JP2012043729A - 照明装置、照明制御装置、及び照明システム - Google Patents

照明装置、照明制御装置、及び照明システム Download PDF

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Abstract

【課題】特性のばらつきが大きい複数の発光素子を使用する場合であっても、選別工程を省略することが可能な、照明装置を得る。
【解決手段】LED照明4は、それぞれが少なくとも一つの発光素子を含み、並列に接続された、複数の発光素子系列31A〜31Dを有する発光部25と、複数の発光素子系列31A〜31Dを個別に駆動可能な駆動部24と、発光部25からの発光の輝度を検出する検出部23と、複数の発光素子系列31A〜31Dを順に点灯させ、各発光素子系列31A〜31Dに関する検出部23の検出結果に基づいて、各発光素子系列31A〜31Dの輝度を制御する制御部21と、を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、照明装置、照明制御装置、及び照明システムに関する。
下記特許文献1に開示された照明制御装置は、赤外線画像センサによって照明環境の所定範囲を撮影し、赤外線画像センサの検出信号に基づいて照明環境の温度状態を解析し、その解析の結果に基づいて光源の明るさや色温度を制御する。
特開2009−21172号公報
従来の白熱電球や蛍光灯に代わる照明装置として、光源にLED素子を用いたLED電球が普及しつつある。しかし、LED素子は素子間での特性のばらつきが大きく、一定の電流を流した場合であっても、素子によって輝度のばらつきが大きい。従って、例えばマルチチップタイプのLED電球のように複数のLED素子を光源に使用する場合には、同一電流値に対する輝度のばらつきが小さいLED素子を選別して使用する必要があり、この選別工程に起因してLED電球の製造コストが上昇するという問題がある。
本発明はかかる問題を解決するために成されたものであり、特性のばらつきが大きい複数の発光素子を使用する場合であっても、選別工程を省略することが可能な、照明装置、照明制御装置、及び照明システムを得ることを目的とするものである。
本発明の第1の態様に係る照明装置は、それぞれが少なくとも一つの発光素子を含み、並列に接続された、複数の発光素子系列を有する発光部と、前記複数の発光素子系列を個別に駆動可能な駆動部と、前記発光部からの発光の輝度を検出する検出部と、前記複数の発光素子系列を順に点灯させ、各前記発光素子系列に関する前記検出部の検出結果に基づいて、各前記発光素子系列の輝度を制御する制御部と、を備えることを特徴とするものである。
第1の態様に係る照明装置によれば、制御部は、複数の発光素子系列を順に点灯させ、各発光素子系列に関する検出部の検出結果に基づいて、各発光素子系列の輝度を制御する。従って、発光素子の特性のばらつきに起因して各発光素子系列の輝度にばらつきが生じている場合であっても、制御部が検出部の検出結果に基づいて各発光素子系列の輝度を制御することにより、各発光素子系列の輝度のばらつきを解消することができる。その結果、特性のばらつきが大きい複数の発光素子を使用する場合であっても、選別工程を省略することが可能となる。
本発明の第2の態様に係る照明装置は、第1の態様に係る照明装置において特に、前記制御部は、各前記発光素子系列の輝度が既定値となるように、各前記発光素子系列の輝度を制御することを特徴とするものである。
第2の態様に係る照明装置によれば、制御部は、各発光素子系列の輝度が既定値となるように、各発光素子系列の輝度を制御する。従って、発光素子の特性のばらつきに起因して各発光素子系列の輝度にばらつきが生じている場合であっても、各発光素子系列の輝度を一致させることが可能となる。
本発明の第3の態様に係る照明装置は、第2の態様に係る照明装置において特に、前記既定値は、各前記発光素子系列の最大輝度値より小さく設定されることを特徴とするものである。
第3の態様に係る照明装置によれば、既定値は、各発光素子系列の最大輝度値より小さく設定される。従って、発光素子の経年劣化等に起因して発光素子系列の輝度が低下した場合であっても、各発光素子系列の輝度値を既定値で維持することが可能となる。
本発明の第4の態様に係る照明装置は、第1の態様に係る照明装置において特に、前記制御部は、前記複数の発光素子系列の合計の輝度が既定値となるように、各前記発光素子系列の輝度を制御することを特徴とするものである。
第4の態様に係る照明装置によれば、制御部は、複数の発光素子系列の合計の輝度が既定値となるように、各発光素子系列の輝度を制御する。従って、故障等に起因してある発光素子系列の輝度が低下した場合であっても、他の発光素子系列の輝度を上昇させることにより、複数の発光素子系列の合計の輝度値を既定値で維持することが可能となる。
本発明の第5の態様に係る照明装置は、第4の態様に係る照明装置において特に、前記既定値は、前記複数の発光素子系列の合計の最大輝度値より小さく設定されることを特徴とするものである。
