JP2012043177A - 自動販売機の商品収納ラック - Google Patents
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Abstract
【課題】商品コラムを構成するコンベア機構やゲート機構の取付け位置を移動せずに、商品通路仕切板の向きを変えるだけの簡単な作業で商品コラムの商品通路幅を販売商品に合わせて調整できるように商品収納ラックの組立構造を改良する。
【解決手段】コンベア機構ユニット7と、該コンベア機構に沿ってその側方に布設した商品通路の仕切部材8と、該仕切部材の前端側に配置したゲート機構の組立ユニット9を基幹部品としてなる複数組の商品コラムを左右に配列して庫内のラック棚板6に装着し、販売時に選択した商品コラムのコンベア機構7,およびゲート機構9を駆動して当該コラムの最前列から商品を前方に払い出すようにした自動販売機の商品収納ラックにおいて、前記仕切部材をその断面形状が矩形になる水平フレーム体で構成し、その布設姿勢を断面縦向き,横向きに切替えてコラムの商品通路幅を調整するようにする。
【選択図】図1
【解決手段】コンベア機構ユニット7と、該コンベア機構に沿ってその側方に布設した商品通路の仕切部材8と、該仕切部材の前端側に配置したゲート機構の組立ユニット9を基幹部品としてなる複数組の商品コラムを左右に配列して庫内のラック棚板6に装着し、販売時に選択した商品コラムのコンベア機構7,およびゲート機構9を駆動して当該コラムの最前列から商品を前方に払い出すようにした自動販売機の商品収納ラックにおいて、前記仕切部材をその断面形状が矩形になる水平フレーム体で構成し、その布設姿勢を断面縦向き,横向きに切替えてコラムの商品通路幅を調整するようにする。
【選択図】図1
Description
本発明は、シースルー型自動販売機と称して前方から庫内が透視できる自動販売機に搭載して、缶,ビン,紙パック入り飲料,カップ入りデザートなどの多様な異形容器商品を販売する商品収納ラックの組立構造に関する。
頭記のシースルー型自動販売機の全体構造、および商品収納ラックを含む機内構造は、例えば特許文献1,非特許文献1に開示されており、次にその自動販売機の全体,商品収納ラックの概要を図9,図10に示す。
まず、図9において、1は自動販売機の本体キャビネット、2は透視ガラスを嵌め込んだ外扉、3は商品取出口、4は上下段に並べて庫内に配備したコンベア搬送方式の商品収納ラック、5は販売時に選択した商品収納ラック4のコラムにアクセスし、そのコラムから前方に払出した商品をキャッチして商品取出口3まで搬送するX−Y搬送方式のバケット機構である。
また、図10の商品収納ラックにおいて、6はトレー状のラック棚板、7はベルト搬送式のコンベアユニット、7aはプッシャー、7bは前記バケット機構5に装備の駆動モータからコンベアユニット7に動力を伝達するためのラック歯車、8はコンベアユニット7の長手方向に沿って隣接するコンベアユニットとの間に立設した商品通路の仕切板(枠体構造になる仕切部材)、9は仕切板8の前部側に連ねて構成したゲート機構組立ユニット、9aはゲート板であり、販売商品は前後一列に並べてコンベアユニット7の上に搭載,収納される。なお、ラック棚板6については、トレー状になる棚板の底面,背面に前記コンベアユニット,仕切板を係止固定するスリット状の係合溝が左右に多数形成されており、当初の設定では販売商品の種類,外形サイズ(横幅,径)に対応する配列ピッチに合わせてコンベアユニット7,仕切板8,ゲート機構ユニット9をラック棚板8に係止固定し、この組立状態で隣接するコラムの仕切板8との間に画成した商品通路を販売商品の容器サイズに対応する通路幅規制するようにしている(例えば、特許文献2参照)。
なお、シースルー型自動販売機の販売動作,商品収納ラック4の商品払出し動作についは特許文献1に詳しく述べられており、ここではその説明は省略する。
冨永 博、他2名、"シースルー自動販売機"[online]、富士時報、Vol.72 No.8 1999、[平成22年7月30日検索]、インターネット<http://www.fujielectric.co.jp/company/jihou_archives/pdf/72-08/FEJ-72-08-437-1999.pdf>
