JP2006094065A - 画像形成装置、画像形成システム、及び課金方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 画像データの生成及び画像の形成に対して課金を行い、画像データを生成した画像形成装置での画像の形成に対して料金の割引を行う際に不正な割引が発生しないようにする画像形成装置、画像形成システム、及び課金方法を提供する。
【解決手段】 画像形成装置1は、画像データを生成する際に、画像データを生成した画像形成装置1を識別する装置ID(識別情報)を画像データに付加してICカード(記憶媒体)2に記憶させる。画像を形成する際には、画像形成装置1は、画像データに付加された装置IDと記憶している装置IDとを比較し、画像データが自身で生成した画像データである場合は画像の形成に対する料金の割引を行う。またICカード2に記憶させる装置IDを暗号化し、更に画像データのハッシュ値を付加することで、装置IDの漏洩及び流用を防止する。
【選択図】 図1
【解決手段】 画像形成装置1は、画像データを生成する際に、画像データを生成した画像形成装置1を識別する装置ID(識別情報)を画像データに付加してICカード(記憶媒体)2に記憶させる。画像を形成する際には、画像形成装置1は、画像データに付加された装置IDと記憶している装置IDとを比較し、画像データが自身で生成した画像データである場合は画像の形成に対する料金の割引を行う。またICカード2に記憶させる装置IDを暗号化し、更に画像データのハッシュ値を付加することで、装置IDの漏洩及び流用を防止する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、画像の形成に対して行う課金処理に加えて、画像の読み取りに対して課金処理を行うことができる画像形成装置、画像形成システム及び課金方法に関する。
現在、商店等に設置された画像形成装置を用いて、紙に記載された文書、絵画又は写真等の画像の複写を有料で行うサービスが実用化されている。またこれに加えて、画像をスキャナ装置で取り込んで電子データを作成するサービス、又は画像形成装置を用いて画像データから画像を形成するサービスを行うための技術が開発されている。
特許文献1には、画像を取り込んで画像データを生成するスキャン機能と、画像データから画像を形成するプリント機能とに個別に課金を行う技術が開示されている。この技術では、画像を取り込んで画像データを生成する際に一旦課金すると共に識別符号を発行し、発行した識別符号を一定期間保存する。画像データから画像を形成する際には、識別符号が入力され、入力された識別符号と記憶している識別符号とが一致している場合に、画像を形成する料金を割り引いて課金する。この技術を用いることにより、商店等に設置された画像形成装置を用い、画像の複写を行うサービスに加えて、画像から画像データを生成するサービス及び画像データから画像を形成するサービスを実用化することが可能となる。
特開2003−244349号公報
しかしながら、特許文献1で開示された技術では、識別符号の入力によってスキャン機能を利用した使用者を識別しているが、他の画像を形成する際に使用者が同一の識別符号を繰り替えし入力した場合は、スキャン機能を利用した画像データ以外の画像データから画像を形成する場合においても割引が行われる。また、識別符号が使用者以外の他者に知られた場合は、他者が識別符号を入力することによって画像を形成する料金の割引が行われる。従って、従来の技術では、識別符号でスキャン機能を利用した使用者を識別しているために、本来割り引く必要のない料金が割り引かれる不正な割引が発生し、有料のサービスが成り立たなくなる可能性があるという問題がある。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、画像を取り込むことによって生成した画像データ自体を識別することによって、不正な割引が発生しないようにする画像形成装置、画像形成システム、及び課金方法を提供することにある。
本発明に係る画像形成装置は、画像を読み取ることにより画像データを生成するデータ生成手段と、画像データに基づいて画像を形成する画像形成手段と、前記データ生成手段による画像データの生成及び前記画像形成手段による画像の形成に対して個別に課金する課金手段と、画像データを記憶する外部の記憶媒体に対して情報の読み書きが可能なように前記記憶媒体を受け付ける記憶媒体受付手段とを備える画像形成装置において、自身に係る識別情報を記憶する識別情報記憶手段と、前記データ生成手段が生成した画像データ及び前記識別情報記憶手段が記憶する識別情報を互いに関連づけて、前記記憶媒体受付手段が受け付けている記憶媒体に記憶させる書き込み手段と、前記記憶媒体受付手段が受け付けている記憶媒体が記憶する識別情報を前記記憶媒体から読み出す読み出し手段と、該読み出し手段が読み出した識別情報と前記識別情報記憶手段が記憶する識別情報とが一致するか否かを判定する判定手段とを備え、前記課金手段は、前記判定手段の判定結果に応じて、前記読み出し手段が読み出した識別情報に関連づけられて前記記憶媒体が記憶している画像データに基づいた前記画像形成手段による画像の形成に対する料金を決定するように構成してあることを特徴とする。
