JP2012043615A - コネクタ - Google Patents
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Abstract
【課題】コストアップを招くことなく、端末以外の電線の途中においても極めて容易に多数本の電線同士を導通接続させることが可能なコネクタを提供すること。
【解決手段】電線15が接続される複数のジョイント端子14を備え、ジョイント端子14同士が互いに接合されることにより、ジョイント端子14に接続された電線15の導体15aが互いに導通されるコネクタであって、ジョイント端子14は、電線15を保持する配線スペースSと、配線スペースSに押し込まれる電線15に食い込んで導体15aへ導通接触する圧接刃25と、一側部に設けられたタブ32と、他側部に設けられてタブ32が嵌合される接合孔38とを備え、ジョイント端子14の接合孔38へ他のジョイント端子のタブ32を嵌合させることにより、複数のジョイント端子14同士が側方へ並列に接合されて導通されること。
【選択図】図3
【解決手段】電線15が接続される複数のジョイント端子14を備え、ジョイント端子14同士が互いに接合されることにより、ジョイント端子14に接続された電線15の導体15aが互いに導通されるコネクタであって、ジョイント端子14は、電線15を保持する配線スペースSと、配線スペースSに押し込まれる電線15に食い込んで導体15aへ導通接触する圧接刃25と、一側部に設けられたタブ32と、他側部に設けられてタブ32が嵌合される接合孔38とを備え、ジョイント端子14の接合孔38へ他のジョイント端子のタブ32を嵌合させることにより、複数のジョイント端子14同士が側方へ並列に接合されて導通されること。
【選択図】図3
Description
本発明は、電線同士を互いに導通させるコネクタに関する。
例えば、自動車等の車両に配線されるワイヤハーネス等では、コネクタを用いて電線を分岐接続して分岐回路を形成することが行われる。
2本の電線を接続するコネクタとしては、互いに接続する電線を端末処理してコア線を露出させ、それぞれの電線を突き合わせてコア線を圧接端子に圧接接続させることにより、芯線同士を導通させるものがある(例えば、特許文献1参照)。
また、多数の電線同士を接続するコネクタとして、各電線を端末処理して導体を露出させ、これらの電線の端末に端子金具をそれぞれ圧着固定し、端子金具に突設されたタブ部を他の端子金具の弾性接触片間に挿し込んで導通接続させ、これらの導通接続させた複数の端子をハウジングのキャビティへ挿入して保持させるものがある(例えば、特許文献2参照)。
さらには、端末処理した多数の電線の端末に端子金具をそれぞれ圧着固定し、各端子金具をそれぞれハウジングに収容し、これらのハウジングを互いに連結することにより、各端子金具の突出部と受け部とを接続させるものも知られている(例えば、特許文献3参照)。
ところで、上記のコネクタは、いずれも接続する電線の端部を接続するものであるので、電線の途中で接続することができず、このため、ワイヤハーネスの配索レイアウトが電線の端部を接続するものに制限されてしまい、設計の自由度が低いという問題があった。
また、特許文献2,3のコネクタでは、いずれも各電線の端部を端末処理して端子金具を圧着固定しなければならず、その作業に多大な手間を要する。
特に、特許文献3のコネクタは、互いに連結する連結構造を備えた複数のハウジングに各電線に固定した端子金具をそれぞれ収容するので、部品のコストアップを招き、また、ハウジング同士の連結作業にも手間を要する。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、コストアップを招くことなく、端末以外の電線の途中においても極めて容易に多数本の電線同士を導通接続させることが可能なコネクタを提供することにある。
本発明に係る上記目的は、下記構成により達成される。
(1) 電線が接続される複数のジョイント端子を備え、前記ジョイント端子同士が互いに接合されることにより、前記ジョイント端子に接続された前記電線の導体が互いに導通されるコネクタであって、
前記ジョイント端子は、前記電線を保持する配線スペースと、前記配線スペースに押し込まれる前記電線に食い込んで前記導体へ導通接触する圧接刃と、一側部に設けられたタブと、他側部に設けられて前記タブが嵌合される接合孔とを備え、