第5の態様に係る照明装置によれば、既定値は、複数の発光素子系列の合計の最大輝度値より小さく設定される。従って、発光素子の経年劣化等に起因して発光素子系列の輝度が低下した場合であっても、複数の発光素子系列の合計の輝度値を既定値で維持することが可能となる。
本発明の第6の態様に係る照明装置は、第1〜第5のいずれか一つの態様に係る照明装置において特に、前記制御部は、前記照明装置の点灯開始タイミング、点灯終了タイミング、又は、連続点灯状態での所定のタイミングにおいて、各前記発光素子系列の輝度の制御を実行することを特徴とするものである。
第6の態様に係る照明装置によれば、制御部は、照明装置の点灯開始タイミング、点灯終了タイミング、又は、連続点灯状態での所定のタイミングにおいて、各発光素子系列の輝度の制御を実行する。従って、発光素子の経年劣化等に起因してある発光素子系列の輝度が低下した場合であっても、いずれかのタイミングにおいて輝度の制御を実行することにより、各発光素子系列の輝度のばらつきを解消することができる。
本発明の第7の態様に係る照明装置は、第1〜第6のいずれか一つの態様に係る照明装置において特に、前記検出部はさらに、前記照明装置の設置環境の照度を検出し、前記制御部はさらに、当該設置環境の照度に基づいて、各前記発光素子系列の輝度を制御することを特徴とするものである。
第7の態様に係る照明装置によれば、制御部は、照明装置の設置環境の照度に基づいて、各発光素子系列の輝度を制御する。従って、時間帯等に起因する設置環境の照度変化に応じて、各発光素子系列の輝度を適切に制御することが可能となる。その結果、各発光素子系列の輝度が過剰な値に設定されることを回避できるため、省電力化を図ることができる。しかも、発光部からの発光の輝度の検出と、照明装置の設置環境の照度の検出とを、同一の検出部によって行うため、個別の検出部を設ける場合と比較すると、装置構成の簡略化及び製造コストの低減を図ることが可能となる。
本発明の第8の態様に係る照明装置は、第1〜第7のいずれか一つの態様に係る照明装置において特に、前記照明装置の照明エリア内における人物の有無を検知する検知部をさらに備えることを特徴とするものである。
第8の態様に係る照明装置によれば、検知部は、照明装置の照明エリア内における人物の有無を検知する。従って、照明エリア内に人物が存在していない場合には照明装置を消灯するよう制御部が制御することにより、省電力化を図ることが可能となる。
本発明の第9の態様に係る照明装置は、第1〜第8のいずれか一つの態様に係る照明装置において特に、前記照明装置の外部の通信装置との間でデータ通信を行う通信部をさらに備えることを特徴とするものである。
第9の態様に係る照明装置によれば、通信部は、照明装置の外部の通信装置との間でデータ通信を行う。従って例えば、室外又は宅外からの遠隔制御によって、照明装置を点灯又は消灯することが可能となる。
本発明の第10の態様に係る照明装置は、第9の態様に係る照明装置において特に、前記制御部は、前記複数の発光素子系列間の輝度分布のばらつきが所定値以上となった場合に、その旨を示すデータを前記通信部から前記通信装置に送信することを特徴とするものである。
第10の態様に係る照明装置によれば、制御部は、複数の発光素子系列間の輝度分布のばらつきが所定値以上となった場合に、その旨を示すデータを通信部から通信装置に送信する。従って、故障等に起因してある発光素子系列の輝度が極端に低下し、複数の発光素子系列間の輝度分布のばらつきが所定値以上となった場合に、その事態の発生を、通信装置を介してユーザに報知することができる。その結果、ユーザの利便性を向上することが可能となる。
本発明の第11の態様に係る照明装置は、第9の態様に係る照明装置において特に、前記制御部は、前記複数の発光素子系列の合計の輝度が所定値未満となった場合に、その旨を示すデータを前記通信部から前記通信装置に送信することを特徴とするものである。
第11の態様に係る照明装置によれば、制御部は、複数の発光素子系列の合計の輝度が所定値未満となった場合に、その旨を示すデータを通信部から通信装置に送信する。従って、故障等に起因してある発光素子系列の輝度が極端に低下し、複数の発光素子系列の合計の輝度が所定値未満となった場合に、その事態の発生を、通信装置を介してユーザに報知することができる。その結果、ユーザの利便性を向上することが可能となる。
本発明の第12の態様に係る照明制御装置は、照明装置を制御する照明制御装置であって、前記照明装置は、それぞれが少なくとも一つの発光素子を含み、並列に接続された、複数の発光素子系列を有する発光部を有し、前記照明制御装置は、前記複数の発光素子系列を個別に駆動可能な駆動部と、前記発光部からの発光の輝度を検出する検出部と、前記複数の発光素子系列を順に点灯させ、各前記発光素子系列に関する前記検出部の検出結果に基づいて、各前記発光素子系列の輝度を制御する制御部と、を備えることを特徴とするものである。
