JP2012032906A - 情報処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】製造時のステップ数や部品点数を増大させることなく、光を用いてデザイン性を向上させること。
【解決手段】PC1の表示部3は、表示パネル部8と天板9とを有する。天板9は、その裏面が、表示パネル部8の表示画面とは逆側の面に固定される。天板9は、集光性の蛍光染料を含有したプラスチック材料から形成される。天板9の裏面には、ロゴマークを示す凹部が形成されている。天板9の表面で集光された自然光及び人口光は、天板9内で蛍光に変化し、全反射しながら天板9の端面及びロゴマークMを示す凹部へ誘導され、濃密化された状態で放出される。
【選択図】図2
【解決手段】PC1の表示部3は、表示パネル部8と天板9とを有する。天板9は、その裏面が、表示パネル部8の表示画面とは逆側の面に固定される。天板9は、集光性の蛍光染料を含有したプラスチック材料から形成される。天板9の裏面には、ロゴマークを示す凹部が形成されている。天板9の表面で集光された自然光及び人口光は、天板9内で蛍光に変化し、全反射しながら天板9の端面及びロゴマークMを示す凹部へ誘導され、濃密化された状態で放出される。
【選択図】図2
Description
本発明は、情報処理装置に関する。
近年、パーソナルコンピュータ、携帯端末、電子ブック装置などの情報処理装置においては、そのデザインの重要性が高まってきている。例えば、筐体に関して、その形状以外にも、アクリル透明樹脂の天板の内側に塗装を施すことでカラーを引き立たせるとともに、表面に乱反射のためのパターンを施すことで、高級な質感を醸し出すことができる。
また、筐体の一部を構成するパネルから光を発するような構成も知られている。例えば、パネルとして導光体が用いられる。機器の内部にはLEDなどの光源が設けられ、この光源からの光が導光体のパネルを伝播するように構成される。パネルの裏面にはロゴなど絵柄が白色で印刷され、導光体のパネルを伝播する光の一部は印刷部にて反射されることで、パネルの前面側に出射する。これにより、ロゴなどの絵柄がパネルの表面に浮かび上がったような照明効果が得られ、機器の美観性の向上が期待できるとしている(例えば、特許文献1参照)。
情報処理装置の外観を惹き立たせるための条件は、色、光、表面の質感など、様々であるが、光を効果的に利用した構造を採用すると、そのための塗装や表面加工等、製造のステップ数の増大となるとともにコストもかかる。たとえば、上記特許文献1などに見られるように導光板が採用される場合には、情報処理装置内部に光源を設ける必要があり、部品点数が増大するのみならず、消費電力も大きくなり、特にバッテリを利用して動作する装置においては不向きと考えられる。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、製造時のステップ数や部品点数を増大させることなく、光を用いてデザイン性を向上させることが可能な情報処理装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係る情報処理装置は、表示パネル部と、天板とを有する。上記表示パネル部は、表示画面を有する第1の面と、当該第1の面に対向する第2の面とを有する。上記天板は、上記第2の面に接する第3の面と、当該第3の面に対向する第4の面と、上記第3の面との端部と上記第4の面の端部とを繋ぐ第5の面とを有し、集光性の蛍光染料を含有している。
当該情報処理装置においては、天板に集光性の蛍光染料が含有されているため、自然光や人口光が第4の面で集光され、それが全反射しながら第5の面に誘導されて濃密化された状態で放出されることで、第5の面が光って見える。したがって情報処理装置は、天板に集光性の蛍光染料を含有させた材料を用いることで、製造時のステップ数や部品点数を増大させることなく、光を用いてデザイン性を向上させることができる。
上記情報処理装置において、上記天板は、上記第3の面に、第1のマークを表す第1の凹部を有していてもよい。
これにより情報処理装置は、上記第5の面と同様に、当該第1の凹部に光を誘導させることで、第1のマークを表すためにシールを貼付したり印刷をしたりすることによるコストを省きながら、第1のマークを効果的に目立たせることができる。上記第1の凹部は、天板の成型時に金型により一体的に形成されてもよいし、彫刻により形成されてもよい。ここでマークとは、文字、図形、記号若しくはこれらの結合をいい、典型的には当該情報処理装置について用いられる商標である。
また上記天板は、上記第4の面に、第2のマークを表す第2の凹部をしていてもよい。
