JP2012031886A - 流体伝動装置のトルクダンパ - Google Patents

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篤司 吉本
Yoshihisa Sugimura
喜久 杉村
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淳 小森
Miki Fukuma
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    • F16H2045/0294Single disk type lock-up clutch, i.e. using a single disc engaged between friction members

Abstract

【課題】各ばね群を直線状の複数のコイルばねで構成しながら,高回転時でも,各コイルばねの筒状ハウジングへの接触を防ぎ,トルク緩衝特性を安定させ得る簡単な構造な,流体伝動装置のトルクダンパを提供する。
【解決手段】クラッチピストン21に連設される筒状ハウジング31内に,直線状の複数のコイルばね40a〜40dよりなるばね群32,33を複数群配設し,隣接するばね群32,33の対向端部間に,クラッチピストン21及びタービン羽根車3にそれぞれ連結される駆動ばね座部材36及び従動ばね座部材37の駆動ばね座36b及び従動ばね座37cを介装した流体伝動装置のトルクダンパにおいて,各ばね群32,33中,相隣るコイルばね40a〜40d間に,これらコイルばねの端部を支持しつゝ筒状ハウジング31の内周面を転動し得る転がり支持手段39を介装した。
【選択図】 図2

Description

本発明は,ロックアップクラッチのクラッチピストンと,それに対向するタービン羽根車の背面との間に,それらの一方に連設される筒状ハウジングを配設し,この筒状ハウジング内に,その周方向に配列される直線状の複数のコイルばねよりなるばね群を複数群配設し,隣接するばね群の対向端部間に,クラッチピストン及びタービン羽根車にそれぞれ連結されて互いに相対回転可能の駆動ばね座部材及び従動ばね座部材の駆動ばね座及び従動ばね座を相互に隣接させて介装し,ロックアップクラッチのオン状態でのクラッチピストン及びタービン羽根車間のトルク変動時,前記駆動ばね座部材及び従動ばね座部材の相対回動による各ばね群の圧縮変形によりトルク変動ショックを吸収するようにした,流体伝動装置のトルクダンパの改良に関する。
かゝる流体伝動装置のトルクダンパは,下記特許文献1に開示されるように,既に知られている。
特開2005−233291号公報
かゝるトルクダンパでは,高回転時,各コイルばねが遠心力により撓んで筒状ハウジングの内周面に接触すると,その摩擦抵抗により各コイルばねの伸縮にヒステリシスが発生し,トルク緩衝特性に悪影響を及ぼすことになる。
そこで,特許文献1記載のものでは,前記各ばね群を直線状の3個以上のコイルばねで構成し,その各コイルばねの間に,クラッチピストン又はタービン羽根車にそれぞれ回転自在に支持される複数のばね保持部材に設けたばね保持部を介装し,それらばね保持部により各コイルばねの対向端部の振れを規制して,それらの筒状ハウジングへの接触を防ぐようにしている。
しかしながら,筒状ハウジング内の狭小なスペースにばね保持部材を複数設置することは,構造を複雑にしてコスト高を招き,好ましくない。
本発明は,かゝる事情に鑑みてなされたもので,各ばね群を直線状の複数のコイルばねで構成しながら,高回転時でも,各コイルばねの筒状ハウジングへの接触を防ぎ,トルク緩衝特性を安定させ得る簡単な構造な,流体伝動装置のトルクダンパを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために,本発明は,ロックアップクラッチのクラッチピストンと,それに対向するタービン羽根車の背面との間に,それらの一方に連設される筒状ハウジングを配設し,この筒状ハウジング内に,その周方向に配列される直線状の複数のコイルばねよりなるばね群を複数群配設し,隣接するばね群の対向端部間に