ところで、最近では新商品の種類が増え、その商品容器の形状,サイズも益々多様化する傾向にある。かかる点、自動販売機のロケーション先で販売商品の一部をサイズの異なる商品に変更する場合に、先記した従来構造の商品収納ラック4(図10参照)では、該当する仕切板8の取付け位置を左右に移動して隣接コラムの仕切板8との間に規制される商品通路幅を販売商品に合わせて調整する作業が必要となる。
しかしながら、同じ段のラック棚板6に配備した左右列の各商品コラムについて、一部コラムの仕切板8の取付け位置を初期の基準設定位置から左右にずらすと、この影響が隣接するコラムの商品通路にも波及して隣接コラムの商品通路幅も変化してしまう。そのために、ラック棚板に設けた商品収納ラックについて、指定したコラムの商品通路幅を変更する場合には、指定コラム以外のコラムについても、指定コラムの通路幅調整に追随してコンベアユニット7,仕切板8の取付け位置を順に移し替えて各コラムの商品通路幅を設定し直す手間の掛かる作業が強いられる。
そこで、ユーザーからの要望もあって、前記の商品収納ラックには商品コラムの商品通路幅を簡単に調整できる対策が求められている。
本発明は上記の点に鑑みなされたものであり、その目的は前記課題を解決し、コンベア機構やゲート機構の取付け位置を移動させずに仕切板の取付け姿勢の向きを変えるだけの簡単な作業で商品コラムの商品通路幅を販売商品に合わせて調整できるように改良した自動販売機の商品収納ラックを提供することにある。
本発明は上記の点に鑑みなされたものであり、その目的は前記課題を解決し、コンベア機構やゲート機構の取付け位置を移動させずに仕切板の取付け姿勢の向きを変えるだけの簡単な作業で商品コラムの商品通路幅を販売商品に合わせて調整できるように改良した自動販売機の商品収納ラックを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明によれば、複数の商品を前後一列に搭載して前方へ搬送するコンベア機構と、該コンベア機構に沿ってその側方に布設した商品通路の仕切部材と、該仕切部材の前端側に配置してコンベア機構に搭載した最前列の商品を拘束,釈放制御するにゲート機構の組立ユニットとからなる複数組の商品コラムを左右に配列して庫内に配したトレー状のラック棚板に装着し、販売時に選択した商品コラムのコンベア機構,およびゲート機構を駆動して当該コラムの最前列から商品を前方に払い出すようにした自動販売機の商品収納ラックにおいて、
前記仕切部材をその断面形状が矩形になる水平フレーム体で構成し、その布設姿勢を断面縦向き,横向きに切替えてコラムの商品通路幅を調整するものとし(請求項1)、具体的には次記のような態様で構成することができる。
(1)前記仕切部材にはそのフレーム体の前後端面に係合突起を設け、該係合突起をゲート機構組立ユニットの背面,およびにラック棚板の背面に形成した係合溝に嵌着して断面縦向き,ないし横向きの布設姿勢に保持するようにする(請求項2)。
(2)商品コラムの付属部品として、前記ゲート機構組立ユニットの側面に装着して商品通路の前部通路幅を規制する着脱式のアタッチメントを備える(請求項3)。
(3)前記仕切部材について、その水平フレーム体の内部に、断面横向き姿勢の布設状態でその前端からゲート機構組立ユニットの側方通路に向けて出し入れ可能な棒状の通路幅規制片を設ける(請求項4)。
前記仕切部材をその断面形状が矩形になる水平フレーム体で構成し、その布設姿勢を断面縦向き,横向きに切替えてコラムの商品通路幅を調整するものとし(請求項1)、具体的には次記のような態様で構成することができる。
(1)前記仕切部材にはそのフレーム体の前後端面に係合突起を設け、該係合突起をゲート機構組立ユニットの背面,およびにラック棚板の背面に形成した係合溝に嵌着して断面縦向き,ないし横向きの布設姿勢に保持するようにする(請求項2)。
(2)商品コラムの付属部品として、前記ゲート機構組立ユニットの側面に装着して商品通路の前部通路幅を規制する着脱式のアタッチメントを備える(請求項3)。
(3)前記仕切部材について、その水平フレーム体の内部に、断面横向き姿勢の布設状態でその前端からゲート機構組立ユニットの側方通路に向けて出し入れ可能な棒状の通路幅規制片を設ける(請求項4)。
上記の構成によれば、ラック棚板に複数組の商品コラムを左右に配列した商品収納ラックについて、各コラムの仕切部材を縦向きにセットした基準の通路幅設定状態から、一部のコラムに収納する販売商品を小サイズの商品に変更する場合に、コンベア機構ユニット,ゲート機構組立ユニットの基幹部品はその取付け位置を変えずに、ラック側板の背面とゲート機構組立ユニットの背面との間に跨がって掛け渡した断面矩形状の水平フレーム体になる仕切部材の向きを縦向きから横向きに差し替えるだけの簡単な作業で、隣接するコラムの仕切部材との間で規制する商品通路幅を販売商品のサイズ変更に合わせて調整することができる。これにより、従来の商品収納ラック構造と比べて商品通路幅調整の作業性が格段に改善される。
