JP2012048381A - 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】画像処理への影響を抑え、誤判定を引き起こすことなく、意図した透過処理を取得可能にすることを目的とする。
【解決手段】オブジェクトとオブジェクトとが重なる領域のROP属性に基づいて、領域の色値を、透過色を示す中間色に変換するか否かを判断する判断手段と、判断手段で領域の色値を、透過色を示す中間色に変換すると判断された場合、領域の色値を、透過色を示す中間色に変換する変換手段と、を有することによって課題を解決する。
【選択図】図12
【解決手段】オブジェクトとオブジェクトとが重なる領域のROP属性に基づいて、領域の色値を、透過色を示す中間色に変換するか否かを判断する判断手段と、判断手段で領域の色値を、透過色を示す中間色に変換すると判断された場合、領域の色値を、透過色を示す中間色に変換する変換手段と、を有することによって課題を解決する。
【選択図】図12
Description
本発明は、画像処理装置、画像処理方法及びプログラムに関する。
近年、クライアントPC上で動作する各種アプリケーションや、様々なデバイス機器で用いる描画機能の高機能化に伴い、プリンタに対しても該描画機能を高画質に印刷可能とする構成が求められるようになってきている。特に、オブジェクト同士の透過機能等も急激に普及してきており、高画質、かつ、高速に処理を実現することが求められている。
このような背景の中、透過機能を市松模様のタイルパターンを利用したROP処理で実現しているアプリケーションが存在する。
例えば、図1で示すようなPage(200)に含まれるObject1(201)と、Object2(202)とが重なり合い、かつ、オブジェクト同士に透過が指定されるArea1(203)の描画処理を説明する。Layer1(210)は、Object1(201)の描画を示しており、Layer2(211)は、Object2(202)の描画を示している。また、Layer3(212)は、市松模様のタイルパターンを示しており、ROP処理による透過表現を実現するためのLayerを示している。アプリケーションは、この3つのLayerを所定のROPオペレータで処理することにより、Result1(213)の出力画像を取得する。所定のROPオペレータは、市松模様の各箇所にLayer1(210)、若しくはLayer2(211)のどちらかの色を配置するオペレータを示す。したがって、例えば市松模様の白色個所には、Layer1(210)の色が配置される。同様に、市松模様の黒色個所には、Layer2(211)の色が配置される。Result1(213)は、このようなROP処理により、Layer1(210)及びLayer2(211)の市松模様となり、あたかも二つの色が混ざり合った視覚的効果を利用した、透過描画となる。
しかし、上記のような描画を行う際、パターン画像とディザ処理とによる干渉により、モアレが生じるという問題がある。このような問題を解決する手法として特許文献1では、所定のパターン塗りつぶしを示す描画コマンドを、均一濃度の塗りつぶし情報に変換し、描画を行う技術が提案されている。
このような背景の中、透過機能を市松模様のタイルパターンを利用したROP処理で実現しているアプリケーションが存在する。
例えば、図1で示すようなPage(200)に含まれるObject1(201)と、Object2(202)とが重なり合い、かつ、オブジェクト同士に透過が指定されるArea1(203)の描画処理を説明する。Layer1(210)は、Object1(201)の描画を示しており、Layer2(211)は、Object2(202)の描画を示している。また、Layer3(212)は、市松模様のタイルパターンを示しており、ROP処理による透過表現を実現するためのLayerを示している。アプリケーションは、この3つのLayerを所定のROPオペレータで処理することにより、Result1(213)の出力画像を取得する。所定のROPオペレータは、市松模様の各箇所にLayer1(210)、若しくはLayer2(211)のどちらかの色を配置するオペレータを示す。したがって、例えば市松模様の白色個所には、Layer1(210)の色が配置される。同様に、市松模様の黒色個所には、Layer2(211)の色が配置される。Result1(213)は、このようなROP処理により、Layer1(210)及びLayer2(211)の市松模様となり、あたかも二つの色が混ざり合った視覚的効果を利用した、透過描画となる。
しかし、上記のような描画を行う際、パターン画像とディザ処理とによる干渉により、モアレが生じるという問題がある。このような問題を解決する手法として特許文献1では、所定のパターン塗りつぶしを示す描画コマンドを、均一濃度の塗りつぶし情報に変換し、描画を行う技術が提案されている。