本発明に係る画像形成装置は、前記識別情報記憶手段が記憶する識別情報を暗号化する暗号化手段を更に備え、前記書き込み手段は、前記データ生成手段が生成した画像データに、前記暗号化手段により暗号化された識別情報を付加し、前記暗号化された識別情報を付加した前記画像データを前記記憶媒体受付手段が受け付けている記憶媒体に記憶させるように構成してあり、前記読み出し手段は、前記記憶媒体受付手段が受け付けている記憶媒体が記憶する画像データに付加された暗号化された識別情報を前記記憶媒体から読み出すように構成してあり、前記読み出し手段が読み出した暗号化された識別情報を復号する復号手段を更に備えることを特徴とする。
本発明に係る画像形成装置は、前記データ生成手段が生成した画像データに基づいたハッシュ値を生成するハッシュ値生成手段と、該ハッシュ値生成手段が生成したハッシュ値と前記識別情報記憶手段が記憶する識別情報との組み合わせを暗号化した暗号データを生成する暗号化手段とを更に備え、前記書き込み手段は、前記データ生成手段が生成した画像データに、前記暗号化手段が生成した前記暗号データを付加し、前記暗号データを付加した前記画像データを前記記憶媒体受付手段が受け付けている記憶媒体に記憶させるように構成してあり、前記読み出し手段は、前記記憶媒体受付手段が受け付けている記憶媒体が記憶する画像データ及び該画像データに付加された暗号データを前記記憶媒体から読み出すように構成してあり、前記読み出し手段が読み出した前記暗号データをハッシュ値及び識別情報へ復号する復号手段を更に備え、前記ハッシュ値生成手段は、前記読み出し手段が読み出した画像データに基づいたハッシュ値を生成する手段を有し、前記判定手段は、前記復号手段が復号したハッシュ値と前記ハッシュ値生成手段が前記画像データに基づいて生成したハッシュ値とが一致するか否かを判定する手段を有することを特徴とする。
本発明に係る画像形成装置は、前記識別情報記憶手段は、複数種類の識別情報を記憶するように構成してあり、前記書き込み手段は、前記データ生成手段が生成した画像データ及び前記識別情報記憶手段が記憶する複数種類の識別情報を互いに関連づけて、前記記憶媒体受付手段が受け付けている記憶媒体に記憶させる手段を有し、前記読み出し手段は、前記記憶媒体受付手段が受け付けている記憶媒体が記憶する複数種類の識別情報を前記記憶媒体から読み出す手段を有し、前記判定手段は、前記読み出し手段が読み出した各種類の識別情報と前記識別情報記憶手段が記憶する各種類の識別情報とが一致するか否かを判定する手段を有し、前記課金手段は、前記判定手段により一致したと判定された識別情報の種類に応じて、前記読み出し手段が読み出した識別情報に関連づけられて前記記憶媒体が記憶している画像データに基づいた前記画像形成手段による画像の形成に対する料金を決定する手段を有することを特徴とする。
本発明に係る画像形成システムは、画像データを記憶する記憶媒体と、請求項1に記載の画像形成装置とを含む画像形成システムであって、前記記憶媒体は、非対称暗号方式の暗号鍵及び復号鍵を記憶しており、前記記憶媒体に記憶させる前記識別情報を前記記憶媒体が記憶している暗号鍵を用いて暗号化する暗号化手段と、前記記憶媒体が記憶している暗号化された前記識別情報を前記記憶媒体が記憶している復号鍵を用いて復号する復号手段とを備えることを特徴とする。
本発明に係る画像形成システムは、前記画像形成装置は、非対称暗号方式の暗号鍵及び復号鍵を記憶する鍵記憶手段を更に備え、前記暗号化手段は、前記記憶媒体に記憶させる前記識別情報を、前記記憶媒体が記憶している暗号鍵及び前記鍵記憶手段が記憶している暗号鍵を用いて暗号化する手段を有し、前記復号手段は、前記記憶媒体が記憶している暗号化された前記識別情報を、前記記憶媒体が記憶している復号鍵及び前記鍵記憶手段が記憶している復号鍵を用いて復号する手段を有することを特徴とする。
本発明に係る課金方法は、画像を読み取ることにより画像データを生成するデータ生成手段と、画像データに基づいて画像を形成する画像形成手段と、画像データを記憶する外部の記憶媒体に対して情報の読み書きが可能なように前記記憶媒体を受け付ける記憶媒体受付手段とを備える画像形成装置で、前記データ生成手段による画像データの生成及び前記画像形成手段による画像の形成に対して個別に課金する課金方法において、前記データ生成手段で画像データを生成する際には、前記データ生成手段で生成した画像データ及び前記画像形成装置を識別する識別情報を互いに関連づけ、互いに関連づけた前記画像データ及び前記識別情報を前記記憶媒体受付手段が受け付けている記憶媒体に記憶させ、前記画像形成手段で画像を生成する際には、前記記憶媒体受付手段が受け付けている記憶媒体が記憶する識別情報を前記記憶媒体から読み出し、読み出した識別情報と前記画像形成装置を識別する識別情報とが一致するか否かを判定し、判定結果に応じて、読み出した識別情報に関連づけられて前記記憶媒体が記憶している画像データに基づいた前記画像形成手段による画像の形成に対する料金を決定することを特徴とする。
