JP2012046906A - 錠片受け装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】組立が容易で、かつ、カムを空転しにくくすること。
【解決手段】カム3の寸法Dの直径方向が側壁7と側壁8の間に位置するようにして、カム3を取付ボックス1の箱状部5の底板9中央に配設し、突軸17が軸孔16に遊嵌するように、受具2を取付ボックス1の箱状部5に収容し、案内部21を摺動突起15に係合させると共に、取付孔22・22を取付孔12・12に合わせて表面板4を被せ、取付孔22・22を取付孔12・12にかしめ止めして全体を一体化してある。
【選択図】図4

Description

本発明は、ドア枠に取り付けられて、ラッチボルトやデッドボルト等の錠片を係止する錠片受け装置であって、その係止位置を調整することができる錠片受け装置に関するものである。
従来より、錠片の係止位置を調整することができる錠片受け装置は、種々のものが提案されている。例えば実用新案登録第2575256号考案は、調節受けケース(取付ボックスに相当)と摺動ボックス(受具に相当)の間に円盤(カムに相当)を配設して、円盤の偏心位置にある突起(突軸に相当)が摺動ボックスの孔(軸孔に相当)に嵌合し、円盤の外周と調節受けケースとの内側壁面にそれぞれ歯形と凹凸条を設けて成るもので、円盤の歯形と調節受けケースの凹凸条が噛み合っているので、施錠時において、突起の中心が、円盤全体の中心を通り調節受けケースの両側壁に対して直角な直線上から外れた位置にあるとき、ドアーが開放方向に強く加圧されて錠片が摺動ボックスを押しても、円盤が空転しにくく、摺動ボックスが移動して錠片の係止位置が変わってしまうことがないという効果があるものである。
実用新案登録第2575256号公報
上記従来例においては、円盤を空転しにくくするためには、円盤の外周が調節受けケースの側板間にほぼ隙間がない状態で、円盤の歯形と調節受けケースの凹凸条が十分に噛み合う必要があるが、円盤の直径を調節受けケースの側板間の寸法とほぼ同じにすると、円盤を調節受けケースに装入して底板表面にぴったりと添う状態に配設しにくくなり、組立が困難になるという問題がある。
本発明は、上記の課題を解決するために、取付ボックスに受具を移動可能に収容すると共に、取付ボックスと受具の間にカムを配設し、取付ボックスの少なくとも一方の側壁内面に凹凸部を設けると共に、略円形のカムの周囲に凹凸部を設けて、それぞれの凹凸部が噛み合うように成し、受具には軸孔を設けると共に、カムには偏心位置に突軸を設けて成り、突軸を軸孔に係合させて、カムを回動することによって、受具を移動させて錠片の係止位置を調整できるように構成した錠片受け装置において、カムは、直径が取付ボックスの幅方向の寸法とほぼ同一又は大きい略円板状で、カム全体の中心と突軸の中心とを結ぶ直線方向の直径を小さくして成り、カムを取付ボックスに配設する際に、その小さい直径方向を取付ボックスの幅方向に合わせることによって、組立しやすくするようにして成るものである。
本発明によれば、カムを取付ボックスに配設する際に、小さい直径方向を取付ボックスの幅方向に合わせることによって、配設しやすく組立が容易になり、その状態では、突軸の中心が、カム全体の中心を通り取付ボックスの両側壁に対して直角な直線上に存在することになるので、使用時に錠片が受具の内面に当接して力がかかっても、カムを回転する力はかからず、カムが空転しにくく、さらに、その位置からカムを回動させて調整し、突軸の中心が、カム全体の中心を通り取付ボックスの両側壁に対して直角な直線上から外れた場合でも、カムの大きい直径方向の凹凸部が取付ボックスの凹凸部と十分に噛み合うことになるので、カムが空転しにくくなるものであって、組立が容易で、なおかつ、使用時には、錠片の係止位置を調整して突軸の中心がどの位置にあっても、錠片が受具を押した場合に、受具が容易に移動して錠片の係止位置が変わってしまうことがないという効果がある。
全体正面図である。 図1のA−A線拡大断面図である。 図1のB−B線拡大断面図である。 全体の分解斜視図である。 カムの拡大正面図である。
取付ボックス1は、表面側に開口する箱状部5の上下に、鍔状に突出する取付片6・6を設け、そこに取付孔12・12を設けてある。箱状部5は、縦長方形状の底板9の四辺から直角に壁板を立ち上げて設けて成り、底板9の両側の側壁7・8は平行に設けられ、一方の側壁7には、下部内面に上下に伸びる凹凸部10を設け、他方の側壁8下部から底板9の一部にかけて上下に伸びる切欠部11を設けてある。切欠部11を設けるのは、側壁8が弾性変形しやすくするためである。なお本実施例では、両側の側壁7・8の内面間の寸法は22ミリメートルである。