,クラッチピストン及びタービン羽根車にそれぞれ連結されて互いに相対回転可能の駆動ばね座部材及び従動ばね座部材の駆動ばね座及び従動ばね座を相互に隣接させて介装し,ロックアップクラッチのオン状態でのクラッチピストン及びタービン羽根車間のトルク変動時,前記駆動ばね座部材及び従動ばね座部材の相対回動による各ばね群の圧縮変形によりトルク変動ショックを吸収するようにした,流体伝動装置のトルクダンパにおいて,前記各ばね群中,相隣るコイルばね間に,これらコイルばねの端部を支持しつゝ前記筒状ハウジングの内周面を転動し得る転がり支持手段を介装したことを第1の特徴とする。
また本発明は,第1の特徴に加えて,前記転がり支持手段を,相隣るコイルばねの対向端部をそれぞれ支持する一対のばね座及びその両ばね座間を一体に連結する隔壁よりなる支持体と,その隔壁に支軸を介して回転自在に支持されて前記筒状ハウジングの内周面をその周方向に沿って転動し得るローラとで構成し,前記支軸を前記ローラより小径としたことを第2の特徴とする。
また本発明は,第1又は第2の特徴に加えて,クラッチピストン又はタービン羽根車に形成される,それと同心状の筒状支持部にばね保持部材を回転自在に支承する一方,前記各ばね群を3個以上のコイルばねで構成し,その3個以上のコイルばねのうち,相隣る一部のコイルばねの対向端部間に,前記ばね保持部材に形成したばね保持部を介装して,それらコイルばねの対向端部を保持したことを第3の特徴とする。
本発明の第1の特徴によれば,ロックアップクラッチのオン状態時,エンジンの加速又は減速運転に伴ない,ポンプ羽根車2及びタービン羽根車3間でトルク変動が生ずると,クラッチピストンに連結した駆動ばね座部材と,タービン羽根車に連結した従動ばね座部材とが相対的に回動し,各ばね群が圧縮される。その際,各ばね群において,転がり支持手段が,隣接するコイルばねの対向端部を支持してそれらの筒状ハウジングへの接触を防ぎながら,筒状ハウジングの内周面上をスムーズに転動するので,各ばね群の圧縮変形のみならず,変形復元をスムーズに行わせることができ,それらの伸縮荷重にヒステリシスを殆ど発生させずに済み,トルクダンパは良好なトルク緩衝特性を発揮することができる。しかも各ばね群を構成する複数のコイルばねは,何れも安価な直線状のものを使用することで,トルクダンパのコストの低減に寄与し得る。
本発明の第2の特徴によれば,簡単な構造により,各ばね群のコイルばねの対向端部を支持しながら,ローラを筒状ハウジングの内周面上を転動させることができ,転がり支持手段を安価に得ることができる。特に,支持体の一対のばね座間を一体に連結する隔壁にローラを,それより小径の支軸を介して回転自在に支持したことで,ローラは,支持体と殆ど摩擦接触することなくスムーズに回転することができ,ローラの他物との摩擦によって生じるコイルばねの伸縮荷重のヒステリシスを極力抑えることができて,より良好なトルク緩衝特性を得ることができる。
本発明の第3の特徴によれば,各ばね群の中間部をばね保持部材を介して筒状支持部に保持することになり,各ばね群の振動抑制を図ることができる。
本発明の実施形態に係るトルクダンパ付きトルクコンバータの縦断側面図。 トルクダンパを自由状態で示す,図1の2−2線断面図。 エンジン加速運転に伴なうトルクダンパの作動状態を示す,図2との対応図。 エンジン減速運転に伴なうトルクダンパの作動状態を示す,図2との対応図。 上記トルクダンパにおいてばねカバー及び従動ばね座部材を取り除いて第1及び第2ばね群の配列状態を示す,図2との対応図。 上記トルクダンパにおける駆動ばね座部材の斜視図。 上記トルクダンパにおける従動ばね座部材の斜視図。 上記トルクダンパにおけるばねカバーの斜視図。 上記トルクダンパにおけるばね保持部材の斜視図。 上記トルクダンパにおける転がり支持手段の斜視図。 上記転がり支持手段の分解斜視図。
本発明の実施の形態を添付図面に基づいて以下に説明する。
先ず,図1において,流体伝動装置としてのトルクコンバータTは,ポンプ羽根車2と,それと対置されるタービン羽根車3と,それらの内周部間に配置されるステータ羽根車4とを備え,これら三羽根車2,3,4間に作動オイルによる動力伝達のための循環回路6が画成される。
