JP2001332927A - 多周波フラフープ形アンテナ - Google Patents
多周波フラフープ形アンテナInfo
- Publication number
- JP2001332927A JP2001332927A JP2000148368A JP2000148368A JP2001332927A JP 2001332927 A JP2001332927 A JP 2001332927A JP 2000148368 A JP2000148368 A JP 2000148368A JP 2000148368 A JP2000148368 A JP 2000148368A JP 2001332927 A JP2001332927 A JP 2001332927A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- antenna
- hula
- hoop
- frequency
- hula hoop
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Abandoned
Links
Abstract
形アンテナを提供すること。 【解決手段】 多周波フラフープ形アンテナ1は、接地
板2上に間隔をおいて共振周波数の異なる複数のフラフ
ープ形アンテナ3,4を配設すると共に、各フラフープ
形アンテナ3,4に対して1個の給電端子5を設けてい
る。
Description
テナに関し、特に多周波フラフープ形アンテナに関す
る。
して、特開昭60−51007号、特開昭60−510
07号および特開昭60−51007号の各公報に開示
されている複合アンテナがある。この複合アンテナは、
誘電体基板の表面導電層に対向してMHz帯以上の用途
に供するフラフープアンテナを配設すると共にその周囲
を誘電体のドームで覆い、且つ該誘電体基板の裏面導電
層を車両本体から電気的に浮かせて配設することによ
り、該裏面誘電層と車両本体との間をKHz帯の容量性
アンテナとして使用している。
ンテナは、次のような問題点がある。 (1)周波数帯が狭い(KHz〜MHz)。 (2)共振周波数によって、複数の給電端子の切り換え
が必要である。 (3)配設場所が限定されている(たとえば、車の屋根
など)。 (4)構造が複雑であり、生産性が低い。
は、GPS(Global Positioning System)、ETC(E
lectronic Toll Collection System)などにおいて円偏
波が用いられている。小型かつ軽量に構成できる円偏波
線状素子としては、既に簡単な構造を有するフラフープ
形アンテナが報告されている。
みて、小型で多周波に対応できる多周波フラフープ形ア
ンテナを提供することにある。
請求項1記載の発明の多周波フラフープ形アンテナは、
接地板上に間隔をおいて共振周波数の異なる複数のフラ
フープ形アンテナを配設すると共に、上記各フラフープ
形アンテナに対して1個の給電端子を設けたことを特徴
とする。
フープ形アンテナは、接地板上に間隔をおいて共振周波
数の異なる複数のフラフープ形アンテナを配設すると共
に、各フラフープ形アンテナに対して1個の給電端子を
設けている。それにより、給電構造が簡単になりコスト
ダウン、小型化が可能となる。また、1点給電で円偏波
や直線偏波を出すことができる。
載の多周波フラフープ形アンテナにおいて、フラフープ
形アンテナと接地板の間にショートバーを接続したこと
を特徴とする。
形アンテナと接地板の間にショートバーを接続してい
る。それにより、ショートバーが接続されたフラフープ
形アンテナアンテナ特性(指向性、利得、放射パターン
など)が安定する。
て図面を参照して説明する。
テナの実施の形態を示し、(a)は斜視図、(b)は平
面図、(c)は正面図である。
は、接地板2上に間隔をおいて複数のフラフープ形アン
テナ3,4を有する構造を有し、ループ形状は円形であ
る。
からなる円環部3aと、連結部3bとからなる。円環部
3aはその一部が間隔Δs1だけ開放されている。同様
に、フラフープ形アンテナ4は、小さなループからなる
円環部4aと、連結部4bとからなる。円環部4aはそ
の一部が間隔Δs2だけ開放されている。
ープ構造の先端に設けている。フラフープ形アンテナ
3,4は、それぞれ、線幅をa1,a2、ループ(円環
部)半径をr1,r2、接地板からの高さをh1,h2
とする。ここでは、間隔Δs1およびΔs2を、それぞ
れ線幅a1,a2にほぼ合わせており、円偏波を送受信
することができる。なお、間隔Δs1およびΔs2を調
整すれば、直線偏波を送受信することができる。
及び4bを1つの給電端子5に連結し、この給電端子5
に接地板2の下から同軸ケーブル6で行なう。同軸ケー
ブル6の中心導体は、給電端子5を介してアンテナ本体
(すなわち、フラフープ形アンテナ3,4)に接続し、
外部導体は接地板2に接続している。接地板2により、
アンテナより送受信される信号の不平衡成分が吸収され
る。
ラフープ形アンテナ3は、低い周波数(たとえば、GP
S用の1.5GHz)に対応するアンテナであり、ルー
プ半径を小さくすることにより共振周波数は高くなる。
したがって、フラフープ形アンテナ3より小さいループ
半径r2を有するフラフープ形アンテナ4は、高い周波
数(たとえば、ETC用の5.8GHz)に対応するア
ンテナである。
接地板2の間の高さhは、たとえば、それぞれ共振周波