前記ジョイント端子の前記接合孔へ他のジョイント端子の前記タブを嵌合させることにより、複数の前記ジョイント端子同士が側方へ並列に接合されて導通されることを特徴とするコネクタ。
(1) 電線が接続される複数のジョイント端子を備え、前記ジョイント端子同士が互いに接合されることにより、前記ジョイント端子に接続された前記電線の導体が互いに導通されるコネクタであって、
前記ジョイント端子は、前記電線を保持する配線スペースと、前記配線スペースに押し込まれる前記電線に食い込んで前記導体へ導通接触する圧接刃と、一側部に設けられたタブと、他側部に設けられて前記タブが嵌合される接合孔とを備え、
前記ジョイント端子の前記接合孔へ他のジョイント端子の前記タブを嵌合させることにより、複数の前記ジョイント端子同士が側方へ並列に接合されて導通されることを特徴とするコネクタ。
このコネクタによれば、ジョイント端子の配線スペースへ電線を押し込むことにより、電線の導体に圧接刃を導通接触させることができ、さらに、ジョイント端子の接合孔へ他のジョイント端子のタブを嵌合させることにより、ジョイント端子同士を側方へ並列に接合させて導通させることができる。これにより、複数本の電線を極めて容易に導通接続させることができる。
特に、接続時に電線の端末処理が必要なコネクタ、電線の端末に圧着固定する端子金具を備えたコネクタあるいは端子金具毎にハウジングを要するコネクタと比較して、コストアップを招くことなく接続作業性を大幅に向上させることができ、しかも、端末に限らず電線の途中を接続することができるので、電線を用いたワイヤハーネスの配索レイアウトの設計の自由度を大幅に高めることができる。
特に、接続時に電線の端末処理が必要なコネクタ、電線の端末に圧着固定する端子金具を備えたコネクタあるいは端子金具毎にハウジングを要するコネクタと比較して、コストアップを招くことなく接続作業性を大幅に向上させることができ、しかも、端末に限らず電線の途中を接続することができるので、電線を用いたワイヤハーネスの配索レイアウトの設計の自由度を大幅に高めることができる。
(2) 上記(1)のコネクタであって、前記ジョイント端子をそれぞれ収容可能な複数のキャビティが平面方向へ並列に形成されたハウジングを備え、
前記キャビティに前記ジョイント端子を収容させることにより、前記接合孔へ前記タブが嵌合されて、複数の前記ジョイント端子同士が側方へ並列に接合されて導通されることを特徴とするコネクタ。
前記キャビティに前記ジョイント端子を収容させることにより、前記接合孔へ前記タブが嵌合されて、複数の前記ジョイント端子同士が側方へ並列に接合されて導通されることを特徴とするコネクタ。
このコネクタによれば、ハウジングのキャビティにジョイント端子を収容させることにより、極めて容易に、ジョイント端子の接合孔に対して、側方に隣接するジョイント端子のタブを嵌合させて、複数のジョイント端子同士を互いに導通させることができる。
(3) 上記(2)のコネクタであって、前記ハウジングの前記キャビティには、前記ジョイント端子に形成された係止孔へ入り込んで前記ジョイント端子を係止する係止突起が形成されていることを特徴とするコネクタ。
このコネクタによれば、ハウジングのキャビティにジョイント端子を収容させることにより、ジョイント端子の係止孔へキャビティの係止突起を係止させ、ジョイント端子を互いに接合させた状態でハウジングへ確実に保持させることができる。
本発明によれば、コストアップを招くことなく、端末以外の電線の途中においても極めて容易に多数本の電線同士を導通接続させることが可能なコネクタを提供できる。
以下、本発明に係る実施の形態の例を、図面を参照して説明する。
図1は本実施形態に係るコネクタの全体の斜視図、図2は本実施形態に係るコネクタの側面図、図3はコネクタを構成するジョイント端子の斜視図、図4はコネクタを構成するジョイント端子の平面図、図5は電線の接続前のジョイント端子の一側方からの斜視図、図6は電線の接続前のジョイント端子の他側方からの斜視図、図7はジョイント端子同士の接合の仕方を説明する図であって、(a)は接合前における斜視図、(b)は接合後における斜視図、図8はコネクタを構成するハウジングの斜視図、図9はコネクタを構成するハウジングの一部の拡大斜視図である。
