JP2012049648A - 画像形成装置及び画像形成プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】マスクパターンとマトリックスパターンとの合成に基づいて印刷出力する場合に、画像再現性をより向上させることを可能とする。
【解決手段】入力された印刷データを解析して前景データに対応するマスクパターンと背景データに対応して入力値及び有効無効画素数で濃度を規定したマトリックスパターンとを決定するパターン処理部6を備え、マスクパターン及びマトリックスパターンを合成して印刷出力する画像形成装置1であって、マトリックスパターンの有効画素数を増加させた変換マトリックスパターンを生成するパターン変換部7と、変換マトリックスパターンとマトリックスパターンとの濃度が等しくなるように変換マトリックスパターンの入力値を画素数の増加に応じて変更する入力値変換部8とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、特定の印刷パターンに対するデータ消失を防止する画像装置及び画像プログラムに関する。
カラープリンター等の画像形成装置では、ホストコンピューターから送信される印刷データを解析して画像形成処理が行われる。
このような画像形成処理では、特定の印刷パターンに対する画像形成処理の際に、入力された印刷データのマスクパターンとこのマスクパターンが適用されるオブジェクト等のハーフトーンパターン(画素の有効、無効が市松模様となっているマトリックスパターン)とを合成し、画像データに変換して印刷出力するものがある。
しかしながら、マスクパターンの中には、ハーフトーンパターンとの干渉によって、4プレーン(CMYK)中のあるプレーンが全く出力されなくなり、或いは意図しない縞模様に見えるといったモアレ現象が発生し、色再現性が著しく低下する場合がある。
また、マスクパターンとハーフトーンパターンとの重なり方によっては、実際に印刷される画像が入力された印刷データの画像と異なる現象を招く場合がある。
これに対し、特許文献1に記載の画像処理装置では、ハーフトーンパターンの有効無効の画素を並べ替えて濃度値が同一の変換パターンデータを生成し、この変換パターンデータを前記合成に用いることでモアレの発生を防止している。
また、特許文献2に記載の印刷装置では、模擬のハーフトーンパターンを生成してマスクパターンと比較し、この比較により印刷対象となる画素の出現率を算出し、出現率が低いときに入力コマンドデータを変換することにより出現率を上げるようにしている。
しかし、特許文献1,2に記載のものは、ハーフトーンパターンの有効画素数に変更はなく、モアレの防止、或いは実際に印刷される画像が入力画像と異なる現象の防止には限界があった。
特開2007−27826号公報 特開2006−166328号公報
本発明が解決しようとする問題点は、特定の印刷パターンのマスクパターンとマトリックスパターンとの合成に基づいて印刷出力を行う場合に、画像再現性に限界があった点である。
本発明は、特定の印刷パターンのマスクパターンとマトリックスパターンとの合成に基づいて印刷出力を行う場合に画像再現性を向上させるため、入力された印刷データを解析してマスクパターンと入力値及び有効無効画素数で濃度を規定したマトリックスパターンとを決定するパターン処理部を備え、前記マスクパターン及びマトリックスパターンを合成して印刷出力する画像形成装置であって、前記マトリックスパターンの有効画素数を増加させた変換マトリックスパターンを生成するパターン変換部と、前記変換マトリックスパターンと前記マトリックスパターンとの濃度が等しくなるように前記変換マトリックスパターンの入力値を画素数の増加に応じて変更する入力値変換部とを備えたことを画像形成装置の特徴とする。
本発明は、入力された印刷データを解析してマスクパターンと入力値及び有効無効画素数で濃度を規定したマトリックスパターンとを決定するパターン処理手順をコンピューターに実行させ、前記マスクパターン及びマトリックスパターンを合成して印刷出力可能とする画像形成プログラムであって、前記マトリックスパターンの有効画素数を増加させた変換マトリックスパターンを生成するパターン変換手順と、前記変換マトリックスパターンと前記マトリックスパターンとの濃度が等しくなるように前記変換マトリックスパターンの入力値を画素数の増加に応じて変更する入力値変換手順とを前記コンピューターに実行させることを画像形成プログラムの特徴とする。
本発明の画像形成装置及び画像形成プログラムでは、入力された印刷データのマトリックスパターンの有効画素数を増加させて変換マトリックスを生成し、この変換マトリックスの濃度がマトリックスパターンの濃度と等しくなるように入力値を変更することで、画像再現性を向上させることができる。