また、この場合に仕切部材の前端より前方の商品通路域に対しては、ゲート機構組立ユニットの側面にあらかじめ付属部品として用意しておいた通路幅調整用のアタッチメントを追加装着することで、仕切部材の前端とゲート機構組立ユニットの側面との間の段差を補償してコラム全長域での商品通路幅を略均一に調整することが可能である。
ところで、前記アタッチメントは、不使用時にはゲート機構組立ユニットから取り外して別個の場所に保管しておく必要があってその管理が厄介である。かかる点、本発明の請求項4のように、仕切部材を構成する水平フレーム体の内部に、断面横向き姿勢の布設位置でフレーム体の前端からゲート機構組立ユニットの側方通路に向けて出し入れ可能な棒状の通路幅規制片を組み込んでおくことにより、前記アタッチメント方式のように不使用時に取り外したアタッチメントを別な保管場所に保管する手間を省いて、この通路幅規制片を仕切部材のフレーム体内部に押し込んで格納することができる。
以下、この発明の実施の形態を図1〜図5に示す実施例1、および図6〜図8に示す実施例2に基づいて説明する。なお、各実施例の図中で図10に対応する部材には同じ符号を付してその説明は省略する。
この実施例1の商品収納ラック4は、基本的には図10に示した従来構造と同様であり、図2に示すトレー状のラック棚板6には、ベルト搬送式のコンベア機構ユニット7,商品通路の仕切部材8,およびゲート機構組立ユニット9を基幹部品としてなる商品コラムの複数組を左右に配列して棚板1段分の商品収納ラック4を構成している。
すなわち、ラック棚板6の底面,背面には、図示のように各コラムのコンベア機構ユニット7,仕切部材8,ゲート機構組立ユニット9形成した係合爪(係合突起)7d,8b,8c,9b,9cを係止保持するようにスリット状の係合溝6a〜6dが左右に形成されている。また、棚板の前縁部には各コラムの基幹部品をその取付け位置に押え込み保持するストッパ片6eを備えている。
ここで、図示実施例の商品通路仕切部材8(モールド樹脂成形品)は、図3で示すように断面矩形状の水平なフレーム構造体で作られており、その前端側の端面には角形(正方形)の係合突起8aが矩形の下辺側に寄せて形成され、後端側の端面には一対の係合突起8b,8cが上下に形成されている。なお、図示例の仕切部材8は、その横幅dと高さhの比率は略1:2に設定されている。そして、この仕切部材8は、フレームの矩形断面を後記のように縦向き,横向き姿勢のいずれかを選択してコラムの商品通路幅を調整する。
一方、ゲート機構組立ユニット9は前記仕切部材8と切り離した独立部品で、そのユニットケースの内部にはゲート板9aを開閉位置に移動する駆動機構が組み込まれており、その詳細構造は先記した特許文献1に詳しく述べられている。そして、このユニットケースの後端面には、前記仕切部材8の前端面に形成した係合突起8aが嵌まり込む角穴,および仕切部材8の前端部を担持する支持アーム9dが形成されている。
次に、上記構成になる商品収納ラック4について、商品コラムの通路幅調整方法を図1(a),(b)、および図4(a),(b)により説明する。まず、当初の基準設定では、図1(a)で示すように各コラムのコンベヤ機構7に沿ってその側方に布設した商品通路の仕切部材8は、矩形断面を縦向き姿勢にしてゲート機構組立ユニット9とラック棚板6の背面との間に跨がって水平に架設される。なお、この架設状態では仕切部材8の前端の係合突起8aはゲート機構組立ユニット9のケース背面に穿孔した係合穴に嵌め込み、後端の係合突起8b,8cはラック棚板6の係合溝6a(基準溝)に差し込んで係止保持される。
この設定では、図4(a)で示すように、左右に並ぶ隣接コラムの仕切部材8の相互間に画成される商品通路A,Bの通路幅は基準幅D1である。
次に、前記設定での使用状態から、商品コラムの一部について販売商品を小サイズの商品に変更する場合の通路幅調整方法について述べる。従来構造の商品収納ラックでは、商品通路幅を変更する場合には仕切部材の取付け位置移動に併せて、コンベヤ機構,ゲート機構も一緒に移動する必要があったが、図示実施例のラック構造では、図1(b)のように仕切部材8の矩形断面の向きを、縦向きから横向きに変更するだけの簡単な操作で商品通路幅を狭く設定することができる。
