JP2012049732A - 円偏波アンテナ - Google Patents

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尚己 志塚
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Abstract

【課題】アンテナの高さ方向での低姿勢化を実現した円偏波アンテナを提供する。
【解決手段】円偏波を送受信する円偏波アンテナにおいて、多層構造の絶縁性基板と、前記基板の層上に個別に形成された2以上のアンテナ素子と、グランド板とを有している。前記2以上のアンテナ素子は、円錐螺旋の一部をなす線分であって、且つ前記基板の層上に平面構造として形成されたものであり、上下に配置された前記アンテナ素子のうち下層アンテナ素子の終端と上層アンテナ素子の始端とが、前記基板のビアにより電気的に接続されている。さらに、最下層の前記アンテナ素子の始端側が給電点であり、前記グランド板は、前記給電点側の前記絶縁性基板の端面に装備されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、円偏波を送受信する円偏波アンテナに関する。
円偏波アンテナは、例えば衛星通信等に使用されている。前記円偏波アンテナとしては、特許文献1に開示されたカールアンテナ素子や、特許文献2に開示された各種のアンテナ素子などが開発されている。
特許文献1に開示されたカールアンテナ素子は、少なくともカール素子と、軸要素とを有するカールアンテナ素子であって、前記カール素子の巻数が1〜約1.5巻の範囲として線状素材をカール状に成形したものであり、前記軸要素が線状素材からなり、横方向に張り出した軸要素の一部を構成する枝部が前記カール素子のカール状線状素材の巻き始端又は巻き終端に結合された構造に構成してある。
特許文献2に開示された放射素子としては、先端部がカール状に形成されたカール素子や、スパイラル素子,ヘリカル素子,平面内で折り曲げられたジグザグ素子等が用いられている。
特公平08−17289号公報 特開平11−308020号公報
しかしながら、特許文献1に開示されたカールアンテナ素子は、少なくともカール素子と、軸要素とを有しており、軸要素の立ち上がり部が高さ方向に立ち上がり、その軸要素から伸びる枝部がカール要素の巻き始端に向けて上傾姿勢で前記立ち上がり部から横方向に張り出して設けられている、すなわち、前記枝部が前記軸要素の立ち上がり部に対して上傾した姿勢を保つ必要があり、その高さ方向での寸法を低姿勢にするには限界があった。
また、特許文献2に開示された放射素子は、特許文献2の図3(a)〜(d)からも明らかなように、線状素材からなる軸要素が存在し、その軸要素が高さ方向に立ち上がっているため、その高さ方向での寸法を低姿勢にするには限界があった。
さらに、特許文献1及び特許文献2に開示されたアンテナを含めて現在開発されている円偏波アンテナは、その使用帯域が狭く、使用帯域の広帯域化が望まれている。
本発明の目的は、アンテナの高さ方向での低姿勢化を実現し、さらには使用帯域の広帯域化に応えられる円偏波アンテナを提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明に係る円偏波アンテナは、円偏波を送受信する円偏波アンテナにおいて、多層構造の絶縁性基板と、前記基板の層上に個別に形成された2以上のアンテナ素子と、グランド板とを有し、
前記2以上のアンテナ素子は、円錐螺旋の一部をなす線分であって、且つ前記基板の層上に平面構造として形成されたものであり、
上下に配置された前記アンテナ素子のうち下層アンテナ素子の終端と上層アンテナ素子の始端とが、前記基板のビアにより電気的に接続され、
最下層の前記アンテナ素子の始端側が給電点であり、前記グランド板は、前記給電点側の前記絶縁性基板の端面に装備された構造であることを特徴とするものである。
以上の様に本発明によれば、多層構造の基板を用い、アンテナ素子を前記基板の層上に円錐螺旋の一部をなす線分であって平面構造として形成したことにより、アンテナの高さ方向でアンテナ素子相互を接近させることが可能となり、アンテナの高さ方向での低姿勢を実現することができるものである。
さらに、上層のアンテナ素子の線幅と下層のアンテナ素子の線幅とを異ならせたことにより、給電点側に対するアンテナ素子のインピーダンスマッチングを容易にとることができ、これにより使用帯域を拡大することができるものである。