画像形成装置の制御部のブロック図である(実施例1)。 画像装置制御処理のフローチャートである(実施例1)。 パターン処理を示し、(a)はパターンデータ、(b)は前景データ、(c)はマスクパターン、(d)は背景データ、(e)はマトリックスパターンの各概念図である(実施例1)。 パターン変換、入力値変換を示し、(a)はマトリックスパターン、(b)は変換マトリックスパターン、(c)は入力値変換後の変換マトリックスパターンの各概念図である(実施例1)。 画像形成装置の制御部のブロック図である(実施例2)。 画像装置制御処理のフローチャートである(実施例2)。 (a)はマトリックスパターン、(b)は入力値変換後の変換マトリックスパターンの各概念図である(実施例3)。
入力された印刷データのマスクパターン及びマトリックスパターンを合成することに基づいて印刷出力する場合に画像再現性を向上させるという目的を、マトリックスパターンの有効画素数を増加させると共に全体としての濃度を変更しないように入力値を変更することで実現した。
[画像形成装置の制御部]
図1は本発明の実施例1に係る画像処理装置の制御部を表すブロック図である。
図1のように、画像処理装置1は、コンピューターで構成された制御部2を備えている。制御部2は、ROM等の記憶部(図示せず)に記憶されている画像形成プログラムの実行により、PDL解釈部3、描画処理部4、及び出力調整部5を備える。
PDL解釈部3は、コンピューター等外部入力装置から送信されるPDLデータ(ページ記述言語データ)のコマンドを解釈する機能部である。
このコマンド解釈により、入力された印刷データに対するパターンデータ(印刷パターン)の有無判別が行われ、印刷データ及び解釈結果が描画処理部4へ出力される。
描画処理部4は、印刷データを画像データに変換して出力調整部5へ出力する。本実施例では、パターン処理部6、パターン変換部7、及び入力値変換部8を備えている。
パターン処理部6は、PDL解釈部3の解釈結果に基づき、入力された印刷データのパターンデータを画像データとして作成する。なお、本実施例のパターンデータは、前景パターンである前景データと背景カラーである背景データとからなっている。
パターン処理部6では、PDL解釈部3によって解釈されたパターンデータの前景データに対応するマスクパターンと中間色の背景データに対応するハーフトーンパターン(画素の有効、無効が市松模様となっているマトリックスパターン)とを生成する。マトリックスパターンは、ディザ法と呼ばれる擬似的中間色処理のためのものであり、画素の有効、無効表示を表す「1」「0」からなる。マトリックスパターンの有効画素は、PDL解釈部3の解釈結果に基づく入力値による濃度を有しており、その入力値は入力された印刷データを構成している色空間である赤(R),緑(G),青(B)によって決まる。
したがって、パターン処理部6は、入力された印刷データを解析してマスクパターンと入力値及び有効無効画素数で濃度を規定したマトリックスパターンとを決定するパターン処理手順を実現する。
パターン変換部7は、パターン処理部6にて生成されたマトリックスパターンに対し、有効画素数を増加させる。本実施例では、画素の表示を全て有効画素(全表示)とする変換を行い、変換マトリックスパターンの生成を行う。
したがって、パターン変換部7は、マトリックスパターンの有効画素数を増加させた変換マトリックスパターンを生成するパターン変換手順を実現する。
入力値変換部8は、変換マトリックスパターンの濃度値を調整する。すなわち、入力値変換部8は、変換マトリックスパターンの濃度がパターン処理部6にて生成されたマトリックスパターンの濃度と等しくなるように、変換マトリックスパターンの入力値の変更を画素数の増加に応じて行う。これにより、入力値変換マトリックスパターンデータの生成が行われる。
したがって、入力値変換部8は、変換マトリックスパターンとマトリックスパターンとの濃度が等しくなるように変換マトリックスパターンの入力値を画素数の増加に応じて変更する入力値変換手順を実現する。
出力調整部5は、画像データの色など出力調整を行う。この出力調整部5は、色変換処理部9、ガンマ補正部10、スクリーン処理部11等を備え、描画処理部4から送られたマスクパターン及び入力値変換マトリックスパターンデータ等に対して処理を行う。
色変換処理部9は、マスクパターン及び入力値変換マトリックスパターンデータ等の画像データについて色変換を行う。この色変換処理部9では、画像データの色空間を、赤(R),緑(G),青(B)から画像処理装置1での色空間であるシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)に色変換処理する。この色変換処理は、記憶部(ROM等)に保存されている色変換テーブルを用いて行われる。
ガンマ補正部10は、パターンデータ等の画像データが持つ輝度や濃度などの特性の変換を行う。このガンマ補正部10では、濃度変更関数であるガンマ補正曲線を用いて変換を行う。
