JP2012040820A - 情報処理システム、データ読取装置及びプログラム - Google Patents

情報処理システム、データ読取装置及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザが省電力モードからの復帰指示及び認証動作の開始指示を1アクションで実行することができる情報処理システム、データ読取装置及びプログラムを提供する。
【解決手段】システム1000は、携帯部材に格納されたデータを読み出す電波出力回路53及びアンテナ54、携帯部材に格納されたデータを読み出したときに、情報処理装置(例えば、画像形成装置)100に対し省電力モードから通常モードへの復帰を指示するCPU51、及び情報処理装置100が通常モードへ復帰するまで、読み出されたデータを記憶するバッファ52を有するデータ読取装置200と、通常モードへ復帰した後、前記記憶手段に記憶されたデータを取得し、取得されたデータと用意されたデータリストとに基づいて認証を行うCPU6を有する情報処理装置100とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理システム、データ読取装置及びプログラムに関する。
従来より、非接触ICカードによる認証装置を備え、ユーザの認証結果に基づいて、ユーザに画像形成装置の使用を許可する又は拒否するシステムが知られている(例えば、特許文献1参照)。省電力モードの画像形成装置を使用するためには、ユーザは下記の3つのアクションを実行する。即ち、(1)ユーザは、画像形成装置に備えられている復帰ボタンを操作することによって、画像形成装置に対し省電力モードから通常モードへの復帰を指示する。(2)その後、ユーザは、画像形成装置が通常モードに復帰したことを確認する。(3)最後に、ユーザはICカードを認証装置に読み取らせ、認証を受ける。
特開2007−172498号公報
本発明の目的は、ユーザが省電力モードからの復帰指示及び認証動作の開始指示を1アクションで実行することができる情報処理システム、データ読取装置及びプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1の情報処理システムは、携帯部材に格納されたデータを読み出す読出手段、携帯部材に格納されたデータを読み出したときに、情報処理装置に対し省電力モードから通常モードへの復帰を指示する指示手段、及び前記情報処理装置が通常モードへ復帰するまで前記読出手段により読み出されたデータを記憶する記憶手段を有するデータ読取装置と、通常モードへ復帰した後、前記記憶手段に記憶されたデータを取得する取得手段、及び前記取得手段により取得されたデータと用意されたデータリストとに基づいて認証を行う認証手段を有する情報処理装置とを備えることを特徴とする。
請求項2の情報処理システムは、請求項1に記載の情報処理システムにおいて、前記情報処理装置は、前記取得手段により取得されたデータを外部装置に送信し、当該外部装置が前記取得手段により取得されたデータと用意されたデータリストとに基づいて認証を行うことを特徴とする。
請求項3の情報処理システムは、請求項2に記載の情報処理システムにおいて、前記外部装置の用意されたデータリストは前記情報処理装置の用意されたデータリストと同期することを特徴とする。
請求項4の情報処理システムは、請求項3に記載の情報処理システムにおいて、前記外部装置の用意されたデータリストは、前記情報処理装置が省電力モードから通常モードへ復帰するときに、前記情報処理装置の用意されたデータリストと同期することを特徴とする。
請求項5の情報処理システムは、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理システムいおいて、前記情報処理装置が前記通常モードから前記省電力モードに切り替えられた場合に、前記データ読取装置は、前記読出手段、前記指示手段及び前記記憶手段にのみ電力を供給する省電力モードになることを特徴とする。
請求項6の情報処理システムは、請求項5に記載の情報処理システムにおいて、前記データ読取装置が、前記データ読取装置の動作モードに応じて、前記読出手段が前記携帯部材に格納されたデータを読み出す間隔を調整する間隔調整手段を備えていることを特徴とする。
請求項7の情報処理システムは、請求項6に記載の情報処理システムにおいて、前記間隔調整手段は、省電力モード時に前記読出手段が前記携帯部材に格納されたデータを読み出す間隔を拡大することを特徴とする。
請求項8の情報処理システムは、請求項5乃至7のいずれか1項に記載の情報処理システムにおいて、前記データ読取装置は、さらに、前記情報処理装置から供給される電力を蓄電する蓄電手段を備え、前記蓄電手段が、省電力モード時に前記読出手段、前記指示手段及び前記記憶手段にのみ電力を供給することを特徴とする。
請求項9の情報処理システムは、請求項8に記載の情報処理システムにおいて、前記データ読取装置は、さらに、前記蓄電手段に蓄電された電力が不足しているか否かを検出する検出手段を備え、前記検出手段が、省電力モード時に前記蓄電手段に蓄電された電力が不足していることを検出した場合には、前記データ読取装置は、前記情報処理装置から電力を取得することを特徴とする。
