JP2012038368A - 不良解析装置及び不良解析方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】レイヤを跨る不良を検出し、不良タイプの分類を行う。
【解決手段】本実施形態の不良解析装置は、各レイヤに対応するフェイルビットマップにおける不良タイプの分類を行う分類部と、異なるレイヤの不良セルを組み合わせるためのルールを格納する記憶部と、前記分類部による分類結果のうち前記ルールに合致する分類結果をグループ化する判定部と、を備える。前記ルールは、基点不良、前記基点不良の組合せ対象なる関連不良、前記基点不良と前記関連不良との関係を規定する組合せ条件、及び組合せ不良名称を含む。前記判定部は、1つのレイヤの前記分類結果から前記基点不良を抽出し、他のレイヤの前記分類結果から前記組合せ条件に合致する前記関連不良を抽出し、抽出した前記基点不良及び前記関連不良をグループ化して前記組合せ不良名称を付与する。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、不良解析装置及び不良解析方法に関する。
複数のメモリセルを有する半導体メモリの不良解析方法に、フェイルビットマップ(Fail Bit Map、以下FBMとする)を用いるものがある。FBMは、テスタを用いて全てのメモリセルに対して電気的特性試験を行い、その試験結果をそれぞれのメモリセルに対応する位置に表示したものである。
従来の半導体メモリはメモリセルが平面に配置されていたため、FBMも2次元座標(XY座標)で表現されており、当然、FBMの不良分類も2次元座標系のFBMを対象としたものであった。2次元座標系FBMの不良分類は、不良セルの位置関係、不良セルの分布や密度等の情報によって、あらかじめ定義された不良タイプに分類するものであった。
例えば、周囲に不良が存在しない独立した1ビットの不良は「BIT」として分類されていた。また、同一X軸上に不良が連なったものは「WLINE」として分類され、同一Y軸上に不良が連なったものは「BLINE」として分類されていた。また、それ以外の隣接不良は、「OTHER」として分類されていた。
また、FBM不良分類に要する処理時間を短縮するために、設定された領域内の不良数をカウントし、その不良数に応じて「領域不良」や「ビット多発不良」として分類することも行われていた。
近年、メモリセルが3次元に配置された半導体メモリが開発されているが、従来のFBM不良分類は2次元FBMを前提としていた。そのため、3次元メモリに対して、FBMをレイヤ毎に分けて2次元FBMとした上でFBM不良分類を実行しており、レイヤを跨るような不良を検出し、不良タイプの分類を行うことが出来なかった。
特開2000−306395号公報
本発明は、レイヤを跨る不良を検出し、不良タイプの分類を行うことができる不良解析装置及び不良解析方法を提供することを目的とする。
本実施形態によれば、不良解析装置は、半導体メモリのセル毎の良/不良情報が前記メモリセルの物理的配置に対応する物理アドレス順に配列されたフェイルビットマップを受け取り、前記フェイルビットマップをレイヤ毎に分割する分割部と、各レイヤに対応するフェイルビットマップにおける不良タイプの分類を行う分類部と、異なるレイヤの不良セルを同一の不良タイプとして組み合わせるルールを格納する記憶部と、前記分類部による分類結果が、前記ルールに合致するか否か判定し、合致した分類結果をグループ化する判定部と、を備える。前記ルールは、基点不良、前記基点不良の組合せ対象となる関連不良、前記基点不良と前記関連不良との関係を規定する組合せ条件、及び組合せ不良名称を含む。前記判定部は、1つのレイヤの前記分類結果から前記基点不良を抽出し、他のレイヤの前記分類結果から前記組合せ条件に合致する前記関連不良を抽出し、抽出した前記基点不良及び前記関連不良をグループ化して前記組合せ不良名称を付与する。
本発明の第1の実施形態に係る不良解析装置のハードウェア構成図である。 同第1の実施形態に係る不良解析装置の機能ブロック図である。 同第1の実施形態に係る不良解析方法を説明するフローチャートである。 レイヤ組合せルールの一例を示す図である。 同第1の実施形態に係るレイヤを跨いだ不良の検出方法を説明するフローチャートである。 同第1の実施形態に係る不良分類の一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る不良解析装置のハードウェア構成図である。 同第2の実施形態に係る不良解析装置の機能ブロック図である。 同第2の実施形態に係る不良解析方法を説明するフローチャートである。 変換テーブルの一例を示す図である。 レイヤ共通FBMの作成方法を説明するフローチャートである。 レイヤ共通FBMの作成方法を説明するフローチャートである。 同第2の実施形態に係る不良分類の一例を示す図である。 本発明の第3の実施形態に係る不良解析装置のハードウェア構成図である。 同第3の実施形態に係る不良解析装置の機能ブロック図である。 同第3の実施形態に係る不良解析方法を説明するフローチャートである。 同第3の実施形態に係る不良分類の一例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(第1の実施形態)図1に本発明の第1の実施形態に係る不良解析装置のハードウェア構成を示す。不良解析装置100は、テスタ20と同一ネットワーク上に接続されており、CPU(中央演算処理装置)110、ディスク装置120、メインメモリ130、及びネットワークインタフェース140を備える。不良解析装置100の各部はバス150を介して接続されている。