本発明においては、画像を読み取って画像データを生成し、また画像データに基づいて画像を形成する画像形成装置は、画像データの生成時に、自身を示す識別情報を関連づけて画像データを外部の記憶媒体に記憶させる。また画像形成装置は、画像の形成時に、記憶媒体から画像データ及び識別情報を読み出し、読み出した識別情報が記憶している識別情報と一致するか否かを判定し、判定結果に応じて画像形成の料金を決定する。画像形成装置は、画像データが自身で生成した画像データである場合は、画像の形成に対する料金の割引を行う。
また本発明においては、画像形成装置は、画像データの生成時には、識別情報を暗号化して画像データに付加し、画像の形成時には、暗号化された識別情報を復号して判定を行う。
また本発明においては、画像形成装置は、画像データの生成時には、生成した画像データからハッシュ値を生成し、識別情報及びハッシュ値を暗号化して画像データに付加し、画像の形成時には、暗号化された識別情報及びハッシュ値を復号し、識別情報及びハッシュ値を用いて判定を行う。
また本発明においては、画像形成装置は、同一の商店内に設置されている複数の画像形成装置が含まれるグループを示す識別情報等の複数種類の識別情報を記憶しており、画像データの生成時に、画像データに複数種類の識別情報を関連づけ、画像の形成時には、画像データに関連づけられている識別情報と記憶している識別情報とが一致した種類に応じた割引を行う。
また本発明においては、記憶媒体は暗号鍵及び復号鍵を記憶しており、記憶媒体が記憶している暗号鍵を用いて識別情報を暗号化する。
更に本発明においては、画像形成装置と記憶媒体とが夫々に暗号鍵及び復号鍵を記憶しており、画像形成装置が記憶する暗号鍵と記憶媒体が記憶している復号鍵を用いて暗号化を行う。
本発明にあっては、画像データを生成した画像形成装置を示す識別符号を使用者に対して発行するのではなく、画像データに対して識別情報を対応させることにより、画像データがどの画像形成装置で形成されたのかを確実に判定することができる。従って、画像データを生成したのと同じ画像形成装置で画像を形成する場合に画像形成の料金を割り引くサービスを行う際には、画像形成時に使用者が識別符号を繰り返し使用することによって不正な割引が発生することを防止することができる。
また本発明にあっては、画像データに付加する識別情報を暗号化するので、識別情報が外部に漏洩することを防止することができる。
また本発明にあっては、画像データに付加されたデータが複製されて他の画像データに付加されている場合は、画像データから生成するハッシュ値と画像データに付加されているデータを復号することによって得られるハッシュ値とが異なるので、使用者が画像データに付加されたデータを複製して他の画像データに付加することによって不正な割引が発生することを防止することができる。
また本発明にあっては、所定の同一の商店内に設置されている画像形成装置で形成された画像データについては、画像形成時に所定の割引率で料金の割引を行う等、画像データを生成した画像形成装置で画像形成を行う場合以外でも所定の画像形成装置で画像を形成する料金の割引を行う新たなサービスを実現することができる。これにより、所定の範囲内での画像形成装置の利用を促進させることができる。
また本発明にあっては、記憶媒体が記憶する暗号鍵を用いて識別情報を暗号化することにより、暗号化された識別情報が画像データに付加された状態で記憶媒体から他の記憶媒体へ複製された場合に暗号化された識別情報を復号することができないので、暗号化された識別情報が画像データに付加された状態で複製されることによって不正な割引が発生することを防止することができる。
更に本発明においては、画像形成装置が記憶する暗号鍵と記憶媒体が記憶する暗号鍵とを用いて識別情報を暗号化するので、識別情報が外部に漏洩しないようにより安全にサービスを実行することができる等、本発明は優れた効果を奏する。
以下本発明をその実施の形態を示す図面に基づき具体的に説明する。
図1は、本発明の画像形成装置1の内部の構成を示す機能ブロック図である。画像形成装置1は、画像データの生成、画像データからの画像の形成、及び画像の複写等の処理を行い、行った処理に対する課金を行う。画像形成装置1は、コンビニエンスストア又は文房具店等の商店に設置され、使用者の操作を受け付けて処理を行う。
図1は、本発明の画像形成装置1の内部の構成を示す機能ブロック図である。画像形成装置1は、画像データの生成、画像データからの画像の形成、及び画像の複写等の処理を行い、行った処理に対する課金を行う。画像形成装置1は、コンビニエンスストア又は文房具店等の商店に設置され、使用者の操作を受け付けて処理を行う。
画像形成装置1は、演算を行うCPU及び演算に伴う一時的な情報を記憶するRAM等からなる制御部11を備えている。制御部11には、画像形成装置1の制御を行うための制御プログラムを記憶しているROM14が接続されている。制御部11は、ROM14が記憶している制御プログラムに従って画像形成装置1全体の制御を行う。
制御部11には、画像データの生成、及び画像データに基づいた画像の生成に係る情報処理を行う画像処理部121が接続されている。また画像処理部121には、原稿の画像を操作して読み取る画像読み取り部122が接続されている。画像読み取り部122が読み取った画像の信号に基づいて、画像処理部121は、画像読み取り部122が読み取った画像を表す画像データを生成し、画像読み取り部122及び画像処理部121は本発明に係るデータ生成手段として機能する。