数の波長の1/4に設定される。また、各フラフープ形
アンテナ3,4の間隔Δs1,Δs2を調整することに
より、アンテナの共振周波数、利得及び放射パターンを
変化させることができる。
ナ3のみ)時の軸比特性(Z方向)を示す。中心周波数
f0 (波長λ0 )の時、a1=0.0016λ0 、r1
=0.188λ0 、Δs1=0.016λ0 、h1=
0.213λ0 である。中心周波数は、1500MHz
としている。図2からわかるように、軸比が最小となる
部分は1つである。
ナ3および4)時の軸比特性(Z方向)を示す。フラフ
ープ形アンテナ4のa2=0.0016λ0 、r2=
0.063λ0 、Δs2=0.005λ0 、h2=0.
071λ0 である。大きなループ(すなわち、フラフー
プ形アンテナ3)のパラメータは、図2の単体時と全て
同じである。フラフープ形アンテナ3とフラフープ形ア
ンテナ4のループ半径比は3:1になる。軸比が最小と
なる部分がf=3f0 付近にも存在し、2周波で動作す
る可能性を見い出した。
ンテナ1は、多周波数に対応しているので、異なる周波
数を受信する複数の無線機がこのアンテナで送受信可能
となり、複数の無線機用アンテナの機能が本アンテナに
集約し、無線機の小型化が可能となり、無線機のコスト
削減につながる。
り、配設場所には制限がないので、自由空間や車やオフ
ィス等へ自由に設置可能である。特に、給電端子が1つ
であるため、アンテナに対応する無線機の周波数の切り
換えが不要となる。
説明したが、本発明はこれに限らず、種々の変形、応用
が可能である。
ープ形アンテナの高さは、異なっていても良いし同一で
も良く、さらに、小さなループ半径を有する(したがっ
て、高い共振周波数を有する)フラフープ形アンテナを
大きなループ半径を有する(したがって、低い共振周波
数を有する)フラフープ形アンテナより高く配設しても
良い。また、複数のフラフープ形アンテナを同一平面に
なるようにし、接地板2の形状を、たとえば、内側の小
さなループ半径を有するフラフープ形アンテナに対向す
る部分を突出させて凸形に形成しても良い。
楕円形等の他の形状でも良い。
両に取り付けて使用する場合は、接地板2を車両のボデ
ィ(例えば、アンテナを屋根に取り付ける場合はルー
フ)で代用することができる。
アンテナを集約した構造であるが、ループ数を増やし、
ループの半径を増減することによって、さらに多くの異
なる共振周波数に対応する円偏波及び/または直線偏波
方式の多周波フラフープ形アンテナが実現可能となる。
たとえば、上述の実施の形態では、GPS用の1.5G
HzとETC用の5.8GHzをそれぞれ送受信できる
2つのフラフープ形アンテナを集約しているが、この2
つに加えて直線偏波方式VICS(登録商標)(Vehicl
e Information and Communication System)用の2.4
GHzを送受信できるフラフープ形アンテナを一体化し
て円偏波及び直線偏波方式の3つの周波数を送受信でき
る構造としても良い。
アンテナの円環部と接地板2の間にショートバーを接続
しても良い。ショートバーが接続されたフラフープ形ア
ンテナのアンテナ特性(指向性、利得、放射パターンな
ど)が安定する。
が簡単になりコストダウン、小型化が可能となる。ま
た、1点給電で円偏波や直線偏波を出すことができる。
ートバーが接続されたフラフープ形アンテナアンテナ特
性(指向性、利得、放射パターンなど)が安定する。
形態を示し、(a)は斜視図、(b)は平面図、(c)
は正面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 接地板上に間隔をおいて共振周波数の異
なる複数のフラフープ形アンテナを配設すると共に、上
記各フラフープ形アンテナに対して1個の給電端子を設
けたことを特徴とする多周波フラフープ形アンテナ。 - 【請求項2】 フラフープ形アンテナと接地板の間にシ
ョートバーを接続したことを特徴とする請求項1記載の
多周波フラフープ形アンテナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000148368A JP2001332927A (ja) | 2000-05-19 | 2000-05-19 | 多周波フラフープ形アンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000148368A JP2001332927A (ja) | 2000-05-19 | 2000-05-19 | 多周波フラフープ形アンテナ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001332927A true JP2001332927A (ja) | 2001-11-30 |
Family
ID=18654413
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000148368A Abandoned JP2001332927A (ja) | 2000-05-19 | 2000-05-19 | 多周波フラフープ形アンテナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001332927A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007119317A1 (ja) * | 2006-04-17 | 2007-10-25 | Panasonic Corporation | アンテナ装置、監視装置、および車両 |