これにより情報処理装置は、天板の第3の面と第4の面とにそれぞれ凹部を形成することで、当該第3の面と第4の面とでマークの見え方を異ならせることができ、デザインに関する需要者の興趣の向上をより図ることができる。ここで第2のマークは、上記第1のマークと同一のものであってもよいし、異なるものであってもよい。
以上説明したように、本発明によれば、製造時のステップ数や部品点数を増大させることなく、光を用いてデザイン性を向上させることができる。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。本実施形態では、情報処理装置としてノートブック型のパーソナルコンピュータ(Personal Computer。以下、単にPCと呼ぶ)を一例に挙げて説明する。
[PCの構成]
図1は、本発明の一実施形態に係るPCの表示部が開いた状態を示す斜視図である。図2は、図1のPCの表示部が閉じた状態を示す斜視図である。図3は、当該PCの表示部が開いた状態を示す平面図である。当該図3においては、表示部と本体部とを、両者が分離した状態で示している。また図4、図5、図6、図7、図8、図9は、それぞれ、当該PCの表示部が閉じた状態を示す背面図、正面図、右側面図、左側面図、平面図、底面図である。
図1は、本発明の一実施形態に係るPCの表示部が開いた状態を示す斜視図である。図2は、図1のPCの表示部が閉じた状態を示す斜視図である。図3は、当該PCの表示部が開いた状態を示す平面図である。当該図3においては、表示部と本体部とを、両者が分離した状態で示している。また図4、図5、図6、図7、図8、図9は、それぞれ、当該PCの表示部が閉じた状態を示す背面図、正面図、右側面図、左側面図、平面図、底面図である。
これらの図に示すように、PC1は本体部2と表示部3とを有する。本体部2と表示部3とは相対的に、ヒンジ4によって回動可能なように連結されている。
本体部2の上面には、キーボード5、タッチパッド6、電源スイッチその他各種のスイッチ、ステータス表示部などが配置されている。キーボード5は、標準的なQWRTYキー配列を有するキーボードである。タッチパッド6は、例えば静電容量方式のタッチパネルを用いたユーザインタフェースである。タッチパッド6の近傍には、マウスの左ボタンと右ボタンとしての機能がそれぞれ割り当てられた2つのクリックボタンが設けられている。
図1、図2、図6及び図7に示すように、本体部2の側面には、各種の外部接続端子2a、ディスクドライブのディスクスロット2b、メモリカード/メモリスティック用のスロットなどが設けられている。外部接続端子2aとしては、USB(Universal Serial Bus)、iLINK、LAN、外部ディスプレイ出力、映像入力、オーディオ入力、HDMI(High-Definition Multimedia Interface)出力、マイク入力、ヘッドホン出力などがある。
図4及び図8に示すように、本体部2は、底面の背面側端部にバッテリ7を有する。このバッテリ7は本体部2に対して着脱自在である。本体部2の内部には、マザーボード、光ディスクドライブ、ハードディスクドライブ、無線通信デバイス、オーディオ機能、スピーカー/アンプなどの各種デバイスが設けられている。マザーボードには、メインメモリ、CPU、グラフィックスチップ、チップセット、その他の制御回路などの電子部品が実装されている。チップセットは、PC1の内部において各デバイスとの間のデータの受け渡しを管理するチップである。チップセットは、内蔵グラフィックスチップ等を含む。また、チップセットは、不揮発性メモリやEC(Embedded Controller)等の各周辺デバイスとの接続インターフェースを有する。
表示部3は例えばLCD(Liquid Crystal Display)等からなる表示パネル部8を備えている。この表示パネル部8は、表示画面を含むディスプレイモジュールを有する。当該ディスプレイモジュールは、その表示画面が、PC1の表示部3が閉じた状態において本体部2の上面に対向し、PC1の表示部3が開いた状態において正面側を向くように、表示部3に組み込まれている。また、PC1の表示部3が閉じた状態において、表示部3は本体部2の上面の蓋体として用いられる。このため、表示部3の表示画面とは逆側の面(対向面)には装飾的な外装部としての天板9が配置されている。この天板9には、当該PC1の製品名、製造メーカ名などのロゴマークMが設けられている。この表示部3の装飾的な外装部の構成については後述する。当該ロゴマークMは、本体部2の上面にも設けられる。
[表示部の構成]