しかし前述のような、市松模様のタイルパターンを利用したROPによる透過表現のオブジェクトが複数重なる場合、タイルの位相の一致等により、正確な透過を表現できなくなることがある。例えば、図2に示すようにObject1(201)・Object2(202)・Object3(303)が重なり合い、かつ、オブジェクト同士に透過が指定されるArea2(304)の描画処理を説明する。まず、Object1(201)・Object2(202)の重なりの描画は前述した通りなので、割愛する。更に、Layer4(311)は、Object3(303)の描画を示し、Result1(213)とLayer3(212)と所定のROPオペレータとで処理されることにより、Result2(313)の出力画像が取得される。市松模様における黒色個所は、Layer4(311)の色が選択される。また市松模様における白色個所は、Result1(213)の色が選択されるが、実質、Layer3(212)が白色の個所は、Layer1(210)の色が選択されることにより、Result2(313)から、Layer2(211)の色が抜けてしまう。これにより、ユーザは、意図した透過画像を取得することが出来なくなる。
また、この問題においても、前述した特許文献1の技術を利用することで回避は可能であるが、特許文献1の技術では、所定のパターン塗りつぶしを検出する。そのため、描画コマンドに含まれるタイルパターンのデータをピクセル単位で一通り参照する必要があり、性能への影響が大きい。またコマンド単位の処理時に行う際、従来行っていないピクセル単位の参照処理を新たに追加する構成が想定され、更に性能への影響が大きい。したがって、性能への影響を最小限に抑えた新たな対応を実現することが課題となっている。
また特許文献1の技術では、所定のパターン描画を基に判断を行っているが、本市松模様のようなパターンは他の用途を示す描画でも利用されることがあるため、誤判定を引き起こす可能性がある。したがって、誤判定を引き起こさない透過処理を実現することも課題となっている。
また特許文献1の技術では、所定のパターン描画を基に判断を行っているが、本市松模様のようなパターンは他の用途を示す描画でも利用されることがあるため、誤判定を引き起こす可能性がある。したがって、誤判定を引き起こさない透過処理を実現することも課題となっている。
本発明はこのような問題点に鑑みなされたもので、画像処理への影響を抑え、誤判定を引き起こすことなく、意図した透過処理を取得可能にすることを目的とする。
そこで、本発明は、オブジェクトとオブジェクトとが重なる領域のROP(Raster Operation)属性に基づいて、前記領域の色値を、透過色を示す中間色に変換するか否かを判断する判断手段と、前記判断手段で前記領域の色値を、透過色を示す中間色に変換すると判断された場合、前記領域の色値を、透過色を示す中間色に変換する変換手段と、を有する。
本発明によれば、画像処理への影響を抑え、誤判定を引き起こすことなく、意図した透過処理を取得可能にすることができる。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
なお、以下に示す実施形態では、画像処理装置(コンピュータ)の一例として画像形成処理装置100のようなMFP(Multi Function Printer)を例として用いて説明を行う。しかしながら、SFP(Single Function Printer)やLBP(Laser Beam Printer)、その他のプリント方式のプリンタでもよい。
なお、以下に示す実施形態では、画像処理装置(コンピュータ)の一例として画像形成処理装置100のようなMFP(Multi Function Printer)を例として用いて説明を行う。しかしながら、SFP(Single Function Printer)やLBP(Laser Beam Printer)、その他のプリント方式のプリンタでもよい。
<実施形態1>
図3は、画像形成処理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。画像形成処理装置100は、イーサネット(登録商標)等のLAN(Local Area Network)にて、ホストコンピュータ(PC)160に接続されている。画像形成処理装置100は、リーダー装置140、プリンタ装置150、操作表示部120、データ記憶部130、更に、これら各構成要素を制御する制御装置(コントローラ部)110によって構成されている。
制御装置110は、CPU111、ROM112、RAM113等を有し、CPU111がROM112、又は他の記憶媒体に格納されたプログラムに基づいて、画像形成処理装置100全体を統括制御する。例えば、制御装置110は、CPU111に、それぞれPDL解析処理・中間言語生成処理、及びレンダリング処理等を行うための予め決められたプログラムをロードする構成をとる。また、レンダリング処理に関しては、ここでは記述しないが専用のハードウェアを利用してもよい。