請求項10の情報処理システムは、請求項1乃至9のいずれか1項に記載の情報処理システムにおいて、前記データ読取装置は、前記携帯部材に格納されたデータが暗号化されている場合に、当該携帯部材に格納されたデータを復号化する復号化手段を備えていることを特徴とする。
請求項11のデータ読取装置は、携帯部材に格納されたデータを読み出す読出手段と、前記読出手段により読み出されたデータを記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されたデータと用意されたデータリストとに基づいて認証を行う認証手段と、前記認証手段により認証が成功した場合に、情報処理装置に対し省電力モードから通常モードへの復帰を指示する指示手段とを備えることを特徴とする。
請求項12のデータ読取装置は、請求項11に記載のデータ読取装置において、前記記憶手段に記憶されたデータを外部装置に送信し、当該外部装置が前記記憶手段に記憶されたデータと用意されたデータリストとに基づいて認証を行うことを特徴とする。
請求項13のデータ読取装置は、請求項12に記載のデータ読取装置において、前記データ読取装置の用意されたデータリストは前記情報処理装置の用意されたデータリストと同期することを特徴とする。
請求項14のデータ読取装置は、請求項13に記載のデータ読取装置において、前記データ読取装置の用意されたデータリストは、前記情報処理装置が省電力モードから通常モードへ復帰するときに、前記情報処理装置の用意されたデータリストと同期することを特徴とする。
請求項15のデータ読取装置は、請求項11乃至14のいずれか1項に記載のデータ読取装置において、前記情報処理装置が前記通常モードから前記省電力モードに切り替えられた場合に、前記データ読取装置は、前記読出手段、前記指示手段及び前記記憶手段にのみ電力を供給する省電力モードになることを特徴とする。
請求項16のデータ読取装置は、請求項15に記載のデータ読取装置において、前記データ読取装置の動作モードに応じて、前記読出手段が前記携帯部材に格納されたデータを読み出す間隔を調整する間隔調整手段を備えていることを特徴とする。
請求項17のデータ読取装置は、請求項16に記載のデータ読取装置において、前記間隔調整手段は、省電力モード時に前記読出手段が前記携帯部材に格納されたデータを読み出す間隔を拡大することを特徴とする。
請求項18のデータ読取装置は、請求項15乃至17のいずれか1項に記載のデータ読取装置において、さらに、前記情報処理装置から供給される電力を蓄電する蓄電手段を備え、前記蓄電手段が、省電力モード時に前記読出手段、前記指示手段及び前記記憶手段にのみ電力を供給することを特徴とする。
請求項19のデータ読取装置は、請求項18に記載のデータ読取装置において、さらに、前記蓄電手段に蓄電された電力が不足しているか否かを検出する検出手段を備え、前記検出手段が、省電力モード時に前記蓄電手段に蓄電された電力が不足していることを検出した場合には、前記データ読取装置は、前記情報処理装置から電力を取得することを特徴とする。
請求項20のデータ読取装置は、請求項11乃至19のいずれか1項に記載のデータ読取装置において、前記携帯部材に格納されたデータが暗号化されている場合に、当該携帯部材に格納されたデータを復号化する復号化手段を備えていることを特徴とする。
請求項21のプログラムは、コンピュータに、携帯部材に格納されたデータを読み出す第1の手順、前記読出手段により読み出されたデータをバッファに記憶する第2の手順、前記バッファに記憶されたデータと用意されたデータリストとに基づいて認証を行う第3の手順、及び前記認証が成功した場合に、情報処理装置に対し省電力モードから通常モードへの復帰を指示する第4の手順を実行させることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、ユーザが省電力モードからの復帰指示及び認証動作の開始指示を1アクションで実行することができる。
請求項2の発明によれば、情報処理装置の認証動作の負荷を軽減することができる。
請求項3の発明によれば、情報処理装置の認証動作の負荷を軽減することができる。
請求項4の発明によれば、データリストの更新により情報処理装置と外部装置の間の通信経路を使用する時間を短縮することができる。
請求項5の発明によれば、データ読取装置の消費電力を低減することができる。
請求項6の発明によれば、データ読取装置の消費電力を制御することができる。
請求項7の発明によれば、データ読取装置の消費電力を低減することができる。
請求項8の発明によれば、省電力モード時にデータ読取装置は必要な電力を自身で賄うことができる。
請求項9の発明によれば、省電力モード時に蓄電手段に蓄電された電力が不足している場合には、データ読取装置は情報処理装置から電力を取得することができる。
請求項10の発明によれば、情報処理装置の負荷を軽減することができる。
請求項11の発明によれば、ユーザが省電力モードからの復帰指示及び認証動作の開始指示を1アクションで実行することができる。
請求項12の発明によれば、データ読取装置の認証動作の負荷を軽減することができる。
請求項13の発明によれば、データ読取装置の認証動作の負荷を軽減することができる。
請求項14の発明によれば、データリストの更新によりデータ読取装置と情報処理装置の間の通信経路を使用する時間を短縮することができる。
請求項15の発明によれば、データ読取装置の消費電力を低減することができる。