スクリーン処理部11は、画像データに対してスクリーン処理を行う。このスクリーン処理は、画像データに基づいて所定サイズの画素ブロック毎に例えばスクリーンテーブルを用いて網点画像データを生成する。
出力調整部5から送られた画像データは、印刷出力部において印刷出力され、用紙などに印刷される。
[制御部の動作]
本画像形成装置1では、制御部2にて画像形成プログラムの実行による処理を行う。すなわち、図2のステップS1のPDL解釈、ステップS2のパターンデータ判別、ステップS3〜5の描画処理、ステップS6〜8の出力調整、ステップS9の描画開始の順に行われる。
ステップS1では、「PDL解釈」の処理が実行される。この処理では、印刷データの受信後、PDL解釈部3にて、PDLデータのコマンドが逐次解釈される。このコマンドの解釈によりステップS2に移行する。
ステップS2では、「パターンデータ判別」の処理が実行される。この処理では、PDL解釈部3でのコマンド解釈に基づいて、パターンデータの有無が判別される。すなわち、PDL解釈部3では、PDLデータからパターンデータが判別されると、「パターンデータあり」としてステップS3へ移行する。
一方、パターンデータを確認できない場合は、「パターンデータ無し」として、ステップS6へ移行する。
ステップS3では、「パターン処理」が実行される。この処理では、入力された印刷データの前景データ及び背景データに対応してマスクパターン及びマトリックスパターンの生成が行われ、ステップS4へ移行する。
マスクパターン及びマトリックスパターンの生成のイメージは、図3を用いて後述する。
ステップS4では、「パターン変換」の処理が実行される。この処理では、パターン変換部7が、マトリックスパターンに対して、有効画素数を増加させる。本実施例では、マトリックスパターンを全て有効画素とした変換マトリックスパターンを生成し、ステップS5へ移行する。
パターン変換のイメージは、図4を用いて後述する。
ステップS5では、「入力値変換」の処理が実行される。この処理では、入力値変換部8が、変換マトリックスパターンの濃度調整を行う。
濃度調整のイメージは、図4、図5を用いて後述する。
ステップS6では、「色変換処理」が実行される。この処理では、色変換処理部9により、前記のように画像データについて色変換が行われ、ステップS7へ移行する。
ステップS7では、「ガンマ補正処理」が実行される。この処理では、ガンマ補正部10により、前記のようにパターンデータ等の画像データが持つ輝度や濃度などの特性の変換が行なわれ、ステップS8へ移行する。
ステップS8では、「スクリーン処理」が実行される。この処理では、スクリーン処理部11により、前記のように画像データに対してスクリーン処理が行われ、ステップS9へ移行する。
ステップS9では、「描画開始」の処理が実行される。この処理では、出力調整された画像データが印刷出力部に送られ、この印刷出力部にて印刷出力され、用紙などに印刷される。
[マスクパターンデータ及びマトリックスパターンデータの生成:ステップS3]
図3は、前記ステップS3でのパターン処理を示し、(a)はパターンデータ、(b)は前景データ、(c)はマスクパターン、(d)は背景データ、(e)はマトリックスパターンの各概念図である。
前記ステップS3でのマスクパターン及びマトリックスパターンの生成は、図3のように行われる。
図3では、具体例として色空間がRGBであるときに赤色50%の背景データを含む市松模様のパターンデータが入力された場合について説明する。
パターンデータ(a)の入力後、前記コマンドの解釈により前景データ(b)と背景データ(d)との処理が行われる。
前景データ(b)のコマンドにより、前景パターンからなるマスクパターン(c)が生成される。背景データ(d)のコマンドに対しては、背景カラーをディザ法による擬似的中間色で表したマトリックスパターン(e)が生成される。マトリックスパターンは、入力値及び有効無効画素数で濃度が規定されている。本実施例では、入力値が赤:200であり、有効無効画素が市松模様に配置されている。
[パターン変換及び入力値変換:ステップS4、ステップS5]
図4は、前記ステップS4でのパターン変換及び入力値変換を示し、(a)はマトリックスパターン、(b)は変換マトリックスパターン、(c)は入力値を変換した変換マトリックスパターンの各概念図である。
前記ステップS4のパターン変換では、前記のように生成されたマトリックスパターン(a)が、全て有効画素とされた変換マトリックスパターン(b)とされる。この変換マトリックスパターン(b)の入力値は、赤:200のままであり、濃度値が2倍となっている。
前記ステップS5の入力値変換では、前記のように生成された変換マトリックスパターンの入力値を変換して濃度を調整する。入力値の変換は、図4(a)及び図4(b)のマトックスパターンと変換マトリックスパターンとの濃度が等しくなるように変換マトリックスパターンの入力値を画素数の増加に応じて変更する。
