JP2012040920A - 乗物用シート - Google Patents

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Takashi Okada
貴志 岡田
Yuichi Matsui
雄一 松井
Yukinori Sugiura
由希規 杉浦
Tomoya Murakami
智哉 村上
Yuichi Suzuki
優一 鈴木
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Toyota Boshoku Corp
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Abstract

【課題】リクライニング装置の側面を簡易な構造で覆い得る乗物用シートを提供する。
【解決手段】乗物用シート1であって、シートクッション2に対してシートバック3を角度調整可能に連結するリクライニング装置4と、リクライニング装置4から側方に延出しかつ軸回転されることでリクライニング装置4を操作してシートバック3をシートクッション2に対して回転許容し得るピン5と、ピン5に取付けられる操作レバー6を有する。操作レバー6は、リクライニング装置4の側面全部を覆う本体部6aと、本体部6aから延出して把持され得る把持部6bを一体に有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両等の乗物に装着される乗物用シートに関する。
従来の乗物用シートは、シートクッションに対してシートバックを角度調整可能に連結するリクライニング装置と、リクライニング装置から延出する操作レバーを有する。リクライニング装置の側面は、シートクッションの側面を覆うシールドによって覆われる。操作レバーは、シールドを貫通して、先端部に把持部材が取付けられる。
特開2009−195444号公報
しかしリクライニング装置の側面を簡易な構造で覆い得る乗物用シートが従来必要とされている。
前記課題を解決するために本発明は、各請求項に記載の通りの構成を備える乗物用シートであることを特徴とする。一つの特徴によると本発明の乗物用シートは、シートクッションに対してシートバックを角度調整可能に連結するリクライニング装置と、リクライニング装置から側方に延出しかつ軸回転されることでリクライニング装置を操作してシートバックをシートクッションに対して回転許容し得るピンと、ピンに取付けられる操作レバーを有する。操作レバーは、リクライニング装置の側面全部を覆う本体部と、本体部から延出して把持され得る把持部を一体に有する。
したがってリクライニング装置は、操作レバーによって側面全部が覆われる。そのため従来のようにシートクッションの側面を覆うシールドによってリクライニング装置の側面が覆われる構造に比べて、小さな操作レバーによってリクライニング装置の側面が覆われ得る。操作レバーは、リクライニング装置の側面を覆う本体部から延出する把持部を一体に有する。したがって従来のようにシールドから操作レバーを貫通させる構造等が不要であり、簡易な構成によってリクライニング装置の側面が覆われ得る。
乗物用シートの側面図である。 図1の一部拡大図である。 図2のIII―III線断面矢視図である。 リクライニング装置の分解斜視図である。
本発明の一つの実施の形態を図1〜4にしたがって説明する。乗物用シート1は、図1に示すようにシートクッション2とシートバック3を有する。シートクッション2とシートバック3は、フレーム2a,3aと、フレーム2a,3aに装着されるパッド2b,3bと、パッド2b,3bを覆う表皮2c,3cを有する。
シートクッション2は、図1に示すように自動車等の車両の床面10に装着される。シートバック3は、シートクッション2の後部に回転可能に連結される。シートバック3とシートクッション2の間には、リクライニング装置4が設けられる。リクライニング装置4は、シートバック3をシートクッション2に対して解除可能にロックし、これによりシートバック3をシートクッション2に対して角度調整可能に連結する。