請求項16の発明によれば、データ読取装置の消費電力を制御することができる。
請求項17の発明によれば、データ読取装置の消費電力を低減することができる。
請求項18の発明によれば、省電力モード時にデータ読取装置は必要な電力を自身で賄うことができる。
請求項19の発明によれば、省電力モード時に蓄電手段に蓄電された電力が不足している場合には、データ読取装置は情報処理装置から電力を取得することができる。
請求項20の発明によれば、情報処理装置の負荷を軽減することができる。
請求項21の発明によれば、ユーザが省電力モードからの復帰指示及び認証動作の開始指示を1アクションで実行することができる。
情報処理装置としての画像形成装置とデータ読取装置とを含むシステム1000の構成を示すブロック図である。 認証用リストの一例を示す図である。 非接触ICカードに含まれるデータの構成を示す図である。 システム1000の動作を示すシーケンス図である。 システム1000の変形例としてのシステム1001の構成を示すブロック図である。 システム1000の変形例としてのシステム1002の構成を示すブロック図である。 システム1002の動作を示すシーケンス図である。 システム1000の第3変形例としてのシステム1003の構成を示すブロック図である。 システム1003の動作を示すシーケンス図である。 システム1000の第4変形例としてのシステム1004の構成を示すブロック図である。 通常モード時及び省電力モード時の電波出力部から出力される電波の間隔の一例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、画像形成装置及びデータ読取装置を含むシステムの構成を示すブロック図である。図1のシステム1000は、情報処理装置としての画像形成装置100と、データ読取装置200とを備えている。情報処理装置は、画像形成装置100に限定されるものではなく、コンピュータのように、省電力モードと通常モードとの動作モードの切替を行う装置であればよい。
画像形成装置100は、例えば、複合機、コピー機、又はプリンタである。画像形成装置100は、原稿の画像を読み取る画像読取部1と、用紙上に画像を形成する画像形成部2と、画像形成装置100の各構成要素及びデータ読取装置200に電力を供給する電源部3と、電源用インレット4と、コントローラ5とを備えている。画像読取部1はいわゆるスキャナであり、CCD(Charge-Coupled Device)、複数のレンズ、ミラーなどで構成されている。画像形成部2は、感光ドラム、露光装置、帯電装置、及び転写装置などを備えている。
コントローラ5は、CPU6(取得手段、認証手段)、システムメモリ7、インターフェースIC8、割り込みASIC(Application Specific Integrated Circuit)9、ネットワークインターフェース(I/F)10、認証用データ記憶部11、及びポート12〜14を備えている。
CPU6は、画像形成装置100全体の動作を制御する。システムメモリ7は、制御プログラムを備えている。また、システムメモリ7は、携帯部材としての非接触IC(integrated circuit)カードから読み取られたデータを復号化する復号化プログラムを備えている。インターフェースIC8は、認証用リスト及び各種のデータをポート12を介してデータ読取装置200と送受信する。
割り込みASIC9は、データ読取装置200から復帰要求(即ち、省電力モードから通常モードへの復帰要求)を受信したり、移行要求(即ち、通常モードから省電力モードへの移行要求)をデータ読取装置200に送信する。CPU6は、データ読取装置200から復帰要求を受信し、移行要求をデータ読取装置200へ送信する。尚、復帰要求は、データ読取装置200で非接触ICカードが読み取られたときに、割り込みASIC9を介してCPU6に送信される。移行要求は、所定時間が経過するまでに、画像読取の指示又は画像形成の指示がCPU6に入力されない場合に、割り込みASIC9を介してデータ読取装置200に送信される。尚、上記所定時間は、ユーザによって変更可能である。
ネットワークI/F10は、画像形成装置100を不図示のネットワークに接続するためのインターフェースである。例えば、ポート14は、ネットワークに接続するためのイーサネット(登録商標)ポートである。認証用データ記憶部11は、認証用リスト(データリスト)を備えている。認証用リストは、図2に示すように、画像形成装置100の使用を許可するユーザIDが登録されている。CPU6は、データ読取装置200からユーザIDを受信し、ユーザIDの認証を行う。即ち、当該ユーザIDが認証用リストに登録されている場合には、CPU6は、当該ユーザに画像形成装置100の使用許可を与える。一方、当該ユーザIDが認証用リストに登録されていない場合には、CPU6は、当該ユーザに画像形成装置100の使用許可を与えない。
ポート12は、対応するインターフェースに従ったケーブルを介してデータ読取装置200のポート57に接続される。ポート12及びポート57は、USB(Universal Serial Bus)インターフェース、SPI(Serial Peripheral Interface)インターフェース、IIC(Inter Integrated Circuit)インターフェース、シリアルインターフェース、又はパラレルインターフェースである。