図1は本実施形態に係るコネクタの全体の斜視図、図2は本実施形態に係るコネクタの側面図、図3はコネクタを構成するジョイント端子の斜視図、図4はコネクタを構成するジョイント端子の平面図、図5は電線の接続前のジョイント端子の一側方からの斜視図、図6は電線の接続前のジョイント端子の他側方からの斜視図、図7はジョイント端子同士の接合の仕方を説明する図であって、(a)は接合前における斜視図、(b)は接合後における斜視図、図8はコネクタを構成するハウジングの斜視図、図9はコネクタを構成するハウジングの一部の拡大斜視図である。
図1及び図2に示すように、本実施形態のコネクタ11は、ハウジング12と、このハウジング12に形成された複数のキャビティ13にそれぞれ収容された複数のジョイント端子14とを備えている。
図3〜図6に示すように、ジョイント端子14は、銅または銅合金から形成された金属板をプレス加工したもので、その表面には、電気接続性能の向上のためのスズメッキを施すのが好ましい。
図3〜図6に示すように、ジョイント端子14は、銅または銅合金から形成された金属板をプレス加工したもので、その表面には、電気接続性能の向上のためのスズメッキを施すのが好ましい。
このジョイント端子14は、板状の端子本体21を有しており、この端子本体21には、長手方向の中央部分に、電気接続部22が設けられ、長手方向の両端に、被覆加締部23が設けられている。
電気接続部22は、端子本体21の両側部から立設された側壁24A,24Bを有している。これらの側壁24A,24Bの間は、配線スペースSとされており、この配線スペースSには、ワイヤハーネスを構成する電線15が嵌め込まれる。配線スペースSに嵌め込まれる電線15は、導体15aを被覆15bによって覆った絶縁電線である。
側壁24A,24Bには、これらの側壁24A,24Bの一部を配線スペースS側へ屈曲させることにより、配線スペースS側へ突出する一対の圧接刃25がそれぞれ形成されている。側壁24Aの圧接刃25と側壁24Bの圧接刃25は、互いに対向位置に形成されている。
これらの側壁24A,24Bには、圧接刃25を打ち抜き加工によって形成することにより設けられた孔部を有しており、この孔部が係止孔26とされている。
一方の側壁24Aには、その中央に、雄接合部31が設けられている。この雄接合部31は、端子本体21から側方へ突出し、さらに、上方へ屈曲されて立設されたタブ32を有している。このタブ32には、その上端近傍における両側部に、側方へ突出する突起部33が形成されている。また、このタブ32は、その上端における両角部が面取りされている。
また、他方の側壁24Bには、その中央に、雌接合部36が形成されている。この雌接合部36は、側壁24Bの上端から側方へ屈曲され、さらに、互いに近接する方向へ屈曲された一対の係合爪37を有している。そして、この雌接合部36は、側壁24bと係合爪37とによって囲われた接合孔38を有しており、この接合孔38に、他のジョイント端子14の雄接合部31のタブ32が嵌合可能とされている。
この雌接合部36の接合孔38の水平方向の断面積は、タブ32の断面積よりも僅かに小さくされている。これにより、この接合孔38にタブ32が嵌合されると、係合爪37が外側へ広げられる。これにより、係合爪37が弾性力によって内側へ戻るため、タブ32は、係合爪37によって強固に保持される。
ジョイント端子14の被覆加締部23は、端子本体21から立設されて配線スペースSを介して対向位置に形成された加締片23aを有している。
上記のジョイント端子14に電線15を接続するには、側壁24A,24B間の配線スペースSへ、ジョイント端子14の上方側から電線15を押し込む。
このようにすると、電線15の被覆15bに圧接刃25が食い込み、これらの圧接刃25が被覆15b内の導体15aに接触し、電線15の導体15aがジョイント端子14と導通される。
さらに、ジョイント端子14の被覆加締部23の加締片23aを加締めることにより、ジョイント端子14の両端部において、電線15が圧着固定される。これにより、電線15は、ジョイント端子14に導通した状態で確実に固定される。
なお、被覆加締部23での電線15の圧着固定を、電線15の圧接刃25による圧接と同時に行うと、圧着時のジョイント端子14の変形等の影響が圧接に影響することがある。したがって、圧接刃25による電線15への圧接後に被覆加締部23による電線15の圧着固定を行うのが好ましい。
