジ孔17aは被覆部17の上部を貫通せず、被覆部17の上面は平らに形成される。
第2ユニット20は、第2底部21と、第2底部21に収容される電池22、基板23、第2入力部24、第2表示部25および受部26と、第2表示部25を覆う第2蓋部27とを備える。
第2底部21は、長方形状の底面および底面を囲む4つの側面を有し、上側に開口する。2つの短側面の内側には、それぞれ、支持部21aが設けられる。支持部21aは、直方体状であって、短側面に対して間隔を隔てて平行に延びる。
電池22は厚みの薄い直方体状であり、基板23は平板形状である。電池22および基板23は、互いにコネクタ22aで接続される。基板23の表面にはCPU23bやメモリ23cなどの電子部品(図示せず)やコネクタ23aなどが配され、電子部品などの間が配線(図示せず)で接続される。
第2表示部25は、たとえば、透明でない液晶表示器で構成され、液晶パネル25aと、液晶パネル25aを照明するための導光板25bおよび発光部25cとを含む。は、液晶パネル25aは、2枚の透明板(図示せず)の間に透明液晶(図示せず)および透明電極(図示せず)が挟まれて構成される。液晶パネル25aの背面側に、導光板25bおよび発光部25cが配置される。
第2入力部24は、位置センサ24aを含む。位置センサ24aには、たとえば、タッチパネルが用いられる。タッチパネルは、透明な長方形状のシートである。タッチパネルには、マトリクス状に2つの透明電極(図示せず)が組み込まれ、透明電極に配線(図示せず)が接続される。
受部26は、底面板26a、第1側面板26bおよび第2側面板26cを含む。底面板26aは、細長い長方形状である。第1側面板26bは、矩形状であって、底面板26aの短辺から垂直に立ち上がる。第2側面板26cは、底面板26aの長辺から垂直に立ち上がるとともに、その先端部が底面板26a対して平行となるよう曲げられている。
第2蓋部27は、長方形状の天面および天面を囲む4つの側面を有し、下側に開口する。天面には、天面を貫通する2つのガイド孔27aが互いに間隔を隔てて設けられる。ガイド孔27aは、細長く、天面の短辺に対して間隔を隔てて平行に延びる。第2蓋部27の中央には、表示窓27bが形成されており、表示窓27bを通じて、第2表示部25の第2表示面25dが外部に臨む。
<携帯端末装置の組み立て>
図4は、第2蓋部27の下に2つのスライド部12を配置した状態を示す斜視図である。図4に示すように、第2蓋部27の下側からスライド部12がガイド孔27aに嵌められる。スライド部12の長さはガイド孔27aの長さに等しく、スライド部12はガイド孔27aの全長に亘る。図3に示すように、スライド部12の軸部12aの幅および係止部12bの上部の幅がガイド孔27aの幅より少し小さく設定されるため、スライド部12の軸部12aおよび係止部12bの上部は、ガイド孔27aを通り抜け、第2蓋部27の表面から上方に突出する。係止部12bの下部の幅はガイド孔27aの幅より大きく設定されるため、係止部12bの下部は、ガイド孔27aを囲む第2蓋部27の縁に当たり、第2蓋部27の中に配置される。
図5(a)は、第2蓋部27の下に2つの受部26を配置した状態を示す斜視図である。図5(b)は、受部26が第2蓋部27に取り付けられた状態を示す斜視図である。図5に示すように、第2蓋部27の下側からガイド孔27aの下に受部26が配置される。受部26の第1側面板26bがスライド部12の係止部12b側に向けられ、第1側面板26bおよび底面板26aが係止部12bを囲む。第2側面板26cが第2蓋部27の短辺側に向けられ、図3に示すように、第2側面板26cの先端部が第2蓋部27の天面および側面に当たる。これにより、第2側面板26cが係止部12bの側面に平行になる。また、受部26の底面板26aは、ガイド孔27aの下で、係止部12bの下面に平行になる。
図6は、第2蓋部27の上に第1底部11を配置した状態を示す斜視図である。図6に示すように、スライド部12が第2蓋部27の上方へ突出するため、スライド部12が第1底部11の底貫通孔11aに嵌るように、第2蓋部27の上に第1底部11が載せられる。図3に示すように、軸部12aの幅と係止部12bの上部および中部の幅とが、底貫通孔11aの幅より少し小さく設定され、軸部12aと係止部12bの上部および中部とが底貫通孔11aに嵌る。軸部12aの下部の高さが底貫通孔11aの高さに等しく、軸部12aの段差が突条部11bに当たり、軸部12aの下部が蓋貫通孔16aの中に納まる。軸部12aの上部表面は、第1底部11の表面と面一になる。これにより、軸部12aが第2蓋部27の天面より上に配置される。
図7(a)は、第1底部11の上に第1表示部13を配置した状態を示す斜視図である。図7(b)は、第1底部11の窪みに第1表示部13を収容した状態を示す斜視図である。図7(c)は、配線15を係止部12bの貫通孔12dに通した状態を第1底部11の上から見た斜視図である。図7(d)は、配線15を係止部12bの貫通孔12dに通した状態を第2蓋部27の下から見た斜視図である。