プリンタ装置150は、画像データの出力を行う。より具体的には、制御装置(110)でレンダリング処理され生成されたビットマップデータに基づき用紙に印刷を行う。操作/操作表示部120は、画像出力処理を行うための各種印刷設定の操作を行うキーボード、及び画像出力設定を行う操作ボタン等の表示を行う液晶パネルを備える。データ記憶部130は、画像データやドキュメントデータ、印刷装置制御言語(例えば、ESCコード、PDL(Page Description Language))等の印刷データの格納/保存ができる。例えば、データ記憶部130は、LANを介してホストコンピュータ(PC)160より受信した画像データ・ドキュメント・PDLや、リーダー装置140を制御して読み込む画像データの格納/保存ができる。
図3は、画像形成処理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。画像形成処理装置100は、イーサネット(登録商標)等のLAN(Local Area Network)にて、ホストコンピュータ(PC)160に接続されている。画像形成処理装置100は、リーダー装置140、プリンタ装置150、操作表示部120、データ記憶部130、更に、これら各構成要素を制御する制御装置(コントローラ部)110によって構成されている。
制御装置110は、CPU111、ROM112、RAM113等を有し、CPU111がROM112、又は他の記憶媒体に格納されたプログラムに基づいて、画像形成処理装置100全体を統括制御する。例えば、制御装置110は、CPU111に、それぞれPDL解析処理・中間言語生成処理、及びレンダリング処理等を行うための予め決められたプログラムをロードする構成をとる。また、レンダリング処理に関しては、ここでは記述しないが専用のハードウェアを利用してもよい。
プリンタ装置150は、画像データの出力を行う。より具体的には、制御装置(110)でレンダリング処理され生成されたビットマップデータに基づき用紙に印刷を行う。操作/操作表示部120は、画像出力処理を行うための各種印刷設定の操作を行うキーボード、及び画像出力設定を行う操作ボタン等の表示を行う液晶パネルを備える。データ記憶部130は、画像データやドキュメントデータ、印刷装置制御言語(例えば、ESCコード、PDL(Page Description Language))等の印刷データの格納/保存ができる。例えば、データ記憶部130は、LANを介してホストコンピュータ(PC)160より受信した画像データ・ドキュメント・PDLや、リーダー装置140を制御して読み込む画像データの格納/保存ができる。
図4は、画像生成処理の一例を示すフローチャートである。
まず、PDL(Page Description Language)で示されたページ画像情報の印刷指示が、PC(160)から転送される。画像形成処理装置(100)は、転送されたPDL(Page Description Language)を、データ記憶部(130)に格納する。次に、画像の生成処理を行うため、制御装置(110)は、データ記憶部(130)からPDL(Page Description Language)を取得し、解析処理を行う(S401)。
次に制御装置(110)は、解析したPDL(Page Description Language)から、所定のレンダリング可能な中間言語への変換処理を行う(S402)。
続いて、制御装置(110)は、S402で生成された中間言語を基に、レンダリング処理を行い、ページの画像を示すビットマップデータの生成を行う(S403)。S403の処理の詳細は、後述する図5のフローチャートを用いて説明する。
本実施形態では、制御装置(110)が処理する構成を示しており、詳細な処理個所としては、CPU(111)で処理を行うか、若しくは専用のハードウェアで一連の処理を行う構成のどちらであってもよいものとする。
まず、PDL(Page Description Language)で示されたページ画像情報の印刷指示が、PC(160)から転送される。画像形成処理装置(100)は、転送されたPDL(Page Description Language)を、データ記憶部(130)に格納する。次に、画像の生成処理を行うため、制御装置(110)は、データ記憶部(130)からPDL(Page Description Language)を取得し、解析処理を行う(S401)。
次に制御装置(110)は、解析したPDL(Page Description Language)から、所定のレンダリング可能な中間言語への変換処理を行う(S402)。
続いて、制御装置(110)は、S402で生成された中間言語を基に、レンダリング処理を行い、ページの画像を示すビットマップデータの生成を行う(S403)。S403の処理の詳細は、後述する図5のフローチャートを用いて説明する。
本実施形態では、制御装置(110)が処理する構成を示しており、詳細な処理個所としては、CPU(111)で処理を行うか、若しくは専用のハードウェアで一連の処理を行う構成のどちらであってもよいものとする。