第12の態様に係る照明制御装置によれば、制御部は、複数の発光素子系列を順に点灯させ、各発光素子系列に関する検出部の検出結果に基づいて、各発光素子系列の輝度を制御する。従って、発光素子の特性のばらつきに起因して各発光素子系列の輝度にばらつきが生じている場合であっても、制御部が検出部の検出結果に基づいて各発光素子系列の輝度を制御することにより、各発光素子系列の輝度のばらつきを解消することができる。その結果、特性のばらつきが大きい複数の発光素子を使用する場合であっても、選別工程を省略することが可能となる。
本発明の第13の態様に係る照明システムは、照明装置と、前記照明装置と通信可能な通信装置と、を備え、前記照明装置は、それぞれが少なくとも一つの発光素子を含み、並列に接続された、複数の発光素子系列を有する発光部と、前記複数の発光素子系列を個別に駆動可能な駆動部と、前記発光部からの発光の輝度を検出する検出部と、前記複数の発光素子系列を順に点灯させ、各前記発光素子系列に関する前記検出部の検出結果に基づいて、各前記発光素子系列の輝度を制御する制御部と、前記通信装置との間でデータ通信を行う通信部と、を有することを特徴とするものである。
第13の態様に係る照明システムによれば、制御部は、複数の発光素子系列を順に点灯させ、各発光素子系列に関する検出部の検出結果に基づいて、各発光素子系列の輝度を制御する。従って、発光素子の特性のばらつきに起因して各発光素子系列の輝度にばらつきが生じている場合であっても、制御部が検出部の検出結果に基づいて各発光素子系列の輝度を制御することにより、各発光素子系列の輝度のばらつきを解消することができる。その結果、特性のばらつきが大きい複数の発光素子を使用する場合であっても、選別工程を省略することが可能となる。
本発明によれば、特性のばらつきが大きい複数の発光素子を使用する場合であっても、選別工程を省略することが可能となる。
本発明の実施の形態に係る照明システムの使用例を示す図である。 LED照明の構成を模式的に示す図である。 LED照明の機能構成の一部を示すブロック図である。 検出・発光部の構成例を模式的に示す平面図である。 図4に示したラインV−Vに沿った位置に関する断面構造を模式的に示す断面図である。 駆動部及び発光部の構成を示す回路図である。 輝度制御処理の一例を示すタイミングチャートである。 制御部が取得した各発光素子系列の輝度値の一例を示す図である。 LED照明の点灯状態における各発光素子系列の輝度値を示す図である。 制御部が取得した各発光素子系列の輝度値の他の例を示す図である。 LED照明の点灯状態における各発光素子系列の輝度値を示す図である。 輝度制御処理の他の例を示すタイミングチャートである。 LED照明の機能構成の一部を示すブロック図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、異なる図面において同一の符号を付した要素は、同一又は相応する要素を示すものとする。
図1は、本発明の実施の形態に係る照明システム1の使用例を示す図である。照明システム1は、LED照明4A〜4C及び端末装置5を備えている。LED照明4A〜4Cと端末装置5とは、特定小電力無線又は無線LAN等の無線通信によって、相互にデータ通信が可能である。但し、無線通信に限らず、PLC(Power Line Communications)又は有線LAN等の有線通信によって相互通信を行ってもよい。図1に示した例において、LED照明4A,4Bはユーザの住宅の部屋2内に設置されており、LED照明4Cは部屋3内に設置されている。また、端末装置5は部屋2内に設置されている。以下、本明細書においてLED照明4A〜4Cを特に区別しない場合は、「LED照明4」と総称する。
図2は、LED照明4の構成を模式的に示す図である。LED照明4は、給電部11、制御・駆動部12、検出・発光部13、及び無線通信用のアンテナ14を有している。給電部11は、AD変換回路等を有して構成されており、ユーザの住宅内に敷設された電源配線からLED照明4内の各素子に対して電力を供給する。
図3は、LED照明4の機能構成の一部を示すブロック図である。図3の接続関係で示すように、LED照明4は、制御部21、通信部22、検出部23、駆動部24、及び発光部25を備えている。制御部21は、マイクロコントローラ等によって構成されている。制御部21及び駆動部24は、図2に示した制御・駆動部12に含まれる。検出部23及び発光部25は、図2に示した検出・発光部13に含まれる。通信部22は、図2に示したアンテナ14に接続される。少なくとも制御部21、駆動部24、及び検出部23は、照明装置(発光部25)を制御するための照明制御装置として機能する。
図4は、検出・発光部13の構成例を模式的に示す平面図である。図4に示した例において、円形の基板36の底面の中心部に、検出部23としての受光素子が形成されている。また、基板36の底面の中心から放射状に、複数の発光素子321〜323,331〜333,341〜343,351〜353が形成されている。発光素子321〜323は発光素子系列31Aを構成し、発光素子331〜333は発光素子系列31Bを構成し、発光素子341〜343は発光素子系列31Cを構成し、発光素子351〜353は発光素子系列31Dを構成する。なお、LED照明4が備える発光素子系列の数はこの例に限定されるものではなく、少なくとも二つの発光素子系列を備えていればよい。また、各発光素子系列が有する発光素子の数はこの例に限定されるものではなく、少なくとも一つの発光素子を有していればよい。