テスタ20は、不良解析対象となる3次元構造メモリの各メモリセルに対して電気的特性試験を行い、試験結果(メモリセルの良/不良情報)を含むフェイルビットマップ(Fail Bit Map、以下FBMとする)を、ネットワークを介して不良解析装置100へ出力する。テスタ20が出力したFBMは、本実施形態とは独立した物理FBM変換プログラムによって、試験結果がメモリセルの物理的配置に対応する物理アドレス順に配列されたFBMに変換される。3次元構造メモリは高さ方向にn個(nは2以上の整数)のレイヤを有するものとする。
ディスク装置120は、CPU110により実行される不良分類プログラムを格納する。さらに、ディスク装置120は、レイヤを跨いだ不良を検出する際に使用されるレイヤ組合せルールを格納する。ディスク装置120は例えばハードディスクである。なお、不良分類プログラムは、ディスク装置120でなく、ROMや磁気テープ(共に図示せず)に格納されていてもよい。
CPU110は、ディスク装置120内の不良分類プログラムをメインメモリ130にロードして、不良分類プログラムを実行する。このとき、ディスク装置120内のレイヤ組合せルールをメインメモリ130にロードするようにしてもよい。不良分類プログラムの実行に伴い、メインメモリ130上には、各レイヤのFBM(レイヤ1FBM、レイヤ2FBM、・・・、レイヤnFBM)を格納する領域や、各レイヤの不良分類結果(レイヤ1不良分類結果、レイヤ2不良分類結果、・・・、レイヤn不良分類結果)を格納する領域が確保される。レイヤ1はZ(高さ方向)座標が1のレイヤをいう。同様に、レイヤ2、・・・、レイヤnは、Z座標が2、・・・、nのレイヤをいう。
図2に、CPU110が不良分類プログラムを実行することで実現される機能ブロック図を示す。不良分類プログラムの実行により、読み込み部111、レイヤ分割部112、2次元FBM不良分類部113、及びレイヤ間組合せ判定部114が実現される。
読み込み部111、レイヤ分割部112、2次元FBM不良分類部113、及びレイヤ間組合せ判定部114において実行される処理を、図3に示すフローチャートと共に説明する。
(ステップS101)読み込み部111が、ディスク装置120上のFBMを読み込む。
(ステップS102)レイヤ分割部112が、FBMを各レイヤに対応するように分割する。各レイヤのFBM(レイヤ1FBM、レイヤ2FBM、・・・、レイヤnFBM)はメインメモリ130に格納される。各レイヤのFBMは2次元座標(XY座標)で表現される。
(ステップS103)変数zに1を設定する。
(ステップS104)2次元FBM不良分類部113が、レイヤzFBMについて不良タイプの分類を行う。ここで行われる不良タイプの分類は、公知の2次元座標系FBMを対象とした不良分類であり、例えば、周囲に不良が存在しない独立した1ビットの不良を「BIT」、Y軸上に不良ビットが2つ連続し、かつ周囲にその他の不良が存在しないものを「Y2BIT」、X軸上に不良ビットが連なったものを「XLINE」、同一のY軸上に不良ビットが連なったものを「YLINE」、矩形状に不良ビットが集合したものを「BLOCK」として分類する。
レイヤzFBMの不良分類結果(レイヤz不良分類結果)は、メインメモリ130に格納される。
(ステップS105)変数zを1増やす。
(ステップS106)zがnより大きい場合はステップS107へ進み、n以下の場合はステップS104に戻る。
(ステップS107)レイヤ間組合せ判定部114が、レイヤ組合せルールを参照して、レイヤ別の不良分類結果(レイヤ1不良分類結果〜レイヤn不良分類結果)から、レイヤを跨いだ不良を検出し、不良タイプを分類する。
(ステップS108)ステップS107における分類結果を含むメインメモリ130に格納された不良分類結果がディスク装置120へ出力される。
図4に、レイヤ組合せルールの一例を示す。レイヤ組合せルールは、基点不良と、組合せ条件と、関連不良(削除フラグ)と、組合せ不良名称とから構成される。
「基点不良」とは、レイヤ間組合せ判定(レイヤを跨ぐ不良として組み合わせるか否かの判定)を行う基点となる不良である。
「組合せ条件」は、前述の基点不良と後述の関連不良の関係を表す条件で、この条件を満たした場合に基点不良と関連不良はまとめられ、新たに後述の組合せ不良名称が付けられる。
「関連不良」は、前述の基点不良と組み合わせる対象の不良で、複数の種類を指定することが可能である。関連不良の後ろに付けられる削除フラグは、組合せ条件が満たされて新たな組合せ不良となったときに、関連不良を削除するか否かを示す。
図5に示すフローチャートを用いて、レイヤを跨いだ不良の検出及び不良タイプの分類方法を説明する。
(ステップS201)変数rに1を設定する。
(ステップS202)変数zに1を設定する。
(ステップS203)ステップS104によってメインメモリ130に格納されたレイヤz FBMの不良分類結果から、取り出していない不良分類結果がある場合はステップS204に進み、取り出していない不良分類結果が無い場合はステップS210へ進む。
(ステップS204)未だ取り出されていない不良分類結果が1つ取り出される。
(ステップS205)ステップS204で取り出した不良分類結果が、レイヤ組合せルールのルール番号rの基点不良と同じであるか確認し、同じであればステップS206へ進み、異なる場合はステップS203に戻る。
(ステップS206)レイヤ組合せルールのルール番号rに対応する組合せ条件を用いて組合せ判定を行う。具体的には、組合せ条件を満たす関連不良の有無を判定する。
(ステップS207)組合せ条件に合致する関連不良が存在する場合はステップS208に進み、存在しない場合はステップS203に戻る。