図5は、レンダリング処理の一例を示すフローチャートである。
制御装置(110)が行うレンダリング処理(S403)において、本実施形態では、一例として、各スキャンラインにおけるオブジェクトのエッジに囲まれた閉領域(以降SPANと呼ぶ)単位でレンダリング処理を行うものとする。そのため、制御装置(110)は、まずレンダリング処理(S403)にて、各SPANの算出のため、各オブジェクトの輪郭情報からSPANの算出処理を行う(S501)。例えば、図6のように、制御装置(110)は、Scanline(600)に対して、オブジェクトの輪郭から各輪郭に囲まれた閉領域であるSPAN1〜6(601〜606)をそれぞれ算出する処理を行う。そして制御装置(110)は、算出されたSPAN単位で以降、処理を継続する。輪郭情報の詳細に関しては、従来の技術でも利用される技術のため、ここでは説明を割愛する。
次に、制御装置(110)は、レンダリング処理(S403)にて、SPAN内で重なるオブジェクト情報を基に、画像の合成処理を行う(S502)。例えば、SPAN3(603)には、Object1(201)・Object2(202)・Object3(303)の3つのObjectが重なり合う領域であり、下位から順に合成処理を行う。S502の処理の詳細は、後述する図7のフローチャートを用いて説明する。
次に、制御装置(110)は、レンダリング処理(S403)にて、SPAN内に含まれるオブジェクトの描画が全て完了したかを判断する(S503)。終了していればS504に進み、終了していなければ、S502に進む。最後に、制御装置(110)は、レンダリング処理(S403)にて、ページ内に含まれるオブジェクトの描画が全て完了したかを判断する(S503)。制御装置(110)は、終了していれば、レンダリング処理(S403)を完了させ、終了していなければ、S501に進む。
制御装置(110)が行うレンダリング処理(S403)において、本実施形態では、一例として、各スキャンラインにおけるオブジェクトのエッジに囲まれた閉領域(以降SPANと呼ぶ)単位でレンダリング処理を行うものとする。そのため、制御装置(110)は、まずレンダリング処理(S403)にて、各SPANの算出のため、各オブジェクトの輪郭情報からSPANの算出処理を行う(S501)。例えば、図6のように、制御装置(110)は、Scanline(600)に対して、オブジェクトの輪郭から各輪郭に囲まれた閉領域であるSPAN1〜6(601〜606)をそれぞれ算出する処理を行う。そして制御装置(110)は、算出されたSPAN単位で以降、処理を継続する。輪郭情報の詳細に関しては、従来の技術でも利用される技術のため、ここでは説明を割愛する。
次に、制御装置(110)は、レンダリング処理(S403)にて、SPAN内で重なるオブジェクト情報を基に、画像の合成処理を行う(S502)。例えば、SPAN3(603)には、Object1(201)・Object2(202)・Object3(303)の3つのObjectが重なり合う領域であり、下位から順に合成処理を行う。S502の処理の詳細は、後述する図7のフローチャートを用いて説明する。
次に、制御装置(110)は、レンダリング処理(S403)にて、SPAN内に含まれるオブジェクトの描画が全て完了したかを判断する(S503)。終了していればS504に進み、終了していなければ、S502に進む。最後に、制御装置(110)は、レンダリング処理(S403)にて、ページ内に含まれるオブジェクトの描画が全て完了したかを判断する(S503)。制御装置(110)は、終了していれば、レンダリング処理(S403)を完了させ、終了していなければ、S501に進む。
図7は、画像合成処理の一例を示すフローチャートである。
制御装置(110)は、S701にて、オブジェクト同士の合成処理方法を示す合成制御情報を取得する処理を行う。例えば、SPAN3(603)の合成制御情報は、図8に示すSPAN合成制御情報(800)のような形態をとる。SPAN合成制御情報(800)は、SPAN3(603)に含まれるオブジェクトの数を示すオブジェクト数情報(801)を保持する。またオブジェクト数情報(801)で示されるオブジェクト数分だけ、合成制御情報が含まれる。SPAN3(603)には、オブジェクトが3つ含まれるため、合成制御情報1(802)・合成制御情報2(803)・合成制御情報3(804)のように、3つの合成制御情報が含まれる構成をとる。合成制御情報1(802)は、Layer1(210)の合成方法を示す。合成制御情報2(803)は、Layer2(211)の合成方法を示す。合成制御情報3(803)は、Layer4(311)の合成方法を示す。また、Layer2(211)及びLayer4(311)は、市松模様のタイルパターンを利用した透過レイヤを示す。したがって、Layer2(211)及びLayer4(311)は、市松タイルパターンデータ(805)を同時に保持する。したがって、制御装置(110)は、S701にて各Layerに応じた合成制御情報1・2・3(802、803、804)を取得し、以降で行う合成方法を判断する処理を行う。
