JP2012047434A - 貯湯式温水ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】貯湯タンクの取付け強度を高め、かつ貯湯タンクを外装ケース内に取り付ける作業を容易に行なうことができる貯湯式温水ユニットを提供する。
【解決手段】貯湯式温水ユニットUは、第1および第2の取付け部C1,C2を有し、第1の取付け部C1は、貯湯タンク2の複数の脚部21のうち、開口部11a寄りに配置された脚部21(21a)を、固定部材4に対して、締結部材50a,51aを用いて上下方向に締結しており、第2の取付け部C2は、仕切板13寄りに配置された脚部21bを、仕切板13またはその近傍の固定部材41に対して、締結部材50b,51bを用いて水平方向に締結しており、仕切板13は、締結部材50b,51bを第2の空間部17bから第1の空間部17aに進入させることが可能であり、締結部材50b,51bの締結作業を第2の空間部17bにおいて行なうことができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、貯湯タンクが外装ケース内に収容され、たとえば一般給湯や風呂給湯などの用途に用いられる貯湯式温水ユニット、さらに詳しくは、貯湯タンクの固定を適切に図ることが可能とされた貯湯式温水ユニットに関する。
貯湯式温水ユニットの具体例として、図5に示すようなものがある。同図に示す温水ユニットUeは、外装ケース1e内に、仕切板13eによって区画された第1および第2の空間部17c,17dが設けられた構成を有している。第1および第2の空間部17c,17dには、給湯用途に利用される湯水を貯留しておくための貯湯タンク2eや、これとは別の温水機器3eが収容されている。第1および第2の空間部17c,17dのそれぞれの一側面には、蓋体12c,12dを用いて閉塞される開口部11c,11dが形成されている。
このような温水ユニットUeにおいては、貯湯タンク2eが外装ケース1e内において不用意に位置ずれしないように適切に固定させておく必要がある。そこで、従来においては、そのための手段として、たとえば特許文献1に記載されているような手段、すなわち貯湯タンク2eに複数の脚部21eを設けた上で、これら脚部21eの下端部を外装ケース1eの底板部91に対し、ボルト90により固定させる手段がある。複数のボルト90の締結方向は、いずれも上下方向である。
しかしながら、前記従来技術においては、次に述べるように、改善すべき余地があった。
第1に、貯湯タンク2eを固定する複数のボルト90の締結方向は、いずれも上下方向であるために、たとえば地震発生時、あるいは運搬時などにおいて、貯湯タンク2eを水平方向に変位させようとする力F1が発生した場合、この力F1に対する取付け強度は、やや低いものとなる。貯湯タンク2eは、上下方向の高さ寸法が大きく、かつ重量も大きいのが一般的であるために、前記の力F1が発生した場合、ボルト90の締結部分には相当に大きな力が作用する可能性がある。したがって、前記した力F1を生じたような場合であっても、貯湯タンク2eの取り付け状態を安定させることができるように、貯湯タンク2eの取り付け強度を高くすることが望まれ、この点において改善の余地がある。
第2に、複数の脚部21eのボルト止め作業を行なう場合、第1の空間部17cの開口部11c寄りの脚部21eについてのボルト止め作業は、開口部11cから作業者が手を差し入れることによって比較的容易に行なうことが可能である。ところが、第1の空間部17cの奥部に位置する他の脚部21e(21e’)のボルト止め作業においては、開口部11cから作業者が手を差し入れる際に、貯湯タンク2eが邪魔となる。したがって、脚部21e(21e’)のボルト止め作業は容易ではなく、その作業性は悪いものとなる。したがって、この点においても改善の余地がある。
実開平2−128050号公報
本発明は、前記したような事情のもとで考え出されたものであって、貯湯タンクの取付け強度を高めることができるとともに、貯湯タンクを外装ケース内に取り付ける作業を容易に行なうことも可能な貯湯式温水ユニットを提供することを、その課題としている。
上記の課題を解決するため、本発明では、次の技術的手段を講じている。