(ステップS208)ステップS204で取り出した不良分類結果(ステップS205で確認された基点不良)及び関連不良をグループ化し、新たな不良として、ルール番号rに対応する組合せ不良名称を付け、メインメモリ130に格納される。
(ステップS209)ステップS204で取り出した不良分類結果(ステップS205で確認された基点不良)及び削除フラグの付いている関連不良を削除する。
(ステップS210)変数zを1増やす。
(ステップS211)変数zがnより大きい場合はステップS212へ進み、n以下の場合はステップS203に戻る。
(ステップS212)変数rを1増やす。
(ステップS213)変数rが全ルール数より大きい場合は処理を終了し、全ルール数以下の場合はステップS202に戻る。これにより、全てのルールを順に参照してレイヤ間組合せ判定を行うことができる。
このようなレイヤを跨いだ不良の検出及び不良タイプの分類の一例を、図6を用いて説明する。なお、ここでは説明を簡単にするため、FBMは4つのレイヤ(レイヤ1、レイヤ2、レイヤ3、レイヤ4)に分割されるものとする。
レイヤ分割部112によりレイヤ別に分割されたFBM(レイヤ1FBM、レイヤ2FBM、レイヤ3FBM、レイヤ4FBM)は、それぞれ、2次元FBM不良分類部113により(2次元)不良分類される。
図6では、レイヤ1FBMの不良分類結果は、XLINE(1,3,1)−(32,3,1)と、BIT(30,7,1)になる。
分類された不良は、以下の2パターンで表記される。パターン[1]は、線形状、面形状、立方体形状の不良を表す時に使用され、不良の始点の座標と終点の座標を表す。パターン[2]は点形状の不良を表す時に使用され、座標は点不良の位置を表す。
パターン[1]:不良名(X座標,Y座標,Z座標)−(X座標,Y座標,Z座標)
パターン[2]:不良名(X座標,Y座標,Z座標)
従って、レイヤ1には、始点座標(1,3,1)、終点座標(32,3,1)のXLINE不良が存在し、さらに、座標(30,7,1)の位置にBIT不良が存在する。
レイヤ2FBMの不良分類結果は、BIT(30,7,2)と、BIT(31,10,2)である。従って、レイヤ2には、座標(30,7,2)の位置と、座標(31,10,2)の位置にBIT不良が存在する。
レイヤ3FBMの不良分類結果は、YLINE(7,1,3)−(7,16,3)と、BIT(30,7,3)である。従って、レイヤ3には、始点座標(7,1,3)、終点座標(7,16,3)のYLINE不良が存在し、さらに、座標(30,7,3)の位置にBIT不良が存在する。
レイヤ4FBMの不良分類結果は、BIT(30,7,4)である。従って、レイヤ4には座標(30,7,4)の位置にBIT不良が存在する。
次に、レイヤ間組合せ判定部114が、レイヤ組合せルールを参照して、レイヤ1FBM、レイヤ2FBM、レイヤ3FBM、レイヤ4FBMからレイヤを跨いだ不良を検出し、不良タイプを分類する。
まず、レイヤ1に着目する。レイヤ1のXLINE(1,3,1)−(32,3,1)は組合せルールの基点不良に該当しないので組合せ不良の対象外となる。
レイヤ1のBIT(30,7,1)はルール番号1の基点不良に該当し、更に関連不良としてレイヤ2のBIT(30,7,2)、レイヤ3のBIT(30,7,3)、レイヤ4のBIT(30,7,4)が組合せ条件に合致する。そのため、これらはグループ化され、新たにZLINEという組合せ不良名称が付けられ、ZLINE(30,7,1)−(30,7,4)として分類される。基点不良のBIT(30,7,1)と、削除フラグが立っている関連不良のBIT(30,7,2)、BIT(30,7,3)、及びBIT(30,7,4)とが削除される。
レイヤ1にはこれ以外の不良は無いので、次はレイヤ2に着目する。
BIT(30,7,2)は前述の通り既に削除されているので対象外となる。BIT (31,10,2)はルール番号1、ルール番号2及びルール番号7の基点不良に該当するが組合せ条件に合致した関連不良が無く組合せ不良の対象外となる。
レイヤ2にはこれ以外の不良は無いので、次はレイヤ3に着目する。
YLINE(7,1,3)−(7,16,3)はルール番号4に該当するが組合せ条件に合致した関連不良が無く、組合せ不良の対象外となる。BIT(30,7,3)は前述の通り既に削除されているので対象外となる。
レイヤ3にはこれ以外の不良は無いので、最後にレイヤ4に着目する。
BIT(30,7,4)は前述の通り既に削除されているので対象外となる。
このようにして、レイヤ間組合せ判定部114から出力される(最終的な)不良分類結果は、ZLINE(30,7,1)−(30,7,4)と、XLINE(1,3,1)−(32,3,1)と、BIT(31,10,2)と、YLINE(7,1,3)−(7,16,3)を含む。この不良分類結果がディスク装置120に格納される。
このように本実施形態によれば、各レイヤについて2次元FBM不良分類を行った後、レイヤ組合せルールを参照して、レイヤを跨ぐ不良を検出し、不良タイプを分類することができる。
そのため、3次元にメモリセルを配置した半導体メモリに対してもFBM不良分類が可能になり、不良解析の効率が向上し、製品開発期間を短縮できる。
(第2の実施形態)図7に本発明の第2の実施形態に係る不良解析装置のハードウェア構成を示す。図1に示す上記第1の実施形態と同様の構成要素は同じ参照番号を付して説明を省略する。本実施形態は、図1に示す上記第1の実施形態と比較して、ディスク装置120がレイヤ組合せルールでなく、変換テーブル(後述する)を格納している点が異なる。また、CPU110が不良分類プログラムを実行することで実現される機能ブロックが異なる。