リクライニング装置4は、図3,4に示すように円盤状の第一部材4aと、円盤状の第二部材4bと、第一部材4aと第二部材4bの間に設けられるロック機構4cを有する。第一部材4aは、第一側面にブラケット2dが取付けられ、ブラケット2dがシートクッション2のフレーム2aに取付けられる。第二部材4bは、第一部材4aの第二側面に回転可能に重ねられる。第二部材4bの第一側面にシートバック3のフレーム3aが取付けられる。
ロック機構4cは、図3,4に示すようにカム4dとスライド部材4eとポール4fを有する。カム4dは、第一部材4aの中心に回転可能に取付けられる。カム4dは、付勢部材4hによって付勢されて軸方向に回転し、スライド部材4eを押す。スライド部材4eは、第一部材4aに案内されつつスライドし、ポール4fを径方向外方に押す。
ポール4fは、図4に示すように第一部材4aに案内されつつスライドして、径方向外方に移動する。これによりポール4fの外歯4f1が第二部材4bの内歯4b1に係合する。かくしてロック機構4cは、第一部材4aと第二部材4bを回転不能にロックする。
カム4dには、図3に示すピン5が回転不能に取付けられる。ピン5を軸回転させると、カム4dが図4に示すように付勢部材4hの付勢力に抗して軸回転する。カム4dがスライド部材4eを押して、スライド部材4eが第一部材4aに案内されつつスライドする。スライド部材4eの爪部4e1がポール4fの爪部4f2を径方向中心側に引っ張る。ポール4fが第一部材4aに案内されつつスライドし、ポール4fの外歯4f1が内歯4b1から離れる。これにより第一部材4aと第二部材4bが相互に回転可能になる。
ピン5は、図3に示すように棒状であって、リクライニング装置4の中心からシート幅方向の外方へ延出する。ピン5の外周には、リクライニング装置4に並設される付勢部材7が装着される。ピン5の先端部には、操作レバー6が取付けられる。
付勢部材7は、図3に示すようにシートバック3をシートクッション2に対して前方へ付勢し得るばねであって、リクライニング装置4と操作レバー6の間に設けられる。付勢部材7は、渦巻形状であって、ピン5の外周に設置される。付勢部材7の第一端部は、シートバック3のフレーム3aから延出するブラケット3dに係止される。付勢部材7の第二端部は、シートクッション2のフレーム2aから延出する図示省略のブラケットに係止される。
操作レバー6は、図2,3に示すように樹脂、金属(鉄、アルミニウムなど)から形成される。操作レバー6は、本体部6aと把持部6bを一体に有する。本体部6aは、略板状であって、リクライニング装置4の側面よりも大きい。本体部6aは、略円形であって、リクライニング装置4の直径よりも大きい直径を有する。したがって本体部6aは、リクライニング装置4の側面全体を常に覆い得る。本体部6aの裏側面の中心には、ピン5の先端部が勘合される筒状の勘合部6dが形成される。
把持部6bは、図2に示すように本体部6aの外周縁の一部分から径方向外方に延出する。把持部6bは、シート1に着座する使用者に向けて、本体部6aから前方へ延出する。把持部6bは、把持本体部6b1と把持凹部6b2を有する。把持本体部6b1は、把持部6bの上側領域を形成し、把持凹部6b2は、把持部6bの下側領域を形成する。把持本体部6b1は、本体部6aと略同一平面上に位置し、把持凹部6b2は、把持本体部6b1よりもシート幅方向の内側に位置する。把持本体部6b1と把持凹部6b2の間には、使用者の手によって上方への力を受け得る段差部6b3が形成される。
本体部6aの外周縁には、図2,3に示すようにシート幅方向の内側へ延出する覆い部6cが形成される。覆い部6cは、把持部6bが形成されていない本体部6aの残りの外周縁全部に形成される。覆い部6cは、付勢部材7を超えてシート幅方向の内側へ延出し、付勢部材7の外周部を覆う。
把持部6bの外周縁には、図2に示すように縁部6b4が形成される。縁部6b4は、把持部6bの外周縁からシート幅方向の内側へ延出する。縁部6b4は、覆い部6cと連続して延出する。そのため縁部6b4と覆い部6cは、協働して付勢部材7の外周部の全周を覆う。
操作レバー6は、図1に示すように先端部が持上げられることで、ピン5を軸回転させる。ピン5は、軸回転することで、リクライニング装置4をロック状態からアンロック状態に操作する。これによりシートバック3がシートクッション2に対して回転可能になり、シートバック3がシートクッション2に対して所定の角度に調整され得る。