ポンプ羽根車2には,タービン羽根車3の外側面を覆う伝動カバー5が溶接により一体的に連設される。伝動カバー5の外周面には始動用リングギヤ7が溶接されており,エンジンのクランク軸1に結合した駆動板8がこのリングギヤ7にボルト9で固着される。タービン羽根車3のハブ3hと伝動カバー5との間にスラストニードルベアリング10が介裝される。
トルクコンバータTの中心部にクランク軸1と同軸上に並ぶ出力軸11が配置され,この出力軸11は,タービン羽根車3のハブ3hにスプライン結合されると共に,伝動カバー5中心部のハブ5hに軸受ブッシュ12を介して回転自在に支承される。出力軸11は図示しない多段変速機の主軸となる。
出力軸11の外周には,ステータ羽根車4のハブ4hを一方向クラッチ13を介して支承する円筒状のステータ軸14が配置され,これら出力軸11及びステータ軸14間には,それらの相対回転を許容する軸受ブッシュ15が介裝される。ステータ軸14の外端部はミッションケース16に回転不能に支持される。
ステータ羽根車4のハブ4hと,これに対向するポンプ羽根車2及びタービン羽根車3の各ハブ2h,3hとの間にはスラストニードルベアリング17,17′が介裝される。
またステータ軸14の外周には,ポンプ羽根車2に結合した補機駆動軸18が相対回転可能に配置され,この補機駆動軸18によって,トルクコンバータTに作動オイルを供給するオイルポンプ19が駆動される。
タービン羽根車3及び伝動カバー5は,それらの間にクラッチ室20を画成し,このクラッチ室20に,タービン羽根車3及び伝動カバー5間を直結し得るロックアップクラッチLが収容される。ロックアップクラッチLの主体をなすクラッチピストン21により,クラッチ室20は,タービン羽根車3側の内側室20aと伝動カバー5側の外側室20bとに区画される。
このクラッチピストン21の,伝動カバー5の内側面に対向する側面には摩擦ライニング23が付設される。このクラッチピストン21は,タービン羽根車3のハブ3hの外周面に摺動可能に支承させており,摩擦ライニング23を伝動カバー5の内側面に圧接させるクラッチオン位置と,その内壁から離間するクラッチオフ位置との間を軸方向に移動し得るようになっている。
出力軸11の中心部には第1油路26が設けられ,この第1油路は,横孔24及び,スラストニードルベアリング10側方の通孔25を介してクラッチ室20の外側室20bに連通する。また補機駆動軸18とステータ軸14との間には第2油路27が画成され,この第2油路27は,スラストニードルベアリング17,17′及び一方向クラッチ13を介して循環回路6の内周部に連通する。これら第1油路26及び第2油路27は,ロックアップ制御弁28により,オイルポンプ19の吐出側とオイル溜め30とに交互に接続されるようになっている。
前記クラッチ室20には,クラッチピストン21及びタービン羽根車3間を緩衝的に連結する本発明に係るトルクダンパDが配設される。このトルクダンパDについて次に説明する。
図1及び図2において,トルクダンパDは,筒状ハウジング31,第1ばね群32,第2ばね群33,2次コイル34,ばねカバー35,駆動ばね座部材36,従動ばね座部材37,ばね保持部材38及び転がり支持手段39よりなっており,これらについて順次説明する。
図1に示すように,筒状ハウジング31は,クラッチピストン21の外周縁部からタービン羽根車3側に屈曲するようにしてクラッチピストン21に一体に形成される。
図2及び図5に示すように,第1及び第2ばね群32,33は,それぞれ筒状ハウジング31の内周面に沿って配列される4個のコイルばね40a〜40dよりなっており,また2次コイル34は,第1及び第2ばね群32,33の半径方向内方に1個宛配設される。各ばね群32,33のコイルばね40a〜40dは直線状をなしている。また各2次コイル34のばね定数は,それに対応する各ばね群32,33のコイルばね40a〜40dの総合ばね定数より大きく設定される。