図5は、図4に示したラインV−Vに沿った位置に関する断面構造を模式的に示す断面図である。図5の(A)に示す例では、基板36の底面は平坦である。図5の(B)に示す例では、基板36の底面は、中心の平坦部と、平坦部から遠ざかるにつれて下方に変位する傾斜部とを有している。検出部23は平坦部に形成されており、発光素子331〜333,351〜353は傾斜部に形成されている。
図6は、駆動部24及び発光部25の構成を示す回路図である。発光部25において、発光素子系列31Aを構成する発光素子321〜323は互いに直列に接続されており、発光素子系列31Bを構成する発光素子331〜333は互いに直列に接続されており、発光素子系列31Cを構成する発光素子341〜343は互いに直列に接続されており、発光素子系列31Dを構成する発光素子351〜353は互いに直列に接続されている。また、発光素子系列31A〜31Dは互いに並列に接続されている。
駆動部24において、発光素子系列31Aには可変抵抗素子41A及びスイッチ42Aが接続されており、発光素子系列31Bには可変抵抗素子41B及びスイッチ42Bが接続されており、発光素子系列31Cには可変抵抗素子41C及びスイッチ42Cが接続されており、発光素子系列31Dには可変抵抗素子41D及びスイッチ42Dが接続されている。各可変抵抗素子41A〜41Dの抵抗値は、制御部21によって設定される。また、各スイッチ42A〜42Dのスイッチング動作は、制御部21によって制御される。なお、本実施の形態では、電流制限抵抗として機能する可変抵抗素子41A〜41Dの抵抗値によって各発光素子系列31A〜31Dの輝度を制御する例について述べるが、輝度の制御方式はこの例に限定されるものではない。例えば、各発光素子系列31A〜31Dに定電流回路をそれぞれ接続する構成とし、各定電流回路の電流値によって各発光素子系列31A〜31Dの輝度を制御する方式を採用することができる。あるいは、各発光素子系列31A〜31Dを独立にパルス駆動する構成とし、駆動パルスのデューティー比を各発光素子系列31A〜31Dにおいて独立に制御することによって、各発光素子系列31A〜31Dの輝度を制御する方式を採用することもできる。
図4〜6に示したように、本実施の形態に係るLED照明4は、複数の発光素子321〜323,331〜333,341〜343,351〜353を用いて発光部25が構成された、いわゆるマルチチップタイプのLED照明である。従来のマルチチップタイプのLED照明では、特性のばらつきが小さいLED素子を選別して使用する必要があった。これに対し本実施の形態に係るLED照明4においては、LED素子の選別工程を省略し、特性のばらつきの有無又は大小に拘わらず、任意の複数のLED素子を、発光素子321〜323,331〜333,341〜343,351〜353として使用する。従って、各発光素子321〜323,331〜333,341〜343,351〜353の特性は必ずしも一致していないため、輝度制御が行われていない初期状態では、各発光素子系列31A〜31Dの輝度は互いに一致しないのが通常である。そこで、本実施の形態に係るLED照明4では、制御部21が輝度制御処理を実行することによって、各発光素子系列31A〜31Dの輝度を調整する。以下、制御部21が実行する輝度制御処理について、詳細に説明する。
図7は、輝度制御処理の一例を示すタイミングチャートである。ここでは、LED照明4の電源がオンされたタイミング(点灯開始タイミング)で輝度制御処理が実行される例について示している。LED照明4の電源がオンされると、まず制御部21は、可変抵抗素子41A〜41Dの抵抗値を一定値(比較的小さい値)に設定する。
次に制御部21は、時刻T1〜T2の期間において、スイッチ42Aをオンするとともに、スイッチ42B〜42Dをオフする。これにより、発光素子系列31Aを構成する発光素子321〜323のみが発光する。発光素子321〜323からの発光は検出部23によって検出され、その検出結果を示すデータが検出部23から制御部21に入力されることにより、制御部21は、発光素子系列31Aの輝度値を取得する。
次に制御部21は、時刻T2〜T3の期間において、スイッチ42Bをオンするとともに、スイッチ42A,42C,42Dをオフする。これにより、発光素子系列31Bを構成する発光素子331〜333のみが発光する。発光素子331〜333からの発光は検出部23によって検出され、その検出結果を示すデータが検出部23から制御部21に入力されることにより、制御部21は、発光素子系列31Bの輝度値を取得する。