図1は、本発明の実施形態に係る円偏波アンテナを示す斜視図である。 図2は、本発明の実施形態に係る円偏波アンテナを基板の層毎に分解して図示した図であって、(a)は、基板の第2層上に形成されたアンテナ素子を示す平面図、(b)は、基板の第1層上に形成されたアンテナ素子を示す平面図、(c)は、基板の最下層に装備されたグランド板を示す平面図である。 図3は、図1に示す円偏波アンテナをz−y面で断面した断面図である。 図4は、本発明の実施形態に係る円偏波アンテナにおける軸比を測定した結果を示す特性図である。 図5は、本発明の実施形態に係る円偏波アンテナにおけるVSWRを測定した結果を示す特性図である。 図6は、本発明の実施形態に係る円偏波アンテナにおけるゲインを測定した結果を示す特性図である。
以下、本発明の実施形態を図に基づいて詳細に説明する。
本発明の実施形態に係る円偏波アンテナは図1〜図3に示す様に、絶縁性基板1と、2以上のアンテナ素子2,2,・・・2と、グランド板3とを有している。なお、以下の説明では、2個のアンテナ素子2,2を用いた例を説明するが、前記アンテナ素子は2以上であれば、その個数に制限を受けることはないものである。
前記絶縁性基板1は図1及び図3に示すように、多層構造になっている。図1及び図3に示す例では、2個のアンテナ素子2,2を用いているため、絶縁性基板1は下層1と上層1との2層構造になっており、各層1,1上には前記アンテナ素子2,2が個別に形成されている。前記アンテナ素子2,2が前記絶縁性基板1の層1,1上に個別に形成されているため、上下に配置されるアンテナ素子2,2の相互間が各層1,1により電気的に絶縁されることとなる。
なお、図1及び図3に示す例では、絶縁性基板1を2層構造としたが、これに限られるものではなく、2以上のアンテナ素子2,2・・・2を個別に支持すると共にこれらのアンテナ素子2,2・・・2の相互間を電気的に絶縁可能な積層構造であれば、その層数に制限を受けるものではない。
図2(a)(b)では、アンテナ素子2,2に斜線を付して基板の層と区別しており、図2(c)では、グランド板3に斜線を付して基板の層と区別している。
前記2個のアンテナ素子2,2は図2(a),(b)に示す様に、円錐螺旋の一部をなす線分21a,22aであって、且つ前記絶縁性基板1の下層1と上層1とに平面構造として形成されている。ここで、前記平面構造について説明する。前記円錐螺旋は、螺旋が円錐形をなす立体構造であり、前記円錐螺旋の一部をなす線分が立体構造、すなわち図1及び図3において、xy面を起点としてz方向に円錐形状をなす構造であるが、前記平面構造は、前記円錐螺旋の一部をなす線分を水平面であるxy面上に投影する等の技法を駆使してxy面上での線分とした構造を意味している。ここで、前記線分21a,22aは帯状とすることにより平面構造としたが、これに限られるものではない。
さらに、前記絶縁性基板1には図2(a)(b)及び図3に示すように、上層のアンテナ素子2の始端2a2と下層のアンテナ素子2の終端2b1との位置にアンテナの高さ方向(図のz方向)に向けたビア4が形成され、最下層となるアンテナ素子2の始端2a1の位置にアンテナの高さ方向(図のz方向)に向けたビア5が形成されている。ここで、前記ビア4,5は、狭義でのビア構造ばかりでなく、スルーホール構造或いは金属ピン構造なども含み、前記ビア4,5は基板1の層構造を貫通して形成された電気的な接続構造であれば、いずれのものであってもよいものである。
さらに図2(a)(b)及び図3に示すように、前記上層のアンテナ素子2の始端2a2と前記下層のアンテナ素子2の終端2b1とは、前記基板1のビア4により電気的に接続されている。さらに、前記下層のアンテナ素子2の始端2a1、特に直線状の線分21bの始端2a1には、前記基板1のビア5が電気的に接続され、前記ビア5が給電点として機能する。前記給電点(ビア5)には、アンテナの可逆性により、送信アンテナとして用いる際に送信信号が入力し、受信アンテナとして用いる際に受信信号が出力される。
さらに、前記最下層のアンテナ素子2は図2(b)に示す様に、前記円錐螺旋の一部をなす線分21aに、前記始端2a1側で前記給電点(ビア5)に接続した直線状の線分21bを含んでいる。
さらに図2(a)(b)に示す様に、前記上層のアンテナ素子2の線幅Wと、前記下層のアンテナ素子2の線幅Wとを異ならせる(W≠W)、或いは等しく(W=W)させている。
図2(a)(b)の例では、前記上層のアンテナ素子2の線幅Wと、前記下層のアンテナ素子21の線幅Wとの関係を、W≦Wに設定しているが、W≧Wに設定してもよいものである。図2(a)(b)においては、上層のアンテナ素子2の線幅Wと下層のアンテナ素子2の線幅Wとを異ならせることにより、給電点側に対するアンテナ素子2,2のインピーダンスマッチングを容易にしているが、前記アンテナ素子2,2の線分21a,22aの長さ調整などにより、給電点側に対するアンテナ素子2,2のインピーダンスマッチングが容易にとれる場合には、前記上層のアンテナ素子2の線幅Wと、前記下層のアンテナ素子2の線幅Wとの関係を、W=Wに設定してもよいものである。