図1,図2及び図8に示すように,ばねカバー35は,クラッチピストン21の中心を挟んで一対配置される。各ばねカバー35は,クラッチピストン21にリベット41により固着される支持板35aと,この支持板35aの内周端からタービン羽根車3側に直角に屈曲した,クラッチピストン21と同心の円弧状周壁35bと,支持板35aの外周端に連接されて第1及び第2ばね群32,33の外側面を覆う円弧状のカバー35cとで構成され,両ばねカバー35,35の円弧状周壁35b,35bは,協働して実質上一個の筒状支持部43を構成する。また支持板35aには,前記2次コイル34を保持する窓44が形成される。
図1,図2,図5及び図6に示すように,駆動ばね座部材36は,クラッチピストン21の中心を挟んで対称的に一対配置される。各駆動ばね座部材36は,クラッチピストン21にリベット42により固着される支持板部36aと,この支持板部36aより半径方向外方に突出する駆動ばね座36bと,この駆動ばね座36bより半径方向外方に突出する爪部36cとよりなっている。
筒状ハウジング31には,一直線上で対向する部分に半径方向に凹入した一対の案内壁31b,31bが形成されており,これら案内壁31b,31bに設けられる一対の切欠き31a,31aに,前記一対の駆動ばね座部材36,36の爪部36c,36cがそれぞれ係合される。こうして,一対の駆動ばね座部材36,36はクラッチピストン21に一体的に連結される。そして一方の駆動ばね座部材36の駆動ばね座36bは,第1及び第2ばね群32,33の一方の対向端部間に介装され,他方の駆動ばね座部材36の駆動ばね座36bは,第1及び第2ばね群32,33の他方の対向端部間に介装される。上記一対の駆動ばね座部材36,36は,これらを一体に連結した状態で形成することもできる。
図1,図2及び図7に示すように,従動ばね座部材37は,前記筒状支持部43に回転自在に支承されるハブ37aと,このハブ37aから半径方向に沿って互いに反対に突出する扇形の一対の連結板37b,37bと,これら連結板37b,37bから更に半径方向に突出する一対の従動ばね座37c,37cとよりなっており,各連結板37bの一端部は,前記2次コイル34の一端部に所定の間隔を存して対向する。また各連結板37bには複数の連結溝46が設けられており,これらにタービン羽根車3の背面に固設された連結爪47が係合する。こうして,従動ばね座部材37はタービン羽根車3に一体的に連結される。そして一方の従動ばね座37cは,第1及び第2ばね群32,33の一方の対向端部間,即ち隣接するコイルばね40a,40d間に前記一方の駆動ばね座36bに隣接して介装され,他方の従動ばね座37cは,第1及び第2ばね群32,33の他方の対向端部間,即ち他方で隣接するコイルばね40a,40d間に前記他方の駆動ばね座36bに隣接して介装される。各従動ばね座37cは,その両側のコイルばね40a,40dの端部内に挿入される位置決め突起48,48を有している。
上記駆動ばね座36b及び従動ばね座37cに着座するコイルばね40a,40dの端部には,フランジ45a付きのカラー45が嵌装される。したがって,上記位置決め突起48は,このカラー45内に挿入されることになる。またこのカラー45は,駆動ばね座36bとの当接状態では,フランジ45aを筒状ハウジング31の前記案内壁31bの内周面に摺動可能に当接させて,対応するコイルばね40a,40dの筒状ハウジング31への接触を防ぐようにしている。
図1,図2及び図7に示すように,ばね保持部材38は,前記筒状支持部43に回転自在に支承されるハブ38aと,このハブ38aの外周から一直径線に沿って半径方向外方に突出する一対のアーム部38b,38bと,両アーム部38b,38bの先端に形成されて,第1及び第2ばね群32,33の,各中間部で隣接する2個のコイルばね40b,40c間に介装される一対のばね保持部38c,38cとで構成される。また各ばね保持部38cは,上記中央部2個のコイルばね40b,40cとの対向端部に支承するフランジ状の一対のばね座49,49と,これらばね座49,49の中心部に突設されて上記隣接するコイルばね40b,40cとの対向端部内に挿入される位置決め突起50,50とを備え,上記両コイルばね40b,40cの対向端部の振れを規制するようになっている。