次に、上記表示部3の構成について説明する。図10は、図8におけるA−A略式断面図であり、図11は、図8におけるB−B略式断面図である。また図12は、表示部3から分解された天板9を示す底面図であり、図13は、表示部3から分解された天板9を示す平面図である。
次に、上記表示部3の構成について説明する。図10は、図8におけるA−A略式断面図であり、図11は、図8におけるB−B略式断面図である。また図12は、表示部3から分解された天板9を示す底面図であり、図13は、表示部3から分解された天板9を示す平面図である。
図4〜図7、図10及び図11に示すように、表示部3は、表示パネル部8と、天板9とを備える。表示パネル部8の一方の面(表面)には、表示画面を有するディスプレイモジュール14が組み込まれ、表示パネル部8の表示画面とは逆側の面(裏面)には、当該表示パネル部8を保護する保護シート13が貼付されている。
当該表示パネル部8の裏面には、当該保護シート13を介して、天板9の一方の面(裏面)が貼り付けられて固定されている。図10及び図11に示すように、天板9の裏面には凹部9aが設けられており、当該凹部9aに、表示パネル部8の少なくとも一部が収容される。すなわち、天板9の4方各辺の端部は、これら端部によって囲まれる部分に上記の凹部9aが形成されるようにそれぞれ同じ方向に屈曲されている。天板9の凹部9aの領域の厚みは略等しく、その表裏各面は平坦な面となっている。そして天板9の少なくとも左右の端部の厚みは、凹部9aに相当する領域の厚みから次第に大きくなるように設定される。
また、図2、図6、図12及び図13に示すように、天板9には、例えば本装置の製品名、製造メーカ名などのロゴマークMが設けられている。これらのロゴマークMは、天板9の裏面に凹部として形成されている。ここで、当該ロゴマークMを示す凹部の断面は、例えば直角に形成されるが、半円形、半楕円形、その他のアーチ形の断面形状であってもよい。
天板9の表面にはフィルムが貼着されている。当該フィルムは、天板9の表面の強度を高めるとともに、装飾的機能も果たす。すなわち、このフィルムには、例えばその大部分を占める中央部が透明とされ、天板9の四辺の端から一定の幅部分が、半透明から不透明となるようなグラデーションパターンが印刷されている。
また、表示パネル部8と天板9との間に介在する上記保護シート13には、表示パネル部8の裏面を隠すとともに、天板9の上記透明部分から透けて見えさせるための色または装飾パターンが印刷されている。当該装飾パターンとして、天板9を立体的に見せるための3Dパターンが採用されてもよい。すなわち、保護シート13が3Dシートとされてもよい。当該保護シート13に様々なカラーバリエーションや装飾パターンのバリエーションが用意されて、ユーザの好みに応じて保護シート13が取替え可能とされてもよい。
(天板の材料)
次に、天板9の材料について説明する。
次に、天板9の材料について説明する。
天板9は、透明性を有するプラスチック製の集光板からなる。この集光板は、集光性の蛍光染料を含有している。プラスチックとしては、例えば、例えばポリメチルメタアクリル、ポリカーボネート、ポリスチレン等が用いられる。上記蛍光染料により、天板9は、自然光、人口光をその表面で集光する。集光された光に含まれる紫外線などの励起光によって、天板9内の蛍光染料が発光し、その光は天板9内で大部分が全反射しながらその端面(表面端部と裏面端部とを繋ぐ側面)へ誘導され、この端面から濃密化された状態で放出される。これにより、天板9の四方の端面(側面)は、明るく光る。また、天板9の裏面に凹部として設けられたロゴマークMのエッジの部分も、その部分に上記の端面と同様に天板9内で誘導された光が高密に集まることで明るく光る。これにより、天板9のシルエットとロゴマークMが、明るい光によって浮き上がって見える装飾効果が得られる。
天板9は、例えば、上記ロゴマークMとしての凹部も含め、インサートモールド(IMF)成形により製造される。すなわち、上記フィルムを、天板9の形状に合わせて事前に真空成形しておき、当該フィルムを、上記天板9の形状及びロゴマークMの形状を有する射出成形用の金型内にセットし、天板9の材料となる溶融樹脂を金型内に注入し、フィルムを当該溶融樹脂に溶着させ、固化させることで、フィルムと一体的な天板9が製造される。したがって、従来のシールや印刷によるロゴマークと比較して、シールを貼付したり印刷をしたりすることによるコストを省くことができるとともに、当該ロゴマークを凹部として形成することで、上述した光の作用により、ロゴマークを効果的に目立たせることができる。
このように、天板9の表面にはフィルムが溶着されるため、当該表面は極力平坦である必要がある。上述したように、本実施形態では、上記ロゴマークMを天板9の裏面に設けることで、この問題に対処している。
