JP2012030283A - スポット溶接機 - Google Patents
スポット溶接機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2012030283A JP2012030283A JP2011094617A JP2011094617A JP2012030283A JP 2012030283 A JP2012030283 A JP 2012030283A JP 2011094617 A JP2011094617 A JP 2011094617A JP 2011094617 A JP2011094617 A JP 2011094617A JP 2012030283 A JP2012030283 A JP 2012030283A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- link
- housing
- upper electrode
- piston rod
- foot pedal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Resistance Welding (AREA)
Abstract
【解決手段】足踏みペダル(10)によりリンク機構(5)のリンクなどで上電極(3)を下降させ、下電極(4)とで被溶接物(W)を挟みこみ、コイルバネ(17)のばね力で押圧し、このとき足踏みのリンク機構(5)による被溶接物(W)への押圧はエアシリンダ(6)のピストンロッド(21)を降下させるのみのごく弱いコイルバネ(17)のばね力にとどめる構造とする。更に足踏みペダル(10)を一定量踏み込むと、メカスイッチ(15)が作動し、エアシリンダ(6)による加圧力が付与されて、同時に溶接電流が流れ、スポット溶接を開始する。
【選択図】図1
Description
上記の二つの欠点を解消し、簡便に溶接できる溶接機が望まれる。
特許文献1には、上電極の円弧運動を直線運動に変えることができる構造が記載されている。しかし、加圧力については相変わらず作業者の感性に依存するものであり、バラツキなく適正な加圧力を供給できず、上記の課題の一方は解決されているものではない。
特許文献2には、上電極の円弧運動を直線運動に変えることと、加圧力をバラツキなく供給する課題はある程度解消されている構成が記載されている。しかし、充分とはいえず、更に構造が複雑であり、廉価な設備とはいえず、また、簡便性に欠けているという課題がある。
<構成1>
立設された躯体と、
前記躯体の上ハウジングに、ピストンロッドが下向きになるようにエアシリンダを配設し、前記エアシリンダの前記ピストンロッドと連結した結合部材の先端部に上電極ホルダを配設し、
前記上電極ホルダには上電極を装着し、
前記躯体の下ハウジングに配設された下電極ホルダには前記上電極と対向して下電極を装着し、
前記躯体に軸着され、前記ピストンロッドを上下動させる上リンクと、
前記躯体に軸着され、先端に足踏みペダルを装着した下リンクと、
前記上リンクと下リンクに連結されてリンク機構を構成する中継リンクと、
前記下リンクの、前記足踏みペダル側の端部を常時持上げているばね部材と、
前記中継リンクとの連結側の前記下リンクの端部が一定以上上昇したとき作動するメカスイッチとを備え、
前記上リンクと前記中継リンクとの連結部を、前記上リンクに設けられた貫通孔に前記上リンクの端部がコイルバネを介して挿通されて前記中継リンクが前記上リンクを前記コイルバネのばね力に抗して押圧するように構成し、
前記上リンクが前記ピストンロッドを下降させて前記上電極を被溶接物を挟んで前記下電極に当接させ、
更に、前記メカスイッチの動作により前記エアシリンダを作動させて、
前記上電極で前記被溶接物を前記下電極に対して溶接可能な状態となるように強く押圧するように構成した、
ことを特徴とするスポット溶接機。
前記ピストンロッドに連結した前記結合部材は直動ガイドスライド部と結合して、真直ぐに上下動できることを特徴とする構成1記載のスポット溶接機。
前記ピストンロッドに連結した前記結合部材は、前記ピストンロッドと同心をなす円筒の軸形状で、前記躯体の前記上ハウジングに配設された対の軸受により真直ぐに上下動できるようにガイドされていることを特徴とする構成1記載のスポット溶接機。
前記エアシリンダを動作させる電気回路に、前記メカスイッチと、前記上電極および前記下電極が前記被溶接物を介して接触したときオンする安全スイッチとを備えた安全回路を接続したことを特徴とする構成1、2、3記載のスポット溶接機。
前記安全スイッチは、前記上電極および前記下電極が前記被溶接物を介して接触したとき流れる微小電流により作動するリレーコイルと、前記リレーコイルの作動により開閉するリレー接点とからなるものであることを特徴とする構成4記載のスポット溶接機。