図2,図7,図10及び図11に示すように,転がり支持手段39は,第1及び第2ばね群32,33において,両側部で隣接する各2個のコイルばね40a,40b;40c,40d間にそれぞれ介装される。転がり支持手段39は,上記隣接するコイルばね40a,40b;40c,40dの対向端部をそれぞれ支持する一対のばね座51a,51a及び両ばね座51a,51a間を一体に連結する隔壁51bよりなる支持体51と,その隔壁51bに支軸52を介して回転自在に支持されて前記筒状ハウジング31の内周面をその周方向に沿って転動し得る一対のローラ53,53とで構成される。その際,支軸52は,ローラ53,53の回転摩擦抵抗を極力小さくすべく,ローラ53,53よりも充分に小径に形成される。
各ばね座51aは,それに対向するコイルばね40a,40b;40c,40dの端面を支承するもので,その座面中心部には,コイルばね40a,40b;40c,40d内周面に嵌合する位置決め突起55が突設され,コイルばね40a,40b;40c,40dの端部の振れを規制するようになっている。また支軸52は,一端に一方のローラ53の外側面に当接する頭部52aを有し,その他端部には,他方のローラ53の外側面に当接する止輪54が係止される。
次に,この実施形態の作用について説明する。
エンジンのアイドリングないし極低速運転域では,ロックアップ制御弁28は,図1に示すように,第1油路26をオイルポンプ19の吐出側に接続する一方,第2油路27をオイル溜め30に接続するように,図示しない電子制御ユニットにより制御される。したがって,エンジンのクランク軸1の出力トルクが駆動板8,伝動カバー5,ポンプ羽根車2へと伝達して,それを回転駆動し,更にオイルポンプ19をも駆動するので,オイルポンプ19からの吐出される作動オイルがロックアップ制御弁28から第1油路26,横孔24及び通孔25,クラッチ室20の外側室20bを順次経て循環回路6に流入し,該回路6を満たした後,スラストニードルベアリング17,17′及び一方向クラッチ13を順次経て第2油路27に移り,ロックアップ制御弁28からオイル溜め30へと還流する。
而して,クラッチ室20では,上記のような作動オイルの流れにより外側室20bの方が内側室20aよりも高圧となり,その圧力差によりクラッチピストン21が伝動カバー5の内壁から引き離される方向へ押圧されるので,ロックアップクラッチLはオフ状態となっており,ポンプ羽根車2及びタービン羽根車3の相対回転を許容している。したがって,クランク軸1からポンプ羽根車2が回転駆動されると,循環回路6を満たしている作動オイルが矢印のように循環回路6を循環することにより,ポンプ羽根車2の回転トルクをタービン羽根車3に伝達し,出力軸11を駆動する。
このとき,ポンプ羽根車2及びタービン羽根車3間でトルクの増幅作用が生じていれば,それに伴う反力がステータ羽根車4に負担され,ステータ羽根車4は,一方向クラッチ13のロック作用により固定される。
トルク増幅作用を終えると,ステータ羽根車4は,これが受けるトルク方向の反転により,一方向クラッチ13を空転させながらポンプ羽根車2及びタービン羽根車3と共に同一方向へ回転するようになる。
トルクコンバータTがこのようなカップリング状態となったところで,電子制御ユニットによりロックアップ制御弁28を切換える。その結果,オイルポンプ19の吐出作動オイルは,先刻とは反対に,ロックアップ制御弁28から第2油路27を経て循環回路6に流入して,該回路6を満たした後,クラッチ室20の内側室20aに移って,該内側室20aをも満たす。一方,クラッチ室20の外側室20bは,第1油路26及びロックアップ制御弁28を介してオイル溜め30に開放されるので,クラッチ室20では,内側室20aの方が外側室20bよりも高圧となり,クラッチピストン21は,その圧力差により伝動カバー5側に押圧され,摩擦ライニング23を伝動カバー5の内側壁に圧接させ,ロックアップクラッチLはオン状態となる。したがって,クランク軸1からポンプ羽根車2に伝達した回転トルクは,伝動カバー5からクラッチピストン21,駆動ばね座部材30,第1及び第2ばね群32,33及び従動ばね座部材31を介してタービン羽根車3に機械的に伝達することになるから,ポンプ羽根車2及びタービン羽根車3は直結状態となり,クランク軸1の出力トルクを出力軸11に効率良く伝達することができ,燃費の低減を図ることができる。