図7に示すように、第1表示面13bが上側になり、配線15が係止部12bの貫通孔12dを通るように、第1底部11の窪みに第1表示部13を据える。第1底部11の窪みのサイズが第1表示部13のサイズに一致することで、第1底部11の窪みに第1表示部13を嵌めると、第1表示部13が位置決めされる。第1底部11の窪みは2つの底貫通孔11aの間に形成されているため、第1表示部13は2つの底貫通孔11aの間に配置される。図3に示すように、配線15は、係止部12bの貫通孔12dおよびガイド孔27aを通り、係止部12bの側面から横方向へ出て、第2蓋部27の中へ抜ける。
また、第1表示部13の上に第1入力部14が重ねられる。第1入力部14のサイズは第1表示部13のサイズと同じであり、第1入力部14は第1表示部13の全面を覆う。第1入力部14の配線は、第1表示部13の配線15と同様に、係止部12bの貫通孔12dおよびガイド孔27aを通り、第2蓋部27の中に導かれる。
図8(a)は、第1底部11を第2蓋部27の横に並べた状態を示す斜視図である。図8(b)は、第1底部11の上に第1蓋部16を配置した状態を示す斜視図である。図8に示すように、第1底部11は、同図(a)の矢印の方向に第2蓋部27に対してスライドされ、第2蓋部27の横に並べられる。そして、第1蓋部16は、第1入力部14を覆うように、第1底部11の上に載せられる。図3に示すように、第1底部11のサイズは第1蓋部16の側面で囲むサイズより少し小さく、第1底部11は第1蓋部16の中に納まる。第1表示面13bが第1入力部14を介して第1蓋部16の天面に対向する。また、第1蓋部16の蓋貫通孔16aは、スライド部12およびガイド孔27aの上に配置される。
図9(a)は、第1蓋部16の蓋貫通孔16aの上に被覆部17を配置した状態を示す斜視図である。図9(b)は、第1蓋部16の蓋貫通孔16aに被覆部17を嵌めた状態を示す斜視図である。図9に示すように、開口する蓋貫通孔16aに被覆部17が嵌められる。被覆部17のサイズは蓋貫通孔16aのサイズと等しいことから、被覆部17は蓋貫通孔16aを塞ぐ。図3に示すように、ガイド孔27aおよびスライド部12の上に被覆部17が重なる。被覆部17の幅は、ガイド孔27aおよびスライド部12の幅に等しいまたはそれより大きい。このことから、被覆部17はガイド孔27aおよびスライド部12を覆い、ガイド孔27aおよびスライド部12が不透明な被覆部17の下に隠れる。また、2つの被覆部17の間では、第1底部11、第1表示部13、第1入力部14および第1蓋部16が重なり、これらは透明である。2つの被覆部17の外側では、第1底部11および第1蓋部16が重なり、これらも透明である。このため、第1ユニット10において、第1表示面13bの範囲は透明になり、第1表示面13bの周囲は被覆部17を除き透明になる。
図10(a)は、スライド部12を第1底部11の下から見た斜視図である。図10(b)は、スライド部12にビス18を嵌めた状態を第1底部11の下から見た斜視図である。図10に示すように、ビス18をスライド部12の挿入孔12cに差し込む。図3に示すように、被覆部17のネジ孔17aの位置は、スライド部12の挿入孔12cの位置と一致し、ネジ孔17aと挿入孔12cとは連続する。このため、ビス18が、挿入孔12cを通過し、ネジ孔17aに嵌る。また、被覆部17の段差が蓋貫通孔16aの段差に当たり、被覆部17が位置決めされる。これにより、スライド部12および被覆部17が縦方向に接続され、これらを介して第1蓋部16および第1底部11が固定されて、第1ユニット10が組み立てられる。また、係止部12bが、ガイド孔27aを囲む第1蓋部16の縁に係止され、第1ユニット10は第2蓋部27に連結される。
図11(a)は、第2底部21の上に第2蓋部27を配置した状態を示す斜視図である。図11(b)は、配線15を基板23のコネクタ23aに接続した状態を示す斜視図である。なお、図11(b)では、配線15が見易いように、第1蓋部16および第2蓋部27が破線で表わされている。
図11および図3に示すように、第2底部21の中に電池22が配置され、電池22の上に基板23が重ねられる。電池22の横に設けられたコネクタ22aは、基板23と接続される。基板23のコネクタ23aが、上側を向き、係止部12bの貫通孔12dの傍らに位置するように、基板23が配置される。この基板23の上に導光板25b、第2表
