JP2012048518A - データ管理アプリケーションおよびデータ管理装置 - Google Patents

データ管理アプリケーションおよびデータ管理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2012048518A
JP2012048518A JP2010190317A JP2010190317A JP2012048518A JP 2012048518 A JP2012048518 A JP 2012048518A JP 2010190317 A JP2010190317 A JP 2010190317A JP 2010190317 A JP2010190317 A JP 2010190317A JP 2012048518 A JP2012048518 A JP 2012048518A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
output
processing
name
rule
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010190317A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5282773B2 (ja
Inventor
Norihiko Asai
紀彦 浅井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2010190317A priority Critical patent/JP5282773B2/ja
Priority to US13/219,451 priority patent/US8443164B2/en
Publication of JP2012048518A publication Critical patent/JP2012048518A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5282773B2 publication Critical patent/JP5282773B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • G06F16/50Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor of still image data
    • G06F16/58Retrieval characterised by using metadata, e.g. metadata not derived from the content or metadata generated manually

Abstract

【課題】使用目的に応じたデータ名を付与可能なデータ管理アプリケーションおよびデータ管理装置を提供すること。
【解決手段】保存されるスキャン画像には、第1ルールに従って作成されたファイル名が付与される。一方、他のアプリケーションへ共有出力されるデータには、第1ルールとは異なる第2ルールに従って作成されたファイル名が付与される。よって、データの使用目的に応じたデータ名を付与できる。また、同一のスキャン画像について保存と出力とが実行される場合には、保存されるスキャン画像と出力されるスキャン画像とに同一のファイル名が付与されるので、保存されたスキャン画像と、出力されたスキャン画像との関連が後になってからでも分かりやすい。
【選択図】図2