この入力値は、下記数式(1)より算出する。
(入力値算出式)
InputRGB’:変換マトリックスパターンの変換すべき形成時の入力値
InputRGB :コマンドによるマトリックスパターン生成時の入力値
本実施例では、有効画素数が2倍となったため、変換マトリックスパターン(b)の入力値は、半分の赤:100となる。
[実施例1の効果]
本実施例の画像形成装置1では、入力された印刷データを解析して前景データに対応するマスクパターンと背景データに対応して入力値及び有効無効画素数で濃度を規定したマトリックスパターンとを決定するパターン処理部6を備え、マスクパターン及びマトリックスパターンを合成して印刷出力する画像形成装置1であって、マトリックスパターンの有効画素数を増加させた変換マトリックスパターンを形成するパターン変換部7と、変換マトリックスパターンとマトリックスパターンとの濃度が等しくなるように変換マトリックスパターンの入力値を画素数の増加に応じて変更する入力値変換部8とを備えた。
従って、画像形成装置1では、入力されたPDLデータからパターンデータを判定した場合、パターンデータに対しパターン処理、パターン変換を行い、マトリックスパターンの有効画素を全表示させた変換マトリックスパターンを形成させることで、マスクパターンとマトリックスパターンとの重なり方に関係なく画像形成を行うことができる。
また、変換マトリックスパターンの入力値の変更により、変換マトリックスパターンの濃度が元のマトリックスパターンの有効画素及び無効画素表示からなる濃度と等しくすることができる。このため、マトリックスパターンと変換マトリックスパターンにおいて色再現性を同等にすることができる。
従って、本実施例では、オブジェクト等の出現率向上を図ることができながら色再現性をも確保することができ、画像再現性を向上することができる。
また、本実施例の画像形成装置1では、パターン変換処理によりマトリックスパターン上の全画素を有効画素とするため、市松模様等のパターンデータを消失させることなく画像形成を行わせることができる。従って、本実施例では、より画像再現性を向上することができる。
但し、変換マトリックスパターンは、元のマトリックスパターンに対して画素数が増加していれば出現率を向上させることができるため、必ずしも全数有効表示としなくてもよい。
本実施例では、複数のディザパターン(マトリックスパターン)を備える必要がなく、画像形成装置1の記憶容量の圧迫等を抑制することができる。
図5及び図6は本発明の実施例2に係り、図5は画像形成装置1の制御部のブロック図、図6は画像装置制御処理のフローチャートである。なお、本実施例では、上記実施例1に対応する構成部分には同符号又は同符号にAを付して重複した説明を省略する。
図5のように、本実施例2の画像形成装置1Aは、実施例1の機能に加えて制御部2Aにパターンチェック部12を備えるものである。したがって、図6のフローチャートでは、図2のフローチャートに対し、ステップS10が新たに追加されている。
このパターンチェック部12は、印刷対象となる画素の出現率をチェックする機能部である。この出現率のチェックは、スクリーン処理後のパターンデータに対する画素の出現率をチェックする。すなわち、スクリーン処理後に印刷対象となる画素の出現率を算出して閾値と比較し、閾値に対して出現率が低いときに変換マトリックスパターンの入力値を再変換することで出現率を上げるようにしている。
したがって、パターンチェック部12は、印刷出力の対象となる画素の出現率を設定した閾値に対して判定するパターンチェック手順を実現する。
図6のフローチャートでは、ステップS8の「スクリーン処理」の後、ステップS10において「パターン出現率が閾値以下?」の判断処理が実行される。この判断処理では、前記の出現率算出及び閾値比較が行われ、出現率が閾値を下回って低いときにステップS5へ移行し、出現率が閾値を上回っているときはステップS9へ移行する。
ステップS10からステップS5へ戻った時は、変換マトリックスパターンの入力値が画素の出現率を上げるために画素数に関して再変更される。
入力値の再変換は下記の式(2)より行われる。
(変更に伴う入力値算出式)
入力補正係数: α
(InputRGB’ / InputRGB’< α <InputRGB / InputRGB’)
InputRGB’:変換マトリックスパターンの再変換すべき形成時の入力値
InputRGB :コマンドによるマトリックスパターン生成時の入力値
本実施例の画像形成装置1Aでも、実施例1と同様な作用効果を奏することができる。また、本実施例では、上述のように画素の出現率の確認を行い、出現率が規定の閾値を下回った場合に入力補正係数αを乗算する。これにより、再度変換マトリックスパターンの入力値の変更を行い、その後のスクリーン処理での印刷対象となる画素の出現率を上げることができ、オブジェクト等の出現率向上と色再現性を適切に行うことができる。