次に制御部21は、時刻T3〜T4の期間において、スイッチ42Cをオンするとともに、スイッチ42A,42B,42Dをオフする。これにより、発光素子系列31Cを構成する発光素子341〜343のみが発光する。発光素子341〜343からの発光は検出部23によって検出され、その検出結果を示すデータが検出部23から制御部21に入力されることにより、制御部21は、発光素子系列31Cの輝度値を取得する。
次に制御部21は、時刻T4〜T5の期間において、スイッチ42Dをオンするとともに、スイッチ42A〜42Cをオフする。これにより、発光素子系列31Dを構成する発光素子351〜353のみが発光する。発光素子351〜353からの発光は検出部23によって検出され、その検出結果を示すデータが検出部23から制御部21に入力されることにより、制御部21は、発光素子系列31Dの輝度値を取得する。
図8は、制御部21が取得した各発光素子系列31A〜31Dの輝度値の一例を示す図である。図8に示すように、各発光素子系列31A〜31Dの輝度値は互いに一致していない。なお、輝度値X1は、一つの発光素子系列の最大輝度値を示しており、この例では各発光素子系列に3個の発光素子が含まれるため、輝度値X1は一つの発光素子に関するスペック上の最大の輝度値の3倍となる。また、輝度値X2は、照明装置として要求される輝度をLED照明4において実現するための各発光素子系列31A〜31Dの目標輝度値である。目標輝度値X2は、最大輝度値X1に応じてそれよりも小さい値に設定され、設計上、例えば最大輝度値X1の70%に設定される。
次に制御部21は、時刻T5〜T6の期間において、各発光素子系列31A〜31Dの輝度値が目標輝度値X2に一致するように、各発光素子系列31A〜31Dの輝度値と目標輝度値X2との差に基づいて、各可変抵抗素子41A〜41Dの抵抗値をそれぞれ設定する。
次に制御部21は、時刻T6以降の期間において、スイッチ42A〜42Dをオンする。これにより、全ての発光素子321〜323,331〜333,341〜343,351〜353が発光し、LED照明4は点灯状態となる。
図9は、LED照明4の点灯状態における各発光素子系列31A〜31Dの輝度値を示す図である。制御部21によって各可変抵抗素子41A〜41Dの抵抗値が設定されたことにより、各発光素子系列31A〜31Dの輝度値は目標輝度値X2に一致し、その結果、各発光素子系列31A〜31Dの輝度のばらつきは解消している。
なお、LED素子は通電から発光までの応答速度が速いため、期間T1〜T5は、人間が感知できない程度の極めて短い時間で足りる。また、以上の説明では、点灯開始タイミングで輝度制御処理を実行する例について述べたが、LED照明4の電源がオフされたタイミング(点灯終了タイミング)、又は、LED照明4が連続的に点灯している状態での定期又は不定期の所定のタイミングで、輝度制御処理を実行することもできる。
<第1の変形例>
図10は、制御部21が取得した各発光素子系列31A〜31Dの輝度値の他の例を示す図である。ここでは、いずれかの発光素子341〜343の故障等に起因して、発光素子系列31Cの輝度値がゼロとなった場合の例について示している。上記と同様に制御部21は、スイッチ42A〜42Dを順にオンすることにより、各発光素子系列31A〜31Dの輝度値を順に取得する。制御部21は、スイッチ42Cをオンした場合に取得した輝度値がゼロであることにより、発光素子系列31Cの輝度値がゼロとなっていることを検知する。
ここで、制御部21は、故障等が生じていない正常状態での発光素子系列31A〜31Dの合計目標輝度値を管理している。この合計目標輝度値は、発光素子系列31A〜31Dの合計最大輝度値(この例では最大輝度値X1の4倍)よりも小さい値となり、この例では、合計目標輝度値は目標輝度値X2の4倍に相当する。そして、制御部21は、発光素子系列31Cの輝度値がゼロとなっていることを検知した場合には、合計目標輝度値を維持できるように、輝度値の不足分に応じて可変抵抗素子41A,41B,41Cの抵抗値を低く設定することにより、発光素子系列31A,31B,31Dの輝度値を上昇させる。
図11は、LED照明4の点灯状態における各発光素子系列31A〜31Dの輝度値を示す図である。図10と同様に、故障等が生じている発光素子系列31Cの輝度値はゼロである。また、制御部21によって各可変抵抗素子41A,41B,41Dの抵抗値が低く設定されたことにより、各発光素子系列31A,31B,31Dの輝度値は、目標輝度値X2よりも高い輝度値X3となっている。この例では、輝度値X3と輝度値X2との差の3倍が、輝度値X2に相当する。このように、制御部21が発光素子系列31A〜31Dの合計目標輝度値を管理することにより、発光素子系列31Cの輝度値がゼロとなった場合であっても、他の発光素子系列31A,31B,31Dの輝度値を上昇させることによって、合計目標輝度値(この例では目標輝度値X2の4倍)を維持することができる。