Description

本発明は、データ管理アプリケーションおよびデータ管理装置に関するものである。
特許文献1には、記憶メディアを着脱可能なデジタルスチルカメラにおいて、装着された記憶メディアのファイルシステムに応じて、ファイル名の命名方法を変更する技術が記載されている。
特開2003−209794号公報
ここで、データ名を付与して、メモリにデータを保存する場合において、少ない文字列からなるデータ名を付与すると、過去に保存されてメモリに蓄積されている他のデータとデータ名が同一となる虞がある。よって、各データにユニークなデータ名を付与するためには、長い文字列のデータ名を付与することが好ましい。一方で、データを電子メールなどに添付し、他の装置へ出力する場合、当該データにユニークなデータ名を付与する必要性は低い。しかしながら、上記特許文献1に開示された技術など、従来の技術では、各データの使用目的とは関係なくデータ名が一律に付与されるので、データの使用目的に応じた適切なデータ名を付与できないという問題点があった。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、使用目的に応じたデータ名を付与可能なデータ管理アプリケーションおよびデータ管理装置を提供することを目的とする。
この目的を達成するために、本発明のデータ管理アプリケーションは、コンピュータを、データを取得する取得手段と、前記取得手段により取得されたデータについて、保存命令が入力された場合、前記データを保存する第1処理手段と、前記取得手段により取得されたデータについて、前記保存命令とは異なるデータ処理命令が入力された場合、前記データを処理する第2処理手段と、前記第1処理手段により保存されるデータに、第1ルールに従って作成されたデータ名を付与する第1命名手段と、前記第2処理手段により処理されるデータに、前記第1ルールとは異なる第2ルールに従って作成されたデータ名を付与する第2命名手段として機能させる。
また、前記第2処理手段は、前記取得手段により取得されたデータを他のアプリケーションまたは他の装置に出力するものであり、前記第2命名手段は、前記第2処理手段により出力されるデータに、前記第2ルールに従って作成されたデータ名を付与するものであっても良い。
なお、本発明は、データ管理装置、データ管理装置を制御する制御装置、データ管理アプリケーションを記録する記録媒体、データ管理方法等の種々の態様で構成することができる。
請求項1記載のデータ管理アプリケーションによれば、第1処理手段により保存されるデータには、第1ルールに従って作成されたデータ名が付与される。一方、第2処理手段により処理されるデータには、前記第1ルールとは異なる第2ルールに従って作成されたデータ名が付与される。よって、データの使用目的に応じたデータ名を付与できるという効果がある。
請求項2記載のデータ管理アプリケーションによれば、請求項1の奏する効果に加え、第1処理手段により保存されるデータと、第2処理手段により他のアプリケーションまたは他の装置に出力されるデータとには、それぞれ異なるルールに従って作成されたデータ名が付与されるという効果がある。
請求項3記載のデータ管理アプリケーションによれば、請求項2の奏する効果に加え、第2処理手段により出力すべきデータが、第1処理手段によって既に保存されていると判断される場合、前記第2ルールに従って作成されるデータ名に代えて、前記保存されているデータのデータ名と同一のデータ名が、前記第2処理手段により出力されるデータに付与される。よって、同一のデータについて保存および出力が実行される場合には、保存されるデータと出力されるデータとに同一のデータ名を付与できるという効果がある。
請求項4記載のデータ管理アプリケーションによれば、請求項2または3の奏する効果に加え、第1処理手段により保存すべきデータが、第2処理手段によって既に出力されていると判断される場合、前記第1ルールに従って作成されるデータ名に代えて、前記出力されたデータに付与されたデータ名と同一のデータ名が、前記第1処理手段により保存すべきデータに付与される。よって、同一のデータについて保存および出力が実行される場合には、保存されるデータと出力されるデータとに同一のデータ名を付与できるという効果がある。
請求項5記載のデータ管理アプリケーションによれば、請求項2から4のいずれかの奏する効果に加え、データの出力に加えて、出力されるデータの複製の保存が実行される場合には、出力されるデータと、保存される複製とに、同一のデータ名を付与できるという効果がある。
請求項6記載のデータ管理アプリケーションによれば、請求項1から5のいずれかの奏する効果に加え、表示中のデータにデータ名が付与されるので、データ名付与対象のデータをユーザに視認させた上で、データ名を付与できるという効果がある。
請求項7記載のデータ管理アプリケーションによれば、請求項1から5のいずれかの奏する効果に加え、複数のデータが取得されたと判断される場合、第2命名手段は、前記複数のデータ間で連続する値を、前記データ名に含めるので、複数のデータが取得された場合であっても、互いに異なるデータ名を付与できるという効果がある。
請求項8記載のデータ管理装置によれば、請求項1記載のデータ管理アプリケーションを実行するコンピュータと同様の作用効果を奏する。
本発明の第1実施形態であるスキャンアプリを搭載した携帯電話の電気的構成を示すブロック図である。 携帯電話のLCDに表示される操作画面を説明する図である。 第1実施形態の携帯電話において実行されるスキャン処理を示すフローチャートである。 第2実施形態の携帯電話において実行されるスキャン処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の好ましい実施形態について、添付図面を参照して説明する。図1は、本発明の第1実施形態であるスキャンアプリケーション14a(以下、スキャンアプリ14a)を搭載した携帯電話1の電気的構成を模式的に示すブロック図である。携帯電話1は、複合機400から取得したスキャン画像に、使用目的に応じたファイル名を付与できるように構成されている。
携帯電話1は、CPU11、ROM12、RAM13、EEPROM14、操作キー15、LCD16、タッチパネル17、マイクロフォン20、スピーカ21、携帯電話網接続インターフェイス23(以下、携帯電話網接続I/F23)、無線LAN接続インターフェイス25(以下、無線LAN接続I/F25)とを主に有している。
CPU11、ROM12、RAM13、EEPROM14は、バスライン28を介して互いに接続されている。また、操作キー15、LCD16、タッチパネル17、マイクロフォン20、スピーカ21、携帯電話網接続I/F23、無線LAN接続I/F25、バスライン28は、入出力ポート29を介して互いに接続されている。
CPU11は、ROM12やRAM13に記憶される各種固定値やプログラム、或いは、携帯電話網接続I/F23、無線LAN接続I/F25を介して送受信される各種信号に従って、携帯電話1が有している各機能の制御や、入出力ポート29と接続された各部を制御する演算処理装置である。
ROM12は、オペレーティングシステム12a(以下、OS12a)や、固定値などを格納した書換不能な不揮発性のメモリである。本実施形態において、OS12aは、Android(アンドロイド)(登録商標)であって、携帯電話1のハードウェアの基本的な制御を行う他、アプリケーション間におけるデータの受け渡しなどの処理を実行するためのプログラムである。