[本体部の構成]
次に、上記本体部2の外装の構成について説明する。図1及び図3に示すように、本体部2の上面(キーボード5が設けられた面)は、主に奥側プレート11、手前側プレート12、中央プレート10などで覆われている。
次に、上記本体部2の外装の構成について説明する。図1及び図3に示すように、本体部2の上面(キーボード5が設けられた面)は、主に奥側プレート11、手前側プレート12、中央プレート10などで覆われている。
奥側プレート11は、ヒンジ4の可動域を確保するための切り欠き部を有し、例えば電源スイッチなどの各種スイッチ類が配置された領域に対応する外装部である。手前側プレート12は、本体部2においてタッチパッド6に付属する左右のクリックボタンが配置された手前の部分に対応する外装部である。中央プレート10は、本体部2においてキーボード5及びタッチパッド6が配置される中央部分に対応する外装部である。これらの外装プレートのうち、中央プレート10は、上記の天板9と同様に、透明性を有するプラスチック製の集光板で作製されたものである。したがって、図1、図2、図6及び図7に示すように、PC1の側面から露出する中央プレート10の端面(表面端部と裏面端部とを繋ぐ側面)も、上記光の作用により明るく光る。このような光の効果を意図して、中央プレート10の側面は、本体部2の側面からあえて剥き出しの状態となるように設計されている。また、当該中央プレートは、上記天板9と同様に、例えば、ロゴマークMも含めて、射出成形により形成される。
奥側プレート11及び手前側プレート12は、本体部2の底面及び各側面の外装部と同様、AS樹脂、ABS樹脂等の合成樹脂で作製されたものである。表示部3の天板9、本体部2の外装部の色合はすべて共通とされている。
図14は、プラスチック製の集光板で作製された中央プレート10を示す平面図である。同図に示すように、中央プレート10は、当該中央プレート10の表面と裏面とを貫通しキーボード5を露出させる矩形の孔10cを有する。
図10に示すように、中央プレート10の左右の端部の厚みは、表示部3の天板9と同様に、その中央の厚みに対して次第に大きくなるように設定される。すなわち、中央プレート10の厚みは、端面(側面)から離間するほど小さく設定される。これにより、中央プレート10の下方に位置する、本体部2内部の部品の設置場所を確保しながら、光によるデザインの向上を図ることができる。
図11に示すように、中央プレート10の左右の端部の間の領域の厚みは略等しい。但し、中央プレート10においてキーボード5を露出させる孔10cの縁周りは、本体部2の底面の方向に屈曲され隆起されている。これにより、中央プレート10の特に孔10c周りの強度を向上させている。また、この孔10cの縁周りの隆起部、すなわち孔10cの内面は、天板9内で誘導された光が濃密化されることで明るく光る端面となる。
図10及び図11に示すように、中央プレート10の裏面には、タッチパッド6が、例えば両面テープ等により貼り付けられることで設けられる。図10及び図14に示すように、中央プレート10の裏面には、タッチパッド6の位置決め用の目印としてV溝10aが設けられている。すなわち、タッチパッド6は、中央プレート10のV溝10aの位置を基準に位置合わせされて中央プレート10に取り付けられる。これにより、当該タッチパッド6の端面及び上記V溝10aにも光が導かれ濃密化されるため、タッチパッド6の周囲を明るく光らせる装飾的な意味での効果とともに、ユーザにタッチパッド6の位置を即座に視認させることでの操作性の向上を図る効果が得られる。
また、図10及び図14に示すように、中央プレート10の表面の、上記V溝に対応する位置よりやや内側の領域には、僅かな凹部10bが形成されている。この凹部10bが形成されることで、中央プレート10の厚みが、タッチパッド6が静電容量を検出可能な厚みとなるように調整されている。また、この凹部10bの周囲にも、中央プレート10内部で光が誘導される方向に対してほぼ垂直な方向の端面が僅かながら形成されるので、この凹部10bの周囲の端面も明るく光ることで、ユーザにタッチパッド6の位置を視認させることができる。
[外装の視覚効果]
図15は、PC1の表示部3が開いた状態を右斜め方向から捉えた写真であり、図16は、PC1の表示部3が閉じた状態を右斜め方向から捉えた写真であり、図17は、PC1の表示部3が開いた状態を左側面方向から捉えた写真であり、図18は、PC1の天板9のロゴマークM近傍を捉えた写真である。