また画像処理部121には画像を記録用紙に記録することによって画像を形成する画像形成部123が接続されている。画像処理部121は、生成した画像データ又は制御部11から受け付けた画像データに基づいて画像形成部123に画像を形成させ、画像処理部121及び画像形成部123は本発明に係る画像形成手段として機能する。
また、制御部11には、使用者からの操作を受け付ける操作部16が接続されている。操作部16は、使用者による操作のために必要な情報を表示する液晶パネル等の表示手段と、使用者の操作により指示が入力されるタッチパネル又はテンキー等の入力手段とからなっている。また制御部11には、使用者から金銭を受け付ける金銭受付部18が接続されている。金銭受付部18は、貨幣またはプリペイドカード等を受け付ける装置である。制御部11は、金銭受付部18が受け付けた貨幣またはプリペイドカード等の金銭価値を減算することによって、画像形成装置1が行う処理に対する料金の課金を行うことができる。
また制御部11には、本発明に係る記憶媒体であるICカード2が装着されることによってICカード2に対して情報の読み書きが可能なようにICカード2を受け付けるカード受付部(記憶媒体受付手段)17が接続されている。カード受付部17は、接触又は非接触でICカード2に対して情報の読み書きを行うリーダライタである。
また制御部11には、ICカード2に対して読み書きされる情報の暗号化及び復号を行う暗号化復号処理部13が接続されている。暗号化復号処理部13は、本発明に係る暗号化手段及び復号手段として機能する。更に制御部11には、画像形成装置1が行う処理に必要な情報を記憶している情報記憶部(識別情報記憶手段)15が接続されている。情報記憶部15は、画像形成装置1を識別する本発明に係る識別情報である装置IDを記憶している。また情報記憶部15は、画像形成装置1と同一の商店内に設置されている複数の画像形成装置、又は画像形成装置1が設置されている商店と同一の系列に属する商店に設置されている複数の画像形成装置等、所定のグループ内に含まれる複数の画像形成装置に共通の情報であるグループIDを記憶している。更に情報記憶部15は、暗号化復号処理部13が行う情報の暗号化及び復号のために必要な非対称暗号方式の暗号鍵及び復号鍵である装置暗号鍵及び装置復号鍵を記憶している。
画像形成部1及びICカード2は本発明の画像形成システムをなす。ICカード2は、情報処理を行う情報処理部、データを記憶する記憶部、及び外部と情報の入出力を行うインタフェース部とを内部に備えている。またICカード2は、非対称暗号方式の暗号鍵及び復号鍵であるカード暗号鍵及びカード復号鍵を記憶しており、画像データを含む記憶データを記憶することが可能な構成となっている。記憶データ内には、画像データに関連づけて、画像データを生成した画像形成装置の装置ID及びグループIDと、画像データから生成されたハッシュ値とが含まれている。ICカード2は、使用者によって持ち運ばれる可搬型の記憶媒体であり、他の画像形成装置又はパーソナルコンピュータ等の他の装置による情報の読み書きが可能な構成となっている。
制御部11は、ROM14が記憶する制御プログラムに従って、画像処理部121が生成した画像データから一方向性ハッシュ関数を用いてハッシュ値を生成する処理を行う構成となっている。また制御部11は、ROM14が記憶する制御プログラムに従って、ICカード2から読み出した装置ID及びグループIDと情報記憶部15が記憶している装置ID及びグループIDとが一致するか否かを判定する処理を行う構成となっている。また制御部11は、ROM14が記憶する制御プログラムに従って、ICカード2から読み出した画像データから生成されるハッシュ値とICカード2から読み出したハッシュ値とが一致するか否かを判定する処理を行う構成となっている。更に制御部11は、ROM14が記憶する制御プログラムに従って、判定の結果に応じて画像形成の際の料金を決定して課金する処理を行う構成となっている。
次に、本発明の画像形成システムが行う処理をフローチャートを用いて説明する。画像形成装置1を利用して画像データを生成する際には、使用者は、ICカード2をカード受付部17に受け付けさせ、貨幣又はプリペイドカード等を金銭受付部に受付させ、原稿を画像読み取り部122にセットし、操作部16を操作することで、画像の読み取り指示を画像形成装置1へ入力する。
図2は、本発明の画像形成装置1が行う画像データ生成の処理を示すフローチャートである。画像形成装置1の制御部11は、ROM14が記憶する制御プログラムに従って、以下の処理を実行する。制御部11は、画像の読み取り指示の受付の有無を監視している(S11)。画像の読み取り指示の受付がない場合は(S11:NO)、制御部11は、画像の読み取り指示の受付の有無の監視を続行する。画像の読み取り指示を受け付けた場合は(S11:YES)、制御部11は、画像読み取り部122に原稿の画像を読み取らせ(S12)、画像処理部121に画像データを生成させる(S13)。