RAM13は、携帯電話1の各操作の実行時に各種のデータを一時的に記憶する書換可能な揮発性のメモリであり、一時ファイルメモリ13a、共有時刻メモリ13b、共有フラグ13c、保存フラグ13dが設けられている。複合機400は、原稿をスキャナにより読み取ってJPEG形式のスキャン画像(データの一例)を生成する。携帯電話1は、スキャンアプリ14aを実行することにより、複合機400からスキャン画像を取得し、取得したスキャン画像を一時ファイルとして、一時ファイルメモリ13aに格納する。
共有時刻メモリ13bは、一時ファイルメモリ13aに格納されたスキャン画像について、後述する「共有出力命令」が入力された場合において、図示しない基地局から現在時刻(年月日時分秒を含む)を取得し、その現在時刻に含まれる年月日時分を、共有時刻として記憶する。
共有フラグ13cおよび保存フラグ13dは、複合機400からスキャン画像を取得する際に「0」に初期化される。共有フラグ13cは、複合機400から取得されたスキャン画像が、スキャンアプリ14a以外の他のアプリケーションへ共有出力された場合に「1」にセットされる。一方、保存フラグ13dは、複合機400から取得されたスキャン画像が、ファイル保存メモリ14bに保存された場合に「1」にセットされる。
EEPROM14は、書換え可能な不揮発性のメモリであって、スキャンアプリ14a、ファイル保存メモリ14bが設けられている。CPU11は、スキャンアプリ14aに従って、複合機400からスキャン画像を取得する処理を実行するが、詳細は図3を参照して後述する。また、複合機400から取得されたスキャン画像について、「保存命令」が入力された場合、CPU11は、複合機400から取得したスキャン画像を、ファイル保存メモリ14bに格納する。なお、EEPROM14には、例えば、電子メールアプリケーション14c(以下、電子メールアプリ14c)など、スキャンアプリ14a以外の他のアプリケーションも格納されているものとする。
操作キー15には、画面上に表示されたボタンを選択するためのキーや、携帯電話1の電源のオン/オフを行うための電源キーなどが設けられている。LCD16は、操作手順や実行中の処理の状態、およびユーザによって選択された画像などを表示する。また、LCD16の表示面には、入力装置の一種であるタッチパネル17が設けられている。ユーザが、LCD16に表示された各種ボタン32a,32b(図2)にタッチすると、タッチパネル17によりその位置が検出され、ユーザによりタッチされたボタン32a,32bに対応した命令がCPU11に入力される。
マイクロフォン20およびスピーカ21は、携帯電話網100を介して接続される外部装置102との間で通話を行うためのものである。携帯電話機1は、携帯電話網接続I/F23を介して、外部装置102との間で音声通話やパケット通信を行う。携帯電話網接続I/F23としては、例えばW−CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)方式やCDMA2000(Code Division Multiple Access)方式で携帯電話網に接続するものを用いることができる。
無線LAN接続I/F25は、IEEE802.11の規格に準拠した無線通信で、携帯電話1と無線LANネットワーク300とを接続する。携帯電話1は、無線LAN接続I/F25により接続された無線LANネットワーク300を介して、複合機400からスキャン画像などの各種データを取得する。
図2は、携帯電話1のLCD16に表示される操作画面を説明する図である。図2(a)は、ユーザがスキャンアプリ14aを起動した場合に、LCD16に表示されるスキャン画像閲覧画面の一例である。図2(a)に示すように、スキャン画像閲覧画面には、携帯電話1が複合機400から取得したスキャン画像30が表示される。また、スキャン画像閲覧画面には、「保存命令」を入力するための保存ボタン32aと、「共有出力命令」を入力するための共有出力ボタン32bとが表示される。LCD16の表示面には、タッチパネル17が設けられているので、ユーザは、保存ボタン32aまたは共有出力ボタン32bにタッチすることで、いずれかの命令を入力できる。また、操作キー15を操作することにより、いずれかのボタン32a,32bを選択し、いずれかの命令を入力することもできる。
「保存命令」が入力された場合、CPU11は、複合機400から取得したスキャン画像にファイル名を付して、ファイル保存メモリ14bに保存する。一方、「共有出力命令」が入力された場合、CPU11は、複合機400から取得したスキャン画像にファイル名を付与し、スキャンアプリ14a以外の他のアプリケーションへ出力する。
ここで、スキャン画像閲覧画面において、ユーザがタッチパネル17の右側から左側に向けて指をスライドさせる操作を行う場合、携帯電話1は、LCD16に表示するスキャン画像を、生成日時がより新しいものに切替える。逆に、ユーザがタッチパネル17の左側から右側に向けて指をスライドさせる操作を行う場合、携帯電話1は、LCD16に表示するスキャン画像を、生成日時がより古いものに切替える。すなわち、複合機400から複数のスキャン画像が取得された場合には、スキャン画像閲覧画面には、ユーザによって選択された1つのスキャン画像を表示する。
なお、図2(a)に示すように、スキャン画像閲覧画面には、携帯電話1が複合機400から取得したスキャン画像の総数を分母で示し、現在表示中のスキャン画像が全体のスキャン画像中、何番目に生成されたかを分子で示すページ番号34を表示しても良い。
図2(b)は、「共有出力命令」が入力された場合に、LCD16に表示される出力先選択画面の一例を示す図である。ここで、本実施形態において「共有出力」とは、あるアプリケーションで処理中のデータを他のアプリケーションへ受け渡す(出力する)処理を意味しており、このデータの受け渡しは、OS12aを介して行われる。
「共有出力命令」が入力された場合、OS12aは、共有出力対象のデータを取り扱い可能なアプリケーション(本実施形態の場合はJPEG形式のデータを取り扱い可能なアプリケーション)を、共有出力先のアプリケーションの候補としてEEPROM14から検索する。そして、OS12aは、検索された候補の一覧を、図2(b)に示すように、出力先選択画面としてLCD16に表示する。ユーザは、一覧表示されたアプリケーションの中から、スキャン画像を渡すべきアプリケーションを選択し、タッチパネル17または操作キー15を用いて指定する。一方、OS14aは、ユーザによって選択されたアプリケーションを起動し、スキャンアプリ14aから受け取ったスキャン画像を渡す。
図2(c)は、共有出力先のアプリケーションとして、電子メールアプリ14cがユーザによって選択された場合に、LCD16に表示されるメール作成画面の一例を示す図である。図2(c)に示すように、メール作成画面の添付ファイル欄36には、OS12aから渡されたスキャン画像(すなわち共有出力されたスキャン画像)のファイル名(例えば、Scan08052010.jpg)が記述される。ここで、本実施形態において、スキャン画像のファイル名は、スキャンアプリ14aによって命名される。以下、詳細を説明する。
図3は、第1実施形態の携帯電話1のCPU11が実行するスキャン処理を示すフローチャートである。この処理は、複合機400からスキャン画像を取得し、取得したスキャン画像に、使用目的に応じたファイル名を付与して保存または共有出力する処理である。この処理は、ユーザがスキャンアプリ14aを起動した場合に開始される。