このようなロックアップクラッチのオン状態において,エンジンの加速又は減速運転に伴ないポンプ羽根車2及びタービン羽根車3間でトルク変動が生ずると,図3(加速時)及び図4(減速時)に示すように,クラッチピストン21に連結した駆動ばね座部材36と,タービン羽根車3に連結した従動ばね座部材37とが相対的に回動し,それらの駆動ばね座36bと従動ばね座37cとの間で,最初にばね定数の低い第1及び第2ばね群32,33が圧縮される。
駆動ばね座部材36及び従動ばね座部材37の相対回転が所定角度以上に進むと,従動ばね座部材37の扇形の連結板37bの一端が,クラッチピストン21に連結したばねカバー35に支持されるばね定数の高い2次コイル34の一端に当接し,それを圧縮する。こうしてトルクショックを段階的に吸収することで,ポンプ羽根車2及びタービン羽根車3間に発生した大なるトルクショックでも効果的に吸収することができる。
ところで,各ばね群32,33では,直線状の4個のコイルばね40a〜40dが筒状ハウジング31の周方向に沿って配列されているが,中間部で隣接する2個のコイルばね40b,40c間には,筒状支持部43に回転自在に支持されるばね保持部材38のばね保持部38cが介装され,上記2個のコイルばね40b,40cの対向端部を支持してそれらの振れを規制するので,各ばね群32,33の圧縮変形時,上記2個コイルばね40b,40cの対向端部が筒状ハウジングの内周面に接触するのを防ぐことができる。
また各ばね群32,33において,両側部で隣接する各2個のコイルばね40a,40b;40c,40d間には,それぞれの対向端を支持しながら筒状ハウジング31の内周面を転動し得る転がり支持手段39が介装されるので,各ばね群32,33の圧縮変形時には,転がり支持手段39が,隣接するコイルばね40a,40b;40c,40dの対向端部を支持してそれらの筒状ハウジング31への接触を防ぎながら,筒状ハウジング31の内周面上をスムーズに転動することになる。
以上により,第1及び第2ばね群32,33の圧縮変形のみならず,変形復元をスムーズに行わせることができ,それらの伸縮にヒステリシスを殆ど発生させずに済み,トルクダンパDは良好なトルク緩衝特性を発揮することができる。しかも上記のように,各ばね群32,33を構成する複数のコイルばね40a〜40dは,何れも安価な直線状のものを使用することで,トルクダンパDのコストの低減に寄与し得る。
また転がり支持手段39は,隣接するコイルばね40a,40b;40c,40dの対向端部をそれぞれ支持する一対のばね座51a,51a及び両ばね座51a,51a間を一体に連結する隔壁51bよりなる支持体51と,その隔壁51bに支軸52を介して回転自在に支持されて筒状ハウジング31の内周面をその周方向に沿って転動し得る一対のローラ53,53とで構成されるので,簡単な構造によりコイルばね40a,40b;40c,40dの対向端部を支持しながら,ローラ53,53を筒状ハウジング31の内周面上を転動させることができ,転がり支持手段39を安価に得ることができる。特に,支持体51の一対のばね座51a,51a間を一体に連結する隔壁にローラ53,53を,それより小径の支軸52を介して回転自在に支持したことで,ローラ53,53は,支持体1と殆ど摩擦接触することなくスムーズに回転することができ,ローラ53,53の他物との摩擦によって生じる第1及び第2ばね群32,33の伸縮荷重のヒステリシスを極力抑えることができて,より良好なトルク緩衝特性を得ることができる。