次に、前記設定での使用状態から、商品コラムの一部について販売商品を小サイズの商品に変更する場合の通路幅調整方法について述べる。従来構造の商品収納ラックでは、商品通路幅を変更する場合には仕切部材の取付け位置移動に併せて、コンベヤ機構,ゲート機構も一緒に移動する必要があったが、図示実施例のラック構造では、図1(b)のように仕切部材8の矩形断面の向きを、縦向きから横向きに変更するだけの簡単な操作で商品通路幅を狭く設定することができる。
すなわち、販売商品を小サイズ商品に変更するコラムのコンベヤ機構ユニット7に対して、その左側列に並ぶ仕切部材8をラック棚板6から一旦取外した上で、図1(b)で示すように横向き姿勢に向きを変えて差し替える。この差し替え操作では、仕切部材の先端側の係合突起8aは図1(a)と同様にゲート機構組立ユニット9の背面に形成した係合穴に嵌入し、後端側の係合突起8b,8cをそれぞれラック棚板6の背面に形成した係合溝6a(基準溝)とその左側に並ぶ係合溝6bに差し込んで係止保持する。
この設定変更により、図4(b)で示すように横向き姿勢にセットした中央の仕切部材8を挟んでその左右に布設した仕切部材8との間に画成された商品通路A,Bのうち、左側の商品通路Bは変更前と同じ基準幅D1であるのに対して、右側の商品通路Aは仕切部材8の縦横寸法差に相当する分だけ狭くなって通路幅がD2(D2<D1)に縮小する。
なお、この設定状態から通路幅を初期の基準設定の状態に戻すには、横向き姿勢の仕切部材8を図1(a)の縦向き姿勢に変更すればよい。
上記の通路幅調整手順から判るように、断面矩形状の水平フレーム体構造になる仕切部材8の布設姿勢を縦向き/横向きに切り替えることで、隣接するコラムの通路幅に影響を及ぼすことなく指定コラムの通路幅を販売商品の変更に合わせて調整することができ、従来構造と比べて通路幅調整に要する作業を大幅に簡便化できる。
上記の通路幅調整手順から判るように、断面矩形状の水平フレーム体構造になる仕切部材8の布設姿勢を縦向き/横向きに切り替えることで、隣接するコラムの通路幅に影響を及ぼすことなく指定コラムの通路幅を販売商品の変更に合わせて調整することができ、従来構造と比べて通路幅調整に要する作業を大幅に簡便化できる。
なお、上記実施例では、仕切部材8の布設姿勢に関係なく、該仕切部材8よりも前方の通路幅は不変のままであり、特に仕切部材8を横向きに設定した状態ではその前方通路域との間に段差が生じる。そのために、商品の容器が転倒し易い形状あると、販売進行に伴い仕切部材8にガイドされながら商品通路の前方位置に押し出された商品が通路幅の拡大段差の影響により姿勢が傾いてゲート機構組立ユニット9の側面に倒れ掛かるようになり、状況によってはゲート板9aが開いても商品が引っ掛かったまま前方に払いだされない販売トラブルを引き起こすおそれがある。
そこで、このような搬送トラブルの防止対策として、この実施例では図5で示すように前記した通路幅の拡大段差分を補償するような厚さのアタッチメント10(板金加工品)を付属部品として用意し、仕切部材8を横向きにセットして商品通路幅を狭めた設定状態(図4(b)参照)では、アタッチメント10の上縁に形成した係合爪をゲート機構組立ユニット9の側壁面に開口した係合角穴に差し込んでこの位置に保持するようにしている。これにより、図4(b)における商品通路Aでは、商品通路幅の拡大段差分をアタッチメント10が補償して仕切部材8より前方域の通路幅D3と後方の通路幅D2と略同じ幅に規制されるので、コラムの前列に並ぶ商品を搬送トラブル無しに円滑に払い出すことができる。
次に、先記実施例1における仕切部材8をさらに改良した本発明の請求項4に係る実施例を図6〜図8で説明する。
図5に示したアタッチメント10は、不使用時(商品通路幅を基準幅に広げた状態)にゲート機構組立ユニット9から外す必要があることから、その保管場所の確保,保管管理が課題となる。そこで、この実施例2では、独立した付属部品のアタッチメント10に代えて、該アタッチメントと同等な機能を持たせた棒状の通路幅規制片を仕切部材8に出し入れ可能に格納したものであり、その詳細構造を図6,図7に示す。