ポート13は、専用線やUSBケーブルを介してデータ読取装置200のポート58に接続される。ポート13及びポート58は、GPIO(General Purpose I/O)又はUSB(Universal Serial Bus)インターフェースである。上述した移行要求や復帰要求は、専用信号又はUSB OTG(On-The-Go)によって、ポート13及びポート58の間を送受信される。
データ読取装置200は、CPU51(指示手段、間隔調整手段、復号化手段)、バッファ52(記憶手段)、電波出力部53(読出手段)、アンテナ54(読出手段)、表示部55、メモリ56、及びポート57,58を備えている。
CPU51は、データ読取装置200全体の動作を制御する。バッファ52は、非接触ICカードから読み取ったデータを保存する。電波出力部53は、非接触ICカードからデータを読み取るための電波を出力する。アンテナ54は、電波出力部53からの電波を出力するとと共に非接触ICカードからデータを受信する。受信したデータは、電波出力部53を介してバッファ52に格納される。表示部55は、ユーザ認証の成功又は失敗を表示する。即ち、表示部55は、ユーザ認証の成功表示又はエラー表示を実行する。メモリ56は、非接触ICカードから読み取られたデータを復号化する復号化プログラムを備えている。ポート57は、対応するインターフェースに従ったケーブルを介して画像形成装置100のポート12に接続されている。非接触ICカードから読み取られたデータはポート57を介して画像形成装置100のポート12に送信される。ポート58は、専用線やUSBケーブルを介して画像形成装置100のポート13に接続されている。また、上述した復帰要求は、ポート58を介して画像形成装置100のポート13に送信される。上述した移行要求は、ポート13及びポート58を介してデータ読取装置200に送信される。
電源部3は、通常モードでは、画像形成装置100の各構成要素及びデータ読取装置200に電力を供給するが、省電力モードでは、画像形成装置100の割り込みASIC9及びネットワークI/F10、並びにデータ読取装置200に電力を供給する。
CPU6は、所定時間が経過するまでに、画像読取の指示又は画像形成の指示がCPU6に入力されない場合に、移行要求をデータ読取装置200へ送信し、動作モードを通常モードから省電力モードへ切り替える。このとき、CPU6は、割り込みASIC9及びネットワークI/F10、並びにデータ読取装置200に電力を供給するように電力部3を制御する。また、CPU6は、データ読取装置200から復帰要求を受信した場合に、動作モードを省電力モードから通常モードへ切り替える。このとき、CPU6は、画像形成装置100の各構成要素及びデータ読取装置200に電力を供給するように電力部3を制御する。
図3は、非接触ICカードに含まれるデータの構成を示す図である。非接触ICカードに含まれるデータは、例えば、ユーザID31、カード種別情報32、及び課金情報33等である。ユーザID31、カード種別情報32、及び課金情報33は暗号化されていてもよいし、暗号化されていなくてもよい。ここでは、ユーザID31、カード種別情報32は、暗号化されていないが、課金情報33は暗号化されているものとする。
データ読取装置200のCPU51は、電波出力部53及びアンテナ54を介して非接触ICカードからユーザID31、カード種別情報32及び課金情報33を読み出し、バッファ52に格納する。CPU51は、ユーザID31、カード種別情報32及び課金情報33を画像形成装置100に送信する前に、メモリ56に格納された復号化プログラムを使って暗号化された課金情報33を復号化してもよい。この場合、画像形成装置100のCPU6が暗号化された課金情報33を復号化する必要がないので、画像形成装置100にかかる負荷が軽減される。一方、CPU51は、暗号化された課金情報33を復号化しないで画像形成装置100に送信してもよい。この場合、課金情報33が改ざんされることがなく、課金情報33のセキュリティ性が向上する。画像形成装置100のCPU6は、システムメモリ7に格納された復号化プログラムを使って暗号化された課金情報33を復号化する。
同様に、ユーザID31及びカード種別情報32が暗号化されている場合、CPU51がメモリ56に格納された復号化プログラムを使って暗号化されたユーザID31及びカード種別情報32を復号化してもよい。また、画像形成装置100のCPU6が、システムメモリ7に格納された復号化プログラムを使って暗号化されたユーザID31及びカード種別情報32を復号化してもよい。
図4は、システム1000の動作を示すシーケンス図である。
まず、画像形成装置100のCPU6は、所定時間が経過するまでに、画像読取の指示又は画像形成の指示がCPU6に入力されない場合に、移行要求をデータ読取装置200のCPU51へ通知する(ステップS1)。CPU6は、動作モードを通常モードから省電力モードへ切り替える(ステップS2)。CPU51は、画像形成装置100が省電力モードであることをCPU51内のレジスタに設定する(ステップS3)。このとき、CPU51も動作モードを通常モードから省電力モードへ切り替える。即ち、CPU51は、電力が電波出力部53や非接触ICカードの検出に必要なCPU51の一部(バッファ52を含む)に供給されるように電力供給先や電力供給量を制御する。