制御部11は、次に、一方向性ハッシュ関数を用いて、画像処理部121が生成した画像データからハッシュ値を生成する(S14)。制御部11は、次に、暗号化復号処理部13に、生成したハッシュ値、情報記憶部15が記憶している装置ID、及びグループIDをまとめて暗号化させて(S15)、ハッシュ値、装置ID及びグループIDが暗号化されて含まれる暗号データを生成する。制御部11は、次に、画像形成装置1の所在を示す情報、画像の形成時に画像形成装置1を利用した場合の料金の割引率を示す情報、又は画像データを生成した日時を示す情報等からなる、暗号化されていない可視情報を生成する(S16)。次に、制御部11は、生成した画像データ、暗号データ及び可視情報からなる記憶データをカード受付部17にICカード2へ書き込ませることによって、ICカード2に記憶データを記憶させる(S17)。制御部11は、次に、画像データの生成に応じた料金を、金銭受付部18が受け付けている貨幣又はプリペイドカード等から減算することによって、画像データの生成に対する課金処理を行い(S18)、処理を終了する。
ICカード2は、画像データが含まれる記憶データを記憶しているので、ICカード2の使用者は、パーソナルコンピュータ(PC)等を用いてICカード2が記憶している記憶データから画像データを取り出し、画像データを利用することができる。また記憶データに含まれる可視情報は暗号化されていないので、使用者は可視情報を読み出してその内容を知ることができる。画像形成装置1を利用して画像を形成する際には、使用者は、記憶データを記憶しているICカード2をカード受付部17に受け付けさせ、貨幣又はプリペイドカード等を金銭受付部に受付させ、操作部16を操作することで、画像形成の指示を画像形成装置1へ入力する。
図3は、本発明の画像形成装置1が行う画像形成の処理を示すフローチャートである。画像形成装置1の制御部11は、ROM14が記憶する制御プログラムに従って、以下の処理を実行する。制御部11は、画像形成の指示の受付の有無を監視している(S201)。画像形成の指示の受付がない場合は(S201:NO)、制御部11は、画像形成の指示の受付の有無の監視を続行する。画像形成の指示を受け付けた場合は(S201:YES)、制御部11は、カード受付部17に、ICカード2が記憶している記憶データに含まれる画像データを読み出させる(S202)。次に、制御部11は、カード受付部17及び暗号化復号処理部13を用いて、ICカード2が記憶している記憶データに含まれる暗号データの読み出し及び復号を行い(S203)、暗号データとして暗号化されていたハッシュ値、装置ID及びグループIDを復元する。。
制御部11は、次に、ステップS202で読み出した画像データから、ハッシュ値を生成する(S204)。制御部11は、次に、ステップS203で暗号データを復号することで復元したハッシュ値とステップS204で生成したハッシュ値とが一致するか否かを判定する(S205)。ハッシュ値が一致しない場合は(S205:NO)、制御部11は、画像形成の料金として、割引きを行わない通常の料金を設定する(S210)。
ステップS205でハッシュ値が一致した場合は(S205:YES)、制御部11は、暗号データを復号することで復元した装置IDと情報記憶部15が記憶している装置IDとが一致しているか否かを判定する(S206)。装置IDが一致していた場合は(S206:YES)、制御部11は、画像形成の料金として、装置IDが一致した場合の所定の割引率で割引いた割引き料金を設定する(S207)。
ステップS206で装置IDが一致しなかった場合は(S206:NO)、制御部11は、暗号データを復号することで復元したグループIDと情報記憶部15が記憶しているグループIDとが一致しているか否かを判定する(S208)。グループIDが一致していた場合は(S208:YES)、制御部11は、画像形成の料金として、グループIDが一致した場合の所定の割引率で割引いた割引料金を設定する(S209)。ステップS208でグループIDが一致しなかった場合は(S208:NO)、画像形成の料金として、割引きを行わない通常の料金を設定する(S210)。
ステップS207、ステップS209又はステップS210が終了した後は、制御部11は、ICカード2から読み出した画像データに基づいて、画像処理部121及び画像形成部123に画像を形成させる(S211)。制御部11は、次に、画像形成の料金として決定した料金を、金銭受付部18が受け付けている貨幣又はプリペイドカード等から減算することによって、画像形成に対する課金処理を行い(S212)、処理を終了する。
次に、本発明の画像形成システムが行う暗号化及び復号の内容を説明する。図4は、画像形成装置1の内部のみで暗号化及び復号を行う方法を示す模式図である。図4(a)は暗号化の方法を示し、図4(b)は復号の方法を示す。暗号化の際は、図4(a)に示す如く、画像形成装置1の暗号化復号処理部13は、ステップS15で、情報記憶部15が記憶している装置暗号鍵を用いて、ハッシュ値、装置ID及びグループIDを暗号化する。ICカード2は、暗号化により生成された暗号データ及び画像データを含む記憶データを記憶する。また復号の際は、図4(b)に示す如く、暗号化復号処理部13は、ステップS203で、情報記憶部15が記憶している装置復号鍵を用いて、ICカード2から読み出した記憶データに含まれる暗号データを復号し、ハッシュ値、装置ID及びグループIDが復元される。