図5に示したアタッチメント10は、不使用時(商品通路幅を基準幅に広げた状態)にゲート機構組立ユニット9から外す必要があることから、その保管場所の確保,保管管理が課題となる。そこで、この実施例2では、独立した付属部品のアタッチメント10に代えて、該アタッチメントと同等な機能を持たせた棒状の通路幅規制片を仕切部材8に出し入れ可能に格納したものであり、その詳細構造を図6,図7に示す。
すなわち、図6(a)〜(d)の仕切部材8は、図3に示した先記実施例1の仕切部材8のフレーム構造体をベースとして、その前端側には図6(d)に示した丸棒状の通路幅規制片8dを前方に向けて出入自在に組み込んだ構成になる。なお、この通路幅規制片8dには操作用ツマミ8d−1を設けた上で、仕切部材8のフレーム外壁面にはツマミ8d−1を引出位置,格納位置にセットする迷路状のガイド溝8eが形成されている。
上記の構造で、通路幅規制片9dを格納するには、図7(a)のようにツマミ8d−1を図示矢印の方向に操作して仕切部材8のフレーム体内部に引き込む。一方、通路幅規制片8dを引き出すには、ツマミ8d−1を図7(b)のように操作して引出し位置にセットする。
そして、コラムに収納する販売商品を小サイズ商品に変更する際に、図4(b)で述べたと同様な手順で仕切部材8を横向き姿勢にセットした上で、この仕切部材8から棒状の通路幅規制片9を前方に引き出すと、図8で示すように通路幅規制片9はコラムの前端部に配したゲート機構組立ユニット9の側面に沿って延在し、隣接コラムのゲート機構組立ユニット9との間の商品通路幅を狭める。
これにより、棒状の通路幅規制片9が図5で述べたアタッチメント10と同様な機能を発揮して小サイズの商品を搬送トラブル無しに前方に払い出すことができる。しかも、この通路幅規制片8dを使用しない設定では、図7(a)のように通路幅規制片8dを仕切部材8のフレーム内部に押し込んで格納することが可能であり、これにより図5のアタッチメント10による保管場所,保管管理の課題を解決できる。
4 商品収納ラック
6 ラック棚板
7 コンベヤ機構ユニット
8 商品通路の仕切部材
8a,8b,8c 係合突起
8d 棒状の通路幅規制片
8d−1 操作ツマミ
9 ゲート機構組立ユニット
9a ゲート板
10 通路幅規制用のアタッチメント
6 ラック棚板
7 コンベヤ機構ユニット
8 商品通路の仕切部材
8a,8b,8c 係合突起
8d 棒状の通路幅規制片
8d−1 操作ツマミ
9 ゲート機構組立ユニット
9a ゲート板
10 通路幅規制用のアタッチメント
Claims (4)
- 複数の商品を前後一列に搭載して前方へ搬送するコンベア機構と、該コンベア機構に沿ってその側方に布設した商品通路の仕切部材と、該仕切部材の前端側に配置してコンベア機構に搭載した最前列の商品を拘束,釈放制御するにゲート機構の組立ユニットとからなる複数組の商品コラムを左右に配列して庫内に配したトレー状のラック棚板に装着し、販売時に選択した商品コラムのコンベア機構,およびゲート機構を駆動して当該コラムの最前列から商品を前方に払い出すようにした自動販売機の商品収納ラックにおいて、
前記仕切部材をその断面形状が矩形になる水平フレーム体で構成し、その布設姿勢を断面縦向き,横向きに切替えてコラムの商品通路幅を調整するようにしたことを特徴とする自動販売機の商品収納ラック。 - 請求項1に記載の商品収納ラックにおいて、商品通路の仕切部材には、そのフレーム体の前後端面に係合突起を設け、該係合突起をゲート機構組立ユニットの背面,およびにラック棚板の背面に形成した係合溝に嵌着して断面縦向き,ないし横向きの布設姿勢に保持するようにしたことを特徴とする自動販売機の商品収納ラック。
- 請求項1または2に記載の商品収納ラックにおいて、商品コラムの付属部品として、ゲート機構組立ユニットの側面に装着して商品通路の前部通路幅を規制する着脱式のアタッチメントを備えたことを特徴とする自動販売機の商品収納ラック。
- 請求項1または2に記載の商品収納ラックにおいて、商品通路仕切部材のフレーム体内部に、断面横向き姿勢の布設状態でその前端からゲート機構組立ユニットの側方通路に向けて出し入れ可能な棒状の通路幅規制片を設けたことを特徴とする自動販売機の商品収納ラック。
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CN109934991A (zh) * | 2017-12-18 | 2019-06-25 | 鸿富锦精密工业(武汉)有限公司 | 自动售货机货物托盘 |
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