CPU51は、電波出力部53及びアンテナ54を介して非接触ICカードを検出すると(ステップS4)、非接触ICカードに含まれるデータを読み出し、バッファ52に記憶する(ステップS5)。このとき、CPU51は、非接触ICカードに含まれるデータに中に暗号化されているデータがあれば、暗号化されているデータを復号化してもよい。CPU51は、割り込みASIC9及びポート13,18を介して復帰要求をCPU6に通知する(ステップS6)。
CPU6は、復帰要求を受信すると、復帰動作を開始する(ステップS7)。例えば、CPU6は、電源部3に通常モード時の電力供給を指示する。CPU6は、復帰動作が完了すると(ステップS8)、割り込みASIC9及びポート13,18を介してバッファ52に記憶されているデータの取得要求をCPU51に通知する(ステップS9)。
CPU51は、バッファ52に記憶されているデータをインターフェースIC8及びポート12,57を介してCPU6に出力する(ステップS10)。CPU6は、バッファ52に記憶されているデータを受信し、ユーザ認証を行う(ステップS11)。具体的には、CPU6は、受信したデータに含まれるユーザIDが認証用リストに登録されているか否かを判断する。受信したデータに含まれるユーザIDが認証用リストに登録されている場合には、CPU6は、認証成功としてユーザに画像形成装置100の使用を許可する。受信したデータに含まれるユーザIDが認証用リストに登録されていない場合には、CPU6は、認証失敗としてユーザに画像形成装置100の使用を許可しない。
CPU6は、CPU51にユーザ認証の結果を通知する(ステップS12)。CPU51は、ユーザ認証の結果に応じて、表示部55に認証成功又は認証失敗(エラー)を表示する(ステップS13)。
図5は、システム1000の第1変形例としてのシステム1001の構成を示すブロック図である。図5のシステム1001は、サーバ300を備える点で図4のシステム1000と異なる。図4では、画像形成装置100のCPU6がユーザ認証を実行しているが、例えば、画像形成装置100に接続されるサーバ300がユーザ認証を実行してもよい。サーバ300は、CPU35、認証用データ記憶部36、及びポート37を有する。認証用データ記憶部36は、図2に示す認証用リストを備える。
画像形成装置100のCPU6は、バッファ52に記憶されているデータを受信すると、その受信されたデータをサーバ300に送信する。サーバ300のCPU35は、画像形成装置100からバッファ52に記憶されているデータを受信し、ユーザ認証を行う。具体的には、CPU35は、受信したデータに含まれるユーザIDが認証用リストに登録されているか否かを判断する。受信したデータに含まれるユーザIDが認証用リストに登録されている場合には、CPU35は、認証成功を示す情報をCPU6に通知する。受信したデータに含まれるユーザIDが認証用リストに登録されていない場合には、CPU35は、認証失敗を示す情報をCPU6に通知する。CPU6は、認証成功又は認証失敗を示す情報をCPU35から受信すると、CPU51にユーザ認証の結果を通知する。
CPU6は、認証用データ記憶部11に格納されている認証用リストのユーザIDが登録又は更新される度に、登録又は更新されたユーザIDの情報をネットワークI/F10を介してCPU35に通知する。CPU35は、通知されたユーザIDの情報に基づいて認証用データ記憶部60に格納されている認証用リストのユーザIDを登録又は更新する。このように、認証用データ記憶部36に格納されている認証用リストは、認証用データ記憶部11に格納されている認証用リストと同期する。
代わりに、CPU6は、通常モードを省電力モードに切り替える際に、認証用データ記憶部11に格納されている認証用リスト内の登録又は更新されたユーザIDの情報をCPU35に通知してもよい。この場合、通常モード時に、認証用データ記憶部11に格納されている認証用リストが複数回更新されても、通常モードを省電力モードに切り替える際に、一度に認証用データ記憶部36に格納されている認証用リストが更新される。即ち、一度の更新作業により、認証用データ記憶部36に格納されている認証用リストは、認証用データ記憶部11に格納されている認証用リストと同期する。従って、認証用リストの更新により画像形成装置100とサーバ300間のネットワークを使用する時間が短縮される。
図6は、システム1000の第2変形例としてのシステム1002の構成を示すブロック図である。図6のシステム1002は、データ読取装置200がユーザ認証を実行する点で図1のシステム1000と異なる。データ読取装置200は、認証用データ記憶部60を更に備えている。認証用データ記憶部60は、図2に示す認証用リストを備える。
CPU6は、認証用データ記憶部11に格納されている認証用リストのユーザIDが登録又は更新される度に、登録又は更新されたユーザIDの情報をインターフェースIC8及びポート12,57を介してCPU51に通知する。CPU51は、通知されたユーザIDの情報に基づいて認証用データ記憶部60に格納されている認証用リストのユーザIDを登録又は更新する。このように、認証用データ記憶部60に格納されている認証用リストは、認証用データ記憶部11に格納されている認証用リストと同期する。