上記のように、電線15を導通させて固定させたジョイント端子14同士を互いに接合するには、図7(a)に示すように、被接合側のジョイント端子14の雄接合部31側の上方から接合側の他のジョイント端子14を同一方向へ向けて近接させ、接合側のジョイント端子14の雌接合部36の側壁24Bと係合爪37とによって囲われた接合孔38へ被接合側のジョイント端子14のタブ32を挿し込ませる。
このとき、タブ32は、その上端の両角部が面取りされているので、このタブ32の上端の角部へ係合爪37が引っ掛かるような不具合なく、円滑にタブ32を接合孔38へ挿し込ませることができる。
このように、タブ32を接合孔38へ挿し込ませると、図7(b)に示すように、被接合側のジョイント端子14のタブ32が、接合側のジョイント端子14の接合孔38へ嵌合されてタブ32が係合爪37によって係合され、これにより、互いのジョイント端子14が導通状態に接合される。
ここで、雌接合部36の接合孔38の水平方向の断面積が、タブ32の断面積よりも僅かに小さくされているので、タブ32の嵌合によって外側へ広げられた係合爪37が弾性力によって内側へ戻ることにより、タブ32が係合爪37によって強固に保持される。
また、タブ32には、その上端近傍における両側部に、側方へ突出する突起部33が形成されているので、これらの突起部33によって係合爪37が押し広げられ、これにより、突起部33が係合爪37の内面に対して、大きな接圧で極めて強固に接触される。
上記のジョイント端子14が収容される複数のキャビティ13を有するハウジング12は、合成樹脂から一体成形されたもので、図8及び図9に示すように、底板部41と、この底板部41の両側部において、上方へ立設された外壁部42A,42Bと、外壁部42A,42Bの間に立設された複数の隔壁部43とを有している。そして、外壁部42A,42Bと隔壁部43との間、及び隔壁部43同士の間の空間がキャビティ13とされている。
一方の外壁部42Aには、キャビティ13側にジョイント端子14の雌接合部36の係合爪37が収容可能な一対の爪収容溝45が形成されており、他方の外壁部42Bには、キャビティ13側にジョイント端子14の雄接合部31のタブ32が収容可能なタブ収容溝44が形成されている。また、各隔壁部43には、長手方向の中央位置に、窓部46が形成されている。また、キャビティ13を形成する両側面47には、それぞれ係止突起48が一対ずつ形成されている。
そして、上記のハウジング12には、外壁部42A側のキャビティ13から順に、ジョイント端子14が嵌め込まれて収容される。
具体的には、図10(a)に示すように、まず、電線15が固定されたジョイント端子14を、ワイヤハーネスの配線用の治具板等に支持させたハウジング12の外壁部42A側のキャビティ13に押し込む。
このようにすると、ジョイント端子14が、キャビティ13内に収容され、雄接合部31のタブ32が隔壁部43に形成された窓部46に配置され、雌接合部36の係合爪37が外壁部42Aに形成された爪収容溝45へ配置される。
また、図11及び図12に示すように、キャビティ13の両側面47に形成された係止突起48が、ジョイント端子14の係止孔26にそれぞれ入り込む。これにより、ジョイント端子14は、ハウジング12のキャビティ13内に係止されて確実に保持されて収容される。
上記のように、外壁部42A側のキャビティ13にジョイント端子14を収容させたら、図10(b)に示すように、ジョイント端子14を収容させたキャビティ13に隣接するキャビティ13へ、電線15が固定されたジョイント端子14を押し込む。
このようにすると、このジョイント端子14も、キャビティ13内に収容され、雄接合部31のタブ32が隔壁部43に形成された窓部46に配置される。また、ジョイント端子14の雌接合部36の側壁24Bと係合爪37とによって囲われた接合孔38へ既に収容されているジョイント端子14のタブ32が挿し込まれ、図13に示すように、互いに隣接するジョイント端子14同士が導通状態に接合される。
そして、このジョイント端子14においても、キャビティ13の両側面47に形成された係止突起48が、ジョイント端子14の係止孔26にそれぞれ入り込み、ハウジング12のキャビティ13内に係止されて確実に保持されて収容される。