図15は、PC1の表示部3が開いた状態を右斜め方向から捉えた写真であり、図16は、PC1の表示部3が閉じた状態を右斜め方向から捉えた写真であり、図17は、PC1の表示部3が開いた状態を左側面方向から捉えた写真であり、図18は、PC1の天板9のロゴマークM近傍を捉えた写真である。
これらの図に示すように、集光性の蛍光染料を含むプラスチック板を天板9及び中央プレート10に採用することで、天板9及び中央プレート10の端面が明るく光り、また天板9にロゴマークMを凹部として形成し、中央プレート10の裏面にタッチパッド6を貼付することで、ロゴマークM及びタッチパッド6の周囲が明るく光り、PC1のデザインの向上に寄与していることが分かる。
[まとめ]
以上の実施形態によれば、集光性の蛍光染料を含有したプラスチック板をPC1の本体部2及び表示部3及び外装部材として使用したことで、製造時のステップ数や部品点数を増大させることなく、光を用いてPC1のデザイン性を向上させることができる。
以上の実施形態によれば、集光性の蛍光染料を含有したプラスチック板をPC1の本体部2及び表示部3及び外装部材として使用したことで、製造時のステップ数や部品点数を増大させることなく、光を用いてPC1のデザイン性を向上させることができる。
また、表示部3において、集光性の蛍光染料を含有した天板9の裏面にロゴマークMを示す凹部を形成したことで、従来のシールの貼り付けや印刷等によるロゴマークと比較して、コストを削減しながら、ロゴマークを際立たせることができる。
さらに、本体部2において、集光性の蛍光染料を含有した中央プレート10の裏面にタッチパッド6を貼り付けることで、デザイン性を向上させるのみならず、ユーザにタッチパッド6の位置を即座に視認させることができる。
また、本実施形態では、ノート型PCのように、天板やキーボードの配置面に比較的広い形状を有する機器に集光板を採用することで、その端面に導かれる光の量を十分に確保し、端面を効果的に光らせることができる。
[変形例]
上述の実施形態では、天板9の凹部としてのロゴマークMは、射出成形により設けられたが、彫刻等の他の方法により設けられても構わない。また、ロゴマークMは天板9の裏面に設けられたが、それに代えて、またはそれに加えて、天板9の表面に設けられてもよい。また、ロゴマークMに代えて、様々な文字列や装飾パターンが凹部として設けられてもよい。天板9の表面及び裏面の両面にロゴマークその他のデザインを凹部として設けることで、表面と裏面とで見え方を異ならせることができ、より複雑で魅力的なデザインを提供することができる。
上述の実施形態では、天板9の凹部としてのロゴマークMは、射出成形により設けられたが、彫刻等の他の方法により設けられても構わない。また、ロゴマークMは天板9の裏面に設けられたが、それに代えて、またはそれに加えて、天板9の表面に設けられてもよい。また、ロゴマークMに代えて、様々な文字列や装飾パターンが凹部として設けられてもよい。天板9の表面及び裏面の両面にロゴマークその他のデザインを凹部として設けることで、表面と裏面とで見え方を異ならせることができ、より複雑で魅力的なデザインを提供することができる。
上述の実施形態においては、情報処理装置としてノートブック型のPCを例に挙げたが、本発明は、例えばタブレット型のPC、携帯情報端末、携帯電話機、スマートフォン、携帯型ゲーム機、電子辞書、電子ブック端末、携帯型オーディオ/ビデオプレイヤー、カーナビゲーション装置等、他のあらゆる情報処理装置に適用可能である。この場合、情報処理装置にはキーボードが設けられてなくてもよい。
1…PC
2…本体部
3…表示部
5…キーボード
6…タッチパッド
8…表示パネル部
9…天板
9a…凹部
10…中央プレート
10a…V溝
10c…孔
13…保護シート
14…ディスプレイモジュール
2…本体部
3…表示部
5…キーボード
6…タッチパッド
8…表示パネル部
9…天板
9a…凹部
10…中央プレート
10a…V溝
10c…孔
13…保護シート
14…ディスプレイモジュール
Claims (3)
- 表示画面を有する第1の面と、当該第1の面に対向する第2の面とを有する表示パネル部と、
前記第2の面に接する第3の面と、当該第3の面に対向する第4の面と、前記第3の面との端部と前記第4の面の端部とを繋ぐ第5の面とを有し、集光性の蛍光染料を含有した天板と
を具備する情報処理装置。 - 請求項1に記載の情報処理装置であって、
前記天板は、前記第3の面に、第1のマークを表す第1の凹部を有する
情報処理装置。 - 請求項2に記載の情報処理装置であって、
前記天板は、前記第4の面に、第2のマークを表す第2の凹部を有する
情報処理装置。
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