JP2012035760A - 前部車体構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】車両前後方向に延びる左右一対のフロントサイドフレーム9、9を備え、該フロントサイドフレーム9、9は、車両前方からの荷重入力時に車両外側への折れ曲がりを可能とする折れ構造を有しており、左右一対のフロントサイドフレーム9、9の間には、これらを連結すると共に、上記荷重入力時にフロントサイドフレーム9、9の車両外側への折れ曲がりに伴って伸張することにより衝撃を吸収する衝撃吸収部材16を備えた。
【選択図】図1
Description
(第1実施形態)
まず、図1〜図10に示す第1実施形態について説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係る前部車体構造を示す平面図であり、図2は、同側面図である。なお、図中において矢印(F)は車体前方、矢印(R)は車体後方を示す。
次に、図11〜図15に示す第2実施形態について説明する。上述した第1実施形態では、断面が円形をなす円筒部材16A、16B1、…によって衝撃吸収部材16を構成したが、本発明は円筒部材によって衝撃吸収部材を構成することに必ずしも限定されるものではない。例えば、図11〜図15に示すように、断面が多角形(ここでは四角形)をなす筒部材56A、56B1、56C1、…によって衝撃吸収部材56を構成してもよい。なお、図11〜図15において、上述した第1実施形態と同様の構成要素については、同一の番号を付して説明を省略する。
次に、図16、図17に示す第3実施形態について説明する。図16は、本発明の第3実施形態に係る衝撃吸収部材66を示す斜視図であり、図17は、車両Vの前突時における衝撃吸収部材66の状態を示す斜視図である。図16、図17において、上述した実施形態と同様の構成要素については、同一の番号を付して説明を省略する。
なお、本発明は、少なくともフロントサイドフレーム9のベント領域9Bが車幅方向外側に折れ曲がった時、衝撃吸収部材の伸長によって衝突荷重のエネルギーを消費できるように構成されていればよく、例えば、図18に示すようにシリンダ76a内に流体が充填された油圧ダンパやガスダンパ等のダンパ部材によって衝撃吸収部材76を構成してもよい。
また、衝撃吸収部材としては、例えば、クラッシュボックス14に相当する筒部材を予め軸方向に圧縮変形させたものであってもよい。この場合、車両前突によってフロントサイドフレーム9のベント領域9Bが車幅方向外側に折れ曲がると、筒部材は、車幅方向外側への引張りにより車幅方向に伸長して圧縮変形前の状態に戻ろうとする。この時、筒部材の伸長によって衝突荷重のエネルギーの一部が消費されるため、結果として筒部材による衝撃吸収が可能になる。
この発明の、筒部材は、円筒部材16A、16B1、16B2、16B3…、筒部材56A、56B1、56C1、56B2…に対応するも、
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
9A…クラッシュ領域
9B…ベント領域
16、56、66、76…衝撃吸収部材
16A、16B1、16B2、16B3…円筒部材
56A、56B1、56B2、56C1…筒部材
66c…折り畳み部
Claims (6)
- 車両前後方向に延びる左右一対のフロントサイドフレームを備えた車両の前部車体構造であって、
上記フロントサイドフレームは、車両前方からの荷重入力時に車両外側への折れ曲がりを可能とする折れ構造を有しており、
上記左右一対のフロントサイドフレームの間には、これらを連結すると共に、
上記荷重入力時に上記フロントサイドフレームの車両外側への折れ曲がりに伴って伸張することにより衝撃を吸収する衝撃吸収部材を備えた
前部車体構造。 - 上記フロントサイドフレームは、車両前方からの荷重入力時に軸方向に圧縮することで衝撃吸収可能なクラッシュ領域と、
該クラッシュ領域よりも後方に設けられ、荷重入力時に車両外側へ折れ曲がるベンド領域とから構成される
請求項1記載の前部車体構造。 - 上記衝撃吸収部材は、上記ベンド領域に連結されている
請求項2記載の前部車体構造。 - 上記衝撃吸収部材は、上記ベンド領域のうち、荷重入力によって該ベント領域が折れ曲がった時に最も車両外側に位置する頂点となる位置の近傍に連結される
請求項2または3記載の前部車体構造。 - 上記衝撃吸収部材は、テーパー状に形成された複数の筒部材を連結することにより構成されており、
一方の筒部材の内部空間には、隣接する他方の筒部材が挿入され、
該他方の筒部材の拡幅部は、上記一方の筒部材の細幅部によって、該一方の筒部材から抜ける方向に移動することが規制される一方、
所定の荷重入力時には、上記細幅部が拡開変形し、上記拡幅部が上記一方の筒部材から抜ける方向へ移動することによって、上記衝撃吸収部材が伸長するように構成された
請求項1〜4のいずれか一項に記載の前部車体構造。 - 上記衝撃吸収部材は、軸方向に収縮した状態で折り畳まれ、所定の荷重入力により軸方向へ伸長する折り畳み部を有する
請求項1〜4のいずれか一項に記載の前部車体構造。
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2010
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