示部25および第2入力部24が順に積み重ねられ、導光板25bの横に発光部25cが配される。発光部25c、液晶パネル25aおよび第2入力部24にはそれぞれ配線(図示せず)が配され、これらの配線は基板23に接続される。第2入力部24のサイズが第2表示部25のサイズと同じであるため、第2入力部24が第2表示部25の全面を覆う。そして、第1入力部14および第1表示部13の配線15が基板23のコネクタ23aに接続されてから、第2蓋部27と第2底部21とが結合されて、第2ユニット20が組み立てられる。支持部21aが受部26の底面に当たり、受部26が支持部21aに支えられる。また、第2表示面25dが第2蓋部27の天面に対向し、第2表示面25dと第2蓋部27の天面との間に第2入力部24が配置される。
<携帯端末装置の動作>
図12(a)は、第1ユニット10および第2ユニット20が重ねられた時の配線15を示す斜視図である。図12(b)は、第1ユニット10および第2ユニット20が並べられた時の配線15を示す斜視図である。なお、図12(a)および図12(b)において、配線15の様子がわかりやすいように、第1蓋部16などの一部の部品が破線で表わされている。
図2に示すように、携帯端末装置100は、切替部によって、図2(a)に示す第1形態と図2(b)に示す第2形態とに切り替えが可能である。
第1形態では、第1ユニット10が第2ユニット20の上に重なり、第1表示面13bおよび第2表示面25dが上側を向く。第2ユニット20がスライドする方向において、第2ユニット20の寸法は、第1ユニット10の寸法より大きくされている。また、第2ユニット20がスライドする方向において、第2表示部25(第2表示面25d)の寸法も、第1表示部13(第1表示面13b)寸法より大きくされている。これにより、図2(a)に示すように、第1形態、即ち、第1ユニット10が最も第2表示部25に重なった状態において、第2表示面25dの一部の領域が、第1ユニット10に覆われず、外部に露出する。第1表示面13bおよび第2表示面25dに表示される表示画面は、第2表示面25dの外部に露出した領域が表示画面の上側になるような向きに表示される(図15参照)。
また、第1形態では、図12(a)に示すように、スライド部12の係止部12bが、ガイド孔27aの一方端で、受部26の第1側面板26bに接する位置にあり、スライド部12がガイド孔27aを覆う。係止部12bが基部のコネクタ22aの近傍に位置する。配線15は、係止部12bの貫通孔12dから受部26の底面に沿って延び、途中で曲がり、重なって受部26の底面に沿いながら貫通孔12dの方に戻り、コネクタ22aに接続される。
第2形態では、図2(b)に示すように、第1ユニット10が第2ユニット20の側方に引き出され、第1表示面13bおよび第2表示面25dの両方が上側を向いて外部に臨む。第1ユニット10の端部が第2表示面25dの端部にわずかに重なり、第1表示面13bと第2表示面25dが隙間のない状態で横に並ぶ(図22参照)。なお、このとき、第1表示面13bの端部が第2表示面25dの端部にわずかに重なっても良い。
また、第2形態では、図12(b)に示すように、スライド部12の係止部12bがガイド孔27aの一方端から他方端へ移動し、ガイド孔27aが開口する。係止部12bが基板23のコネクタ23aの位置から遠ざかり、配線15は、係止部12bの貫通孔12dから基板23のコネクタ23aへ直線状に延びる。
切替部は、第2表示部25に対する第1ユニット10の重なり量が多くなる方向と、前
記重なり量が少なくなる方向とに、第1ユニット10を前記第2ユニットに対して移動させる。即ち、切替部は、本発明の移動機構部に対応する。図3に示すように、切替部は、第1ユニット10に設けられるスライド部12と、第2ユニット20に設けられるガイド孔27aとを含む。スライド部12の係止部12bが、第1ユニット10から第2ユニット20へ突出し、ガイド孔27aに嵌る。係止部12b以外の第1ユニット10は第2ユニット20の上に配置される。このため、係止部12bがガイド孔27aに沿って移動することにより、第1ユニット10が第2ユニット20の上をスライドする。
<携帯端末装置の回路>
図13は、携帯端末装置100の回路のブロック図を示す。
CPU23bや第1表示部13、第2表示部25には、電池22から電力が供給される。第1表示部13および第2表示部25は、配線により基板23に接続され、基板23のCPU23bとの間で信号を送受信する。即ち、各表示部13、25は、基板23のCPU23bから画像信号を受ける。これら画像信号に基づいて各表示部13、25の透明電極に電圧が加えられることにより、液晶の配向が変化し、液晶を通過する光が変調される。これにより、各表示部13、25では、各種アイコンやキーボードなどの図、写真、文字、絵およびウインドウなどの画像で構成される各種の表示画面が各表示面13b、25dに表示される。第1表示部13は透明な液晶表示器で構成され、第1表示部13を挟む第1蓋部16、第1入力部14および第1底部11が透明であるため、第1表示部13において光が透過する範囲は、透明または半透明になっており、これらを通して向こう側が見える。