本発明により提供される貯湯式温水ユニットは、蓋体により閉塞可能な開口部を有する第1および第2の空間部が内部に形成され、かつこれら第1および第2の空間部を仕切る仕切板を有している外装ケースと、前記第1の空間部に収容され、かつ複数の脚部を有している貯湯タンクと、前記複数の脚部を前記外装ケース内において固定させるための複数の取付け部と、を備えている、貯湯式温水ユニットであって、前記複数の取付け部として、第1および第2の取付け部が設けられ、前記第1の取付け部は、前記複数の脚部のうち、前記第1の空間部の開口部寄りに配置された脚部を、その下側に位置する固定部材に対して、第1の締結部材を用いて上下方向に締結した構造であり、前記第2の取付け部は、前記複数の脚部のうち、前記仕切板寄りに配置された脚部を、前記仕切板およびその近傍に位置する固定部材の少なくとも一方に対して、第2の締結部材を用いて水平方向に締結した構造であり、前記仕切板は、前記第2の締結部材の全体または一部を前記第2の空間部から前記第1の空間部に進入させることが可能な構成に設けられ、前記第2の締結部材の締結作業を前記第2の空間部において行なうことが可能とされていることを特徴としている。
このような構成によれば、次のような効果が得られる。
すなわち、第1の取付け部は、貯湯タンクの脚部を固定部材に対して上下方向に締結しているのに対し、第2の取付け部は、貯湯タンクの脚部を仕切板あるいは固定部材に対して水平方向に締結する構造である。このため、貯湯タンクを水平方向に変位させようとする大きな力が発生した場合であっても、これに十分に耐え得るように貯湯タンクの取付け強度を高め、貯湯タンクの取付け状態を安定させることができる。
また、第2の取付け部は、第1の空間部の奥部に位置するものの、この第2の取付け部においては、貯湯タンクの脚部を仕切板あるいは固定部材に対して締結する作業を、第2の空間部において行なうことができる。このため、作業者が第1の空間部の開口部側から締結作業を行なう場合とは異なり、貯湯タンクが邪魔になることがなく、その作業は容易となる。したがって、貯湯タンクの取付け作業の容易化ならびに迅速化を図り、貯湯式温水ユニットの生産性を高めることもできる。
本発明において、好ましくは、前記外装ケースは、前記貯湯タンクの下方に位置する底板を具備し、かつこの底板は、前記複数の脚部が載設される底板本体部と、この底板本体部の一側縁部から上向きに起立した起立板部とを有しており、前記第1の取付け部においては、前記貯湯タンクの脚部が前記底板本体部に締結され、前記第2の取付け部においては、前記貯湯タンクの脚部が前記起立板部に締結されており、前記底板本体部には、前記貯湯タンクの下端部との干渉を回避するように下向きに窪んだ凹部が形成されている。
このような構成によれば、第1および第2の取付け部が、いずれもケースの底板を利用して設けられているために、その構成は合理的であり、全体の部品点数を少なくする上で好ましい。また、たとえば底板の厚みを大きくするなどして底板の強度を大きくすれば、第1および第2の取付け部のそれぞれにおける貯湯タンク固定支持強度を容易に高めることもできる。さらに、底板本体部に下向きに窪んだ凹部が形成されて、底板本体部と貯湯タンクの下端部との干渉が回避される構成によれば、その分だけ貯湯タンクの設置高さを低くすることができる。これは、貯湯タンクの取付け状態の安定性を高める上で、より好ましい。
本発明において、好ましくは、前記第2の取付け部において、前記貯湯タンクの脚部、前記底板の起立板部、および前記仕切板の三者は、互いに重ね合わされて、前記第2の締結部材により共締めされている。
このような構成によれば、貯湯タンクの脚部、底板の起立板部、および仕切板の三者の共締め部分およびその周辺部の強度が高くなり、貯湯タンクの取付け強度を一層高めることが可能となる。
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行なう発明の実施の形態の説明から、より明らかになるであろう。
(a)は、本発明に係る貯湯式温水ユニットの一例を示す平面断面図であり、(b)は、その正面断面図である。 図1(b)のII−II断面図である。 図1(b)のA部拡大断面図である。 本発明の他の例を示す要部断面図である。 従来技術の一例を示す概略断面図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態について、図面を参照して具体的に説明する。
図1〜図3は、本発明が適用された貯湯式温水ユニットの一例を示している。