本発明の足踏みペダル式スポット溶接機(1)は、立設された躯体(2)と、躯体(2)の上ハウジング(22)に、ピストンロッド(21)が下向きになるように配設されたエアシリンダ(6)と、エアシリンダ(6)のピストンロッド(21)と連結した結合部材(35)の先端部に配設された上電極ホルダ(7)と、上電極ホルダ(7)に装着された上電極(3)と、躯体(2)の下ハウジング(29)に配設された下電極ホルダ(9)と、下電極ホルダ(9)に、上電極(3)と対向して装着された下電極(4)と、躯体(2)に支点軸(16)により軸着され、かつピストンロッド(21)を上下動させる上リンク(19)と、躯体(2)に支点軸(23)により軸着され、かつ先端に足踏みペダル(10)を配設した下リンク(20)と、上リンク(19)と下リンク(20)に連結されてリンク機構(5)を構成する中継リンク(18)と、下リンク(20)の足踏みペダル側の端部を常時持上げているばね部材(24)と、中継リンクとの連結側の下リンク(20)の端部が一定以上上昇したとき作動するメカスイッチ(15)とを備えている。
図1、2、4では直動ガイドレール部(34A)は四角形状のレールとしているがこのレールの代替としてスプラインの丸軸の方式もあるが、この方法だと丸軸の両端をハウジングなどで支持する必要があり、簡素な部品構成とはならない。
具体的には、足踏みの下リンク(20)近傍に配設したメカスイッチ(15)と、上下電極(3,4)が被溶接物(W)を狭持し、導通することで微小電流が流れて、安全スイッチ(25)が入り、この二つのスイッチが同時に入ったときに制御装置(30)からの指令で電磁弁が動作してエアシリンダ(6)が作動する。図6(b)では安全スイッチ(25)としてリレーコイル(25A)とリレー接点(25B)を包含するリレーを用いた実施例である。
図5の実施例2では直動ガイドを用いていない。ここではピストンロッド(21)に連結した結合部材(35)は、ピストンロッド(21)と同心をなす円筒の軸形状で、下端に上電極ホルダ(7)を取り付け、かつ、上リンク(19)と直接連結しているため、軸を太く長く構成している。また、ピストンロッド(21)と長い軸の結合部材(35)を垂直かつ円滑に降下させるため、上ハウジング(22)の上下に配設した二個の軸受(8)により支承し、昇降のガイドとしている。
2 躯体
3 上電極
4 下電極
5 リンク機構
6 エアシリンダ
7 上電極ホルダ
8 軸受
9 下電極ホルダ
10 足踏みペダル
11 溶接チップ
12 溶接トランス
13 導電板(オンス銅板)
14 導電板
15 メカスイッチ
16 支点軸
17 コイルバネ
18 中継リンク
19 上リンク
20 下リンク
21 ピストンロッド
22 上ハウジング
23 支点軸
24 ばね部材
25 安全スイッチ
25A リレーコイル
25B リレー接点
26 軸部材
27 支持体
28 支持体
29 下ハウジング
30 制御装置
31 ストッパ
32 貫通孔
33 安全回路
34A 直動ガイドレール部
34B 直動ガイドスライド部
35 結合部材
40 従来の足踏みペダル式スポット溶接機
43 従来の足踏みペダル式スポット溶接機の上電極
44 従来の足踏みペダル式スポット溶接機の下電極
W 被溶接材
Claims (5)
- 立設された躯体と、
前記躯体の上ハウジングに、ピストンロッドが下向きになるようにエアシリンダを配設し、前記エアシリンダの前記ピストンロッドと連結した結合部材の先端部に上電極ホルダを配設し、
前記上電極ホルダには上電極を装着し、
前記躯体の下ハウジングに配設された下電極ホルダには前記上電極と対向して下電極を装着し、
前記躯体に軸着され、前記ピストンロッドを上下動させる上リンクと、
前記躯体に軸着され、先端に足踏みペダルを装着した下リンクと、
前記上リンクと下リンクに連結されてリンク機構を構成する中継リンクと、
前記下リンクの、前記足踏みペダル側の端部を常時持上げているばね部材と、
前記中継リンクとの連結側の前記下リンクの端部が一定以上上昇したとき作動するメカスイッチとを備え、
前記上リンクと前記中継リンクとの連結部を、前記上リンクに設けられた貫通孔に前記上リンクの端部がコイルバネを介して挿通されて前記中継リンクが前記上リンクを前記コイルバネのばね力に抗して押圧するように構成し、
前記上リンクが前記ピストンロッドを下降させて前記上電極を被溶接物を挟んで前記下電極に当接させ、
更に、前記メカスイッチの動作により前記エアシリンダを作動させて、
前記上電極で前記被溶接物を前記下電極に対して溶接可能な状態となるように強く押圧するように構成した、
ことを特徴とするスポット溶接機。 - 前記ピストンロッドに連結した前記結合部材は直動ガイドスライド部と結合して、真直ぐに上下動できることを特徴とする請求項1記載のスポット溶接機。
- 前記ピストンロッドに連結した前記結合部材は、前記ピストンロッドと同心をなす円筒の軸形状で、前記躯体の前記ハウジングに配設された対の軸受により真直ぐに上下動できるようにガイドされていることを特徴とする請求項1記載のスポット溶接機。