また、第2表示部25の発光部25cには、CPU23bからの信号により、電池22からの電力が供給され、これにより、発光部25cが発光する。図3に示すように、発光した光は、導光板25bの側面から導光板25bに入射し、導光板25bの内部で反射しながら、光の一部が導光板25bの表面から液晶パネル25a側に出る。これにより導光板25bの全体から光が均一に発せられ、液晶パネル25aへ光が照射される。
図13に示すように、第1入力部14および第2入力部24は、配線により基板23に接続され、基板23のCPU23bとの間で信号を送受信する。各入力部14、24には、CPU23bからの信号により、電池22からの電力が供給される。そして、第1入力部14および第2入力部24は、位置センサ14a、24aにより、ユーザが触れた各表示面13b、25dの指示位置を検出する。これにより、第1入力部14は第1表示部13への入力を検出し、第2入力部24は第2表示部25への入力を検出する。そして、各入力部14、24は位置信号をCPU23bに出力する。
また、第1入力部14は、イメージセンサ14bにより、第1表示面13bに映る被写体からの光を検出し、この光を光電変換で画像信号に変換し、画像信号を基板23のCPU23bに出力する。
開閉センサ28は、第2ユニット20に配される。第1ユニット10には磁石(図示せず)が配置され、第1ユニット10が第2ユニット20に最も重なった状態になると、磁石が開閉センサ28に近接する。開閉センサ28は、磁石の磁界を検出し、検出信号をCPU23bに出力する。一方、第1ユニット10が外側に引き出され、磁石が開閉センサ28から離れると、開閉センサ28は、磁石の磁界を検出せず、検出信号をCPU23bに出力しなくなる。
CPU23bは、ユーザからの指示やソフトウェアの要求などに応じて、写真や絵、図などの画像データを取得する。画像データは、メモリ23cからの読み出し、インターネ
ットによる受信などにより取得される。CPU23bは、画像データを信号として第1表示部13および第2表示部25のそれぞれに出力し、各表示部13、25に画像を表示させる。各表示部13、25に対して、CPU23bは、別々の画像を表示させることもできるし、1つの画像を分けて表示させることもできる。なお、画像が第2表示部25に表示される際、CPU23bは、電池22から発光部25cに電力を供給させ、発光部25cを発光させる。
また、CPU23bは、各入力部14、24の位置センサ14a、24aから位置信号を受け、位置信号に応じた処理を実行する。たとえば、メモリ23c内には、位置テーブルが記憶されている。位置テーブルには、各表示部13、25におけるアイコンの位置と、アイコンが表わすファイルやプログラム(アプリケーション)などとが対応付けられている。CPU23bは、位置センサ14a、24aから位置信号が入力されると、この位置テーブルを利用して、ユーザに操作されたアイコンを特定し、アイコンに対応するプログラムなどを実行する。
さらに、CPU23bは、第1入力部14のイメージセンサ14bから画像信号を受け、画像信号を処理する。たとえば、画像信号を受けると、CPU23bは、画像信号の画像に含まれる文字をOCR(Optical Character Recognition)などにより特定し、文字
データを取得する。
さらに、CPU23bは、開閉センサ28からの検出信号があると、第1ユニット10が第2ユニット20に最も重なっている、即ち、携帯端末装置100が第1形態であると判定する。一方、開閉センサ28からの検出信号がなければ、第1ユニットが外側に引き出されている、即ち、携帯端末装置100が第2形態であると判定する。
なお、CPU23bは本発明の表示制御部に対応する。
<携帯端末装置の機能>
図14は、第1表示部13および第2表示部25に対する表示制御の処理手順を示すフローチャートである。図15は、第1形態において第2表示面25dにメニュー画面が表示された状態を示す図である。図16は、第1形態において時計のウィジェットが起動された状態を示す図である。図17は、第1形態においてブラウザが起動された状態を示す図である。図18は、第1形態においてブラウザが起動されたときの第1表示面13bおよび第2表示面25dの表示状態を示す図である。図18(a)は、大画面モードが設定されているときの表示状態を示し、図18(b)は、マルチ画面モードが設定されているときの表示状態を示す。図19は、第1形態においてマップのアプリケーションが再開された状態を示す図である。図20は、第1形態においてマップのアプリケーションが再開されたときの第1表示面13bおよび第2表示面25dの表示状態を示す図である。図20(a)は、大画面モードが設定されているときの表示状態を示し、図20(b)は、マルチ画面モードが設定されているときの表示状態を示す。なお、図18および図20では、各表示面13b、25dの表示状態がわかりやすいように、本来は重なった状態にある第1表示面13bと第2表示面25dとが別々に描かれている。