図1によく表われているように、本実施形態の貯湯式温水ユニットUは、外装ケース1、この外装ケース1内に収容された貯湯タンク2、貯湯タンク2とは別の温水関連機器3a〜3c、ならびに貯湯タンク2を固定させるための第1および第2の取付け部C1,C2を備えている。
この貯湯式温水ユニットUは、たとえばソーラ集熱器(図示略)を主熱源とする温水ユニットとして構成されており、ソーラ集熱器とこの貯湯式温水ユニットUとの間で熱媒を循環させる熱媒循環回路(図示略)が設けられる。温水関連機器3a〜3cは、具体的には、補助熱源機3a、膨張タンク3b、および熱交換器3cである。膨張タンク3bは、前記熱媒の膨張を吸収して熱媒循環回路の圧力を安定させるためのものであり、熱交換器3cは、前記熱媒を利用して湯水加熱を行なうためのものである。貯湯タンク2は、熱交換器3cを利用して加熱生成された湯水を貯留するためのものである。補助熱源機3aは、貯湯タンク2から出湯する湯水温度が目標給湯温度に満たない場合に、その湯水を目標給湯温度まで加熱するためのものである。
外装ケース1は、ケース本体部10、蓋体12a,12b、仕切板13を有している。ケース本体部10は、両側面に開口部11a,11bが形成された内部空洞状の略直方体である。より具体的には、ケース本体部10は、図1の左右方向に延びた一対のベース部材14上に(図2も参照)、角パイプ材などを用いて構成された複数の支柱15を起立させて設け、かつこれらに薄手の金属製パネル材16を取り付け構成である。蓋体12a,12bは、開口部11a,11bを閉塞するためのものであって、パネル状であり、通常時においては、ケース本体部10に対してたとえばネジ止めされる。もちろん、これに代えて、たとえば蝶番などを用いてケース本体部10に回転可能に連結された構造とすることもできる。
仕切板13は、外装ケース1内を第1および第2の空間部17a,17bに仕切るため
のものであり、たとえば一対の支柱15に溶接あるいはネジ止め手段を用いることにより外装ケース1内において固定されている。第1の空間部17aには、貯湯タンク2が収容されており、第2の空間部17bには、温水関連機器3a〜3cが収容されている。
貯湯タンク2は、貯湯タンク本体部20と、複数(本実施形態では3本)の脚部21とを備えている。貯湯タンク本体部20の周囲には、断熱材(図示略)が配されている。複数の脚部21は、貯湯タンク本体部20の下部から下向きに突出するように貯湯タンク本体部20に接合されており、貯湯タンク本体部20の周方向に略等間隔で設けられている。この貯湯タンク2は、外装ケース1の下部に設けられた底板4上に載置されている。
上記の点をより具体的に説明すると、底板4は、本発明でいう固定部材の一例に相当し、外装ケース1の一対のベース部材14上に架け渡されるようにして載設されており、中央部が下方に窪んだ凹部42が形成された底板本体部40と、この底板本体部40の一側縁部側を上向きに折り曲げて起立させた起立板部41とを有している。起立板部41は、後述するように、ボルト・ナット50b,51bを用いて、貯湯タンク2の脚部21を水平方向に締結するのに利用される。底板本体部40の凹部42は、貯湯タンク2の下部または下部に取り付けられた機器と底板本体部40との干渉を回避するための部分である。この凹部42が設けられていることにより、貯湯タンク2の高さを低く設定することが可能となり、貯湯タンク2を安定させるのに有利となる。ただし、底板本体部40は、凹部42を有しない略水平な平板状にすることもできる。貯湯タンク2の各脚部21は、底板本体部40上に載置されている。ただし、この場合において、2つの脚部21(21a)は、開口部11a寄りに配置され、かつ他の1つの脚部21(21b)は、仕切板13寄りに配置されている。
図2に示すように、第1の取付け部C1は、貯湯タンク2の2つの脚部21aのそれぞれを底板本体部40上に固定させるための部分である。この第1の取付け部C1においては、ボルト・ナット50a,51aが用いられて、各脚部21の下端板部22と底板本体部40とが上下方向に締結されている。ボルト・ナット50a,51aは、本発明でいう第1の締結部材の一例に相当する。ナット51aは、好ましくは、底板本体部40の下面側に予め溶接されている。