制御装置(110)は、S702にて、S701に応じた画素(色値)の合成を行う。例えば、制御装置(110)は、既知であるROP(Raster Operation)処理等の色値の合成処理等を行う。図9で一例を説明する。Layer1 Pixels(901)は、Layer1(210)の色値を示す。Layer2 Pixels(902)は、Layer2(211)の色値を示す。Layer3 Pixels(903)は、Layer3(212)の色値を示す。これを例えば、制御装置(110)は、所定のROP処理を行い、Result1(213)の色値を示す、Result1 Pixels(904)の取得を行う。
制御装置(110)は、S701にて、オブジェクト同士の合成処理方法を示す合成制御情報を取得する処理を行う。例えば、SPAN3(603)の合成制御情報は、図8に示すSPAN合成制御情報(800)のような形態をとる。SPAN合成制御情報(800)は、SPAN3(603)に含まれるオブジェクトの数を示すオブジェクト数情報(801)を保持する。またオブジェクト数情報(801)で示されるオブジェクト数分だけ、合成制御情報が含まれる。SPAN3(603)には、オブジェクトが3つ含まれるため、合成制御情報1(802)・合成制御情報2(803)・合成制御情報3(804)のように、3つの合成制御情報が含まれる構成をとる。合成制御情報1(802)は、Layer1(210)の合成方法を示す。合成制御情報2(803)は、Layer2(211)の合成方法を示す。合成制御情報3(803)は、Layer4(311)の合成方法を示す。また、Layer2(211)及びLayer4(311)は、市松模様のタイルパターンを利用した透過レイヤを示す。したがって、Layer2(211)及びLayer4(311)は、市松タイルパターンデータ(805)を同時に保持する。したがって、制御装置(110)は、S701にて各Layerに応じた合成制御情報1・2・3(802、803、804)を取得し、以降で行う合成方法を判断する処理を行う。
制御装置(110)は、S702にて、S701に応じた画素(色値)の合成を行う。例えば、制御装置(110)は、既知であるROP(Raster Operation)処理等の色値の合成処理等を行う。図9で一例を説明する。Layer1 Pixels(901)は、Layer1(210)の色値を示す。Layer2 Pixels(902)は、Layer2(211)の色値を示す。Layer3 Pixels(903)は、Layer3(212)の色値を示す。これを例えば、制御装置(110)は、所定のROP処理を行い、Result1(213)の色値を示す、Result1 Pixels(904)の取得を行う。
制御装置(110)は、S703にて、S701に応じた画素(色値)と、取得した合成制御情報1、2、3(802、803、804)と、を基に、ピクセル単位のROP属性の結果を算出する。ROP属性の算出処理は、公知の技術で様々な技術が提案されており、制御装置(110)は、それらの技術を利用して算出を行う。
算出の概要を、図10を用いて説明する。Layer1 Attribute(1001)は、Layer1(210)のピクセル単位のROP属性(図で"D"と記載)を示す。ROPは、下地を示すDestination/上地を示すSource/パターンを示すPattern等のLayerを基に実行される。したがって、ROP属性とは、どのLayerのピクセルであるかを示す情報である。Layer2 Attribute(1002)は、Layer2(211)のピクセル単位のROP属性(図で"S"と記載)を示す。Layer3 Attribute(1003)は、Layer3(212)のピクセル単位のROP属性(図で"P"と記載)を示す。制御装置(110)は、各LayerのROP属性の合成処理を行うことで、Result1 Attribute(1004)を取得する。前述したように、Layer3(212)が白色の個所は、下地の色が選択されるため、ROP属性に関しても、Destinationが選択される。また、Layer3(212)が黒色の個所は、上地の色が選択されるため、ROP属性に関しても、Sourceが選択される。
また、制御装置(110)が、S1401、S1403のように、このような処理をピクセル単位で行うことで、各ピクセルのROP属性を算出する。図11は、画素(属性)合成処理の一例を示すフローチャートである。更に、制御装置(110)は、このようなROP属性処理算出時に算出したROP属性の繰返しが所定の検出パターン(後述する1201、1202、1203)であるか否かを判断する(S1402)。制御装置(110)は、後述するS1102の処理時に、S1402で判断した検出処理の結果を基に、処理の分岐を行う。ROP属性の検知を、従来から存在するS1401の処理と共に行うことで、性能劣化を防ぐ構成をとることができる。また、検出する検出パターンが複数ある場合も、本処理で複数の検出パターンを同時に判断するようにしてもよい。