まず、CPU11は、ステップS302(以下、ステップを省略)において、共有フラグ13cおよび保存フラグ13dを0に初期化し(S302)、一時ファイルメモリ13aに記憶された一時ファイルを削除する(S303)。
次に、CPU11は、無線LAN接続I/F25を介して、複合機400との間の通信を開始し、複合機400にスキャン画像を要求する(S304)。一方、複合機400は、携帯電話1からの要求を受けると、所定位置にセットされた原稿を内蔵スキャナ(図示せず)により読み取り、スキャン画像を生成し、携帯電話1へ送信する。CPU11は、複合機400からスキャン画像を取得し(S305)、スキャン画像の取得を終了したか否かを判断する(S306)。S306の判断が否定される場合(S306:No)、CPU11は、S305から処理を繰り返す。このようにして処理を繰り返すうちに、スキャン画像の取得を終了すると(S306:Yes)、CPU11は、取得したスキャン画像を一時ファイルとして、一時ファイルメモリ13aに格納する(S308)。
次に、CPU11は、スキャン画像閲覧画面(図2(a))をLCD16に表示し、一時ファイルメモリ13aに格納したスキャン画像のうち、いずれか1つのスキャン画像を、スキャン画像閲覧画面に表示する(S310)。次に、CPU11は、ユーザによって、スキャン画像が選択されたか否かを判断する。具体的には、タッチパネル17上において、画面の左右方向に指をスライドさせる操作が行われたか否かを判断する(S312)。S312の判断が肯定される場合(S312:Yes)、CPU11は、LCD16に表示されているスキャン画像を、スライド量に基づいて選択した別のスキャン画像に切替える(S314)。一方、S312の判断が否定される場合(S312:No)、CPU11は、S314の処理をスキップする。なお、一時ファイルメモリ13aに格納されるスキャン画像が単数である場合には、S312の判断が肯定された場合であっても、スキャン画像の切り替えは行わない。
次に、CPU11は、「保存命令」または「共有出力命令」のいずれかが入力されたか否かを判断する(S316)。命令の入力が無しと判断される場合(S316:無し)、CPU11は、S312から処理を繰り返す。一方、「保存命令」が入力された場合(S316:保存)、CPU11は、保存フラグ13dに「1」をセットし(S318)、共有フラグ13cが「1」か否かを判断する(S320)。すなわち、これから保存しようとするスキャン画像が、既に他のアプリケーションへ共有出力されているか否かを判断する。
共有フラグ13cが「1」ではない場合(S320:No)、すなわち、未だ他のアプリケーションへ共有出力されていないスキャン画像について、「保存命令」が入力された場合、CPU11は、第1ルールに従ってファイル名を作成する(S322)。
本実施形態において、「第1ルール」とは、現在の「年月日時分秒」を示す数値の列に、スキャン画像間で連続する数値(連番)と、拡張子とを付加して、ファイル名を作成することを規定するものである。具体的には、CPU11は、図示しない基地局から現在時刻を取得し、現在時刻から抽出される西暦の下二桁を示す数値(例えば08)、月日を示す数値(例えば0520)、時分秒を示す数値(例えば091255)に、連番を示す数値(例えば10)、および拡張子(例えば.jpg)を付加して文字列(例えば08052009125510.jpg)を作成し、その文字列をファイル名とする(S322)。
次に、CPU11は、作成したファイル名を、一時ファイルメモリ13aに格納されたスキャン画像に付与して、ファイル保存メモリ14bに保存する(S323)。具体的には、OS12aのAPIをコールし、スキャン画像の保存を実行させる。そして、CPU11は、S312に戻り、処理を繰り返す。
このようにすれば、ファイル保存メモリ14bに保存されるスキャン画像には、年月日時分秒、連番までを含むファイル名が付与される。これにより、ファイル保存メモリ14bに、既に蓄積されている他の画像ファイルと、新たに保存されるスキャン画像とが同一のファイル名となることを回避できる。
また、一時ファイルメモリ13aに複数のスキャン画像が格納されている場合、S323の処理において、各スキャン画像に付与されるファイル名は、各スキャン画像間で連続する連番を含むものである。よって、複数のスキャン画像が複合機400から取得された場合であっても、各スキャン画像にユニークなファイル名を付与できる。
また、OS12aとしてAndroidがインストールされている場合、保存ファイルのファイル名はLCD16に表示させない(ただし、ファイル名を表示させるための特殊なアプリケーションが携帯電話1にインストールされている場合にはこの限りではない)。したがって、保存すべきデータに文字数の多いファイル名を付与しても、ユーザに煩わしさを与える可能性は低い。
次に、「共有出力」が選択された場合について説明する。「共有出力命令」が入力された場合(S316:共有出力)、CPU11は、共有フラグ13cに「1」をセットする(S328)。なお、フローチャートへの図示は省略するが、「共有出力命令」が入力されると、OS12aは、図2(b)に示す出力先選択画面をLCD16に表示し、共有出力先のアプリケーションをユーザに選択させる。
次に、CPU11は、図示しない基地局から現在時刻を取得し、その現在時刻に含まれる「年月日時分」を共有時刻として、共有時刻メモリ13bに記憶させる(S330)。次に、CPU11は、保存フラグ13dが「1」か否かを判断する。すなわち、これから共有出力しようとするスキャン画像が、既に、ファイル保存メモリ14bに保存されているかを判断する(S332)。
保存フラグ13dが「1」ではない場合(S332:No)、すなわち、未だファイル保存メモリ14bに保存されていないスキャン画像について、「共有出力命令」が入力されたと判断される場合、CPU11は、第2ルールに従ってファイル名を作成する。本実施形態において、第2ルールとは、現在の「年月日」を示す数値の列に拡張子を付加することを規定するものであって、対象となるスキャナ画像が複数の場合には、さらに、連続する数値(連番)を付加することを規定する。
具体的には、CPU11は、一時ファイルメモリ13aに格納されたスキャン画像が複数であるか否かを判断する(S334)。そして、スキャン画像が単数であると判断される場合(S334:No)、CPU11は、現在時刻から抽出される、西暦の下二桁を示す数値(例えば08)、月日を示す数値(例えば0520)に、拡張子を付加して文字列(例えば080520.jpg)を作成し、ファイル名とする(S336)。
一方、スキャン画像が複数であると判断される場合(S334:Yes)、CPU11は、西暦の下二桁を示す数値(例えば08)、月日を示す数値(例えば0520)に、連番を示す数値(例えば10)、および拡張子を付加した文字列(例えば08052010.jpg)を作成し、ファイル名とする(S338)。すなわち、複数のスキャン画像が存在する場合には、それら複数のスキャン画像で連続する連番を含むファイル名を付与する。
次に、CPU11は、作成したファイル名を、一時ファイルメモリ13aに格納されたスキャン画像に付与し、ユーザによって選択されたアプリケーションへ共有出力する(S337)。具体的には、OS12aのAPIをコールし、他のアプリケーションへのスキャン画像の共有出力を実行させる。なお、図3のフローチャートにおいては図示を省略するが、OS12aからスキャナ画像を受け取ったアプリケーションは、操作画面(例えば、図2(c)に示す操作画面)をLCD16に表示し、当該アプリケーションに対するユーザの命令を受付ける。そして、ユーザが、電子メールの送信など、所定の処理を実行し、当該アプリケーションを終了させると、CPU11は、LCD16における表示をスキャン画像閲覧画面(図2(a))に戻した上で、S312に戻り、処理を繰り返す。