図3に示すように、第2の取付け部C2は、貯湯タンク2の脚部21(21b)を固定させるための部分である。この第2の取付け部C2においては、脚部21b、底板4の起立板部41、および仕切板13の三者が重ね合わされ、かつこれらにはボルト50bの軸部を水平方向に貫通させるための孔部が設けられている。このことにより、脚部21b、起立板部41、および仕切板13は、ボルト・ナット50b、51bを利用して、水平方向に共締めされている。ボルト・ナット50b,51bは、本発明でいう第2の締結部材の一例に相当する。ナット51bは、脚部21bに予め溶接されている。ボルト50bは、外装ケース1内の第2の空間部17bから仕切板13、起立板部41、および脚部21bの各孔部に挿通させることが可能である。
なお、図3においては、脚部21bに設けられた孔部210に、起立板部41の先端に設けられた略水平状の凸部410が嵌入可能とされている。このような構成によれば、貯湯タンク2を第1の空間部17aに収容する際に、孔部210と凸部410とを嵌合させることにより、貯湯タンク2を所定の箇所へ正確に位置決めし、ボルト・ナット50b,51bを利用した前記の共締めを容易かつ迅速に行なうことができる。
次に、前記した貯湯式温水ユニットUの作用について説明する。
まず、第1の取付け部C1は、貯湯タンク2の脚部21(21a)を固定部材に対して
上下方向に締結しているのに対し、第2の取付け部C2は、貯湯タンク2の脚部21(21b)を起立板部41、および仕切板13に対して水平方向に締結している。このため、貯湯タンク2を水平方向に変位させようとする大きな力が発生した場合であっても、このような力に対して十分な耐久性が得られ、貯湯タンク2を安定的に固定支持することができる。とくに、本実施形態では、脚部21b、起立板部41、および仕切板13の三者が共締めされ、これら共締め箇所の強度も高められる。したがって、貯湯タンク2をより安定的に固定支持することができる。
第1の取付け部C1におけるボルト50aは、開口部11aの近傍に位置しており、このボルト50aを締め付ける作業は、開口部11aから第1の空間部17a内に手を差し入れて容易に行なうことが可能である。これに対し、第2の取付け部C2は、開口部11aから遠い位置に設けられているものの、ボルト50bを締め付ける作業は、第2の空間部17bから行なうことが可能である。ボルト50bの締め付け作業を、第1の空間部17aの開口部11a側から行なおうとすると、貯湯タンク2が邪魔となるが、第2の空間部17bから行なえば、そのような不具合を回避することができる。このため、ボルト50bを締め付ける作業も容易となる。したがって、貯湯式温水ユニットUを組み立てる際の作業性が良好となる。また、ボルト50a,50bを弛める作業も容易となるために、メンテナンスなどを目的として貯湯タンク2を外装ケース1の外部に取り出す際の作業性も良好なものとなる。さらに、開口部11aから第1の空間部17aに手を差し入れてボルト50bを締め付ける必要が無くなれば、たとえば貯湯タンク2と底板4との間に、ボルト50bの締め付け作業用の隙間を設ける必要はない。したがって、貯湯タンク2の設置高さを低くしてその安定性を高める上で、より有利となる。
図4は、本発明の他の実施形態を示している。同図において、前記実施形態と同一または類似の要素には、前記実施形態と同一の符号を付している。
図4に示す実施形態においては、第2の取付け部C2において、貯湯タンク2の脚部21(21b)は、底板4の起立板部41にボルト止めされているものの、仕切板13にはボルト止めされていない。仕切板13には、ボルト50bとの干渉を回避するための比較的大きめの切欠き状または非切欠き状の開口部19が設けられている。
本実施形態においても、ボルト50bの締め付け作業を第2の空間部17b側から行なうことが可能であり、本発明が意図する効果が得られる。なお、本実施形態と同様な効果を得るための手段として、仕切板13の下方に隙間(開口部19に相当する隙間)が生じるように、仕切板13を図1〜図3に示した実施形態の場合よりも高い位置に設けた構成とすることもできる。本実施形態および前記実施形態から理解されるように、仕切板13は、ボルト50bの一部分(軸部)との干渉を回避するための比較的小サイズの孔部が設けられている場合と、ボルト50bのいずれの部分とも干渉しないように比較的大きめの開口部が設けられ、あるいは隙間を形成している場合とのいずれであってもよい。また、仕切板13は、第1および第2の空間部17a,17bどうしの間の全域を仕切るものである必要はなく、それらの間の一部分のみを仕切るように設けられていてもよい。