以上詳述した如く、ICカード2は、画像データに付加して、画像データを生成した画像形成装置1を識別する装置IDを記憶し、画像形成装置1は、画像データに付加された装置IDに基づいて、ICカード2が記憶している画像データが自身で生成した画像データであるか否かを判定する。画像データを生成した画像形成装置1を示す識別符号を使用者に対して発行するのではなく、画像データに対して装置IDを付加することにより、画像データがどの画像形成装置1で形成されたのかを確実に判定することができる。従って、画像データを生成したのと同じ画像形成装置1で画像を形成する場合に画像形成の料金を割り引くサービスを行う際には、画像形成時に使用者が識別符号を繰り返し使用することによって不正な割引が発生することを防止することができる。
また本発明においては、画像データに付加してICカード2に記憶させる装置IDを暗号化するので、装置IDが外部に漏洩することを防止することができる。また、本発明においては、画像データからハッシュ値を生成し、ハッシュ値と装置IDとを併せて暗号化したデータを画像データに付加してICカード2に記憶させる。これにより、画像データに付加されたデータが複製されて他の画像データに付加されている場合は、画像データから生成するハッシュ値と付加されているデータを復号することによって得られるハッシュ値とが異なるので、使用者が画像データに付加されたデータを複製して他の画像データに付加することによって不正な割引が発生することを防止することができる。
また本発明においては、装置IDと共に、画像形成装置1と同一の商店内に設置されている複数の画像形成装置、又は画像形成装置1が設置されている商店と同一の系列に属する商店に設置されている複数の画像形成装置等、所定のグループ内に含まれる複数の画像形成装置に共通の情報であるグループIDを画像データに付加する。画像形成装置1は、画像データに付加されたグループIDに基づいて、画像データを生成した画像形成装置1がどのグループに属しているかを判定する。所定の同一の商店内に設置されている画像形成装置1で形成された画像データについては、画像形成時に所定の割引率で料金の割引を行う等、画像データを生成した画像形成装置1で画像形成を行う場合以外でも所定の画像形成装置1で画像を形成する料金の割引を行う新たなサービスを実現することができる。これにより、所定の範囲内での画像形成装置1の利用を促進させることができる。
ところで、図4には、画像形成装置1が記憶している情報のみを用いて暗号化及び復号を行う方法を示したが、この方法では、画像データ及び暗号データを含む記憶データを一のICカード2から他のICカード2へ複製した場合でも、複製先のICカード2が記憶する記憶データに含まれる暗号データを復号することができる。このような他のICカード2を利用した不正な割引を防止するためには、画像形成装置1が記憶している情報とICカード2が記憶している情報とを用いて暗号化及び復号を行う方法が有効である。
図5は、画像形成装置1及びICカード2が記憶している情報を用いて暗号化及び復号を行う方法の例を示す模式図である。図5(a)は暗号化の方法を示し、図5(b)は復号の方法を示す。暗号化の際は、図5(a)に示す如く、ステップS15で、カード受付部17はICカード2が記憶しているカード暗号鍵を読み出し、暗号化復号処理部13は、情報記憶部15が記憶している装置暗号鍵とICカード2から読み出したカード暗号鍵とを用いて、ハッシュ値、装置ID及びグループIDを暗号化する。また復号の際には、図5(b)に示す如く、ステップS203で、ICカード2は、記憶しているカード復号鍵を用いて暗号データを復号し、暗号化復号処理部13は、情報記憶部15が記憶している装置復号鍵を用いて、ICカード2内で復号されたデータを更に復号し、ハッシュ値、装置ID及びグループIDが復元される。
図6は、画像形成装置1及びICカード2が記憶している情報を用いて暗号化及び復号を行う方法の他の例を示す模式図である。図6(a)は暗号化の方法を示し、図6(b)は復号の方法を示す。暗号化の際は、図6(a)に示す如く、ステップS15で、カード受付部17はICカード2が記憶しているカード暗号鍵を読み出し、暗号化復号処理部13は、ICカード2から読み出したカード暗号鍵を用いて、ハッシュ値、装置ID及びグループIDを暗号化する。また復号の際には、図6(b)に示す如く、ステップS203で、ICカード2は、記憶しているカード復号鍵を用いて暗号データを復号し、更に、情報記憶部15が記憶している装置暗号鍵を読み出し、復号したデータを装置暗号鍵を用いて暗号化する。画像形成装置1は、ICカード2内で暗号化されたデータを読み出し、暗号化復号処理部13は、情報記憶部15が記憶している装置復号鍵を用いて、暗号化されたデータを復号し、ハッシュ値、装置ID及びグループIDが復元される。
以上の処理を行う本発明においては、ICカード2が記憶するカード暗号鍵を用いて装置ID及びグループIDを暗号化するので、画像データ及び暗号データを含む記憶データが一のICカード2から他のICカード2へ複製された場合には、暗号データを復号することができない。従って、使用者が画像データ及び暗号データを含む記憶データを一のICカード2から他のICカード2へ複製することによって不正な割引が発生することを防止することができる。