図8に、CPU110が本実施形態に係る不良分類プログラムを実行することで実現される機能ブロックを示す。不良分類プログラムの実行により、読み込み部211、レイヤ分割部212、レイヤ共通FBM抽出部213、レイヤ固有FBM抽出部214、2次元FBM不良分類部215、不良名称変換部216、及び合成部217が実現される。
また、不良分類プログラムの実行に伴い、メインメモリ130上には、各レイヤの固有FBM(レイヤ1固有FBM、レイヤ2固有FBM、・・・、レイヤn固有FBM)、全レイヤ(又は所定数以上のレイヤ)に共通する不良を示すレイヤ共通FBM、各レイヤの固有FBMに基づく不良分類結果(レイヤ1不良分類結果、レイヤ2不良分類結果、・・・、レイヤn不良分類結果)、レイヤ共通FBMに基づく不良分類結果(レイヤ共通不良分類結果)を格納する領域が確保される。
また、ディスク装置120は、不良名称変換部216が不良名称の変換を行う際に参照する変換テーブルを格納している。変換テーブルの内容については後述する。変換テーブルは、不良分類プログラムの実行に伴い、メインメモリ130にロードされてもよい。
読み込み部211、レイヤ分割部212、レイヤ共通FBM抽出部213、レイヤ固有FBM抽出部214、2次元FBM不良分類部215、不良名称変換部216、及び合成部217において実行される処理を、図9に示すフローチャートと共に説明する。
(ステップS301)読み込み部211が、ディスク装置120上のFBMを読み込む。
(ステップS302)レイヤ分割部212が、FBMを各レイヤに対応するように分割する。
(ステップS303)レイヤ共通FBM抽出部213が、全て(又は所定数以上)のレイヤに共通する不良を抽出し、レイヤ共通FBMとしてメインメモリ130に格納する。
(ステップS304)レイヤ固有FBM抽出部214が、各レイヤに固有の不良を抽出し、各レイヤの固有FBM(レイヤ1固有FBM、レイヤ2固有FBM、・・・、レイヤn固有FBM)としてメインメモリ130に格納する。各レイヤに固有の不良とは、各レイヤの不良から、ステップS303でレイヤ共通FBM抽出部213が抽出した不良を除いたものに相当する。
(ステップS305)変数zに1を設定する。
(ステップS306)2次元FBM不良分類部215が、レイヤzの固有FBMについて不良分類を行う。ここで行われる不良分類は、公知の2次元座標系FBMを対象とした不良分類であり、例えば、周囲に不良が存在しない独立した1ビットの不良を「BIT」、X軸上に不良ビットが連なったものを「XLINE」、同一のY軸上に不良ビットが連なったものを「YLINE」、矩形状に不良ビットが集合したものを「BLOCK」として分類する。
レイヤzの固有FBMに基づく不良分類結果(レイヤz不良分類結果)はメインメモリ130に格納される。
(ステップS307)zを1増やす。
(ステップS308)zがnより大きい場合はステップS309へ進み、n以下の場合はステップS306に戻る。
ステップS306〜S308を繰り返すことで、すべてのレイヤの固有FBMについて不良分類が行われる。
(ステップS309)2次元FBM不良分類部215が、レイヤ共通FBMについて不良分類を行う。ここでの不良分類も、ステップS306と同様の、公知の2次元座標系FBMを対象とした不良分類である。
(ステップS310)不良名称変換部216が、変換テーブルを参照して、ステップS309における不良分類による2次元不良分類名称を3次元不良分類名称に変換する。変換テーブルには、図10に示すような、レイヤ共通FBM内の不良の名称(2次元不良分類名称)と、3次元不良分類名称との対応関係が規定されている。
例えば、全レイヤに不良があるものをレイヤ共通FBMと定義し、このレイヤ共通FBMにBIT不良があった場合、実際には、レイヤ1からレイヤnのすべてにおいて、このBIT不良と同じ位置に不良があることになる。すなわち、これはZ軸(高さ方向)上に不良ビットが連なった「ZLINE」である。不良名称変換部216は、BITをZLINEに変換する。
不良名称変換部216が不良名称の変換を行い、レイヤ共通不良分類結果をメインメモリ130に格納する。
(ステップS311)合成部217が、メインメモリ130に格納されている各レイヤの固有FBMに基づく不良分類結果(レイヤ1不良分類結果、レイヤ2不良分類結果、・・・、レイヤn不良分類結果)と、レイヤ共通不良分類結果とを合成する。
(ステップS312)ステップS311で合成された不良分類結果がディスク装置120へ出力され、格納される。
ステップS303におけるレイヤ共通FBMの作成処理の一例を図11及び図12に示すフローチャートを用いて説明する。なお、各レイヤには、X座標が1〜i(iは2以上の整数)、Y座標が1〜j(jは2以上の整数)まであり、i×jビットのメモリセルが設けられているものとする。また、レイヤ数はnである。
(ステップS401)変数yに1を設定する。
(ステップS402)変数xに1を設定する。
(ステップS403)変数Count[x][y]に0を設定する。このCoutn[x][y]は、(X座標、Y座標)=(x、y)の位置におけるZ方向の不良ビットのカウント値を示す。
(ステップS404)変数zに1を設定する。
(ステップS405)FBM中の座標(x、y、z)が不良ビットである場合は、ステップS406へ進み、不良ビットでない場合はステップS407へ進む。
(ステップS406)変数Count[x][y]を1増やす。
(ステップS407)変数zを1増やす。
(ステップS408)変数zがnより大きい場合はステップS409へ進み、n以下の場合はステップS405へ戻る。
ステップS405〜S408の繰り返しにより、座標(x、y)におけるZ方向の不良ビット数を求めることができる。