図14を参照して、第1形態にある状態で、携帯端末装置100に電源が投入されると、CPU23bは、第2表示面25dにメニュー画面を表示する(S101)。図15に示すように、メニュー画面には、ブラウザやアドレス帳、電子メールなどのアプリケーションを起動するためのアイコンM1(以下、「アプリアイコン」という)、時計や温度計などのウィジェットを起動するためのアイコンM2(以下、「ウィジェットアイコン」という)が表示される。また、中断中のアプリケーションがある場合には、そのアプリケーションを再開するためのアイコンM3(以下、「再開アイコン」という)が表示される。
第2表示面25dにおいて、アプリアイコンM1は、第1ユニット10により覆われた領域に表示され、ウィジェットアイコンM2および再開アイコンM3は、第1ユニット10によって覆われていない領域(外部に露出した領域)に表示される。このとき、CPU23bにより、第1表示部13はオフ状態とされるため、第1表示部13は透明な状態(シースルー状態)となっており、ユーザは、第1表示面13bを通じてアプリアイコンM1を視認できる。
CPU23bは、メニュー画面において、ウィジェットアイコンM2、アプリアイコンM1、および再開アイコンM3の何れかが操作された否かを検出する(S102、S104、S106)。
たとえば、図16に示すように、ユーザによって時計のウィジェットに対応するウィジェットアイコンM2が押されると、CPU23bは、第2入力部24の位置センサ24aからの位置信号に基づいて、時計のウィジェットに対応するウィジェットアイコンM2が操作されたと判定する(S102:YES)。そして、時計のウィジェットを起動して、時計の画像M4を第1表示面13bに表示する(S103)。このとき、第2表示面25dでは、第1表示面13bと重なった領域にあるアプリアイコンM1が、目立たないよう薄く表示される。
一方、たとえば、図17のように、ユーザによってブラウザに対応するアプリアイコンM1が押されると、CPU23bは、ユーザにより押された第2表示面25d上の位置を判定する。このとき、アプリアイコンM1の表示領域では、第2入力部24が第1ユニット10の下になっているので、位置センサ24aによる位置検出は行えない。よって、代わりに第1入力部14の位置センサ14aにより位置検出が行われる。
CPU23bは、位置センサ14aからの位置信号に基づいて、ブラウザに対応するアプリアイコンM1が操作されたと判定すると(S104:YES)、次に、画面モードが、大画面モードまたはマルチ画面モードの何れに設定されているのかを判定する(S105)。大画面モードは、携帯端末装置100が第2形態となったときに、第1表示面13bと第2表示面25dとで一つの大きな表示面を構成するモードであり、大きな表示面に1つの表示画面が表示される(図22(a)参照)。マルチ画面モードは、携帯端末装置100が第2形態となったときに、第1表示面13bと第2表示面25dとが、それぞれ個別に用いられるモードであり、各表示面13b、25dに別々の表示画面が表示される(図22(b)参照)。画面モードは、たとえば、所定の設定画面を用いて、ユーザにより予め設定される。
CPU23bは、画面モードが大画面モードに設定されていると判定すると(S105:大画面モード)、図18(a)に示すように、起動されたアプリケーションの動作画面、ここでは、ブラウザにより取得したウェブ画面を第2表示面25dに表示する(S106)。このとき、ウェブ画面はアプリアイコンM1が表示されていた領域に表示され、ウィジェットアイコンM2と再開アイコンM3の表示はそのまま残される。CPU23bは、第1表示部13をオフ状態とままとする。これにより、第1表示部13は透明となったままであり、ユーザは、第1表示面13bを通じてウェブ画面を視認できる。
一方、CPU23bは、画面モードがマルチ画面モードに設定されていると判定すると(S105:マルチ画面モード)、図18(b)に示すように、ブラウザにより取得したウェブ画面を第1表示面13bに表示する(S107)。このとき、第2表示面25dには、依然としてメニュー画面が表示されたままとなる。しかし、図17のように、第1表示面13bに表示されたウェブ画面に隠されてしまうので、メニュー画面は見えなくなる。
次に、たとえば、マップのアプリケーションが中断中(表示面上で動作していな状態)であり、図19に示すように、ユーザによってマップのアプリケーションを再開する再開アイコンM3が押されると、CPU23bには、第2入力部24の位置センサ24aからの位置信号によりマップのアプリケーションを再開する再開アイコンM3が操作されたと判定する(S108:YES)。
CPU23bは、画面モードが、大画面モードに設定されていれば(S105:大画面モード)、図20(a)に示すように、操作されたアプリケーションの動作画面、ここでは、マップ画面を第2表示面25dに表示する(S106)。第1表示部13は透明となったままであり、ユーザは、透明となっている第1表示面13bを通じてマップ画面を視認できる。