図7は、本発明の実施例3に係り、(a)はマトリックスパターン、(b)は入力値変換後の変換マトリックスパターンの各概念図である。
図7のように、本実施例では、マトリックスパターン(a)の画素を全てではないが増加させて連続表示し変換マトリックスパターン(b)とした。本実施例の画素の増加は、全体の25%である6個である。このため、入力値は、上記式(1)に基づき、(a)の赤:200に対して、25%減らした(b)の赤:150に変換されている。
このような変換を行うことで有効画素の領域を広げることができ、オブジェクト等の出現率向上を図ることができながら色再現性を確保することができる。
[その他]
以上、本発明の実施例について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各種の変更が可能である。
例えば、パターン変換及び入力値変換を一体として行うこともでる。また、前景データに対応するマスクパターンと背景データに対応するマトリックスパターンとの合成により画像形成を行うだけでなく、イメージマスクのマスクパターンと前景データ及び背景データに対応するマトリックスパターンとの合成による画像形成を行うことも可能である。
1 画像形成装置
3 PDL解釈部(判定部)
6 パターン処理部
7 パターン変換部
8 入力値変換部
9 色変換処理部
11 スクリーン処理部
12 パターンチェック部

Claims (8)

  1. 入力された印刷データを解析してマスクパターンと入力値及び有効無効画素数で濃度を規定したマトリックスパターンとを決定するパターン処理部を備え、前記マスクパターン及びマトリックスパターンを合成して印刷出力する画像形成装置であって、
    前記マトリックスパターンの有効画素数を増加させた変換マトリックスパターンを生成するパターン変換部と、
    前記変換マトリックスパターンと前記マトリックスパターンとの濃度が等しくなるように前記変換マトリックスパターンの入力値を画素数の増加に応じて変更する入力値変換部と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記請求項1記載の画像形成装置であって、
    前記パターン変換部は、前記変換マトリックスパターンの有効画素を連続表示させる、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記請求項1又は2記載の画像形成装置であって、
    前記パターン変換部は、前記変換マトリックスパターンの画素を全て有効画素とする、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  4. 前記請求項1〜3記載の画像形成装置であって、
    前記印刷出力の対象となる画素の出現率を、設定した閾値に対して判定するパターンチェック部を備え、
    前記入力値変換部は、前記出現率が閾値以下となった場合に前記出現率を上げるために前記入力値を画素数に関して再変更する、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  5. 入力された印刷データを解析してマスクパターンと入力値及び有効無効画素数で濃度を規定したマトリックスパターンとを決定するパターン処理手順をコンピューターに実行させ、前記マスクパターン及びマトリックスパターンを合成して印刷出力可能とする画像形成プログラムであって、
    前記マトリックスパターンの有効画素数を増加させた変換マトリックスパターンを生成するパターン変換手順と、
    前記変換マトリックスパターンと前記マトリックスパターンとの濃度が等しくなるように前記変換マトリックスパターンの入力値を画素数の増加に応じて変更する入力値変換手順と、
    を前記コンピューターに実行させることを特徴とする画像形成プログラム。
  6. 前記請求項5記載の画像形成プログラムであって、
    前記パターン変換手順は、前記変換マトリックスパターンの有効画素を連続表示させる、
    ことを特徴とする画像形成プログラム。
  7. 前記請求項5又は6記載の画像形成プログラムであって、
    前記パターン変換手順は、前記変換マトリックスパターンの画素を全て有効画素とする、
    ことを特徴とする画像形成プログラム。
  8. 前記請求項5〜7記載の画像形成プログラムであって、
    前記印刷出力の対象となる画素の出現率を、設定した閾値に対して判定するパターンチェック機能を前記コンピューターに実現させ、
    前記入力値変換手順は、前記出現率が閾値以下となった場合に前記出現率を上げるたに前記入力値を画素数に関して再変更する、
    ことを特徴とする画像形成プログラム。
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