(ステップS409)変数xを1増やす。
(ステップS410)変数xがiより大きい場合はステップS411へ進み、i以下の場合はステップS403に戻る。
ステップS403〜ステップS410の繰り返しにより、変数xに、1〜iを順にすべて設定することができる。
(ステップS411)変数yを1増やす。
(ステップS412)変数yがjより大きい場合は図12のステップS501へ進み、j以下の場合はステップS402に戻る。
ステップS402〜S412の繰り返しにより、変数yに、1〜jを順にすべて設定することができる。
従って、ステップS401〜S412により、XY平面上のすべての座標におけるZ方向の不良ビット数を求めることができる。
(ステップS501)変数yに1を設定する。
(ステップS502)変数xに1を設定する。
(ステップS503)Count[x][y]が所定の閾値以上である場合はステップS504に進み、閾値未満である場合はステップS505に進む。
(ステップS504)レイヤ共通FBMの座標(x、y)に不良をセットする。
(ステップS505)変数xを1増やす。
(ステップS506)変数xがiより大きい場合はステップS507へ進み、i以下の場合はステップS503に戻る。
(ステップS507)変数yを1増やす。
(ステップS508)変数yがjより大きい場合は処理を終了し、j以下の場合はステップS502に戻る。
これにより、Z方向の不良ビット数が所定の閾値以上である位置に不良がセットされたレイヤ共通FBMが作成される。ステップS503における閾値は、レイヤ共通FBMの定義によって変わる。例えば、全レイヤに不良があるものをレイヤ共通FBMと定義する場合、ステップS503の閾値には全レイヤ数のnを与えれば良い。また、半数のレイヤで不良が出ているものをレイヤ共通FBMと定義する場合、ステップS503の閾値には、n/2を与えれば良い。
レイヤ共通FBMは1つに限定されるものではなく、例えば全レイヤに不良があるレイヤ共通FBM1と、半数のレイヤで不良が出ているレイヤ共通FBM2の2種類があっても良い。
なお、図11及び図12のフローチャートは処理内容を説明するためのものであり、性能まで考慮した実際の実装においては異なるフローチャートとなり得る。
また、レイヤ共通FBMの抽出方法は、これに限るものではない。例えば、全レイヤに不良があるものをレイヤ共通FBMと定義する場合は、全レイヤのFBMの論理積を求めてレイヤ共通FBMを作成することができる。
このようにして作成したレイヤ共通FBMに基づくレイヤ共通不良分類結果と、各レイヤの固有FBMに基づく不良分類結果(レイヤ1不良分類結果、レイヤ2不良分類結果、・・・、レイヤn不良分類結果)とを合成して、レイヤを跨いだ不良の検出・タイプ分類を行うことができる。
本実施形態によるレイヤを跨いだ不良の検出及びタイプの分類の一例を、図13を用いて説明する。なお、ここでは説明を簡単にするため、FBMは4つのレイヤ(レイヤ1、レイヤ2、レイヤ3、レイヤ4)に分割されるものとする。
レイヤ共通FBM抽出部213が、レイヤ別に分割されたFBMから、図13に示すようなレイヤ共通FBMを抽出する。また、レイヤ固有FBM抽出部214が、レイヤ別に分割されたFBMから、各レイヤの固有FBM(レイヤ1固有FBM、レイヤ2固有FBM、レイヤ3固有FBM、レイヤ4固有FBM)を抽出する。
そして、2次元FBM不良分類部215が、レイヤ共通FBM、各レイヤの固有FBMの不良分類を行う。
レイヤ共通FBMの不良分類結果は、BIT(30,7,1−4)の1つである。不良名称変換部216が、図10に示すような変換テーブルを参照して、BIT(30,7,1−4)からZLINE(30,7,1)−(30,7,4)に不良名称を変換する。
レイヤ1固有FBMの不良分類結果は、XLINE(1,3,1)−(32,3,1)の1つである。
レイヤ2固有FBMの不良分類結果は、BIT(31,10,2)の1つである。
レイヤ3固有FBMの不良分類結果は、YLINE(7,1,3)−(7,16,3)の1つである。
レイヤ4固有FBMには不良が無い。
合成部217が、これらの不良分類結果を合成し、ZLINE(30,7,1)−(30,7,4)と、XLINE(1,3,1)−(32,3,1)と、BIT(31,10,2)と、YLINE(7,1,3)−(7,16,3)とを含む(最終的な)不良分類結果として出力する。合成部217から出力された不良分類結果は、ディスク装置120に格納される。
このように本実施形態では、レイヤ共通FBMの2次元FBM不良分類結果を名称変換したものと、各レイヤの固有FBMの2次元FBM不良分類結果とを合成する。これにより、レイヤを跨ぐ不良を検出し、3次元フェイルビットマップの不良分類を行うことができる。
そのため、3次元にメモリセルを配置した半導体メモリに対してもFBM不良分類が可能になり、不良解析の効率が向上し、製品開発期間を短縮できる。
また、本実施形態は、上記第1の実施形態のように全レイヤの全不良について1つずつレイヤ組合せルールとの照合を行ったりしないので、上記第1の実施形態と比較して、処理時間を短縮することができる。
(第3の実施形態)図14に本発明の第3の実施形態に係る不良解析装置のハードウェア構成を示す。図1に示す上記第1の実施形態と同様の構成要素は同じ参照番号を付して説明を省略する。本実施形態は、図1に示す上記第1の実施形態と比較して、ディスク装置120が上記第2の実施形態で説明した変換テーブルを格納している点が異なる。また、CPU110が不良分類プログラムを実行することで実現される機能ブロックが異なる。