算出の概要を、図10を用いて説明する。Layer1 Attribute(1001)は、Layer1(210)のピクセル単位のROP属性(図で"D"と記載)を示す。ROPは、下地を示すDestination/上地を示すSource/パターンを示すPattern等のLayerを基に実行される。したがって、ROP属性とは、どのLayerのピクセルであるかを示す情報である。Layer2 Attribute(1002)は、Layer2(211)のピクセル単位のROP属性(図で"S"と記載)を示す。Layer3 Attribute(1003)は、Layer3(212)のピクセル単位のROP属性(図で"P"と記載)を示す。制御装置(110)は、各LayerのROP属性の合成処理を行うことで、Result1 Attribute(1004)を取得する。前述したように、Layer3(212)が白色の個所は、下地の色が選択されるため、ROP属性に関しても、Destinationが選択される。また、Layer3(212)が黒色の個所は、上地の色が選択されるため、ROP属性に関しても、Sourceが選択される。
また、制御装置(110)が、S1401、S1403のように、このような処理をピクセル単位で行うことで、各ピクセルのROP属性を算出する。図11は、画素(属性)合成処理の一例を示すフローチャートである。更に、制御装置(110)は、このようなROP属性処理算出時に算出したROP属性の繰返しが所定の検出パターン(後述する1201、1202、1203)であるか否かを判断する(S1402)。制御装置(110)は、後述するS1102の処理時に、S1402で判断した検出処理の結果を基に、処理の分岐を行う。ROP属性の検知を、従来から存在するS1401の処理と共に行うことで、性能劣化を防ぐ構成をとることができる。また、検出する検出パターンが複数ある場合も、本処理で複数の検出パターンを同時に判断するようにしてもよい。
制御装置(110)は、S704にて、合成制御情報が示すROPのオペレータが所定のROPのオペレータであるかを判別する。ここでは前述した所定の透過表現を示すROPのオペレータを判別するものであり、例えば透過表現を示すROP3の所定のオペレータ(0xCA等)や、ROP2の所定オペレータの組み合わせ(XOR−AND−XOR)を検知する処理を示す。ここで、所定の合成方法であると判断した場合(S705においてYes)、制御装置(110)は、S706に進む。所定の合成方法でないと判断した場合(S705においてNo)、制御装置(110)は、S707に進む。
制御装置(110)は、S706にて、透過画像を表現する市松模様のピクセルデータを、均一濃度の中間色に変換する。実際には、制御装置(110)は、透過表現の方法を変換する処理を行い、下地と上地との市松模様の描画による、疑似的な透過表現から実際の均一濃度での中間色を用いた透過表現に変換する処理を行う。詳細は後述する。
制御装置(110)は、S707にて、描画中の所定のSPAN内に含まれるLayerが全て描画完了したかを判断する。制御装置(110)は、終了していなければ、S701に進み、終了していれば、画像合成処理(S502)自体を終了させる。
制御装置(110)は、S706にて、透過画像を表現する市松模様のピクセルデータを、均一濃度の中間色に変換する。実際には、制御装置(110)は、透過表現の方法を変換する処理を行い、下地と上地との市松模様の描画による、疑似的な透過表現から実際の均一濃度での中間色を用いた透過表現に変換する処理を行う。詳細は後述する。
制御装置(110)は、S707にて、描画中の所定のSPAN内に含まれるLayerが全て描画完了したかを判断する。制御装置(110)は、終了していなければ、S701に進み、終了していれば、画像合成処理(S502)自体を終了させる。
図12は、中間色変換処理の一例を示すフローチャートである。
制御装置(110)は、S1101にて、S703で行った合成処理後のROP属性結果を示す、Result1 Attribute(1004)が所定のパターンであるか否かを判断する。例えば、ここで検知するパターンとしては、制御装置(110)は、DestinationとSourceに交互があるか否かを判断する。交互がある場合、制御装置(110)は、透過表現は50%透過であったと判断する。また、所定のパターンをテーブルで持つ構成であってもよい。例えば、図13を基に説明する。制御装置(110)は、S1101にて、Result1 Attribute(1004)が、検出パターンテーブル(1200)の「検出パターン」として登録される所定のパターン若しくはその連続になっているか否かを判断する。検出パターンテーブル(1200)は1つ以上の任意の透過率のパターンを登録可能な構成としており、それぞれ検出パターン1(1201)、検出パターン2(1202)、検出パターン3(1203)のように1つ以上の複数の検出パターンを保持する構成をとる。