代わりに、CPU6は、通常モードを省電力モードに切り替える際に、認証用データ記憶部11に格納されている認証用リスト内の登録又は更新されたユーザIDの情報をCPU51に通知してもよい。この場合、通常モード時に、認証用データ記憶部11に格納されている認証用リストが複数回更新されても、通常モードを省電力モードに切り替える際に、一度に認証用データ記憶部60に格納されている認証用リストが更新される。即ち、一度の更新作業により、認証用データ記憶部60に格納されている認証用リストは、認証用データ記憶部11に格納されている認証用リストと同期する。従って、認証用リストの更新により画像形成装置100とデータ読取装置200間の通信経路(インターフェース)を使用する時間が短縮される。
図7は、システム1002の動作を示すシーケンス図である。
まず、図4のシステム1000の動作と同様に、ステップS1〜S5の動作が実行される。その後、データ読取装置200のCPU51は、ユーザ認証を行う(ステップS20)。具体的には、CPU51は、バッファ52に記憶したデータに含まれるユーザIDが、認証用データ記憶部60内の認証用リストに登録されているか否かを判断する。ユーザIDが認証用リストに登録されている場合には、CPU51は表示部55に認証成功を表示する(ステップS21)。一方、ユーザIDが認証用リストに登録されていない場合には、CPU51は表示部55に認証失敗を表示する(ステップS21)。
その後、認証が成功した場合のみ、CPU51は、割り込みASIC9及びポート13,18を介して復帰要求をCPU6に通知する(ステップS22)。次いで、CPU6は、復帰要求を受信すると、復帰動作を開始し(ステップS7)、復帰動作を完了する(ステップS8)。
このように、システム1002では、データ読取装置200がユーザ認証を実行する。従って、画像形成装置100の使用をユーザに許可しない場合(即ち、認証が失敗した場合)、画像形成装置100が復帰されることがなく、無駄な電力消費が抑制される。
図8は、システム1000の第3変形例としてのシステム1003の構成を示すブロック図である。図8のシステム1003は、サーバ300がユーザ認証を実行する点で図1のシステム1000と異なる。サーバ300は、CPU35、認証用データ記憶部36、及びポート37を有する。認証用データ記憶部36は、認証用リストを備える。尚、上述した方法により、認証用データ記憶部36に格納されている認証用リストは、認証用データ記憶部11に格納されている認証用リストと同期してもよい。
図9は、システム1003の動作を示すシーケンス図である。
まず、図7のシステム1000の動作と同様に、ステップS1〜S5の動作が実行される。その後、データ読取装置200のCPU51は、バッファ52に記憶されているデータをサーバ300に送信する(ステップS30)。サーバ300のCPU35は、バッファ52に記憶されているデータを受信し、ユーザ認証を行う(ステップS31)。具体的には、CPU35は、バッファ52に記憶したデータに含まれるユーザIDが、認証用データ記憶部36内の認証用リストに登録されているか否かを判断する。ユーザIDが認証用リストに登録されている場合には、CPU35は、認証成功を示す情報をCPU51に通知する(ステップS32)。一方、ユーザIDが認証用リストに登録されていない場合には、CPU35は、認証失敗を示す情報をCPU51に通知する(ステップS32)。CPU51は、通知された情報に応じて、表示部55に認証成功又は認証失敗を表示する(ステップS21)。
その後、認証が成功した場合のみ、CPU51は、割り込みASIC9及びポート13,18を介して復帰要求をCPU6に通知する(ステップS22)。次いで、CPU6は、復帰要求を受信すると、復帰動作を開始し(ステップS7)、復帰動作を完了する(ステップS8)。
このように、システム1003では、サーバ300がユーザ認証を実行する。従って、画像形成装置100の使用をユーザに許可しない場合(即ち、認証が失敗した場合)、画像形成装置100が復帰されることがなく、無駄な電力消費が抑制される。
図10は、システム1000の第4変形例としてのシステム1004の構成を示すブロック図である。図10のシステム1004は、データ読取装置200が蓄電部65(蓄電手段)及び電圧検出部66(検出手段)を備える点で図1のシステム1000と異なる。尚、上述したシステム1001〜1003のデータ読取装置200も蓄電部65及び電圧検出部66を備えていてもよい。従って、以下の説明は、システム1001〜1003のデータ読取装置200に適用可能である。
蓄電部65は、蓄電池又はキャパシタで構成されており、電源部3からの電力を充電し、省電力モード時に電波出力部53及び非接触ICカードの検出に必要なCPU51の一部(バッファ52を含む)に電力を供給する。電圧検出部66は、省電力モード時に電波出力部53やCPU51の一部に供給される蓄電部65の電力が不足しているか否かを検出する。
CPU51は、省電力モード時に、蓄電部65からの電力が電波出力部53や非接触ICカードの検出に必要なCPU51の一部に供給されるように電力供給先や電力供給量を制御する。従って、CPU51は、省電力モード時に、表示部55、メモリ56、及びデータの復号化に使用されるCPU51の一部に電力を供給しない。これにより、無駄な電力消費を低減する。