また各ばね群32,33において,ばね保持部材38に代えて,中間部2個のコイルばね40b,40c間にも,転がり支持手段39を介装してもよいが,実施形態のように,中間部2個のコイルばね40b,40c間に,クラッチピストン21と同心の筒状支持部43に回転自在に支承されるばね保持部材38のばね保持部38cを介装して,その両コイルばね40b,40cの対向端部を保持することは,各ばね群32,33の中間部をばね保持部材38を介して筒状支持部43に保持することになり,各ばね群32,33の振動を抑制する上に有効である。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく,その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。例えば,各ばね群32,33のコイルばね数は3個以上とすることもでき,またばね群32,33は三群以上とすることもでき,筒状ハウジング31はタービン羽根車3側に形成することもできる。また支軸52にボールベアリングを装着して、そのアウタレースをローラ53とすることもできる。さらに本発明は,ステータ羽根車を持たない流体継手にも適用することができる。
D・・・・・・トルクダンパ
L・・・・・・ロックアップクラッチ
T・・・・・・流体伝動装置(トルクコンバータ)
3・・・・・・タービン羽根車
21・・・・・クラッチピストン
31・・・・・筒状ハウジング
36・・・・・駆動ばね座部材
36b・・・・駆動ばね座
37・・・・・従動ばね座部材
37c・・・・従動ばね座
38・・・・・ばね保持部材
38c・・・・ばね保持部
39・・・・・転がり支持手段
40a〜40d・・・コイルばね
43・・・・・筒状支持部
51・・・・・支持体
51a・・・・ばね座
52・・・・・支軸

Claims (3)

  1. ロックアップクラッチ(L)のクラッチピストン(21)と,それに対向するタービン羽根車(3)の背面との間に,それらの一方に連設される筒状ハウジング(31)を配設し,この筒状ハウジング(31)内に,その周方向に配列される直線状の複数のコイルばね(40a〜40d)よりなるばね群(32,33)を複数群配設し,隣接するばね群(32,33)の対向端部間に,クラッチピストン(21)及びタービン羽根車(3)にそれぞれ連結されて互いに相対回転可能の駆動ばね座部材(36)及び従動ばね座部材(37)の駆動ばね座(36b)及び従動ばね座(37c)を相互に隣接させて介装し,ロックアップクラッチ(L)のオン状態でのクラッチピストン(21)及びタービン羽根車(3)間のトルク変動時,前記駆動ばね座部材(36)及び従動ばね座部材(37)の相対回動による各ばね群(32,33)の圧縮変形によりトルク変動ショックを吸収するようにした,流体伝動装置のトルクダンパにおいて,
    前記各ばね群(32,33)中,相隣るコイルばね(40a,40b;40c,40d)間に,これらコイルばね(40a,40b;40c,40d)の端部を支持しつゝ前記筒状ハウジング(31)の内周面を転動し得る転がり支持手段(39)を介装したことを特徴とする,流体伝動装置のトルクダンパ。
  2. 請求項1記載の流体伝動装置のトルクダンパにおいて,
    前記転がり支持手段(39)を,相隣るコイルばね(40a,40b;40c,40d)の対向端部をそれぞれ支持する一対のばね座(51a,51a)及びその両ばね座(51a,51a)間を一体に連結する隔壁(51b)よりなる支持体(51)と,その隔壁(51b)に支軸(52)を介して回転自在に支持されて前記筒状ハウジング(31)の内周面をその周方向に沿って転動し得るローラ(53)とで構成したことを特徴とする,流体伝動装置のトルクダンパ。
  3. 請求項1又は2記載の流体伝動装置のトルクダンパにおいて,
    クラッチピストン(21)又はタービン羽根車(3)に形成される,それと同心状の筒状支持部(43)にばね保持部材(38)を回転自在に支承する一方,前記各ばね群(32,33)を3個以上のコイルばね(40a〜40d)で構成し,その3個以上のコイルばね(40a〜40d)のうち,相隣る一部のコイルばね(40b,40c)の対向端部間に,前記ばね保持部材(38)に形成したばね保持部(38c)を介装して,それらコイルばね(40b,40c)の対向端部を保持したことを特徴とする,流体伝動装置のトルクダンパ。
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