制御装置(110)は、S1102にて、前述した検出パターンテーブル(1200)中の「検出パターン」に該当するROP属性結果であったか否かを判断する。制御装置(110)は、該当するROP属性結果であった場合、S1103に進み、該当するROP属性結果でなかった場合、本中間色変換処理(S706)の処理を終了させる。また、S1102で示す本処理は、S703の画素(属性)合成処理中に行う構成をとってもよい。つまり、S1402処理時に、制御装置(110)が、Result1 Attribute(1004)をピクセル単位で参照し、所定のROP属性パターンであるかを判断する構成を前述した。制御装置(110)は、この結果を基にS1102の判断処理を行うことにより、従来から存在する処理個所で判断することで、性能の劣化を防ぐ構成をとってもよい。
制御装置(110)は、S1101にて、S703で行った合成処理後のROP属性結果を示す、Result1 Attribute(1004)が所定のパターンであるか否かを判断する。例えば、ここで検知するパターンとしては、制御装置(110)は、DestinationとSourceに交互があるか否かを判断する。交互がある場合、制御装置(110)は、透過表現は50%透過であったと判断する。また、所定のパターンをテーブルで持つ構成であってもよい。例えば、図13を基に説明する。制御装置(110)は、S1101にて、Result1 Attribute(1004)が、検出パターンテーブル(1200)の「検出パターン」として登録される所定のパターン若しくはその連続になっているか否かを判断する。検出パターンテーブル(1200)は1つ以上の任意の透過率のパターンを登録可能な構成としており、それぞれ検出パターン1(1201)、検出パターン2(1202)、検出パターン3(1203)のように1つ以上の複数の検出パターンを保持する構成をとる。
制御装置(110)は、S1102にて、前述した検出パターンテーブル(1200)中の「検出パターン」に該当するROP属性結果であったか否かを判断する。制御装置(110)は、該当するROP属性結果であった場合、S1103に進み、該当するROP属性結果でなかった場合、本中間色変換処理(S706)の処理を終了させる。また、S1102で示す本処理は、S703の画素(属性)合成処理中に行う構成をとってもよい。つまり、S1402処理時に、制御装置(110)が、Result1 Attribute(1004)をピクセル単位で参照し、所定のROP属性パターンであるかを判断する構成を前述した。制御装置(110)は、この結果を基にS1102の判断処理を行うことにより、従来から存在する処理個所で判断することで、性能の劣化を防ぐ構成をとってもよい。
制御装置(110)は、S1103にて、ROP属性結果に該当(又は一致)する「検出パターン」に対応する透過データ生成方法を用いて、均一濃度の透過色を示す中間色に変換する。前述したとおり、下地と上地との市松模様の描画による、疑似的な透過表現から実際の均一濃度での中間色を用いた透過表現に変換する処理を示す。例えば、図14を基に説明する。まず、Layer1(210)・Layer2(211)・Layer3(212)のROP処理結果であるResult1(213)のROP属性結果は、ResultAttr1(1301)のようになる。これは、検出パターン1(1201)若しくは検出パターン2(1202)に該当する。そこで、隣り合うピクセルの中間色をそれぞれ取得する処理を示す。つまり、制御装置(110)は、Layer1(210)の色値(0xFF)とLayer2(211)の色値(0x7F)とから、中間色である(0xBF)を示すResult2(1302)に変換する処理を行う。例えば、検出パターン1(1201)、2(1202)の中間色の取得処理は、50%透過を示す中間色の取得処理であるため、制御装置(110)は、以下の取得方法で取得する。
中間色=(Color(1st)+Color(2nd))÷2
上記処理は、隣り合う2つのピクセルの中間色を取得する処理であり、例えばColor(1st)が、"D"の色値だった場合、Color(2nd)は、"S" の色値となり、"D"と"S"との中間色を取得する処理となる。また、検出パターン3(1203)の中間色の取得処理は、25%透過を示す中間色の取得処理であるため、制御装置(110)は、以下の取得方法で取得する。
中間色=(Color(1st)+Color(2nd)+Color(3rd)+Color(4th))÷4
例えばColor(1st)が、"S"の色値だった場合、Color(2nd)・Color(3rd)も、"S"の色値となり、Color(4th)は、"D"の色値となり、"D"が25%の"D"と"S"との中間色を取得する処理となる。またここでの変換方法は、SPAN単位を想定しているが、処理単位は任意であってもよい。これらの処理は、それぞれ検出するパターンに応じて、予め決められた処理とする構成をとる。