上述したように、保存されるスキャン画像については、第1ルールに従い、「時分秒」まで含むファイル名が付与される。これに対し、他のアプリケーションへ共有出力されるスキャン画像については、第2ルールに従い、「時分秒」を含まないファイル名が付与される。すなわち、他のアプリケーションへ共有出力される場合には、保存される場合に比較して、短いファイル名を付与できる。他のアプリケーションへ共有出力するスキャン画像については、ファイル保存メモリ14bに保存されるスキャン画像に比較して、ユニークなファイル名を付与する必要性が低いからである。
また、図2(c)に示すように、他のアプリケーションへ共有出力されたスキャン画像のファイル名は、例えば、電子メールの添付ファイル名として、画面に表示される場合がある。よって、他のアプリケーションへ共有出力するスキャン画像については、ファイル名を短くすることにより、LCD16に表示された場合であっても、ユーザに煩わしさを感じさせにくい。
ここで、スキャン画像を他のアプリケーションへ共有出力した後に、ユーザが、同じスキャン画像を保存したいと考える場合がある。すなわち、「保存命令」が入力され(S316:保存)、共有フラグ13cには「1」がセットされている場合である(S320:Yes)。この場合、CPU11は、共有時刻メモリ13bに記憶された共有時刻を読み出し、その共有時刻をフォルダ名とするフォルダを、ファイル保存メモリ14bに生成する(S324)。そして、生成したフォルダにスキャン画像を保存する(S326)。次に、CPU11は、S312に戻り処理を繰り返す。
なお、一度共有出力したスキャン画像をフォルダに保存する場合、CPU11は、第1ルールに従って作成されるファイル名に代えて、第2ルールに従って作成されたファイル名を付与する。すなわち、既に共有出力したスキャン画像に付与されたファイル名と同一のファイル名を、保存すべきデータに付与する。例えば、スキャン画像を共有出力する際に、ファイル名「080520.jpg」を付与した場合には、同一のファイル名を付してスキャン画像を保存する。また、連番を含むファイル名(例えば「080520.jpg」)を付与して、複数のスキャン画像を共有出力した場合において、これら複数のスキャン画像を保存する場合には、これら複数のスキャン画像には、それぞれ、共有出力したときと同じファイル名を付与して保存する。
上述したように、第2ルールに従って作成されたファイル名は、文字列が短いので、同一のファイル名が存在するおそれがある。しかしながら、本実施形態のスキャン処理によれば、共有時刻に基づくフォルダ名のフォルダが作成され、そのフォルダにスキャン画像が保存されるので、同一のファイル名が存在していてもフォルダによって区別して、各スキャン画像を保存できる。
なお、フォルダ名とすべき「共有時刻」は、少なくとも年月日時分を含むものであれば良い。このようにすれば、共有時刻をフォルダ名とするフォルダが、1日の間に複数回、作成されたとしても、フォルダ名が重複することを回避できる。
次に、スキャン画像を保存した後になってから、ユーザが、スキャン画像を他のアプリケーションへも共有出力したいと考える場合について説明する。すなわち、「共有出力命令」が入力され(S316:共有出力)、保存フラグ13dが「1」にセットされていると判断される場合である(S332:Yes)。この場合、CPU11は、保存されたスキャン画像と同一のファイル名を付して、スキャン画像を他のアプリケーションへ共有出力する(S340)。すなわち、第2ルールに従って作成されるファイル名に代えて、第1ルールに従って作成されたファイル名を、共有出力されるスキャン画像に付与する。次に、CPU11は、LCD16における表示をスキャン画像閲覧画面(図2(a))に戻した上で、S312に戻り、処理を繰り返す。
第1実施形態のスキャンアプリ14aによれば、保存されるスキャン画像には、第1ルールに従って作成されたファイル名が付与される。一方、他のアプリケーションへ共有出力されるデータには、第1ルールとは異なる第2ルールに従って作成されたファイル名が付与される。よって、データの使用目的に応じたデータ名を付与できる。
また、同一のスキャン画像について保存および共有出力が実行される場合には、保存されるスキャン画像と共有出力されるスキャン画像とに同一のファイル名が付与されるので、保存されたスキャン画像と、共有出力されたスキャン画像との関連が後になってからでも分かりやすい。
図4を参照して第2実施形態について説明する。第2実施形態の携帯電話1は、共有フラグ13c、保存フラグ13dが設けられてない点を除き、第1実施形態における携帯電話1と同一の電気的構成を有する。また、第2実施形態のCPU11によって実行されるスキャン処理は、第1実施形態のスキャン処理と一部異なる。以下、第1実施形態と同一の部分には同一の符号を付してその説明を省略し、第1実施形態と異なる点について説明する。
図4は、第2実施形態の携帯電話1のCPU11が実行するスキャン処理を示すフローチャートである。第2実施形態のスキャン処理は、「共有出力命令」が入力された場合には、他のアプリケーションへスキャン画像を共有出力する点において、第1実施形態と同様であるが、さらに、共有出力するスキャン画像の複製(コピー)を、ファイル保存メモリ14bに保存する点において、第1実施形態のスキャン処理と異なっている。
また、第2実施形態の携帯電話1には、共有フラグ13cおよび保存フラグ13dが設けられていないので、第1実施形態のスキャン処理に含まれる処理のうち、S318,S320,S324〜S332,S340の処理は、第2実施形態のスキャン処理から削除されている。
図4に示すように、「共有出力命令」が入力された場合(S316:共有出力)、CPU11は、一時ファイルメモリ13aに格納されたスキャン画像が複数であるか否かを判断し(S334)、スキャン画像が単数であると判断される場合(S334:No)、第1実施形態と同様に、西暦の下二桁を示す数値、月日を示す数値、拡張子を付加した文字列を、ファイル名として作成する(S336)。一方、スキャン画像が複数であると判断される場合(S334:Yes)、第1実施形態と同様に、西暦の下二桁を示す数値、月日を示す数値、スキャン画像間で連続する連番を示す数値、拡張子を含む文字列を、ファイル名として作成する(S338)。
次に、CPU11は、作成したファイル名を、一時ファイルメモリ13aに格納されたスキャン画像に付与し、ユーザによって選択されたアプリケーションへ共有出力する(S337)。次に、CPU11は、共有出力したスキャン画像を、既にファイル保存メモリ14bに保存済みであるか否かを判断する(S400)。すなわち、「共有出力命令」が入力されるのに先だって、「保存命令」が入力され、スキャン画像を保存済みであるか否かを判断する。S400の判断が肯定される場合(S400:Yes)、CPU11はS312に戻り処理を繰り返す。