- 前記エアシリンダを動作させる電気回路に、前記メカスイッチと、前記上電極および前記下電極が前記被溶接物を介して接触したときオンする安全スイッチとを備えた安全回路を接続したことを特徴とする請求項1、2,3記載のスポット溶接機。
- 前記安全スイッチは、前記上電極および前記下電極が前記被溶接物を介して接触したとき流れる微小電流により作動するリレーコイルと、前記リレーコイルの作動により開閉するリレー接点とからなるものであることを特徴とする請求項4記載のスポット溶接機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011094617A JP2012030283A (ja) | 2010-06-30 | 2011-04-21 | スポット溶接機 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010148896 | 2010-06-30 | ||
JP2010148896 | 2010-06-30 | ||
JP2011094617A JP2012030283A (ja) | 2010-06-30 | 2011-04-21 | スポット溶接機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012030283A true JP2012030283A (ja) | 2012-02-16 |
Family
ID=45844345
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011094617A Pending JP2012030283A (ja) | 2010-06-30 | 2011-04-21 | スポット溶接機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2012030283A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105252129A (zh) * | 2015-10-20 | 2016-01-20 | 安徽鼎聚焊接科技有限公司 | 一种脚踏式点焊机 |
WO2016166019A1 (de) * | 2015-04-16 | 2016-10-20 | Schunk Sonosystems Gmbh | Ultraschall-schweisszange |
CN106513967A (zh) * | 2016-12-15 | 2017-03-22 | 江门市蓬江区奇仕美羚塑化有限公司 | 一种点焊装置 |
CN110026668A (zh) * | 2018-01-11 | 2019-07-19 | 江苏富陶车辆部件有限公司 | 一种汽车支座总成多点焊用组合机构 |
CN115091012A (zh) * | 2022-07-15 | 2022-09-23 | 道本金属科技(武汉)有限公司 | 一种能源工程用焊接装备及方法 |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4839314U (ja) * | 1971-09-14 | 1973-05-16 | ||
JPS53124320U (ja) * | 1977-03-10 | 1978-10-03 | ||
JPS5453648A (en) * | 1977-09-15 | 1979-04-27 | Aro Machinery | Welder |
JPS5844978A (ja) * | 1981-09-10 | 1983-03-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 足踏式スポツト溶接機 |
JPS5857382U (ja) * | 1981-10-13 | 1983-04-18 | 松下電器産業株式会社 | 抵抗溶接機 |
JPH1080778A (ja) * | 1996-07-17 | 1998-03-31 | Amada Metrecs Co Ltd | スポット溶接機 |
JP2002205174A (ja) * | 2001-01-10 | 2002-07-23 | Toyota Motor Corp | 抵抗溶接機および抵抗溶接機の加圧制御方法 |
-
2011
- 2011-04-21 JP JP2011094617A patent/JP2012030283A/ja active Pending
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4839314U (ja) * | 1971-09-14 | 1973-05-16 | ||
JPS53124320U (ja) * | 1977-03-10 | 1978-10-03 | ||
JPS5453648A (en) * | 1977-09-15 | 1979-04-27 | Aro Machinery | Welder |