また本発明においては、画像形成装置1が記憶する装置暗号鍵とICカード2が記憶するカード暗号鍵とを用いて装置ID及びグループIDを暗号化するので、装置ID及びグループIDが外部に漏洩しないようにより安全にサービスを実行することができる。
なお、本実施の形態においては、ICカード2はリーダライタであるカード受付部17に受け付けられて情報の読み書きが行われる形態を示したが、これに限るものではなく、ICカード2は画像形成装置1に対して非接触の状態で情報の読み書きが可能な形態としてもよい。また本実施の形態においては、本発明に係る記憶媒体としてICカード2を用いる形態を示したが、これに限るものではなく、本発明に係る記憶媒体は、画像形成装置1に接続可能な可搬型のPCであってもよく、また画像形成装置1との間で情報の交換が可能な携帯電話又はPDA等の可搬型の情報処理装置であってもよい。
また本実施の形態においては、料金の課金処理は、金銭受付部で貨幣又はプリペイドカード等の金銭を減算することで行う形態を示しているが、記録媒体に料金を記録するか、又は課金した料金の情報を他の装置へ送信する等、その他の処理によって課金処理を行う形態であってもよい。
1 画像形成装置
11 制御部
121 画像処理部
122 画像読み取り部
123 画像形成部
13 暗号化復号処理部(暗号化手段、復号手段)
15 情報記憶部(識別情報記憶手段)
17 カード受付部(記憶媒体受付手段)
18 金銭受付部
2 ICカード(記憶媒体)
11 制御部
121 画像処理部
122 画像読み取り部
123 画像形成部
13 暗号化復号処理部(暗号化手段、復号手段)
15 情報記憶部(識別情報記憶手段)
17 カード受付部(記憶媒体受付手段)
18 金銭受付部
2 ICカード(記憶媒体)
Claims (7)
- 画像を読み取ることにより画像データを生成するデータ生成手段と、画像データに基づいて画像を形成する画像形成手段と、前記データ生成手段による画像データの生成及び前記画像形成手段による画像の形成に対して個別に課金する課金手段と、画像データを記憶する外部の記憶媒体に対して情報の読み書きが可能なように前記記憶媒体を受け付ける記憶媒体受付手段とを備える画像形成装置において、
自身に係る識別情報を記憶する識別情報記憶手段と、
前記データ生成手段が生成した画像データ及び前記識別情報記憶手段が記憶する識別情報を互いに関連づけて、前記記憶媒体受付手段が受け付けている記憶媒体に記憶させる書き込み手段と、
前記記憶媒体受付手段が受け付けている記憶媒体が記憶する識別情報を前記記憶媒体から読み出す読み出し手段と、
該読み出し手段が読み出した識別情報と前記識別情報記憶手段が記憶する識別情報とが一致するか否かを判定する判定手段とを備え、
前記課金手段は、前記判定手段の判定結果に応じて、前記読み出し手段が読み出した識別情報に関連づけられて前記記憶媒体が記憶している画像データに基づいた前記画像形成手段による画像の形成に対する料金を決定するように構成してあること
を特徴とする画像形成装置。 - 前記識別情報記憶手段が記憶する識別情報を暗号化する暗号化手段を更に備え、
前記書き込み手段は、前記データ生成手段が生成した画像データに、前記暗号化手段により暗号化された識別情報を付加し、前記暗号化された識別情報を付加した前記画像データを前記記憶媒体受付手段が受け付けている記憶媒体に記憶させるように構成してあり、
前記読み出し手段は、前記記憶媒体受付手段が受け付けている記憶媒体が記憶する画像データに付加された暗号化された識別情報を前記記憶媒体から読み出すように構成してあり、
前記読み出し手段が読み出した暗号化された識別情報を復号する復号手段を更に備えること
を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記データ生成手段が生成した画像データに基づいたハッシュ値を生成するハッシュ値生成手段と、
該ハッシュ値生成手段が生成したハッシュ値と前記識別情報記憶手段が記憶する識別情報との組み合わせを暗号化した暗号データを生成する暗号化手段とを更に備え、
前記書き込み手段は、前記データ生成手段が生成した画像データに、前記暗号化手段が生成した前記暗号データを付加し、前記暗号データを付加した前記画像データを前記記憶媒体受付手段が受け付けている記憶媒体に記憶させるように構成してあり、
前記読み出し手段は、前記記憶媒体受付手段が受け付けている記憶媒体が記憶する画像データ及び該画像データに付加された暗号データを前記記憶媒体から読み出すように構成してあり、
前記読み出し手段が読み出した前記暗号データをハッシュ値及び識別情報へ復号する復号手段を更に備え、
前記ハッシュ値生成手段は、前記読み出し手段が読み出した画像データに基づいたハッシュ値を生成する手段を有し、
前記判定手段は、前記復号手段が復号したハッシュ値と前記ハッシュ値生成手段が前記画像データに基づいて生成したハッシュ値とが一致するか否かを判定する手段を有すること
を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記識別情報記憶手段は、複数種類の識別情報を記憶するように構成してあり、
前記書き込み手段は、前記データ生成手段が生成した画像データ及び前記識別情報記憶手段が記憶する複数種類の識別情報を互いに関連づけて、前記記憶媒体受付手段が受け付けている記憶媒体に記憶させる手段を有し、