また、CPU51は、動作モードの種類に応じて、非接触ICカードに含まれるデータを読み取る間隔、即ち、電波出力部53から出力される電波の間隔を調整してもよい。例えば、CPU51は、省電力モード時に、非接触ICカードに含まれるデータを読み取る間隔、即ち、電波出力部53から出力される電波の間隔を拡大する。図11に示すように、通常モード時に、100ms間隔で電波出力部53から電波が出力されている場合、CPU51は、省電力モード時に、200ms間隔で電波が出力されるように電波出力部53を制御する。これにより、電力消費が低減される。逆に、CPU51は、通常モード時に、非接触ICカードに含まれるデータを読み取る間隔、即ち、電波出力部53から出力される電波の間隔を縮小する。
また、電圧検出部66が、省電力モード時に電波出力部53やCPU51の一部に供給される蓄電部65の電力が不足していることを検出した場合には、電圧検出部66は、CPU51に電力不足を示す信号を出力する。CPU51は、電力不足を示す信号を割り込みASIC9及びポート13,18を介してCPU6に通知する。CPU6は、電波出力部53やCPU51の一部の動作に必要な電力を供給するように電源部3を制御する。これにより、省電力モード時に蓄電部65の電力が不足している場合でも、電波出力部53やCPU51の一部は動作可能になる。
上記システム1000〜1004では、携帯部材として非接触ICカードが使用されているが、接触ICカードや磁気カードなどが使用されてもよい。この場合、データ読取装置200は、電波出力回路53及びアンテナ54に代えて、接触ICカードや磁気カードからデータを読み取るカードリーダを備える。
以上説明したように、図4によれば、電波出力回路53及びアンテナ54が非接触ICカードに格納されたデータを読み出し、バッファ52が読み出されたデータを記憶する。そして、CPU51が、非接触ICカードに格納されたデータが読み出されたときに、画像形成装置100に対し省電力モードから通常モードへの復帰を指示する。一方、CPU6は、画像形成装置100が通常モードへ復帰した後、バッファ52に記憶されたデータを取得し、取得されたデータと用意されたデータリストとに基づいてユーザ認証を行う。つまり、非接触ICカードに格納されたデータが読み出されると、画像形成装置100は省電力モードから通常モードに復帰し、ユーザ認証を実行する。従って、ユーザは、省電力モードからの復帰指示及び認証動作の開始指示を1アクション(例えば、非接触ICカードをアンテナ54に近づける動作)で実行することができる。
また、図7によれば、電波出力回路53及びアンテナ54が非接触ICカードに格納されたデータを読み出し、バッファ52が読み出されたデータを記憶する。そして、CPU51が、バッファ52に記憶されたデータと用意されたデータリストとに基づいてユーザ認証を行い、ユーザ認証が成功した場合に、画像形成装置100に対し省電力モードから通常モードへの復帰を指示する。従って、ユーザは、省電力モードからの復帰指示及び認証動作の開始指示を1アクション(例えば、非接触ICカードをアンテナ54に近づける動作)で実行することができる。
データ読取装置200の機能を実現するためのソフトウェアのプログラムが記録されている記録媒体を、データ読取装置200に供給し、CPU51が記憶媒体に格納されたプログラムを読み出し実行することによっても、上記実施の形態と同様の効果を奏する。プログラムを供給するための記憶媒体としては、例えば、CD−ROM、DVD、又はSDカードなどがある。
また、データ読取装置200が、データ読取装置200の機能を実現するためのソフトウェアのプログラムを実行することによっても、上記実施の形態と同様の効果を奏する。
1 画像読取部
2 画像形成部
3 電源部
6 CPU(画像形成装置側)
51 CPU(データ読取装置側)
52 バッファ
53 電波出力回路
54 アンテナ
65 蓄電部
66 電圧検出部
100 画像形成装置
200 データ読取装置
1000〜1004 システム

Claims (21)

  1. 携帯部材に格納されたデータを読み出す読出手段、
    携帯部材に格納されたデータを読み出したときに、情報処理装置に対し省電力モードから通常モードへの復帰を指示する指示手段、及び
    前記情報処理装置が通常モードへ復帰するまで前記読出手段により読み出されたデータを記憶する記憶手段を有するデータ読取装置と、
    通常モードへ復帰した後、前記記憶手段に記憶されたデータを取得する取得手段、及び
    前記取得手段により取得されたデータと用意されたデータリストとに基づいて認証を行う認証手段を有する情報処理装置と
    を備えることを特徴とする情報処理システム。
  2. 前記情報処理装置は、前記取得手段により取得されたデータを外部装置に送信し、当該外部装置が前記取得手段により取得されたデータと用意されたデータリストとに基づいて認証を行うことを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記外部装置の用意されたデータリストは前記情報処理装置の用意されたデータリストと同期することを特徴とする請求項2に記載の情報処理システム。
  4. 前記外部装置の用意されたデータリストは、前記情報処理装置が省電力モードから通常モードへ復帰するときに、前記情報処理装置の用意されたデータリストと同期することを特徴とする請求項3に記載の情報処理システム。