上記のようにして、ハウジング12の全てのキャビティ13に、外壁部42A側から順にジョイント端子14を嵌め込むことにより、複数のジョイント端子14がハウジング12に収容されて保持され、互いに確実に導通した状態で接合される。
なお、上記の手順では、前工程で電線15を接続したジョイント端子14をハウジング12のキャビティ13へ順に収容させたが、ハウジング12のキャビティ13へジョイント端子14を収容する毎にジョイント端子14へ電線15を接続しても良い。
以上、説明したように、上記実施形態に係るコネクタによれば、ジョイント端子14の配線スペースSへ電線15を押し込むことにより、電線15の導体15aに圧接刃25を導通接触させることができ、さらに、ジョイント端子14の雌接合部36の接合孔38へ他のジョイント端子14のタブ32を嵌合させることにより、ジョイント端子14同士を側方へ並列に接合させて導通させることができる。これにより、複数本の電線15を極めて容易に導通接続させることができる。
特に、接続時に電線15の端末処理が必要なコネクタ、電線15の端末に圧着固定する端子金具を備えたコネクタあるいは端子金具毎にハウジングを要するコネクタと比較して、コストアップを招くことなく接続作業性を大幅に向上させることができ、しかも、端末に限らず電線15の途中を接続することができるので、電線15を用いたワイヤハーネスの配索レイアウトの設計の自由度を大幅に高めることができる。
また、ハウジング12のキャビティ13にジョイント端子14を収容させることにより、極めて容易に、ジョイント端子14の雌接合部36の接合孔38に対して、側方に隣接するジョイント端子14のタブ32を嵌合させて、複数のジョイント端子14同士を互いに導通させることができる。
これにより、ワイヤハーネスを作製する際に、ハウジング12を治具等に支持し、このハウジング12のキャビティ13に対して、前工程で電線15を接続したジョイント端子14を順に嵌め込んで収容させることにより、極めて容易に配線作業を行うことができ、配線コストを下げることができる。
しかも、ハウジング12のキャビティ13にジョイント端子14を収容させることにより、ジョイント端子14の係止孔26へキャビティ13の係止突起48を係止させることができる。これにより、端子に形成したランスをハウジングへ係止させる係止構造と比較して、ジョイント端子14を互いに接合させた状態で強固な係止力によりハウジング12へ確実に保持させることができる。
尚、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
11 コネクタ
12 ハウジング
13 キャビティ
14 ジョイント端子
15 電線
15a 導体
25 圧接刃
26 係止孔
32 タブ
38 接合孔
48 係止突起
S 配線スペース
12 ハウジング
13 キャビティ
14 ジョイント端子
15 電線
15a 導体
25 圧接刃
26 係止孔
32 タブ
38 接合孔
48 係止突起
S 配線スペース
Claims (3)
- 電線が接続される複数のジョイント端子を備え、前記ジョイント端子同士が互いに接合されることにより、前記ジョイント端子に接続された前記電線の導体が互いに導通されるコネクタであって、
前記ジョイント端子は、前記電線を保持する配線スペースと、前記配線スペースに押し込まれる前記電線に食い込んで前記導体へ導通接触する圧接刃と、一側部に設けられたタブと、他側部に設けられて前記タブが嵌合される接合孔とを備え、
前記ジョイント端子の前記接合孔へ他のジョイント端子の前記タブを嵌合させることにより、複数の前記ジョイント端子同士が側方へ並列に接合されて導通されることを特徴とするコネクタ。 - 前記ジョイント端子をそれぞれ収容可能な複数のキャビティが平面方向へ並列に形成されたハウジングを備え、
前記キャビティに前記ジョイント端子を収容させることにより、前記接合孔へ前記タブが嵌合されて、複数の前記ジョイント端子同士が側方へ並列に接合されて導通されることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。 - 前記ハウジングの前記キャビティには、前記ジョイント端子に形成された係止孔へ入り込んで前記ジョイント端子を係止する係止突起が形成されていることを特徴とする請求項2に記載のコネクタ。
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