一方、S400の判断が否定される場合(S400:No)、CPU11は、現在時刻に含まれる「年月日時分」を共有時刻として取得し、共有時刻メモリ13bに記憶する(S401)。次に、CPU11は、共有時刻をフォルダ名とするフォルダを、ファイル保存メモリ14bに生成する(S402)。そして、CPU11は、共有出力したスキャン画像の複製を作成し、S402で生成されたフォルダに保存する(S404)。具体的には、OS12aのAPIをコールし、一時ファイルメモリ13aに記憶されているスキャン画像(すなわち、共有出力されたスキャン画像と同一のスキャン画像)の保存を実行させる。
なお、CPU11は、共有出力したスキャン画像に付与したファイル名と同一のファイル名を、スキャン画像の複製に付与する(S404)。例えば、スキャン画像を共有出力する際に、ファイル名「080520.jpg」を付与した場合、同一のファイル名を、スキャン画像の複製に付与する。また、連番を含むファイル名(例えば「080520.jpg」)を付与して、複数のスキャン画像を共有出力した場合には、これら複数のスキャン画像の複製には、それぞれ、共有出力したときと同じファイル名を付与する。
一方、「保存命令」が入力された場合(S316:保存)、CPU11は、スキャン画像を、既にファイル保存メモリ14bに保存済みであるか否かを判断する(S406)。上述したように、第2実施形態によれば、「共有出力命令」が入力された場合にも、スキャン画像の保存が実行される。よって、S406により、「共有出力命令」に基づくスキャン画像の保存が既に実行済みであるか否かを判断する。
S406の判断が肯定される場合(S406:Yes)、CPU11はS312に戻り処理を繰り返す。すなわち、スキャン画像の保存を実行しない。一方、S406の判断が否定される場合(S406:No)、CPU11は、第1実施形態と同様に、第1ルールに基づくファイル名を付与し(S322)、作成したファイル名を付与してスキャン画像を保存する(S323)。
第2実施形態の携帯電話1によれば、共有出力されるスキャン画像について、自動的に複製が保存されるので、ユーザにとって利便性が高い。また、保存される複製には、共有出力されるスキャン画像と同一のファイル名が付与されるので、保存された複製と、共有出力されたスキャン画像との関連が後になってからでも分かりやすい。また、第2ルールに従って作成されたファイル名は、文字列が短いので、他のファイル名と同一となるおそれがある。しかしながら、第2実施形態のスキャン処理によれば、共有時刻に基づくフォルダ名のフォルダが作成され、そのフォルダにスキャン画像の複製が保存されるので、同一のファイル名が存在していてもフォルダによって区別して保存できる。
上記実施形態において、携帯電話1がコンピュータおよびデータ管理装置の一例に相当する。スキャンアプリ14aがデータ管理アプリケーションの一例に相当する。電子メールアプリ14cが他のアプリケーションの一例に相当する。スキャン画像がデータの一例に相当する。ファイル名がデータ名の一例に相当する。連番が複数のデータ間で連続する値の一例に相当する。S305を実行するCPU11が取得手段の一例に相当する。S314を実行するCPU11が選択手段と表示手段の一例に相当する。S320を実行するCPU11が出力判断手段の一例に相当する。S323およびS326を実行するCPU11が第1命名手段および第1処理手段の一例に相当する。S332を実行するCPU11が保存判断手段の一例に相当する。S334を実行するCPU11がデータ判断手段の一例に相当する。S337およびS340を実行するCPU11が第2命名手段および第2処理手段の一例に相当する。S404を実行するCPU11が複製保存手段および第3命名手段の一例に相当する。
以上、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上述した実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変更が可能であることは容易に推察できるものである。
例えば、上記実施形態では、保存命令が入力された場合、スキャン画像が単数であるか複数であるかに関わらず、ファイル名に連番を付加していた。しかしながら、保存対象のデータが1つである場合には、データ名に連番を付加しないように構成しても良い。
また、上記実施形態では、複合機400から取得したJPEG形式のスキャン画像を保存または共有出力する場合を例にとって説明したが、例えば、携帯電話1の電子メール機能により受信したデータを保存または共有出力する場合にも、本発明を適用可能である。また、ファイル化されていないデータ(例えばメモリに展開されたオブジェクト)を保存または共有出力する場合にも、本発明を適用可能である。また、携帯電話1で生成されたデータ(例えば携帯電話1のカメラ機能により撮影した写真データ)を保存または共有出力する場合にも、本発明を適用可能である。さらに、画像以外の各種データ(例えばテキストデータや表データ)を保存または共有出力する場合にも、本発明を適用可能である。
また、上記実施形態においては、ファイル名がデータ名の一例であったが、例えば、ファイル化されていないデータにデータ名を付与する場合にも、本発明を適用可能である。
また、上記実施形態では、保存命令と共有出力命令とのいずれかを入力可能であるものとして説明した。しかしながら、保存命令と共有出力命令以外のその他の命令(例えば編集命令など)を入力可能に構成されている場合、その他の命令により処理されるデータについて、第2ルールに従って作成されたデータ名を付与するように構成しても良い。
また、上記実施形態のスキャン処理では、一時ファイルメモリ13aに格納された全てのスキャン画像に、ファイル名を付与し、保存または共有出力を実行していた。しかしながら、これに代えて、ユーザによって選択された表示中のデータにのみ、ファイル名を付与し、保存または共有出力するように、スキャン処理を構成しても良い。換言すれば、表示中のデータ以外のデータについては、ファイル名を付与せず、保存または共有出力を実行しないこととしても良い。このようにすれば、データ名付与対象のデータをユーザに視認させた上で、データ名を付与できる。
また、上記実施形態においては、共有出力命令がデータ処理命令の一例であったが、例えば、データを外部装置102へ出力させる命令や、データをサーバへアップロードさせる命令が、データ処理命令の一例であっても良い。その場合、外部装置102またはサーバが、他の装置の一例に相当する。
また、上記実施形態では、コンピュータの一例として、携帯電話1を説明したが、例えば電子ゲーム機、デジタルカメラ、複合機、パーソナルコンピュータなど各種装置がコンピュータの一例となり得る。また、上記実施形態の携帯電話1には、OS12aとしてAndroidがインストールされていたが、Android以外のOSがインストールされた機器についても、本発明を適用可能である。
また、上記実施形態の第1ルールおよび第2ルールは、それぞれ適宜変更可能である。例えば、第2ルールは、8文字以下のデータ名を作成することを規定するものであっても良い。このようにすれば、データ名の文字数が、データ出力先のシステムの制限を超えてしまう、という事態の発生を抑制できる。
また、上記第1実施形態と第2実施形態とは適宜組み合わせ可能である。例えば、第1実施形態のスキャン処理(図3)において、「共有出力命令」がユーザに選択された場合(S326:共有出力)、「保存と共有出力」を実行するか、あるいは「保存を実行せずに共有出力する」かをユーザに選択させ、「保存と共有出力」が選択された場合には、第2実施形態のスキャン処理のS334〜S338およびS400〜S404の処理を実行するように構成しても良い。
1 携帯電話
14a スキャンアプリ
14c 電子メールアプリ
102 外部装置