  5. 前記情報処理装置が前記通常モードから前記省電力モードに切り替えられた場合に、前記データ読取装置は、前記読出手段、前記指示手段及び前記記憶手段にのみ電力を供給する省電力モードになることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  6. 前記データ読取装置が、前記データ読取装置の動作モードに応じて、前記読出手段が前記携帯部材に格納されたデータを読み出す間隔を調整する間隔調整手段を備えていることを特徴とする請求項5に記載の情報処理システム。
  7. 前記間隔調整手段は、省電力モード時に前記読出手段が前記携帯部材に格納されたデータを読み出す間隔を拡大することを特徴とする請求項6に記載の情報処理システム。
  8. 前記データ読取装置は、さらに、前記情報処理装置から供給される電力を蓄電する蓄電手段を備え、前記蓄電手段が、省電力モード時に前記読出手段、前記指示手段及び前記記憶手段にのみ電力を供給することを特徴とする請求項5乃至7のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  9. 前記データ読取装置は、さらに、前記蓄電手段に蓄電された電力が不足しているか否かを検出する検出手段を備え、前記検出手段が、省電力モード時に前記蓄電手段に蓄電された電力が不足していることを検出した場合には、前記データ読取装置は、前記情報処理装置から電力を取得することを特徴とする請求項8に記載の情報処理システム。
  10. 前記データ読取装置は、前記携帯部材に格納されたデータが暗号化されている場合に、当該携帯部材に格納されたデータを復号化する復号化手段を備えていることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  11. 携帯部材に格納されたデータを読み出す読出手段と、
    前記読出手段により読み出されたデータを記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶されたデータと用意されたデータリストとに基づいて認証を行う認証手段と、
    前記認証手段により認証が成功した場合に、情報処理装置に対し省電力モードから通常モードへの復帰を指示する指示手段と
    を備えることを特徴とするデータ読取装置。
  12. 前記データ読取装置は、前記記憶手段に記憶されたデータを外部装置に送信し、当該外部装置が前記記憶手段に記憶されたデータと用意されたデータリストとに基づいて認証を行うことを特徴とする請求項11に記載のデータ読取装置。
  13. 前記データ読取装置の用意されたデータリストは前記情報処理装置の用意されたデータリストと同期することを特徴とする請求項12に記載のデータ読取装置。
  14. 前記データ読取装置の用意されたデータリストは、前記情報処理装置が省電力モードから通常モードへ復帰するときに、前記情報処理装置の用意されたデータリストと同期することを特徴とする請求項13に記載のデータ読取装置。
  15. 前記情報処理装置が前記通常モードから前記省電力モードに切り替えられた場合に、前記データ読取装置は、前記読出手段、前記指示手段及び前記記憶手段にのみ電力を供給する省電力モードになることを特徴とする請求項11乃至14のいずれか1項に記載のデータ読取装置。
  16. 前記データ読取装置の動作モードに応じて、前記読出手段が前記携帯部材に格納されたデータを読み出す間隔を調整する間隔調整手段を備えていることを特徴とする請求項15に記載のデータ読取装置。
  17. 前記間隔調整手段は、省電力モード時に前記読出手段が前記携帯部材に格納されたデータを読み出す間隔を拡大することを特徴とする請求項16に記載のデータ読取装置。
  18. さらに、前記情報処理装置から供給される電力を蓄電する蓄電手段を備え、前記蓄電手段が、省電力モード時に前記読出手段、前記指示手段及び前記記憶手段にのみ電力を供給することを特徴とする請求項15乃至17のいずれか1項に記載のデータ読取装置。
  19. さらに、前記蓄電手段に蓄電された電力が不足しているか否かを検出する検出手段を備え、前記検出手段が、省電力モード時に前記蓄電手段に蓄電された電力が不足していることを検出した場合には、前記データ読取装置は、前記情報処理装置から電力を取得することを特徴とする請求項18に記載のデータ読取装置。
  20. 前記携帯部材に格納されたデータが暗号化されている場合に、当該携帯部材に格納されたデータを復号化する復号化手段を備えていることを特徴とする請求項11乃至19のいずれか1項に記載のデータ読取装置。
  21. コンピュータに、
    携帯部材に格納されたデータを読み出す第1の手順、
    前記読出手段により読み出されたデータをバッファに記憶する第2の手順、
    前記バッファに記憶されたデータと用意されたデータリストとに基づいて認証を行う第3の手順、及び
    前記認証が成功した場合に、情報処理装置に対し省電力モードから通常モードへの復帰を指示する第4の手順
    を実行させることを特徴とするプログラム。
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