一方、CPU23bは、画面モードがマルチ画面モードに設定されていると判定すれば(S105:マルチ画面モード)、図20(b)に示すように、マップ画面を第1表示面13bに表示する(S107)。なお、第2表示面25dのメニュー画面は、図19のように、第1表示面13bに表示されたウェブ画面に隠されてしまい、見えなくなる。
図21は、アプリケーションの動作中に第1形態から第2形態に切り替えられた場合の表示制御の処理手順を示すフローチャートである。図22は、第1形態から第2形態に切り替えられた場合の第1表示面13bおよび第2表示面25dの表示状態を示す図である。図22(a)は、大画面モードが設定されているときの表示状態を示し、図22(b)は、マルチ画面モードが設定されているときの表示状態を示す。
図21を参照して、CPU23bは、たとえば、図17や図19に示すように、第1形態において、アプリケーションが実行されているときに、第1形態から第2形態になったか否かを判定する(S201)。ユーザにより第1ユニット10が外側に引き出され、第2形態になると、開閉センサ28からCPU23bへ検出信号は出力されなくなる。
CPU23bは、第2形態になったと判定すると(S201:YES)、画面モードが大画面モードまたはマルチ画面モードの何れに設定されているかを判定する(S202)。
大画面モードに設定されている場合、図18(a)や図20(a)に示すように、第2表示面25dには動作中のアプリケーションの動作画面が表示されており、第1表示画面13bは透明な状態とされている。
CPU23bは、画面モードが大画面モードに設定されていると判定すると(S202:YES)、図22(a)に示すように、第2表示面25dの動作画面をそのまま維持し、第1表示面13bに、第2表示面25dの動作画面に続く動作画面を表示する(S203)。こうして、第1表示面13bと第2表示面25dが一体となった大きな表示面に一つの動作画面が表示される。
一方、マルチ画面モードに設定されている場合、図18(b)や図20(b)に示すように、第2表示面25dにはメニュー画面が表示されており、第1表示面13bには動作中のアプリケーションの動作画面が表示されている。
CPU23bは、画面モードが大画面モードに設定されていると判定すると(S202:NO)、図22(b)に示すように、第2表示面25dのメニュー画面および第1表示面13bの動作画面をそのまま維持する。こうして、2つの表示面13b、25dが並ん
だ状態で、各表示面13b、25dに、それぞれ、メニュー画面とアプリケーションの動作画面が表示される。
図22に示すように、第2形態へ切替られる際、第1ユニット10は、第2ユニット20に対して、第1表示面13bおよび第2表示面25dに表示される表示画面の下方向に引き出される。
本実施の形態では、第1形態において、起動されたアプリケーションの動作画面を第2表示面25dに表示し、第1表示面13bを透明な状態にしておき、第2形態に切り替わると、第2表示面25dに続く動作画面を第1表示面に表示するようにしている。よって、第2形態に切り替えられた際、第2表示面25dの表示形態は変更することなく、第1表示面13bに第2表示面25dの動作画面に続く動作画面を表示するだけで、双方の表示面13b、25dが一体となった大きな表示面で一つの動作画面を表示することができる。これにより、第1表示部13および第2表示部25に対する制御処理の簡素化を図ることができる。
なお、本実施の形態とは異なり、第1形態において、起動されたアプリケーションが第1表示面13bに表示された場合には、第2形態に切り替えられた際、第1表示面13bに表示されていた動作画面を第2表示面25dに表示し、その動作画面に続く動作画面を第1表示面13bに表示しなければならない。よって、その分、制御処理が複雑になってしまう。
また、本実施の形態では、第1形態において、第2表示面25dに各種アプリケーションを起動するためのメニュー画面を表示し、第1表示面13bを透明な状態にしておき、メニュー画面での操作により所定のアプリケーションが起動されると、そのアプリケーションの動作画面を第1表示面13bに表示するようにしている。よって、アプリケーションの起動後に第2形態に切替られた際、双方の表示面13b、25dの表示形態を切替前と同じにしておくだけで、横に並んだ第1表示面13bおよび第2表示面25dに、それぞれ、アプリケーションの動作画面およびメニュー画面を表示することができる。これにより、第1表示部13および第2表示部25に対する制御処理の簡素化を図ることができる。
次に、図15のメニュー画面から電子メールのアプリケーションに対応するアプリアイコンM1が操作されると、電子メールのアプリケーションが起動する。さらに、電子メールのアプリケーションの初期画面等において、メール文書を作成するための文書作成画面への移行操作が行われると、文書作成画面が第1表示面13bおよび第2表示面25dに表示される。ユーザは、文書作成画面上でメール文書を作成し、相手に送信する。