Claims (8)

  1. データ管理アプリケーションであって、
    コンピュータを、
    データを取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得されたデータについて、保存命令が入力された場合、前記データを保存する第1処理手段と、
    前記取得手段により取得されたデータについて、前記保存命令とは異なるデータ処理命令が入力された場合、前記データを処理する第2処理手段と、
    前記第1処理手段により保存されるデータに、第1ルールに従って作成されたデータ名を付与する第1命名手段と、
    前記第2処理手段により処理されるデータに、前記第1ルールとは異なる第2ルールに従って作成されたデータ名を付与する第2命名手段として機能させるものであるデータ管理アプリケーション。
  2. 前記第2処理手段は、前記取得手段により取得されたデータを他のアプリケーションまたは他の装置に出力するものであり、
    前記第2命名手段は、前記第2処理手段により出力されるデータに、前記第2ルールに従って作成されたデータ名を付与するものである請求項1記載のデータ管理アプリケーション。
  3. 前記第2処理手段により出力すべきデータが、前記第1処理手段によって既に保存されているかを判断する保存判断手段として、前記コンピュータを機能させるものであり、
    前記第2命名手段は、
    前記保存判断手段により、前記第2処理手段により出力すべきデータが、前記第1処理手段によって既に保存されていると判断される場合、前記第2ルールに従って作成されるデータ名に代えて、前記保存されているデータのデータ名と同一のデータ名を、前記第2処理手段により出力されるデータに付与するものである請求項2記載のデータ管理アプリケーション。
  4. 前記第1処理手段により保存すべきデータが、前記第2処理手段によって既に出力されているかを判断する出力判断手段として、前記コンピュータを機能させるものであり、
    前記第1命名手段は、
    前記出力判断手段により、前記第1処理手段により保存すべきデータが、前記第2処理手段によって既に出力されていると判断される場合、前記第1ルールに従って作成されるデータ名に代えて、前記出力されたデータに付与されたデータ名と同一のデータ名を、前記第1処理手段により保存すべきデータに付与するものである請求項2または3に記載のデータ管理アプリケーション。
  5. 前記第2処理手段により出力されるデータの複製を保存する複製保存手段と、
    前記複製保存手段により保存される前記複製に、前記第2処理手段により出力されるデータのデータ名と同一のデータ名を付与する第3命名手段として、前記コンピュータを機能させるものである請求項2から4のいずれかに記載のデータ管理アプリケーション。
  6. 前記取得手段により取得されたデータのうち、いずれかを選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択されたデータを表示する表示手段として、前記コンピュータを機能させるものであり、
    前記第2命名手段は、前記表示手段により表示中のデータに、前記データ名を付与するものである請求項1から5のいずれかに記載のデータ管理アプリケーション。
  7. 前記取得手段により複数のデータが取得されたかを判断するデータ判断手段として、前記コンピュータを機能させ、
    前記第2命名手段は、前記データ判断手段により複数のデータが取得されたと判断される場合、前記複数のデータ間で連続する値を、前記データ名に含めるものである請求項1から5のいずれかに記載のデータ管理アプリケーション。
  8. データ管理装置であって、
    データを取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得されたデータについて、保存命令が入力された場合、前記データを保存する第1処理手段と、
    前記取得手段により取得されたデータについて、前記保存命令とは異なるデータ処理命令が入力された場合、前記データを処理する第2処理手段と、
    前記第1処理手段により保存されるデータに、第1ルールに従って作成されたデータ名を付与する第1命名手段と、
    前記第2処理手段により処理されるデータに、前記第1ルールとは異なる第2ルールに従って作成されたデータ名を付与する第2命名手段とを備えるデータ管理装置。
JP2010190317A 2010-08-27 2010-08-27 データ管理アプリケーションおよびデータ管理装置 Active JP5282773B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010190317A JP5282773B2 (ja) 2010-08-27 2010-08-27 データ管理アプリケーションおよびデータ管理装置
US13/219,451 US8443164B2 (en) 2010-08-27 2011-08-26 Data management device and data management method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010190317A JP5282773B2 (ja) 2010-08-27 2010-08-27 データ管理アプリケーションおよびデータ管理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012048518A true JP2012048518A (ja) 2012-03-08
JP5282773B2 JP5282773B2 (ja) 2013-09-04