また、制御部21は、発光素子系列31Cの輝度値がゼロとなった(又は極端に低下した)ことにより、発光素子系列31A〜31D間の輝度分布のばらつき(分散)が所定値以上となったことを検知した場合には、発光素子系列31Cに異常が発生している旨を示すデータを、通信部22から端末装置5に向けて送信する。当該データを受信した端末装置5は、発光素子系列31Cに異常が発生していることをユーザに報知するための文字又は図形等の所定のメッセージを、端末装置5の画面に表示する。なお、メッセージの画面表示に代えて、警告ランプの点灯や音声メッセージの出力等によって、ユーザへの報知を行ってもよい。
また、発光素子系列31A,31B,31Dの輝度値を上昇させることによっては輝度値の不足分を完全には補完できない場合(つまり、発光素子系列31A,31B,31Dの合計の輝度値が合計目標輝度値未満となる場合)は、制御部21は、その旨を示すデータを通信部22から端末装置5に向けて送信する。当該データを受信した端末装置5は、発光素子系列31Cに異常が発生していること、及び、LED照明4の輝度値が不足していることをユーザに報知するための文字又は図形等の所定のメッセージを、端末装置5の画面に表示する。なお、上記と同様に、警告ランプの点灯や音声メッセージの出力等によって、ユーザへの報知を行ってもよい。また、図1を参照して、例えばLED照明4Aの輝度値が不足している場合には、端末装置5は、同じ部屋2内に設置されているLED照明4Bの輝度値を上昇させることにより、LED照明4Aの輝度値の不足分をLED照明4Bによって補完してもよい。この場合、輝度値の不足量を示す情報が、LED照明4Aから端末装置5に送信される。また、互いに補完関係にあるLED照明4A,4Bを示す情報は、予めユーザによって設定されて、端末装置5に登録されている。
また、図1を参照して、LED照明4A〜4Cと端末装置5とは相互にデータ通信が可能である。従って、例えば、部屋3内に設置されているLED照明4Cの点灯及び消灯を、他の部屋2内に設置されている端末装置5から遠隔で制御することができる。また、IPネットワーク等の通信ネットワークを介した外部通信機能を端末装置5に実装することにより、LED照明4A〜4Cの点灯及び消灯を、住宅の外部の携帯電話やパソコン等から遠隔で制御することもできる。
<第2の変形例>
図12は、輝度制御処理の他の例を示すタイミングチャートである。制御部21は、時刻T0〜T1の期間において、スイッチ42A〜42Dをオフする。これにより、全ての発光素子321〜323,331〜333,341〜343,351〜353は発光せず、検出部23は、LED照明4の設置環境の照度を検出する。そして、その検出結果を示すデータが検出部23から制御部21に入力されることにより、制御部21は、LED照明4の設置環境の照度値を取得する。その後、期間T1〜T5において上述した処理と同様の処理が実行されることにより、制御部21は、各発光素子系列31A〜31Dの輝度値を順に取得する。
次に制御部21は、時刻T5〜T6の期間において、各発光素子系列31A〜31Dの輝度値が目標輝度値X2に一致するように、各発光素子系列31A〜31Dの輝度値と目標輝度値X2との差に基づいて、各可変抵抗素子41A〜41Dの抵抗値をそれぞれ設定する。その際、制御部21は、LED照明4の設置環境の照度値に基づき、照度値が比較的大きい場合にはLED照明4の輝度値が比較的小さくなり、照度値が比較的小さい場合にはLED照明4の輝度値が比較的大きくなるように、各可変抵抗素子41A〜41Dの抵抗値を調整する。具体的に制御部21は、外光等による設置環境の照度とLED照明4の輝度との合計によって設置環境の明るさが一定値となるように、検出した設置環境の照度値に基づいてLED照明4の輝度値を制御する。設置環境の照度値が比較的大きい場合には、当初に設定した目標輝度値X2に相当する輝度は必要ないため、目標輝度値X2よりも小さい輝度値を修正目標輝度値として設定し、その修正目標輝度値が得られるように各可変抵抗素子41A〜41Dの抵抗値をそれぞれ調整する。このように、設置環境の照度が大きい場合にはLED照明4の輝度を抑えることにより、LED照明4の消費電力が低減され、省電力化を図ることができる。また、検出部23はLED照明4の設置環境の照度を定期的又は不定期的に検出し、修正目標輝度値を一旦設定した後に設置環境の照度が変動すると、制御部21は、設置環境の照度とLED照明4の輝度との合計によって設置環境の明るさが上記の一定値となるように、修正目標輝度値をさらに修正する。例えば、設置環境の照度が小さくなってくると、制御部21は、目標輝度値X2に近付くように修正目標輝度値をさらに修正することにより、LED照明4の輝度を上げる制御を行う。
<第3の変形例>
図13は、LED照明4の機能構成の一部を示すブロック図である。図3に示した構成に対して、検知部51が追加されている。検知部51は、赤外線又は超音波等を用いた任意の人感センサであり、LED照明4の照明エリア内における人物の有無を検知する。検知部51による人物の検知結果を示すデータは、制御部21に入力される。
制御部21は、検知部51から入力されたデータに基づいて、LED照明4の点灯及び消灯を自動的に制御する。例えば、LED照明4を消灯している状態で、検知部51が人物を検知した場合には、LED照明4を点灯する。