また、前記アンテナ素子2は図2(a)に示すように、下層のアンテナ素子2とビア4により電気的に接続するため、その接続代を考慮してその両端部2a2,2b2を角度180°より拡げている。また、前記アンテナ素子2は図2(b)に示すように、ビア4,5に電気的に接続するため、その接続代を考慮してその両端部2a1,2b1を延長させている。
さらに、前記グランド板3は図2(c)に示すように、前記給電点(ビア5)側の前記基板1の端面に装備され、前記グランド板3は、利得を改善するようになっている。前記グランド板3には図2(c)に示すように、ほぼ中央部に開口3aが形成されており、前記ビア5は、前記グランド板3の開口3aに通して前記基板1の下層1及び上層1を貫通した状態に形成され、前記ビア5と前記グランド板3とは、前記開口3aにより電気的に絶縁されている。
次に、動作波長をλとした場合における円偏波アンテナの寸法の一例を示す。前記絶縁性基板1及び前記グランド板3の直径を1.183λ、前記絶縁性基板1の下層1及び上層1の厚さを0.105λ、前記アンテナ素子2の直線状線分21bを0.204λ、前記ビア4,5の直径を0.0526λにそれぞれ設定した。さらに、前記アンテナ素子2,2の線分21a,21b、22aをなす円錐螺旋のスパイラル係数を0.0106λに設定し、下層アンテナ素子2をなす線分21aの円錐螺旋の巻始め角度φstを0.296πλとした場合における線分21aの巻き終わり角度φを0.332πλ、上層のアンテナ素子22の巻き終わり角度φendを0.399πλにそれぞれ設定した。この寸法は一例であって、これらの寸法に限られるものではない。
上述した寸法をもつ円偏波アンテナを受信用として用いた場合の性能について検証する。
先ず、軸比(AR:Axle Ratio)を測定した。その結果を図4に示す。図4において、横軸が周波数(GHz)を示し、縦軸がAR(軸比:dB)を示している。円偏波アンテナの場合、軸比が3dB以下である場合に真円偏波であり、3dB以上の場合に楕円偏波となることが分かっている。
図4に示す様に、周波数が11GHz付近では、軸比が3dB以上となり楕円偏波であるが、11.5GHz〜13.3GHzまでの周波数帯域では、軸比が3dB以下に抑えられており、真円偏波であることの結果を得た。
次に、VSWR(Voltage Standing Wave Ratio)を測定した。その結果を図5に示す。図5において、横軸が周波数GHzを示し、縦軸はVSWRを示している。
図5からすると、周波数が11.5GHz〜13.3GHzまでの帯域におけるVSWRが2以下であることの結果を得た。
次に、ゲイン(G;dB)を測定した。その結果を図6に示す。図6において、横軸が周波数を示し、縦軸がゲイン(dB)を示している。
図6から明らかなように、周波数が11.5GHz〜13.3GHzまでの帯域において、ゲインが7dBから6dBの範囲内にあることの結果を得た。
以上の検証結果に基づいて本実施形態に係る円偏波アンテナの性能について考察する。
図4から明らかなように、使用周波数の下限側で楕円偏波になるが、11.5GHz〜13.3GHzの範囲において真円偏波となる特性を示している。
さらに、図5から明らかなように、使用周波数の全域でVSWRが2以下であり、図6から明らかなように、使用周波数のほぼ全域でゲインがほぼ一定しており、このことからしても、広い使用周波数の帯域で必要以上の利得を確保できることを示している。
以上の結果と本実施形態に係る円偏波アンテナの構成との関係を考察する。
本実施形態において、最下層のアンテナ素子2を形成する円錐螺旋の一部をなす線分21aに給電点側に向かう直線状の線分21bを有している。2以上のアンテナ素子2,2を円錐螺旋の一部をなす線分21a,22aで形成した場合、最下層のアンテナ素子2の電気長が短縮されることとなるが、本実施形態では上述した様に、最下層アンテナ素子2の線分21aでの電気長の不足分を直線状の線分21bで補っているため、最下層アンテナ素子2の電気長として必要な長さを確保することができる。
したがって、図4から明らかなように、11.5GHz〜13.3GHzまでの使用周波数の帯域では、軸比が3dB以下に抑えられており、真円偏波による送受信を行う事ができるものである。
さらに、円錐螺旋の線路を用いることが理想的であるが、円錐螺旋の場合に高さ方向(z軸方向)の寸法が大きくなってしまい、低姿勢化を実現することはできないものである。