把持部6bは、図2に示すように通常位置(リクライニングロック状態)においてピン5よりも下方に垂れ下がった位置に設定され、リクライニング解除状態においてピン5と略同じ高さに位置する。したがって操作レバー6は、操作した位置(リクライニング解除状態)においてもシートバック3に対して側面視で重複する量が少ない。そのためシートバック3のパッドの下部が抉られる量が少なくなり、シート1の座り心地が向上する。
以上のようにシート1は、図2に示すようにシートクッション2に対してシートバック3を角度調整可能に連結するリクライニング装置4と、リクライニング装置4から側方に延出しかつ軸回転されることでリクライニング装置4を操作してシートバック3をシートクッション2に対して回転許容し得るピン5と、ピン5に取付けられる操作レバー6を有する。操作レバー6は、リクライニング装置4の側面全部を覆う本体部6aと、本体部6aから延出して把持され得る把持部6bを一体に有する。
したがってリクライニング装置4は、操作レバー6によって側面全部が覆われる。そのため従来のようにシートクッションの側面を覆うシールドによってリクライニング装置の側面が覆われる構造に比べて、小さな操作レバー6によってリクライニング装置4の側面が覆われ得る。操作レバー6は、リクライニング装置4の側面を覆う本体部6aから延出する把持部6bを一体に有する。したがって従来のようにシールドから操作レバーを貫通させる構造等が不要であり、簡易な構成によってリクライニング装置4の側面が覆われ得る。
さらに操作レバー6は、図2に示すように本体部6aと把持部6bを一体に有する。そのため本体部6aと把持部6bが別の部品で構成される場合に比べて、シート1の部品数が少なくなる。これにより安価に構成され、または質量が軽減され得る。さらに本体部6aと把持部6bとの境界がなくなるため、シート1の美観も向上され得る。
図3に示すようにピン5の周りには、シートバック3をシートクッション2に対して前方へ付勢する付勢部材7が設けられる。操作レバー6は、本体部6aの外周縁から延出して付勢部材7の外周部を覆う覆い部6cを有する。したがって操作レバー6は、付勢部材7の外周部とリクライニング装置4の側面の両方を覆い得る。
付勢部材7の外周部の全周は、図2に示すように覆い部6cと把持部6bによって覆われる。したがってシート1の美観が向上され得る。
(他の実施の形態)
本発明は、上記実施の形態に限定されず、以下の形態等であっても良い。例えば、他の形態において操作レバー6の把持部6bは、本体部6aから上方、下方、後方に延出しても良い。
他の形態において操作レバー6は、Eリンク等のクリップ、ビスまたは溶着等によってピン5に取付けられても良い。他の形態において操作レバー6の本体部6aは、多角形、楕円形などを有していても良い。
他の形態においてロック機構4cは、異なる部材から構成されても良い。他の形態においてシート1は、船舶または航空機などに装着されても良い。
1…乗物用シート
2…シートクッション
3…シートバック
4…リクライニング装置
5…ピン
6…操作レバー
6a…本体部
6b…把持部
6c…覆い部
7…付勢部材

Claims (3)

  1. 乗物用シートであって、
    シートクッションに対してシートバックを角度調整可能に連結するリクライニング装置と、前記リクライニング装置から側方に延出しかつ軸回転されることで前記リクライニング装置を操作して前記シートバックを前記シートクッションに対して回転許容し得るピンと、前記ピンに取付けられる操作レバーを有し、
    前記操作レバーは、前記リクライニング装置の側面全部を覆う本体部と、前記本体部から延出して把持され得る把持部を一体に有する乗物用シート。
  2. 請求項1に記載の乗物用シートであって、
    前記ピンの周りには、前記シートバックを前記シートクッションに対して前方へ付勢する付勢部材が設けられ、
    前記操作レバーは、前記本体部の外周縁から延出して前記付勢部材の外周部を覆う覆い部を有する乗物用シート。
  3. 請求項2に記載の乗物用シートであって、
    前記付勢部材の外周部の全周が前記覆い部と前記把持部によって覆われる乗物用シート。
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