前記読み出し手段は、前記記憶媒体受付手段が受け付けている記憶媒体が記憶する複数種類の識別情報を前記記憶媒体から読み出す手段を有し、
前記判定手段は、前記読み出し手段が読み出した各種類の識別情報と前記識別情報記憶手段が記憶する各種類の識別情報とが一致するか否かを判定する手段を有し、
前記課金手段は、前記判定手段により一致したと判定された識別情報の種類に応じて、前記読み出し手段が読み出した識別情報に関連づけられて前記記憶媒体が記憶している画像データに基づいた前記画像形成手段による画像の形成に対する料金を決定する手段を有すること
を特徴とする請求項1乃至3のいずれかひとつに記載の画像形成装置。 - 画像データを記憶する記憶媒体と、請求項1に記載の画像形成装置とを含む画像形成システムであって、
前記記憶媒体は、非対称暗号方式の暗号鍵及び復号鍵を記憶しており、
前記記憶媒体に記憶させる前記識別情報を前記記憶媒体が記憶している暗号鍵を用いて暗号化する暗号化手段と、
前記記憶媒体が記憶している暗号化された前記識別情報を前記記憶媒体が記憶している復号鍵を用いて復号する復号手段と
を備えることを特徴とする画像形成システム。 - 前記画像形成装置は、非対称暗号方式の暗号鍵及び復号鍵を記憶する鍵記憶手段を更に備え、
前記暗号化手段は、前記記憶媒体に記憶させる前記識別情報を、前記記憶媒体が記憶している暗号鍵及び前記鍵記憶手段が記憶している暗号鍵を用いて暗号化する手段を有し、
前記復号手段は、前記記憶媒体が記憶している暗号化された前記識別情報を、前記記憶媒体が記憶している復号鍵及び前記鍵記憶手段が記憶している復号鍵を用いて復号する手段を有すること
を特徴とする請求項5に記載の画像形成システム。 - 画像を読み取ることにより画像データを生成するデータ生成手段と、画像データに基づいて画像を形成する画像形成手段と、画像データを記憶する外部の記憶媒体に対して情報の読み書きが可能なように前記記憶媒体を受け付ける記憶媒体受付手段とを備える画像形成装置で、前記データ生成手段による画像データの生成及び前記画像形成手段による画像の形成に対して個別に課金する課金方法において、
前記データ生成手段で画像データを生成する際には、
前記データ生成手段で生成した画像データ及び前記画像形成装置を識別する識別情報を互いに関連づけ、
互いに関連づけた前記画像データ及び前記識別情報を前記記憶媒体受付手段が受け付けている記憶媒体に記憶させ、
前記画像形成手段で画像を生成する際には、
前記記憶媒体受付手段が受け付けている記憶媒体が記憶する識別情報を前記記憶媒体から読み出し、
読み出した識別情報と前記画像形成装置を識別する識別情報とが一致するか否かを判定し、
判定結果に応じて、読み出した識別情報に関連づけられて前記記憶媒体が記憶している画像データに基づいた前記画像形成手段による画像の形成に対する料金を決定すること
を特徴とする課金方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004276206A JP2006094065A (ja) | 2004-09-22 | 2004-09-22 | 画像形成装置、画像形成システム、及び課金方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004276206A JP2006094065A (ja) | 2004-09-22 | 2004-09-22 | 画像形成装置、画像形成システム、及び課金方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006094065A true JP2006094065A (ja) | 2006-04-06 |
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ID=36234614
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004276206A Pending JP2006094065A (ja) | 2004-09-22 | 2004-09-22 | 画像形成装置、画像形成システム、及び課金方法 |
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JP (1) | JP2006094065A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012040820A (ja) * | 2010-08-20 | 2012-03-01 | Fuji Xerox Co Ltd | 情報処理システム、データ読取装置及びプログラム |
-
2004
- 2004-09-22 JP JP2004276206A patent/JP2006094065A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2012040820A (ja) * | 2010-08-20 | 2012-03-01 | Fuji Xerox Co Ltd | 情報処理システム、データ読取装置及びプログラム |
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