図15に、CPU110が本実施形態に係る不良分類プログラムを実行することで実現される機能ブロックを示す。不良分類プログラムの実行により、読み込み部311、レイヤ分割部312、レイヤ共通FBM抽出部313、レイヤ固有FBM抽出部314、2次元FBM不良分類部315、不良名称変換部316、レイヤ間組合せ判定部317、及び合成部318が実現される。
本実施形態は、上記第1の実施形態及び第2の実施形態を組み合わせたものであり、読み込み部311、レイヤ分割部312、2次元FBM不良分類部315は、それぞれ、読み込み部111、211、レイヤ分割部112、212、2次元FBM不良分類部113、215に対応する。また、レイヤ共通FBM抽出部313、レイヤ固有FBM抽出部314、不良名称変換部316は、それぞれ上記第2の実施形態におけるレイヤ共通FBM抽出部213、レイヤ固有FBM抽出部214、不良名称変換部216に対応する。
レイヤ間組合せ判定部317は、上記第1の実施形態におけるレイヤ間組合せ判定部114と同様の処理を行うものであり、図4に示すようなレイヤ組合せルールを参照して、各レイヤの固有FBMの不良分類結果から、レイヤを跨いだ不良を検出し、タイプを分類する。
合成部318は、上記第2の実施形態における合成部217と同様の処理を行うものであり、レイヤ間組合せ判定部317から出力される不良分類結果と、不良名称変換部316から出力されるレイヤ共通不良分類結果とを合成する。
不良分類プログラムの実行に伴い、メインメモリ130上には、各レイヤの固有FBM(レイヤ1固有FBM、レイヤ2固有FBM、・・・、レイヤn固有FBM)、全レイヤ(又は所定数以上のレイヤ)に共通する不良を示すレイヤ共通FBM、各レイヤの固有FBMに基づく不良分類結果(レイヤ1不良分類結果、レイヤ2不良分類結果、・・・、レイヤn不良分類結果)、レイヤ共通FBMに基づく不良分類結果(レイヤ共通不良分類結果)を格納する領域が確保される。また、ディスク装置120は、レイヤ組合せルール及び変換テーブルを格納している。
読み込み部311、レイヤ分割部312、レイヤ共通FBM抽出部313、レイヤ固有FBM抽出部314、2次元FBM不良分類部315、不良名称変換部316、レイヤ間組合せ判定部317、及び合成部318において実行される処理を、図16に示すフローチャートを用いて説明する。
(ステップS601)読み込み部311が、FBMを読み込む。
(ステップS602)レイヤ分割部312が、FBMを各レイヤに対応するように分割する。
(ステップS603)レイヤ共通FBM抽出部313が、全て(又は所定数以上)のレイヤに共通する不良を抽出し、レイヤ共通FBMとしてメインメモリ130に格納する。レイヤ共通FBMは上記第2の実施形態(図11及び図12参照)と同様の方法で作成される。
(ステップS604)レイヤ固有FBM抽出部314が、各レイヤに固有の不良を抽出し、各レイヤの固有FBM(レイヤ1固有FBM、レイヤ2固有FBM、・・・、レイヤn固有FBM)としてメインメモリ130に格納する。
(ステップS605)変数zに1を設定する。
(ステップS606)2次元FBM不良分類部315がレイヤzの固有FBMの不良分類を行う。
(ステップS607)変数zを1増やす。
(ステップS608)zがnより大きい場合はステップS609に進み、n以下の場合はステップS606に戻る。
ステップS606〜S608を繰り返すことで、全てのレイヤの固有FBMについて2次元不良分類が行われる。
(ステップS609)レイヤ間組合せ判定部317が、レイヤ組合せルールを参照して、ステップS606〜S608から得られるレイヤ別の固有FBM不良分類結果から、レイヤを跨いだ不良を検出・分類し、不良分類結果をメインメモリ130に格納する。ここでの処理は、上記第1の実施形態(図5参照)と同様であるため、説明を省略する。
(ステップS610)2次元FBM不良分類部315がレイヤ共通FBMの不良分類を行う。
(ステップS611)不良名称変換部316が、変換テーブルを参照して、ステップS610における不良分類による2次元不良分類名称を3次元不良分類名称に変換し、レイヤ共通FBM不良分類結果として、メインメモリ130に格納する。
(ステップS612)合成部318が、レイヤ間組合せ判定部317による不良分類結果と、レイヤ共通不良分類結果とを合成する。
(ステップS613)合成部318が、合成した不良分類結果を出力し、ディスク装置120に格納する。
本実施形態では、各レイヤの固有FBMに基づく不良分類結果(レイヤ1不良分類結果、レイヤ2不良分類結果、・・・、レイヤn不良分類結果)から、レイヤ組合せルールを参照して、レイヤを跨ぐ不良を検出・分類した不良分類結果と、レイヤ共通FBMに基づくレイヤ共通不良分類結果とを合成する。これにより、レイヤを跨いだ不良の検出・分類をさらに精度良く行うことができる。
本実施形態によるレイヤを跨いだ不良の検出の一例を、図17を用いて説明する。なお、ここでは説明を簡単にするため、FBMは4つのレイヤ(レイヤ1、レイヤ2、レイヤ3、レイヤ4)に分割されるものとする。
レイヤ共通FBM抽出部313が、レイヤ別に分割されたFBMから、レイヤ共通FBMを抽出する。また、レイヤ固有FBM抽出部314が、レイヤ別に分割されたFBMから、各レイヤの固有FBM(レイヤ1固有FBM、レイヤ2固有FBM、レイヤ3固有FBM、レイヤ4固有FBM)を抽出する。
そして、2次元FBM不良分類部315が、レイヤ共通FBM、各レイヤの固有FBMの不良分類を行う。
レイヤ共通FBMの不良分類結果は、BIT(30,7,1−4)の1つである。不良名称変換部316が、図10に示すような変換テーブルを参照して、BIT(30,7,1−4)からZLINE(30,7,1)−(30,7,4)に不良名称を変換する。