図23は、メール文書を作成して送信するための制御の処理手順を示すフローチャートである。図24は、第1表示面13bおよび第2表示面25dに文書作成画面が表示された状態を示す図である。図24(a)は第1形態における表示状態を示し、図24(b)は第2形態における表示状態を示す。
図23を参照して、CPU23bは、文書作成画面への移行操作が行われると、文書作成画面として、第1表示面13bに操作画面を表示するとともに(S301)、第2表示面25dにテキスト表示画面を表示する(S302)。たとえば、第1表示面13bには、キーボード(QWERTYキー)が表示される。キーボードの周りは何も表示されず、透明な状態とされる。あるいは、キーボードの周りに所定の背景色が付される。テキスト表示画面には、キーボードで打たれた文字などが表示される。
CPU23bは、文字や数字、記号等の入力があると(S303:YES)、図24(a)に示すように、入力された文字を、テキスト表示画面の左上の位置から、横書きとなるように、順次、表示していく(S304)。
こうして、メール文書の入力が完了し、ユーザによって送信操作がなされると(S305:YES)、CPU23bは、送信操作によって指定された宛先(メールアドレス)にメール文書を送信する(S306)。
本実施の形態では、第1形態、即ち、第1ユニット10が第2ユニット20に最も重なった状態でも、第2表示面25dの上部は、第1ユニット10からはみ出している。このため、図24(a)に示すように、ユーザは、第2表示面25dのはみ出した領域内に文書が納まる場合には、第1ユニット10を引き出して、第2形態とせずとも第1形態のまま、即ち、携帯端末装置100をコンパクトな状態に維持したままで、入力された文書を確認することができる。
一方、入力された文書が多くなり、第2表示面25dのはみ出した領域内に文書が納まらなくなった場合、ユーザは、図24(b)に示すように、第1ユニット10を引き出して、第2形態とする。これにより、外部に露出する第2表示面25dの領域、即ち、テキスト表示画面が拡大するので、拡大したテキスト表示画面において、入力した文書を表示することが可能となる。
しかも、第1形態から第2形態に切り替わっても、CPU23bは、第1表示面13bに操作画面を表示し、第2表示面25dにテキスト入力画面を表示したままとすればよく、各表示面13b、25dの表示形態を変更する必要がない。よって、第1表示部13および第2表示部25に対する制御処理の簡素化を図ることができる。
以上、説明した通り、本実施の形態では、第1ユニット10が第2ユニット20に最も重なった状態において、第2表示面25dの一部の領域が外部に露出するよう構成されているので、その露出した一部の領域に、ウィジェットアイコンM2や再開アイコンM3などを表示したり、あるいは、テキスト表示画面を表示したりすることができる。よって、表示による面白みや機能性ないしは付加価値を高めることができる。
また、本実施の形態によれば、第1ユニット10が第2ユニット20に最も重なった状態において、第1表示面13bと第2表示面25dとが物理的に区画されているため、突出した第2表示面25dが第1表示面13bと異なる別の表示領域であることが分かり易い。よって、ユーザは、この突出した第2表示面25dに興味を持ち易く、この第2表示面25dに上記のような情報を表示することで、携帯端末装置100に表示による付加価値を与えることができる。特に、上記実施の形態のように第1表示面13bを透明にして重なった第1表示面13bおよび第2表示面25dと、突出した第2表示面25dとを絡めた表示を行うと、さらに、表示による面白みないし機能性を高めることができる。
また、本実施の形態では、突出した第2表示面25dが表示に用いられるため、たとえば、第2表示面25dが飛び出さずに第1ユニット10によって完全に覆われる場合に比べ、表示領域を大きくとることができる。したがって、突出した第2表示面25dを利用することにより、第1表示面13bにおいて所定のアプリケーションを大きく表示することができる。
なお、第1ユニット10が第2ユニット20に最も重なった状態において、第2ユニット20は第1ユニット10からそれほど大きく突出しないため、この状態において、携帯端末装置100の携帯性はそれほど低下しない。
このように、本実施の形態では、携帯端末装置の携帯性をそれほど損なうことなく、携帯端末装置100の表示による面白みないし機能性を顕著に高めることができる。
<変更例>
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施の形態によって何ら制限されるものではなく、また、本発明の実施の形態も、上記以外に種々の変更が可能である。