JP2008048005A (ja) * | 2006-08-11 | 2008-02-28 | Maspro Denkoh Corp | アンテナ |
JP2012049732A (ja) * | 2010-08-25 | 2012-03-08 | Hoko Denshi Kk | 円偏波アンテナ |
-
2000
- 2000-05-19 JP JP2000148368A patent/JP2001332927A/ja not_active Abandoned
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007119317A1 (ja) * | 2006-04-17 | 2007-10-25 | Panasonic Corporation | アンテナ装置、監視装置、および車両 |
JP2008048005A (ja) * | 2006-08-11 | 2008-02-28 | Maspro Denkoh Corp | アンテナ |
JP2012049732A (ja) * | 2010-08-25 | 2012-03-08 | Hoko Denshi Kk | 円偏波アンテナ |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7079079B2 (en) | Low profile compact multi-band meanderline loaded antenna | |
EP0590955B1 (en) | Multiple band antenna | |
US5508710A (en) | Conformal multifunction shared-aperture antenna | |
JP4741466B2 (ja) | 自動車のためのアンテナシステム | |
JP3252786B2 (ja) | アンテナ装置およびそれを用いた無線装置 | |
US6700539B2 (en) | Dielectric-patch resonator antenna | |
EP1794840B1 (en) | Planar antenna for mobile satellite applications | |
JP3020777B2 (ja) | 二周波共用アンテナ | |
US6246371B1 (en) | Wide band antenna means incorporating a radiating structure having a band form | |
US6292156B1 (en) | Low visibility radio antenna with dual polarization | |
US7391374B2 (en) | Monopole antenna | |
WO2004004068A1 (ja) | アンテナ装置 | |
JPH11239020A (ja) | 円偏波アンテナおよびそれを用いた無線装置 | |
JPH11150415A (ja) | 多周波アンテナ | |
US6384786B2 (en) | Antenna device and communication apparatus | |
JP3586915B2 (ja) | 車両用アンテナ装置 | |
JPH09246827A (ja) | 車両用アンテナ装置 | |
WO2000074172A1 (en) | Patch antenna and a communication device including such an antenna | |
US8199065B2 (en) | H-J antenna | |
JP2005167730A (ja) | 多周波アンテナおよびそれを備えた情報端末機器 | |
JPH1174721A (ja) | 表面実装型円偏波アンテナおよびそれを用いた無線装置 | |
JP2001332927A (ja) | 多周波フラフープ形アンテナ | |
US6618015B2 (en) | Antenna for use with radio device | |
JP2004023507A (ja) | 多周波帯アンテナ及び多周波無指向性アンテナ | |
JP4205571B2 (ja) | 平面アンテナ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050218 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050301 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050428 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20050428 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051129 |
|
A762 | Written abandonment of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762 Effective date: 20060203 |