レイヤ1固有FBMの不良分類結果は、XLINE(1,3,1)−(32,3,1)と、BIT(32,16,1)の2つである。レイヤ2固有FBMの不良分類結果は、BIT (31,10,2)と、BIT(32,16,2)の2つである。レイヤ3固有FBMの不良分類結果は、YLINE(7,1,3)−(7,16,3)の1つである。レイヤ4固有FBMには不良が無い。
次に、レイヤ間組合せ判定部317が、図4に示すレイヤ組合せルールを参照して、各レイヤの固有FBMから、レイヤを跨ぐ不良を検出し分類する。
レイヤ1固有FBMのXLINE(1,3,1)−(32,3,1)は組合せルールの基点不良に該当しないので組合せ不良の対象外となる。
レイヤ1固有FBMのBIT (32,16,1)はルール番号1とルール番号2とルール番号7の基点不良に該当するが、組合せ条件に合致するのはルール番号2のみであり、関連不良はレイヤ2のBIT(32,16,2)となる。これらはグループ化され、新たに、Z2BITという組合せ不良名称が付けられ、Z2BIT(32,16,1)−(32,16,2)として分類される。また、基点不良のBIT(32,16,1)と、削除フラグが立っている関連不良のBIT(32,16,2)は削除される。
レイヤ2固有FBMのBIT(31,10,2)はルール番号1、ルール番号2及びルール番号7の基点不良に該当するが組合せ条件に合致した関連不良が無く組合せ不良の対象外となる。
レイヤ2固有FBMのBIT(32,16,2)は前述の通り削除されているので対象外となる。
レイヤ3固有FBMのYLINE(7,1,3)−(7,16,3)はルール番号4の基点不良に該当するが、組合せ条件に合致した関連不良が無く、組合せ不良の対象外となる。
合成部318が、これらの不良分類結果を合成し、ZLINE(30,7,1)−(30,7,4)と、Z2BIT(32,16,1)−(32,16,2)と、XLINE(1,3,1)−(32,3,1)と、BIT(31,10,2)と、YLINE(7,1,3)−(7,16,3)とを含む(最終的な)不良分類結果として出力する。合成部318から出力された不良分類結果は、ディスク装置120に格納される。
このように、本実施形態では、各レイヤの固有FBMに基づく不良分類結果(レイヤ1不良分類結果、レイヤ2不良分類結果、・・・、レイヤn不良分類結果)から、レイヤ組合せルールを参照して、レイヤを跨ぐ不良を検出・分類した不良分類結果と、レイヤ共通FBMに基づくレイヤ共通不良分類結果とを合成する。
本実施形態はレイヤ共通FBMを用いることで、上記第1の実施形態と比較して、レイヤ組合せルールとの照合を行う不良数を減らすことができるため、処理時間を短縮できる。また、各レイヤの固有FBMに基づく不良分類結果から、レイヤ組合せルールを参照して、レイヤを跨いだ不良の検出・分類を行うため、上記第2の実施形態と比較して、レイヤを跨ぐ不良の検出・分類を、さらに精度良く行うことができる。
上述した実施形態で説明した不良解析装置の少なくとも一部は、ハードウェアで構成してもよいし、ソフトウェアで構成してもよい。ソフトウェアで構成する場合には、不良解析装置の少なくとも一部の機能を実現するプログラムをフレキシブルディスクやCD−ROM等の記録媒体に収納し、コンピュータに読み込ませて実行させてもよい。記録媒体は、磁気ディスクや光ディスク等の着脱可能なものに限定されず、ハードディスク装置やメモリなどの固定型の記録媒体でもよい。
また、不良解析装置の少なくとも一部の機能を実現するプログラムを、インターネット等の通信回線(無線通信も含む)を介して頒布してもよい。さらに、同プログラムを暗号化したり、変調をかけたり、圧縮した状態で、インターネット等の有線回線や無線回線を介して、あるいは記録媒体に収納して頒布してもよい。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
20 テスタ
100 不良解析装置
110 CPU
111 読み込み部
112 レイヤ分割部
113 2次元FBM不良分類部
114 レイヤ間組合せ判定部
120 ディスク装置
130 メインメモリ
140 ネットワークインタフェース
150 バス
211 読み込み部
212 レイヤ分割部
213 レイヤ共通FBM抽出部
214 レイヤ固有FBM抽出部
215 2次元FBM不良分類部
216 不良名称変換部
217 合成部
311 読み込み部
312 レイヤ分割部
313 レイヤ共通FBM抽出部
314 レイヤ固有FBM抽出部
315 2次元FBM不良分類部
316 不良名称変換部
317 レイヤ間組合せ判定部
318 合成部

Claims (8)

  1. 半導体メモリのセル毎の良/不良情報が前記メモリセルの物理的配置に対応する物理アドレス順に配列されたフェイルビットマップを受け取り、前記フェイルビットマップをレイヤ毎に分割する分割部と、
    各レイヤに対応するフェイルビットマップにおける不良タイプの分類を行う分類部と、
    異なるレイヤの不良セルを同一の不良タイプとして組み合わせるルールを格納する記憶部と、
    前記分類部による分類結果が、前記ルールに合致するか否か判定し、合致した分類結果をグループ化する判定部と、
    を備え、
    前記ルールは、基点不良、前記基点不良の組合せ対象なる関連不良、前記基点不良と前記関連不良との関係を規定する組合せ条件、及び組合せ不良名称を含み、
    前記判定部は、1つのレイヤの前記分類結果から前記基点不良を抽出し、他のレイヤの前記分類結果から前記組合せ条件に合致する前記関連不良を抽出し、抽出した前記基点不良及び前記関連不良をグループ化して前記組合せ不良名称を付与することを特徴とする不良解析装置。