一方の側壁7は、使用時に荷重がかかるので強度上底板9からの高さを高くしてあるが、他方の側壁8は、使用時に荷重がかからないのでコスト低減のため低くしてある。
受具2は、表面側に開口する箱状部の底板14中央に円形の軸孔16を設け、箱状部の一方側に側方に突出する耳縁部13を設け、その上面には、開口部側の中央に上方に突出する摺動突起15を設けてある。受具2の箱状部は、取付ボックス1の箱状部5の中に上下壁が接する状態で収容されるが、取付ボックス1より幅は小さく形成され、受具2は取付ボックス1内で左右に移動できるようになっている。
カム3は、略円板状で周囲に三角形状の凹凸部18を設け、偏心位置に上方に突出する円形の突軸17を設けてあり、カム3全体の中心と突軸17の中心を通る直径方向の寸法Dを、他の直径方向の寸法Cよりも小さくしてある。また、突軸17には、プラスドライバーが係合する十字孔の操作部19を設けてある。なお本実施例では、寸法Cは22.2ミリメートル、寸法Dは21.8ミリメートルである。
表面板4は、略中央に縦長方形状の開口部20を設け、その一側には、摺動突起15が摺動可能に係合する案内部21を、開口部20と連続するよう切り欠き形成し、上下部には取付孔22・22を設けてある。
本発明を組み立てるには、図4に示すように、カム3の寸法Dの直径方向が側壁7と側壁8の間に位置するように、すなわち、突軸17の中心が、カム3全体の中心を通り取付ボックス1の両側壁7・8に対して直角な直線上に存在するようにして、カム3を取付ボックス1の箱状部5の底板9中央に配設し、突軸17が軸孔16に係合するように、受具2を取付ボックス1の箱状部5に収容し、案内部21を摺動突起15に係合させると共に、取付孔22・22を取付孔12・12に合わせて表面板4を被せ、取付孔22・22を取付孔12・12にかしめ止めして全体を一体化する。
取付ボックス1の側壁7・8の内面間の寸法(本実施例では22ミリメート)は、カム3の直径寸法D(本実施例では21.8ミリメート)よりも少し大きく、それ以外の直径寸法C(本実施例では22.2ミリメート)よりも少し小さくなっており、上述のように寸法Dの直径方向が側壁7と側壁8の間に位置するようにすると、カム3を取付ボックス1に容易に配設することができ、寸法Dの直径方向以外の直径方向が側壁7と側壁8の間に位置するようにすると、側壁8が弾性変形し、カム3を側壁7に押し付ける力が働くようになっている。
調整するには、プラスドライバーをカム3の突軸17の操作部19に係合させ回転させると、突軸17が左右方向に移動し、それに伴い突軸17に係合する軸孔16を設けてある受具2が左右に移動して、錠片の係止位置を変更して調整することができる。
カム3が取付ボックス1に、寸法Dの直径方向以外の直径方向が側壁7と側壁8の間に位置するように配設されている場合、錠片が受具2の側壁に当接して力がかかると、突軸17にカム3を回転させる力がかかるが、弾性変形している側壁8がカム3を側壁7に押し付けて、カム3の凹凸部18が取付ボックス1の凹凸部10と噛み合っているので、カム3は容易に回転することはない。
また、カム3が取付ボックス1に、寸法Dの直径方向が側壁7と側壁8の間に位置するように配設されている場合には、直径寸法Dは側壁7と側壁8との間の寸法よりも小さいので、側壁8がカム3を側壁7に押し付ける力は働かず凹凸部18と凹凸部10との噛み合い力は小さいが、突軸17の中心が、カム3全体の中心を通り取付ボックス1の両側壁7・8に対して直角な直線上に存在しており、錠片が受具2の側壁に当接して力がかかっても、カム3を回転する力はかからない。
1 取付ボックス
2 受具
3 カム
16 軸孔
17 突軸

Claims (1)

  1. 取付ボックスに受具を移動可能に収容すると共に、取付ボックスと受具の間にカムを配設し、取付ボックスの少なくとも一方の側壁内面に凹凸部を設けると共に、略円形のカムの周囲に凹凸部を設けて、それぞれの凹凸部が噛み合うように成し、受具には軸孔を設けると共に、カムには偏心位置に突軸を設けて成り、突軸を軸孔に係合させて、カムを回動することによって、受具を移動させて錠片の係止位置を調整できるように構成した錠片受け装置において、カムは、直径が取付ボックスの幅方向の寸法とほぼ同一又は大きい略円板状で、カム全体の中心と突軸の中心とを結ぶ直線方向の直径を小さくして成り、カムを取付ボックスに配設する際に、その小さい直径方向を取付ボックスの幅方向に合わせることによって、組立しやすくするように構成したことを特徴とする錠片受け装置。
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