これに対して、本実施形態では、2以上のアンテナ素子2,2を円錐螺旋の一部をなす線分21a,21b,22aによって形成し、それらの線分21a,21b,22aを基板1の層1,1に平面構造として形成し、且つビア4,5により接続することにより、2以上のアンテナ素子2,2を擬似的な円錐螺旋として構築している。
従って、本実施形態では、アンテナ素子2,2の相互間を接近させて配置することができ、アンテナの低姿勢化を容易に実現することができる。
さらに、本実施形態では、2以上のアンテナ素子2,2のなす伝送線路が擬似的な円錐螺旋であって、給電点(ビア5)に対するアンテナ素子2,2のインピーダンスマッチングをとってVSWRを図5に示す様に2以下に抑えることができる。
更に、上層のアンテナ素子2の線幅Wと下層のアンテナ素子2の線幅Wとを異ならせることにより、給電点側に対するアンテナ素子2,2のインピーダンスマッチングを容易にして、図5から明らかなように、使用周波数が11.5GHz〜13.3GHzまでの帯域におけるVSWRを2以下にして、使用帯域を広帯域にすることができるとともに、その使用帯域を広帯域化したとしても、図6に示す様に、使用周波数が11.5GHz〜13.3GHzまでの帯域において、ゲインが7dBから6dBの範囲内に維持することができ、使用帯域を広帯域化したことによる問題が生じることはないものである。
さらに、IEEE TRANSACTION ON ANTENAS AND PROPAGATION, VOL., NO.11,NOVEMBER 1993に発表されたカールアンテナでは、使用帯域が7%であったが、本実施形態の円偏波アンテナでは、その使用帯域が16%まで拡大されていることが分かったのである。
半導体の分野で基板に形成する配線を多層化する技術が確立されており、その技術を本実施形態における基板のビア形成に容易に応用することができ、本実施形態におけるアンテナを容易に製造することができる。
さらに、本実施形態では、アンテナ素子を円錐螺旋の一部をなす線分で形成し、下層のアンテナ素子の終端と上層アンテナ素子の始端とを基板のビアで接続し、最下層のアンテナ素子の始端を給電点とする構造であるため、アンテナ素子の相互間を接続するビアの位置と、給電点をなすビアとの位置が平面内に横方向にずれて形成されるため、両ビアが同一位置に配置されることがなく、それぞれのビアを基板の高さ方向に貫いて形成することができ、それぞれのビアを容易に製造することができる。このことは強いては、円偏波アンテナの製造原価を廉価にすることができるものである。
さらに、アンテナ素子の形状を平面構造として基板内に組み入れることができるため、アンテナの高さ方向での寸法を短縮して低姿勢化を実現できる。
更に、アンテナ素子が基板内に組み込まれているため、前記基板の一部にアンテナに関連する外部回路を組み込むことができ、携帯端末や各種の機器に組み込む際にそれらの内部スペースを有効に利用して部品の組込を行うことができる。
さらに、アンテナ素子が基板内に組み込まれているため、平面構造とした場合でも、それらのアンテナ素子が外気に触れることがなく、耐久性に富むアンテナを提供することができる。
さらに、上下に配置されるアンテナ素子の線幅を、下層のアンテナ素子の線幅よりも上層のアンテナ素子の線幅を拡大することにより、使用周波数の帯域を広帯域化することができ、マルチバンドの送受信に対応させることができる。
本発明によれば、アンテナの高さ方向での低姿勢化を実現し、さらには使用帯域の広帯域化に応えられる円偏波アンテナの提供に貢献できるものである。
1 基板
,2・・・2 アンテナ素子
3 グランド板
4 ビア
5 ビア(給電点)

Claims (3)

  1. 円偏波を送受信する円偏波アンテナにおいて、
    多層構造の絶縁性基板と、
    前記基板の層上に個別に形成された2以上のアンテナ素子と、
    グランド板とを有し、
    前記2以上のアンテナ素子は、円錐螺旋の一部をなす線分であって、且つ前記基板の層上に平面構造として形成されたものであり、
    上下に配置された前記アンテナ素子のうち下層アンテナ素子の終端と上層アンテナ素子の始端とが、前記基板のビアにより電気的に接続され、
    最下層の前記アンテナ素子の始端側が給電点であり、前記グランド板は、前記給電点側の前記絶縁性基板の端面に装備された構造であることを特徴とする円偏波アンテナ。
  2. 前記最下層のアンテナ素子は、前記円錐螺旋の一部をなす線分に、前記始端側で前記給電点に接続した直線状の線分を含む請求項1に記載の円偏波アンテナ。
  3. 前記上層のアンテナ素子の線幅と、前記下層のアンテナ素子の線幅とを異ならせた請求項1に記載の円偏波アンテナ。
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