  2. 半導体メモリのセル毎の良/不良情報が前記メモリセルの物理的配置に対応する物理アドレス順に配列されたフェイルビットマップを受け取り、前記フェイルビットマップをレイヤ毎に分割する分割部と、
    前記分割したフェイルビットマップから、所定数以上のレイヤに共通する不良セルを抽出し、レイヤ共通フェイルビットマップを作成する第1抽出部と、
    各レイヤのフェイルビットマップから、各レイヤに固有の不良セルを抽出し、レイヤ固有フェイルビットマップを作成する第2抽出部と、
    前記レイヤ共通フェイルビットマップにおける不良タイプの分類、及び各レイヤに対応する前記レイヤ固有フェイルビットマップにおける不良タイプの分類を行う分類部と、
    前記レイヤ共通フェイルビットマップにおける不良タイプの名称と、3次元不良タイプ名称との対応関係が規定されたテーブルを格納する記憶部と、
    前記テーブルを参照して、前記分類部による前記レイヤ共通フェイルビットマップの分類結果の不良名称を、前記3次元不良タイプ名称に変換し、レイヤ共通不良分類結果を作成する変換部と、
    前記分類部による前記レイヤ固有フェイルビットマップの分類結果と、前記レイヤ共通不良分類結果とを合成する合成部と、
    を備える不良解析装置。
  3. 前記第1抽出部は、全てのレイヤに対応するフェイルビットマップの論理積を求めて、前記レイヤ共通フェイルビットマップを作成することを特徴とする請求項2に記載の不良解析装置。
  4. 前記記憶部は、異なるレイヤの不良セルを同一の不良タイプとして組み合わせるルールを格納し、
    前記分類部による前記レイヤ固有フェイルビットマップの分類結果が、前記ルールに合致するか否か判定し、合致した分類結果をグループ化する判定部をさらに備え、
    前記合成部は、前記グループ化された分類結果と、前記レイヤ共通不良分類結果とを合成することを特徴とする請求項2又は3に記載の不良解析装置。
  5. 前記ルールは、基点不良、前記基点不良の組合せ対象なる関連不良、前記基点不良と前記関連不良との関係を規定する組合せ条件、及び組合せ不良名称を含み、
    前記判定部は、1つのレイヤの前記レイヤ固有フェイルビットマップの分類結果から前記基点不良を抽出し、他のレイヤの前記レイヤ固有フェイルビットマップの分類結果から前記組合せ条件に合致する前記関連不良を抽出し、抽出した前記基点不良及び前記関連不良をグループ化して前記組合せ不良名称を付与することを特徴とする請求項4に記載の不良解析装置。
  6. 半導体メモリのセル毎の良/不良情報が前記メモリセルの物理的配置に対応する物理アドレス順に配列されたフェイルビットマップを受け取る工程と、
    前記フェイルビットマップをレイヤ毎に分割する工程と、
    各レイヤに対応するフェイルビットマップにおける不良タイプの分類を行う工程と、
    前記不良タイプの分類結果が、異なるレイヤの不良セルを同一の不良タイプとして組み合わせるルールに合致するか否か判定し、合致した分類結果をグループ化する工程と、
    を備え、
    前記ルールは、基点不良、前記基点不良の組合せ対象なる関連不良、前記基点不良と前記関連不良との関係を規定する組合せ条件、及び組合せ不良名称を含み、
    前記分類結果のグループ化を行う工程は、
    1つのレイヤの前記分類結果から前記基点不良を抽出する工程と、
    他のレイヤの前記分類結果から前記組合せ条件に合致する前記関連不良を抽出する工程と、
    抽出した前記基点不良及び前記関連不良をグループ化して前記組合せ不良名称を付与する工程と、
    を備えることを特徴とする不良解析方法。
  7. 半導体メモリのセル毎の良/不良情報が前記メモリセルの物理的配置に対応する物理アドレス順に配列されたフェイルビットマップを受け取る工程と、
    前記フェイルビットマップをレイヤ毎に分割する工程と、
    前記分割したフェイルビットマップから、所定数以上のレイヤに共通する不良セルを抽出し、レイヤ共通フェイルビットマップを作成する工程と、
    各レイヤのフェイルビットマップから、各レイヤに固有の不良セルを抽出し、レイヤ固有フェイルビットマップを作成する工程と、
    前記レイヤ共通フェイルビットマップにおける不良タイプの分類を行う工程と、
    各レイヤに対応する前記レイヤ固有フェイルビットマップにおける不良タイプの分類を行う工程と、
    前記レイヤ共通フェイルビットマップにおける不良タイプの名称と、3次元不良タイプ名称との対応関係が規定されたテーブルを参照して、前記レイヤ共通フェイルビットマップにおける不良タイプの分類結果の不良名称を、前記3次元不良タイプ名称に変換し、レイヤ共通不良分類結果を作成する工程と、
    前記レイヤ固有フェイルビットマップにおける不良タイプの分類結果と、前記レイヤ共通不良分類結果とを合成する工程と、
    を備える不良解析方法。
  8. 基点不良、前記基点不良の組合せ対象なる関連不良、前記基点不良と前記関連不良との関係を規定する組合せ条件、及び組合せ不良名称を含むルールを参照して、1つのレイヤの前記レイヤ固有フェイルビットマップの分類結果から前記基点不良を抽出し、他のレイヤの前記レイヤ固有フェイルビットマップの分類結果から前記組合せ条件に合致する前記関連不良を抽出し、抽出した前記基点不良及び前記関連不良をグループ化して前記組合せ不良名称を付与する工程をさらに備え、
    前記組合せ不良名称を付与した前記基点不良及び前記関連不良と、前記レイヤ共通不良分類結果とを合成することを特徴とする請求項7に記載の不良解析方法。
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