また、制御部21は、LED照明4を点灯している状態で、検知部51が人物を検知しない期間が所定時間以上継続した場合には、LED照明4を消灯する。その際、照明を一時的に点滅させる、又は照明の光量を一時的に低下させる等の、人物に動作を促すような演出を行うことにより、当該演出に対する反応の有無によって人物の存在を判定してもよい。
<まとめ>
本実施の形態に係るLED照明4によれば、制御部21は、複数の発光素子系列31A〜31Dを順に点灯させ、各発光素子系列31A〜31Dに関する検出部23の検出結果に基づいて、各発光素子系列31A〜31Dの輝度を制御する。従って、発光素子321〜323,331〜333,341〜343,351〜353の特性のばらつきに起因して各発光素子系列31A〜31Dの輝度にばらつきが生じている場合であっても、制御部21が検出部23の検出結果に基づいて各発光素子系列31A〜31Dの輝度を制御することにより、各発光素子系列31A〜31Dの輝度のばらつきを解消することができる。その結果、特性のばらつきが大きい複数の発光素子321〜323,331〜333,341〜343,351〜353を使用する場合であっても、選別工程を省略することが可能となる。
また、本実施の形態に係るLED照明4によれば、制御部21は、各発光素子系列31A〜31Dの輝度が既定値(目標輝度値X2)となるように、各発光素子系列31A〜31Dの輝度を制御する。従って、発光素子321〜323,331〜333,341〜343,351〜353の特性のばらつきに起因して各発光素子系列31A〜31Dの輝度にばらつきが生じている場合であっても、各発光素子系列31A〜31Dの輝度を一致させることが可能となる。
また、本実施の形態に係るLED照明4によれば、既定値(目標輝度値X2)は、各発光素子系列31A〜31Dの最大輝度値X1より小さく設定される。従って、発光素子321〜323,331〜333,341〜343,351〜353の経年劣化等に起因して発光素子系列31A〜31Dの輝度が低下した場合であっても、各発光素子系列31A〜31Dの輝度値を既定値で維持することが可能となる。
また、本実施の形態に係るLED照明4によれば、制御部21は、複数の発光素子系列31A〜31Dの合計の輝度が既定値(本実施の形態の例では目標輝度値X2の4倍)となるように、各発光素子系列31A〜31Dの輝度を制御する。従って、故障等に起因して発光素子系列31Cの輝度が低下した場合であっても、他の発光素子系列31A,31B,31Dの輝度を上昇させることにより、複数の発光素子系列31A〜31Dの合計の輝度値を既定値で維持することが可能となる。
また、本実施の形態に係るLED照明4によれば、既定値(本実施の形態の例では目標輝度値X2の4倍)は、複数の発光素子系列31A〜31Dの合計の最大輝度値(本実施の形態の例では最大輝度値X1の4倍)より小さく設定される。従って、発光素子321〜323,331〜333,341〜343,351〜353の経年劣化等に起因して発光素子系列31A〜31Dの輝度が低下した場合であっても、複数の発光素子系列31A〜31Dの合計の輝度値を既定値で維持することが可能となる。
また、本実施の形態に係るLED照明4によれば、制御部21は、LED照明4の点灯開始タイミング、点灯終了タイミング、又は、連続点灯状態での所定のタイミングにおいて、各発光素子系列31A〜31Dの輝度の制御を実行する。従って、発光素子321〜323,331〜333,341〜343,351〜353の経年劣化等に起因してある発光素子系列31A〜31Dの輝度が低下した場合であっても、いずれかのタイミングにおいて輝度の制御を実行することにより、各発光素子系列31A〜31Dの輝度のばらつきを解消することができる。
また、本実施の形態に係るLED照明4によれば、制御部21は、LED照明4の設置環境の照度に基づいて、各発光素子系列31A〜31Dの輝度を制御する。従って、時間帯等に起因する設置環境の照度変化に応じて、各発光素子系列31A〜31Dの輝度を適切に制御することが可能となる。その結果、各発光素子系列31A〜31Dの輝度が過剰な値に設定されることを回避できるため、省電力化を図ることができる。しかも、発光部25からの発光の輝度の検出と、LED照明4の設置環境の照度の検出とを、同一の検出部23によって行うため、個別の検出部を設ける場合と比較すると、装置構成の簡略化及び製造コストの低減を図ることが可能となる。
また、本実施の形態に係るLED照明4によれば、検知部51は、LED照明4の照明エリア内における人物の有無を検知する。従って、照明エリア内に人物が存在していない場合にはLED照明4を消灯するよう制御部21が制御することにより、省電力化を図ることが可能となる。
また、本実施の形態に係るLED照明4によれば、通信部22は、LED照明4の外部の端末装置5(通信装置)との間でデータ通信を行う。従って例えば、室外又は宅外からの遠隔制御によって、LED照明4を点灯又は消灯することが可能となる。