JPS5844978A (ja) * | 1981-09-10 | 1983-03-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 足踏式スポツト溶接機 |
JPS5857382U (ja) * | 1981-10-13 | 1983-04-18 | 松下電器産業株式会社 | 抵抗溶接機 |
JPH1080778A (ja) * | 1996-07-17 | 1998-03-31 | Amada Metrecs Co Ltd | スポット溶接機 |
JP2002205174A (ja) * | 2001-01-10 | 2002-07-23 | Toyota Motor Corp | 抵抗溶接機および抵抗溶接機の加圧制御方法 |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016166019A1 (de) * | 2015-04-16 | 2016-10-20 | Schunk Sonosystems Gmbh | Ultraschall-schweisszange |
US10610959B2 (en) | 2015-04-16 | 2020-04-07 | Schunk Sonosystems Gmbh | Ultrasonic welding tongs |
CN105252129A (zh) * | 2015-10-20 | 2016-01-20 | 安徽鼎聚焊接科技有限公司 | 一种脚踏式点焊机 |
CN106513967A (zh) * | 2016-12-15 | 2017-03-22 | 江门市蓬江区奇仕美羚塑化有限公司 | 一种点焊装置 |
CN110026668A (zh) * | 2018-01-11 | 2019-07-19 | 江苏富陶车辆部件有限公司 | 一种汽车支座总成多点焊用组合机构 |
CN115091012A (zh) * | 2022-07-15 | 2022-09-23 | 道本金属科技(武汉)有限公司 | 一种能源工程用焊接装备及方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2012030283A (ja) | スポット溶接機 | |
KR101149733B1 (ko) | 스폿용접용 클램핑 지그 | |
JP2013071128A (ja) | スポット溶接装置 | |
JP3165077B2 (ja) | スポット溶接機 | |
JP3034862B1 (ja) | シ―ム溶接機 | |
JP5818316B2 (ja) | スポット溶接装置 | |
JP2007015150A (ja) | テーキン打刻装置 | |
JP3730130B2 (ja) | 抵抗溶接装置 | |
JP2009172655A (ja) | 電気抵抗溶接機 | |
JP5969747B2 (ja) | スポット溶接装置 | |
JP2012250253A (ja) | スポット溶接機およびスポット溶接方法 | |
JP4668725B2 (ja) | 高周波ウェルダなどのプレス加工機における安全装置 | |
JP2007175747A (ja) | スポット溶接装置 | |
JP4209570B2 (ja) | 定置式溶接装置 | |
JP2003205372A (ja) | 接合装置 | |
JP4541963B2 (ja) | 精密抵抗溶接装置 | |
JPH07115204B2 (ja) | 抵抗溶接機 | |
JP6009750B2 (ja) | スポット溶接装置 | |
JP2005131683A (ja) | 加圧力可変溶接ヘッド | |
JP2014184458A (ja) | 多打点スポット溶接装置及び溶接方法 | |
JP3877306B2 (ja) | 抵抗溶接機の安全加圧装置 | |
CN217912538U (zh) | 整形夹具装置 | |
KR100482559B1 (ko) | 이퀄라이저리스 용접장치의 제어방법 | |
JP2013094839A (ja) | チップ取り外し工具およびチップ取り外し方法 | |
JP2009039741A (ja) | 溶接用治具セット |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20111213 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120117 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120515 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120605 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20120911 |