本発明は、上述した実施形態の内容に限定されない。本発明に係る貯湯式温水ユニットの各部の具体的な構成は、種々に設計変更自在である。
貯湯タンクの脚部は、前記した底板4や仕切板13とは別の部材に締結された構造とすることができる。たとえば、第1の取付け部においては、前記実施形態で示されたベース部材14に貯湯タンクの脚部を締結した構造とすることができる。第2の取付け部においては、底板4の起立板部41に代えて、仕切板13の近傍に高剛性の部材(図示略)を別途設けて、この部材に貯湯タンクの脚部を締結した構造とすることもできる。
貯湯タンクの脚部は、3本以外の本数とすることもできる。たとえば、脚部の本数を4本とし、そのうちの2本については所定の固定部材に対して上下方向に締結し、かつ他の2本については所定の固定部材に対して水平方向に締結させるといった構成にすることもできる。本発明でいう締結部材は、ボルト・ナットを組み合わせたものに限定されず、たとえば脚部の締結対象部分にボルトと螺合するネジ孔を形成し、ナットを省略した構成とすることができる。また、ボルト以外の部材(たとえばリベットなど)を締結部材とすることも可能である。
本発明に係る貯湯式温水ユニットは、外装ケース内の第1の空間部に貯湯タンクが収容されたタイプの温水ユニットであればよく、第2の空間部が具体的にどのような構成とされているかは問わない。本発明に係る貯湯式温水ユニットは、ソーラシステム用のものに限らず、たとえばヒートポンプを用いた温水システム、あるいはガスエンジンや燃料電池を利用したコージェネシステムなどを構成するユニットとして構成することもできる。
U 貯湯式温水ユニット
C1,C2 第1および第2の取付け部
1 外装ケース
2 貯湯タンク
4 底板(固定部材)
11a,11b 開口部(外装ケースの)
12a,12b 蓋体(外装ケースの)
13 仕切板
17a,17b 第1および第2の空間部
21 脚部(貯湯タンクの)
40 底板本体部
41 起立板部
50a,51a ボルト・ナット(第1の締結部材)
50b,51b ボルト・ナット(第2の締結部材)

Claims (3)

  1. 蓋体により閉塞可能な開口部を有する第1および第2の空間部が内部に形成され、かつこれら第1および第2の空間部を仕切る仕切板を有している外装ケースと、
    前記第1の空間部に収容され、かつ複数の脚部を有している貯湯タンクと、
    前記複数の脚部を前記外装ケース内において固定させるための複数の取付け部と、
    を備えている、貯湯式温水ユニットであって、
    前記複数の取付け部として、第1および第2の取付け部が設けられ、
    前記第1の取付け部は、前記複数の脚部のうち、前記第1の空間部の開口部寄りに配置された脚部を、その下側に位置する固定部材に対して、第1の締結部材を用いて上下方向に締結した構造であり、
    前記第2の取付け部は、前記複数の脚部のうち、前記仕切板寄りに配置された脚部を、前記仕切板およびその近傍に位置する固定部材の少なくとも一方に対して、第2の締結部材を用いて水平方向に締結した構造であり、
    前記仕切板は、前記第2の締結部材の全体または一部を前記第2の空間部から前記第1の空間部に進入させることが可能な構成に設けられ、前記第2の締結部材の締結作業を前記第2の空間部において行なうことが可能とされていることを特徴とする、貯湯式温水ユニット。
  2. 前記外装ケースは、前記貯湯タンクの下方に位置する底板を具備し、かつこの底板は、前記複数の脚部が載設される底板本体部と、この底板本体部の一側縁部から上向きに起立した起立板部とを有しており、
    前記第1の取付け部においては、前記貯湯タンクの脚部が前記底板本体部に締結され、前記第2の取付け部においては、前記貯湯タンクの脚部が前記起立板部に締結されており、
    前記底板本体部には、前記貯湯タンクの下端部との干渉を回避するように下向きに窪んだ凹部が形成されている、請求項1に記載の貯湯式温水ユニット。
  3. 前記第2の取付け部において、前記貯湯タンクの脚部、前記底板の起立板部、および前記仕切板の三者は、互いに重ね合わされて、前記第2の締結部材により共締めされている、請求項2に記載の貯湯式温水ユニット。
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