また、本実施の形態に係るLED照明4によれば、制御部21は、複数の発光素子系列31A〜31D間の輝度分布のばらつきが所定値以上となった場合に、その旨を示すデータを通信部22から端末装置5に送信する。従って、故障等に起因してある発光素子系列31Cの輝度が極端に低下し、複数の発光素子系列31A〜31D間の輝度分布のばらつきが所定値以上となった場合に、その事態の発生を、端末装置5を介してユーザに報知することができる。その結果、ユーザの利便性を向上することが可能となる。
また、本実施の形態に係るLED照明4によれば、制御部21は、複数の発光素子系列31A〜31Dの合計の輝度が所定値未満となった場合に、その旨を示すデータを通信部22から端末装置5に送信する。従って、故障等に起因してある発光素子系列31Cの輝度が極端に低下し、複数の発光素子系列31A〜31Dの合計の輝度が所定値未満となった場合に、その事態の発生を、端末装置5を介してユーザに報知することができる。その結果、ユーザの利便性を向上することが可能となる。
1 照明システム
4A〜4C LED照明
5 端末装置
21 制御部
22 通信部
23 検出部
24 駆動部
25 発光部
31A〜31D 発光素子系列
321〜323,331〜333,341〜343,351〜353 発光素子

Claims (13)

  1. それぞれが少なくとも一つの発光素子を含み、並列に接続された、複数の発光素子系列を有する発光部と、
    前記複数の発光素子系列を個別に駆動可能な駆動部と、
    前記発光部からの発光の輝度を検出する検出部と、
    前記複数の発光素子系列を順に点灯させ、各前記発光素子系列に関する前記検出部の検出結果に基づいて、各前記発光素子系列の輝度を制御する制御部と、
    を備える、照明装置。
  2. 前記制御部は、各前記発光素子系列の輝度が既定値となるように、各前記発光素子系列の輝度を制御する、請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記既定値は、各前記発光素子系列の最大輝度値より小さく設定される、請求項2に記載の照明装置。
  4. 前記制御部は、前記複数の発光素子系列の合計の輝度が既定値となるように、各前記発光素子系列の輝度を制御する、請求項1に記載の照明装置。
  5. 前記既定値は、前記複数の発光素子系列の合計の最大輝度値より小さく設定される、請求項4に記載の照明装置。
  6. 前記制御部は、前記照明装置の点灯開始タイミング、点灯終了タイミング、又は、連続点灯状態での所定のタイミングにおいて、各前記発光素子系列の輝度の制御を実行する、請求項1〜5のいずれか一つに記載の照明装置。
  7. 前記検出部はさらに、前記照明装置の設置環境の照度を検出し、
    前記制御部はさらに、当該設置環境の照度に基づいて、各前記発光素子系列の輝度を制御する、請求項1〜6のいずれか一つに記載の照明装置。
  8. 前記照明装置の照明エリア内における人物の有無を検知する検知部をさらに備える、請求項1〜7のいずれか一つに記載の照明装置。
  9. 前記照明装置の外部の通信装置との間でデータ通信を行う通信部をさらに備える、請求項1〜8のいずれか一つに記載の照明装置。
  10. 前記制御部は、前記複数の発光素子系列間の輝度分布のばらつきが所定値以上となった場合に、その旨を示すデータを前記通信部から前記通信装置に送信する、請求項9に記載の照明装置。
  11. 前記制御部は、前記複数の発光素子系列の合計の輝度が所定値未満となった場合に、その旨を示すデータを前記通信部から前記通信装置に送信する、請求項9に記載の照明装置。
  12. 照明装置を制御する照明制御装置であって、
    前記照明装置は、それぞれが少なくとも一つの発光素子を含み、並列に接続された、複数の発光素子系列を有する発光部を有し、
    前記照明制御装置は、
    前記複数の発光素子系列を個別に駆動可能な駆動部と、
    前記発光部からの発光の輝度を検出する検出部と、
    前記複数の発光素子系列を順に点灯させ、各前記発光素子系列に関する前記検出部の検出結果に基づいて、各前記発光素子系列の輝度を制御する制御部と、
    を備える、照明制御装置。
  13. 照明装置と、
    前記照明装置と通信可能な通信装置と、
    を備え、
    前記照明装置は、
    それぞれが少なくとも一つの発光素子を含み、並列に接続された、複数の発光素子系列を有する発光部と、
    前記複数の発光素子系列を個別に駆動可能な駆動部と、
    前記発光部からの発光の輝度を検出する検出部と、
    前記複数の発光素子系列を順に点灯させ、各前記発光素子系列に関する前記検出部の検出結果に基づいて、各前記発光素子系列の輝度を制御する制御部と、
    前記通信装置との間でデータ通信を行う通信部と、
    を有する、照明システム。

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