Family

ID=45698692

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010190317A Active JP5282773B2 (ja) 2010-08-27 2010-08-27 データ管理アプリケーションおよびデータ管理装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8443164B2 (ja)
JP (1) JP5282773B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5856393B2 (ja) * 2011-06-07 2016-02-09 キヤノン株式会社 画像処理装置及びその制御方法
JP6194669B2 (ja) * 2013-07-23 2017-09-13 ブラザー工業株式会社 情報処理プログラム、情報処理装置、および情報処理装置の制御方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08161239A (ja) * 1994-11-30 1996-06-21 Fujita Corp データ伝送方法
JP2005038327A (ja) * 2003-07-18 2005-02-10 Nec Commun Syst Ltd ファイル名の管理方法およびシステム
JP2005117487A (ja) * 2003-10-09 2005-04-28 Canon Inc 画像保存装置、撮像装置、画像撮影保存システム、画像保存方法、撮影データ転送方法、画像撮影保存方法、及びプログラム

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6963871B1 (en) * 1998-03-25 2005-11-08 Language Analysis Systems, Inc. System and method for adaptive multi-cultural searching and matching of personal names
JP4072345B2 (ja) 2002-01-15 2008-04-09 キヤノン株式会社 ファイル記録制御装置、ファイル管理システム、ファイル管理方法、記録媒体及びプログラム
US20080021971A1 (en) * 2006-07-21 2008-01-24 Halgas Joseph F System and Method for Electronic Messaging Notification Using End-User Display Devices
US8290949B2 (en) * 2006-07-24 2012-10-16 International Business Machines Corporation Resource name reconciliation in a configuration database

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08161239A (ja) * 1994-11-30 1996-06-21 Fujita Corp データ伝送方法
JP2005038327A (ja) * 2003-07-18 2005-02-10 Nec Commun Syst Ltd ファイル名の管理方法およびシステム
JP2005117487A (ja) * 2003-10-09 2005-04-28 Canon Inc 画像保存装置、撮像装置、画像撮影保存システム、画像保存方法、撮影データ転送方法、画像撮影保存方法、及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP5282773B2 (ja) 2013-09-04
US8443164B2 (en) 2013-05-14
US20120054461A1 (en) 2012-03-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10230863B2 (en) Information processing device performing a data sharing process among applications and controlling method thereof
JP5360106B2 (ja) 情報処理プログラム、情報処理装置、および情報処理方法
JP5655747B2 (ja) 情報処理プログラム、情報処理装置、および情報処理方法
JP5673357B2 (ja) 情報処理プログラム、情報処理装置、および情報処理方法
JP5360105B2 (ja) 情報処理プログラム、情報処理装置、および情報処理方法
JP2007025808A (ja) 仮想キーボードシステム及びその制御方法
JP5408169B2 (ja) 情報処理プログラム、情報処理装置、および情報処理方法
JP2012203631A (ja) 情報処理プログラム、情報処理装置、情報処理方法
JP2013077126A (ja) 情報処理プログラム、情報処理装置、および情報処理方法
JP2012203249A (ja) 画像処理プログラム、情報処理端末装置および情報処理端末装置の制御方法
JP5282773B2 (ja) データ管理アプリケーションおよびデータ管理装置
JP5891903B2 (ja) 情報処理プログラム、情報処理装置、および情報処理方法
JP5768637B2 (ja) 情報処理プログラム、情報処理装置、および情報処理方法
JP2014010592A (ja) 画像処理システム、画像処理装置、画像処理方法、および画像処理プログラム
JP6136911B2 (ja) 情報処理プログラムおよび端末装置
JP2013012111A (ja) 情報処理プログラム、情報処理装置および情報処理方法
JP6202066B2 (ja) 情報処理プログラム、情報処理装置、および情報処理方法
EP2986007A1 (en) Information processing apparatus, data processing method thereof, and program
JP6583507B2 (ja) 情報処理プログラム、情報処理装置、および情報処理方法
JP6155883B2 (ja) 表示プログラムおよび表示装置
JP6711431B2 (ja) 情報処理プログラム、情報処理装置、および情報処理方法
JP6337736B2 (ja) 情報処理装置、記録システム、及びプログラム
JP6354206B2 (ja) 情報処理プログラムおよび情報処理装置
JP6418209B2 (ja) 情報処理プログラム、情報処理装置、および情報処理方法
JP6709201B2 (ja) 情報処理プログラム、情報処理装置、および情報処理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120827

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130116

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130122

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130321

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130430

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130513

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5282773

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150