中間色=(Color(1st)+Color(2nd))÷2
上記処理は、隣り合う2つのピクセルの中間色を取得する処理であり、例えばColor(1st)が、"D"の色値だった場合、Color(2nd)は、"S" の色値となり、"D"と"S"との中間色を取得する処理となる。また、検出パターン3(1203)の中間色の取得処理は、25%透過を示す中間色の取得処理であるため、制御装置(110)は、以下の取得方法で取得する。
中間色=(Color(1st)+Color(2nd)+Color(3rd)+Color(4th))÷4
例えばColor(1st)が、"S"の色値だった場合、Color(2nd)・Color(3rd)も、"S"の色値となり、Color(4th)は、"D"の色値となり、"D"が25%の"D"と"S"との中間色を取得する処理となる。またここでの変換方法は、SPAN単位を想定しているが、処理単位は任意であってもよい。これらの処理は、それぞれ検出するパターンに応じて、予め決められた処理とする構成をとる。
この処理を行うことにより、次に重ね合わせるObject3の市松模様のタイルパターンによる透過表現においても、中間色を示すResult2(1302)との透過表現なので正当なResult3(1303)のような透過を実現することができる。また、制御装置(110)は、Result3(1303)に対しても、中間色変換処理(S706)を行うことにより、市松模様とディザとによるモアレ等の防止を行うことができる。また本実施形態では、本処理は、所定のLayerの重ね合わせ後に行ったが、重ね合わせ前に行ってもよい。
<その他の実施形態>
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
以上、上述した各実施形態によれば、市松模様のタイルパターンを利用したROPによる透過表現の描画の際も、性能の劣化並びに誤判定を引き起こすことなく、意図した透過画像を取得可能な構成を実現することができる。
したがって、画像処理への影響を抑え、誤判定を引き起こすことなく、意図した透過処理を取得可能にすることができる。
したがって、画像処理への影響を抑え、誤判定を引き起こすことなく、意図した透過処理を取得可能にすることができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
Claims (7)
- オブジェクトとオブジェクトとが重なる領域のROP(Raster Operation)属性に基づいて、前記領域の色値を、透過色を示す中間色に変換するか否かを判断する判断手段と、
前記判断手段で前記領域の色値を、透過色を示す中間色に変換すると判断された場合、前記領域の色値を、透過色を示す中間色に変換する変換手段と、
を有する画像処理装置。 - 前記判断手段は、前記領域のROP属性が、設定されたROP属性のパターンである場合、前記領域の色値を、透過色を示す中間色に変換すると判断し、前記領域のROP属性が、設定されたROP属性のパターンでない場合、前記領域の色値を、透過色を示す中間色に変換しないと判断する請求項1記載の画像処理装置。
- 前記ROP属性のパターンは複数、設定されており、
前記判断手段は、設定された複数のROP属性のパターンのうち、前記領域のROP属性と一致するパターンが存在する場合、前記領域の色値を、透過色を示す中間色に変換すると判断し、前記領域のROP属性と一致するパターンが存在しない場合、前記領域の色値を、透過色を示す中間色に変換しないと判断する請求項2記載の画像処理装置。 - 前記変換手段は、前記判断手段で前記領域の色値を、透過色を示す中間色に変換すると判断された場合、前記領域のROP属性と一致するパターンに対応する変換方法で、前記領域の色値を、透過色を示す中間色に変換する請求項3記載の画像処理装置。
- 前記領域の色値に基づき画像を生成する生成手段と、
前記生成手段で生成された画像に基づき印刷を実行する印刷手段と、
を有する請求項1乃至4何れか1項記載の画像処理装置。 - 画像処理装置が実行する画像処理方法であって、
オブジェクトとオブジェクトとが重なる領域のROP属性に基づいて、前記領域の色値を、透過色を示す中間色に変換するか否かを判断する判断ステップと、
前記判断ステップで前記領域の色値を、透過色を示す中間色に変換すると判断された場合、前記領域の色値を、透過色を示す中間色に変換する変換ステップと、
を有する画像処理方法。 - コンピュータに、
オブジェクトとオブジェクトとが重なる領域のROP属性に基づいて、前記領域の色値を、透過色を示す中間色に変換するか否かを判断する判断ステップと、
前記判断ステップで前記領域の色値を、透過色を示す中間色に変換すると判断された場合、前記領域の色値を、透過色を示す中間色に変換する変換ステップと、
を実行させるプログラム。
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