たとえば、上記実施の形態では、第1表示部13に透明な液晶表示器を用いるとともに、第1底部11と第1蓋部16とを透明な材料で構成することにより、携帯端末装置100が閉じた状態でも、第1ユニット10を介して、第2表示面25dの表示画面が視認できるようになされている。しかしながら、これに限らず、第1ユニット10を、第2ユニット20と同様な構成としてもよい。即ち、第1表示部13に第2表示部25と同様な液晶表示器を用いるとともに、第1底部11と第1蓋部16とを不透明な材料で構成することにより、携帯端末装置100が閉じられ、第2表示面25dが第1ユニット10に覆われた状態になると、第2表示面25dの表示画面が視認できないようになされてもよい。
また、上記実施の形態では、第1ユニット10が第2表示面25dに最も重なった状態において、第2表示面25dの上部が外部に露出する構成とされている。しかしながら、これに限らず、第2表示面25dの下部が外部に露出する構成とされてもよいあるいは、第2表示面25dの右端部や左端部が外部に露出する構成とされてもよい。なお、第2表示面25dの右端部や左端部が外部に露出する構成とされた場合、第1ユニット10の移動方向が、上記実施の形態のように第2表示面25dの上下方向ではなく、第2表示面25dの左右方向とされることが望ましい。
さらに、上記実施の形態では、第1ユニット10が第2ユニット20に対して直線的に移動可能なように配置されたが、第1ユニット10が、表示面に垂直な所定の軸の周りに回転するように第2ユニット20に対して配置されても良い。また、携帯端末装置100が折り畳み式であっても良い。すなわち、第1ユニット10が表示面に平行な所定の軸の周りに回転するように第2ユニット20に対して配置されても良い。
この他、本発明の実施の形態は、特許請求の範囲に示された技術的思想の範囲内において、適宜、種々の変更が可能である。
100 … 携帯端末装置
10 … 第1ユニット
12 … スライド部
13 … 第1表示部
13b … 第1表示面
14 … 第1入力部
20 … 第2ユニット
23b … CPU
24 … 第2入力部
25 … 第2表示部
25d … 第2表示面
27a … ガイド孔

Claims (6)

  1. 第1表示部を有する第1ユニットと、
    第2表示部を有する第2ユニットと、
    前記第2表示部に対する前記第1ユニットの重なりが大きくなる方向と前記重なりが小さくなる方向に、前記第1ユニットを移動させる移動機構部と、
    前記第1表示部および前記第2表示部を制御する表示制御部と、を備え、
    前記重なりが最も大きな状態において、前記第2表示部の一部の表示領域が外部に露出する、
    ことを特徴とする携帯端末装置。
  2. 請求項1に記載の携帯端末装置において、
    前記第1ユニットは、前記第1表示部への入力を検出する第1入力部を有し、
    前記表示制御部は、前記重なりが最も大きい状態において、入力を行うための操作画面を前記第1表示部に表示し、前記操作画面での入力に基づく情報が示される情報表示画面を前記第2表示部の前記一部の表示領域に表示する、
  3. 請求項1または2に記載の携帯端末装置において、
    前記第1ユニットは、前記第1表示部を介して前記第1ユニットの向こう側が視認できるように構成されている、
    ことを特徴とする携帯端末装置。
  4. 請求項3に記載の携帯端末装置において、
    前記第1表示部は、透明な液晶表示器を含む、
    ことを特徴とする携帯端末装置。
  5. 請求項3または4に記載の携帯端末装置において、
    前記第2表示部に表示される表示画面の下方向に前記第1ユニットが移動すると、前記重なりが小さくなくなるよう、前記第1ユニットと前記第2ユニットとが連結されるとともに、
    前記表示制御部は、
    前記重なりが最も大きい状態において、所定のアプリケーションの動作画面を前記第2表示部に表示するとともに、前記第1表示部を介して前記動作画面が視認できるよう前記第1表示部を制御し、
    前記重なりが小さくなる方向に前記第1ユニットが移動されたことに基づいて、前記第2表示部に表示された動作画面に続く動作画面を前記第1表示部に表示する、
    ことを特徴とする携帯端末装置。
  6. 請求項5に記載の携帯端末装置において、
    前記表示制御部は、前記重なりが最も大きい状態において、
    アプリケーションを起動するためのメニュー画面を前記第2表示部に表示し、前記第1表示部を介して前記メニュー画面が視認できるよう前記第1表示部を制御し、
    前記メニュー画面での操作により前記アプリケーションが起動されると、前記アプリケーションの動作画面を前記第1表示部に表示する、
    ことを特徴とする携帯端末装置。
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